JP3370753B2 - 偽造防止印刷物 - Google Patents
偽造防止印刷物Info
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Description
複写偽造を防止し得る、小切手、株券,商品券、ギフト
券、宝くじ、乗車券、預金通帳、クレジットカード、I
Dカード、キャッシュカード、プリペイドカードなどの
印刷物に関するものである。
物と区別し難い精巧な複写が可能となり、複写による証
券、小切手、紙幣等の偽造が発生してきている。これら
の複写偽造された印刷物は熟練した鑑定者によれば容易
に真贋を鑑定し得るが、証券等は種類も多く広範囲に流
通し、一般人が取り扱う機会も多い。そのため、全ての
証券等の真偽の判別を熟練者のみに頼ることは不可能で
あり、一般人も容易に判定できることが好ましい。この
ような方法としては、従来から知られているものとして
人間の比視感度と特殊色料の分光感度の差を利用した技
術がある。このような偽造防止策を施した印刷物の一例
は、昭和63年特許出願公告第55062号公報に記載
されたものである。
の比視感度と複写機の感度との差を利用した偽造防止技
術である。すなわち、印刷物の偽造を防止するために人
間の比視感度が弱い領域に高い分光反射率を有する特殊
な色料を使用して所望のパターンを形成することに特徴
がある。このため、適用可能な色料は450〜650n
mの領域と450nm以下または650nm以上に高い
反射率を有することが条件となり、限られた色料しか用
いることができなかった。
の有色色料(第1の色料)と全可視光領域に高い分光反
射率を有する色料(第2の色料)より成る偽造防止用イ
ンキおよびその印刷物を開発した(平成5年特許出願第
108831号)。カラー複写機の原理は原稿である印
刷物に光をあてて、その反射光を赤、緑、青の三種類の
色フィルターで色分解し、シアン、マゼンタ、イエロー
の三原色成分を抽出し、さらにこの三原色成分に対応す
る各色トナー、場合によってはブラックを加えて四色の
トナーにより、混色をし、複写物上に色再現がおこなわ
れるものである。本発明者らはこのカラー複写機におい
て、原稿の反射光量を上げていくと、ある特定の色分解
成分、例えばイエロー成分の一部が通常のカラー複写機
の感光体では認識されにくくなることを見出したもの
で、詳しくは有色インキである第1の色料と反射光量を
増加させる第2の色料とからなる偽造防止用インキを用
いて印刷した印刷物が、第1の色料のみで印刷した印刷
物に比べ、複写時において印刷物表面の反射光量が増加
するため、三原色のある特定の色分解成分、例えば最も
明るい色分解成分であるイエロー成分が影響を受けてカ
ラー複写機の感光体に認識されにくくなり、他のシア
ン、マゼンタとのバランスが崩れて色再現が忠実に行わ
れなくなるというものである。その結果、もとの印刷物
と比べると、イエロー成分が抜けた色調に変色した複写
物となり、偽造を容易に判別することができるものであ
る。
を高めるための成分として主に白インキを含有させてい
るため、十分な印刷適性を得られない場合が生じうる。
また、人間の比視感度の複写機の感度との差を利用した
従来の技術は複写機の精度が向上するにしたがって、印
刷条件が厳しくなるので、一層確実な偽造防止技術の開
発が望まれる。したがって、この発明は分光反射率を応
用した上記の効果と人間の視力の解像度と複写機の解像
度との差を応用した効果とを組合せて利用したものであ
り、第1の色料に第2の色料を加えた特殊な偽造防止用
インキでなくとも同様の偽造防止効果が得られる構成を
有する印刷物を提供するものである。
の発明の偽造防止印刷物は、印刷物の基材の表面のうち
顔料を重量比で1〜15%の範囲で含有する有色インキ
により可視情報が形成されている領域の少なくとも一部
分と重畳している部分の分光反射率を40%以上とし、
前記有色インキから得られる色分解成分であるイエロー
(黄色)成分が影響を受けて前記可視情報を形成する有
色インキの色調が変化して複写されるように構成された
ことを特徴としている。
効果や変色効果と消色効果との組み合わせにより、見た
目で複写物であることを判別することができるものであ
る。
防止印刷物にあっては、この印刷物の分光反射率を高め
るものとして、少なくとも分光反射率40%以上の基材
