JP3371762B2 - 印刷媒体搬送装置およびカラー画像形成装置 - Google Patents
印刷媒体搬送装置およびカラー画像形成装置Info
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Description
刷媒体を給送するための印刷媒体搬送装置およびカラー
画像形成装置に関し、特に、画像転写位置近傍に詰まっ
た印刷媒体を取り除くときの操作性を向上させた印刷媒
体搬送装置に関する。
は、例えば給紙カセットに収納された印刷媒体としての
記録紙は記録紙搬送装置によって画像転写位置に搬送さ
れる。図7は、記録紙搬送装置の要部断面図である。該
記録紙搬送装置では、案内部材1,2,3,4,5,6
によって、記録紙Pが通過する搬送路が形成されてい
る。給紙カセット(図示せず)から引出された記録紙P
は、搬送路の途中に配設された搬送ロール7,8,9,
10によって画像転写位置つまりドラム状の感光体11
と転写装置12との間に給送される。
置に転写するためには、正確に設定されたタイミングで
記録紙Pを画像転写位置に給送しなければならない。案
内部材4の下方には、記録紙検知センサとしての光セン
サ13が配置されていて、案内部材4に設けられた透孔
4aを通過して反射する光の有無に基づいて記録紙Pが
検出される。所望のタイミングで記録紙Pを画像転写位
置に給送するため、前記光センサ13による検出信号お
よび感光体11上への画像形成タイミングに基づいて搬
送ロール9,10は付勢される。画像転写位置の直前に
設けられる搬送ロール9,10はレジストロールまたは
レジロール、その直前の搬送ロール7,8はプレレジス
トロールまたはプレレジロールと呼ばれる。画像転写位
置でトナー像が転写された記録紙Pは、定着装置14で
トナー像の加熱定着がなされた後、排出トレイ(図示せ
ず)に出力される。
装置では、印刷媒体が搬送路内で詰まることがないよ
う、案内部材および搬送ローラ等の形状や材質、ならび
に搬送ローラ駆動のための諸条件は十分な配慮のもとに
選択または設定される。しかしながら、印刷媒体の種類
や、温度および湿度の変動等、使用環境の変化に伴う印
刷媒体の質の変化等によって、上記配慮にもかかわらず
搬送路内において印刷媒体の詰まりが発生することがあ
る。
の印刷媒体を搬送路上から取り除かない限り、画像形成
は継続できない。例えば、図4において、記録紙Pが搬
送路内に詰まった場合、記録紙Pは搬送ローラ7〜9の
軸方向に引張り出して除去するようになる。しかし、こ
の軸方向からオペレータが操作することが困難な場合も
有り得る。そこで、搬送路の上方から操作して搬送路内
の記録紙Pを取除くため、例えば、案内部材3,5を上
方に開閉可能にすることが考えられる。特開平8−91
637号公報および特開平8−95324号公報には、
レジロール対の上流側、つまりレジロール対からみて画
像転写位置とは反対側の搬送路を形成する案内部材(図
7では、案内部材3に対応)を開閉自在にした搬送装置
が開示されている。
では、操作性の点から不十分であるだけでなく、記録紙
Pの除去に伴う次の問題点が依然として残っている。記
録紙Pの先端部分が転写装置12を通過したとき、つま
り記録紙Pの一部にトナー像が転写された状態で、該記
録紙Pが詰まったような場合に問題が生じる。この場合
に前記案内部材3を開放して搬送路に詰まった記録紙P
を引出すと、該記録紙Pの先端部分に転写された未定着
トナーが案内部材5やレジストロール9,10に付着
し、その後に搬送された記録紙がこの未定着トナーによ
って汚されるという問題点がある。
上方に開放できるようにすることも考えられるが、図7
から理解されるように、案内部材5の上方には感光体1
1が位置しており、この案内部材5を開放することはで
きない。
分けて三原色のトナー像(一次転写像)を順次形成し、
この一次転写像をベルト状の二次感光体に重ねて転写し
た後、これを記録紙に二次転写して最終的にフルカラー
画像を得るようにしたカラー画像形成装置においては、
特に、案内部材5の上方には前記ベルト状の二次感光体
が存在するために、この案内部材5を開放することは極
めて困難である。前記二次感光体は極めて薄いフィルム
状素材からなるため、画像転写位置への記録紙の進入角
度つまり該二次感光体との当接角度を小さくして、記録
紙の先端で二次感光体に傷がつかないようにする必要が
ある。前記当接角度を小さくしようとすると、二次感光
