JP3357352B2 - 耐震建築構造体 - Google Patents
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Description
などに適用される耐震建築構造体に関するものである。
適用される耐震建築構造体は、例えば特公昭59−14
142号公報、特公平1−52549号公報に開示され
ているように、桁行方向にラーメン構造体を配置したも
のが一般的である。
す正面図に相当する説明図である。なお、図1の耐震建
築構造体は、桁行方向(長手方向:図1の左右方向)が
7スパン、はり間方向(短手方向:図1の前後方向)が
1スパンの地上12階である。ここで、「スパン」とは
対向配置される2本の柱間の単位のことで、1スパンと
はそれが1単位、つまり柱が2本の場合のことである。
また、「スパン長さ」とは柱間の直線状の距離、「スパ
ン数」とはスパンの数をそれぞれ意味する。
設させた柱、3は梁、4は柱2の間の梁3に立設させた
耐震中間柱を示す。ここで、梁3は、隣接する基礎1同
士または柱2同士を各階毎に横方向に連結する横架材
で、最下階の梁(基礎梁)、2階以上一般階の梁を含む
ものである。そして、桁行方向のラーメン構造体は、柱
2、梁3、耐震中間柱4で構成されている。以下に、柱
2、梁3、耐震中間柱4を鉄筋コンクリート造(以下、
「RC造」と記す場合がある。)とした耐震建築構造体
について説明する。
配置することにより、耐震中間柱4を含めた柱2の本数
を増やし、梁3のスパン長さを短くするので、耐震性能
に優れた短スパンラーメン構造体となる。ここで、柱2
は基礎1に立設しているので、柱軸力を基礎1で支持す
ることができる。しかし、耐震中間柱4は梁3(基礎梁
または梁)のスパン中間部に立設しているので、耐震中
間柱4の最下階には、基礎1が設けられていない。
直荷重の基礎1への伝達経路は、当該階の梁3を介して
両端部の柱2に各階毎に伝達する経路と、当該階の梁3
に接合する下階の耐震中間柱4に柱軸力として累積的に
伝達し、最下階の梁3、すなわち基礎梁によってスパン
両端部の基礎1に伝達する経路とがあるが、特に、基礎
梁から基礎1に伝達する経路が支配的である。
ンラーメン構造体は、中低層の集合住宅の桁行方向の構
造体としては優れている。しかし、10階から25階程
度の高層集合住宅では、骨組の水平耐力のみならず変形
性能に優れ、骨組の弾性域から終局耐力時に至るまで安
定した高度の耐震性能が要求される。特に、前述した各
階の梁3に加わる床等の鉛直荷重の基礎1への伝達経路
を、骨組の弾性域から終局耐力時に至るまで確保するこ
とが必要である。したがって、耐震中間柱4に降伏ヒン
ジを発生させる柱降伏型のメカニズムが重要な眼目とな
る。
ンラーメン構造体では、骨組の終局耐力時において、耐
震中間柱4に降伏ヒンジを発生させる柱降伏型のメカニ
ズムを全階に亘って形成することが困難な場合がある。
そして、集合住宅では、図15および図16に示すよう
に、耐震中間柱4と梁3のコンクリート断面幅を同一に
する要請がある。これは、室内に柱形を露出させないと
いう建築計画上、施工上のためである。また、梁主筋を
柱主筋の内側に挿通して配筋するので、梁幅を大きくし
ても、梁主筋のかぶり厚さが必要以上に大きくなる。
断面形となり、梁3のコンクリート断面幅は大きくなる
が、主筋のかぶり厚さが過大になるという難点がある。
また、梁コンクリート断面が大きくなっても重量が増え
るだけで、配筋可能な主筋の本数も制限され、コスト上
の難点になる。このように、耐震中間柱4は横長の長方
形断面であり、せん断破壊を設計上防止するために、断
面降伏曲げ耐力もそれに伴って大きくなってしまう。さ
らに、RC造の耐震中間柱4の断面降伏耐力の算定式は
理論式ではなく実験式であり、その計算値と実際の耐力
値とにバラツキがあることも設計上考慮すべき事項であ
る。
中間柱4の断面降伏耐力より大きくすることに制約があ
る。なお、集合住宅では全階に亘って同一階高にするこ
