JP3386295B2 - 連系形電力変換装置 - Google Patents
連系形電力変換装置Info
- Publication number
- JP3386295B2 JP3386295B2 JP20604895A JP20604895A JP3386295B2 JP 3386295 B2 JP3386295 B2 JP 3386295B2 JP 20604895 A JP20604895 A JP 20604895A JP 20604895 A JP20604895 A JP 20604895A JP 3386295 B2 JP3386295 B2 JP 3386295B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- power
- input
- circuit
- conversion circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/56—Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Description
太陽光発電システムにおいて、太陽電池の直流出力を交
流電力に変換して、系統配電線に逆潮流する連系形電力
変換装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、太陽光発電システムにおいて、太
陽電池により発電された直流電力を系統配電線に供給す
る場合、連系形電力変換回路により太陽電池の直流電力
を系統配電線側の電圧及び周波数に協調した電力に変換
して供給している。 【0003】図10は、従来の連系形電力変換装置10
1が適用された太陽光発電システムを表すシステムブロ
ック図である。太陽電池100の出力電極(+及び−)
P及びNは連系形電力変換装置101の入力に接続さ
れ、連系形電力変換装置101の出力は連系保護装置1
02を介して系統電源103から給電される系統配電線
106に接続されている。連系保護装置102は、連系
形電力変換装置101と系統配電線106との間の保護
協調を行う目的で設置されており、また、連系形電力変
換装置101に内蔵されたものもある。 【0004】ここで、従来の連系形電力変換装置101
は、太陽電池100で発電された直流電力を交流電力に
変換する直流−交流変換回路104と、この直流−交流
変換回路104の交流出力を変圧して系統配電線との混
触を防止する商用絶縁変圧器105から構成されてい
る。この商用絶縁変圧器105は大型の重量物であり、
直流−交流変換回路104とは独立して連系形電力変換
装置101に内蔵されている。連系形電力変換装置10
1により変換して得られた交流電力は、連系保護装置1
02を介して、系統電源103から給電されている系統
配電線106に逆潮流して給電するものとなっている。 【0005】また、特開平2−81107号公報に開示
されているように、大型の重量物である商用絶縁変圧器
105に代えて、高周波絶縁変圧器T2を用いることに
より、装置の小型軽量化を図ったものが知られている。
図11は、この高周波絶縁変圧器T2を用いて構成され
た連系形電力変換装置111を太陽光発電システムに適
用したシステムブロック図である。この連系形電力変換
装置111は、太陽電池100の直流出力を直流−直流
変換器112により電圧変換し、さらに直流−交流変換
器113により交流電力に変換して、系統配電線106
側の電圧及び周波数と協調した電力に変換して出力する
ものとなっている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな大型で重量物の商用絶縁変圧器を用いた従来の連系
形電力変換装置101では装置の小型軽量化が困難であ
るという問題があった。 【0007】また、これに対して、特開平2−8110
7号公報に開示されている連系形電力変換装置111
は、装置の小型軽量化には有効ではあるが、太陽電池1
00の出力電圧を一定とするため、受光日照強度又は太
陽電池素子温度により変動する太陽電池100の最大出
力電力を取り出すことができず、太陽電池100により
発電された電力を有効に利用することができないという
問題があった。 【0008】また、系統配電線106との連系運転時に
おける保護協調のためには連系保護装置102は不可欠
であり、これも装置の小型化、低コスト化の障害となっ
ていた。 【0009】さらに、例えば単相2線式200V出力の
連系形電力変換装置を単相3線式200V/100V配
電線の200V側に連系する場合、連系形電力変換装置
と系統配電線との間に接続された開閉器(例えば、配電
盤の漏電遮断器等)が解放された時、単相3線式200
V/100V配電線の100V側に接続された負荷に、
連系形電力変換装置側からの電力により過電圧が印加さ
れる場合がある。この過電圧から負荷を保護するため、
過電圧保護継電器を連系形電力変換装置の出力部に設け
る必要があった。 【0010】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
のであり、小型軽量に装置を構成することができ、ま
た、太陽電池の最大出力電力を有効に利用することがで
き、さらに、系統配電線に接続された負荷を過電圧から
保護することのできる連系形電力変換装置を提供するこ
とを課題とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を有する。 【0012】本発明は、太陽電池の直流出力を入力して
直流−直流変換する直流−直流変換回路と、前記直流−
直流変換回路の出力を入力して直流−交流変換する直流
−交流変換回路と、制御回路とを備え、前記直流−直流
変換回路は、太陽電池の出力を入力して高周波電力に変
換して出力するスイッチング回路と、前記スイッチング
回路の出力を入力する高周波絶縁変圧器と、前記高周波
絶縁変圧器の出力を入力して整流する整流回路とを備
え、前記制御回路は、前記太陽電池の直流出力の電力を
演算し、太陽電池最大出力電力点に留まるように、前記
