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JP3370001B2 - ディスクへの信号記録又は再生装置 - Google Patents

ディスクへの信号記録又は再生装置

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Publication number
JP3370001B2
JP3370001B2 JP05671599A JP5671599A JP3370001B2 JP 3370001 B2 JP3370001 B2 JP 3370001B2 JP 05671599 A JP05671599 A JP 05671599A JP 5671599 A JP5671599 A JP 5671599A JP 3370001 B2 JP3370001 B2 JP 3370001B2
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JP
Japan
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recording
cabinet
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piece
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JP05671599A
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和幸 小島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP00104278A priority patent/EP1033708B1/en
Priority to DE60016993T priority patent/DE60016993T2/de
Priority to US09/518,259 priority patent/US6407971B1/en
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/044Indirect insertion, i.e. with external loading means
    • G11B17/046Indirect insertion, i.e. with external loading means with pivoting loading means

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクへの信号
記録又は再生装置に関し、特に記録時にディスクが不用
意にピックアップから離れることを防ぐ機構を具えた装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体であるディスク(6)をカートリ
ッジ(60)に回転可能に収納して、デジタル信号の記録又
は再生を行う装置が実用化されている。図14は、水平
面内にて回転中のディスク(6)への記録原理を示す図で
ある。磁性面を形成したディスク(6)に上側から記録ヘ
ッド(72)により磁界を加えるとともに、下側からピック
アップ(7)によりレーザー光を当てる。レーザー光によ
り局所的に加熱されたディスク(6)上の箇所は、キュリ
ー温度(約200℃)に達すると保持力を失うから、記録
ヘッド(72)により該加熱箇所を一瞬の内に磁化する。デ
ィスク(6)は回転中であり、該加熱箇所がレーザー光か
ら外れると冷えて、磁化の向きが固定される。記録中
に、ディスク(6)が不用意に浮き上がってピックアップ
(7)から離れると、レーザー光がディスク(6)から外れ
て正確な信号が記録されない。従って、記録中はディス
ク(6)が不用意にピックアップ(7)から離れない工夫が
必要であり、従来は以下の工夫が成されていた。
【0003】図10は、市場に流通されている従来のデ
ィスク記録又は再生装置の斜視図であり、図11は、図
10のキャビネット(2)のみを破断した側面断面図であ
る。キャビネット(2)内のシャーシ(1)には、蓋体(8)
及び、カートリッジ(60)を収納するホルダ(9)の基端部
が枢支(91)され、蓋体(8)とホルダ(9)は一体に回動す
る。キャビネット(2)の前面内側には、スライド部材
(4)が左右移動可能に設けられ、該スライド部材(4)に
は上向きに突出して蓋体(8)に係合する爪片(40)と、前
方に突出しキャビネット(2)の前面の長孔(20)を貫通す
る操作片(43)が形成されている。スライド部材(4)は、
爪片(40)が蓋体(8)と係合する向きにバネ(42)付勢さ