を用いる。このため、複写時における反射光量が増加
し、基材上に形成された有色インキ層から得られる、シ
アン、マゼンタ、イエローの三原色成分のある特定の色
分解成分、例えば最も明るい色分解成分であるイエロー
成分が影響を受けてカラー複写機の感光体に認識されに
くくなり、他のシアン、マゼンタとのバランスが崩れ
る。この結果、色再現が忠実に行われなくなり、もとの
印刷物と比べると、色調の変色した複写物となり、容易
に偽造物であると判別することが可能となる。
は、カラー複写機の色再現が対応可能となるために変色
効果が発現しなくなってしまう。また、基材上に可視情
報を形成する有色インキ層には重量比で1〜15%の顔
料を含有させているため、基材の高い反射率を損なうこ
とがない濃度が得られる。顔料の比率が15%より高く
なると濃色となり、変色効果に必要な反射光量を得るこ
とができず、1%より低くなると有色インキ層そのもの
の色がカラー複写機に認識されなくなる。
を有する基材を用いれば、分光反射率が40%以上の基
材を得ることが可能となる。さらに、基材表面を分光反
射率が40%以上の領域と40%未満の領域に区分して
おけば、複写時において前者の領域に設けられた有色イ
ンキ層は変色し、一方、後者の領域に設けられた有色イ
ンキ層は変色せずに複写されるために、より容易に偽造
物として判別することが可能となる。また、可視情報を
複数色の有色インキ層で形成すれば、複写物はより顕著
に変色することとなる。
物にあっては、基材上に有色インキ層により可視情報が
形成されている通常の印刷物に、この印刷物の分光反射
率を高める層として、有色インキ層上のすくなくとも一
部に重畳して白色層が形成される。このため、有色イン
キ層上に白色層が形成された部分において、複写時にお
ける反射光量が20%以上高まり、第一の実施例の偽造
防止印刷物と同様に、もとの印刷物と比べると、色調の
変色した複写物となり、容易に偽造物であると判別する
ことが可能となる。
可視情報である印刷像を特定の網点の粗密によって形成
する場合には、これをカラー複写機によって複写したと
きに画像の局所的な変色と消色により、一層容易に偽造
物であると判別することが可能となる。
説明する。図1は第一の実施例の偽造防止印刷物1aで
あり、偽造防止印刷物1aは基材とその上に形成された
インキ層とを有し、偽造防止印刷物1aの表面の分光反
射率は40%以上であることが必要である。この数値の
分光反射率を得るために、この実施例では表面の分光反
射率が少なくとも40%以上の基材11a上に、顔料を
重量比で1〜15%の範囲で含有する有色インキ層12
により可視情報14が形成されている。
材としての機能のほかに偽造防止印刷物1aの分光反射
率を高めるために用いられるものであって、表面の分光
反射率が少なくとも40%以上のポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリオレフィン、ポ
リスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニル
アセテート、ポリカーボネート等の高分子シートや高分
子フィルム、またはこれらの高分子からなる複合基材や
上質紙、合成紙等の紙素材を用いることができる。基材
11aの厚さは偽造防止印刷物1aの用途により適宜決
めることができる。
カラー複写機の色再現が対応可能となるために変色効果
が発現しなくなってしまうが、このような素材を基材1
1bとして用いる偽造防止印刷物1bの場合は、図2に
示すように、有色インキ層12の印刷に先立って白色顔
料より成る白色インキを用いて、グラビア印刷法、オフ
セット印刷法などの印刷法により基層15の表面上に白
色層13を形成することで分光反射率を40%以上に高
めた基材11bを使用することが可能となる。
キは、チタン白、亜鉛白、リトポン、アンチモン白、酸
化ジルコニウムなどの白色顔料、あるいはこれらの白色
顔料と炭酸カルシウム、シリカ、アルミナなどの体質顔
料の混合物にビヒクル、添加剤を加えて、インキ化して
用いることができる。この時、白色顔料の含有率は重量
比で1%以上であれば、基材11bとして十分な分光反
射率を得ることができる。また、分光反射率が40%未
満の素材であっても、基材の成形時に上記の白色顔料を
