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JP3394926B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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Publication number
JP3394926B2
JP3394926B2 JP16933999A JP16933999A JP3394926B2 JP 3394926 B2 JP3394926 B2 JP 3394926B2 JP 16933999 A JP16933999 A JP 16933999A JP 16933999 A JP16933999 A JP 16933999A JP 3394926 B2 JP3394926 B2 JP 3394926B2
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JP
Japan
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photosensitive resin
area
liquid crystal
display device
crystal display
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JP16933999A
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和彦 津田
一洋 石塚
裕之 大上
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Priority to KR1019990041255A priority patent/KR100306546B1/ko
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部からの入射光
を反射することによって表示を行う液晶表示装置の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサ、ラップトップ
型パーソナルコンピュータ、ポケットテレビなどへの液
晶表示装置の応用が急速に進展している。特に、液晶表
示装置の中でも外部から入射した光を反射させて表示を
行う反射型液晶表示装置は、バックライトが不要である
ため消費電力が低く、薄型であり、軽量化が可能である
ことから注目されている。
【0003】しかしながら、従来の反射型液晶表示装置
は、周囲の明るさなどの使用環境あるいは使用条件によ
って、その表示の明るさやコントラストなどが左右され
てしまうというような問題を有しており、そのため、現
在では、良好な反射特性を有し、容易にかつ再現性よく
作製することができるとともに、表示品位の高い反射型
液晶表示装置の実現に大きな期待が寄せられている。
【0004】ここで、特開平6−75238号公報に
は、反射型液晶表示装置の表示品位を向上させるため
に、反射電極に凹凸をランダムにかつ高密度に発生させ
る技術が開示されている。
【0005】これは、反射電極に微細な凹凸形状を付加
するための樹脂層を、ランダムな凹凸をパターニングし
た第一の感光性樹脂層と、この凹凸をさらに滑らかにす
るための第二の感光性樹脂層とから構成したものであ
り、この第一の感光性樹脂をパターニングするためのマ
スクを円形の遮光部をランダムに配置し、その遮光領域
の面積を反射板の面積の40%以上にするというもので
ある。
【0006】そして、このようにランダム性を増大させ
ることによって繰り返しパターンによる干渉を防止し、
反射光の色づきを避けるとともに、凹凸密度を上げるこ
とによって、平坦部を減少させて正反射成分を減少させ
るということが記載されている。
【0007】また、従来の反射型液晶表示装置の製造プ
ロセス短縮のために、ポジ型感光性樹脂を1層のみ用い
て凹凸形成用パターンとコンタクトホールとを同時に露
光する技術がある。
【0008】ここで、従来の反射型液晶表示装置の製造
方法について、図面を用いて簡単に説明する。
【0009】図13は、従来の製造方法を基に作製され
た反射型液晶表示装置の構造を示した断面図であり、図
14は、その製造工程のフローを示した断面図である。
【0010】図13に示すように、従来の反射型液晶表
示装置は、反射基板23として液晶駆動用素子24が形
成された基板を用い、反射基板23に設けられるアルミ
画素電極10と、これに対向する透明電極12と、この
透明電極12を支持するカラーフィルター基板25と、
これらによって挟持される液晶11と、カラーフィルタ
ー基板の上方(液晶と対向しない面側)に配置される位
相差板15と、位相差板15上に配置される偏光板16
とを有する構成となっている。
【0011】そして、この反射基板23は、ガラス基板
1上に液晶駆動用素子24としてアモルファスシリコン
トランジスタを形成した構成となっており、図13に示
すように、この液晶駆動用素子24は、ガラス基板1上
のゲート電極2としてのTa、ゲート絶縁層3としての
SiNx、半導体層4としてのa−Si、n型半導体層
5としてのn型a−Si、ソース電極7としてのTi、
ドレイン電極8としてのTiなどから構成されている。
【0012】ここで、従来の反射型液晶表示装置の反射
基板23の製造工程について、図14を基に説明する。
【0013】まず、図14(a)に示すように、基板1
上にポジ型の感光性樹脂9を塗布する。
【0014】次に、図14(b)に示すように、図15
に示すようなコンタクトホール部30を透過部18と
し、それ以外にも凹凸形成部に透過部18を有するフォ
トマスクを用いて、高照度で露光を行う。
【0015】次に、図14(c)に示すように、現像液
により現像を行うことにより、上述した露光部分の樹脂
が完全に除去され、マスクパターンに対してポジ型の樹