とが多く、梁成(梁3の高さ)は全階で同一にするのが
望ましい。
いので、長期鉛直荷重と地震力の応力とに対して断面降
伏耐力を検討する必要がある。さらに、梁3はせん断破
壊しないようにせん断補強を充分にしなければならない
が、柱2と耐震中間柱4との間の内法有効スパン長さが
小さい程、せん断補強用の設計せん断力は大きくなるの
が、短スパンラーメン構造体の特色の1つである。この
点で耐震中間柱4のスパン方向の幅(成)は小さい方が
望ましい。
間柱4に降伏ヒンジが発生せず、各階の梁3の中間部に
梁降伏型の降伏ヒンジが発生した場合では、図17また
は図18に示すように、スパン内で両端の柱2と梁3と
の接合部端、梁3と耐震中間柱4との接合部端で、最大
4個のヒンジが形成される。なお、図17において、M
g1,Mg2は梁曲げモーメント、Mc1,Mc2は柱
曲げモーメント、Pn(n=1〜3)は各階における水
平力を示す。また、図18において、Nn(n=1〜
4)は耐震中間柱の各階の柱軸力を示す。
形成された階の梁3は、長期鉛直荷重、地震力に対して
利かない構造部材となり、耐震中間柱4の柱軸力を梁3
として支持することができないので、図18に点線で示
すように、柱軸力を支持し得る下階の梁3の長期鉛直荷
重が急激に増大することになる。一方、耐震中間柱4の
柱脚部、柱頭部に降伏ヒンジが形成される柱降伏型の骨
組は安定する。
ても、コンクリート圧縮破壊、せん断破壊の場合には、
耐震中間柱4は柱軸力機能を喪失することがある。ま
た、スパン中間部の梁降伏型、または、耐震中間柱4の
柱降伏型であっても、コンクリート圧縮破壊、せん断破
壊の場合は、耐震中間柱4を立設している骨組の特殊性
から、梁3に加わる床等の鉛直荷重の基礎1への伝達経
路を骨組の弾性域から終局耐力時に至るまで維持するよ
うに、骨組を構成することが必要である。
クリート造の骨組に、スパン中間部に鉄骨造の耐震中間
柱を立設した混合構造体とすることにより、経済性を損
なうことなく、水平耐力や水平剛性あるいは靭性等の構
造的特性に富み、建築設計の融通性を大幅に向上させる
ことのできる耐震建築構造体を提供するものである。ま
た、耐震中間柱を梁に立設した短スパンラーメン構造体
の特徴を活かしながらも、骨組の終局耐力時において、
耐震中間柱に柱降伏型ヒンジが形成され、降伏後も柱軸
力機能を保持しうる優れた耐震性能を有する耐震建築構
造体を提供するものである。
震中間柱を備えた骨組で構成され、柱を基礎に立設し、
耐震中間柱を梁のスパン中間部に立設し、柱および梁を
鉄筋コンクリート造にするとともに、耐震中間柱を鉄骨
造にした耐震建築構造体において、梁と耐震中間柱との
接合部における耐震中間柱の断面幅を梁のコンクリート
断面幅よりも小さくし、耐震中間柱が梁のコンクリート
断面内を貫通して上下階に亘って立設し、梁と、梁を貫
通する耐震中間柱との接合部を剛接合部として柱、梁お
よび耐震中間柱で短スパンラーメン構造体を構成し、耐
震中間柱を鉄筋コンクリート部材で被覆するとともに、
この鉄筋コンクリート部材の柱頭部および柱脚部の両方
に、鉄筋コンクリート部材と梁とを構造的に非一体化に
する構造スリットを設けたものである(請求項1)。
にしたり(請求項2)、耐震中間柱を構成する鉄骨部材
の、梁のコンクリート断面の上下端の近傍に水平補助板
を配置し、耐震中間柱から支圧補強部材を梁のコンクリ
ート断面内へ突出させることによって剛接合部を形成し
たものである(請求項3)。
基づいて説明する。図1はこの発明の耐震建築構造体を
示す正面図に相当する説明図である。図1において、耐
震建築構造体は、前述したように、柱2、梁3、耐震中
間柱4を備えた骨組で構成されている。そして、柱2は
基礎1に立設し、耐震中間柱4は梁3(基礎梁または通
常の梁)のスパン中間部に立設している。また、耐震建
築構造体は、柱2、梁3を鉄筋コンクリート造(RC
造)とし、耐震中間柱4を鉄骨造とした混合構造体であ
る。
