JP3344860B2 - 情報再生装置 - Google Patents
情報再生装置Info
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Description
プなどの情報記録担体に圧縮されて記録されている情報
を再生するための情報再生装置、特にミニディスクプレ
ーヤに関する。
い、様々なメディアが実用化されている。例えば、音声
分野であれば、DCC(Digital Compact Cassette)、M
D(MiniDisc)や英ドルビー研究所のAC−3方式などが
それであり、映像分野であればMPEG1(Moving Pict
ure Experts Group)によるビデオCD(Compact Disc)や
MPEG2によるDVD(Digital Video Disc)などがそ
れである。これらのうちでは最も普及しているのがMD
であり、本願の説明もこのMDに準拠する。
明を行う。図3は、従来のMDプレーヤ、即ち情報再生
装置の構成を示すブロック略図である。同図において、
1は光ピックアップ、2はRFアンプ、3はデコーダ
(信号処理回路)、4はメモリコントローラ、5はショ
ックプルーフメモリ、6はデータ伸張回路、7はディジ
タル・アナログ(以下「D/A」と略す)コンバータ、
8は送りモータ、9はスピンドル・モータ、10はドラ
イブ回路、11はサーボ回路、12はシステムコントロ
ーラ、13はMDである。以上のように構成された従来
の情報再生装置につき、以下にその動作を説明する。
転されており、光ピックアップ1に係合した対物レンズ
1aによってMD11上の情報トラックに焦点距離とト
ラックへの追従動作を行う。送りモータ8はこの対物レ
ンズ1aの可動範囲を補正するため、光ピックアップ全
体をMD11の径方向に移送する。
は、焦点誤差信号、トラッキング誤差信号、RF信号の
3種類であり、焦点誤差信号とトラッキング誤差信号は
サーボ回路11に送られ、位相補償や低域補償などのフ
ィルタリングを行われてドライブ回路10を介して対物
レンズ1aと送りモータ8を制御している。
誤り検出と誤り訂正を行われ、メモリコントローラ4を
介してショックプルーフメモリ5に順次蓄えられる。こ
のとき、RF信号の転送レートは約1.4Mbpsであ
る。このショックプルーフメモリ5上のデータは、順次
約0.3Mbpsで読み出され、データ伸張回路6を介
してD/Aコンバータ7から音楽信号として出力され
る。
き込み転送レートと、ショックプルーフメモリ5からの
読みだし転送レートの間には約5倍の開きがある。従っ
て、ショックプルーフメモリ5がいっぱいになるまで光
ピックアップ1によってRF信号を読み取り、いっぱい
になった時点でシステムコントローラ12はサーボ回路
11に対して対物レンズ1aを同一トラックに保持する
よう制御するパルスを送るものである。以上がMDプレ
ーヤの動作の概略である。
箱に収納され、かつシャッターと呼ばれる開閉する遮蔽
板で保護されているので、CDのようにディスクがむき
出しでないから、ユーザが通常の使用形態で傷や指紋を
つけることはない。しかしながら、故意にシャッターを
こじ開けて触ったり、あるいはMD13の製造工程で反
射膜の不良などが生じた場合には、CD同様に傷になる
ことが有り得る。
ソロモン符号」と呼ばれる強力な誤り検出と誤り訂正の
符号化が成されている。このリードソロモン符号の訂正
能力でも訂正しきれない場合には、その訂正不能なこと
を検出してIP(ImPossible)フラッグと呼ばれる論理フ
ラッグをシステムコントローラ12に送り、補間やミュ
ートなどの処理を行う。
る。まずMD13上の情報信号の構造は、図6のように
なっており、512個のサンプル(即ち音楽データ)が
1つの「サウンド・グループ(以下「SG」と略す)」
を構成し、11個のサウンド・グループが1つの「セク
タ」を構成し、かつ36個のセクタが1つの「クラス
タ」を構成する。ここでいう補間やミュート処理は、上
述のSG単位で行われる。
なかった場合には図5の(a)のようにSG2で音楽デ
ータが異常となり、不快な雑音を発生する。そこで上述
のIPフラッグに応じて切り替わるスイッチを設け、図
4の(a)のように音楽データを”0”に置換する。こ
れがミュートである。このときのD/Aコンバータ7へ
の出力の時間波形は、図5の(b)のように区間SG
2’で”0”となる。
示すように1SG分のバッファをメモリコントローラ4
内に設け、1つ前の音楽データを遅延してIPフラッグ
入力時に置換するようにする。これにより、音楽信号
は、図5の(c)の区間SG2”(≡SG1の波形)よ
うな波形を得ることができるというものである。
ような従来の情報再生装置には、次のような問題点があ
った。即ち、図4の(a)のような回路では音が途切
れ、図4の(b)のような回路では余分な1SGバッフ
ァを追加したり、切り換えスイッチを追加したりする必
要があるという問題点がある。
であり、余分な1SGバッファを追加したり、切り換え
スイッチを追加したりする必要がない情報再生装置を提
供することを目的とする。
に、本発明の情報再生装置は、請求項1では、所定の単
位に分割された情報が所定の規則に則って圧縮されて記
録された情報記録担体から上記情報を読み出して再生す
る情報再生装置であって、上記情報記録担体から読み出
された情報を記憶する記憶手段と、上記情報記録担体か
ら読み出された情報の誤りの有無を検出して誤り検知信
号を出力する誤り検知手段と、該誤り検知手段の出力と
水晶発振器からの入力とに基づいて上記記憶手段の読み
込みアドレスを発生するアドレス発生手段と、 該アドレ
ス発生手段で発生した読み込みアドレスに基づいて上記
記憶手段から読み出された情報を伸長する伸長手段と、
を設ける一方、上記アドレス発生手段は、上記水晶発振
器からの入力パルス毎に上記アドレス値を進めるととも
に、上記誤り検知手段からの出力によっても上記アドレ
ス値を進めるようになっている。
は、リードソロモン符号の復号器であることを特徴とす
るものである。
は、請求項1では、所定の単位に分割された情報が所定
の規則に則って圧縮されて記録された情報記録担体から