れ、操作片(43)をバネ(42)付勢に抗して手で押すと、蓋
体(8)と爪片(40)の係合が解除される。シャーシ(1)上
には、規制片(5)が駆動機構(図示せず)により、スライ
ド部材(4)に向かって出没自在に設けられている。
【0004】シャーシ(1)には、ホルダ(9)上に位置し
先端部に前記記録ヘッド(72)を有するヘッドレバー(71)
が枢支されている。カートリッジ(60)を挿入したホルダ
(9)を手で押し下げて下降させ、ヘッドレバー(71)を昇
降機構(図示せず)により下降し、記録ヘッド(72)をディ
スク(6)に当接させて記録ができる。シャーシ(1)は緩
衝部材(10)を介してキャビネット(2)に取り付けられ、
キャビネット(2)に対し左右の振れが可能になる。これ
により、キャビネット(2)に加わった振動又は衝撃が直
接シャーシ(1)に伝わることを防ぎ、ヘッドレバー(71)
が跳ねることを防ぐ。記録時には、図12に示すよう
に、蓋体(8)とスライド部材(4)の爪片(40)が係合す
る。このとき、規制片(5)をスライド部材(4)に向けて
移動させて先端部をスライド部材(4)の開口(48)に嵌合
させる。規制片(5)と開口(48)の余裕分である隙間H
(図13参照)は、蓋体(8)と爪片(40)の係り代よりも小
さく設けられており、使用者が誤って操作片(43)を手で
側方に押しても、蓋体(8)と爪片(40)の係合は解除され
ない。記録時に蓋体(8)及びホルダ(9)が不用意に開か
ないから、ホルダ(9)内のカートリッジ(60)がピックア
ップ(7)から離れず、安定してディスク(6)に信号を記
録できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、隙間Hだけスラ
イド部材(4)が移動しても、蓋体(8)と爪片(40)の係合
は解除されない。しかし、規制片(5)はシャーシ(1)に
取り付けられ、シャーシ(1)は緩衝部材(10)によりキャ
ビネット(2)内を振れ可能に設けられている。この場
合、隙間Hが小さいときは、キャビネット(2)に対して
シャーシ(1)が左右に移動できる余裕量が少なくなる。
従って、キャビネット(2)に振動が加わったときに、シ
ャーシ(1)と開口(48)の端縁が接し易くなり、該振動が
シャーシ(1)に伝わり易い。この結果、ヘッドレバー(7
1)が跳ねて記録動作が安定せず、緩衝部材(10)を設けた
効果が薄くなる。また、隙間Hが小さいと、キャビネッ
ト(2)のシャーシ(1)に対する位置ズレが許容されない
ので、キャビネット(2)へのシャーシ(1)の取付けも高
い精度が求められる。その反面、隙間Hが大きいとき
は、爪片(40)と蓋体(8)の係合が外れやすくなり、記録
時に不用意に蓋体(8)及びホルダ(9)が開く。即ち、隙
間Hは大きくても、小さくても不都合がある。本発明
は、信号記録時はスライド部材をロックし、しかも外部
から衝撃を受けたときは、シャーシ及び規制片はスライ
ド部材のロック状態を維持したままで、移動が許容され
る記録又は再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】回動下降位置にある蓋体
(8)に対し係合と係合解除を行うスライド部材(4)上に
は、規制片(5)の出没方向に直交した広い押圧面を有す
る嵌合部材(3)が、規制片(5)の出没方向に沿って移動
自在に取り付けられている。嵌合部材(3)は、ディスク
への信号記録時に、規制片(5)に押されてキャビネット
(2)に係合してスライド部材(4)の移動を防ぐロック位
置と、記録以外でのモードにて規制片(5)との当接が解
除されてスライド部材(4)の移動を許す待機位置との間
を移動可能である。規制片(5)及びシャーシ(1)は、ロ
ック位置にて規制片(5)が嵌合部材(3)の押圧面を押し
ている範囲内にて、スライド部材(4)の移動方向に沿っ
て移動可能に設けられている。
【0007】
【作用及び効果】ディスクへの信号記録時に、嵌合部材
(3)は規制片(5)に押されてキャビネット(2)に係合
し、ロック位置にあってスライド部材(4)の移動を防
ぐ。嵌合部材(3)とキャビネット(2)を係合させて、ス
ライド部材(4)の移動を規制するには、規制片(5)は嵌
合部材(3)を押している状態を保っていればよい。従っ
て、シャーシ(1)は、規制片(5)が嵌合部材(3)の押圧
面を押している範囲内にて、スライド部材(4)の移動方
向に沿って移動しても、スライド部材(4)は移動規制状
態を保つ。規制片(5)及びシャーシ(1)は、嵌合部材
(3)をキャビネット(2)に向けて押した状態を保ちなが
ら、スライド部材(4)の移動方向に余裕を持って移動で
き、従来の構成に比して大きな移動が許容される。ま
た、規制片(5)及びシャーシ(1)が、スライド部材(4)
の移動方向に直交する方向に移動しても、嵌合部材(3)
をキャビネット(2)に係合していれば、規制片(5)及び
シャーシ(1)は、該方向への移動が許される。即ち、キ
ャビネット(2)に振動が加わっても、シャーシ(1)はス
ライド部材(4)の移動方向、具体的には左右又は前後方
向に余裕を持って振れることができるから、該振動がシ
ャーシ(1)に伝わる虞れを軽減でき、記録動作が安定す
る。また、嵌合部材(3)とキャビネット(2)の係合状態
で、シャーシ(1)の大きな振れが許容されるから、嵌合
部材(3)とキャビネット(2)の係合隙間を小さくして
も、振動が加わった際の信号記録動作は安定する。この
係合隙間を小さくすることにより、スライド部材(4)の
移動は確実に規制され、蓋体(8)及びホルダ(9)が不用
意に開く虞れはない。更に、キャビネット(2)に対する
シャーシ(1)の左右の位置ズレが従来よりも許容される
から、キャビネット(2)へのシャーシ(1)の取付けに高
い精度が求められることはない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図を用いて
詳述する。図5は、ディスクへの信号記録又は再生装置
に使用するカートリッジ(60)の斜視図である。カートリ
ッジ(60)の一側部には凹溝(62)が形成され、該凹溝(62)
にシャッタ(61)が被さる。シャッタ(61)の開き状態に
て、カートリッジ(60)内のディスク(6)の一部が露出す
る。カートリッジ(60)は、上面に記された矢印(63)を記
録又は再生装置に向けて挿入される。
【0009】図1は、ディスクへの信号記録又は再生装
置の斜視図である。キャビネット(2)の一端部には蓋体
(8)が枢支され、該キャビネット(2)内にはシャーシ
(1)が配備されている。シャーシ(1)には、カートリッ
ジ(60)を収納するホルダ(9)が枢支(91)され、蓋体(8)
とホルダ(9)は、後記するように連結されて一緒に回動
する。キャビネット(2)の前面内側からは、支持軸(23)
(23)が突出し、該支持軸(23)(23)には金属板から形成さ
れたスライド部材(4)の横長孔(49)(49)が嵌まる。支持
軸(23)(23)と横長孔(49)(49)の嵌合により、スライド部
材(4)は左右移動可能に設けられる。該スライド部材
(4)は斜面(41)を形成した爪片(40)を突出し、キャビネ
ット(2)との間に掛けられるバネ(42)により右向きに付
勢される。スライド部材(4)から突出した操作片(43)
は、キャビネット(2)前面の長孔(20)を貫通して、使用
者の手により操作される。
【0010】スライド部材(4)上にて、操作片(43)と爪
片(40)との間には、窓孔(44)が開設され、該窓孔(44)の
側縁下端部からはスライド部材(4)から切り起こされた
突板(45)がシャーシ(1)に向かって突出している。図2
は、キャビネット(2)を図1のZ矢視方向に見た側面断
面図である。窓孔(44)には、下端部が突板(45)に枢支(3
0)された断面L字形の嵌合部材(3)が嵌まる。嵌合部材
(3)は、左右に延びた押圧面を形成し、枢支部(30)に嵌
められたネジリバネ(図示せず)により時計方向に付勢さ
れ、上端部が窓孔(44)の上側に接している。キャビネッ
ト(2)の前面には、嵌合部材(3)に対向して透孔(21)が
開設され、該透孔(21)の横幅は嵌合部材(3)の横幅より
も稍広く形成されている。嵌合部材(3)が枢支部(30)を
中心に回動して上端部が透孔(21)に嵌まると、スライド
部材(4)は左右の移動が規制される。嵌合部材(3)は透
孔(21)に緊密に嵌まっても、僅かな余裕を持って嵌まっ
てもよい。
【0011】シャーシ(1)は、ウレタンゴム等から形成
される緩衝部材(10)を介して、キャビネット(2)に取り
付けられ、シャーシ(1)はキャビネット(2)に対し左右
の振れが可能である(図8参照)。これにより、キャビネ
ット(2)が振動しても、シャーシ(1)に伝わる振動は緩
和され、後記のヘッドレバー(71)の跳び跳ねを防止す
る。シャーシ(1)の下面にて、嵌合部材(3)に対向する
箇所には、規制片(5)がスライド部材(4)に対し出没可
能に設けられ、規制片(5)の先端は嵌合部材(3)の枢支
部(30)よりも上側に対向している。規制片(5)はスライ
ド部材(4)に向かって移動して、嵌合部材(3)の押圧面
を押す。
【0012】図3は、シャーシ(1)とホルダ(9)の分解
斜視図である。ホルダ(9)上面には板バネ(90)(90)の一
端部が取り付けられ、各板バネ(90)の他端部は蓋体(8)
の裏面に撓み変形可能に取り付けられる(図8参照)。ホ
ルダ(9)の内側には、カートリッジ(60)の凹溝(62)(図
5参照)に進入してシャッタ(61)を開く開き爪(93)が突
出し、カートリッジ(60)はホルダ(9)に挿入された状態
で、シャッタ(61)が開いている。シャーシ(1)の裏面に
はモータ(M1)が設けられ、該モータ(M1)の回転軸(52)
が中間ギア(51)に噛合する。前記規制片(5)の一端部に
はラック(50)が形成され、該ラック(50)が中間ギア(51)
に噛合する。モータ(M1)の回転により、規制片(5)が
シャーシ(1)から出没する。
【0013】シャーシ(1)上の開口(11)内には、ディス
ク(6)を回転させるターンテーブル(70)が設けられ、デ
ィスク(6)にレーザー光を照射するピックアップ(7)が
ターンテーブル(70)に接近離間可能に設けられている。
ピックアップ(7)の裏面には、ブラケット(73)が取り付
けられ、該ブラケット(73)の上端部にヘッドレバー(71)
の基端部が枢支(74)されている。ヘッドレバー(71)は、
従来と同様に、ホルダ(9)の上面と蓋体(8)の裏面との
間に位置し(図11参照)、自由端部に記録ヘッド(72)を
設けている。記録以外のモード 記録以外のモード、例えば再生や停止状態では、図4
(a)に示すように、ヘッドレバー(71)が上昇している。
ディスク再生時には、ディスク(6)上の磁化の向きを壊
さないように、ピックアップ(7)は記録時よりも出力レ
ベルの低いレーザー光を発射する。周知のカー(Karr)効
果により、ディスク(6)上のS極により反射された光
と、N極に反射された光とでは偏光面の傾きが異なるか
ら、この傾きの差から0と1レベルの信号を検出する。記録時 記録時には図4(b)に示すように、ヘッドレバー(71)が
昇降機構(図示せず)により下降回動して、記録ヘッド(7
2)がホルダ(9)上の開口(92)(図3参照)を通って、カー
トリッジ(60)内のディスク(6)に接する。前記の如く、
ピックアップ(7)はレーザー光を照射しつつ、記録ヘッ
ド(72)に通電してディスク(6)に信号が記録される。
【0014】図7は、ホルダ(9)及び蓋体(8)の開き状
態の正面図である。蓋体(8)の先端部内側には引掛かり
片(80)が設けられており、蓋体(8)を閉じると、引掛か
り片(80)が爪片(40)の斜面(41)に接して、バネ(42)付勢
に抗してスライド部材(4)を左向きに押す。引掛かり片
(80)が斜面(41)を通過すると、スライド部材(4)がバネ
(42)によって戻され、爪片(40)と引掛かり片(80)が係合
する。蓋体(8)の閉じ状態では、図8に示すように、ホ
ルダ(9)がシャーシ(1)に接し、ホルダ(9)上の板バネ
(90)(90)は、上端部が蓋体(8)に押されて弾性変形す
る。操作片(43)をバネ(42)付勢に抗して手で左向きに押
すと、爪片(40)と引掛かり片(80)の係合が外れる。板バ
ネ(90)(90)は弾性復帰して蓋体(8)が浮き上がり、使用
者は蓋体(8)及び蓋体(8)に接続されたホルダ(9)を手
で開くことができる。
【0015】記録時には、前記の如く、蓋体(8)をロッ
クする。図6(a)、(b)は、スライド部材(4)とキャビネ
ット(2)を破断した平面断面図であり、(a)は記録以外
のモードを、(b)は記録時を夫々示す。待機位置 記録以外のモードでは、規制片(5)は後退してその先端
は嵌合部材(3)から離れており、図2に実線で示す如
く、嵌合部材(3)の上端部がスライド部材(4)に接して
いる。嵌合部材(3)のこの位置を待機位置とする。ロック位置 記録時には、規制片(5)が嵌合部材(3)に向かって移動
し、嵌合部材(3)を押す。嵌合部材(3)は図2に一点鎖
線で示すように、スライド部材(4)との枢支部(30)を中
心に回動し、先端部がキャビネット(2)の透孔(21)に嵌
まる。図6(b)に示すように、嵌合部材(3)の透孔(21)
への進入により、スライド部材(4)の移動は規制される
から、蓋体(8)とスライド部材(4)との係合は外れな
い。嵌合部材(3)のこの位置をロック位置とする。
【0016】図6(b)に示すように、ロック位置にて、
嵌合部材(3)とキャビネット(2)の嵌合により、スライ
ド部材(4)の蓋体(8)との係合解除方向の移動は規制さ
れている。然るに、規制片(5)は、嵌合部材(3)をキャ
ビネット(2)に押した状態を保っていればよく、規制片
(5)及びシャーシ(1)は、嵌合部材(3)の横幅の範囲内
で左右に移動できる。嵌合部材(3)の横幅を大きく設け
れば、規制片(5)の先端が嵌合部材(3)を押している範
囲が大きくなるから、規制片(5)及びシャーシ(1)が左
右に振ることができる範囲が広がる。従って、キャビネ
ット(2)に振動が加わっても、左右方向に余裕を持って
振ることができるから、該振動がシャーシ(1)に伝わる
虞れを軽減できる。また、キャビネット(2)に対するシ
ャーシ(1)の左右の位置ズレが従来よりも大きく許容さ
れるから、シャーシ(1)の取付けに高い精度が求められ
ることはない。従って、緩衝部材(10)を設けない記録又
は再生装置にも本例の構成は適用できる。更に、嵌合部
材(3)とキャビネット(2)の係合状態で、シャーシ(1)
の大きな振れが許容されるから、嵌合部材(3)とキャビ
ネット(2)の係合隙間を小さくしても、振動が加わった
際の記録動作は安定する。この係合隙間を小さくするこ
とにより、スライド部材(4)は正確に移動が規制され
る。
【0017】上記例では、嵌合部材(3)は下端部がスラ
イド部材(4)に枢支されているとしたが、図9の平面図
に示すように、嵌合部材(3)を弾性を有する材料にて形
成して、規制片(5)の移動により、嵌合部材(3)が弾性
変形して、先端がキャビネット(2)の透孔(21)に進入す
る構成であってもよい。即ち、規制片(5)に押されて、
キャビネット(2)とスライド部材(4)が係合する機構で
あれば、他の機構の応用は可能である。
【0018】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク記録又は再生装置の斜視図である。
【図2】キャビネットを図1のZ矢視に見た側面断面図
である。
【図3】シャーシとホルダの分解斜視図である。
【図4】(a)、(b)は、ヘッドレバーとカートリッジの位
置関係を示す側面図であり、(a)は記録以外のモード
を、(b)は記録時を夫々示す。
【図5】カートリッジの斜視図である。
【図6】(a)、(b)は、スライド部材とキャビネットを水
平面で破断し、見下した平面断面図であり、(a)は記録
以外のモードを、(b)は記録時を夫々示す。
【図7】ホルダ及び蓋体の開き状態の正面図である。
【図8】蓋体の閉じ状態の正面断面図である。
【図9】他の嵌合部材の平面図である。
【図10】従来のディスク記録又は再生装置の斜視図で
ある。
【図11】キャビネットを破断した側面断面図である。
【図12】キャビネットと蓋体を一点鎖線で示す正面図
である。
【図13】スライド部材と規制片の位置関係を示す平面
図である。
【図14】水平面内にて回転中のディスクへの記録原理
を示す図である
【符号の説明】
(1) シャーシ (2) キャビネット (3) 嵌合部材 (4) スライド部材 (5) 規制片 (6) ディスク (7) ピックアップ (8) 蓋体 (9) ホルダ (10) 緩衝部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体(8)を枢支したキャビネット(2)内
    に、ピックアップ(7)を具えたシャーシ(1)を支持し、
    シャーシ(1)には蓋体(8)に連繋されて蓋体(8)の開閉
    に連動するホルダ(9)を昇降可能に配備し、キャビネッ
    ト(2)には、回動下降位置にある蓋体(8)に対し係合と
    係合解除を行うスライド部材(4)が設けられ、シャーシ
    (1)上にはスライド部材(4)に対して出没する規制片
    (5)が設けられ、信号記録時にスライド部材(4)が蓋体
    (8)との係合外れ方向に不用意に移動することを防ぐデ
    ィスク記録又は再生装置に於いて、 スライド部材(4)上には、規制片(5)の出没方向に直交
    した広い押圧面を有する嵌合部材(3)が、規制片(5)の
    出没方向に沿って移動自在に取り付けられ、 嵌合部材(3)は、ディスクへの信号記録時に、規制片
    (5)に押されてキャビネット(2)に係合してスライド部
    材(4)の移動を防ぐロック位置と、記録以外でのモード
    にて規制片(5)との当接が解除されてスライド部材(4)
    の移動を許す待機位置との間を移動可能であり、 規制片(5)及びシャーシ(1)は、ロック位置にて規制片
    (5)が嵌合部材(3)の押圧面を押している範囲内にて、
    スライド部材(4)の移動方向に沿って移動可能に設けら
    れたことを特徴とするディスク記録又は再生装置。
  2. 【請求項2】 シャーシ(1)は緩衝部材(10)を介して、
    キャビネット(2)に取り付けられ、シャーシ(1)は衝撃
    を受けたときに移動可能に設けられている請求項1に記
    載のディスク記録又は再生装置。
JP05671599A 1999-03-04 1999-03-04 ディスクへの信号記録又は再生装置 Expired - Fee Related JP3370001B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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