JP3394426B2 - 発熱抵抗式流量測定装置、温度誤差補正システムおよび補正装置 - Google Patents
発熱抵抗式流量測定装置、温度誤差補正システムおよび補正装置Info
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Description
定装置を用いて流体の質量流量を計測するときの、流体
の温度変化により生じる流量計測誤差の補正手段であっ
て、特に内燃機関に吸入される空気流量を計測し、その
空気流量に応じた機関の制御を行うシステムに関する。
空気流量測定装置の温度特性を電子回路の温度特性によ
り相殺する構成とした特開平8−278178 号記載の発熱抵
抗式流量測定装置がある。特開平8−278178 号記載の発
熱抵抗式流量測定装置は、温度変化による計測誤差の空
気流量に対する依存性を、発熱抵抗式流量測定装置が有
する基準電圧発生回路の温度特性に、前記計測誤差を相
殺するような流量依存性を持たせ補正したものである。
の温度変化により生じる発熱抵抗体,感温抵抗体等によ
り形成されたブリッジ回路の流量に対応した出力が持つ
温度誤差を、電子回路が持つ温度特性により相殺するも
のである。従って、流体の温度と電子回路の温度に差が
生じる場合には、その補正は機能しないという問題を有
している。
熱抵抗式流量測定装置の温度誤差を流体の温度により容
易に補正可能としたものである。
けられた発熱抵抗体と、前記副通路に設けられ、前記発
熱抵抗体の加熱基準となる基準抵抗体と、温度を検出す
る温度検出手段と、少なくともCPUとA/Dコンバー
タとを有する電子回路と、前記電子回路を内装するハウ
ジングとを備え、前記副通路が前記ハウジングに一体に
形成された発熱抵抗式流量測定装置であって、前記A/
Dコンバータによりデジタル変換された流量信号が、流
量に対する計測誤差が流体の温度によらずほぼ一定の特
性を有し、前記CPUが前記温度検出手段が検出する温
度に基づいて、前記デジタル変換された流量信号を一次
式で補正することによって達成される。 また、上記目的
は、発熱抵抗体からの放熱量あるいは加熱された抵抗体
の温度を基に流体の流量を計測する発熱抵抗式流量測定
手段からの流量信号を入力して補正する補正装置であっ
て、前記流量信号は、流量に対する計測誤差が前記流体
の温度によらずほぼ一定の特性を有し、前記発熱抵抗式
流量測定手段が設置された流体通路内の温度を検出する
温度検出手段からの温度信号に基づいて前記流量信号を
一次式で補正することによって達成される。 また、上記
目的は、発熱抵抗体からの放熱量あるいは加熱された抵
抗体の温度を基に、流体の流量に対応した流量信号を出
力する発熱抵抗式流量測定手段と、前記発熱抵抗式流量
測定手段が設置された流体通路内の温度を検出する温度
検出手段と、前記発熱抵抗式流量測定手段からの流量信
号を補正する補正手段と、を備えた温度誤差補正システ
ムであって、前記流量信号は、流量に対する計測誤差が
流体の温度によらずほぼ一定の特性を有し、前記補正手
段は、前記流体温度検出手段からの温度信号に基づいて
前記流量計測手段からの流量信号を一次式で補正するこ
とによって達成される。
17を用いて説明する。
正手段を用いた制御システムの構成図を図1に示す。
の発熱抵抗体11と流体の温度に応じた抵抗値となる感
温抵抗体であり発熱抵抗体の加熱温度の基準となる基準
抵抗体12が流体通路40の内部に位置するように取り
付けられ、発熱抵抗体11,基準抵抗体12とその他の
抵抗17,18とでブリッジ回路を構成しており、発熱
抵抗体11は、基準抵抗体12が検出している流体温度
に対して常に一定温度高くなるように制御される。従っ
て、発熱抵抗体11から流体への放熱量と等しい加熱量
を得られるように発熱抵抗体11に電流が供給されるた
め、発熱抵抗体11を流れる電流値は流体の流量に対応
した信号となる。この電流を固定抵抗である抵抗17で
電圧として置き換え、出力特性調整回路14により調整
されて、流量信号15を出力するものである。
等の感温抵抗体21を流体通路40内に配したもので、
その抵抗値自体、あるいは一定電流を供給した時の電圧
値を温度信号22として出力するものである。
その他の信号31と共に、コントロールユニット4に入
力される。入力された各信号はA/Dコンバータ7によ
