JP3376664B2 - 乱切り野菜類の製造方法及びその製造装置 - Google Patents
乱切り野菜類の製造方法及びその製造装置Info
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Description
乱切り野菜類の製造方法及びその製造装置に関する。
ーズが高く、大量生産が望まれている。現在は通常、野
菜類を皮剥き、縦分割後、人手により所定の乱切り形状
に切断する方法が行われている。
よる乱切りは、乱切りされた野菜類の大きさがまばらで
あり、調理ムラが生じ易く品質が損なわれる。また生産
性、人件費等においても欠点が多い。本発明の目的は、
1)大きさの均一な乱切り形状に処理でき、2)効率良
く大量に生産できる乱切り野菜類の製造方法及びその製
造装置を提供することである。
ため本発明の乱切り野菜類の製造方法は、角部を有する
ように棒状に処理された野菜類を自動送りする搬送手段
の外周にこの搬送手段の搬送方向に対して略直角に設け
た保持部に前記野菜類を保持すると共に、前記野菜類の
搬送途中において前記搬送手段の上方に設置したハの字
状配置の切断刃で角部から斜め方向に切断することを特
徴としている。上記乱切り野菜類の製造方法において;
前記保持部のV字形底部に前記野菜類を保持し;前記搬
送方向に平行且つ保持部の長さ方向に傾斜するハの字状
に切断刃を配置すると共に、この切断刃が前記野菜類の
角部に当接するときに前記搬送方向に平行な断面上にお
ける角部の上側面と切断刃とのなす角度が角部の下側面
と切断刃とのなす角度より小さくなるように垂直方向か
ら傾けて切断刃を固定し;前記野菜類の搬送途中におい
て前記搬送方向に平行且つ保持部の長さ方向に傾斜する
ように設けた前記保持部の溝に切断刃が干渉することな
く侵入した状態で通過することによって切断することが
好ましい。
角部を有するように棒状に処理された野菜類を保持する
保持部が搬送方向に対して略直角に設けられた搬送手段
と、この搬送手段の上方に設けられ前記野菜類を切断す
る刃がハの字状に組付けられた切断手段とを具備したこ
とを特徴としている。
ム又は搬送用コンベアとすることができる。また、前記
切断手段の刃は保持部の設置方向あるいは搬送手段の搬
送方向に沿って複数個設けることができる。さらに、前
記切断手段が固設されており、搬送手段の送りにより前
記野菜類を切断するようにしても良い。
装置は、野菜類が搬送手段の定位置に保持されて連続的
あるいは間欠的に搬送され、この搬送過程で定位置に設
置した切断手段で斜め方向に切断するものであるから、
大きさの均一な乱切り野菜類を効率良く大量に製造でき
る。また、野菜類は切断手段により角部から斜め方向に
切断されるものであるから、切断時の負荷が小さく切断
効率を向上させる。
体的に説明する。まず、本発明の乱切り野菜類の製造方
法について説明する。この製造方法は図1〜図6に示す
ように、角部2aを有するように棒状に処理された野菜
類2を自動送りする(送り方向は図1,図3,図5の矢
印方向)搬送手段(図示せず)に保持すると共に、搬送
途中に設置したハの字状配置の切断刃1で角部2aから
斜め方向に切断するものである。なお、野菜類2は従来
と同様に皮剥き、縦分割処理によって得られる。この方
法で得られた乱切り野菜類21,21,21は野菜類2
の搬送手段の保持位置が定位置となること、及び切断刃
1が定位置に設置されていることから均一の大きさのも
のとなる。また、この製造方法は野菜類2を角部2aか
ら切断するものであるから切断時の負荷が小さく効率良
く大量に乱切り野菜類21を得ることができる。
いて説明する。図7及び図8に第1実施例としての製造
装置10を示す。この製造装置10は搬送手段として搬
送用ドラム11を用いたもので、搬送用ドラム11と、
切断手段としての固定切断刃12とを具備して大略構成
されている。この搬送用ドラム11は外周が円周方向に
沿って連続した山形形状になるように加工されており、
各山の間が野菜類2の保持部13となっている。この保
持部13は搬送用ドラム11の回転軸11aに沿って形
成されており、搬送方向(図7の矢印方向)に対して直
角に設けられている。また、搬送用ドラム11の外表面
には切断刃12の侵入する溝15が形成されており、搬
送用ドラム11が切断刃12に干渉することなく回転で
きるようになっている。そして搬送用ドラム11はその
回転軸11aの両端部が固定板14,14に回転自在に
支持されると共に、モータ16により図7の矢印方向へ
回転するように取付けられている。
2aをハの字状に組付けて構成されている。すなわち2
枚の刃の12a,12aの巾狭側が固定ブロック12b
に固定されており、この固定ブロック12bが固定板1
4,14に両端を固定された固定軸12cに固定されて
切断刃12が取付けられている。本実施例では切断刃1
2は搬送用ドラムの上方にその回転軸11aに沿って4
個設けられている。このように設けられた切断刃12は
その巾広側先端部が搬送用ドラム11に設けた溝15に
侵入して取付けられている。
棒状に処理された野菜類2が投入シュータ17から、連
続的又は間欠的に回転している搬送用ドラム11の保持
部13に一個ずつ供給され回転方向へ搬送されるように
なっている。図7の符号18は野菜類2を保持部13へ
1個ずつ供給するためのならしローラである。野菜類2
は搬送途中で切断刃12に突き当ってその角部2aから
切断され、その後搬送ドラム11のさらなる回転により
搬送ドラム11から乱切り野菜類21が落下し、出口シ
ュータ19から排出するようになっている。この製造装
置10によれば均一な大きさの乱切り野菜類21を効率
よく大量に製造することができる。
装置20を示す。この製造装置20は切断刃12の配置
が相違するだけで、他の構成は前述した製造装置10と
同一構成になっているので同一構成要素は同一符号を付
して重複する説明を省略する。この製造装置20の切断
刃12は一個の固定ブロック12bに一枚の刃12aが
斜め方向に取付けられて一単位を構成しており、一個の
固定軸12cに2個の固定ブロック12bが固定されて
いる。そして固定軸12cは固定板14に4個固着され
ている。このときの4個の固定軸12cは搬送ドラム1
1の外周に沿って配置されており、かつ各固定軸12c
