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JP3395145B2 - リフティングマグネット装置 - Google Patents

リフティングマグネット装置

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JP3395145B2
JP3395145B2 JP2000075875A JP2000075875A JP3395145B2 JP 3395145 B2 JP3395145 B2 JP 3395145B2 JP 2000075875 A JP2000075875 A JP 2000075875A JP 2000075875 A JP2000075875 A JP 2000075875A JP 3395145 B2 JP3395145 B2 JP 3395145B2
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power source
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富男 片山
数重 石橋
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Maruma Technica Co Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Maruma Technica Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリフティングマグネ
ット装置に関し、特に、作業機械に搭載されるリフティ
ングマグネット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、荷役機械等の作業機械におい
て、リフティングマグネット装置を備えたものが知られ
ている。
【0003】ここで、図1を参照して、従来のリフティ
ングマグネット装置の一例について説明する。
【0004】図示のリフティングマグネット装置は、作
業機械に架装されており、例えば、グラップル装置に内
蔵されている。グラップル装置は開閉自在の複数の爪部
を備えており、これら爪部でスクラップ等の荷貨物を掴
み荷役作業を行う。そして、このグラップルは、例え
ば、油圧ショベル等の建設機械(作業機械)に搭載され
ている。
【0005】このリフティングマグネット装置は、一般
に、内装式と呼ばれる装置であり、リフティングマグネ
ット本体1、制御装置2、計器箱3、及び操作器4を備
えている。リフティングマグネット本体1は、例えば、
グラップル装置の爪部に内蔵されており、グラップル装
置は、油圧機構及び旋回スリップリング機構によって、
360度回転可能で自由な位置において作業を行うこと
ができる。
【0006】このリフティングマグネット装置では、計
器箱3によって制御装置2の出力状態がモニターされ、
操作器4によってスクラップ等の荷貨物の吸着及び釈放
操作が行われる。図示のように、リフティングマグネッ
ト本体1には制御装置2を介して動力源である交流発電
機5から電力が供給され、この交流発電機5の駆動に
は、作業機械のエンジンからのベルト駆動又は油圧モー
タによる駆動が用いられる。
【0007】さらに、図2に従来のリフティングマグネ
ット装置の他の例を示す。このリフティングマグネット
装置は、外装式と呼ばれる装置であり、図1に示すリフ
ティングマグネット装置と同一の構成要素については同
一の参照番号が付されている。図示のように、リフティ
ングマグネット本体1には制御装置2を介して動力源で
あるエンジン発電機6から電力が供給される(なお、エ
ンジン発電機とは、エンジンと交流発電機とを直結した
装置である)。
【0008】ここで、図3を参照して、制御装置2は直
流マグネットであるリフティングマグネット本体1に直
流電圧を供給する直流変換機能と吸引及び釈放等の制御
を行う制御機能を備えており、例えば、制御装置2とし
てサイリスタ位相制御の電源装置(サイリスタ整流器ユ
ニット)8が用いられる。なお、図3において、交流電
源7は、図1に示す交流発電機5又は図2に示すエンジ
ン発電機6を示す。
【0009】交流電源7から三相交流電圧がサイリスタ
整流器ユニット8の交流側に入力される。図示の例で
は、サイリスタ整流器ユニット8は6個のサイリスタ素
子8aを備えた純ブリッジ直流変換器を構成しており、
図示しないサイリスタ制御ユニットからの制御信号に応