4等の線材、並びに耐震壁、壁ブレース、制振壁等の面
部材を組み合わせた架構を言う。そして、柱2、梁3が
格子状に配置されたラーメン構造体が一般的であるが、
ラーメン構造体はこれに限定されず、任意正面形状の骨
組、一部にトラス構造を含む骨組等であってもよい。ま
た、梁3は、隣接する基礎1同士または柱2同士を各階
毎に横方向に連結する横架材で、最下階の梁(基礎
梁)、2階以上一般階の梁、上下階の梁の間に一体化し
た耐震壁等の面部材を含むものであり、床等の鉛直荷
重、地震力等の水平力に有効な構造部材である。
梁、耐震中間柱および支圧補強部材を示す正面図に相当
する説明図、図3はこの発明の第1実施形態における
梁、耐震中間柱および支圧補強部材を示す平面図に相当
する説明図、図4はこの発明の第1実施形態における
梁、耐震中間柱および支圧補強部材を示す側面図に相当
する説明図、図5はこの発明の第1実施形態における梁
と耐震中間柱との接合部である中間柱接合部を示す正面
図に相当する説明図、図6はこの発明の第1実施形態に
おける中間柱接合部を示す平面図に相当する説明図であ
る。なお、図2において、柱の配筋(主筋、せん断補強
筋)は省略されている。
立設された支圧補強部材を示し、梁3のコンクリート断
面内に突出している。6は水平補強板を示す。Mg1,
Mg2は梁曲げモーメント、Mc1,Mc2は柱曲げモ
ーメント、Qvは鉛直せん断力、Qhは水平せん断力、
Dcは耐震中間柱成、Dgは梁成、Bcは耐震中間柱断
面幅、Bgは梁3のコンクリート断面幅を示す。
る。図2〜図6に示すように、梁3と耐震中間柱4との
接合部(以下、「中間柱接合部」と記す。)における耐
震中間柱4の耐震中間柱断面幅Bcは梁3のコンクリー
ト断面幅Bgよりも小さいので、中間階では、梁3のコ
ンクリート断面内を耐震中間柱4が貫通して上下階に亘
って梁3に立設する状態となる。そして、耐震中間柱4
としてH形鋼を使用し、H形鋼の断面の強軸方向を梁3
の材軸方向に向けてある。
材、例えばSN400B、SN490B等を用いること
ができ、H形鋼の変形性能を利用して構造物の靭性を高
めることができる。そして、耐震中間柱4の鉄骨部材同
士の現場における接合は、図示を省略したが、高力摩擦
ボルト接合、溶接等によって行われている。
る。各図に示すように、耐震中間柱4を配置することに
より、柱本数を増やし、梁3のスパン長さを短くできる
ので、耐震性能に優れた短スパンラーメン構造体を構成
することができる。したがって、耐震中間柱4は耐震建
築構造体の水平剛性、水平耐力を増大させる機能を有す
る。さらに、鉄骨造の耐震中間柱4は、靭性に富むの
で、地震時に端部が降伏しても変形性能を保持し、エネ
ルギーを吸収することができる制振部材として機能す
る。
部に立設しているので、各階の梁3を直接支持する柱軸
力機能を有するとともに、各階の梁3に加わる床等の鉛
直荷重を、当該階の梁3に接合する下階の耐震中間柱4
に柱軸力として累積的に伝達し、最下階の梁3(基礎
梁)によってスパン両端部の基礎1に伝達する柱軸力伝
達機能をも有する。しかし、耐震中間柱4の最下階には
基礎1が設けられていないので、鉛直荷重によって各階
の耐震中間柱4に生じる柱軸力は、スパン両端部の基礎
1に立設された柱2に生じる柱軸力よりも小さなもので
ある。すなわち、柱軸力に関すれば、耐震中間柱4は柱
2と梁3との中間的性質を有する。
る。図5および図6に示すように、耐震中間柱4のH形
鋼に上下一対で2組の水平補強板6が、梁3のコンクリ
ート断面の上下端の近傍にH形鋼のフランジとウェブと
を一体化するように固着され、中間柱接合部とされてい
る。そして、水平補強板6とH形鋼のフランジとで補強
されたシアーパネル部(仕口部)が形成される。
耐震中間柱4のフランジに溶接で固着されている。な
お、支圧補強部材5とは、耐震中間柱4のフランジ面に
立体的に固着され、梁コンクリート内に突出している突
起部である。そして、中間柱接合部に生じる上下方向の
せん断力に対し、支圧補強部材5と梁コンクリートとの