脂形状が形成される。
【0016】次に、図14(d)に示すように、加熱処
理を行うことにより、熱だれ現象によって露光された領
域の樹脂が変形し、滑らかな凹凸形状となる。ただし、
このときの露光領域については、上述した現像工程によ
って樹脂が完全に除去されているため平面となってい
る。
【0017】次に、図14(e)に示すように、反射電
極10としてAl薄膜を形成し、1つのトランジスタに
対して1つの反射電極10が対応するようにパターニン
グを行っている。
【0018】従来の反射型液晶表示装置は、以上のよう
な工程によって反射電極10を形成しているが、このよ
うな反射基板23は、露光部分のポジ型感光性樹脂が完
全に除去された状態で凹凸形状を形成しているため、平
面部の多い反射板となってしまう。このような平面部の
多い反射板では、その平面領域において光源を移し込ん
でしまうため、正反射成分の多い反射板となる。光源が
写り込んでしまうと表示が確認しづらくなるため、一般
に反射型の表示装置を見るときには正反射成分を避ける
傾向がある。
【0019】従って、従来の反射型液晶表示装置におけ
る反射板の正反射成分は、明るさに寄与するものではな
く、結果として暗い表示になってしまう。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
反射型液晶表示装置に対して、先出の特開平6−752
38号公報には、反射板の凹凸密度を向上させて理想的
な散乱状態を作り出すために複雑な凹凸形成プロセスを
採用した反射型液晶表示装置が開示されている。これ
は、第一のポジ型感光性樹脂を塗布後、十分な強度の第
一の露光現像を行い、凹凸形状を完全にパターニングし
た後、凹凸の隙間を埋めて滑らかな凹凸とし、平坦部分
を減少させるために第二のポジ型感光性樹脂を塗布し
て、その後コンタクトホール部分のみを第二の露光現像
を行いて再度パターニングするというものである。
【0021】しかしながら、このようなプロセスでは、
感光性樹脂を2層重ねていることから、感光性樹脂のフ
ォトプロセス(塗布−露光−現像−熱処理)が2回必要
となってしまい、コスト高となることが明白である。
【0022】さらに、従来の反射型液晶表示装置では、
1層のポジ型感光性樹脂を使用しており、よって感光性
樹脂のフォトプロセスが1回ですむため簡潔なプロセス
となりコストの削減を図ることが可能となるものの、コ
ンタクトホール部の感光性樹脂を確実に除去する必要が
あるため、必然的に凹凸形成パターン部の被露光エリア
のポジ型感光性樹脂も除去されることになり、従って、
被露光エリアは平面となって凹凸密度の小さな正反射の
多い反射板となってしまう。
【0023】本発明は、上述したような反射型液晶表示
装置における問題点を解決するためになされたものであ
り、その目的とするところは、良好な反射特性を有する
反射板を容易にかつ再現性よく作製することができ、表
示品位が向上するような反射型液晶表示装置の製造方法
を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置の
製造方法は、液晶層を介在して対向配置される一対の基
板のうち一方の基板上に、他方基板側からの入射光を
反射する反射手段を有する液晶表示装置の製造方法にお
いて、前記一方の基板上にポジ型の感光性樹脂を塗布す
る工程と、第1領域の感光性樹脂に、円形もしくは多角
形の領域の総面積がフォトマスクの総面積の20%以上
40%以下であるフォトマスクを用いて露光し、第2領
域の感光性樹脂に、前記第1領域の感光性樹脂が受ける
露光量の積分値よりも感光性樹脂が受ける露光量の積分
値が多くなるように露光する工程と、前記第1領域の感
光性樹脂を現像して、該第1領域の感光性樹脂の表面に
凹凸を形成し、前記第2領域の感光性樹脂を現像して、
該第2領域に前記第1領域よりも感光性樹脂の残膜量の
少ない凹部を形成する工程と、現像後の感光性樹脂を加
熱処理する工程と、加熱処理後の感光性樹脂上に反射膜
を形成する工程と、を含むことを特徴としており、その
ことにより、目的は達成される。
【0025】本発明の液晶表示装置の製造方法は、液晶
層を介在して対向配置される一対の基板のうち一方の基
板上に、他方の基板側からの入射光を反射する反射手段
を有する液晶表示装置の製造方法において、前記一方の
基板上にポジ型の感光性樹脂を塗布する工程と、第1領
域の感光性樹脂に、円形もしくは多角形の領域が隣り合
う該領域の重心間隔を5μm以上50μm以下としたフ
ォトマスクを用いて露光し、第2領域の感光性樹脂に、
前記第1領域の感光性樹脂が受ける露光量の積分値より
も感光性樹脂が受ける露光量の積分値が多くなるように
露光する工程と、前記第1領域の感光性樹脂を現像し
て、該第1領域の感光性樹脂の表面に凹凸を形成し、前
記第2領域の感光性樹脂を現像して、該第2領域に前記
第1領域よりも感光性樹脂の残膜量の少ない凹部を形成
する工程と、現像後の感光性樹脂を加熱処理する工程
と、加熱処理後の感光性樹脂上に反射膜を形成する工程
と、を含むことを特徴としており、そのことにより、目
的は達成される。
【0026】このとき、前記フォトマスクに形成された
円形もしくは多角形の領域が遮光部であることが望まし
い。
【0027】また、前記第1領域には前記反射膜からな
る反射電極が形成されるとともに、該反射電極は前記第
2領域において該反射電極の下層に形成される配線と接
続されていることが望ましい。
【0028】また、前記第2領域は、前記一方の基板上
の表示外領域に形成される端子部を含むことが望まし
い。
【0029】また、前記フォトマスクは透過部と遮光部
と半透過部とを有し、該フォトマスクの遮光部および半
透過部に対応する領域を用いて前記第1領域を露光する
とともに、該フォトマスクの透過部に対応する領域を用
いて前記第2領域を露光することが望ましい。
【0030】また、前記第2領域の露光は、第2のフォ
トマスクを用いた露光を含むことが望ましい。