じて所定の制御角で位相制御を行い、リフティングマグ
ネット本体1に制御電圧を出力する。
【0010】ここで、図4(a)及び(b)も参照し
て、図4(a)及び(b)は、リフティングマグネット
本体1に磁力を発生させて、スクラップを吸着する吸引
状態における制御を示す図であり、図4(a)に示すよ
うに、制御角90度以下で電力を交流側から直流側へ供
給する出力制御領域で吸引力が可変となるように、制御
角を可変制御して制御電圧(図4(b)に示す)を出力
している。
【0011】図4(c)及び(d)を参照して、図4
(c)及び(d)は、リフティングマグネット本体1の
磁力を減衰させてスクラップを落下させるため、吸引電
流を減衰させてゼロにする際の制御を示す図であり、図
4(c)に示すように、制御角90度以上で電力を直流
側から交流側へ変換する回生制御領域であり、この回生
制御によって、リフティングマグネット本体1に蓄えら
れたエネルギーを交流側に変換して吸引時のリフティン
グマグネット電流を素早く減衰させ、ゼロにしている
(図4(d)に制御電圧を示す)。
【0012】ところで、制御電圧の波形を決定する制御
角(α)は、交流電圧波形(周波数)を基準にして算出
されている関係上、交流電圧波形が大きく変動すると、
予め定められた制御電圧波形が得られず、特に、回生制
御領域では、制御限界を越えて位相制御がうまいいかな
いことがある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、図1に
示すリフティングマグネット装置では、リフティングマ
グネット装置専用の交流発電機が必要となって、エンジ
ンからのベルト駆動又は油圧駆動等を行うため、付帯機
器及びその設置が必要となる。加えて、ベルト駆動の場
合には、作業機械のエンジンとの位置関係で発電機の設
置場所が限定されてしまう。
【0014】一方、図2に示すリフティングマグネット
装置では、リフティングマグネット装置専用のエンジン
発電機が必要となって、大型重量物であるエンジン発電
機を架装するため、小型の作業機械では、設置が困難と
なってしまう。加えて、設置のための工事が大掛かりと
なってしまう。さらに、エンジン発電機の設置場所によ
っては、作業機械の旋回領域が大きくなってしまい、ま
た、視界が妨げられて作業性が低下してしまう。
【0015】加えて、図1及び図2に示すリフティング
マグネット装置ともに、動力源機器自体及び架装工事が
大掛かりとなって、結果的に装置が高価となってしま
う。
【0016】また、従来のリフティングマグネット装置
では、交流発電機の回転数(交流出力電圧の周波数)変
動が存在し、リフティングマグネット本体の制御不良が
発生することが多い。つまり、図1に示すリフティング
マグネット装置では、作業機械のエンジン回転セットを
間違えると、交流発電機が規定回転数とならない(一般
に、エンジン回転セットは、オペレータが手動で行って
いる)。作業機械において、微細作業(操作)を行う
際、エンジン回転数を下げると、交流発電機が規定回転
数とならない。ベルト駆動におけるベルトの伸び又は劣
化によって滑りが発生した場合及び油圧駆動において油
漏れ等が発生した場合等には、発電機駆動部の異常によ
って交流発電機の回転数が変化してしまう。さらに、作
業機械の全負荷が変動すると、エンジン回転数が変化し
て、この結果、交流発電機の回転数が変化してしまう。
【0017】さらに、図1及び図2に示すリフティング
マグネット装置ともに、発電機からみたリフティングマ
グネット本体の負荷の変動によって発電機のみの回転数
が変動してしまう。負荷変動は、無負荷〜吸引負荷〜回
生時のエネルギーの逆流であり、交流発電機の回転数変
動によって、予め定められた制御電圧が得られないかま
たは位相制御限界を越えて制御不能となって、オペレー
タが意図しない時に保護動作が作動してリフティングマ
グネット本体の磁力が消滅する危険性がある。
【0018】本発明の目的は、専用の動力源を必要とし
ないリフティングマグネット装置を提供することにあ
る。
【0019】本発明の他の目的は、制御不良が発生する
ことの極めて少ないリフティングマグネット装置を提供
することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、直流電
源として用いられる電気動力源を有する作業機械に架装
され、リフティングマグネット本体と、該リフティング
マグネット本体に与える制御電圧を制御する制御装置と