混練することで、分光反射率が40%以上の基材を得る
ことができる。
よいが、白色層13を基層15の表面の一部分に形成し
て、基材11bの表面を分光反射率が40%以上の領域
と40%未満の領域に区分しておけば、複写物上におい
ては前者の領域に設けられた有色インキ層は変色し、一
方、後者の領域に設けられた有色インキ層は変色せずに
複写されるために、より容易に偽造物として判別するこ
とが可能となる。また、白色層13は基層15上に形成
される可視情報14に対応して細紋、地紋などの紋様や
図形など任意の形状に形成しても良い。すくなくとも可
視情報14の一部分と白色層13の一部分とが重畳して
いれば、複写物に変色効果が発現する。
フセットインキを用いてグラビア印刷法、オフセット印
刷法などの印刷法により基材11a,11b上に可視情
報14として形成することができる。この時、公知のグ
ラビアインキやオフセットインキに樹脂などを加えて、
顔料比率をグラビアインキの場合は0.01〜1%の範
囲に、オフセットインキの場合は1〜15%の範囲に調
製することで、顔料比率が1〜15%の範囲の有色イン
キ層12を形成することが可能となる。有色インキ層1
2の顔料比率を1〜15%の範囲としたのは、基材11
a,11bの高い反射率を損なうことのない濃度にする
ためであり、顔料比率が15%より高くなると濃色とな
り、変色効果に必要な反射光量を得ることができず、一
方、1%より低くなると有色インキ層12そのものの色
がカラー複写機に認識されなくなる。また、可視情報1
4を複数色の有色インキ層12で形成すれば、複写物は
複数色がそれぞれ異なる色調に変色することとなり、よ
り顕著に偽造物であることの判別が可能となる。
色に応じて、次のような顔料を用いることができる。黄
色顔料としては、クロムイエロー、カドミウムイエロ
ー、チタンイエローなどの無機顔料およびキノフタロン
系、アゾ系、イソインドリン系などの一般にはC.I.
ピグメントイエローに属する有機顔料、また、赤色顔料
としては、カドミウムレッド、べんがら、モリブデンレ
ッドなどの無機顔料およびアゾ系、キナクリドン系、ペ
リレン系、レーキレッドなどの一般にはC.I.ピグメ
ントレッドに属する有機顔料、また、紫色顔料として
は、コバルト紫、マンガン紫などの無機顔料およびオキ
サジン系、アゾ系、アントラキノン系などの一般には
C.I.ピグメントバイオレットに属する有機顔料、ま
た青色顔料としては、群青、紺青(プルシアンブル
ー)、コバルトブルーなどの無機顔料およびフタロシア
ニン系、スレン系、アゾ系、アントラキノン系などの一
般にはC.I.ピグメントブルーに属する有機顔料、ま
た、緑色顔料としては、クロムグリーン、コバルトグリ
ーンなどの無機顔料およびフタロシアニン系などの一般
にはC.I.ピグメントグリーンに属する有機顔料を用
いることができる。有色インキ層12を形成するインキ
はこれらの顔料ビヒクル、添加剤を加えてインキ化して
用いる。また、これらの顔料を複数組み合わせて、任意
の色調を有するインキを調製することもできる。
3は第二の実施例の偽造防止印刷物1cであり、基材2
1上に有色インキ層22により可視情報23が形成され
ており、この可視情報23上のすくなくとも一部に重畳
して白色層24が形成されており、この白色層24が形
成された領域は白色層24が形成される前に比べて分光
反射率が20%以上高められている。これにより偽造防
止印刷物1cの表面は分光反射率が少なくとも40%以
上になっている。
1と同様の素材を用いることができる。ただし、この場
合は基材の表面の分光反射率に限定は不要である。
使用するオフセットインキ、グラビアインキなどの公知
の有色インキを用いて、オフセット印刷法、グラビア印
刷法などにより基材21上に可視情報23として形成さ
れたものである。
有する印刷物の表面の分光反射率を高める目的で可視情
報23上に形成されるもので、第一の実施例における白
色層と同様に白色顔料より成るインキを用いて、グラビ
ア印刷法、オフセット印刷法などの印刷法により形成す
ることができる。このような白色層24を形成する白色
インキは、チタン白、亜鉛白、リトポン、アンチモン
白、酸化ジルコニウムなどの白色顔料、あるいはこれら
の白色顔料と炭酸カルシウム、シリカ、アルミナなどの
体質顔料の混合物にビヒクル、添加剤を加えて、インキ