スイッチング回路の導通時間を制御して、前記直流−直
流変換回路の入力インピーダンスを制御することを特徴
とする連系形電力変換装置である。 【0013】また、本発明は、太陽電池の直流出力を入
力して直流−直流変換する直流−直流変換回路と、前記
直流−直流変換回路の出力を入力して直流−交流変換す
る直流−交流変換回路と、制御回路とを備え、前記制御
回路は、太陽電池の出力電力が直流−直流変換回路の許
容入力を超える場合に、前記直流−直流変換回路の入力
インピーダンスを増加させて、前記直流−直流変換回路
の入力が、電流及び電力の許容範囲を超えないようにす
ることを特徴とする連系形電力変換装置である。 【0014】ここで、前記制御回路は、系統配電線の電
圧又はその周波数を検出する検出手段を備え、前記検出
手段により検出された結果に基づいて、系統配電線と協
調して連系運転を維持できない場合又は系統配電線に過
電圧が発生した場合には、前記制御回路がその運転を制
御する1又は2以上の要素回路の運転を一時的に停止す
ることを特徴とする。 【0015】 【0016】本発明に係る連系形電力変換装置によれ
ば、太陽電池側からみて出力負荷となる直流−直流変換
回路の入力インピーダンスが変化すれば、太陽電池の出
力電圧が変化し、太陽電池の出力電力はその特性曲線に
沿って変化する。制御部は太陽電池の出力電力を演算し
て、太陽電池の出力が最大電力となるように直流−直流
変換回路の入力インピーダンスを制御する。 【0017】また、本発明に係る連系形電力変換装置に
よれば、太陽電池の出力負荷となるスイッチング回路の
導通時間を制御することにより、このスイッチング回路
を流れる電流量が制御される。この結果、直流−直流変
換回路の入力インピーダンス(太陽電池の負荷特性)が
制御される。 【0018】また、本発明に係る連系形電力変換装置に
よれば、制御回路は、太陽電池の出力電力が直流−直流
変換回路の許容入力を超える場合に、直流−直流変換回
路の入力が直流−直流変換回路の許容入力電流及び許容
入力電力を超えない範囲で直流−直流変換回路の入力イ
ンピーダンスを増加させる。これにより、太陽電池の出
力点は最大出力点を含む高出力領域からはずれ、直流−
直流変換回路に入力される電力が制限される。 【0019】また、本発明に係る連系形電力変換装置に
よれば、制御回路は、系統配電線の電圧又はその周波数
を検出し、直流−直流変換回路等の運転を一時的に停止
して、連系形電力変換装置を保護する。 【0020】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、実施形態に係る連系形電
力変換装置1が設けられた太陽光発電システムの構成を
表すシステムブロック図である。 【0021】連系形電力変換装置1は、太陽電池100
で発電された直流出力を単相2線式200V(Vug)の
交流電力に変換し、その出力を単相3線式200V/1
00V系統配電線11の200Vに接続して連系運転を
行うものとなっている。 【0022】この単相3線式系統配電線11には系統電
源103から給電された電力が柱上変圧器10により1
00Vと200Vに変圧されて給電されている。すなわ
ち、柱上変圧器10の中性点端子Nは接地され、この中
性点端子Nと出力端子Hとの間には100V(V1)が
出力されている。また、中性点端子Nと出力端子Lとの
間にも100V(V2)が出力され、端子Hと出力端子
Lとの間には200V(Vug)が出力されるものとなっ
ている。 【0023】また、連系形電力変換装置1の出力端子A
OUTとBOUTとの間には、連系形電力変換装置1の出力と
して200V(Vug)が現れており、これら出力端子A
OUT及びBOUTは系統配電線11を介して柱上変圧器10
の200V出力端子である端子H及びLと接続されてい
る。 【0024】このように太陽光発電システムに組み込ま
れた連系形電力変換装置1の構成について以下に説明す
る。連系形電力変換装置1は入力リレー2、直流−直流
変換回路3、直流−交流変換回路4及び連系リレー5の
各要素回路により構成される主回路(符号なし)と、こ
の主回路を制御する制御回路6と、直流−直流変換回路
3の入力電流Iin及び直流−交流変換回路4の出力電流
Ioutをそれぞれ検出するための電流センサー8及び9
と、太陽電池から出力される電力の一部を入力して制御
回路6の動作電力を生成する制御電源7とから構成され
ている。 【0025】以下、さらに構成を詳述する。先ず、太陽
電池100の出力が接続される一対の入力端子AIN及び
BINには入力リレー2の入力端子2a及び2bが接続さ
れ、このリレー2の出力端子2c,2dは接続点A0,
B0を介して直流−直流変換器3の入力に接続される。
また、入力端子AIN及びBINには制御電源7の入力が接
続されて、この制御電源7の出力は制御回路6にその動
作電源として与えられる。一方、直流−直流変換回路3
の出力は、接続点A1及びB1を介して直流−交流変換回
路4の入力に接続され、直流−交流変換回路4の出力は
接続点A2及びB2を介して連系リレー5の入力端子5
a,5bに接続される。そして、この連系リレー5の出
力端子5c,5dは、この連系形電力変換装置1の出力
端子である端子AOUT及びBOUTにそれぞれ接続される。 【0026】なお、入力端子AINと入力リレー2の端子
2aとの間には、直流−直流変換回路3に入力される電
流Iinを検出するための電流センサー8が設けられ、ま
た、直流−交流変換回路4の出力(接続点A2側)と連
系リレー5の入力端子5aとの間には、直流−交流変換
回路4から出力される電流Ioutを検出するための電流
センサー9が設けられている。 【0027】これら電流センサー8及び9により検出さ
れた電流Iin及びIoutは制御回路6に情報として与え
られる。また、制御回路6には、太陽電池100から直
流−直流変換回路3に入力される電圧Vin、直流−直流
変換回路3の出力電圧VC、直流−交流変換回路4の出
力電圧Vout及びこの連系形電力変換装置1の出力端子