体が、案内部材5の真上に近接した状態で配置されるよ
うになり、案内部材5を上方に開放することはますます
困難になる。
体の詰まりが発生したときに、未定着トナーで印刷媒体
搬送路を汚すことがないようにしつつ、詰まった印刷媒
体を容易に除去することができる印刷媒体搬送装置およ
びカラー画像形成装置を提供することを目的とする。
的を達成するための本発明は、画像形成装置の画像転写
位置に印刷媒体を搬送するため、前記画像転写位置の直
前に設けられた印刷媒体搬送装置において、印刷媒体を
案内する搬送路を形成する下部案内部材および上部案内
部材と、前記下部案内部材および上部案内部材を装着し
たフレームと、前記フレームを画像形成装置に対して抜
き差し可能に保持する保持手段とからなる搬送装置組立
体を具備した点に特徴がある。
形成装置に対して抜き差しが自在である。したがって、
例えば、印刷媒体が詰まった場合に、搬送装置組立体を
画像形成装置から引出せば、該搬送装置組立体の上方が
開放され、詰まった印刷媒体の除去操作たのためのスペ
ースが確保される。
詳細に説明する。図3,図4は本発明の一実施形態に係
る記録紙搬送装置を含むフルカラー画像形成装置の概略
を示す断面図である。図3,図4において、感光体11
の周囲には帯電器、レーザスキャナ、現像器およびクリ
ーナ等、電子写真画像形成のための周知の部品(いずれ
も図示しない)が配置される。感光体11は帯電器で一
様に帯電され、レーザスキャナによって画像データに基
づいて変調されたレーザ光が照射されることにより、該
感光体11上に静電潜像が形成される。形成された静電
潜像は現像器において、予定の色のトナーで現像され
る。
6,17,18,19に張架された二次感光体としての
ベルト20からなる中間転写装置21が隣接配置されて
いる。ロール16は、ベルト20を介して感光体11に
押圧されていて、前記ベルト20をトナーと逆極性に帯
電させて感光体11上のトナー像をベルト20に転写
(一次転写)するために設けられている。
んで二次転写ロール22が対向配置されていて、該二次
転写ロール22とロール18との間つまり二次転写位置
に転送されてきた記録紙にベルト20上のトナー像を転
写する。記録紙は給紙カセット23内に積み重ねられた
状態で収納されていて、最上部のものから順に給紙ロー
ル24で搬送装置組立体(以下、「レジユニット」とい
う)25に繰り出される。
ロール対9,10およびプレレジロール対7,8、なら
びに初段の搬送ロール27が回転自在に取付けられてい
る。搬送ロール27は画像形成装置本体側に設けられた
搬送ロール28と対をなしていて、該搬送ロール28は
駆動手段(図示せず)に連結されている。すなわち、ロ
ール27はロール28に押圧されていて、ロール28に
従動して回転する。レジロール対9,10およびプレレ
ジロール対7,8は後述する歯車列を介してモータ等の
駆動手段(図示しない)に連結されている。レジユニッ
ト25のフレーム26は画像形成装置のフレーム本体2
9に、レール30を介して摺動自在に係合し、該画像形
成装置に対して記録紙の搬送方向に抜き差し自在に保持
されている。レジユニット25をフレーム本体29に対
して引出した状態を図4に示している。同図から理解さ
れるように、レジユニット25を引出した状態では該レ
ジユニット25の上方は開放されているので、記録紙の
搬送路に対して人が操作介入することが容易となってい
る。レジユニット25の引出しに際しては、フレーム2
6の表面に形成された凹部26aに指先を引っ掛ければ
よい。
ム本体29に押し込まれたときフレーム26の先端に設
けられた突起部材31が当接するように位置規制部材
(ストッパ)32がフレーム本体29に固定されてい
る。このストッパ32の位置は、フレーム26がフレー
ム本体29内に押し込まれたときに、フレーム26の最
先端部つまり該フレーム26の画像転写位置側端部が該
画像転写位置に対して好適な距離にセットされるように
決定される。レジユニット25に関しては後でさらに詳
述する。
は点線で示す搬送経路に従って画像転写位置に至り、ベ
ルト20のトナー像が二次転写ロール22の作用によっ
て記録紙に転写される。記録紙に転写されたトナー像は
定着ロール対33によって加熱定着され、排出トレイ3
4つまりフレーム本体29の上面、または排出トレイ3
5に排出される。排出トレイ34は記録紙の画像転写面
が下向きに排出されるいわゆるフェースダウントレイで
あり、排出トレイ35は画像転写面が上向きに排出され