【0031】また、前記現像後に、前記第2領域の感光
性樹脂が残膜している場合には、前記一方の基板を酸素
プラズマ雰囲気中にさらすことにより、該第2領域の感
光性樹脂を除去する工程を含むことが望ましい。
【0032】
【0033】以下に、本発明の液晶表示装置の製造方法
における作用について説明する。
【0034】本発明によれば、基板上に塗布した感光性
樹脂のパターンが異なる領域に対して、露光量の積分値
を面積的に分割して露光することにより、滑らかで高密
度な凹凸形状とそれ以外の領域とをより少ない工程で形
成することができる。
【0035】すなわち、凹凸形成領域には、感光性樹脂
の完全に除去された部分がない状態で、熱処理工程によ
り曲面化させることができるため、平面部がほとんど存
在しなくなる。したがって、正反射成分を少なくした良
好な反射特性を実現することができる。
【0036】ここで、露光工程では、フォトマスクによ
り遮光された部分(遮光領域)のポジ型の感光性樹脂は
現像液に溶解されにくいため、円形もしくは多角形の柱
または穴が形成されることになり、また、フォトマスク
により遮光されない部分(透過領域)のポジ型の感光性
樹脂は現像液に溶解されやすくなるため、露光後に感光
性樹脂を現像液により現像することによって、フォトマ
スクの透過領域と遮光領域とに対応して、基板上に凹凸
形状の感光性樹脂が形成されることになる。
【0037】なお、感光性樹脂を層間絶縁膜として作用
させることにより、工程数をなるべく少なくして反射電
極を製造することができる。そして、感光性樹脂の第1
領域に反射電極を形成するとともに、この反射電極を感
光性樹脂の第2領域において反射電極の下層に形成され
る配線と接続することにより、すなわち、反射電極と液
晶駆動用素子とを接続するためのコンタクトホールに対
応する領域の樹脂は除去し、コンタクトホールを除く表
示絵素領域全体にわたって感光性樹脂が残るため、平面
部の少ない滑らかな凹凸を形成することが可能となり、
正反射が低減された明るい反射光を得ることが可能とな
る。
【0038】また、感光性樹脂を層間絶縁膜として作用
させ、感光性樹脂の第2領域において外部からの信号を
入力するための端子部に対応する透過領域を形成してい
ることにより、工程数をなるべく少なくして端子部を製
造することができる。
【0039】また、透過部と遮光部と半透過部とを有す
るフォトマスクを用いて露光する工程を含み、フォトマ
スクの遮光部および半透過部に対応する領域に第1領域
を形成し、フォトマスクの透過部に対応する領域に前記
第2領域を形成することで、露光回数を一回にすること
ができる。
【0040】また、第1のフォトマスクを用いて露光す
る工程と、第2のフォトマスクを用いて露光する工程と
を含み、第1および第2のフォトマスクにより、第1領
域および第2領域をそれぞれ形成することで、透過部お
よび遮光部のみで構成されたフォトマスクを使用するこ
とが可能となり、フォトマスクの設計や製造が簡単であ
り、露光工程数も少なくすることができる。
【0041】このとき、第1のフォトマスクを用いた露
光と第2のフォトマスクを用いた露光とをそれぞれ同じ
照射光量で行うことにより、光量調整が簡単になるため
露光工程のスループットを向上させることができる。
【0042】また、第1のフォトマスクを用いて露光す
る工程では均一かつ低照度な露光を行い、第2のフォト
マスクを用いて露光する工程では均一かつ高照度な露光
を行うことにより、第1領域に最適な露光条件とは独立
して、第2領域にのみ高照度露光で照射することが可能
となるため、第1領域にはより確実に感光性樹脂を完全
に除去することができる。なお、ここでいう高照度露光
とは、ポジ型の感光性樹脂において樹脂の現像液への溶
解を抑制している感光剤を十分に可溶性にし、現像後の
残膜量がほぼ0%となるような露光量を示しており、ま
た、低照度露光とは、ポジ型の感光性樹脂において樹脂
の現像液への溶解を抑制している感光剤の可溶化が十分
に行われず、現像後の残膜量が現像前の膜厚の0%より
大きく50%未満、好ましくは10%以上50%未満と
なるような露光量を示している。
【0043】更に詳しくは、基板上に形成されたポジ型
の感光性樹脂は、第1のフォトマスクを用いて低照度露
光を行うことにより、第1のフォトマスクを用いて低照
度露光を行った部分の感光剤が十分に可溶化されないた
め、露光後の現像液による現像によって低照度露光部は
一様に膜減りした状態となる。
【0044】また、基板上に形成されたポジ型の感光性
樹脂は、第2のフォトマスクを用いて高照度露光を行う
ことにより、第2のフォトマスクを用いて高照度露光を
行った部分の感光剤が十分に可溶化されるため、露光後
の現像液による現像によって完全に基板上の感光性樹脂
が除去された状態となり、その後の工程で形成される反
射電極とTFTドレイン電極との接続を可能としてい
る。
【0045】このように、1層のポジ型の感光性樹脂に
対して、高照度の露光と低照度の露光とを行って現像し
た後、この感光性樹脂を加熱処理することにより、基板
上に形成された凹凸形状の感光性樹脂は熱だれの変形を
起こし、平面部分のない連続した高密度でだらかな凹凸
面が基板上に形成されることになる。
【0046】さらに、この加熱処理後の滑らかな凹凸面
を有する感光性樹脂上に反射電極を形成することによっ
て、正反射成分の少ない良好な反射手段を作製すること
が可能となる。
【0047】なお、本発明では、低照度の露光工程と高
照度の露光工程との順序、すなわち第1の露光工程と第
2の露光工程との順序が、上述したものとは逆の順序で
あってもかまわない。
【0048】また、露光工程から現像工程へのプロセス
については、露光(低照度露光と高照度露光)−現像の
プロセスと、露光(低照度露光もしくは高照度露光)−
現像−露光(高照度露光もしくは低照度露光)−現像の
プロセスとの2つが考えられ、本発明ではどちらのプロ
セスでも可能であるが、プロセスの簡略化という点から