上記情報を読み出して再生する情報再生装置であって、
上記情報記録担体から読み出された情報を記憶する記憶
手段と;上記情報記録担体から読み出された情報の誤り
の有無を検出して誤り検知信号を出力する誤り検知手段
と;該誤り検知手段の出力と水晶発振器からの入力とに
基づいて上記記憶手段の読み込みアドレスを発生するア
ドレス発生手段と;該アドレス発生手段で発生した読み
込みアドレスに基づいて上記記憶手段から読み出された
情報を伸長する伸長手段とを設ける一方、上記アドレス
発生手段は、上記水晶発振器からの入力パルス毎に上記
アドレス値を進めるとともに、上記誤り検知手段からの
出力によっても上記アドレス値を進めるようになってい
るので、余分な1SGバッファを追加したり、切り換え
スイッチを追加したりすることなく音の途切れやブー音
の発生を防ぐことができる。
参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施例にお
ける情報再生装置の主要部の構成を示すブロック略図で
ある。MDプレーヤ全体の構成は、従来例におけるそれ
らと同一であり、説明を省略する。20はSG読み込み
アドレス発生器である。以上のように構成された本実施
例の光学的情報再生装置につき、以下にその動作を図2
に示す信号波形図に則り説明する。
リコントローラ4に内蔵されている。メモリコントロー
ラ4はショックプルーフメモリ5へ読み書きする音楽デ
ータをSG単位で管理しており、そのために図1のよう
な回路が内蔵されているのである。ここで、CLKは水
晶発振器(図示せず)からの入力であり、通常は1パル
スごとにインクリメントし、ショックプルーフメモリ5
のアドレス値が最大となった時点で再び”0”に戻る、
いわゆるリングカウンタである。
込みアドレス発生器20に対してIPフラッグを入力と
してIPフラッグが論理”1”(即ち「欠陥あり」)の
ときには読みだしカウンタの値を1だけ進めてIPフラ
ッグに対応するSGを読み跳ばすことにする。
グ入力前後のSG1とSG3が連続され、音楽信号には
音の途切れや「ブー音」の発生が未然に防止されること
になる。
プルーフメモリ5を制御するメモリコントローラ4の内
部にIPフラッグを入力とするSG読み込みアドレス発
生器20を設けることにより、ショックプルーフメモリ
5を利用して傷などへの対応ができるので、余分な1S
Gバッファを追加したり切り換えスイッチを追加する必
要がなくなり、しかも異常音などの発生を未然に防止す
ることができるという効果がある。
に説明したが、同じく圧縮音声を扱うDCC、AC−3
あるいはMPEG1やMPEG2の音声部についても同
様の効果がえられる。
請求項1では、誤り検出信号が発生しても音の途切れや
ブー音の発生しない構成を1SGバッファを追加した
り、切り換えスイッチを追加したりすることなく実現で
きるという効果がある。
る主要部の構成を示すブロック略図である。
である。
示すブロック略図である。
ク図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の単位に分割された情報が所定の規
則に則って圧縮されて記録された情報記録担体から上記
情報を読み出して再生する情報再生装置であって、上記情報記録担体から読み出された情報を記憶する記憶
手段と、 上記情報記録担体から読み出された情報の誤りの有無を
検出して誤り検知信号を出力する誤り検知手段と、該誤り検知手段の出力と水晶発振器からの入力とに基づ
いて上記記憶手段の読み込みアドレスを発生するアドレ
ス発生手段と、 該アドレス発生手段で発生した読み込みアドレスに基づ
いて上記記憶手段から読み出された情報を伸長する伸長
手段と、 を設ける一方、上記アドレス発生手段は、上記水晶発振
器からの入力パルス毎に上記アドレス値を進めるととも
に、上記誤り検知手段からの出力によっても上記アドレ
ス値を進めることを特徴とする 情報再生装置。 - 【請求項2】 上記誤り検知手段は、リードソロモン符
号の復号器であることを特徴とする請求項1に記載の情
報再生装置。 - 【請求項3】 MDプレーヤであることを特徴とする請
求項1又は2に記載の情報再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01783595A JP3344860B2 (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 情報再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01783595A JP3344860B2 (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 情報再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08212722A JPH08212722A (ja) | 1996-08-20 |
JP3344860B2 true JP3344860B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=11954759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01783595A Expired - Fee Related JP3344860B2 (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 情報再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3344860B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-06 JP JP01783595A patent/JP3344860B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08212722A (ja) | 1996-08-20 |
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