間のせん断耐力で抵抗する。
高さ、水平方向の長さは、梁3もしくは耐震中間柱4の
当該接合部に加わる曲げモーメントMg1,Mg2,M
c1,Mc2によって算定される。なお、支圧補強部材
5の水平方向の長さは、通常50mm〜150mm程度
で充分であるが、これに限定されるものではない。した
がって、この発明によると、耐震中間柱4に設ける支圧
補強部材5の突出長さが極端に小さくなるか、支圧補強
部材5を設けなくてよい場合には耐震中間柱4からの突
設部材がなくなるという利点がある。
筋は耐震中間柱4のH形鋼のフランジを避けて配筋さ
れ、せん断補強筋(スターラップ)も耐震中間柱4のH
形鋼のウェブに貫通孔を設けて断面左右のせん断補強筋
を一体化している。また、梁3は1スパン全長にわたり
耐震中間柱4によって遮断されることのないコンクリー
ト断面および配筋上の構成になっている。これは耐震中
間柱4を補助的な構造部材として扱い、梁3の構造性能
を優先しているからである。
示すように、中間柱接合部の左右の梁曲げモーメントM
g1,Mg2により、梁3の上下端部近傍に耐震中間柱
4のH形鋼との間に生じる圧縮力をコンクリート支圧強
度によって抵抗させる。このため、RC造の梁3と、梁
3を貫通する耐震中間柱4とが剛接合部を形成する。
クリートが局部的に圧縮荷重を受けたとき、耐えられる
最大圧縮荷重を荷重作用面積で除した値をいい、周辺コ
ンクリートの拘束作用によって全面圧縮の場合に比べて
大きな圧縮応力に耐えられる。そして、コンクリート支
圧強度Fnは、
のコンクリートの支承面積 A1:局部圧縮を受ける支圧面積 と表すことができる。
震中間柱4との相互の角度(変形後の各部材の節点にお
ける接線相互のなす角度)が外力を受けても変化しない
ようにした接合をいい、ラーメン構造体の接合部は剛接
合部である。しかし、この発明では、剛接合部に、角度
が同一な完全な剛接合部の他に、例えば中間柱接合部の
構成部材が降伏して角度が変化する不完全な剛接合部を
も含むものとする。
柱接合部にせん断力が生じるが、耐震中間柱4のH形鋼
のウェブのせん断耐力、耐震中間柱4のH形鋼のフラン
ジと上下一対の水平補強板6とで囲まれたコンクリート
のせん断耐力、支圧補強部材5とコンクリートとの間の
せん断耐力の3要素によって抵抗する。なお、中間柱接
合部のせん断力が充分である場合は、支圧補強部材5を
省略することができる。
について説明する。まず、最下階では、図示を省略する
が、耐震中間柱4を最下階の梁3(基礎梁)のコンクリ
ート断面内に埋入するか、または、最下階の梁3(基礎
梁)の上端部に鉄骨ベースプレートを載置し、アンカー
ボルトを梁3(基礎梁)のコンクリート内に定着させて
もよい。次に、最上階では、図示を省略するが、耐震中
間柱4を梁3のコンクリート断面内に埋入する。
に各階の梁に梁降伏型の降伏ヒンジが発生し、各階の耐
震中間柱に柱降伏型の降伏ヒンジが発生した場合の説明
図、図8はこの発明において骨組の終局耐力時に各階の
梁に梁降伏型の降伏ヒンジが発生し、各階の耐震中間柱
に柱降伏型の降伏ヒンジが発生した場合の水平力による
曲げモーメントの詳細説明図、図9はこの発明において
骨組の終局耐力時に各階の梁に梁降伏型の降伏ヒンジが
発生し、各階の耐震中間柱に柱降伏型の降伏ヒンジが発
生した場合における長期荷重による下階の梁の曲げモー
メント、耐震中間柱の柱軸力の詳細説明図である。
2)は各階における水平力、Mg1,Mg2は梁曲げモ
ーメント、Mc1,Mc2は柱曲げモーメント、Nn
(n=1〜4)は柱軸力を示す。
いて説明する。耐震建築構造体の耐震性能を評価する手
段として、骨組の終局耐力時の崩壊形式があり、一般の
ラーメン構造体では、中間階で梁降伏型、最下階で柱降
伏型が望ましいとされている。したがって、耐震建築構
造体において、スパン両端部の柱2と梁3との接合部で
は、中間階で梁降伏型、最下階で柱降伏型になるように
設計する。
間部に立設させている特徴から、中間柱接合部では、最