前者のプロセスが望ましい。
【0049】また、第1のフォトマスクには円形もしく
は多角形の領域が不規則に配列されて、この円形もしく
は多角形の領域の総面積がフォトマスクの総面積の20
%以上40%以下となっており、円形もしくは多角形の
領域を不規則に配列していることにより、基板上に形成
される感光性樹脂の凹凸パターンに周期性が無くなり、
光干渉現象を防ぐことが可能で、結果として色づきのな
い白色の散乱光を得ることが可能となる。また、この凹
凸面からの散乱光は特定方向に偏ることがなくなるた
め、均一な散乱光を得ることもできる。
【0050】そして、この第1のフォトマスクにおける
円形もしくは多角形の領域の総面積をフォトマスクの総
面積の20%以上40%以下としていることにより、光
を効率よく利用できるように、基板上に形成される感光
性樹脂の凹凸形状の傾斜角度を制御することができる。
【0051】ここで、フォトマスクの総面積とは、具体
的には反射電極の総面積のことであり、この第1のフォ
トマスクにおける円形もしくは多角形の領域を40%以
上にすると、円形もしくは多角形の領域をランダムに配
置した場合に、互いに隣り合う円形もしくは多角形の領
域が重なり合って大きなパターンとなってしまい、全体
としてパターンの密度が下がってしまい平坦部の比率が
増加して正反射の多い反射板となってしまう。また、こ
の第1のフォトマスクにおける円形もしくは多角形の領
域を20%以下にすると、円形もしくは多角形の領域を
ランダムに配置した場合に、互いに隣り合う円形もしく
は多角形の領域の間隔が離れてすぎて、現像によって形
成される感光性樹脂の形状の凸部と凸部または凹部と凹
部の間隔が離れてしまい、過熱による熱だれ時に凸部と
凸部または凹部と凹部の間に平坦部が残存してしまい正
反射の多い反射板となってしまう。このような点から、
本発明では第1のフォトマスクにおける円形状の領域の
総面積をフォトマスクの総面積の20%以上40%以下
とした。
【0052】なお、第1のフォトマスクに配列された円
形もしくは多角形の領域において隣り合う領域の重心間
隔を5μm以上50μm以下の範囲内で不規則に配列さ
せることにより、液晶表示装置の1絵素に対して十分な
数の凹凸パターンを配置することが可能となり、絵素間
における特性差の無い散乱光を得ることができる。
【0053】ここで、隣り合う円形もしくは多角形の領
域を重ねないように配置すると、ステッパの解像力限界
より、重心間隔が5μm以下のパターンは解像せずに平
坦部となって正反射の多い反射板となってしまう。ま
た、一般に液晶表示装置においては、1つの絵素サイズ
が100μm×300μm程度以下であることから、均
一な散乱性を得るために1つの絵素に10個程度以上の
凸部または凹部を配するためには、重心間隔をほぼ50
μm以下とする必要があり、重心間隔を50μmより大
きくしてしまうと円形状の領域の間隔が広いために平坦
部の比率が大きくなって正反射の多い反射板となってし
まう。このような点から、本発明では第1のフォトマス
クに配列された円形もしくは多角形の領域を隣り合う円
形もしくは多角形の領域の重心間隔が5μm以上50μ
m以下の範囲内となるように不規則に配列した。
【0054】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1における反射型の液晶表示装置について、
図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態におけ
る反射型の液晶表示装置における反射基板を示した平面
図であり、図2は、図1に示した反射基板の断面図であ
り、図3は、その製造工程のフローを示した断面図であ
る。
【0055】図1および図2に示すように、本実施の形
態における反射型の液晶表示装置に使用される反射基板
23には、反射電極10が形成され、その表面は円形状
の凹部または凸部33からなる滑らかな凹凸状を有して
いる。そして、ガラス基板1上に液晶駆動用素子24と
してアモルファスシリコントランジスタを形成した構成
となっている。この液晶駆動用素子24は、ガラス基板
1上のゲート電極2としてのTa、ゲート絶縁層3とし
てのSiNx、半導体層4としてのa−Si、n型半導
体層5としてのn型a−Si、ソース電極7としてのT
i、ドレイン電極8としてのTiなどから構成されてい
る。
【0056】また、ゲートバスラインおよびソースバス
ラインに信号を入力するための信号入力端子部27は、
ゲートバスライン、ゲート電極と同時にパターニングさ
れるTaからなる端子部電極2とITOからなる端子部
接続電極部26との2層により構成されている。
【0057】ここで、本実施の形態における反射型液晶
表示装置の反射基板23の製造工程について、図3を基
に説明する。なお、図中、左側には画素領域を示し、右
側には信号入力端子部領域を示している。
【0058】まず、図3(a)に示すように、ガラス基
板1上にポジ型の感光性樹脂9(製品名:OFPR−8
00:東京応化製)を1〜5μmの厚さに塗布する。本
実施の形態では、3μmの厚さで塗布した。
【0059】次に、図4に示すように、円形状の領域と
して遮光部17の面積が20%以上40%以下である第
1のフォトマスク19を用いて、図3(b)に示すよう
に、均一に低照度で露光を行った。このときの露光量は
20mj〜100mjが好ましいが、本実施の形態で
は、40mjの露光量により露光を行った。なお、この
ときの第1のフォトマスク19の円形もしくは多角形の
遮光部17は、隣り合う遮光部17の中心間隔が5μm
以上50μm以下、好ましくは10μm〜20μmとな
るようにランダムに配置されたものを用いた。
【0060】次に、図5に示すように、コンタクトホー
ル部30に対応する透過部18を開口した第2のフォト
マスク20を用いて、図3(c)に示すように、コンタ
クトホール部を均一に高照度で露光を行った。なお、こ
のときの第2のフォトマスク20は、信号入力端子部2