AOUT,BOUTが接続される単相3線式系統配電線11の
電圧V1,V2,Vugが情報として与えられる。そして、
これらの情報に基づいて、制御回路6は、リレー制御信
号SR1及びSR2をそれぞれ入力リレー2及び連系リレ
ー5に与え、ドライブ信号SC1及びSC2をそれぞれ直
流−直流変換回路3及び直流−交流変換回路4に与え
る。 【0028】ここで、制御回路6は、後述する以下の5
つの制御機能を有する。すなわち、第1に入力リレー2
の解列制御機能、第2に直流−直流変換回路3の入力イ
ンピーダンス制御機能、第3に直流−交流変換回路4の
出力電流Iout制御、第4に連系リレー5の解列制御機
能、第5に系統配電線の電圧又は周波数の異常を検出し
てこの連系形電力変換回路1の電力変換動作を停止する
機能である。これら機能及びそれを達成する回路構成の
詳細については後述する動作の説明で併せて述べる。 【0029】図2は、直流−直流変換回路3の構成を表
す回路図である。接続点A0,B0には、コンデンサC1
により構成される入力フィルタ30を介して、スイッチ
ング素子Q1〜Q4により構成されるフルブリッジ形スイ
ッチング回路31の入力が接続される。このスイッチン
グ回路31の出力は高周波絶縁変圧器T1に入力され
る。この高周波絶縁変圧器T1の出力は整流器D1〜D4
から構成されるフルブリッジ形整流回路32に入力さ
れ、このフルブリッジ形整流回路32の出力は、平滑用
コイルL1及び平滑用コンデンサC2から構成される出力
平滑回路33を経て、接続点A1及びB1に与えられる。 【0030】図3は、直流−交流変換回路4の構成を表
す回路図である。接続点A1及びB1には、スイッチング
素子Q11〜Q14から構成されるフルブリッジ形スイッチ
ング回路34の入力が接続され、このフルブリッジ形ス
イッチング回路34の出力はコイルL11,L12及びコン
デンサC11から構成される出力フィルタ35を介して接
続点A2及びB2に与えられる。 【0031】なお、スイッチング素子Q1〜Q4及びQ11
〜Q14は、例えばバイポーラトランジスタ、電界効果型
トランジスタ、パワートランジスタ等の素子を用いて構
成される。 【0032】このように構成された連系形電力変換装置
1の動作について、以下に説明する。先ず、太陽電池1
00は太陽光に励起されて直流電力をその電極(+及び
−)P及びNに出力する。そして、この出力電力は入力
端子AIN及びBINを介して連系形電力変換装置1に入力
される。入力リレー2は、制御電源7により制御回路6
に給電される電源出力が確立して制御回路6が起動した
後に,この制御回路6から出力される信号SR1に制御
されて投入される(制御回路6の第1の機能)。入力リ
レー2が投入されると、太陽電池100の出力はリレー
2を介して直流−直流変換回路3に入力される。 【0033】直流−直流変換回路3に入力された太陽電
池100の出力は、入力フィルタ30を経てフルブリッ
ジ形スイッチング回路31に入力される。フルブリッジ
形スイッチング回路31を構成するスイッチング素子Q
1,Q4及びQ2,Q3の2組のスイッチング素子対は後述
する信号S14,S23により交互に導通をスイッチング制
御されて高周波電力を生成する。この高周波電力は高周
波絶縁変圧器T1に入力されて、これを励磁する。そし
て、高周波絶縁変圧器T1からは変圧された高周波電力
が出力され、この出力を整流回路32により全波整流
し、さらに出力平滑回路33を経て再度直流電力に変換
される。 【0034】ここで、フルブリッジ形スイッチング回路
31のスイッチング周波数を可聴周波数帯域以上の20
キロヘルツ前後として、その1周期におけるスイッチン
グ素子Q1〜Q4の導通時間の割合(=デューティ比)を
変化させると、このスイッチング回路31を流れる電流
量を変化させることができる。すなわち、太陽電池10
0側から見ると、直流−直流変換回路3の入力インピー
ダンスが変化する結果となる。 【0035】このことを踏まえて、次に直流−直流変換
回路3が太陽電池の最大出力電力を追尾して入力する動
作について説明する。図4は太陽電池の出力電圧−電流
特性曲線(I)及び直流−直流変換回路3の入力電圧−
電流特性(II)を重ねて表した線図である。直流−直流
変換回路3の入力電圧−電流特性(II)を表す直線の傾
きは、直流−直流変換回路3の入力インピーダンスを表
すことから、以下の説明では、直流−直流変換回路3の
入力電圧−電流特性(II)を入力インピーダンス特性と
言うこととする。 【0036】図4の曲線で表される出力電圧−電流特性
(I)を有する太陽電池100の出力に、図4の直線で
表される入力インピーダンス特性(II)を有する直流−
直流変換回路3の入力を接続すると、太陽電池100の
出力電力(即ち、直流−直流変換回路3の入力電力)
は、これら2つの特性線の交点Pで定まる電圧と電流と
の積から求められる電力となる。換言すると、直流−直
流変換回路3の入力インピーダンスを変化させることに
より、太陽電池100から連系形電力変換回路1に入力
される電力を制御することができる。 【0037】直流−直流変換回路3の太陽電池最大出力
電力追尾機能はこの点に着目したものであり、太陽電池
100の出力電圧及び電流(即ち、直流−直流変換回路
3の入力電圧Vin及び電流Iin)を随時モニタして、太
陽電池100の出力電圧と出力電流の積が最大となるよ
うに、制御回路6が直流−直流変換回路3の入力インピ
ーダンスを制御する(制御回路6の第2の機能)もので
ある。 【0038】ここで、制御回路6の第2の制御機能であ
る直流−直流変換回路3の入力インピーダンス制御につ
いて説明する。図5は、制御回路6に組み込まれた入力
インピーダンス制御部の回路ブロック図であり、また、
図6は、この入力インピーダンス制御部を構成するMP
U21の動作を表したフローチャートである。 【0039】太陽電池100の出力、即ち直流−直流変
換回路3の入力電圧Vin及び電流Iinは、A/Dコンバ
ータ20によりデジタル量に変換されて、MPU21に
入力される。MPU21に入力された入力電圧Vin及び