化して用いることができる。この時の顔料比率を5〜4
0%の範囲に調製することで、複写物に変色効果を発現
させるのに必要な分光反射率を20%以上高めることが
できる。顔料比率が5%未満では分光反射率を20%以
上に高めることはできず、変色効果は発現しない。一
方、顔料比率が40%を超えると可視情報23が白色層
24に隠蔽されてしまう。
も一部に重畳して形成されておればよい。白色層24が
可視情報23を覆って基材21上の全面に形成されて
も、一部分に形成されても良く、さらに、べた塗りでは
なくて細紋、地紋、紋様等の任意の模様や図形として形
成されても良い。白色層24を任意の模様や図形として
形成した場合、下に位置する有色インキ層22よりなる
可視情報23と重畳する部分のみが変色することにな
り、一見して複写物が偽造物であると判別することがで
きる。
偽造防止印刷物は、先の分光反射率の差を用いた偽造防
止技術と複写機の再現性の特徴(粗い網点はコピーする
と太り、細かい網点は反対に細り再現されない)を利用
した偽造防止技術とを組み合わせたもので、網点の粗密
の異なる2つの印刷領域を有する偽造防止印刷物であっ
て、変色効果に加えて消色効果も得られる高度な偽造防
止効果を有するものである。
刷領域と、細かい網点で構成された第二の印刷領域とを
有する偽造防止印刷物であって、2つの領域とともに同
色の有色インキで印刷されている印刷物である。この印
刷物をカラー複写すると、複写物の粗い網点で構成され
た印刷領域部分は分光反射率との組み合わせで変色し、
一方細かい網点で構成された印刷領域部分は複写機では
再現されず消色する。このために、一見して複写物であ
ることが判別できるものである。組み合わせは以下の通
りである。 (1)細かい網点で印刷した領域を潜像部とし、粗い網
点で印刷した領域を背景部とした印刷物であれば、コピ
ーした場合には、粗い網点で印刷した背景部が分光反射
率との関係で変色し、一方細かい網点で印刷した潜像部
は再現されず消色し、白抜きの警告文(警告マークを含
む、以下同じ)が現出する。 (2)粗い網点で印刷した領域を潜像部とし、細かい網
点で印刷した領域を背景部とした印刷物であれば、コピ
ーした場合には、粗い網点で印刷した潜像部が分光反射
率との関係で変色し、警告文として浮き出て、一方細か
い網点で印刷した背景部は再現できず消色する。
説明する。図4はこの偽造防止印刷物の一例であり、図
4(a)は偽造防止印刷物、図4(b)はこの偽造防止
印刷物をカラー複写機で複写して得られた複写物であ
る。
は、網点の粗密が異なる2つの印刷領域、すなわち粗い
網点で構成された第一の印刷領域である背景部3aと、
細かい網点で構成された第二の印刷領域である潜像部2
aとを有しており、潜像部2a、背景部3aともに同系
統色の有色インキを用いて印刷されている。この例では
潜像部2aは警告マークX印として形成してある。
2aとが印刷されている表面の分光反射率が40%以上
になっている。このような分光反射率を実現するために
は、基材の分光反射率の選択、基材の表面層の分光反射
率の選択、または印刷面の表層の分光反射率の選択を行
う。
の潜像部2aは背景部3aと同系統色の有色インキを用
いて印刷されているため、一見しただけでは潜像部2
a、すなわちこの例では警告マークX印の存在を認識す
ることが困難である。
複写して複写物4dを作成すると、分光反射率が高いた
めに図4(b)に示すように複写物4dの背景部6aは
印刷物1dの背景部3aに対して変色し、一方潜像部5
aは細かい網点で構成されているために複写機では再現
されず消色し、白抜きの警告マークX印として可視化す
る。
インキを潜像部2aの印刷に用いる印刷インキと同色あ
るいは色相が近似したものを用いれば、一見しただけで
は第二の印刷領域である潜像部2aの存在を確認するこ
とが困難である偽造防止印刷物1dを得ることができ
る。
り、図5(a)は偽造防止印刷物、図5(b)はこの偽
造防止印刷物をカラー複写機で複写して得られた複写物
である。
は、網点の粗密が異なる2つの印刷領域、すなわち粗い
網点で構成された第一の印刷領域である潜像部2bと、
細かい網点で構成された第二の印刷領域である背景部3
bとを有しており、潜像部2b、背景部3bともに同系
統色の有色インキを用いて印刷されている。この例では