7についても透過部となるような構造であり、コンタク
トホールの露光と同時に端子部27についても高照度で
露光を行った。このときの露光量は160mj〜500
mjが好ましいが、本実施の形態では、240mjの露
光量により露光を行った。
【0061】次に、図3(d)に示すように、現像液で
ある東京応化工業(株)製のTMAH(テトラメチルア
ンモニウムハイドロオキサイド)により現像を行うこと
により、上述した高照度露光部分(コンタクトホール部
および信号入力端子部)の樹脂は完全に除去されるとと
もに、低照度露光部分の樹脂は初期の膜厚に対して約4
0%残膜し、また、未露光部分の樹脂は初期の膜厚に対
して約80%残膜した状態となった。
【0062】次に、図3(e)に示すように、200℃
で60分間の加熱処理を行うことにより、熱だれ現象に
よって上述したような状態の樹脂が変形し、滑らかな凹
凸形状となった。
【0063】次に、図3(f)に示すように、基板1上
に反射電極10としてAl薄膜をスパッタリング法によ
って2000Åの厚さに形成し、図3(g)〜(k)に
示すように、1つのトランジスタに対して1つの反射電
極10が対応するようにパターニングを行った。
【0064】具体的には、図3(g)に示すように、フ
ォトレジスト28を塗布し、図3(h)に示すように、
画素電極毎に分離するためのヌキ部および信号入力端子
部27を露光し、図3(i)〜(k)に示すように、現
像、エッチング、剥離の工程を行うことによって反射電
極10となるAl薄膜のパターニングを行った。
【0065】以上のような工程により、滑らかで高密度
な凹凸部を有する反射電極10を形成した。このような
反射基板23は、平坦部が減少しており、正反射成分の
少ない理想的な反射特性を実現することが可能となって
いる。また、感光性樹脂のフォトプロセスの回数を削減
することが可能となっており、反射板の製造に必要なコ
ストの低減も可能となっている。
【0066】最後に、従来技術と同様な方法で、反射基
板23と、透明電極を支持するカラーフィルター基板と
をスペーサーを介して貼り合わせ、液晶を注入して、カ
ラーフィルター基板に位相差板と偏光板とを貼り付けて
本実施の形態における反射型の液晶表示装置を完成させ
た。
【0067】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2における反射型の液晶表示装置について、図面に基
づいて説明する。なお、本実施の形態における反射型の
液晶表示装置を構成する反射基板は、図1に示した反射
基板と同じものであるが、その製造方法が異なるので、
図6に示した断面図を用いて以下に説明する。
【0068】図6は、本実施の形態における反射型の液
晶表示装置に使用される反射基板の製造工程を示した断
面図であり、図中、左側には画素領域を示し、右側には
信号入力端子部領域を示している。
【0069】まず、図6(a)に示すように、ガラス基
板1上にポジ型の感光性樹脂9(製品名:OFPR−8
00:東京応化製)を1〜5μmの厚さに塗布する。本
実施の形態では、3μmの厚さで塗布した。
【0070】次に、図7に示すように、遮光部17と透
過部18と半透過部29とが混在し、円形状の領域とし
て遮光部17の面積が20%以上40%以下であるフォ
トマスク35を用いて、図6(b)に示すように、均一
に高照度で露光を行った。このときの露光量は160m
j〜500mjが好ましいが、本実施の形態では、24
0mjの露光量により露光を行った。なお、このときの
フォトマスクの円形もしくは多角形の遮光部17の面積
は30%で、隣り合う遮光部17の中心間隔が5μm以
上50μm以下、好ましくは10μm〜20μmとなる
ようにランダムに配置されており、また、コンタクトホ
ール30に対応する領域には透過部18、それ以外の領
域には、光透過率が透過部の17%であるような半透過
部29がそれぞれ配置されているものを用いた。また、
図示していないが、表示領域以外の領域については透過
領域とした構造となっている。
【0071】その後の工程は、上述した実施の形態1と
同様で、図6(c)に示すように現像を行い、図6
(d)に示すように加熱処理を行うことにより、熱だれ
現象によって滑らかな凹凸形状を形成した。
【0072】そして、図6(e)に示すように、基板1
上に反射電極10としてAl薄膜を形成し、図6(f)
〜(j)に示すように、1つのトランジスタに対して1
つの反射電極10が対応するようにパターニングを行っ
た。
【0073】以上のような工程により、滑らかで高密度
な凹凸部を有する反射電極10を形成した。このような
反射基板23は、平坦部が減少しており、正反射成分の
少ない理想的な反射特性を実現することが可能となって
いる。また、感光性樹脂のフォトプロセスの回数を削減
することが可能となっており、反射板の製造に必要なコ
ストの低減も可能となっている。
【0074】最後に、従来技術と同様な方法で、反射基
板23と、透明電極を支持するカラーフィルター基板と
をスペーサーを介して貼り合わせ、液晶を注入して、カ
ラーフィルター基板に位相差板と偏光板とを貼り付けて
本実施の形態における反射型の液晶表示装置を完成させ
た。
【0075】なお、本実施の形態における反射型の液晶
表示装置では、上述した実施の形態1と同様に、滑らか
で高密度な反射凹凸を有する反射電極を形成している
が、感光性樹脂のフォトプロセス中で半透過部を有する
フォトマスクを用いることにより、更に露光の回数を削
減することが可能となっており、反射基板の製造に必要
なコストを低減させることが可能となっている。
【0076】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3における反射型の液晶表示装置について、図面に基
づいて説明する。なお、本実施の形態における反射型の
液晶表示装置を構成する反射基板は、図1に示した反射
基板と同じものであるが、その製造方法が異なるので、
図8に示した断面図を用いて以下に説明する。
【0077】図8は、本実施の形態における反射型の液
晶表示装置に使用される反射基板の製造工程を示した断
面図であり、図中、左側には画素領域を示し、右側には
信号入力端子部領域を示している。
【0078】まず、図8(a)に示すように、ガラス基
板1上にポジ型の感光性樹脂9(製品名:OFPR−8
00:東京応化製)を1〜5μmの厚さに塗布する。本
実施の形態では、3μmの厚さで塗布した。
【0079】次に、図4に示すように、円形状の領域と
して遮光部17の面積が20%以上40%以下である第
1のフォトマスク19を用いて、図8(b)に示すよう
に、均一に低照度で露光を行った。このときの露光量は
20mj〜100mjが好ましいが、本実施の形態で
は、40mjの露光量により露光を行った。なお、この
ときの第1のフォトマスク19の円形もしくは多角形の
遮光部17は、隣り合う遮光部17の中心間隔が5μm
以上50μm以下、好ましくは10μm〜20μmとな
るようにランダムに配置されたものを用いた。
【0080】次に、図5に示すように、コンタクトホー
ル部30に対応する透過部18を開口した第2のフォト
マスク20を用いて、図8(c)に示すように、コンタ
クトホール部を上述した第1の露光工程と同じ40mj
の露光量で露光を行った。
【0081】次に、図8(d)に示すように、現像液で
ある東京応化工業(株)製のTMAH(テトラメチルア
ンモニウムハイドロオキサイド)により現像を行うこと
により、2回露光された部分(コンタクトホール部およ
び信号入力端子部)の樹脂は約2%(0.06μm)残
膜しているとともに、1回露光された部分の樹脂は初期
の膜厚に対して約40%残膜し、また、未露光部の樹脂
は初期の膜厚に対して約80%残膜した状態となった。
【0082】次に、図8(e)に示すように、200℃
で60分間の加熱処理を行うことにより、熱だれ現象に
よって上述したような状態の樹脂が変形し、滑らかな凹
凸形状となった。
【0083】次に、図8(f)に示すように、基板をド
ライエッチング装置中で5分間酸素プラズマ雰囲気中に
さらすと、感光性樹脂の最表面がエッチングされて全体
に0.1μm膜減りし、コンタクトホール部および信号
入力端子部の樹脂は完全に除去された。なお、本工程に
ついては、コンタクトホール部に約2%の感光性樹脂が
残膜したために行ったが、現像後に完全に樹脂が除去さ
れる場合では不要である。
【0084】その後の工程は、上述した実施の形態1お
よび2と同様で、図8(g)に示すように、基板1上に
反射電極10としてAl薄膜を形成し、図8(h)〜
(l)に示すように、1つのトランジスタに対して1つ
の反射電極10が対応するようにパターニングを行っ
た。
【0085】以上のような工程により、滑らかで高密度
な凹凸部を有する反射電極10を形成した。このような
反射基板23は、平坦部が減少しており、正反射成分の
少ない理想的な反射特性を実現することが可能となって
いる。また、感光性樹脂のフォトプロセスの回数を削減
することが可能となっており、反射板の製造に必要なコ
ストの低減も可能となっている。
【0086】最後に、従来技術と同様な方法で、反射基
板23と、透明電極を支持するカラーフィルター基板と
をスペーサーを介して貼り合わせ、液晶を注入して、カ
ラーフィルター基板に位相差板と偏光板とを貼り付けて
本実施の形態における反射型の液晶表示装置を完成させ
た。
【0087】なお、本実施の形態における反射型の液晶
表示装置では、上述した実施の形態1と同様に、滑らか
で高密度な反射凹凸を有する反射電極を形成している
が、感光性樹脂のフォトプロセス中の1回目と2回目の
露光量を等しくすることにより、装置のスループットが
向上し、反射基板の製造に必要なコストを低減させるこ
とが可能となっている。
【0088】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4における透過反射両用型の液晶表示装置について、
図面に基づいて説明する。図9は、本実施の形態におけ
る透過反射両用型の液晶表示装置における基板を示した
平面図であり、図10は、図9に示した基板の断面図で
あり、図11は、その製造工程のフローを示した断面図
である。
【0089】図9および図10に示すように、本実施の
形態における透過反射両用型の液晶表示装置に使用され
る基板23には、基板23上に形成された1つの画素電
極が反射電極10が形成される反射領域と、透明電極が
形成される透過領域31とに分割されている。そして、
この反射電極10の表面は、実施の形態1〜3と同様
に、円形状の凹部または凸部からなる滑らかな凹凸状を
有している。
【0090】このような構造により、透過型の液晶表示
装置では表示が霞んでしまう位に強い周囲光であれば、
反射型の液晶表示装置として使用することができ、一
方、薄暗い環境で反射型の液晶表示装置では表示が見え
にくいようであれば、バックライトを点灯して透過型の
液晶表示装置として使用することができる。
【0091】このような本実施の形態における透過反射
両用型の液晶表示装置は、図9および図10に示すよう
に、ガラス基板1上に液晶駆動用素子24としてアモル
ファスシリコントランジスタを形成した構成となってい
る。この液晶駆動用素子24は、ガラス基板1上のゲー
ト電極2としてのTa、ゲート絶縁層3としてのSiN
x、半導体層4としてのa−Si、n型半導体層5とし
てのn型a−Si、ITOからなるソース電極7、ドレ
イン電極8と、それに積層するTa層32などから構成
されている。なお、このドレイン電極8のITOは、画
素領域にまで延在して透過領域に構成される透明電極3
2を形成している。
【0092】また、ゲートバスラインおよびソースバス
ラインに信号を入力するための信号入力端子部27につ
いては、本実施の形態では図示していないが、上述した
実施の形態1〜3と同様である。
【0093】ここで、本実施の形態における透過反射両
