JP3357382B2 - 多ポートメモリ - Google Patents
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Description
し、例えば、時分割ディジタル交換機の時間スイッチと
なるディジタルスイッチ集積回路に含まれる3ポートR
AM(ランダムアクセスメモリ)等に利用して特に有効
な技術に関するものである。
なる複数のアクセスポートを備える多ポートメモリがあ
る。また、このような多ポートメモリを含むディジタル
スイッチ集積回路を時間スイッチとして用いる時分割デ
ィジタル交換機がある。
応して、複数組のワード線及びビット線を必要とする。
このため、アクセスポート数の増大にともなって、多ポ
ートメモリの所要レイアウト面積が増大し、そのレイア
ウト設計も煩雑化する。これに対処するため、読み出し
用ビット線を単一化することで、所要レイアウト面積の
縮小とレイアウト設計の簡素化とを図った図9のような
3ポートRAMが提案されている。すなわち、図9の3
ポートRAMでは、メモリアレイMARYを構成するス
タティック型メモリセルMCは、一対のインバータN6
及びN7が交差結合されてなるラッチ回路を基本構成と
する。このラッチ回路の非反転及び反転入出力ノード
は、そのゲートが書き込み用ワード線WW0等に結合さ
れる一対の書き込み用制御MOSFET(金属酸化物半
導体型電界効果トランジスタ。この明細書では、MOS
FETをして絶縁ゲート型電界効果トランジスタの総称
とする)Q63及びQ64を介して、書き込み用ビット
線BW0*(ここで、非反転書き込み用ビット線BW0
と反転書き込み用ビット線BW0Bとをあわせて書き込
み用ビット線BW0*のように表す。また、それが有効
とされるとき選択的にロウレベルとされるいわゆる反転
信号又は反転信号線等については、その名称の末尾にB
を付して表す。以下同様)等の非反転又は反転信号線に
結合され、さらにそのゲートが対応する読み出し用ワー
ド線WRA0又はWRB0等に結合される読み出し用制
御MOSFETQ65又はQ66を介して、読み出し用
ビット線BRA0又はBRB0等にそれぞれ結合され
る。
等は、その一方において、対応する負荷手段すなわち抵
抗R1又はR2を介して回路の電源電圧に結合され、そ
の他方において、対応するセンスアンプSAA又はSA
Bの入力端子に結合される。抵抗R1及びR2は、メモ
リセルMCの読み出し用制御MOSFETQ65又はQ
66がオン状態とされるとき、読み出し用ビット線BR
A0及びBRB0等におけるレベル低下がセンスアンプ
SAA又はSABの論理スレッシホルドを下回るべく所
定の値を持つ。また、センスアンプSAAでは、その非
反転出力信号が読み出し信号DRAとして出力され、セ
ンスアンプSABでは、その反転出力信号が読み出し信
号DRBとして出力される。つまり、この3ポートRA
Mでは、いわゆるシングルエンド型のセンスアンプSA
A及びSABを用いることで読み出し用ビット線を単一
化し、これによって3ポートRAMの所要レイアウト面
積の縮小とレイアウト設計の簡素化を図ることができる
ものである。
RAMについては、例えば、特公昭61−18838号
公報に記載されている。
される3ポートRAMには次のような問題点が残されて
いることが、本願発明者等によって明らかとなった。す
なわち、上記3ポートRAMには、前述のように、読み
出し用ビット線BRA0及びBRB0等に対応して負荷
手段となる抵抗R1及びR2が設けられ、これらの負荷
手段を介して各ビット線のレベル低下がセンスアンプS
AA及びSABの論理スレッシホルドを下回るような比
較的大きな読み出し電流が流される。また、センスアン
プSAA及びSABがシングルエンド型とされることか
ら、これらのセンスアンプの動作マージンが比較的小さ
く、負荷手段となる抵抗R1及びR2やメモリセルを構
成するMOSFET等のプロセス変動にも弱い。これら
の結果、3ポートRAMの低消費電力化が制限されると
ともに、その読み出し動作が不安定なものとなり、シス
テムの信頼性が低下するものである。
安定化とを図りつつ、所要レイアウト面積の縮小とレイ
アウト設計の簡素化とを図った多ポートメモリを提供す
ることにある。この発明の他の目的は、多ポートメモリ
を含む時分割ディジタル交換機等の低消費電力化を図
り、その信頼性を高めることにある。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、多ポートメモリの読み出し用
ビット線を単一信号線とし、これらの読み出し用ビット
線を高電位側の電源電圧にプリチャージするとともに、
各読み出し用ビット線に対応してダミービット線を設け
る。また、読み出し信号を増幅するセンスアンプをいわ
ゆる差動入力型とし、その非反転及び反転入力端子を実
質的に対応する読み出し用ビット線及びダミービット線
にそれぞれ接続する。さらに、各ダミービット線に結合
されるダミーセルを、例えば直列形態とされる4個のM
OSFETを基本として構成し、このうち2個ずつを、
スタティック型メモリセルの読み出し用制御MOSFE
Tならびにそのラッチ回路のインバータを構成するNチ
ャンネルMOSFETとそれぞれ同一構造とする。加え
て、書き込み用ビット線と読み出し用ビット線との間
に、例えば電源電圧供給配線又は接地電位供給配線から
なるシールド配線を設ける。
振幅を圧縮して、その読み出し電流を削減できるととも
に、ダミーセルによって安定した基準電位を形成し、セ
ンスアンプの動作マージンを拡大できる。また、書き込
み用ビット線がフルスィングされることによって読み出
し用ビット線に誘起されるノイズを抑制し、センスアン
プの誤動作を防止できる。これらの結果、多ポートメモ
リの低消費電力化と動作の安定化とを図りつつ、所要レ
イアウト面積の縮小とレイアウト設計の簡素化とを図る
ことができるため、多ポートメモリを含む時分割ディジ
タル交換機等の低消費電力化を推進し、その信頼性を高
めることができる。
AMの一実施例のブロック図が示されている。また、図
2には、図1の3ポートRAMに含まれるメモリアレイ
MARY及びダミーアレイDARYならびにその周辺部