潜像部2bは警告マークX印として形成してある。
2bとが印刷されている表面の分光反射率が40%以上
になっている。このような分光反射率を実現するために
は、基材の分光反射率の選択、基材の表面層の分光反射
率の選択、または印刷面の表層の分光反射率の選択を行
う。
の潜像部2bは背景部3bと同系統色の有色インキを用
いて印刷されているため、一見しただけでは潜像部2
b、すなわちこの例では警告マークX印の存在を認識す
ることが困難である。
複写して複写物4eを作成すると、図5(b)に示すよ
うに複写物4eの背景部6bは細かい網点で構成されて
いるために複写機では再現されず消色し、一方潜像部5
bは偽造防止印刷物1eの潜像部2bに対して変色する
ため、変色した警告マークX印として可視化する。
インキを潜像部2bの印刷に用いる印刷インキと同色あ
るいは色相が近似したものを用いれば、先の例と同様に
一見しただけでは第一の印刷領域である潜像部2bの存
在を確認することが困難である偽造防止印刷物1eを得
ることができる。
第一の印刷領域と第二の印刷領域で構成された例を示し
たが、第一の印刷領域と第二の印刷領域は少なくとも偽
造防止印刷物の一部分に有れば、同様の偽造防止効果を
得ることができるため、第一の印刷領域と第二の印刷領
域を除いた他の部分は白地であっても、他の印刷を施し
ても良い。
地紋等の連続する印刷模様で形成する、あるいは印刷図
柄の一部分としてそれぞれ組み込めば、更に第一の印刷
領域と第二の印刷領域の区別がつきにくくなり、肉眼で
は潜像部の存在を認識しにくくなるという効果が得られ
る。
において、第一の印刷領域を構成する粗い網点としては
50〜100線、網点面積率5〜46%の範囲から、ま
た第二の印刷領域を構成する細かい網点としては120
〜200線、網点面積率5〜46%の範囲から肉眼にお
いては一様に見える組み合わせを選択することができ
る。
は第一の印刷領域である背景部3aを粗い網点である6
5線、網点面積率30%で構成した場合、第二の印刷領
域である潜像部2aを細かい網点である150線、網点
面積率22〜30%で構成すれば、外観上は潜像部2a
は目立たなくなる。
(a)に示す偽造防止印刷物1d,1eでは作図技術
上、潜像部2a,2bと背景部3a,3bとの区別がは
っきり表現されているが、実際の印刷物上では両者は人
間の視力によっては区別できないように印刷することが
可能である。
す。
実験例である。基材11aとして幅410mm、長さ80
0m、厚さ188μmで、表面の分光反射率90%の白
色ポリエチレンテレフタレートフィルム「ルミラーE−
22」(東レ社製)を用意し、基材11aの片面に次の
組成の、顔料比率が約0.2%のグラビア印刷用インキ
を用いてグラビア印刷法により印刷を施し、有色インキ
層12からなる可視情報14を形成し、偽造防止印刷物
1aを作製した。この時の有色インキ層に占める顔料比
率は約10%であった。
材を用意し、上記インキの組成のうち、顔料比率が約4
%の緑色系インキ「マイクロリスグリーンGK」を用い
てグラビア印刷法により印刷を施し、有色インキ層から
なる可視情報を形成し、印刷物を作製した(図なし)。
この時の有色インキ層に占める顔料比率は約40%であ
った。実験例1、比較例ともに緑色の色調を有する印刷
物であった。
よる印刷物の分光反射率スペクトル分布は図7に示す通
りである。実験例1の印刷物(A−1)は分光反射率の
高い基材の影響を受けて白味を帯びているが、比較例
(B−1)と同様に500nm付近にピークがあり、見
た目にも緑色の色調を有する印刷物である。
500、別名 ピクセル Dio500、キャノン社
製、商品名)で複写を行った。図8はこの複写物の分光
反射率スペクトル分布である。図7と図8を比較する
と、比較例では印刷物(図7(B−1))と複写物(図
8(B−2))の分光反射率スペクトル分布にはそれ程
変化が見られない。しかしながら、実験例1では印刷物
(図7(A−1))と複写物(図8(A−2))の分光
反射率スペクトル分布は変化が大きく、分光反射率スペ
クトル分布から複写物であることが判断できる。実際に
も、比較例の複写物は印刷物と同様の緑色を呈してお
り、見た目には複写物であると判断ができなかったが、
実験例1の複写物は印刷物と異なり、青色を呈してお
り、見た目にも複写物であることが判別できる。