を有し、前記リフティングマグネット本体で荷貨物を吸
着して運搬するようにしたするリフティングマグネット
装置において、前記制御装置は、充電器と、前記直流電
源に応じて前記充電器を充電する充電手段と、吸引操作
の際前記リフティングマグネット本体に前記電気動力源
及び前記充電器から吸引電流を供給し釈放操作の際前記
リフティングマグネット本体に蓄積されたエネルギーを
前記充電器に回生して前記吸引電流を減衰させて該吸引
電流が減衰すると前記吸引電流と逆方向の釈放電流を流
して前記リフティングマグネット本体を逆励磁する制御
手段とを有することを特徴とするリフティングマグネッ
ト装置が得られる。そして、前記制御手段は、前記釈放
電流が予め定められた規定値に達すると前記リフティン
グマグネット本体に蓄積されたエネルギーを前記充電器
に回生する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0022】図5を参照して、図1及び図2と同一の構
成要素について同一の参照番号を付す。図示のリフティ
ングマグネット装置は、計器箱3及び操作器4を備えて
おり、さらに、制御装置10及びリフティングマグネッ
ト本体11を備えている。そして、制御装置10には作
業機械の電気動力源9が接続されている。電気動力源9
は、例えば、作業機械に標準的に装備されている電気動
力源のオルタネーター及びオルタネーターに並列接続さ
れた作業機械のバッテリー(以下の説明ではオルタネー
ターで代表する)であり、図示の例では、オルタネータ
ーは、定格電圧DC24Vで、定格容量DC50Aのも
のが使用されている(なお、リフティングマグネットの
負荷容量に応じて適宜変更できる)。また、制御装置1
0は、電気動力源9の出力を入力電源として、リフティ
ングマグネット本体11に所定の制御電圧を供給する。
なお、図示の例では、リフティングマグネット本体11
の定格電圧はオルタネーター定格電圧と同一である。
【0023】ここで、図6を参照して、ここでは、電気
動力源9の出力が直流電源12で示されている。この直
流電源12は配線遮断器13を介して制御装置10に接
続されている。制御装置10は、サイリスタ素子14、
抵抗器15aと逆流阻止ダイオード15bが直列に接続
された直列回路(充電電流抑制回路)15、コンデンサ
16、及びHブリッジ回路17を備えている。そして、
サイリスタ素子14及び直列回路15は、配線遮断器1
3が投入された直後にコンデンサ16への突入電流を所
定の条件まで抑制する。この抑制制御は、コンデンサ1
6の電圧を図示しない制御回路で監視して行う。コンデ
ンサ16は、リフティングマグネット本体11が蓄積し
たエネルギーを、後述するようにして、Hブリッジ回路
17を介して回生する機能を備える平滑コンデンサであ
る。また、図示のように、Hブリッジ回路17は、半導
体スイッチング素子Q1乃至Q4及び逆並列ダイオード
D1乃至D4を備えている。
【0024】ここで、図7も参照して、リフティングマ
グネット装置によるスクラップ荷役作業における制御装
置の動作について説明する。
【0025】まず、作業機械が駆動されて、作業機械の
エンジン回転数に同期して電気動力源(オルタネータ
ー)9の回転が上昇し、直流電源12が機能を開始す
る。
【0026】その後、配線遮断器13が投入されて、直
流電源12を制御装置10に入力する期間においては、
コンデンサー充電電流抑制回路を介して平滑コンデンサ
16が充電される。この際、初期においては、サイリス
タ素子14は阻止状態であるため、直列回路15を介し
て充電電流を許容値以内に抑えて、コンデンサ16を充
電する。これによって、コンデンサ16の電圧は上昇
し、所定の電圧になると、図示しない制御回路によって
サイリスタ素子14が導通状態とされ、直流電源12の
全電圧がコンデンサ16に印加される。直流電源12の
ピーク値までコンデンサ16は充電されることになる。
これのようにして、過大な突入電流を抑制して制御装置
10の電源装置の起動を完了する。なお、この期間の状
態は、図7のP1−N1間平滑コンデンサ電圧の期間A
で示される。
【0027】次に、操作器4を操作して、吸引操作を行
う。つまり、吸引操作を行うと、図示しない制御回路指
令によってHブリッジ回路17の半導体スイッチング素
子Q1及びQ4が導通状態とされる。これによって、図
6において、P1−Q1−P2−「リフティングマグネ
ット本体11」−N2−Q4−N1のルートで、電流I
0 が流れる。つまり、Hブリッジ回路17の出力側(P