電流Iinは、それぞれ変数V及びIに格納される(ステ
ップS12a及びS12b)。MPU21は、これら変
数V及びIの積を演算して電力P2を求め(ステップS
13)、前回の電力演算結果P1と大小を比較する(ス
テップS14)。なお、初期状態においては、前回の電
力演算結果を格納する変数P1にはゼロが格納されてお
り(ステップS11)、また、後述する制御電圧信号S
tにも直流−直流変換回路3の初期の入力インピーダン
スが無限大となるようにゼロが格納されている(ステッ
プS11)。 【0040】前記比較の結果、今回演算した電力P2の
方が大きい場合には(ステップS14,Yes)、制御
電圧信号Stを微小増加させる(ステップS15a)。
また、逆に、今回演算した電力P2の方が小さい場合に
は(ステップS14,No)、制御電圧信号Stを微小
減少させる(ステップS15b)。 【0041】そして、前回の電力演算結果を格納する変
数P1の内容を今回演算した電力P2の内容に更新して
(ステップS16)、次にモニタされる入力電圧Vin及
び電流Iinの入力を待つ。 【0042】D/Aコンバータ22は、電力P2とP1の
大小比較結果に基づいて更新される制御電圧信号Stを
アナログ量に変換してコンパレータ24の一方の入力に
出力する。また、コンパレータ24の他方の入力には三
角波信号発生回路23から三角波信号が基準信号として
与えられる。そして、コンパレータ24はこの基準信号
とアナログ量に変換された制御電圧信号Stとを比較し
てPWM(Pulse WidthModulation)波であるクロック信
号を生成する。パルス分配器25はこのクロック信号を
入力して、クロック信号S14及びS23を生成する。これ
らクロック信号S14及びS23は制御電圧信号Stの大き
さに応じたデューティ比を有するものとなる。そして、
クロック信号S14はスイッチング素子Q1及びQ4の導通
を、また、クロック信号S23はスイッチング素子Q2及
びQ3の導通を制御する。 【0043】なお、パルス分配器25は、クロック信号
S14とS23を生成する際に、それぞれの信号のデューテ
ィ比は同一であるが、スイッチング素子Q1,Q4及びQ
2,Q3の2組のスイッチング素子対が同時に導通しない
ように、クロック信号S14とS23との間に一定の位相差
を設けるものとなっている。 【0044】本実施の形態の場合、クロック信号S14,
S23がハイレベル(H)のときに、それぞれのクロック
信号に制御されてスイッチング素子Q1〜Q4が導通する
ので、デューティ比が信号のハイレベルの期間の割合を
表現したものであるとすれば、クロック信号S14及びS
23のデューティ比の増加は、直流−直流変換回路3の入
力インピーダンスの減少をもたらす。 【0045】前述したように、初期状態において、直流
−直流変換回路3の入力インピーダンスは無限大となる
ように設定されている。また、図4から理解されるよう
に、この初期状態において、直流−直流変換回路3に流
れ込む電流はゼロであり、太陽電池100から直流−直
流変換回路3に入力される電力もゼロである。このこと
から、制御回路6が動作した直後は、直流−直流変換回
路3の入力インピーダンスは無限大から徐々に減少する
ように制御される。この入力インピーダンスの減少に伴
って、太陽電池100の出力電力、即ち直流−直流変換
回路3に入力される電力は増加して、太陽電池最大出力
電力点Pmaxに到達する。 【0046】さらに、直流−直流変換回路3の入力イン
ピーダンスは減少するように制御されるが、太陽電池最
大出力電力点Pmaxを過ぎると、太陽電池100の出力
は低下を始めるので、制御回路6は制御電圧信号Stを
微増させ、直流−直流変換回路3に入力される電力が太
陽電池最大出力電力点Pmaxに留まるように直流−直流
変換回路3の入力インピーダンスを制御する。 【0047】上述したような制御回路6による直流−直
流変換回路3の入力インピーダンス制御動作により、太
陽電池最大出力電力追尾機能が実現されている。なお、
直流変換回路3は、太陽電池最大出力電力点追尾機能の
他、太陽電池100側と系統配電線11側とを絶縁する
機能をも有するものとなっている。 【0048】ここで、太陽電池100から入力される電
力が、連系形電力変換装置1の許容入力を超える場合の
動作について説明する。図9は、連系形電力変換装置1
に入力可能な電力範囲と、連系形電力変換装置1に入力
される電力がその入力可能な電力範囲を超える場合の太
陽電池最大出力電力点追尾機能を説明するための線図で
ある。 【0049】太陽電池100から連系形電力変換装置1
に入力される電力は、連系形電力変換装置1を構成する
回路素子の性能上の制約から、回路定格入力電力(IV)
を超えることは禁止される。また、連系形電力変換装置
1を構成する回路動作上の制約から、連系形電力変換装
置1は一定の入力電圧範囲を有する。さらに、図4から
理解されるように、太陽電池100の出力電流は定格太
陽電池短絡電流ISを超えることはないので、太陽電池
100の出力電力はこの定格短絡電流ISで定められる
電力(III)を超えることはない。以上の3つの制約か
ら、連系形電力変換装置1の入力電力範囲(図9の斜線
領域)が定められる。したがって、太陽電池100の出
力電力−電圧特性(V)がこの範囲内に存在する場合
に、太陽電池の最大出力点の追尾が可能となる。また、
太陽電池の素子温度が上昇して、太陽電池の最大出力点
の電圧が低下したとしても、特性曲線(VI)がこの範囲
内にあれば、この特性曲線(VI)に沿った太陽電池の最
大出力点の追尾が可能となる。 【0050】しかし、図9の特性曲線(VII)に示すよ
うに、連系形電力変換装置1に入力される電力がその入
力許容範囲を超えることとなった場合には、制御回路6
は直流−直流変換回路3の入力インピーダンスを増加さ
せて、太陽電池の最大出力電力点Pmaxの追尾を停止
し、その入力電力点をAaからAbに移動させる。この結
果、太陽電池100から直流−直流変換回路3に入力さ
れる電力は制限されて、連系形電力変換装置1は過剰入