るいわゆるフェースアップトレイである。印刷が終了し
た記録紙はロール対36,37および38によって排出
トレイ34へ搬送される。一方、印刷が終了した記録紙
はロール対36および39によって排出トレイ35へ搬
送される。ロール対36の下流には搬送路切換えのため
のゲート(図示せず)が設けられ、該ゲートの切換えに
よってフェースダウンおよびフェースアップのいずれを
選択するかが決定される。
詳細に説明する。図1は、フレーム本体29に装着され
た状態にあるレジユニット25の要部拡大図、図2はレ
ジユニット25の斜視図であり、図3と同符号は同一ま
たは同等部分を示す。図1は図2の1−1´断面図であ
る。図1および図2において、フレーム26には記録紙
が通過する搬送路の一部を構成する下シュート40が形
成されている。下シュート40は軽量化のために樹脂で
形成するのがよく、上面には記録紙の搬送方向に伸びた
複数本の畝41つまり凸状部が設けられている。記録紙
はこの畝41の頂部に接して搬送されるようになるた
め、記録紙との接触面積は小さくでき、その滑走性が改
善されている。
42,43によって回転自在に支持される。一方、レジ
ロール10の表面は例えばゴムからなり、その中心部に
は側板42,43で支持されたを軸10aが通ってい
る。該軸10aの一端は、側板43を貫通しており、該
貫通した端部には歯車44が固定され、該歯車44を介
して軸10aに動力が伝達される。被動側のレジロール
9つまりニップ側レジロールは、送られてきた記録紙の
先端が突き当たったときの引掛かりを防止するため少な
くとも表面は滑らかで硬質な金属で形成するのがよい。
を貫通しており、該軸9aの、側板42の外側の端部に
は、該レジロール9の回転を抑制するため、側板42と
接触するように配置された摩擦部材9bが設けられてい
る。側板42には、プレレジロール8(図3参照)を手
動で回動させられるように、その軸(図示せず)にハン
ドル45が取付けられている。
上シュート46つまりバッフルは、前記プレレジロール
7,8よりも下流側において、レジロール9を含め、下
シュート40をほぼ全体的に覆っている。バッフル46
の、記録紙搬送方向上流寄りには、前記側板42,43
に沿うように、該バッフル46の上面から垂直に張り出
したフランジ47が設けられている。該フランジ47に
はその上下方向に長孔47aが形成されていて、該長孔
47aには側板43に立設された軸48が通してある。
したがって、バッフル46は該軸48を中心として回動
自在に支持されている。この支持構造は、側板42側に
も同様に設けられるのはもちろんである。バッフル46
の上面には、該バッフル46の開閉に使用される取手4
9が設けられている。
ていない)の上方には該プレレジロール対近傍の搬送路
を形成する複数のリブ状シュート50(2本だけに代表
して符号を付した)が、支持板51によって支持されて
配置されている。該支持板51は側板42,43に両端
が固定されている。記録紙は該リブ状シュート50と下
シュート40の延長部52とによって形成される搬送路
を通過してプレレジロール7,8(図3参照)の間に給
送される。
れる搬送路は、図1にその断面を示すように、単純な形
状ではない。まず、プレレジロールの直後では、ほぼ一
様な間隙の平坦な搬送路Aを形成しているが、その後
に、わずかに上向きとなった部分Bを有し、さらにそこ
から下向きに転ずる部分Cを有する。この搬送路BとC
とによってそこを通過する記録紙にカールつまり曲げが
与えられる。さらに、レジロール9,10の後方では、
ほぼ一様な間隙の平坦な搬送路Dを経た後、間隙が漸減
する部分Eに至り、先端部分には、記録紙が1枚通過す
るのに十分かつ大きすぎない程度の間隙を残した排出部
Fを形成している。排出部Fの間隙は、前記複数本の畝
41のうちの両端の2本を他の畝よりも、記録紙の厚さ
分を考慮して高くすることによって確保することができ
る。
面図である。同図に示すように、搬送路幅方向の両側に
位置する2本の畝41a,41bを、中間部に配置され
た残りの畝41c,…,41hよりも高さを高くしてあ
る。したがって、バッフル46が下シュータ40に押圧
された状態では、2本の畝41a,41bのみにバッフ
ル46の下面が当接し、他の畝41c,…,41hの上
面とバッフル46の下面との間には記録紙Pが通過し得
る間隙が形成されている。
外側には位置決め用の突起部材31が設けられていて
(延長部43側は図示されていない)、この突起部材3
1を、上述したようにストッパ32に当接させることで
