JP3366751B2 - スローアウェイチップ - Google Patents
スローアウェイチップInfo
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- cutting edge
- throw
- breaker groove
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- Prior art date
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- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
ポジタイプのスローアウェイチップに関し、特に切りく
ず処理に優れるものである。
外径旋削のみならず、むしろ内径旋削に多用される。そ
してこの内径旋削において特に、切りくず処理問題は、
その工具の切削性能の良否を判定される重要な要素とな
っている。したがって、内径旋削においては、通常、ブ
レーカ溝の備わるスローアウェイチップが使用される。
プのすくい面上に研削にて成形されていた。研削による
成形は単純な溝形状しか得られず、広範囲の切削条件に
十分対応できるものではなかった。しかしながら最近で
は、粉末成形体のプレス技術の向上で、ポジタイプ形状
をした複雑な形状を型押しにて成形できるようになっ
た。
いてみれば、スローアウェイチップ上面のボス面よりコ
ーナ対頂に接近して伸びる棒状突起や、すくい面上に突
出する小山状の突起といったものがある。
らの研究によれば、従来の型押し成形品によっても、た
とえば低送りによる薄い切りくずの排出される切削では
切りくずが突起を乗り越えて分断されなかったり、深切
込み高送りによる切削では切りくず詰りを生じたりする
ことがあり、十分満足できるものではなかった。本発明
は、これら切りくず処理性能の向上を図るとともに、内
径旋削では特に問題となる排出切りくずの噛み込みによ
る切れ刃の欠け防止、および加工面性状やびびりなどに
影響する切れ味についても配慮したものである。
に鑑みなされたもので、多角形平板状をなし、その切れ
刃は外辺からなる主切れ刃と隅部に形成される円弧状の
コーナ刃とからなり、外周には逃げの付与されたポジタ
イプのスローアウェイチップにおいて、上面にあるボス
面の外側にはランドの備わるブレーカ溝が配設されると
ともに、切れ刃はボス面より低位にあるように形成され
る。
面と、溝底よりボス面に立ち上がる傾斜面とからなり、
さらにこのブレーカ溝はコーナ部において、ボス面より
各コーナに向い放射状に伸びて先端にて漸次高さを減ず
る突起、および前記突起の中間に配設されてその一部が
両側より突出する少なくとも1つ以上の球状の突起との
組合わせにより形成される。
主切れ刃部における傾斜面の傾斜角θ1より小さくなる
ように形成し、また加うるに、ブレーカ溝に備わるラン
ドは主切れ刃部においてのみ備わり、コーナ刃には備わ
らないようにしてもよいことを特徴とするものである。
るようにして、排出される切りくずがスローアウェイチ
ップを工具本体に装着するための部品に直接当ることを
軽減するようにしたものである。
は、主切れ刃部においては切れ味を確保するためのもの
である。切りくず噛み込みなどによる切れ刃の欠け防止
のために設けられる主切れ刃部のランドも、前記と同様
の理由から、ポジランドであることが好ましい。
アウェイチップに関するものであることからして、広範
囲に対応できるといっても、利用される切れ刃はコーナ
刃とその近傍に限られる。したがって、コーナ部近傍に
おけるブレーカ溝形状が重要となってくる。従来のよう
に単純にボス面よりコーナ先端に伸びる突起は、ある程
度の切削範囲で切りくず処理が良好であるが、送りが、
ごく小さいときには切りくずが薄くなり、突起を乗り越
えて分断されなくなる。比較的コーナ先端近くに組合わ
せて設けられる球状突起は、前記のような場合に切りく
ずを強制的に離間させる作用をもち、切りくず処理性能
を向上させる。
削において、単純にボス面よりコーナ先端に伸びる突起
のみでは、コーナ先端で切れ刃に接近しコーナ後方で切
れ刃より離れすぎているためにブレーカ溝としてのバラ
ンスに欠け、切りくず詰りを起こすことがある。これに
本発明の球状突起を組合わせることにより、主切れ刃に
接近したブレーカ壁が設けられ、ブレーカ溝としての役
割が果たされるようになる。
の傾斜角は、コーナ部において小ささ目に設定し、構造
的に弱いコーナ部の強度が低下するのを防ぐ。内径旋削
としての加工面性状を重視する場合には、コーナ刃はラ
ンドの備わらない切れ刃とすることにより、切れ味を増
すようにしたものである。
ながら説明する。
チップ1の正面図で、菱形形状チップのすくい面となる
上面を表すものである。外縁は切れ刃であり、4辺から
なる主切れ刃2と、隅部に形成される円弧状のコーナ刃
3とにより前記切れ刃が形成されている。そして、切れ
刃の外周面には逃げが付与されてなるポジタイプのスロ
ーアウェイチップとなっている。
皿穴4が穿設されている。皿穴4の周囲にはボス面5が
あって、ボス面5と切れ刃との間にブレーカ溝6が形成
される。このブレーカ6溝は、図2における各断面視に
おいて、図3〜図6の如き形状をしている。すなわち、
図3A−A線に沿う断面形状においてブレーカ溝6は、
主切れ刃2を含むランド7、およびランド7に連接して
傾斜角θ1なるポジのすくい面を形成する傾斜面8、な
らびに溝底よりボス面5に立ち上がる傾斜面9により構
成される。
着は、皿穴4を介する皿ねじにより螺合されてなるもの
であるが、ボス面5が主切れ刃2より高位にあるため
に、排出される切りくずが皿ねじ頭部を擦過して損傷さ
せる危険から回避できる。また、前記ポジの傾斜面8は
切れ味を向上して切削抵抗を減少させる作用があるの
で、加工面あらさの改善や、内径旋削では特に問題とな
るびびりの抑制に効果的である。内径旋削において加工
穴内に堆積した切りくずの噛み込みによる切れ刃損傷を
防ぐ目的で備わるランド7も、前記と同様の理由から、
ポジであることが好ましい。
1の場合には、多くは押え金にて工具本体に装着される
が、ボス面5が高位にあることの効果は同じで、切りく
ずが押え金を擦過する機会が減少する。
図6に示す断面形状の組合わせにて形成される。図4B
−B線に沿う断面形状は、コーナ刃3より傾斜角θ2な
るポジのすくい面を形成する傾斜面8、およびボス面5
よりコーナ先端に向かいボス面5とほぼ同位から漸次高
さを減じて伸びる突起10からなる。図5C−C線およ
び図6D−D線に沿う断面形状は、前記突起10の途中
にあって両側にその一部を突出させた球状の突起11お
よび突起12からなり、コーナ先端に近い突起11の方
が突起12より球径が小さい。本実施例において球状突
起の数は2つであるが、対応する切削条件やチップ形状
に応じて適宜変えてもよく、本実施例でも隣接する対頂
角が鈍角のコーナ部は1つとしている。
に接近しているが、ボス面5側において主切れ刃2より
離れて配設されている。したがって、ごく浅い切込みの
切削には良好なる切りくず処理性を示す。しかし突起1
0のみでは、切込みが多少深くなり、とりわけ送りが小
さいときには、薄くて弾力のある切りくずが突起10を
乗り越えて、分断されずに連続した切りくずとなる。球
状の突起11は、このような切りくずを強制的に離間さ
せて、カールさせる作用がある。
きいときには、突起10のみでは先端で狭くボス面5側
が広すぎるブレーカ溝となるためにブレーカとしてのバ
ランスが悪く、切りくずが詰り勝手となる。球状の突起
12はボス面5側のブレーカ溝を狭くして、ブレーカと
して有効に作用するようにしたものであり、その結果、
全体的なバランスが向上して切りくず詰りは解消され
る。
7が備わっていない。これは加工面性状の向上やびびり
抑制を重視したからである。しかしながら対頂角が鋭角
となるコーナ部は、耐欠損性などの点で構造的に不利と
なるために、コーナ部の傾斜角θ2が主切れ刃部の傾斜
角θ1より小さくなるようにして強度低下を防いでい
る。
すもので、同一箇所には同符号を付している。図7は、
適用する切削条件に応じて、各コーナにおいて球状突起
11の数を1つとした例である。また、切れ味よりも切
れ刃強化を優先させたために、コーナ刃3にもランド7
が備わっている。図8は、三角形平板状をしたスローア
ウェイチップ1であり、皿穴のないものである。球状突
起は1つであり、コーナ刃3にはランド7が備わらない
ようにした例である。
プのスローアウェイチップにおいて、通常の内径旋削な
どに使用される切削条件内の広い範囲に対応できる切り
くず処理を実現できる。ブレーカ溝の傾斜角を違えるこ
とによりコーナ刃の強化が図られているが、より耐欠損
性を優先させる場合にはコーナ刃にランドの備わるもの
を、また加工面性状の向上やびびり抑制を優先させる場
合にはランドの備わらないものを選択できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 多角形平板状をなし、その切れ刃は外辺
からなる主切れ刃2と隅部に形成される円弧状のコーナ
刃3とからなり、外周には逃げが付与されてなるポジタ
イプのスローアウェイチップ1において、 上面にはボス面5があって、その外側にはランド7の備
わるブレーカ溝6が配設されるとともに、切れ刃がボス
面5より低位にあるように形成され、 前記ブレーカ溝6は、ポジのすくい面となる傾斜面8
と、溝底よりボス面5に立ち上がる傾斜面9とからな
り、さらにこのブレーカ溝6はコーナ部において、ボス
面5より各コーナに向い放射状に伸びて先端にて漸次高
さを減ずる突起10、および前記突起10の中間に配設
されてその一部が両側より突出する少なくとも1つ以上
の球状の突起11との組合わせにより形成され、 コーナ部における傾斜面8の傾斜角θ2は主切れ刃部に
おける傾斜面8の傾斜角θ1より小さく形成されている
ことを特徴とするスローアウェイチップ。 - 【請求項2】 ブレーカ溝6に備わるランド7は、主切
れ刃部においてのみ備わり、コーナ部には備わっていな
いことを特徴とする請求項1に記載のスローアウェイチ
ップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27992194A JP3366751B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | スローアウェイチップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27992194A JP3366751B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | スローアウェイチップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08118112A JPH08118112A (ja) | 1996-05-14 |
JP3366751B2 true JP3366751B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=17617770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27992194A Expired - Lifetime JP3366751B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | スローアウェイチップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3366751B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5853613B2 (ja) * | 2010-11-15 | 2016-02-09 | 三菱マテリアル株式会社 | 切削インサート |
CN103143741B (zh) * | 2012-12-24 | 2015-12-02 | 株洲欧科亿硬质合金有限公司 | 一种可转位的双面槽型切削刀片 |
CN103008702B (zh) * | 2012-12-24 | 2015-05-27 | 株洲欧科亿硬质合金有限公司 | 一种用于软质金属材料加工的多边形切削刀片 |
CN110605412A (zh) * | 2019-09-17 | 2019-12-24 | 深圳精匠云创科技有限公司 | 车轮重车车刀 |
CN113399723B (zh) * | 2021-04-26 | 2022-05-31 | 厦门金鹭特种合金有限公司 | 一种铣削刀片 |
-
1994
- 1994-10-19 JP JP27992194A patent/JP3366751B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08118112A (ja) | 1996-05-14 |
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