た場合の複写物の分光反射率スペクトル分布である。図
7と図9を比較すると、比較例では印刷物(図7(B−
1))と複写物(図9(B−3))の分光反射率スペク
トル分布にはそれ程変化が見られない。しかしながら、
実験例1では印刷物(図7(A−1))と複写物(図9
(A−3))の分光反射率スペクトル分布は変化が大き
く、分光反射率スペクトル分布から複写物であることが
判断できる。実際にも、比較例の複写物は印刷物と同様
の緑色を呈しており、見た目には複写物であると判断が
できなかったが、実験例1の複写物は印刷物と異なり、
緑青色を呈しており、見た目にも複写物であることが判
別できる。
ー7」(コニカ社製)、「FUJI−XEROX A
Color635」(富士ゼロックス社製)、「RIC
OHARTAGE−8000」(リコー社製)、「MI
NOLTA LIMOS80」(ミノルタ社製)につい
ても実験したが同じ傾向を示した。
印刷用インキを用いて、実験例1と同様の基材11aに
グラビア印刷法により印刷を施し、有色インキ層12か
らなる可視情報14を形成し、偽造防止印刷物1aを作
製した場合も同様の結果を示した。さらに、これらのイ
ンキを混合して得られる全ての色調においても同様であ
った。
1と同様の基材11aを用意し、基材11aの片面に次
の組成の顔料比率5%のオフセット印刷用インキを用い
てオフセット印刷法により印刷を施し、有色インキ層1
2からなる可視情報14を形成し、偽造防止印刷物1を
作製した。この時の有色インキ層に占める顔料比率は約
5%であった。
様の基材を用意し、上記インキの組成のうち、顔料比率
約20%の緑色系インキ「UVベストキュアーSTPグ
リーンW」を用いてオフセット印刷法により印刷を施
し、有色インキ層からなる可視情報を形成し、印刷物を
作製した(図なし)。この時の有色インキ層に占める顔
料比率は約20%であった。実験例1と同様に実験例と
比較例をカラー複写したところ、複写物は実験例1の場
合と同様の効果が確認された。
光反射率が90%以上のOCR用紙「四六(90)」
(三菱製紙社製)を用意し、基材11aの片面に次の組
成の顔料比率が約11%のオフセット印刷用インキを用
いてオフセット印刷法により印刷を施し、有色インキ層
12からなる可視情報14を形成し、偽造防止印刷物1
を作製した。この時の有色インキ層12に占める顔料比
率は約11%であった。
ろ、実験例1と同様に変色効果が確認された。また緑色
以外のインキに関しても同様の結果を得た。
験例である。基材21として、表面の分光反射率が90
%のポリエチレンテレフタレートフィルム「ルミラーE
−22」(東レ社製)を用意し、基材21の片面に次の
組成のグラビア印刷用インキを用いてグラビア印刷法に
より印刷を施し、有色インキ層22からなる可視情報2
3を形成した。この時の印刷物の表面の分光反射率は約
40%であった。
白色インキを用いてグラビア印刷法により白色層24を
形成し、偽造防止印刷物2を作製した。この時の白色層
24を有する領域の表面の分光反射率は約70%であっ
た。
ろ、実験例1と同様に変色効果が確認された。また緑色
以外のインキに関しても同様の結果を得た。
験例である。基材として幅410mm、長さ800m、
厚さ188μmで、表面の分光反射率90%の白色ポリ
エチレンテレフタレートフィルム「ルミラーE−22」
(東レ社製)を用意し、基材の片面に次の組成の、顔料
比率が約5%のオフセット印刷用インキを用いてオフセ
ット印刷法により印刷を施し、図4(a)に示すように
第一の印刷領域である65線、網点面積率30%の粗い
網点よりなる背景部3aと第二の印刷領域である150
線、網点面積率28%の細かい網点よりなる潜像部2a
(警告マークX印)で構成された有色インキ層からなる
可視情報を形成し、全体に緑色を呈する偽造防止印刷物
1dを作製した。この時の有色インキ層に占める顔料比
率は約5%であった。
線数と網点面積率を選択した。印刷物1dは緑色を呈し
ており、マクベス濃度計の測定で青色0.20、黄色
0.10を示した。上記印刷物1dをCANON CL
C500、別名 ピクセル Dio 500(商品名
キャノン社製)にてカラー複写したところ、図4(b)
に示すように、粗い網点の背景部6aは再現され、細か
い網点の潜像部5aは再現されず白抜けとなり警告マー