りディジタル値に変換され、マイコン9内で処理され
る。ここで、流量信号は実際には流量に対して非線形な
電圧信号であるため、ディジタル値に変換後さらに流量
変換部6においてリニアな流量値に換算され、さらに、
温度補正部3において、流体の温度変化による計測誤差
を補正した流量信号となり、温度誤差を低減した流量値
が得られる。この温度補正後の流量信号,温度信号及び
その他の信号を制御部5に入力し、その機関あるいは設
備の制御信号32をD/Aコンバータ等のインターフェ
ース8を介してコントロールユニット4により出力する
ことができる。
装置の一実施例として、内燃機関の吸入空気流量を測定
するための発熱抵抗式空気流量測定装置の構造につい
て、図2に示す横断面図と図3の上流側から見た外観図
を用いて説明する。
来品と変える必要はなく、ここでは本実施例の概略のみ
説明する。発熱抵抗式流量測定装置は、電子回路を構成
する回路基板52を内装するハウジング51、ハウジン
グ51と固定された副通路構成部材56、流体通路とな
るボディ41により構成される。流量検出用の発熱抵抗
体11及び基準抵抗体12は、両端に導電性のリード5
4を有し、リード54の両端をターミナル53に固定す
ることにより副通路43の内部に配置固定される。ター
ミナル53は導電性部材であり、ハウジング51の内部
へ連通して回路基板52とワイヤ57にて接続される。
計測対象である吸入空気44は、ボディ41にて形成さ
れる流体通路を主通路42とし、その一部の流れが副通
路43に分岐され発熱抵抗体11の放熱量を基に電子回
路にて空気流量に対応した信号を得る。この信号をコネ
クタ55より外部機器へ出力するものである。
電子回路図を図4に示す。電子回路は、発熱抵抗体11
の加熱温度を制御し、流量に対応した信号19が得られ
る制御回路61と、ツェナーダイオード64,ダイオー
ド65の温度特性を利用して温度変化による出力変化を
補正するための温度補償回路62と、前記流量に対応し
た信号19のゼロレベルとゲインを調整して所定の流量
特性に合わせるための出力特性調整回路63に大別され
る。
ジ回路とは構成が異なるが、基準抵抗体12の抵抗値に
対応する空気温度に対して発熱抵抗体11が一定温度高
くなるように制御するもので、単純ブリッジと同じ機能
を有する回路である。
64とダイオード65の温度特性を利用して、抵抗66
または抵抗67を調整することにより、任意の温度特性
を有する出力特性調整回路63の基準電圧68が得られ
るものである。
流量に対応した信号19を入力して、オペアンプ69に
よりゼロスパン調整して所定の流量特性に合わせた流量
信号15を得るものである。ここで、ゼロ点調整の基準
となる電圧は温度補償回路62により任意の温度特性に
調整されたものであるため、流量信号15の温度特性が
調整可能となる。
の持つ温度特性を、20℃における出力特性を誤差0%
として、80℃及び−40℃と温度を変化させた時の計
測誤差として、従来の温度誤差調整を行った場合を図5
から図7に示す。
性を無視して、流体の温度のみが80℃または−40℃
に変化した時の計測誤差を示したものである。流体の温
度が変化した時の流量計測誤差は、その流体の熱伝導率
や動粘性係数等の物性値が変化すること、また、リード
等の熱伝導率等も影響を受けることから、図5に示すよ
うに流量により異なる計測誤差、すなわち流量依存性を
持つ。
配された抵抗13によって調整可能であり、従来、その
計測誤差が全流量域でゼロに近付くように、図5に示す
程度に抵抗13を設定していた。
は、各素子,各抵抗の温度特性の総和として現れるが、
前述のように温度補償回路により調整可能である。その
温度特性は流量によらず一定電圧となるが、流量に換算
した時の計測誤差は低流量で大きく、高流量で小さくな
る。従って、図5に示した計測誤差の流量依存性を少し
でも打ち消すように、図6に示すように若干の計測誤差
を持たせた温度特性となるように調整する。
に変化した時の計測誤差は図7のようになる。発熱抵抗
式流量測定装置は流体温度を基準とした放熱量により流
量を計測しているため、他の流量計測法と比べて温度変
化による計測誤差は小さく、図7に示した最大誤差は数
%であり、従来あまり問題視されていなかった。
ており、温度変化による計測誤差の低減が必要となっ
た。この手段のひとつとして前述の従来技術として挙げ