の一実施例の部分的な回路図が示され、図3及び図4な
らびに図5には、図2のメモリアレイMARYに含まれ
るスタティック型メモリセルMC及びダミーアレイDA
RYに含まれるダミーセルDCならびにセンスアンプS
AAに含まれる単位センスアンプUSAA0の一実施例
の回路図がそれぞれ示されている。さらに、図6には、
図1の3ポートRAMの読み出しモードにおける信号波
形図が示され、図7には、図3のスタティック型メモリ
セルMCならびにその周辺部の一実施例の部分的な配置
図が示されている。これらの図をもとに、この実施例の
3ポートRAMの構成と動作の概要ならびにその特徴に
ついて説明する。
れないが、時分割ディジタル交換機の時間スイッチとし
て機能するディジタルスイッチ集積回路に含まれる。図
2ないし図5の各回路素子ならびに図1の各ブロックを
構成する回路素子は、ディジタルスイッチ集積回路の図
示されない他の回路素子とともに、P型単結晶シリコン
のような1個の半導体基板上に形成される。以下の回路
図において、そのチャンネル(バックゲート)部に矢印
が付されるMOSFETはPチャンネル型であって、矢
印の付されないNチャンネルMOSFETと区別して示
される。また、この実施例の3ポートRAMは、z+1
ビットすなわち36ビットの記憶データを同時に入力又
は出力する多ビット構成の多ポートメモリとされるが、
以下の説明は、その第1ビットに相当する部分を例に進
められる。
イアウト面積の大半を占めて配置されるメモリアレイM
ARYを基本構成とする。このメモリアレイMARY
は、記憶データの各ビットに対応して設けられかつワー
ド線の延長方向に整列して配置される36個の単位メモ
リアレイを備える。各単位メモリアレイは、図2に例示
されるように、各行アドレスに対応して設けられ同図の
水平方向に平行して配置される128本の書き込み用ワ
ード線WW0〜WW127ならびに読み出し用ワード線
WRA0〜WRA127(第1の読み出し用ワード線)
及びWRB0〜WRB127(第2の読み出し用ワード
線)と、各列アドレスに対応して設けられ同図の垂直方
向に平行して配置される8組の書き込み用ビット線BW
0*〜BW7*ならびに読み出し用ビット線BRA0〜
BRA7(第1の読み出し用ビット線)及びBRB0〜
BRB7(第2の読み出し用ビット線)とを含む。これ
らのワード線及びビット線の交点には、128×8個す
なわち1024個のスタティック型メモリセルMCが格
子状に配置される。これにより、各単位メモリアレイ
は、1024ビットの記憶容量を持ち、3ポートRAM
は、1024×36いわゆる36キロビットの記憶容量
を持つものとされる。
スタティック型メモリセルMCのそれぞれは、図3に示
されるように、PチャンネルMOSFETQ13及びN
チャンネルMOSFETQ53からなるCMOSインバ
ータN2と、PチャンネルMOSFETQ14及びNチ
ャンネルMOSFETQ54からなるCMOSインバー
タN3とを含む。これらのインバータは、その入力端子
及び出力端子が互いに交差結合され、メモリセルの記憶
素子となるラッチ回路を構成する。インバータN2の入
力端子及びインバータN3の出力端子が共通結合される
ノードは、各ラッチ回路の非反転入出力ノードとされ、
そのゲートが対応する書き込み用ワード線WW0等に結
合されるNチャンネル型の書き込み用制御MOSFET
Q51を介して対応する非反転書き込み用ビット線BW
0等に結合されるとともに、そのゲートが対応する読み
出し用ワード線WRA0等に結合されるPチャンネル型
の読み出し用制御MOSFETQ11(第1の読み出し
用制御MOSFET)を介して対応する読み出し用ビッ
ト線BRA0等に結合される。同様に、インバータN2
の出力端子及びインバータN3の入力端子が共通結合さ
れるノードは、各ラッチ回路の反転入出力ノードとさ
れ、そのゲートが対応する書き込み用ワード線WW0等
に結合されるNチャンネル型の書き込み用制御MOSF
ETQ52を介して対応する反転書き込み用ビット線B
W0B等に結合されるとともに、そのゲートが対応する
読み出し用ワード線WRB0に結合されるPチャンネル
型の読み出し用制御MOSFETQ12(第2の読み出
し用制御MOSFET)を介して対応する読み出し用ビ
ット線BRB0等に結合される。
セルMCは、対応する書き込み用ワード線WW0等がハ
イレベルとされることで、そのラッチ回路の非反転及び
反転入出力ノードが対応する書き込み用ビット線BW0
*の非反転及び反転信号線に選択的に接続され、対応す
る読み出し用ワード線WRA0又はWRB0等がハイレ
ベルとされることで、そのラッチ回路の非反転又は反転
入出力ノードが対応する読み出し用ビット線BRA0又
はBRB0等に選択的に接続される。これにより、この
実施例の3ポートRAMは、それぞれ独立にアクセス可
能な1個の書き込みポートと2個の読み出しポートとを
持つものとなる。なお、この実施例の3ポートRAMで
は、前述のように、書き込み用ビット線はいわゆる相補
信号線とされるが、読み出し用ビット線はいわゆる単一
信号線とされ、これによって読み出し用ビット線の所要
信号線数が半減される。
用ワード線WW0〜WW127は、書き込み系Xアドレ
スデコーダXDWに結合され、択一的に選択状態とされ
る。この書き込み系XアドレスデコーダXDWには、書
き込み系アドレスバッファABWから7ビットの内部ア
ドレス信号aw0〜aw6が供給されるとともに、書き
込み系タイミング発生回路TGWから図示されない所定
の内部制御信号が供給される。書き込み系Xアドレスデ
コーダXDWは、上記内部制御信号に従って選択的に動
作状態とされ、内部アドレス信号aw0〜aw6をデコ
ードして、メモリアレイMARYの対応する書き込み用
ワード線WW0〜WW127を択一的にハイレベルの選
択状態とする。なお、書き込み系タイミング発生回路T
GWは、書き込み系クロック信号CWをもとに、書き込
みポートで必要とされる各種内部制御信号を形成する。
読み出し用ワード線WRA0〜WRA127ならびにW
RB0〜WRB127は、対応する読み出し系Xアドレ
スデコーダXDRA又はXDRBに結合され、それぞれ