下階のみならず中間階でも耐震中間柱4の柱降伏型が望
ましい。ここで、骨組の終局耐力とは、これ以上の水平
力を受けると骨組が崩壊する最大限の水平耐力で、保有
水平耐力とも言う。
近傍の位置に、耐震中間柱4の断面降伏耐力を梁3の断
面降伏耐力よりも小さくするように設計することによっ
て柱降伏型の降伏ヒンジを形成する。この場合、耐震中
間柱4は、各階の柱頭部、柱脚部に降伏ヒンジが形成さ
れ、降伏後に一定の降伏曲げモーメントを保持した仮想
の両端ピン部材となり、制振部材として機能する。した
がって、梁3はスパン中間部で梁降伏ヒンジが形成され
ないので、骨組全体は弾性域から終局耐力時に至るまで
安定した構造体となる。
間柱4の柱頭部、柱脚部に柱降伏ヒンジ(図7〜図9に
おける黒丸印)が形成され、各階のスパン両端部で柱2
と梁3との接合部に梁降伏ヒンジ(図7〜図9における
白丸印)が形成されて安定したものになる。なお、図7
は各階の中間階の耐震中間柱4に柱降伏型の降伏ヒンジ
が発生した骨組の終局耐力時の崩壊形式を示している
が、この場合、耐震中間柱4を介して鉛直荷重が下階の
梁3に急激に伝達されることはない。
のではなく、一部の階の梁3のスパン中間部に梁降伏ヒ
ンジが形成される場合であってもよく、この場合、当該
梁降伏ヒンジが形成された梁3に接合している下階の耐
震中間柱4は少なくとも柱軸力機能を保持することが必
要である。このためには、当該耐震中間柱4に生じてい
る軸力よりも当該耐震中間柱4の断面圧縮座屈耐力を大
きくすることにより、耐震中間柱4に生じている軸力を
下階の梁3に伝達することができるように形成する。
のみならず中間階でも耐震中間柱4の柱降伏型になるよ
うになされ、各階の梁3のスパン中間部に梁降伏ヒンジ
が形成されないので、耐震中間柱4に柱軸力として下階
に流れていた荷重が、当該階の梁3の長期鉛直荷重を急
激に増大させることがなくなる。すなわち、当該階の梁
3を介して両端部の柱2に各階毎に伝達する経路と、当
該階の梁3に接合する下階の耐震中間柱4に柱軸力とし
て累積的に伝達し、最下階の梁3(基礎梁)によってス
パン両端部の基礎1に伝達する経路という、各階の梁3
に加わる床等の鉛直荷重の基礎1への伝達経路が、骨組
の弾性域から終局耐力時に至るまで安定して確保され
る。
で、曲げ降伏を許容するが、圧縮座屈、せん断破壊を防
止することが容易であり、柱降伏ヒンジが形成されても
柱軸力機能を喪失することがない。さらに、中間柱接合
部で耐震中間柱4の断面幅を梁3のコンクリート断面幅
よりも小さくしているので、耐震中間柱4の断面降伏曲
げ耐力を、コンクリート造の梁3の断面降伏曲げ耐力よ
りも小さくすることが容易である。そして、耐震中間柱
4は鉄骨造なので、断面降伏耐力をRC造よりも正確に
計算することができる。
るので、変形能力がRC造の柱、梁からなるラーメン構
造体よりも格段に優れている。したがって、RC造ラー
メン構造体が降伏しても、鉄骨造である耐震中間柱4は
優れた変形追従能力を発揮する。また、耐震中間柱4の
断面幅を梁3のコンクリート断面幅よりも小さくし、中
間階で耐震中間柱4が梁3のコンクリート断面内を貫通
して上下階に亘って立設しているので、梁3は1スパン
全長にわたり耐震中間柱4によって遮断されることのな
いコンクリート断面および配筋になり、梁幅は耐震中間
柱4の鉄骨部材を避けて梁主筋を配筋することに必要な
幅であればよく、梁主筋のかぶり厚さも適正に保持され
る。
ート支圧強度によって梁3と耐震中間柱4とが剛接合部
を形成するので、耐震中間柱4に設ける支圧補強部材5
の突出長さは極端に小さくなるか、支圧補強部材5を設
けなくてよい場合には耐震中間柱4からの突設部材がな
くなるという利点がある。また、中間柱接合部の構成が
簡単になるので、梁コンクリート打設の施工性向上、R
C造梁がスパン全長に亘って耐震中間柱4で遮断されな
い構造部材としての一体化、耐震中間柱4の鉄骨部材を
組立材ではなく単一材とする設計上の融通性、コストダ