2−N2)に制御電圧が出力される。この制御電圧は、
直流電源12及び平滑コンデンサ16から供給される。
なお、この期間の状態は、期間Bで示される。
【0028】次に、操作器4を操作して、釈放操作を行
う。釈放操作を行うと、図示しない制御回路指令によっ
てHブリッジ回路17の半導体スイッチング素子Q1及
びQ4がオフ状態とされる。これによって、リフティン
グマグネット本体11に蓄積されたエネルギーは、「リ
フティングマグネット本体11」−N2−D3−P1−
「平滑コンデンサ16」−N1−D2−P2のルートで
Hブリッジ回路17の逆並列ダイオードを介して平滑コ
ンデンサ16に回生充電される。この動作によって、リ
フティングマグネット本体11に流れていた吸引電流I
0 は、素早く減衰してゼロとなる。なお、この期間の状
態は期間Cで示される。
【0029】この際、平滑コンデンサ16は充電される
ことによって、電圧が上昇して、その電圧が逆極性でP
2−N2間に出力される。この状態は、P2−N2間出
力電圧及びP1−N1間平滑コンデンサ電圧の期間Cで
示される。
【0030】次に、吸引されたスクラップを完全に釈放
するため、リフティングマグネット本体11を逆励磁す
るための釈放電流を流す。つまり、吸引電流が完全に消
滅すると同時に、Hブリッジ回路17の半導体スイッチ
ング素子Q2及びQ3を導通状態とする。これによっ
て、図6において、P1−Q3−N2−「リフティング
マグネット本体11」−P2−Q2−N1のルートで、
期間Cで充電された平滑コンデンサ16が放電する。そ
して、直流電源12から吸引電流I0 と逆方向の釈放電
流が流れる。なお、この状態は、期間Dで示される。
【0031】次に、釈放電流を減衰させる。つまり、釈
放電流が予め定められた規定値に達すると、図示しない
制御回路の指令によって、Hブリッジ回路17の半導体
スイッチング素子Q2及びQ3がオフ状態とされる。こ
れによって、リフティングマグネット本体11のコイル
に蓄積されたエネルギーは、「リフティングマグネット
本体11」−P2−D1−P1−「平滑コンデンサ1
6」−N1−D4−N2のルートで、Hブリッジ回路1
7の逆並列ダイオードを介して平滑コンデンサ16に回
生される。この動作によって、リフティングマグネット
本体11に流れていた釈放電流は素早く減衰してゼロと
なる。
【0032】操作器4から新たな操作指令を与えない限
り、Hブリッジ回路17の半導体スイッチング素子Q1
乃至Q4は全てオフ状態となり、制御装置10からの出
力制御電圧はゼロとなる。これによって、一連のリフテ
ィングマグネット運転作業に応じた制御装置の動作は終
了する。
【0033】上述の例のように、リフティングマグネッ
ト装置の運転に必要な制御は、その動力源電圧の周波数
に依存せずに行うことができる。なお、上述の例では、
半導体スイッチング素子を用いて制御電圧を制御する例
を示したが、半導体スイッチング素子に限定されず、他
の素子等を用いることもできる。
【0034】さらに、上述の例では、リフティングマグ
ネット本体が電磁石式である場合について説明したが、
リフティングマグネット本体が永久磁石式である場合に
も同様にして制御を行うことができる。図7を参照して
簡単に説明すると、例えば、図示しない制御回路からの
指令で、図7の期間Bの制御を行う。その後自動的に
(例えば、2乃至3秒の後)、図7の期間Cの制御を行
って(吸引電流を減衰させて電流をゼロとする)、制御
装置の出力をオフ状態とする。これによって、永久磁石
鋼が着磁されて、マグネットは永久磁石状態となってス
クラップを吸着したまま荷役を行う(この期間は、図7
の期間Cと期間Dの間であり、制御出力オフの期間であ
る)。
【0035】次に、釈放の際には、図示しない制御回路
からの指令で釈放制御を行い、図7の期間Dと期間Eの
間制御を行う。
【0036】このように、吸引初期の制御において、着
磁のためのタイマー回路を追加するだけで、永久磁石式
マグネットにも適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、リフ
ティングマグネット本体の定格電圧を作業機械の電気動
力源の定格電圧と同一として、制御装置をこの電気動力
源のみで動作するようにしたから、つまり、作業機械の
電気動力源のみを動力源として用いるようにしたから、
リフティングマグネット装置専用の動力源が不要である
という効果がある。従って、小型で作業機械の作業性を
向上させることができるばかりでなく、架装が容易で安