力電力による破壊から保護される。 【0051】次に、直流−直流変換回路3の直流出力電
圧VCを入力する直流−交流変換回路4の動作について
説明する。直流−直流変換回路3の直流出力電圧V
Cは、接続点A1及びB1を介して直流−交流変換回路4
のフルブリッジ形スイッチング回路34に入力されて交
流電力に変換される。この交流電力は、さらに出力フィ
ルタ35で不要な周波数成分を除去され、接続点A2及
びB2を介して出力される。 【0052】ここで、直流−直流変換回路3の出力電圧
VCは次式(1)で求められ、太陽電池100の出力特
性上、出力開放電圧側から最大出力点の前後までの領域
において、ほぼ定電圧特性を示す。 【0053】 VC=VIN×D×N2/N1 ・・・・・ (1) ただし、 D;デューティ比 N1;高周波絶縁変圧器T1の1次側巻線数 N2;高周波絶縁変圧器T1の2次側巻線数 【0054】これより、この領域において、スイッチン
グ回路31の導通を制御する信号S14及びS23のデュー
ティ比Dの増加量に対する入力電圧Vinの減少量は僅か
である。従って、直流−直流変換回路3の出力が無負荷
(即ち、出力開放)の場合、出力電圧VCは、高周波絶
縁変圧器T1の変圧比に応じて上昇することとなる。 【0055】しかし、直流−交流変換回路4の入力イン
ピーダンスが直流−直流変換回路3の出力負荷として機
能し、直流−直流変換回路3の出力電圧VCが予め設定
した電圧VCONSTを超えないように、制御回路6が直流
−交流変換回路4の出力電流Ioutを制御する。すなわ
ち、直流−交流変換回路4は、その入力電流を出力電流
Ioutとして放出する量を制御回路6により制御するこ
とにより、電圧VCを定電圧に保つように動作する。こ
の制御回路6の電流Iout制御機能が、後述する制御回路
6の第3の制御機能である。 【0056】ここで、電圧VCONSTは、直流−交流変換
回路4の出力電圧が連系配電線側の電圧と協調するよう
に設計されて定められる値である。このように電圧VC
を一定に制御する結果、連系型電力変換回路1の出力電
圧を一定に保持することができ、系統配電線側の電圧と
の協調が可能となる。 【0057】ここで、制御回路6の第3の制御機能であ
る電流Iout制御機能について説明する。直流−交流変換
回路4から電流Ioutとして放出する電流量の調整は、
フルブリッジ形スイッチング回路34を構成するスイッ
チング素子Q11〜Q14が導通する時間を制御回路6によ
り制御されて実現される。 【0058】図7は、制御回路6に組み込まれた電流I
out制御部の回路ブロック図であり、図8は、この電流
Iout制御部を構成するMPU51の動作を表したフロ
ーチャートである。 【0059】この出力電流Ioutを制御する動作もま
た、直流−直流変換回路3における入力インピーダンス
制御の原理と同様である。以下に説明する。制御回路6
に情報として入力された直流−直流変換回路3の出力電
圧VCは、A/Dコンバータ50によりデジタル量に変
換されてMPU51に入力される。MPU51に入力さ
れた電圧VCの情報は、変数VC2に格納される(ステッ
プS22)。MPU51は、変数VC2の内容と予め設
定された電圧Vminとの大小を比較する(ステップS2
3)。この電圧Vminは、電圧VCの取り得る最小電圧で
あり、電圧VCが前述したVCONSTを超えないように定め
られる。 【0060】前記比較の結果、変数VC2の内容が予め
設定された電圧Vminを超えていないと判断されると
(ステップS23,No)、制御電圧信号Saにゼロが
リセットされて(ステップS24)、次にモニタされる
電圧VCの入力を待つ。また、変数VC2の方がVminよ
り大きいと判断されると(ステップS23,Yes)、
さらに変数VC2は前回の電圧VCのモニタ値が格納され
た変数VC1と大小が比較される(ステップS25)。
前記比較の結果、変数VC2の方が大きいと判断される
と(ステップS25,Yes)、制御電圧信号Saは微
小増加される(ステップ26a)。逆に、小さいと判断
されると、微小減少される(ステップS26b)。 【0061】そして、前回のモニタ結果を格納する変数
VC1の内容を今回モニタした結果を格納する変数VC2
の内容に更新して(ステップS27)、次にモニタされ
る電圧VCの情報の入力を待つ。 【0062】なお、初期状態においては、前回モニタさ
れた電圧VCの情報を格納する変数VC1にはゼロが格納
されており(ステップS21)、また、制御電圧信号S
aは直流−交流変換回路4の入力インピーダンスが無限
大となるようにゼロがセットされている(ステップS2
1)。 【0063】D/Aコンバータ52は、電圧VC1とV
C2の大小比較結果に基づいて更新される制御電圧信号
Saをアナログ量に変換して、混合器58に与える。 【0064】一方、基準正弦波信号生成回路54は、直
流−交流変換回路4の出力電圧Voutを情報として入力
し、基準正弦波信号を生成する。この基準正弦波信号と
アナログ量に変換された制御電圧信号Saとは混合器5
8により混合されて、直流−交流変換回路4の出力電流
Ioutの情報を他方の入力とする誤差増幅器55の一方
の入力に与えられる。このようにして誤差増幅器55か
ら得られる出力信号は、連系形電力変換装置1の出力電
流波形が正弦波となるように生成されるものとなってい
る。 【0065】コンパレータ56は三角波信号発生回路5
3から出力される三角波信号を誤差増幅器55の出力信
号と比較してPMW(Pulse Width Modulation)波であ
るクロック信号を生成し、パルス分配器57はこのクロ
ック信号を入力して、クロック信号S114及びS123を生
成する。このようにして生成された信号S114及びS123
は制御電圧信号Saの大きさに応じたデューティ比を有
するものとなる。そして、制御電圧信号Saの増減に応
じてスイッチング回路34の導通時間が制御され、出力
電流Ioutが増減する。これらクロック信号S114及びS
123によるスイッチング回路34の駆動はスイッチング