用型の液晶表示装置の基板23の製造工程について、図
11を基に説明する。
【0094】まず、図11(a)に示すように、ガラス
基板1上にポジ型の感光性樹脂9(製品名:OFPR−
800:東京応化製)を1〜5μmの厚さに塗布する。
本実施の形態では、3μmの厚さで塗布した。
【0095】次に、図4に示すように、円形状の領域と
して遮光部17の面積が20%以上40%以下である第
1のフォトマスク19を用いて、図11(b)に示すよ
うに、均一に低照度で露光を行った。このときの露光量
は20mj〜100mjが好ましいが、本実施の形態で
は、遮光部17の面積が30%の第1のフォトマスク1
9を用いて40mjの露光量により露光を行った。な
お、このときの第1のフォトマスク19の円形もしくは
多角形の遮光部17は、隣り合う遮光部17の中心間隔
が5μm以上50μm以下、好ましくは10μm〜20
μmとなるようにランダムに配置されたものを用いた。
【0096】次に、図12に示すように、コンタクトホ
ール部30および透過領域31に対応する透過部18を
開口した第2のフォトマスク34を用いて、図11
(c)に示すように、コンタクトホール部30および透
過領域31を均一に高照度で露光を行った。なお、この
ときの第2のフォトマスクは、信号入力端子部について
も透過部となるような構造であり、コンタクトホールお
よび透過領域の露光と同時に端子部27についても高照
度で露光を行った。このときの露光量は160mj〜5
00mjが好ましいが、本実施の形態では、240mj
の露光量により露光を行った。
【0097】次に、図11(d)に示すように、現像液
である東京応化工業(株)製のTMAH(テトラメチル
アンモニウムハイドロオキサイド)により現像を行うこ
とにより、上述した露光部分(コンタクトホール部、透
過領域、信号入力端子部)の樹脂は完全に除去されると
ともに、低照度露光部分の樹脂は初期の膜厚に対して約
40%残膜し、また、未露光部分の樹脂は初期の膜厚に
対して約80%残膜した状態となった。
【0098】次に、図11(e)に示すように、200
℃で60分間の加熱処理を行うことにより、熱だれ現象
によって上述したような状態の樹脂が変形し、滑らかな
凹凸形状となった。
【0099】その後の工程は、上述した実施の形態1〜
3と同様で、図11(f)に示すように、基板1上に反
射電極10としてAl薄膜を形成し、1つのトランジス
タに対して1つの反射電極10が対応するようにパター
ニングを行った。
【0100】以上のような工程により、滑らかで高密度
な凹凸部を有する反射電極10からなる反射領域と透明
電極からなる透過領域とを有する基板を形成した。この
ような基板における反射電極は、平坦部が減少してお
り、正反射成分の少ない理想的な反射特性を実現するこ
とが可能となっている。また、感光性樹脂のフォトプロ
セスの回数を削減することが可能となっており、反射板
の製造に必要なコストの低減も可能となっている。
【0101】最後に、従来技術と同様な方法で、基板2
3と、透明電極を支持するカラーフィルター基板とをス
ペーサーを介して貼り合わせ、液晶を注入して、カラー
フィルター基板に位相差板と偏光板とを貼り付けて本実
施の形態における透過反射両用型の液晶表示装置を完成
させた。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、基板上に塗布した1層
の感光性樹脂に対して、面積的に分割して露光量の積分
値を異ならせて露光を行うことにより、滑らかで高密度
な凹凸形状を形成することができ、平坦部を減少させ正
反射成分の少ない理想的な反射手段を作製することが可
能となっている。従って、感光性樹脂のフォトプロセス
回数を削減し製造に必要なコストの削減を図ることが可
能となっている。
【0103】なお、本発明では、ポジ型の感光性樹脂を
用いていることにより、フォトマスクにより低照度露光
を行う際には、反応が感光性樹脂の表面から進行するこ
とから、現像によって反応部を溶解するときに表面から
溶解が進行しやすく、本発明のように膜減り量の制御が
必要な場合には、基板との密着性を維持しながら、その
コントロールを容易に行うことが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態における反射型の
液晶表示装置に使用する反射基板の平面図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態における反射型の
液晶表示装置に使用する反射基板の断面図である。
【図3】図3(a)〜(k)は、本発明の実施の形態に
おける反射型の液晶表示装置に使用する反射基板の製造
工程を示した断面図である。
【図4】図4は、本発明の実施の形態における第1のフ
ォトマスクの透過領域と遮光領域とのパターンを示した
概略平面図である。
【図5】図5は、本発明の実施の形態における第2のフ
ォトマスクの透過領域と遮光領域とのパターンを示した
概略平面図である。
【図6】図6(a)〜(j)は、本発明の実施の形態に
おける反射型の液晶表示装置に使用する反射基板の製造
工程を示した断面図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態におけるフォトマ
スクのパターンを示した概略平面図である。
【図8】図8(a)〜(l)は、本発明の実施の形態に
おける反射型の液晶表示装置に使用する反射基板の製造
工程を示した断面図である。
【図9】図9は、本発明の実施の形態における透過反射
両用型の液晶表示装置に使用する反射基板の平面図であ
る。
【図10】図10は、本発明の実施の形態における透過
反射両用型の液晶表示装置に使用する反射基板の断面図
である。
【図11】図11(a)〜(f)は、本発明の実施の形
態における透過反射両用型の液晶表示装置に使用する反
射基板の製造工程を示した断面図である。
【図12】図12は、本発明の実施の形態における第2