た特開平8−278178 号記載の発熱抵抗式流量測定装置が
ある。これは、温度補償回路62の出力となる基準電圧
68の温度特性に流量依存性を持たせ、流体温度変化に
より生じる計測誤差の流量依存性を相殺するようにした
ものである。
った場合に対して、流体の温度変化による計測誤差は同
じ(図8)であるが、回路基板の温度特性を図9のよう
に調整可能とし、流体と回路が同じ温度に変化した時の
計測誤差を図10のようにほぼ0%としたものである。
においても、流体の温度と回路の温度がほぼ等しい場合
には有効であるが、両者に温度差が生じると適切な補正
はできなくなる。例えば、自動車のエンジンに吸入され
る空気流量を測定する発熱抵抗式空気流量測定装置で
は、発熱抵抗式空気流量測定装置がエンジンルーム内に
装着されエンジンからの熱を受けて回路部が加熱された
状態で冷気を吸入した時等は、吸入空気の温度は20℃
程度でありながら回路部が80℃程度まで加熱されてい
るような状況が考えられる。また、十分にエンジンが暖
機された後、極寒の屋外に出た時等は、逆に回路部は2
0℃程度でありながら吸入空気の温度は−40℃程度と
いう状況も考えられる。
性がそのまま、流量信号の計測誤差となり、後述の例で
は吸入空気の温度変化による計測誤差が回路の温度特性
で補正されずにそのまま流量信号の計測誤差として現れ
る。
じる計測誤差を、流体の温度により補正することで低減
し、回路基板の抵抗や素子の温度特性は、前述の温度補
償回路62にてほぼ0%となるように調整することによ
り、流体の温度と回路部の温度が異なる場合において
も、常に温度誤差を抑えた流量値が得られるようにした
ものである。
誤差には、前述のように従来の調整では流量依存性を持
つため、流量と温度のマップにより補正係数を求める等
のやや負荷のかかる補正が必要となる。
めに、流体の温度変化による計測誤差を、あえて0%を
狙わず流量依存性が無くなるように、流量によらず一定
の計測誤差を生じるように発熱抵抗式流量測定装置を調
整したものである。反対に、回路の温度特性は、流体の
温度変化による計測誤差を打ち消すような調整は行わ
ず、計測誤差が生じない(ほぼ0%となる)ように調
整、あるいは設定すれば良い。
整は、例えば基準抵抗体12と直列に配置された抵抗1
3の抵抗値を変えることにより行える。抵抗13の抵抗
値を変更した時の流体の温度を20℃から80℃また
は、−40℃とした時の計測誤差を図11に従来の調整
と比較して示す。抵抗13の抵抗値を変更した開発品
は、流体の温度変化による計測誤差が、80℃でマイナ
ス誤差となるが流量によらずほぼ一定比率であり、−4
0℃ではプラス誤差で一定比率となる。この流体の温度
変化による計測誤差が流量依存性を持たずフラットにな
る時の計測誤差は、発熱抵抗体11や基準抵抗体12の
構成材料や構造によっても異なるが、性能,信頼性の面
から0%でフラットとするのは困難なことがあるため、
あえて0%にせずとも、設定の容易な抵抗値の変更で流
量依存性がなくなるように調整することが、本発明のポ
イントである。
対して図12に示すようにほぼ直線的な相関を示す。従
って、この流体の温度変化による計測誤差の補正は、例
えば実測された流体温度と基準温度(本実施例では20
℃)との温度差に図12の傾き係数をかけ合わせること
で補正誤差が得られ、その誤差分発熱抵抗式流量測定装
置から得られた流量を補正してやれば、流量によらず流
体の温度変化による計測誤差を補正した流量が得られ
る。このように、本発明は簡単な一次式にて流体の温度
変化による計測誤差の補正が可能なため、その補正処理
が非常に容易で処理部の負荷が小さくてすむ。
準電圧回路62により、回路の温度特性がほぼ0%とな
るように調整するか、あるいは、抵抗や素子の温度特性
がほとんどないように設定することで、図13に示すよ
うに計測誤差をほぼ0%とする。
差の補正手段を発熱抵抗式流量測定装置の外部の処理装
置や制御装置で行う場合、発熱抵抗式流量測定装置の総
合温度誤差は図14に示すように流体温度による計測誤
差とほぼ等しい。しかし、流体温度による計測誤差は補
正処理部で流体の温度を基に補正されるため、補正後の
流量値は図15に示すように温度変化による誤差がほぼ
0%となる。この方法によれば、流体温度と回路温度の