レジユニット25の正確な位置決めがなされる。バッフ
ル46の先端部両端には外側への張出部分53,54が
形成されている。この張出部分53,54は、前記突起
部材31がストッパ32に当接するまでレジユニット2
5を画像形成装置内に押込んだときに、該画像形成装置
内に固定された押さえ部材55,56の下面に係合して
押し下げられ、バッフル46の先端が下シュート40の
畝41a,41bに押圧される。これによって、レジユ
ニット25が記録紙搬送のための予定位置にセットされ
た状態では、バッフル46と下シュート40とで形成さ
れる搬送路は予定の間隙に維持される。
けられている。このレール30は、レジユニットのフレ
ーム26に固定された部分30aと、金具57を介して
画像形成装置のフレーム本体29の内側に固定される部
分30bとからなり、これらの部分30a,30bは記
録紙搬送方向に互いに摺動自在に形成されている。この
レール30によってレジユニット25は画像形成装置に
対して自由に抜き差しできる。レール30は、部分30
a,30bの2段からなるものに限らず、さらに段数を
増やすことはできる。レールは側板43の外側にも同様
に設けられている。
図示しない他の歯車とともに、レジロール9およびプレ
レジロール7に動力を伝達する歯車列を構成する。レジ
ユニット25が予定の動作位置にセットされたとき、前
記歯車58〜60ならびに図示しない他の歯車のうち1
つが画像形成装置側に設けられる駆動モータの軸に結合
され、動力が伝達される。前記歯車44にはクラッチ6
1が取付けられており、かつ前記駆動モータとの間にも
必要に応じてクラッチが設けられる。
から送り出された記録紙はプレレジロール7,8を通過
した後、レジロール9,10に至る。ここで、レジロー
ル9,10直前の、山形を構成している搬送路B,Cを
通過するとき、記録紙は搬送路Cの上面を構成するバッ
フル46に沿って搬送される。したがって、記録紙先端
は金属製のレジロール9に突き当たり、該レジロール9
の表面を滑るようにして該レジロール9とゴム製のレジ
ロール10との間(ニップ部)に送り込まれる。この動
作によって記録紙のスキューつまり斜行は排除される。
レジロール9,10の間に先端が位置したところで、搬
送は一旦停止され、画像形成装置の制御部からの指令を
待つ。そして、該指令に応答して前記クラッチ61がつ
ながれ、レジロール9,10が回動して記録紙は画像転
写位置に搬送される。
の搬送路に詰まった場合の処置を、図5を参照して説明
する。図5は画像形成装置から引出されたレジユニット
25の断面図であり、特に、バッフル46の開放の態様
を示す。記録紙が該レジユニット25内の搬送路に詰ま
った時は、まず、フレーム26表面の前記凹部26aに
手を掛けてレジユニット25を画像形成装置から引出
す。このとき、バッフル46の張出部分53,54は押
さえ部材55,56から離れて、下シュート40に対す
る押圧力が開放される。レジユニット25は画像形成装
置のフレーム本体29に対して前記レール30を介して
滑かに摺動するので、容易に引出すことができる。レジ
ユニット25がある程度または完全に画像形成装置から
引出されると、バッフル46の上方には、図示されてい
るように、該バッフル46に覆いかぶさるように位置し
ていた中間転写装置21が存在しなくなる。
フル46の上方に広い自由空間が確保されたならば、取
手49を利用してバッフル46を持ち上げる。このと
き、軸48がフランジ47の長孔47aの上部に位置し
た状態でバッフル46を持ち上げると、軸48を中心に
してバッフル46は回動し、搬送路は開放される(状態
G1)。状態G1のようにバッフル46を持ち上げる
と、バッフル46の端部つまりプレレジロール寄りの端
部が下シュート40に干渉することがある。したがっ
て、これを避けるためには軸48の取付位置やフランジ
47の形状が制限される。
対してフランジ47が上下できるように長孔47aを設
けてある。バッフル46を持ち上げるとき、最初にバッ
フル46のフランジ47寄りが先に持ち上がるように手
の動きを加減し、軸48に対して長孔47aを摺動させ
てフランジ47を持ち上がる。こうして、バッフル46
の回動中心付近でバッフル46の下方に空間を確保して
から、軸48を中心にバッフル46を回動させて搬送路
を大きく開放する(状態G2)。搬送路が開放されたな
らば、詰まった記録紙を上方に取り出して搬送路から除
去する。
ニット25を画像形成装置から引出し、かつバッフル4