ウン等の利点がある。そして、耐震中間柱4のスパン方
向の幅は小さいので、柱2と耐震中間柱4との内法有効
スパン長が小さくなり、RC造の梁3のせん断補強が容
易になる。
震建築構造体の中間柱接合部を示す正面図に相当する説
明図、図11はこの発明の第2実施形態である耐震建築
構造体の中間柱接合部を示す平面図に相当する説明図で
ある。この第2実施形態は、耐震中間柱4をH形鋼と
し、支圧補強部材5を山形鋼とし、水平補強板6の1組
を3枚にするとともに、耐震中間柱4のH形鋼のウェブ
の両面にシアーパネル補強板7を取り付けたものであ
る。
形態と同様な効果を得ることができる。
建築構造体について説明する。この発明の第3実施形態
は、靭性に富む極低降伏点鋼によって耐震中間柱を形成
したものである。このように、耐震中間柱を靭性鋼材に
よる鉄骨造とする場合、靭性性能に優れた極低降伏点鋼
とするのがよい。これは、一般用鋼材の伸び性能が破断
時で20%であるのに対し、靭性鋼材の伸び性能は破断
時で40%以上であり、しかも、靭性鋼材の降伏点強度
は一般用鋼材よりも小さい値を示すからである。
が、降伏後破断まで靭性に富んだ性能を発揮する。そし
て、耐震中間柱にH形鋼を使用する場合、フランジとウ
エブとのいずれか一方が靭性鋼材で、他方が一般鋼材で
あってもよい。また、靭性鋼材はH形鋼に限定されるも
のではなく、他の形状の部材断面であってもよい。
震建築構造体の要部を示す正面図に相当する説明図、図
13はこの発明の第4実施形態である耐震建築構造体の
要部を示す平面図に相当する説明図である。図12また
は図13において、8は耐震中間柱4の鉄骨部材を被覆
する鉄筋コンクリート部材、9は鉄筋コンクリート部材
8の柱頭部および柱脚部の少なくとも一方(望ましくは
両方)に所定の幅および所定の深さで周設された構造ス
リットを示す。
震中間柱4の鉄筋コンクリート部材8の主筋は構造スリ
ット9の直前で停止し、構造スリット9を通過して梁3
の鉄筋コンクリート部材内に連結されないので、耐震中
間柱4の鉄筋コンクリート部材8が梁3の鉄筋コンクリ
ート部材と構造的に一体化せず、耐震中間柱4を鉄骨造
部材として機能させることができる。
トを現場で同時に打設することにより、耐震中間柱4の
鉄骨部材の耐火被覆、乾式の仕上げ材工事を省略するこ
とができる。なお、耐震中間柱4の鉄骨部材を鉄筋コン
クリート部材8で被覆する代わりに、鉄骨部材をプレキ
ャストコンクリート板、ALC板等の乾式の仕上げ材と
して被覆してもよい。
震建築構造体を示す正面図に相当する説明図である。図
14において、10はラーメン構造体の内部に組み込ま
れた耐震壁、11はラーメン構造体の内部に組み込まれ
たブレース(筋違)を示す。
ずしも最下階の梁3(基礎梁)から立設させる必要はな
く、任意の中間階の梁3から任意の階数に亘って立設し
てもよく、さらに、スパン方向に立設してもよいので、
建物の平面計画上の融通性を担保することができる。ま
た、ラーメン構造体の内部に耐震壁10またはブレース
11を組み込むこともできる。
集合住宅の桁行方向に適用した例で説明したが、これに
限定されるものではなく、集合住宅の桁行方向以外にも
適用することができる。また、集合住宅の基準階の平面
形式は片廊下方式、中廊下方式に限定されず、中空コア
ー方式、雁行方式等であってもよい。さらに、建物の用
途も集合住宅に限定されず、事務所、ホテル等の他の用
途の建物の構造物にも幅広く適用することができるとと
もに、低層から高層に亘る広範囲な建物に適用すること
ができる。
明したが、これに限定されるものではなく、直接基礎で
あってもよい。また、RC造は、コンクリート現場打ち
でも、プレキャストコンクリート部材にしてもよい。さ
らに、耐震中間柱4の鉄骨部材の断面形状は、H形鋼の
他に、鋼管、箱形鋼管等の単一部材、または十字状組立
材、またはその他の形状であってもよい。そして、梁3
の最下階のもの、すなわち基礎梁は鉄筋コンクリート造