択一的に選択状態とされる。これらの読み出し系Xアド
レスデコーダXDRA及びXDRBには、対応する読み
出し系アドレスバッファABRA又はABRBから7ビ
ットの内部アドレス信号ara0〜ara6あるいはa
rb0〜arb6が供給されるとともに、対応する読み
出し系タイミング発生回路TGRA又はTGRBから図
示されない所定の内部制御信号がそれぞれ供給される。
読み出し系XアドレスデコーダXDRA及びXDRB
は、対応する上記内部制御信号に従って選択的に動作状
態とされ、内部アドレス信号ara0〜ara6あるい
はarb0〜arb6をデコードして、メモリアレイM
ARYの対応する読み出し用ワード線WRA0〜WRA
127あるいはWRB0〜WRB127を択一的にロウ
レベルの選択状態とする。なお、書き込み用ワード線W
W0〜WW127ならびに読み出し用ワード線WRA0
〜WRA127及びWRB0〜WRB127は、メモリ
アレイMARYを構成する36個の単位メモリアレイに
よって共有される。また、読み出し系タイミング発生回
路TGRA及びTGRBは、読み出し系クロック信号C
RA又はCRBをもとに、各読み出しポートで必要な各
種内部制御信号を形成する。
リアレイを構成する書き込み用ビット線BW0*〜BW
7*は、図2に例示されるように、その一方において、
対応するPチャンネル型のプリチャージMOSFETQ
2及びQ3を介して高電位側の電源電圧すなわち回路の
電源電圧に結合され、その他方において書き込み系カラ
ムスイッチCSWの対応するNチャンネル型のスイッチ
MOSFETQ59及びQ60を介して書き込み用共通
データ線CDW*に選択的に接続される。このうち、プ
リチャージMOSFETQ2及びQ3のゲートには、書
き込み系タイミング発生回路TGWから反転内部制御信
号PWBが共通に供給され、スイッチMOSFETQ5
9及びQ60のゲートには、書き込み系Yアドレスデコ
ーダYDWから対応するビット線選択信号YSW0〜Y
SW7が供給される。
ないが、+3.3Vのような正の電源電圧とされる。ま
た、反転内部制御信号PWBは、書き込みポートが非選
択状態とされるとき回路の接地電位のようなロウレベル
とされ、選択状態とされるとき所定のタイミングでハイ
レベルとされる。さらに、ビット線選択信号YSW0〜
YSW7は、書き込みポートが非選択状態とされるとき
すべてロウレベルとされ、選択状態とされるとき所定の
タイミングでかつ内部アドレス信号aw7〜aw9に従
って択一的にハイレベルとされる。
択状態とされるとき、メモリアレイMARYでは、反転
内部制御信号PWBがロウレベルとされることでプリチ
ャージMOSFETQ2及びQ3が一斉にオン状態とな
る。このため、書き込み用ビット線BW0*〜BW7*
の非反転及び反転信号線は、回路の電源電圧のようなハ
イレベルにプリチャージされる。このとき、書き込み系
カラムスイッチCSWのスイッチMOSFETQ59及
びQ60はともにオフ状態とされ、書き込み用ビット線
BW0*〜BW7*は接続状態とされない。
モリアレイMARYでは、反転内部制御信号PWBがハ
イレベルとされることでプリチャージMOSFETQ2
及びQ3がオフ状態となり、書き込み用ビット線BW0
*〜BW7*のプリチャージ動作が停止される。また、
ビット線選択信号YSW0〜YSW7が択一的にハイレ
ベルとされることで書き込み系カラムスイッチCSWの
対応するスイッチMOSFETQ59及びQ60がオン
状態となり、書き込み用共通データ線CDW*とメモリ
アレイMARYの対応する書き込み用ビット線BW0*
〜BW7*とが選択的に接続状態とされる。このとき、
ライトアンプWAの単位ライトアンプUWA0等には、
データ入力端子DI0等からデータ入力バッファDIB
の対応する単位回路を介して入力データdi0等が供給
され、接続状態とされる書き込み用ビット線には、ライ
トアンプWAの対応する単位ライトアンプUWA0等か
ら書き込みデータWD0等つまりは入力データdi0等
に従った所定の相補書き込み信号が供給される。その結
果、選択された書き込み用ビット線に結合される合計3
6個のスタティック型メモリセルMCに対して、36ビ
ットの入力データdi0〜dizに従った書き込み動作
が同時実行される。なお、単位ライトアンプUWA0等
から出力される相補書き込み信号は、回路の電源電圧を
ハイレベルとし回路の接地電位をロウレベルとするフル
スィングの書き込み信号とされ、これによってメモリセ
ルに対する書き込み動作が確実なものとされる。
モリアレイを構成する読み出し用ビット線BRA0〜B
RA7ならびにBRB0〜BRB7は、その一方におい
て、対応するPチャンネル型のプリチャージMOSFE
TQ1又はQ4を介して回路の電源電圧に結合され、そ
の他方において読み出し系カラムスイッチCSRA又は
CSRBの対応するPチャンネル型のスイッチMOSF
ETQ7又はQ8を介して読み出し用共通データ線CD
RA又はCDRBに選択的に接続される。このうち、プ
リチャージMOSFETQ1及びQ4のゲートには、読
み出し系タイミング発生回路TGRA又はTGRBから
反転内部制御信号PRAB又はPRBBが共通に供給さ
れ、スイッチMOSFETQ7及びQ8のゲートには、
読み出し系YアドレスデコーダYDRA又はYDRBか
ら対応するビット線選択信号YSRA0〜YSRA7あ
るいはYSRB0〜YSRB7が供給される。
RBBは、図6に示されるように、読み出し系クロック
信号CRA等がロウレベルとされ対応する読み出しポー
トが非選択状態とされるとき回路の接地電位のようなロ
ウレベルとされ、読み出し系クロック信号CRA等がハ
イレベルとされ対応する読み出しポートが選択状態とさ
れるとき所定のタイミングでハイレベルとされる。ま
た、ビット線選択信号YSRA0〜YSRA7ならびに
YSRB0〜YSRB7は、対応する読み出しポートが
非選択状態とされるときすべてハイレベルとされ、対応
する読み出しポートが選択状態とされるとき内部アドレ
ス信号ara7〜ara9あるいはarb7〜arb9
に従って択一的にロウレベルとされる。
トが非選択状態とされるとき、メモリアレイMARYで
は、反転内部制御信号PRAB及びPRBBがロウレベ
ルとされることでプリチャージMOSFETQ1及びQ
4が一斉にオン状態となる。このため、読み出し用ビッ
ト線BRA0〜BRA7ならびにBRB0〜BRB7
は、図6に示されるように、回路の電源電圧のようなハ
イレベルにプリチャージされる。このとき、読み出し用
ワード線WRA0〜WRA127ならびにWRB0〜W
RB127はすべてハイレベルとされ、各スタティック
型メモリセルMCの読み出し用制御MOSFETQ11
及びQ12はすべてオフ状態とされる。また、ビット線
選択信号YSRA0〜YSRA7ならびにYSRB0〜
YSRB7もすべてハイレベルとされ、読み出し系カラ
ムスイッチCSRA及びCSRBのスイッチMOSFE
TQ7及びQ8はともにオフ状態とされる。
ると、メモリアレイMARYでは、反転内部制御信号P
RAB又はPRBBがハイレベルとされることでプリチ
ャージMOSFETQ1又はQ4がオフ状態となり、読
み出し用ビット線BRA0〜BRA7あるいはBRB0
〜BRB7のプリチャージ動作が停止される。また、ビ
ット線選択信号YSRA0〜YSRA7あるいはYSR
B0〜YSRB7が択一的にロウレベルとされることで
読み出し系カラムスイッチCSRA又はCSRBの対応
するスイッチMOSFETQ7又はQ8がオン状態とな
り、読み出し用共通データ線CDRAとメモリアレイM
ARYの対応する読み出し用ビット線BRA0〜BRA
7あるいは読み出し用共通データ線CDRBとメモリア
レイMARYの対応する読み出し用ビット線BRB0〜
BRB7とが選択的に接続状態とされる。このとき、メ
モリアレイMARYでは、図6に例示されるように、読
み出し用ワード線WRA0〜WRA127あるいはWR
B0〜WRB127が択一的にロウレベルの選択状態と
され、このワード線に結合される8個のスタティック型
メモリセルMCの保持データに従った読み出し信号が対
応する読み出し用ビット線BRA0〜BRA7あるいは
BRB0〜BRB7に出力される。
るスタティック型メモリセルMCの保持データが論理
“1”であった場合、対応する読み出し用ビット線BR
A0等は、図6に実線で示されるように、そのままハイ
レベルのプリチャージレベルを保持し続けるが、対応す
る読み出し用ビット線BRB0等のレベルは、図6に点
線で示されるように、読み出し用制御MOSFETQ1
2ならびにラッチ回路のインバータN2を構成するMO
SFETQ53のコンダクタンスに応じて徐々に低下す
る。一方、選択されたワード線に結合されるスタティッ
ク型メモリセルMCの保持データが論理“0”であった
場合、対応する読み出し用ビット線BRB0等はそのま
まハイレベルのプリチャージレベルを保持し続けるが、
逆に対応する読み出し用ビット線BRA0等のレベル
は、読み出し用制御MOSFETQ11ならびにラッチ
回路のインバータN3を構成するMOSFETQ54の
コンダクタンスに応じて徐々に低下する。
A0〜BRA7のレベル変化は、読み出し用共通データ
線CDRAを介して、センスアンプSAAの対応する単
位センスアンプUSAA0等の非反転入力端子に伝達さ
れる。同様に、接続状態とされる読み出し用ビット線B
RB0〜BRB7のレベル変化は、読み出し用共通デー
タ線CDRBを介して、センスアンプSABの対応する
単位センスアンプUSAB0等の非反転入力端子に伝達
される。これらの単位センスアンプの反転入力端子は、
ダミー共通データ線CDDA又はCDDBに結合され
る。
は、ダミーアレイDARYを備える。このダミーアレイ
DARYは、メモリアレイMARYの各単位メモリアレ
イに対応して設けられる36個の単位ダミーアレイを備
え、各単位ダミーアレイは、図2に例示されるように、
一対のダミービット線BDA(第1のダミービット線)
及びBDB(第2のダミービット線)と、これらのダミ
ービットに結合される128個のダミーセルDCとを含
む。
Yを構成するダミーセルDCのそれぞれは、図4に示さ
れるように、ダミービット線BDAと低電位側の電源電
圧すなわち回路の接地電位との間に直列形態に設けられ
るPチャンネルMOSFETQ15(第1のPチャンネ
ルMOSFET)及びQ17(第2のPチャンネルMO
SFET)ならびにNチャンネルMOSFETQ55
(第1のNチャンネルMOSFET)及びQ57(第2
のNチャンネルMOSFET)と、ダミービット線BD
Bと回路の接地電位との間に直列形態に設けられるPチ
ャンネルMOSFETQ16(第1のPチャンネルMO
SFET)及びQ18(第2のPチャンネルMOSFE
T)ならびにNチャンネルMOSFETQ56(第1の
NチャンネルMOSFET)及びQ58(第2のNチャ
ンネルMOSFET)とを含む。このうち、MOSFE
TQ15のゲートは、対応する前記読み出し用ワード線
WRA0等に結合され、MOSFETQ16のゲート
は、対応する前記読み出し用ワード線WRB0等に結合
される。また、MOSFETQ17及びQ18のゲート
は、回路の接地電位に結合され、MOSFETQ55〜
Q58のゲートは、回路の電源電圧に結合される。これ
により、MOSFETQ17及びQ18ならびにQ55
〜Q58は、定常的にオン状態とされる。この3ポート
RAMにおいて、MOSFETQ15〜Q18は、前記
メモリアレイMARYの各スタティック型メモリセルM
Cを構成する読み出し用制御MOSFETQ11及びQ
12と同一構造とされ、MOSFETQ55〜Q58
は、各スタティック型メモリセルMCのラッチ回路を構
成するインバータN2及びN3に含まれるNチャンネル
MOSFETQ53及びQ54と同一構造とされる。
ミービット線BDA及びBDBは、その一方において、
対応するPチャンネル型のプリチャージMOSFETQ
5又はQ6を介して回路の電源電圧に結合され、その他
方において、定常的にオン状態とされるPチャンネルM
OSFETQ9又はQ10を介して前記ダミー共通デー
タ線CDDA又はCDDBに結合される。プリチャージ
MOSFETQ5のゲートには、前記反転内部制御信号
PRABが供給され、プリチャージMOSFETQ6の
ゲートには、前記反転内部制御信号PRBBが供給され
る。
トが非選択状態とされ反転内部制御信号PRAB及びP
RBBがロウレベルとされるとき、ダミービット線BD
A及びBDBは、図6に示されるように、回路の電源電
圧のようなハイレベルにプリチャージされる。このと
き、読み出し用ワード線WRA0〜WRA127ならび
にWRB0〜WRB127はすべてハイレベルとされ、
各ダミーセルDCのMOSFETQ15及びQ16はす
べてオフ状態とされる。
ると、ダミーアレイDARYでは、反転内部制御信号P
RAB又はPRBBがハイレベルとされることでプリチ
ャージMOSFETQ5及びQ6がオフ状態となり、ダ
ミービット線BDA及びBDBのプリチャージ動作が停
止される。また、読み出し用ワード線WRA0〜WRA
127あるいはWRB0〜WRB127が択一的に選択
状態とされることで対応するダミーセルDCのMOSF
ETQ15又はQ16がオン状態となる。このため、ダ
ミービット線BDA及びBDBのレベルは、図6に示さ
れるように、4個のMOSFETQ15,Q17,Q5
5及びQ57あるいはQ16,Q18,Q56及びQ5
8のコンダクタンスに応じて徐々に低下する。
8は、メモリアレイMARYを構成するスタティック型
メモリセルMCの読み出し用制御MOSFETQ11及
びQ12と同一構造とされ、そのコンダクタンスはほぼ
同一の大きさとされるとともに同一のプロセス変動を呈
する。同様に、MOSFETQ55〜Q58は、スタテ
ィック型メモリセルMCのラッチ回路を構成するインバ
ータN2及びN3に含まれるNチャンネルMOSFET
Q53及びQ54と同一構造とされ、そのコンダクタン
スはほぼ同一の大きさとされるとともに同一のプロセス
変動を呈する。しかるに、読み出し動作時における前記
読み出し用ビット線BRA0〜BRA7あるいはBRB
0〜BRB7のレベル低下量をΔVDとするとき、ダミ
ービット線BDA及びBDBのレベル低下量は、プロセ
ス変動等の影響を受けることなくその約二分の1すなわ
ち0.5ΔVDとなる。ダミービット線BDA及びBD
Bのレベル変化は、対応するダミー共通データ線CDD
A又はCDDBを介して、前記センスアンプSAA又は
SABの単位センスアンプUSAA0又はUSAB0等
の反転入力端子に伝達される。なお、図6では、スタテ
ィック型メモリセルMCの読み出し信号とダミーセルD
Cの読み出し信号は比較的大きな信号振幅で示される
が、実際には、センスアンプSAA又はSABの単位セ
ンスアンプの感度が非常に高いことから、極めて小さな
信号振幅とされる。
構成する各単位センスアンプは、図5の単位センスアン
プUSAA0に代表して示されるように、いわゆる差動
入力型のセンスアンプとされ、実質的に直列結合される
2個のレベルシフト回路LS1及びLS2と1個の差動
アンプDAとを含む。このうち、レベルシフト回路LS
1の非反転入力ノードは、各単位センスアンプの非反転
入力端子とされ、対応する読み出し用共通データ線CD
RA又はCDRBに結合される。また、レベルシフト回
路LS1の反転入力ノードは、各単位センスアンプの反
転入力端子とされ、対応するダミー共通データ線CDD
A又はCDDBに結合される。さらに、レベルシフト回
路LS1の非反転及び反転出力ノードは、レベルシフト
回路LS2の非反転及び反転入力ノードにそれぞれ結合
され、レベルシフト回路LS2の非反転及び反転出力ノ
ードは、差動アンプDAの非反転及び反転入力ノードに
それぞれ結合される。レベルシフト回路LS1及びLS
2ならびに差動アンプDAのNチャンネル型の駆動MO
SFETには、読み出し系タイミング発生回路TGRA
又はTGRBから内部制御信号SCAが供給される。こ
こで、内部制御信号SCAは、図6に示されるように、
対応する読み出しポートが非選択状態とされるとき回路
の接地電位のようなロウレベルとされ、選択状態とされ
るとき所定のタイミングで回路の電源電圧のようなハイ
レベルとされる。
ンバータN4及びN5を経て、出力ラッチ回路OLを構
成するナンドゲートNA1の一方の入力端子に供給され
る。このナンドゲートNA1の他方の入力端子は、ナン
ドゲートNA2の出力端子に結合され、その出力端子は
ナンドゲートNA2の一方の入力端子に結合される。こ
れにより、ナンドゲートNA1及びNA2はラッチ形態
とされる。ナンドゲートNA2の他方の入力端子には、
インバータN6を介して、上記内部制御信号SCAが供
給される。センスアンプSAAの単位センスアンプUS
AA0等を構成するナンドゲートNA1の出力信号は、
読み出しデータRDA0等として、データ出力バッファ
DOBAの対応する単位回路に供給される。また、その
非反転入力端子が読み出し用ビット線BRB0〜BRB
7に結合されるセンスアンプSABの単位センスアンプ
USAB0等の出力信号は、図2に例示されるように、
インバータN1によって反転された後、読み出しデータ
RDB0等としてデータ出力バッファDOBBの対応す
る単位回路に供給され、これによって読み出し信号の論
理レベルが補正される。なお、データ出力バッファDO
BAの各単位回路の出力信号は、出力データdoa0〜
doazとして、対応するデータ出力端子DOA0〜D
OAzから出力される。また、データ出力バッファDO
BBの各単位回路の出力信号は、出力データdob0〜
dobzとして、対応するデータ出力端子DOB0〜D
OBzから出力される。
の選択されたスタティック型メモリセルMCから読み出
し用共通データ線CDRA又はCDRBを介して単位セ
ンスアンプUSAA0又はUSAB0等の非反転入力端
子に入力される読み出し信号と、ダミーアレイDARY
の選択された読み出し用ワード線に結合されるダミーセ
ルDCからダミー共通データ線CDDA又はCDDBを
介して単位センスアンプUSAA0又はUSAB0等の
反転入力端子に入力されるダミー読み出し信号は、各単
位センスアンプのレベルシフト回路LS1及びLS2に
よってそのレベル差を拡大されつつその直流レベルがシ
フトされ、差動アンプDAの感度が最大となる所定のバ
イアスレベルを持つものとなる。
れるダミー読み出し信号のレベル低下量は、スタティッ
ク型メモリセルMCから出力される読み出し信号のレベ
ル低下量ΔVDの約二分の1とされる。その結果、ダミ
ーセルDCから出力されるダミー読み出し信号は、スタ
ティック型メモリセルMCから出力される論理“1”又
は論理“0”の読み出し信号のほぼ中間レベルとなり、
読み出し信号の論理レベルを判定するための基準電位と
なりうる。しかも、この基準電位とスタティック型メモ
リセルMCから出力される読み出し信号とのレベル差
は、メモリセルの選択動作が開始される直後から次第に
大きくされ、言い換えるならばメモリセルの選択動作が
開始される直後から所定のレベル差を持つものとされ、
そのレベル差は、プロセス変動等による影響を受けない
安定したものとされる。これらの結果、センスアンプに
よる読み出し信号の増幅動作を早期に開始できるととも
に、センスアンプの動作マージンを拡大し、センスアン
プによる読み出し信号の論理レベルの判定動作を極めて
安定化することができる。これにより、多ポートメモリ
の低消費電力化と動作の安定化とを図りつつ、所要レイ
アウト面積の縮小とレイアウト設計の簡素化とを図るこ
とができるものである。
るスタティック型メモリセルMCのそれぞれは、図7に
例示されるように、P型半導体基板上に形成されたN型
拡散層N+ 及びP型拡散層P+ をそのソース及びドレイ
ン領域とする。これらの拡散層の上層には、所定の絶縁
膜をはさんで、各MOSFETのゲートとなるポリシリ
コン層PS1〜PS5が形成される。また、これらのポ
リシリコン層の上層には、第1層のアルミニウム配線層
AL1からなる読み出し用ワード線WRA0及びWRB
0等と第3層のアルミニウム配線層AL3からなる書き
込み用ワード線WW0等が水平方向に形成され、第2層
のアルミニウム配線層AL2からなる非反転書き込み用
ビット線BW0及び反転書き込み用ビット線BW0B等
と読み出し用ビット線BRA0及びBRB0等が垂直方
向に形成される。
一方で書き込み用制御MOSFETQ51のゲートとさ
れ、その他方で書き込み用制御MOSFETQ52のゲ
ートとされるとともに、対応するコンタクトを介して書
き込み用ワード線WW0等に結合される。MOSFET
Q51及びQ52のドレインは、対応するコンタクトを
介して非反転書き込み用ビット線BW0又は反転書き込
み用ビット線BW0B等にそれぞれ結合され、それぞれ
のソースは、そのままラッチ回路を構成するMOSFE
TQ54又はQ53のドレインに結合される。一方、ポ
リシリコン層PS5は、読み出し用制御MOSFETQ
11のゲートとして、対応するコンタクトを介して読み
出し用ワード線WRA0に結合され、ポリシリコン層P
S2は、読み出し用制御MOSFETQ12のゲートと
して、対応するコンタクトを介して読み出し用ワード線
WRB0等に結合される。MOSFETQ11及びQ1
2のドレインは、対応するコンタクトを介して読み出し
用ビット線BRA0又はBRB0等に結合され、それぞ
れのソースは、そのままラッチ回路を構成するMOSF
ETQ14又はQ13のドレインに結合される。
路を構成するMOSFETQ13及びQ53のゲートと
され、さらにラッチ回路を構成する他のMOSFETQ
14及びQ54の共通結合されたドレインに結合され
る。同様に、ポリシリコン層PS4は、ラッチ回路を構
成するMOSFETQ14及びQ54のゲートとされ、
さらにラッチ回路を構成する他のMOSFETQ13及
びQ53の共通結合されたドレインに結合される。MO
SFETQ13及びQ14のソースは、対応するコンタ
クトとアルミニウム配線層を介して回路の電源電圧すな
わち第2層のアルミニウム配線層AL2からなる電源電
圧供給線VDDに結合され、MOSFETQ53及びQ
54のソースは、対応するコンタクトとアルミニウム配
線層を介して回路の接地電位すなわち第2層のアルミニ
ウム配線層AL2からなる接地電位供給線VSSに結合
される。
Sは、非反転書き込み用ビット線BW0及び反転書き込
み用ビット線BW0B等と読み出し用ビット線BRA0
及びBRB0等との間に配置され、電源電圧供給線VD
Dは、読み出し用ビット線BRA0及びBRB0等と隣
接する非反転及び反転書き込み用ビット線との間に配置
される。前述のように、書き込み用ビット線BW0*等
を介して伝達される相補書き込み信号は、回路の電源電
圧及び接地電位間をフルスィングされ、読み出し用ビッ
ト線BRA0及びBRB0等を介して伝達されるスタテ
ィック型メモリセルMCの読み出し信号は、極めて小さ
な信号振幅とされる。このため、これらの書き込み用ビ
ット線及び読み出し用ビット線を近接して配置した場合
には、書き込み用ビット線を介して伝達されるフルスィ
ングの相補書き込み信号によって読み出し用ビット線に
比較的大きなノイズが誘起され、読み出し信号が反転す
る場合が生じる。この実施例では、上記のように、書き
込み用及び読み出し用ビット線間に電源電圧供給線VD
D又は接地電位供給線VSSを配置することで、これら
の供給線をいわゆるシールド配線として作用させ、書き
込み用ビット線から読み出し用ビット線に誘起されるノ
イズを抑制することができる。その結果、3ポートRA
Mの読み出し動作がさらに安定化されるものとなる。
書き込み系アドレスバッファABWから出力される内部
アドレス信号aw0〜aw9と、読み出し系アドレスバ
ッファABRA及びABRBから出力される内部アドレ
ス信号ara0〜ara9ならびにarb0〜arb9
とを受けるアドレス比較回路ADCが設けられる。この
アドレス比較回路ADCは、上記内部アドレス信号aw
0〜aw9と内部アドレス信号ara0〜ara9なら
びにarb0〜arb9とをビットごとに比較照合し、
これらの内部アドレス信号が全ビット一致した時に、そ
の出力信号ama又はambを選択的にハイレベルとす
る。アドレス比較回路ADCの出力信号amaは、セン
スアンプSAAに供給され、出力信号ambは、センス
アンプSABに供給される。
がハイレベルとされるとき、センスアンプSAAでは、
ライトアンプWAから出力される相補書き込み信号がそ
のまま各単位センスアンプに入力され、出力データdo
a0〜doazとして出力される。同様に、アドレス比
較回路ADCの出力信号ambがハイレベルとされると
き、センスアンプSABでは、ライトアンプWAから出
力される相補書き込み信号がそのまま各単位センスアン
プに入力され、出力データdob0〜dobzとして出
力される。つまり、この実施例の3ポートRAMでは、
書き込みポートといずれかの読み出しポートによって同
一アドレスが指定された場合、書き込みポートから入力
される入力データdi0〜dizを優先させ、そのまま
出力データdoa0〜doazあるいはdob0〜do
bzとして出力するものである。これにより、書き込み
ポート及び読み出しポートによるいわゆる衝突が発生し
た場合でも、正常な読み出し動作を実現することができ
る。
明を時分割ディジタル交換機のディジタルスイッチ集積
回路に含まれる3ポートRAM等の多ポートメモリに適
用することで、次のような作用効果が得られる。すなわ
ち、 (1)多ポートメモリの読み出し用ビット線を単一信号
線とし、これらの読み出し用ビット線を高電位側の電源
電圧にプリチャージするとともに、各読み出し用ビット
線に対応してダミービット線を設け、読み出し信号を増
幅するセンスアンプをいわゆる差動入力型として、その
非反転及び反転入力端子を実質的に読み出し用ビット線
及びダミービット線にそれぞれ接続することで、センス
アンプによる読み出し信号の増幅動作を安定化しつつ、
読み出し用ビット線の信号振幅を圧縮して、読み出し電
流を削減できるという効果が得られる。 (2)上記(1)項において、各ダミービット線に結合
されるダミーセルを、例えば直列形態とされる4個のM
OSFETを基本として構成し、このうち2個ずつを、
スタティック型メモリセルの読み出し用制御MOSFE
Tならびにそのラッチ回路のインバータを構成するNチ
ャンネルMOSFETとそれぞれ同一構造とすること
で、ダミーセルにより安定した基準電位を形成し、セン
スアンプの動作マージンを拡大できるという効果が得ら
れる。
て、書き込み用ビット線と読み出し用ビット線との間
に、例えば電源電圧供給配線又は接地電位供給配線から
なるシールド配線を設けることで、書き込み用ビット線
がフルスィングされることによって読み出し用ビット線
に誘起されるノイズを抑制し、センスアンプの誤動作を
防止できるという効果が得られる。 (4)上記(1)項〜(3)項により、多ポートメモリ
の低消費電力化と動作の安定化とを図りつつ、所要レイ
アウト面積の縮小とレイアウト設計の簡素化とを図るこ
とができるという効果が得られる。 (5)上記(4)項により、多ポートメモリを含むディ
ジタルスイッチ集積回路ひいては時分割ディジタル交換
機等の低消費電力化を推進し、その信頼性を高めること
ができるという効果が得られる。
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、3ポートRAMに入力又は出力され
る記憶データのビット数は、特に36ビットに限定され
ないし、その記憶容量も任意に設定できる。また、3ポ
ートRAMは、アドレス比較回路ADCを備えることを
必要条件としないし、そのブロック構成はこの実施例に
よる制約を受けない。図2において、メモリアレイMA
RYを構成するワード線及びビット線の数は、任意に設
定できる。また、センスアンプSABの各単位センスア
ンプの出力信号を反転するためのインバータN1は、例
えばデータ出力バッファDOBBの各単位回路の出力端
子側に設けてもよい。図3において、メモリアレイMA
RYを構成するスタティック型メモリセルMCは、例え
ば高抵抗負荷型のメモリセルとしてもよい。
成するダミーセルDCは、ダミービット線BDA及びB
DBにおけるダミー読み出し信号のレベル低下が読み出
し用ビット線BRA0及びBRB0等における読み出し
信号のレベル低下の二分の1となることを条件に、種々
の回路構成を採りうる。また、例えば図8に示されるよ
うに、ダミーセルDCを基本的にスタティック型メモリ
セルMCと同じ構成とし、非反転書き込み用ビット線B
DWとダミービット線BDRAならびに反転書き込み用
ビット線BDWBとダミービット線BDRBをそれぞれ
短絡して、各ダミービット線の寄生容量を読み出し用ビ
ット線BRA0及びBRB0等の約2倍とすることで、
各ダミービット線におけるダミー読み出し信号のレベル
低下量を実質的に読み出し用ビット線BRA0及びBR
B0等における読み出し信号のレベル低下量の二分の1
としてもよい。さらに、図2ないし図5ならびに図8に
示されるメモリアレイMARY,ダミーアレイDAR
Y,スタティック型メモリセルMC,ダミーセルDCな
らびにセンスアンプSAA及びSABの具体的な回路構
成や電源電圧の極性及び絶対値ならびにMOSFETの
導電型等は、種々の実施形態を採りうるし、図7に示さ
れるスタティック型メモリセルMCならびにその周辺部
のレイアウト方法も種々の実施形態を採りうる。
てなされた発明をその背景となった利用分野である時分
割ディジタル交換機のディジタルスイッチ集積回路に含
まれる3ポートRAMに適用した場合について説明した
が、それに限定されるものではなく、例えば、コンピュ
ータ等の各種ディジタルシステムに含まれる3ポートR
AMや2ポートRAMあるいは4個以上のアクセスポー
トを有する多ポートメモリ等にも適用できる。この発明
は、少なくともスタティック型メモリセルを基本構成と
しかつ複数のアクセスポートを有する多ポートメモリな
らびにこのような多ポートメモリを含むディジタル集積
回路装置に広く適用できる。
単一信号線とし、これらの読み出し用ビット線を高電位
側の電源電圧にプリチャージするとともに、各読み出し
用ビット線に対応してダミービット線を設ける。また、
読み出し信号を増幅するセンスアンプをいわゆる差動入
力型とし、その非反転及び反転入力端子を実質的に読み
出し用ビット線及びダミービット線にそれぞれ接続す
る。さらに、各ダミービット線に結合されるダミーセル
を、例えば直列形態とされる4個のMOSFETを基本
として構成し、このうち2個ずつを、スタティック型メ
モリセルの読み出し用制御MOSFETならびにそのラ
ッチ回路のインバータを構成するNチャンネルMOSF
ETとそれぞれ同一構造とする。加えて、書き込み用ビ
ット線と読み出し用ビット線との間に、電源電圧供給配