6を持ち上げることによって詰まった記録紙を容易に取
除くことができる。このとき、バッフル46は持ち上げ
られているので、記録紙の先端に転写されている未定着
トナーを、バッフル先端等、レジユニット25内の各部
品に付着させることなく記録紙を取除くことができる。
本実施形態は、本発明の範囲を逸脱しない限り変形が可
能である。例えば、バッフル46の支持部は枢軸と長孔
との嵌合によるものに限らず、枢軸と、該枢軸を支持す
る円形孔との嵌合であってもよい。すなわち、バッフル
46の回動中心が必ずしも偏倚するものでなくてもよ
い。また、レジユニット25を画像形成装置に装着した
際にバッフル46の張出部分53,54が押圧されて予
定の搬送路間隙が確保できるようにしたが、必ずしもこ
のような押圧機構に限定されず、バッフル46の先端部
をネジ止めによって下シュート40に固定するようにし
てもよい。本発明は、レジユニット25を画像形成装置
に対して抜き差し可能にして、搬送路上方からのオペレ
ータの操作の自由度を増大させたので、上述のように、
バッフル先端をネジ止めした場合においても、そのネジ
の脱着は簡単にできる。このため、該ネジを取り外して
詰まった記録紙を除去するための操作性は、従来の装置
と比較して各段に改善されている。
0およびプレレジストロール7,8を有するものに限定
されず、前記搬送ロール27から直接画像転写位置に記
録紙を給送するように構成した画像形成装置にも適用で
きる。その場合には、バッフル46は全体的に曲り部の
ない平坦なものであって、少なくとも先端部分が先細部
分つまり排出部Fを有していればよい。
によれば、画像転写位置の直前に設けられた搬送装置組
立体を画像形成装置から容易に引出すことができる。し
たがって、例えば記録紙が詰まった場合に、搬送装置組
立体上の作業スペースを広く確保することができる。
要部断面図である。
要部斜視図である。
である。
置の断面図である。
示す断面図である。
図である。
である。
ール、 31…突起部材、 40…下シュート、 41
…畝、 42,43…側板、 47…フランジ、 47
a…長孔、 48…軸、 49…取手、 50…リブ、
53,54…張出部分
Claims (2)
- 【請求項1】 印刷媒体カセットから画像形成装置の画
像転写位置に印刷媒体を搬送するため、前記画像転写位
置の直前に設けられた印刷媒体搬送装置において、 前記印刷媒体カセットの上方で該印刷媒体カセットに重
なるように配置され、 印刷媒体を案内する第1搬送路を形成する下部案内部材
および上部案内部材と、 前記印刷媒体カセットの印刷媒体を上方の前記第1の搬
送路へ導く垂直方向の第2搬送路と、 前記第2搬送路で印刷媒体を搬送する搬送ロール対と、 前記下部案内部材、上部案内部材および前記搬送ロール
対の一方の搬送ロールを装着したフレームと、 前記フレームを画像形成装置に対して直線的に抜き差し
可能に保持する保持手段とからなる搬送装置組立体を具
備し、 前記フレームが画像形成装置から抜き出されるとき、前
記印刷媒体カセットの繰り出し位置と前記搬送装置組立
体との間隔が前記第1搬送路での印刷媒体の搬送方向に
拡大するように、かつ、前記搬送ロール対の搬送ロール
の間隔が該搬送ロール対を通過する印刷媒体の面に垂直
方向に拡大するように前記フレームの抜き差し方向が決
定されていることを特徴とする印刷媒体搬送装置。 - 【請求項2】 前記フレームに装着されて前記第1搬送
路に設けられたレジストロール対および該レジストロー
ル対よりも前段に設けられたプレレジストロール対を具
備し、 前記上部案内部材が、前記レジストロール対の
前後にまたがって、該レジストロール対とともに前記下
部案内部材を覆って前記第1搬送路を形成し、 前記前記第1搬送路の開閉方向に前記上部案内部材を回
動自在に支持するため、前記プレレジストロール寄りに
設けられた枢軸をさらに具備するとともに、 前記上部案内部材の先端に、印刷媒体搬送方向に直交し
て水平に延びた張出部分を形成し、 前記張出部分は、前記搬送装置組立体が画像形成装置の
予定位置に押し込まれたときに該画像形成装置内の係合
部材に係合して前記上部案内部材が前記下部案内部材に
押圧される一方、前記搬送装置組立体を画像形成装置か
ら引出したときにはその押圧力が開放されるように配置
されていることを特徴とする請求項1記載の印刷媒体搬
送装置。
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