クとなるX印が浮かび出た複写物4dが得られた。さら
に、偽造防止印刷物1dの背景部3aは緑色であるのに
対して複写物4dの背景部6aは青色を呈する変色効果
が発現し一見して複写物であることが判明した。また、
濃度調整機能を調節しても複写物の色相は緑青色を呈し
変色効果は十分に認識できた。また、他社製のカラー複
写機による複写でも同様の効果が得られた。
するため、たとえば偽造防止印刷物1dの潜像部2a上
に図6(a)のように印字をおこなって警告マークX印
が見えにくいような場合であっても、図6(b)に示す
ように、複写物4dの背景部6aが緑色から青色に変色
することで容易に複写物であることが分かる。
施例の実験例である。基材として、表面の分光反射率が
90%以上のOCR用紙「四六(90)」(三菱製紙社
製)を用意し、基材の片面に次の組成の顔料比率が約1
1%のオフセット印刷用インキを用いてオフセット印刷
法により印刷を施し、図5(a)示すように第二の印刷
領域である150線、網点面積率30%の細かい網点の
背景部3bと第一の印刷領域である65線、網点面積率
30%の粗い網点の潜像部2b(警告マークX印)で構
成された有色インキ層からなる可視情報を形成し、全体
に緑色を呈する偽造防止印刷物1eを作製した。この時
の有色インキ層に占める顔料比率は約11%であった。
ON CLC500、別名 ピクセル Dio 500
(商品名キャノン社製)にてカラー複写したところ、図
5(b)に示すように、細かい網点の背景部6bは再現
できず消色し白色となり、粗い網点の潜像部5bのみが
緑色から青色に変色した警告マークX印として浮かび出
た複写物4eが得られた。
施例の実験例である。基材として、表面の分光反射率が
90%のポリエチレンテレフタレートフィルム「ルミラ
ーE−22」(東レ社製)を用意し、基材の片面に緑色
のオフセット印刷用インキ、UVベストキュアーSTP
グリーンW(T&Kトーカ社製)を用いてオフセット印
刷法により印刷を施し、図4(a)に示すように第一の
印刷領域である65線、網点面積率30%の粗い網点よ
りなる背景部3aと第二の印刷領域である150線、網
点面積率28%の細かい網点よりなる潜像部2a(警告
マークX印)で構成された有色インキ層からなる可視情
報を形成した。この時の印刷物の表面の分光反射率は約
40%であった。
インキを用いてグラビア印刷法により白色層を形成し、
全体に緑色を呈する偽造防止印刷物1fを作製した。こ
の時の白色層を有する領域の表面の分光反射率は約70
%であった。
ろ、図4(b)に示すように、粗い網点の背景部6aは
再現され、細かい網点の潜像部5aは再現されず白抜け
となり警告マークとなるX印が浮かび出た複写物4fが
得られた。さらに、印刷物1fの背景部3aは緑色であ
るのに対して複写物4fの背景部6aは青色を呈する変
色効果が発現し一見して複写物であることが判明した。
施例の実験例である。基材として、表面の分光反射率が
90%のポリエチレンテレフタレートフィルム「ルミラ
ーE−22」(東レ社製)を用意し、基材の片面に実験
例11で用いた緑色のオフセット印刷用インキを用いて
オフセット印刷法により印刷を施し、図5(a)に示す
ように第二の印刷領域である150線、網点面積率30
%の細かい網点の背景部3bと第一の印刷領域である6
5線、網点面積率30%の粗い網点の潜像部2b(警告
マークX印)で構成された有色インキ層からなる可視情
報を形成した。この時の印刷物の表面の分光反射率は約
40%であった。
の白色インキを用いてグラビア印刷法により白色層を形
成し、全体に緑色を呈する偽造防止印刷物1gを作製し
た。この時の白色層を有する領域の表面の分光反射率は
約70%であった。この偽造防止印刷物をカラー複写し
たところ、実験例11と同様に図5(b)に示すよう
に、細かい網点の背景部6bは再現されず消色し白色と
なり、粗い網点の潜像部5bのみが緑色から青色に変色
した警告マークX印として浮かび出た複写物4gが得ら
れた。
率を有する基材を用いるか、あるいは高い分光反射率を
有する白色層を有色インキ層上に形成することによって
印刷物の反射率を上昇させ、反射光の特定成分の感光を
阻害することによって複写物の再現性を低下させるの
で、従来の技術のように人間の比視感度と感光体の感度
の差を利用した特殊な色材を用いるものではないため、
色材を広い範囲から選択した場合も複写による偽造を防
止することが可能となる。
再現性の差を利用する偽造防止技術に加えて、可視情報
である印刷像を特定の網点の粗密によって形成して複写
機の解像度を利用した偽造防止技術を結合した場合に
は、複写物の画像の局所的な変色と消色により一層容易
に偽造物であると判別することが可能となる。
図。
フ。
フ。
ル分布を示すグラフ。
印刷物 2a,2b 偽造防止印刷物の潜像部 3a,3b 偽造防止印刷物の背景部 4d,4e,4f,4g 複写物 5a,5b 複写物の潜像部 6a,6b 複写物の背景部 11a,11b,21 基材 12,22 有色インキ層 13,24 白色層 14,23 可視情報 15 基層
Claims (8)
- 【請求項1】 印刷物の基材の表面のうち顔料を重量比
で1〜15%の範囲で含有する有色インキにより可視情
報が形成されている領域の少なくとも一部分と重畳して
いる部分の分光反射率を40%以上とし、前記有色イン
キから得られる色分解成分であるイエロー(黄色)成分
が影響を受けて前記可視情報を形成する有色インキの色
調が変化して複写されるように構成されたことを特徴と
する偽造防止印刷物。 - 【請求項2】 前記基材が白色基材または表面に白色層
を有する基材であることを特徴とする請求項1に記載の
偽造防止印刷物。 - 【請求項3】 前記表面が、変色効果に必要な反射光量
である分光反射率40%以上の領域と変色効果が発現し
ない分光反射率が40%未満の領域に区分されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の偽造防止印刷物。 - 【請求項4】 前記可視情報が複数色の有色インキで形
成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
の偽造防止印刷物。 - 【請求項5】 有色インキにより可視情報が形成されて
いる印刷物であって、前記可視情報の少なくとも一部に
重畳して、白色層が形成されており、前記白色層が形成
された領域は白色層が形成される前に比べて表面の分光
反射率を20%以上高めたことを特徴とする請求項1に
記載の偽造防止印刷物。 - 【請求項6】 前記可視情報が形成された印刷領域は第
一の印刷領域と第二の印刷領域とからなり、前記第一の
印刷領域は粗い網点で構成され、前記第二の印刷領域は
細かい網点で構成されていることを特徴とする請求項1
乃至5に記載の偽造防止印刷物。 - 【請求項7】 前記第一の印刷領域と前記第二の印刷領
域とは同系統色の有色インキによって印刷されているこ
とを特徴とする請求項5に記載の偽造防止印刷物。 - 【請求項8】 前記第一の印刷領域と前記第二の印刷領
域とは異なる系統色の有色インキによって印刷されてい
ることを特徴とする請求項5に記載の偽造防止印刷物。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP18545893 | 1993-06-29 | ||
JP30130393A JP3370753B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-11-05 | 偽造防止印刷物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=26503111
Family Applications (1)
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JP30130393A Expired - Lifetime JP3370753B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-11-05 | 偽造防止印刷物 |
Country Status (1)
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-
1993
- 1993-11-05 JP JP30130393A patent/JP3370753B2/ja not_active Expired - Lifetime
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