のフォトマスクの透過領域と遮光領域とのパターンを示
した概略平面図である。
【図13】図13は、従来の製造方法により作製した反
射型の液晶表示装置を示した断面図である。
【図14】図14(a)〜(e)は、従来の反射型の液
晶表示装置における反射基板の製造工程を示した断面図
である。
【図15】図15は、従来のフォトマスクの透過領域と
遮光領域とのパターンを示した概略平面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 ゲートライン、ゲート電極、ゲート電極と同じ材
質の端子部電極 3 ゲート絶縁膜 4 半導体層 5 n+層 6 エッチストッパ 7 ソースライン、ソース電極 8 ドレイン電極 9 層間絶縁膜(感光性樹脂) 10 反射電極 11 液晶層 12 ITO電極 13 カラーフィルター 14 カラーフィルター側ガラス基板 15 位相差板 16 偏光板 17 遮光部 18 透過部 19 第1のフォトマスク 20 第2のフォトマスク 21 フォトマスク 22 UV光 23 反射基板 24 液晶駆動用素子 25 カラーフィルター基板 26 端子部接続電極 27 信号入力端子部 28 フォトレジスト 29 半透過部 30 コンタクトホール 31 透過領域 32 金属層 33 凹部または凸部 34 第2のフォトマスク 35 フォトマスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−89217(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1335 G02F 1/1343

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶層を介在して対向配置される一対の
    基板のうち一方の基板上に、他方基板側からの入射光
    を反射する反射手段を有する液晶表示装置の製造方法に
    おいて、 前記一方の基板上にポジ型の感光性樹脂を塗布する工程
    と、第1領域の感光性樹脂に、円形もしくは多角形の領域の
    総面積がフォトマスクの総面積の20%以上40%以下
    であるフォトマスクを用いて露光し、 第2領域の感光性樹脂に、前記第1領域の感光性樹脂が
    受ける露光量の積分値よりも感光性樹脂が受ける露光量
    の積分値が多くなるように露光する工程と、 前記第1領域の感光性樹脂を現像して、該第1領域の感
    光性樹脂の表面に凹凸を形成し、 前記第2領域の感光性樹脂を現像して、該第2領域に前
    記第1領域よりも感光性樹脂の残膜量の少ない凹部を形
    成する工程と、 現像後の 感光性樹脂を加熱処理する工程と、加熱処理後の 感光性樹脂上に反射膜を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 液晶層を介在して対向配置される一対の
    基板のうち一方の基板上に、他方の基板側からの入射光
    を反射する反射手段を有する液晶表示装置の製造方法に
    おいて、 前記一方の基板上にポジ型の感光性樹脂を塗布する工程
    と、 第1領域の感光性樹脂に、円形もしくは多角形の領域が
    隣り合う該領域の重心間隔を5μm以上50μm以下と
    したフォトマスクを用いて露光し、 第2領域の感光性樹脂に、前記第1領域の感光性樹脂が
    受ける露光量の積分値よりも感光性樹脂が受ける露光量
    の積分値が多くなるように露光する工程と、 前記第1領域の感光性樹脂を現像して、該第1領域の感
    光性樹脂の表面に凹凸を形成し、 前記第2領域の感光性樹脂を現像して、該第2領域に前
    記第1領域よりも感光性樹脂の残膜量の少ない凹部を形
    成する工程と、 現像後の感光性樹脂を加熱処理する工程と、 加熱処理後の感光性樹脂上に反射膜を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記フォトマスクに形成された円形もし
    くは多角形の領域が遮光部であることを特徴とする請求
    項1または2に記載の液晶表示装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1領域には前記反射膜からなる反
    射電極が形成されるとともに、該反射電極は前記第2領
    域において該反射電極の下層に形成される配線と接続さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の液晶表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2領域は、前記一方の基板上の表
    示外領域に形成される端子部を含むことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記フォトマスクは透過部と遮光部と半
    透過部とを有し、該フォトマスクの遮光部および半透過
    部に対応する領域を用いて前記第1領域を露光するとと
    もに、該フォトマスクの透過部に対応する領域を用いて
    前記第2領域を露光することを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2領域の露光は、第2のフォトマ
    スクを用いた露光を含むことを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記現像後に、前記第2領域の感光性樹
    脂が残膜している場合には、前記一方の基板を酸素プラ
    ズマ雰囲気中にさらすことにより、該第2領域の感光性
    樹脂を除去する工程を含むことを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれかに記載の液晶表示装置の製造方法。
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