回路31と同様であるので、その説明を割愛する。 【0066】なお、クロック信号S114及びS123の周波
数は、この連系形電力変換装置1から出力される電力が
系統配電線11側と協調する周波数成分を有するように
定められる。 【0067】このように、制御回路6は電圧VCの増減
をモニタして電流Ioutを調整する。この結果、直流−
交流変換回路4は、電圧VCが電圧Vminと電圧VCONST
との間のほぼ一定の電圧に保持されるように動作する。
これにより、直流−交流変換回路4は、系統配電線11
側の電圧と協調した出力電圧Voutを保持しつつ、連系
リレー5を介して出力電流Ioutを系統配電線11に供
給する。 【0068】ここで、連系リレー5は、系統配電線11
の電圧及び周波数が正常な状態で、かつ、直流−交流変
換回路4の出力が確立した後に、制御回路6に制御され
て投入される(制御回路6の第4の制御機能)。 【0069】以上により、太陽電池100で発電された
直流出力は、系統配電線側の電力と電圧及び周波数が協
調した交流電圧に変換されて、出力端子AOUT,BOUTに
現れることとなる。 【0070】次に、連系形電力変換装置1が、接続され
る系統配電線と協調して運転できない場合の動作の制御
(制御回路6の第5の機能)について説明する。第1
に、系統配電線の系統電圧及び周波数がそれぞれの整定
値からはずれた場合について説明する。この場合、制御
回路6は連系リレー5を解放すると共に、直流−直流変
換回路3及び直流−交流変換回路4のスイッチング回路
31及び34のスイッチング動作を停止し、連系形電力
変換装置1を系統配電線11から解列して運転を停止す
るように制御する。 【0071】第2に、例えば電力変換装置1と系統配電
線11との間に繋がれている遮断器等が解放状態となっ
た場合について説明する。この場合、系統配電線11の
V1,V2の各100V線間の負荷がアンバランスになっ
ていると、この100V線に繋がれる負荷に過電圧が印
加される。この過電圧による負荷の保護のため、制御回
路6は系統配電線11の中性線に対する配電線の電圧
(V1,V2)をモニタし、このモニタ電圧がある一定の
値以上となったときに、制御回路6は連系リレー5を解
放することにより連系形電力変換装置1を系統配電線1
1から解列し、直流−直流変換回路3及び直流−交流変
換回路4のそれぞれのスイッチング回路31及び34の
スイッチング動作を停止することにより、瞬間的に装置
の運転を停止するように制御する。このように、制御回
路6は、第5の制御機能として、系統配電線の電圧及び
周波数をモニタして、連系形電力変換装置1の運転を停
止する制御機能を有している。 【0072】 【発明の効果】本発明の連系形電力変換装置において、
太陽電池の出力を直流−直流変換回路に入力し、この直
流−直流変換回路の入力インピーダンスを、太陽電池の
最大出力電力が入力されるように制御するようにしたの
で、太陽電池の直流出力を効率良く交流電力に変換する
ことができ、太陽電池の出力を有効に利用することがで
きる。 【0073】また、本発明の連系形電力変換装置におい
て、商用絶縁変圧器に代えて、高周波絶縁変圧器を用い
たので、装置の大幅な小型軽量化を図ることができる。 【0074】さらに、本発明の連系形電力変換装置にお
いて、太陽電池から過電力が入力された場合、連系形電
力変換装置の入力インピーダンスを増加させるようにし
たので、連系形電力変換装置に入力される電力を制限す
ることができ、過電力の入力による装置の破壊を防止す
ることができる。 【0075】さらにまた、本発明の連系形電力変換装置
において、系統配電線と協調して連系運転を維持できな
い場合又は系統配電線に過電圧が発生した場合には、制
御回路が装置の運転を停止するように制御するので、連
系保護装置や過電圧保護継電器を設ける必要がなく、さ
らなる装置の小型軽量化、低コスト化を図ることができ
る。
を表すシステムブロック図である。 【図2】直流−直流変換回路の構成を表す回路図であ
る。 【図3】直流−交流変換回路の構成を表す回路図であ
る。 【図4】太陽電池の出力電圧−電流特性曲線(I)及び
直流−直流変換回路の入力電圧−電流特性(II)を重ね
て表した線図である。 【図5】制御回路における入力インピーダンス制御部の
回路ブロック図である。 【図6】MPU21の動作を表したフローチャートであ
る。 【図7】制御回路における電圧VC制御部の回路ブロッ
ク図である。 【図8】MPU51の動作を表したフローチャートであ
る。 【図9】連系形電力変換装置の入力可能な電力範囲およ
び太陽電池最大出力電力点追尾機能を説明するための線
図である。 【図10】従来の連系形電力変換装置が適用された太陽
光発電システムを表すシステムブロック図である。 【図11】高周波絶縁変圧器を用いて構成された従来の
連系形電力変換装置が適用された太陽光発電システムを
表すシステムブロック図である。 【符号の説明】 1 連系形電力変換装置 2 入力リレー 3 直流−直流変換装置 4 直流−交流変換装置 5 連系リレー 6 制御回路 7 制御電源 8,9 電流センサー 10 柱上変圧器 11 単相3線式系統配電線 30 入力フィルタ 31,34 フルブリッジ形スイッチング回路 32 フルブリッジ形整流回路 33 出力平滑回路 35 出力フィルタ 103 系統電源 C1〜C2,C11 コンデンサ D1〜D4 整流器 L1,L11,L12 コイル Q1〜Q4,Q11〜Q14 スイッチング素子 T1,T2 高周波絶縁変圧器
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 太陽電池の直流出力を入力して直流−直
流変換する直流−直流変換回路と、前記直流−直流変換
回路の出力を入力して直流−交流変換する直流−交流変
換回路と、制御回路とを備え、 前記直流−直流変換回路は、太陽電池の出力を入力して
高周波電力に変換して出力するスイッチング回路と、前
記スイッチング回路の出力を入力する高周波絶縁変圧器
と、前記高周波絶縁変圧器の出力を入力して整流する整
流回路とを備え、 前記制御回路は、前記太陽電池の直流出力の電力を演算