線又は接地電位供給配線からなるシールド配線を設け
る。これにより、読み出し用ビット線の信号振幅を圧縮
して、その読み出し電流を削減できるとともに、ダミー
セルによって安定した基準電位を形成し、センスアンプ
の動作マージンを拡大できる。また、書き込み用ビット
線がフルスィングされることによって読み出し用ビット
線に誘起されるノイズを抑制し、センスアンプの誤動作
を防止できる。これらの結果、多ポートメモリの低消費
電力化と動作の安定化とを図りつつ、所要レイアウト面
積の縮小とレイアウト設計の簡素化とを図ることができ
るため、多ポートメモリを含む時分割ディジタル交換機
等の低消費電力化を推進し、その信頼性を高めることが
できる。
例を示すブロック図である。
及びダミーアレイならびにその周辺部の一実施例を示す
部分的な回路図である。
メモリセルの一実施例を示す回路図である。
実施例を示す回路図である。
プの一実施例を示す回路図である。
る信号波形図である。
部の一実施例を示す部分的な配置図である。
の実施例を示す回路図である。
及びその周辺部の一例を示す部分的な回路図である。
レイ、XDW・・・書き込み系Xアドレスデコーダ、X
DRA〜XDRB・・・読み出し系Xアドレスデコー
ダ、CSW・・・書き込み系カラムスイッチ、CSRA
〜CSRB・・・読み出し系カラムスイッチ、YDW・
・・書き込み系Yアドレスデコーダ、YDRA〜YDR
B・・・読み出し系Yアドレスデコーダ、ABW・・・
書き込み系アドレスバッファ、ABRA〜ABRB・・
・読み出し系アドレスバッファ、ADC・・・アドレス
比較回路、WA,WAA〜WAB・・・ライトアンプ、
SAA〜SAB・・・センスアンプ、DIB・・・デー
タ入力バッファ、DOBA〜DOBB・・・データ出力
バッファ、TGW・・・書き込み系タイミング発生回
路、TGRA〜TGRB・・・読み出し系タイミング発
生回路。 MC・・・スタティック型メモリセル、DC・・・ダミ
ーセル、UWA0・・・単位ライトアンプ、USAA
0,USAB0・・・単位センスアンプ。 LS1〜LS2・・・レベルシフト回路、DA・・・差
動アンプ、OL・・・出力ラッチ回路。 AL1〜AL3・・・アルミニウム配線層、N+ ・・・
N型拡散層、P+ ・・・P型拡散層、PS1〜PS5・
・・ポリシリコン層。 Q1〜Q24・・・PチャンネルMOSFET、Q51
〜Q66・・・NチャンネルMOSFET、R1〜R2
・・・抵抗、N1〜N8・・・インバータ。
Claims (5)
- 【請求項1】 相補信号線をそれぞれ含む書き込みビッ
ト線と、 単一信号線をそれぞれ含む第1及び第2の読み出しビッ
ト線と、 上記読み出しビット線のそれぞれに対応して設けられる
第1及び第2のダミービット線と、 その非反転入力端子が対応する上記読み出しビット線に
それぞれ結合され、その反転入力端子が対応する上記ダ
ミービット線にそれぞれ結合される差動入力型のセンス
アンプと、 各行アドレスに対応して設けられる書き込みワード線な
らびに第1及び第2の読み出しワード線とを具備するも
のであって、 上記書き込みビット線ならびに第1及び第2の読み出し
ビット線が各列アドレスに対応して設けられ、さらに、 上記書き込みワード線ならびに第1及び第2の読み出し
ワード線と上記書き込みビット線ならびに第1及び第2
の読み出しビット線との交点に格子状に配置され、互い
に交差結合される第1及び第2のCMOSインバータを
含み、かつその第1の非反転及び反転入出力ノードが、
そのゲートが対応する上記書き込みワード線に結合され
る一対の書き込み制御MOSFETを介して対応する上
記書き込みビット線にそれぞれ結合され、その第2の非
反転及び反転入出力ノードが、そのゲートが対応する上
記第1又は第2の読み出しワード線にそれぞれ結合され
る第1及び第2の読み出し制御MOSFETを介して対
応する上記第1及び第2の読み出しビット線にそれぞれ
結合されるラッチ回路をそれぞれ含む複数のスタティッ
ク型メモリセルを具備し、 上記第1及び第2のダミービット線は、そのゲートが対
応する上記第1及び第2の読み出しワード線に結合され
る第1のPチャンネルMOSFETと、上記第1のPチ
ャンネルMOSFETと直列形態に設けられる第2のP
チャンネルMOSFETならびに第1及び第2のNチャ
ンネルMOSFETとを介して低電位側電源電圧に結合
されるものであって、 上記第1及び第2のPチャンネルMOSFETは、上記
メモリセルの第1及び第2の読み出し制御MOSFET
と同一構造とされ、上記第1及び第2のNチャンネルM
OSFETは、上記ラッチ回路を構成する第1及び第2
のCMOSインバータに含まれるNチャンネルMOSF
ETと同一構造とされるものであることを特徴とする多
ポートメモリ。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記第1及び第2の読み出しビット線ならびに第1及び
第2のダミービット線は、高電位側電源電圧にプリチャ
ージされるものであって、 上記第1及び第2の読み出し制御MOSFETは、それ
ぞれPチャンネルMOSFETからなるものであること
を特徴とする多ポートメモリ。 - 【請求項3】 請求項2において、 上記第1及び第2のダミービット線には、上記第1及び
第2の読み出しビット線に比較して実質2倍の寄生容量
が結合されるものであって、 上記プリチャージされた第1及び第2のダミービット線
のディスチャージ時定数は、上記プリチャージされた第
1及び第2の読み出しビット線に比較して実質2倍とさ
れるものであることことを特徴とする多ポートメモリ。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の多ポートメモリであって、 上記書き込みビット線と読み出しビット線との間にシー
ルド配線が設けられることを特徴とする多ポートメモ
リ。 - 【請求項5】 請求項4において、 上記シールド配線は、電源電圧供給配線及び接地電位供
給配線のうち少なくとも一方を含むものであることを特
徴とする多ポートメモリ。
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