とするのが一般的であるが、これに限定されず、例えば
鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、プレストレスト鉄筋
コンクリート造であってもよい。
本立設させた例で説明したが、1スパンの梁3に複数本
の耐震中間柱4を立設させてもよい。そして、通常、梁
3のコンクリートと、梁鉄骨のブラケットのH形鋼との
付着強度による中間柱接合部の場合、耐震中間柱4に一
体化される梁鉄骨のブラケットの長さは1000mm程
度になるのが一般的であり、コンクリートの支圧強度に
よる剛接合部の支圧補強部材の突設長よりも大きくな
る。したがって、梁3のスパン長さが短い短スパンラー
メン構造体では、梁3のスパン長さに占める梁鉄骨のブ
ラケットの長さが大きくなるが、これでもよい。このよ
うに梁鉄骨のブラケットの長さが長くする場合、図14
に示すように、任意の中間階の梁3から耐震中間柱4を
立設させるとき等に好適である。
から高層までの鉄筋コンクリート造の骨組に、スパン中
間部に鉄骨造の耐震中間柱を立設した混合構造体とする
ことにより、経済性を損なうことなく、水平耐力や水平
剛性あるいは靭性等の構造的特性に富み、建築設計の融
通性を大幅に向上させることのできる耐震建築構造体を
提供できる。また、耐震中間柱を梁に立設した短スパン
ラーメン構造体の特徴を活かしながらも、骨組の終局耐
力時において、耐震中間柱に柱降伏型ヒンジが形成さ
れ、降伏後も柱軸力機能を保持しうる優れた耐震性能を
有する耐震建築構造体を提供できる。
筋コンクリート造にするとともに、耐震中間柱を鉄骨造
にしたので、耐震中間柱は曲げ降伏を許容するが、圧縮
座屈、せん断破壊を防止することが容易であり、柱降伏
ヒンジが形成されても柱軸力機能を喪失することがな
い。また、耐震中間柱は高い靭性を有しているので、変
形能力がRC造の柱、梁からなるラーメン構造体よりも
格段に優れている。したがって、RC造ラーメン構造体
が降伏しても、鉄骨造である耐震中間柱は優れた変形追
従能力を発揮する。
る耐震中間柱の断面幅を梁のコンクリート断面幅よりも
小さくし、耐震中間柱を、梁のコンクリート断面内を貫
通させて上下階に亘って立設させたので、耐震中間柱の
断面降伏曲げ耐力を、コンクリート造の梁の断面降伏曲
げ耐力よりも小さくすることが容易である。また、梁は
1スパン全長にわたり耐震中間柱によって遮断されるこ
とのないコンクリート断面および配筋になり、梁幅は耐
震中間柱の鉄骨部材を避けて梁主筋を配筋することに必
要な幅であればよく、梁主筋のかぶり厚さも適正に保持
される。
材で被覆するとともに、この鉄筋コンクリート部材の柱
頭部および柱脚部の両方に、鉄筋コンクリート部材と梁
とを構造的に非一体化にする(一体化しない)構造スリ
ットを設けたので、耐震中間柱の鉄筋コンクリート部材
の主筋は構造スリットの直前で停止し、構造スリットを
通過して梁の鉄筋コンクリート部材内に連結されなくな
ることにより、耐震中間柱の鉄筋コンクリート部材が梁
の鉄筋コンクリート部材と構造的に一体化せず、耐震中
間柱を鉄骨造部材として機能させることができます。ま
た、梁と耐震中間柱とのコンクリートを現場で同時に打
設することにより、耐震中間柱の鉄骨部材の耐火被覆、
乾式の仕上げ材工事を省略することができます。
下階を無基礎構造にしたので、鉛直荷重によって各階の
耐震中間柱に生じる柱軸力は、スパン両端部の基礎に立
設された柱に生じる柱軸力よりも小さなものとなる。す
なわち、柱軸力に関すれば、耐震中間柱は柱と梁との中
間的性質を有すものとなる。請求項3の発明によれば、
耐震中間柱を構成する鉄骨部材の、梁のコンクリート断
面の上下端の近傍に水平補助板を配置し、耐震中間柱か
ら支圧補強部材を梁のコンクリート断面内へ突出させる
ことによって剛接合部を形成したので、中間柱接合部に
生じるせん断力を、支圧補強部材とコンクリートとの間
のせん断耐力で抵抗する。したがって、耐震中間柱に設