影響を独立に補正しているため、前述のように流体温度
と回路温度が異なる環境においても、温度による計測誤
差を低減した流量が得られる。
正処理部を有する発熱抵抗式流量測定装置の一実施例に
ついて、その発熱抵抗式流量測定装置の横断面図である
図16を用いて説明する。
発熱抵抗体の加熱温度の基準となる基準抵抗体12は、
電子回路52を内装するハウジング51に一体に形成さ
れた副通路43の内部に配置され、ターミナル53及び
ワイヤ57を介して電子回路52と電気的に接続してい
る。
準電圧回路62,出力特性調整回路63に加えて、cp
u71,A/Dコンバータ72,メモリ73,インター
フェース74等を有し、電子回路内でディジタル変換
し、演算処理することを可能としたものである。また、
流体の温度計測にはサーミスタ等を別に配置する方法が
考えられるが、前記の基準抵抗体12の両端電圧から流
体温度を求めることも可能である。基準抵抗体12の両
端電圧は流量によりそこを流れる電流が変化するため、
そのまま流体温度を得ることはできない。しかし、本実
施例ではcpu71 による演算処理が可能であり、また、流
量信号が得られるため、基準抵抗体12の両端電圧から
流量に対応した値を演算処理することにより流体温度に
対応した信号を求めることが可能となる。従って、A/
Dコンバータによりディジタル変換された流量信号の流
体の温度変化による計測誤差を前述のように流量によら
ず一定比率となるように調整しておき、cpu71によ
り流体の温度を基に補正することにより、温度誤差を低
減することが可能となる。
路42の内部に設置されているため、外部に置かれた場
合より回路温度も流体温度に近付くので、流体温度と回
路温度をほぼ等しいものとして、総合的に温度誤差を補
正することも可能である。しかし、回路温度は流体より
も外部の熱をハウジングを伝わる熱伝導により受けやす
いことや、回路の抵抗や素子等からの自己加熱もあるた
め、流体と回路は全く同じ温度とはならないので、前述
のように回路の温度特性は、個別に温度誤差がほぼ0%
となるように調整しておくことが望ましい。
れた流量信号や、流体の温度信号は、インターフェース
74を介してコネクタターミナル75から外部機器へ出
力される。また、演算処理のための係数等の数値データ
はメモリ73に保管されているため、このメモリ73内
のデータを書き替えることで個別に調整することも可能
である。
時の実施例を内燃機関の構成図である図17を基に説明
する。
は、スロットルバルブ102及びアイドルコントロール
バルブ103により制御される。その吸入空気110は
外部よりエアクリーナ104に吸入され、フィルタ10
5を介して発熱抵抗式流量測定装置1,スロットルボデ
ィ115を通過して、エンジンシリンダ101に吸入さ
れ、燃焼後排気111として排出される。また、エアク
リーナ104の内部には吸気温度センサ106が、排気
管には空燃比センサ107が、またエンジンにはクラン
ク角センサ108が、スロットルボディ115にはスロ
ットル開度センサ109が設置され、コントロールユニ
ット112に、空気流量信号,吸気温度信号,空燃比信
号,クランク角度(エンジン回転数)信号,スロットル
開度信号が入力される。コントロールユニット112は
これらの入力信号を基に機関を最適に制御するためのイ
ンジェクタ113の燃料制御信号やアイドルコントロー
ルバルブ103の開度信号を出力するものである。
温度変化により生じる計測誤差を流量によらず一定比率
となるように調整しておくことにより、コントロールユ
ニット112内で吸気温度信号を基に補正可能となるた
め、吸気温度による計測誤差を低減した流量値が得ら
れ、機関のより高精度な制御が可能となる。
生じる発熱抵抗式流量測定装置の温度誤差を流体の温度
により容易に補正できる。
構成図。
施例の横断面図。
誤差の一従来例。
来例。
来例。
誤差の一従来例。
来例。
従来例。
による計測誤差。
と計測誤差の関係。
特性。
総合温度誤差。
総合温度誤差。
測定装置の一実施例の横断面図。
図。
3…温度補正部、4…コントロールユニット、5…制御
部、6…流量変換部、7…A/Dコンバータ、8…イン
ターフェース、9…マイコン、11…発熱抵抗体、12
…基準抵抗体、13…抵抗、15…流量信号、16…電
源端子、17…ブリッジ抵抗1、18…ブリッジ抵抗
2、19…流量に対応したブリッジ信号、21…感温抵
抗体、22…温度信号、40…流体通路、41…ボデ
ィ、42…主通路、43…副通路、51…ハウジング、
53…ターミナル、54…リード、55…コネクタ、5
6…副通路構成部材、57…ワイヤ、61…制御回路、
63…出力特性調整回路、64…ツェナーダイオード、
65…ダイオード、66,67…抵抗、68…基準電
圧、69…オペアンプ、101…エンジンシリンダ、1
02…スロットルバルブ、103…アイドルコントロー
ルバルブ、104…エアクリーナ、105…フィルタ、
115…スロットルボディ、106…吸気温度センサ、
107…空燃比センサ、108…クランク角センサ、1
09…スロットル開度センサ、110…吸入空気、11
1…排気、112…コントロールユニット、113…イ
ンジェクタ。
Claims (10)
- 【請求項1】 副通路に設けられた発熱抵抗体と、 前記副通路に設けられ、前記発熱抵抗体の加熱基準とな
る基準抵抗体と、 温度を検出する温度検出手段と、 少なくともCPUとA/Dコンバータとを有する電子回
路と、 前記電子回路を内装するハウジングとを備え、 前記副通路が前記ハウジングに一体に形成された発熱抵
抗式流量測定装置であって、 前記A/Dコンバータによりデジタル変換された流量信
号が、流量に対する計測誤差が流体の温度によらずほぼ
一定の特性を有し、 前記CPUが前記温度検出手段が検出する温度に基づい
て、前記デジタル変換された流量信号を一次式で補正す
る発熱抵抗式流量測定装置。 - 【請求項2】 発熱抵抗体からの放熱量あるいは加熱され
た抵抗体の温度を基に流体の流量を計測する発熱抵抗式
流量測定手段からの流量信号を入力して補正する補正装
置であって、 前記流量信号は、流量に対する計測誤差が前記流体の温
度によらずほぼ一定の特性を有し、 前記発熱抵抗式流量測定手段が設置された流体通路内の
温度を検出する温度検出手段からの温度信号に基づいて
前記流量信号を一次式で補正する補正装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記補正された流量に基づいた内燃機関の燃料制御信号
またはアイドルコントロールバルブの開度信号を出力す
ることを特徴とする補正装置。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記流量信号をデジタル値に変換するA/Dコンバータ
と、 変換された信号に対して前記補正をするマイコンとを備
えたことを特徴とする補正装置。 - 【請求項5】 請求項2から4のいずれかにおいて、 前記流量信号は、少なくとも流体の温度が80℃および
−40℃で、流量に対する計測誤差がほぼ一定の特性を
有することを特徴とする補正装置。 - 【請求項6】 請求項2において、 前記発熱抵抗式流量測定手段の副通路を形成するハウジ
ングに内装されたことを特徴とする補正装置。 - 【請求項7】 発熱抵抗体からの放熱量あるいは加熱され
た抵抗体の温度を基に、流体の流量に対応した流量信号
を出力する発熱抵抗式流量測定手段と、 前記発熱抵抗式流量測定手段が設置された流体通路内の
温度を検出する温度検出手段と、 前記発熱抵抗式流量測定手段からの流量信号を補正する
補正手段と、を備えた温度誤差補正システムであって、 前記流量信号は、流量に対する計測誤差が流体の温度に
よらずほぼ一定の特性を有し、 前記補正手段は、前記流体温度検出手段からの温度信号
に基づいて前記流量計測手段からの流量信号を一次式で
補正する温度誤差補正システム。 - 【請求項8】 請求項7において、 前記流量信号をデジタル値に変換するA/Dコンバータ
と、 変換された信号に対して前記補正をするマイコンとを備
えたことを特徴とする温度誤差補正システム。 - 【請求項9】 請求項7または8において、 前記補正された流量に基づいた内燃機関の燃料制御信号
またはアイドルコントロールバルブの開度信号を出力す
ることを特徴とする温度誤差補正システム。 - 【請求項10】 請求項1において、 前記流量信号は、少なくとも流体の温度が80℃および
−40℃で、流量に対する計測誤差がほぼ一定の特性を
有することを特徴とする温度誤差補正システム。
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