に取付けられる刃12aは各固定軸12c間で重ならな
いように固定軸12cに沿って位置ずれさせて取付けら
れている。この製造装置20は搬送用ドラム11の回転
により搬送される野菜類2がドラム11の外周に沿って
設置された刃12aによって順次切断されて乱切り野菜
類21を得ることができる。
造装置30を示す。この製造装置30は搬送手段として
搬送用コンベア31を用いたものである。この搬送用コ
ンベア31はその表面に搬送方向(図11の矢印方向)
と直行する方向(コンベア31の巾方向)に長く形成さ
れた保持部13が、搬送方向に沿って一定間隔を保って
コンベア31の全長に亘って設けられており、モータ1
6により駆動するようになっている。保持部13はその
底部13aがV字形に形成されており、かつ切断刃12
の設置間隔に合わせて切断刃12が通過する溝15が形
成されている。
その巾方向に固定された固定ブロック12bと、この固
定ブロック12bにハの字状に固定された8個の刃12
aとで形成されている。
ら供給される野菜類2が保持部13aに保持されて搬送
され、切断刃12を通過することによってその角部2a
から切断されて乱切り野菜類21を得ることができる。
のサイズに処理した生人参を原料とし人手による作業
と、図9及び図10に示す本発明の製造装置20(以下
本発明装置と云う)について、それぞれ乱切りを行った
ときの単位時間当りの処理量と1個当りの設定重量に対
する精度とを表1に示す。
処理量は従来の方法では、20kg/時、本発明装置で
は200kg/時であり、設定重量(2.0g/個)に
対する平均重量は従来の方法では、2.6g/個、本発
明装置では2.05g/個であり、設定重量(2.0g
/個)に対する重量の範囲は従来の方法では、1.2g
〜3.2gの範囲であり、本発明装置では、1.8g〜
2.2gの範囲であり単位時間当りの処理量、1個当り
の設定重量に対する精度において従来の方法に比べ全て
の面で向上していた。
さの均一な乱切り野菜類を効率良く大量に製造すること
ができる製造方法及びその装置を提供することができ
た。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
である。
である。
る。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 角部を有するように棒状に処理された野
菜類を自動送りする搬送手段の外周にこの搬送手段の搬
送方向に対して略直角に設けた保持部に前記野菜類を保
持すると共に、前記野菜類の搬送途中において前記搬送
手段の上方に設置したハの字状配置の切断刃で角部から
斜め方向に切断することを特徴とする乱切り野菜類の製
造方法。 - 【請求項2】 前記保持部のV字形底部に前記野菜類を
保持し、 前記搬送方向に平行且つ保持部の長さ方向に傾斜するハ
の字状に切断刃を配置すると共に、この切断刃が前記野
菜類の角部に当接するときに前記搬送方向に平行な断面
上における角部の上側面と切断刃とのなす角度が角部の
下側面と切断刃とのなす角度より小さくなるように垂直
方向から傾けて切断刃を固定し、 前記野菜類の搬送途中において前記搬送方向に平行且つ
保持部の長さ方向に傾斜するように設けた前記保持部の
溝に切断刃が干渉することなく侵入した状態で通過する
ことによって切断することを特徴とする請求項1記載の
乱切り野菜類の製造方法。 - 【請求項3】 角部を有するように棒状に処理された野
菜類を保持する保持部が搬送方向に対して略直角に設け
られた搬送手段と、この搬送手段の上方に設けられ前記
野菜類を切断する刃がハの字状に組付けられた切断手段
とを具備したことを特徴とする乱切り野菜類の製造装
置。 - 【請求項4】 前記搬送手段が搬送用ドラム又は搬送用
コンベアである請求項2記載の乱切り野菜類の製造装
置。 - 【請求項5】 前記切断手段の刃が保持部の設置方向に
沿って複数個設けられている請求項2記載の乱切り野菜
類の製造装置。 - 【請求項6】 前記切断手段の刃が搬送手段の搬送方向
に沿って複数個設けられている請求項2記載の乱切り野
菜類の製造装置。 - 【請求項7】 前記切断手段が固設されており、搬送手
段の送りにより前記野菜類を切断するようにした請求項
2記載の乱切り野菜類の製造装置。
Priority Applications (1)
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JP34484293A JP3376664B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 乱切り野菜類の製造方法及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34484293A JP3376664B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 乱切り野菜類の製造方法及びその製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07171791A JPH07171791A (ja) | 1995-07-11 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34484293A Expired - Fee Related JP3376664B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 乱切り野菜類の製造方法及びその製造装置 |
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JP (1) | JP3376664B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP34484293A patent/JP3376664B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07171791A (ja) | 1995-07-11 |
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