ける支圧補強部材の突出長さを極端に小さくすることが
できる。
に相当する説明図である。
柱および支圧補強部材を示す正面図に相当する説明図で
ある。
柱および支圧補強部材を示す平面図に相当する説明図で
ある。
柱および支圧補強部材を示す側面図に相当する説明図で
ある。
を示す正面図に相当する説明図である。
を示す平面図に相当する説明図である。
に梁降伏型の降伏ヒンジが発生し、各階の耐震中間柱に
柱降伏型の降伏ヒンジが発生した場合の説明図である。
に梁降伏型の降伏ヒンジが発生し、各階の耐震中間柱に
柱降伏型の降伏ヒンジが発生した場合の水平力による曲
げモーメントの詳細説明図である。
に梁降伏型の降伏ヒンジが発生し、各階の耐震中間柱に
柱降伏型の降伏ヒンジが発生した場合における長期鉛直
荷重による下階の梁の曲げモーメント、耐震中間柱の柱
軸力の詳細説明図である。
体の中間柱接合部を示す正面図に相当する説明図であ
る。
体の中間柱接合部を示す平面図に相当する説明図であ
る。
体の要部を示す正面図に相当する説明図である。
体の要部を示す平面図に相当する説明図である。
体を示す正面図に相当する説明図である。
面図に相当する説明図である。
面図に相当する説明図である。
に梁降伏型の降伏ヒンジが発生した場合の詳細説明図で
ある。
に梁降伏型の降伏ヒンジが発生した場合における下階の
梁の長期鉛直荷重による曲げモーメント変化の詳細説明
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 柱、梁、耐震中間柱を備えた骨組で構成
され、 前記柱を基礎に立設し、 前記耐震中間柱を前記梁のスパン中間部に立設し、 前記柱および前記梁を鉄筋コンクリート造にするととも
に、 前記耐震中間柱を鉄骨造にした耐震建築構造体におい
て、 前記梁と前記耐震中間柱との接合部における前記耐震中
間柱の断面幅を前記梁のコンクリート断面幅よりも小さ
くし、 前記耐震中間柱が前記梁のコンクリート断面内を貫通し
て上下階に亘って立設し、前記梁と、前記梁を貫通する前記耐震中間柱との接合部
を剛接合部として前記柱、前記梁および前記耐震中間柱
で短スパンラーメン構造体を構成し、 前記耐震中間柱を鉄筋コンクリート部材で被覆するとと
もに、この鉄筋コンクリート部材の柱頭部および柱脚部
の両方に、前記鉄筋コンクリート部材と前記梁とを構造
的に非一体化にする構造スリットを設けた、 ことを特徴とする耐震建築構造体。 - 【請求項2】 請求項1に記載の耐震建築構造におい
て、前 記耐震中間柱の最下階を無基礎構造にした、 ことを特徴とする耐震建築構造体。 - 【請求項3】 請求項1に記載の耐震建築構造におい
て、 前記耐震中間柱を構成する鉄骨部材の、前記梁のコンク
リート断面の上下端の近傍に水平補助板を配置し、 前記耐震中間柱から支圧補強部材を前記梁のコンクリー
ト断面内へ突出させることによって剛接合部を形成し
た、 ことを特徴とする耐震建築構造体。
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JP2001026149A JP3357352B2 (ja) | 2001-02-01 | 2001-02-01 | 耐震建築構造体 |
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JP2001234642A JP2001234642A (ja) | 2001-08-31 |
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-
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- 2001-02-01 JP JP2001026149A patent/JP3357352B2/ja not_active Expired - Lifetime
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