価な装置を提供できる。
【0038】さらに、本発明では、動力源電圧の周波数
に無関係な制御を行うようにしたから、動力源の出力が
作業機械のエンジン回転数によって変動しても、リフテ
ィングマグネット制御には影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のリフティングマグネット装置の一例を示
すブロック図である。
【図2】従来のリフティングマグネット装置の他の例を
示すブロック図である。
【図3】図1及び図2に示す制御装置の一例を示す図で
ある。
【図4】従来のリフティングマグネット装置における位
相制御及び制御出力電圧を説明するための図である。
【図5】本発明によるリフティングマグネット装置の一
例を示すブロック図である。
【図6】図5に示す制御装置の一例を示す図である。
【図7】図6に示す制御装置の動作を説明するための波
形図である。
【符号の説明】
1,11 リフティングマグネット本体 2,10 制御装置 3 計器箱 4 操作器 5 交流発電機 6 エンジン発電機 7 交流電源 8 サイリスタ整流器ユニット 9 電気動力源(オルタネーター) 12 直流電源 13 配線遮断器 14 サイリスタ素子 15 直列回路(充電電流抑制回路) 16 平滑コンデンサ 17 Hブリッジ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−71085(JP,A) 特開 平5−343222(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 1/06,1/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源として用いられる電気動力源を
    有する作業機械に架装され、リフティングマグネット本
    体と、該リフティングマグネット本体に与える制御電圧
    を制御する制御装置とを有し、前記リフティングマグネ
    ット本体で荷貨物を吸着して運搬するリフティングマグ
    ネット装置において、 前記制御装置は、充電器と、前記直流電源に応じて前記
    充電器を充電する充電手段と、吸引操作の際前記リフテ
    ィングマグネット本体に前記充電器からも吸引電流を供
    給し釈放操作の際前記リフティングマグネット本体に蓄
    積されたエネルギーを前記充電器に回生して前記吸引電
    流を減衰させて該吸引電流が減衰すると前記吸引電流と
    逆方向の釈放電流を流して前記リフティングマグネット
    本体を逆励磁する制御手段とを有し、 前記作業機械の前記電気動力源は、所定の定格電圧を有
    している一方、前記リフティングマグネット本体の定格
    電圧は、前記所定の定格電圧に等しい ことを特徴とする
    リフティングマグネット装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたリフティングマグ
    ネット装置において、前記制御手段は、前記釈放電流が
    予め定められた規定値に達すると前記リフティングマグ
    ネット本体に蓄積されたエネルギーを前記充電器に回生
    するようにしたことを特徴とするリフティングマグネッ
    ト装置。
  3. 【請求項3】 請求項に記載されたリフティングマグ
    ネット装置において、前記電気動力源はオルタネーター
    及び該オルタネーターに並列接続されたバッテリーであ
    ることを特徴とするリフティングマグネット装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載されたリフティングマグ
    ネット装置において、前記充電器は平滑コンデンサであ
    ることを特徴とするリフティングマグネット装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載されたリフティングマグ
    ネット装置において、前記充電手段は、前記直流電源が
    投入された際充電電流を予め定められた許容値に抑えて
    前記平滑コンデンサに与える第1の回路と、前記平滑コ
    ンデンサの電圧が予め定められた電圧となると前記直流
    電源のピーク値まで前記平滑コンデンサを充電する第2
    の回路とを有することを特徴とするリフティングマグネ
    ット装置。
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