し、太陽電池最大出力電力点に留まるように、前記スイ
ッチング回路の導通時間を制御して、前記直流−直流変
換回路の入力インピーダンスを制御し、太陽電池の出力
電力が直流−直流変換回路の許容入力を超える場合に、
前記直流−直流変換回路の入力インピーダンスを増加さ
せて、前記直流−直流変換回路の入力が、電流及び電力
の許容範囲を超えないようにすることを特徴とする連系
形電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20604895A JP3386295B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 連系形電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20604895A JP3386295B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 連系形電力変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0954623A JPH0954623A (ja) | 1997-02-25 |
JP3386295B2 true JP3386295B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=16517022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20604895A Expired - Lifetime JP3386295B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 連系形電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3386295B2 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7733069B2 (en) | 2000-09-29 | 2010-06-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Power converting apparatus and power generating apparatus |
JP4463963B2 (ja) | 2000-09-29 | 2010-05-19 | キヤノン株式会社 | 系統連系装置 |
JP2002345155A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 太陽光発電インバータ |
JP4508631B2 (ja) * | 2003-12-25 | 2010-07-21 | 三洋電機株式会社 | 系統連系用インバータ装置 |
US9172296B2 (en) | 2007-05-23 | 2015-10-27 | Advanced Energy Industries, Inc. | Common mode filter system and method for a solar power inverter |
US8203069B2 (en) | 2007-08-03 | 2012-06-19 | Advanced Energy Industries, Inc | System, method, and apparatus for coupling photovoltaic arrays |
JP5105431B2 (ja) * | 2008-04-01 | 2012-12-26 | シャープ株式会社 | 電力変換装置 |
US8461508B2 (en) | 2008-08-10 | 2013-06-11 | Advanced Energy Industries, Inc. | Device, system, and method for sectioning and coupling multiple photovoltaic strings |
US7619200B1 (en) | 2008-08-10 | 2009-11-17 | Advanced Energy Industries, Inc. | Device system and method for coupling multiple photovoltaic arrays |
US8362644B2 (en) | 2008-12-02 | 2013-01-29 | Advanced Energy Industries, Inc. | Device, system, and method for managing an application of power from photovoltaic arrays |
US8908404B2 (en) * | 2010-08-27 | 2014-12-09 | School Judicial Person Ikutokugakuen | Solar power generation system, control device used for solar power generation system, and control method and program for same |
TWI437812B (zh) * | 2011-07-08 | 2014-05-11 | Delta Electronics Inc | 直流-交流轉換電路 |
TWI441441B (zh) * | 2011-07-13 | 2014-06-11 | Delta Electronics Inc | 逆變電路 |
JP2013156733A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Fuji Electric Co Ltd | 太陽光発電システム |
EP2717409A1 (fr) * | 2012-10-03 | 2014-04-09 | Belenos Clean Power Holding AG | Régulation d'un module électronique adaptateur de tension |
KR101407649B1 (ko) * | 2014-03-06 | 2014-06-17 | 파워에너텍 주식회사 | 인버터 시스템 |
JP7009261B2 (ja) * | 2018-03-01 | 2022-01-25 | 新電元工業株式会社 | パワーコンディショナシステム |
JP6958456B2 (ja) * | 2018-03-29 | 2021-11-02 | 住友電気工業株式会社 | 電力変換装置及び最大電力点追従制御方法 |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP20604895A patent/JP3386295B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0954623A (ja) | 1997-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3386295B2 (ja) | 連系形電力変換装置 | |
US5625539A (en) | Method and apparatus for controlling a DC to AC inverter system by a plurality of pulse-width modulated pulse trains | |
US6178101B1 (en) | Power supply regulation | |
EP2156542B1 (en) | Prediction scheme for step wave power converter and inductive inverter topology | |
WO1996018937A1 (en) | Grid connected bi-directional converter including a pwm, dc-dc chopper, and energy storage/supply device | |
WO2004010558A1 (en) | Active power filter apparatus with reduced va rating for neutral current suppression | |
CA2566356A1 (en) | Multifunction hybrid intelligent universal transformer | |
CN110138010B (zh) | 一种逆变器的控制方法及装置 | |
US5349517A (en) | Active power line conditioner utilizing harmonic frequency injection for improved peak voltage regulation | |
JPH07163153A (ja) | 単相3線式インバータ装置の制御方法 | |
JP2004112954A (ja) | 蓄電装置 | |
JP3217212B2 (ja) | インバータ | |
JPH10207559A (ja) | 連系形電力変換装置 | |
EP4254761A1 (en) | Method of active and reactive power control in abc frame of a grid-tied converter | |
JP3082849B2 (ja) | 無停電電源装置 | |
JPH06332554A (ja) | 太陽光発電システムの制御方法 | |
EP0085249B1 (en) | Method and apparatus for electrical power conversion | |
Saxena et al. | Single phase multifunctional VSC interfaced with solar PV and bidirectional battery charger | |
JPH0685622B2 (ja) | 高調波補償装置 | |
Sharma et al. | A brief review regarding sensor reduction and faults in shunt active power filter | |
Gow et al. | Novel fast-acting predictive current mode controller for power electronic converters | |
JP3367737B2 (ja) | 系統連系インバータの制御装置 | |
JPH0965574A (ja) | 自励式無効電力補償装置の制御方法 | |
JP3099978B2 (ja) | 系統連系用電力リレー | |
JPH11313449A (ja) | シングルコンバージョン方式ups |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080110 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090110 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100110 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110110 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120110 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130110 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130110 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |