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JP3335821B2 - 領域指定回路 - Google Patents

領域指定回路

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JP3335821B2
JP3335821B2 JP29644495A JP29644495A JP3335821B2 JP 3335821 B2 JP3335821 B2 JP 3335821B2 JP 29644495 A JP29644495 A JP 29644495A JP 29644495 A JP29644495 A JP 29644495A JP 3335821 B2 JP3335821 B2 JP 3335821B2
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JP
Japan
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area
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bits
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JP29644495A
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島 修 中
田 泰 生 山
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Kawasaki Microelectronics Inc
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Kawasaki Microelectronics Inc
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Memory System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アドレス空間に割
り当てられる複数のメモリ領域やIO(入出力)領域の
各領域に対して各種の条件を設定するために、さらに詳
しくは、例えばメモリ領域あるいはIO領域に対応する
チップセレクト信号を生成したり、ウェイトステート数
を設定したりするために、それぞれのメモリ領域やIO
領域を指定する領域指定回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】汎用マイクロコンピュータ(以下、マイ
コンという)のアドレス空間は、一般的に、ROMやR
AM等のメモリデバイスから構成されるメモリ領域と、
マイコンの周辺デバイスから構成されるIO領域とを含
んでいる。そして、これらのメモリ領域およびIO領域
は、それぞれマイコンの任意のアドレス空間に割り当て
られて使用される。しかし、マイコンのアドレス空間
は、当然のことながらユーザーによってそれぞれ異なる
割り当て方をされて使用される。
【0003】例えば、20ビット(1Mバイト)のアド
レス空間に対して、アドレス40000h(16進数)
番地から64kバイト、即ち、アドレス40000h番
地からアドレス4ffffh番地までをメモリ領域とし
て割り当てる、あるいはアドレス80000h番地から
512kバイト、即ち、アドレス80000h番地から
アドレスfffffh番地までをメモリ領域として割り
当てる等、ユーザーによって使用条件が異なっている。
【0004】ところで、所定のアドレス空間に割り当て
られるメモリデバイスや周辺デバイスを正しくアクセス
するためには、マイコンから出力されるアドレス信号に
応じて、個々のデバイスに対応するチップセレクト信号
を生成する必要がある。また、これらのデバイスの中に
は、マイコンと比較して動作速度が遅いため、所定数の
ウェイトステートの挿入を必要とするものがある等、個
々のデバイスに応じて所定の条件を設定する必要がある
場合もある。
【0005】このような要求に柔軟に対応するために、
従来は、アドレス空間に割り当てられる各領域のサイズ
(大きさ)を設定するレジスタ(以下、領域指定レジス
タという)と、これらの各領域が割り当てられる先頭番
地を設定するレジスタ(以下、先頭番地レジスタとい
う)とを設けることによって、個々のデバイスに対応し
たチップセレクト信号を生成したり、また、それぞれの
領域に対応して、所定数のウェイトステートを挿入する
等の所定の条件を設定していた。
【0006】以下に、20ビットのアドレス空間が割り
当てられたメモリ領域において、その中の所定の領域を
指定して、これに対応したチップセレクト信号を生成す
る場合を例に挙げて、図5および図6に示される従来の
領域指定回路について説明する。
【0007】まず、図5は、上述する先頭番地レジスタ
および領域指定レジスタの一例の構成回路図である。図
示例の先頭番地レジスタ34は、D型フリップフロップ
(以下、DFFという)36a,36b,36c,36
d,36e,36f,36gと、1つの反転入力を有す
る2入力ANDゲート38とから構成され、同様に、領
域指定レジスタ40は、DFF42a,42b,42
c,42d,42e,42f,42gと、2入力AND
ゲート44とから構成されている。
【0008】先頭番地レジスタ34において、DFF3
6a,36b,36c,36d,36e,36f,36
gのデータ入力端Dには、それぞれ入力データDATA
<6:0>が入力され、そのクロック入力端にはAND
ゲート38の出力端が共通に入力され、その出力端Qか
らは、それぞれ先頭番地データAREA<19:13>
が出力されている。また、ANDゲート38の一方の入
力端および他方の反転入力端には、それぞれ書き込み信
号WRおよび入力データDATA<7>が入力されてい
る。
【0009】同様に、領域指定レジスタ40において、
DFF42a,42b,42c,42d,42e,42
f,42gのデータ入力端Dには、それぞれ入力データ
DATA<6:0>が入力され、そのクロック入力端に
はANDゲート44の出力端が共通に入力され、その出
力端Qからは、それぞれ領域指定データRANGE<
6:0>が出力されている。また、ANDゲート44の
入力端には書き込み信号WRおよび入力データDATA
<7>が入力されている。
【0010】ここで、先頭番地レジスタ34には、入力
データDATA<7>がローレベルのときに、書き込み
信号WRによって、入力データDATA<6:0>が書
き込まれ、同様に、領域指定レジスタ40には、入力デ
ータDATA<7>がハイレベルのときに、書き込み信
号WRによって、入力データDATA<6:0>が書き
込まれる。
【0011】次に、図6は、領域検出回路の一例の構成
回路図である。領域検出回路46は、2入力EXOR
(排他的論理和)ゲート48a,48b,48c,48
d,48e,48f,48gと、2入力NANDゲート
50a,50b,50c,50d,50e,50f,5
0gと、7入力NANDゲート52とから構成されてい
る。
【0012】EXORゲート48a,48b,48c,
48d,48e,48f,48gの一方の入力端には、
それぞれアドレス信号ADR<19:13>が入力さ
れ、その他方の入力端には、それぞれ先頭番地データA
REA<19:13>が入力され、その出力端は、それ
ぞれNANDゲート50a,50b,50c,50d,
50e,50f,50gの一方の入力端に入力されてい
る。また、NANDゲート50a,50b,50c,5
0d,50e,50f,50gの他方の入力端には、そ
れぞれ領域指定データRANGE<6:0>が入力さ
れ、その出力端はNANDゲート52の入力端に入力さ
れている。そして、NANDゲート52の出力端からは
チップセレクト信号CS ̄が出力されている。
【0013】領域検出回路46において、マイコンから
出力されるアドレス信号ADR<19:13>は、EX
ORゲート48a,48b,48c,48d,48e,
48f,48gによって、それぞれ先頭番地データAR
EA<19:13>と比較され、それぞれのEXORゲ
ート48a,48b,48c,48d,48e,48
f,48gからは、一致するときにローレベルが、逆
に、不一致のときにハイレベルが一致検出結果として出
力される。図示例においては、マイコンから出力される
20ビットのアドレス信号の内、上位7ビットだけが先
頭番地データAREA<19:13>と比較される。
【0014】ここで、例えばメモリ領域の先頭番地をア
ドレス80000h番地とするためには、先頭番地デー
タAREA<19:13>を1000000b(2進
数)に設定する。また、メモリ領域の先頭番地をアドレ
ス40000h番地とするためには、先頭番地データを
0100000bに、同様に、アドレスfe000h番
地とするためには、先頭番地データを1111111b
に設定する。このように、図示例において、先頭番地は
アドレス00000h〜fe000h番地の範囲で8k
バイト間隔で設定することができる。
【0015】次いで、EXORゲート48a,48b,
48c,48d,48e,48f,48gから出力され
る一致検出結果は、それぞれ領域指定データRANGE
<6:0>によって有効あるいは無効とされる。即ち、
それぞれのNANDゲート50a,50b,50c,5
0d,50e,50f,50gからは、対応する領域指
定データRANGE<6:0>がローレベルのときに、
EXORゲート48a,48b,48c,48d,48
e,48f,48gから出力される一致検出結果にかか
わらずハイレベルが出力され、逆に、対応する領域指定
データRANGE<6:0>がハイレベルのときに、E
XORゲート48a,48b,48c,48d,48
e,48f,48gから出力される一致検出結果が反転
されて出力される。
【0016】例えば、領域指定データRANGE<6:
0>が0000000bのとき、全てのNANDゲート
50a,50b,50c,50d,50e,50f,5
0gからはハイレベルが出力され、NANDゲート52
からはローレベル、即ち、チップセレクト信号がイネー
ブル状態とされて出力される。従って、領域指定データ
RANGE<6:0>が0000000bのときには、
先頭番地データAREA<19:13>の値にかかわら
ず、チップセレクト信号が常時イネーブル状態であるロ
ーレベルとなり、メモリ領域のサイズは最大の1メガバ
イト(220)に設定される。
【0017】また、例えば領域指定データRANGE<
6:0>が1000000bのとき、NANDゲート5
0aからは、EXORゲート48aから出力される一致
検出信号が反転されて出力され、これ以外の全てのNA
NDゲート50b,50c,50d,50e,50f,
50gからはハイレベルが出力される。このため、アド
レス信号ADR<19>と先頭番地データAREA<1
9>とが一致していれば、アドレス信号ADR<18:
0>の値にかかわらず、チップセレクト信号CS ̄はイ
ネーブル状態とされる。従って、メモリ領域のサイズは
512kバイト(219)に設定される。
【0018】以下同様に、下記表1に示されるように、
領域指定データRANGE<6:0>の設定に応じて、
アドレスの連続するメモリ領域のサイズが決定される。
【0019】
【0020】ところで、上述する領域指定回路において
は、必ず先頭番地レジスタ34および領域指定レジスタ
40の2つのレジスタが必要であり、1つの領域を指定
するための回路としては規模が大きいため、指定する領
域数が多くなるにつれて回路規模が増大するという問題
点がある。例えば、図5に示される例においては、1つ
の領域を指定するために、合計14個のDFFおよび2
つのANDゲートが必要となるし、先頭番地および領域
サイズをさらに小さな単位で設定しようとした場合、さ
らに多くの回路が必要となる。
【0021】また、これらの先頭番地レジスタ34およ
び領域指定レジスタ40にデータの書き込みを行う場
合、例えば8ビットのデータバスでは、それぞれの先頭
番地レジスタ34および領域指定レジスタ40に別々に
データを書き込む必要があり、即ち、1つの領域を指定
するためには2回の書き込みを行う必要があり、指定し
ようとする領域数が多くなるほど先頭番地レジスタ34
および領域指定レジスタ40の設定に必要な時間が増大
するという問題点がある。
【0022】また、この2回の書き込みが完了してはじ
めて所望の領域を指定することができるため、先頭番地
レジスタ34および領域指定レジスタ40の内、一方の
レジスタへの書き込みを行った後、他方のレジスタへの
書き込みを行うまでの間、即ち、一方のレジスタを書き
換えたとき、他方のレジスタの値によっては、所望の範
囲以外のアドレスでチップセレクト信号がイネーブル状
態にされたり、これとは逆に、所望のアドレスでチップ
セレクト信号がディスエーブル状態にされたりする場合
があり、誤動作する危険性があるという問題点があっ
た。
【0023】ところで、特公平7−69859号公報に
は、上述する領域指定回路と全く同様に、先頭番地レジ
スタ34に相当するアドレスレジスタと、領域指定レジ
スタ40に相当するドントケアビットレジスタと、領域
検出回路46に相当する回路とを有するメモリ領域指定
回路が開示されている。同公報に開示されたメモリ領域
指定回路は、指定される領域に所定数のウェイトステー
トを設定する場合を例に挙げて説明されているが、上述
する全ての問題点を含んでいることは言うまでもないこ
とである。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく問題点をかえりみて、先頭番地レジス
タおよび領域指定レジスタを1つのレジスタに統合する
ことによって、回路規模を削減することができ、レジス
タのデータの設定に必要な時間を短縮することができる
とともに、回路の誤動作を防止することができる領域指
定回路を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、アドレス空間に割り当てられる複数のメ
モリ領域およびIO領域の各領域を指定する領域指定回
路であって、前記各領域の先頭番地を指定する第1の先
頭番地データの上位有効ビットと、この第1の先頭番地
データの中の上位有効ビットを指定し、前記第1の先頭
番地データの上位有効ビットに対応して決定される前記
各領域のサイズを設定する第1の領域指定データに基
づいて合成され、前記第1の先頭番地データの上位有効
ビットこの第1の先頭番地データの上位有効ビット
位置を示すビットとを含む、前記第1の先頭番地データ
と前記第1の領域指定データとの合計のビット数よりも
少ないビット数の合成データを保持し、この合成データ
を、前記第1の先頭番地データの上位有効ビットと等し
い上位有効ビットを持つ第2の先頭番地データとして出
力するレジスタと、このレジスタから出力される前記第
2の先頭番地データから前記第1の領域指定データの各
ビットと等しいビットを持つ第2の領域指定データを生
成する論理回路と、入力されるアドレス信号と前記第2
の領域指定データによって指定される前記第2の先頭番
地データの上位有効ビットとを対応するビット毎に比較
し、これら全てのビットが一致したときに前記各領域
を指定する信号をイネーブル状態にして出力する領域検
出回路とを有することを特徴とする領域指定回路を提供
するものである。また、本発明は、アドレス空間に割り
当てられる複数のメモリ領域およびIO領域の各領域を
指定する領域指定回路であって、前記各領域の先頭番地
を指定する第1の先頭番地データの上位有効ビットと、
この第1の先頭番地データの中の上位有効ビットを指定
し、前記第1の先頭番地データの上位有効ビットに対応
して決定される前記各領域のサイズを設定する第1の領
域指定データとに基づいて合成され、前記第1の先頭番
地データの上位有効ビットとこの第1の先頭番地データ
の上位有効ビットの位置を示すビットとを含む、前記第
1の先頭番地データと前記第1の領域指定データとの合
計のビット 数よりも少ないビット数の合成データを保持
し、この合成データをビット毎に正転または反転して第
2の先頭番地データとして出力するレジスタと、このレ
ジスタから出力される前記第2の先頭番地データがビッ
ト毎に正転または反転された状態に応じて前記第1の領
域指定データの各ビットがビット毎に正転または反転さ
れたビットを持つ第2の領域指定データを生成する論理
回路と、入力されるアドレス信号と前記第2の領域指定
データによって指定される前記第2の先頭番地データの
上位有効ビットとを対応するビット毎に比較し、前記正
転された全てのビットが一致し、かつ前記反転された全
てのビットが不一致であるときに前記各領域を指定する
信号をイネーブル状態にして出力する領域検出回路とを
有することを特徴とする領域指定回路を提供する。ここ
で、前記第1の先頭番地データおよび前記第1の領域指
定データはnビットのデータであり、前記合成データは
n+1ビットのデータであり、前記合成データの上位側
のビットは、前記第1の先頭番地データの上位有効ビッ
トとされ、この第1の先頭番地データの上位有効ビット
に隣接する下位側の1ビットが前記第1の先頭番地デー
タの上位有効ビットの位置を示すビットとされ、前記第
1の先頭番地データの上位有効ビットがnビットよりも
少ない場合、前記第1の先頭番地データの上位有効ビッ
トの位置を示すビットよりも下位側の全てのビットは、
前記第1の先頭番地データの上位有効ビットの位置を示
すビットと極性が反対とされ、前記第1の先頭番地デー
タの上位有効ビットがnビットである場合、前記合成デ
ータの最下位ビットが、前記第1の先頭番地データの上
位有効ビットの位置を示すビットとされるのが好まし
い。
【0026】
【作用】本発明の領域指定回路は、先頭番地データおよ
び領域指定データを1つのデータに合成し、この合成さ
れたデータから先頭番地データおよび領域指定データを
生成するよう構成することによって、先頭番地レジスタ
および領域指定レジスタを1つのレジスタに統合したも
のである。従って、本発明の領域指定回路によれば、先
頭番地レジスタおよび領域指定レジスタを1つのレジス
タに統合することによって、その回路規模を削減するこ
とができるため、コストダウン、消費電力の低減等の利
点がある。また、2つのレジスタを1つにしたため、レ
ジスタへのデータの設定に必要な時間を短縮することが
できるとともに、従来の領域指定回路のように、レジス
タの書き込み時における回路の誤動作の危険性も完全に
排除することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明の領域指定回路を詳細に説明す
る。
【0028】図1は、本発明の領域指定回路に用いられ
るレジスタの一実施例の構成回路図である。このレジス
タ10は、図5に示される先頭番地レジスタ34および
領域指定レジスタ40の両方に相当し、先頭番地データ
および領域指定データの両方が設定されるものであっ
て、DFF12a,12b,12c,12d,12e,
12f,12g,12hと、2入力ORゲート14a,
14b,14c,14d,14e,14fとから構成さ
れている。
【0029】DFF12a,12b,12c,12d,
12e,12f,12g,12hのデータ入力端Dに
は、それぞれ入力データDATA<7:0>が入力さ
れ、そのクロック入力端には、書き込み信号WRが共通
に入力され、そのデータ出力端Qからは、それぞれ出力
データAR<7:0>が出力されている。
【0030】また、ORゲート14a,14b,14
c,14d,14e,14fの一方の入力端には、それ
ぞれDFF12b,12c,12d,12e,12f,
12gのデータ出力端Qから出力される出力データAR
<6:1>が入力され、その他方の入力端には、それぞ
れORゲート14b,14c,14d,14e,14f
の出力端およびDFF12hのデータ出力端Qから出力
される出力データAR<0>が入力されている。
【0031】このレジスタ10において、入力データD
ATA<7:0>は、書き込み信号WRによって、それ
ぞれDFF12a,12b,12c,12d,12e,
12f,12g,12hに書き込まれる。そして、DF
F12a,12b,12c,12d,12e,12f,
12gの出力データAR<7:1>は、それぞれ先頭番
地データAREA’<19:13>として使用され、O
Rゲート14a,14b,14c,14d,14e,1
4fの出力端および出力データAR<0>は、それぞれ
領域指定データRANGE’<6:0>として使用され
る。
【0032】なお、本実施例の領域指定回路、即ち、図
1に示されるレジスタ10を用いる領域指定回路におい
ては、先頭番地データAREA<19:13>および領
域指定データRANGE<6:0>を、それぞれ先頭番
地データAREA’<19:13>および領域指定デー
タRANGE’<6:0>に置換することによって、図
6に示される領域検出回路46を用いることができる。
【0033】本発明の領域指定回路は、基本的に以上の
ように構成される。次に、本発明の領域指定回路に用い
られる先頭番地データAREA’および領域指定データ
RANGE’について説明する。
【0034】例えば、アドレス40000h番地からア
ドレス4ffffh番地までの64kバイトをメモリ領
域として割り当てる場合、先頭番地データAREA’<
19:13>および領域指定データRANGE’<6:
0>は、以下のように設定される。 AREA’<19:13>=0100000b RANGE’<6:0> =1111000b
【0035】このとき、領域指定データRANGE’<
2:0>は000bであるため、図6に示される領域検
出回路46のNANDゲート50e,50f,50gか
らは、先頭番地データAREA’<15:13>の値0
00bに関係なくハイレベルが出力される。一方、領域
指定データRANGE’<6:3>は1111bである
ため、NANDゲート50a,50b,50c,50d
からは、アドレス信号ADR<19:16>と先頭番地
データAREA’<19:16>とが一致したときにハ
イレベルが出力される。
【0036】ここで、先頭番地データAREA’<1
9:16>の値は0100b(=4h)であるから、ア
ドレス信号ADR<19:0>の値が4××××h(×
はドントケア)のときに、即ち、アドレス40000h
番地からアドレス4ffffh番地のときに、NAND
ゲート52から出力されるチップセレクト信号CS ̄は
ローレベルとなり、アドレス40000h番地からアド
レス4ffffh番地の領域をメモリ領域として割り当
てられる。
【0037】このように、領域指定データRANGE’
<6:0>の‘0’のビットは、図6に示される領域検
出回路46のNANDゲート50によって、EXORゲ
ート48の出力にかかわらずハイレベルとされるため、
領域指定データRANGE’<6:0>の‘0’のビッ
トに対応する先頭番地データAREA’<19:13>
のビットは、‘0’または‘1’のいずれの値でもよ
い、即ち、ドントケアでよいということになる。
【0038】従って、アドレス40000h番地からア
ドレス4ffffh番地までの64kバイトをメモリ領
域として割り当てる場合、先頭番地データAREA’<
19:13>および領域指定データRANGE’<6:
0>は、以下のように設定すればよい。 AREA’<19:13>=0100×××b RANGE’<6:0> =1111000b
【0039】同様に、例えばアドレス80000h番地
からアドレスfffffh番地までの512kバイトを
メモリ領域として割り当てる場合には、 AREA’<19:13>=1××××××b RANGE’<6:0> =1000000b また、アドレス00000h番地からアドレス03ff
fh番地までの16kバイトをメモリ領域として割り当
てる場合には、 AREA’<19:13>=000000×b RANGE’<6:0> =1111110b のように設定すればよいことになる。
【0040】次に、本発明の領域指定回路に用いられる
レジスタ10の動作について、即ち、レジスタ10に設
定されるデータを合成する工程と、レジスタ10に設定
されたデータから先頭番地データAREA’および領域
指定データRANGE’を生成する工程について、上述
するように、アドレス40000h番地からの64kバ
イトをメモリ領域として割り当てる場合を例に挙げて、
図2に示される概念図を参照しながら説明する。
【0041】まず、レジスタ10に設定される出力デー
タAR<7:0>の合成工程について説明する。領域指
定データRANGE<6:0>の‘1’のビット、即
ち、本実施例においては、領域指定データRANGE<
6:3>のビットに対応する有効ビットである先頭番地
データAREA<19:16>の値0100bを先頭番
地データAREA<19:13>から取り出し、これを
レジスタ10の出力データAR<7:4>とする。
【0042】一方、領域指定データRANGE<6:0
>から連続する‘0’のビット、即ち、本実施例におい
ては、領域指定データRANGE<2:0>の値000
bを取り出し、先頭番地データAREA’と領域指定デ
ータRANGE’とを区別することができるように、こ
の中の最上位ビットである領域指定データRANGE<
2>の値‘0’を‘1’に変更して、図中符号Aで示さ
れるように100bとし、これをレジスタ10の出力デ
ータAR<3:1>とする。
【0043】なお、レジスタ10の出力データAR<0
>には、詳細は後述するが、領域指定データRANG
E’<6:0>の値が全て‘1’、即ち、111111
1bのときにだけ‘1’を設定し、これ以外の場合には
‘0’を設定する。従って、本実施例の場合には、レジ
スタ10の出力データAR<7:0>として、即ち、先
頭番地データAREA<19:13>と領域指定データ
RANGE<6:0>との合成データとして、図中符号
Bで示されるように01001000bが設定される。
【0044】次いで、先頭番地データAREA’<1
9:13>および領域指定データRANGE’<6:0
>の生成工程について説明する。レジスタ10の出力デ
ータAR<7:0>から生成される先頭番地データAR
EA’の有効ビットは、出力データAR<7:0>のビ
ットを最下位ビット側から順番に見たときに、最初に現
れる‘1’のビットよりも上位側の全てのビットであ
る。即ち、本実施例においては、出力データAR<7:
4>の値0100bが先頭番地データAREA’<1
9:16>に相当する。
【0045】なお、先頭番地データAREA’<15:
13>の値については、ドントケアであるため‘0’ま
たは‘1’のいずれに設定してもよいが、本実施例にお
いては、回路規模を削減するために、レジスタ10の出
力データAR<3:1>をそのまま使用する。従って、
出力データAR<7:1>を先頭番地データAREA’
<19:13>とすればよく、本実施例においては、先
頭番地データAREA’<19:13>の値は0100
100bとなる。
【0046】一方、領域指定データRANGE’は、レ
ジスタ10の出力データAR<7:0>のビットを最下
位ビット側から順番に見たときに、最初に現れる‘1’
のビットよりも上位側のビットを全て‘1’とし、か
つ、これ以外の全てのビットを‘0’とする。即ち、本
実施例においては、図中符号Cで示されるように、11
110000bなる値を有する出力データAR’<7:
0>を生成し、出力データAR’<7:1>を領域指定
データRANGE’<6:1>とする。
【0047】なお、領域指定データRANGE’<6:
0>に‘0’のビットが存在しない場合には、先頭番地
データAREA’<19:13>の全てのビットが有効
ビットとなる。この場合、領域指定データRANGE’
<6:0>の全てのビットが‘1’であることを示すた
めに、レジスタ10の出力データAR<0>の値として
‘1’を設定する。即ち、レジスタ10の出力データA
Rのビット数は、先頭番地データAREA’や領域指定
データRANGE’のビット数よりも1ビットだけ余分
に必要となる。
【0048】このように、本発明の領域指定回路は、領
域指定データRANGE’の‘0’のビットに対応する
先頭番地データAREA’のビットが常にドントケアで
あることを利用して、図5に示される先頭番地レジスタ
34と領域指定レジスタ40とを1つのレジスタ10に
統合したものである。このため、本発明の領域指定回路
によれば、回路規模を削減することができ、消費電力の
低減、コストダウン、チップ面積縮小等の効果が得られ
る。なお、指定される領域数が多いほど、回路削減効果
が大きいことは言うまでもないことである。
【0049】また、本発明の領域指定回路によれば、例
えばレジスタ10のビット数が8ビットの場合、8ビッ
トのデータバスを用いて1回書き込みを行うだけで、レ
ジスタ10にデータを設定することができるため、レジ
スタ10のデータを書き換えるための時間が短縮される
ことは勿論、従来の領域指定回路のように、先頭番地レ
ジスタ34または領域指定レジスタ40のデータの書き
換え中に誤動作する危険性等は全くない。
【0050】本発明の領域指定回路に用いられるレジス
タ10は、このように動作する。なお、領域検出回路4
6の動作については、従来技術の説明において既に述べ
た通りである。次に、回路規模の削減効果の高い回路構
成例について、図3および図4に示される本発明の領域
指定回路の別の実施例を参照しながら説明する。
【0051】まず、図3は、本発明の領域指定回路に用
いられるレジスタの別の実施例の構成回路図である。図
示例のレジスタ16は、図1に示されるレジスタ10よ
りもさらにゲート数の削減された構成を例示するもので
あって、DFF12a,12b,12c,12d,12
e,12f,12g,12hと、2入力NORゲート1
8a,18b,18cと、2入力NANDゲート20
a,20b,20cとから構成されている。
【0052】DFF12a,12b,12c,12d,
12e,12f,12g,12hのデータ入力端Dに
は、それぞれ入力データDATA<7:0>が入力さ
れ、そのクロック入力端には、書き込み信号WRが共通
に入力されている。また、DFF12a,12c,12
e,12gの反転データ出力端QNからは、それぞれ先
頭番地データの反転データAREA”<19,17,1
5,13> ̄が出力され、DFF12b,12d,12
fのデータ出力端Qからは、それぞれ先頭番地データA
REA”<18,16,14>が出力されている。
【0053】また、NORゲート18a,18b,18
cの一方の入力端には、それぞれ先頭番地データARE
A”<18,16,14>が入力され、その他方の入力
端には、それぞれNANDゲート20a,20b,20
cの出力端が入力され、その出力端からは、それぞれ領
域指定データの反転データRANGE”<6,4,2>
 ̄が出力されている。
【0054】同様に、NANDゲート20a,20b,
20cの一方の入力端には、それぞれ先頭番地データの
反転データAREA”<17,15,13> ̄が入力さ
れ、その他方の入力端には、それぞれNORゲート18
b,18cの出力端およびDFF12hの反転データ出
力端QNが入力され、その出力端からは、それぞれ領域
指定データRANGE”<5,3,1>が出力されてい
る。また、DFF12hの反転データ出力端QNから
は、領域指定データの反転データRANGE”<0> ̄
が出力されている。
【0055】次いで、図4は、本発明の領域指定回路に
用いられる領域検出回路の一実施例の構成回路図であ
る。図示例の領域検出回路22は、図3に示されるレジ
スタ16に対応して構成されたものであって、2入力E
XORゲート24a,24b,24c,24d,24
e,24f,24gと、2入力NORゲート26a,2
6b,26c,26dと、2入力NANDゲート28
a,28b,28cと、4入力NORゲート30と、4
入力NANDゲート32とから構成されている。
【0056】EXORゲート24a,24b,24c,
24d,24e,24f,24gの一方の入力端には、
それぞれアドレス信号ADR<19:13>が入力され
ている。EXORゲート24a,24c,24e,24
gの他方の入力端には、それぞれ先頭番地データの反転
データAREA”<19,17,15,13> ̄が入力
され、EXORゲート24b,24d,24fの他方の
入力端には、それぞれ先頭番地データAREA”<1
8,16,14>が入力されている。
【0057】また、NORゲート26a,26b,26
c,26dの一方の入力端には、それぞれEXORゲー
ト24a,24c,24e,24gの出力端が入力さ
れ、その他方の入力端には、それぞれ領域指定データの
反転データRANGE”<6,4,2,0> ̄が入力さ
れている。NANDゲート28a,28b,28cの一
方の入力端には、それぞれEXORゲート24b,24
d,24fの出力端が入力され、その他方の入力端に
は、それぞれ領域指定データRANGE”<5,3,1
>が入力されている。
【0058】NORゲート26a,26b,26c,2
6dの出力端は、それぞれNORゲート30の入力端に
入力され、NANDゲート28a,28b,28cの出
力端およびNORゲート30の出力端は、それぞれNA
NDゲート32の入力端に入力され、NANDゲート3
2の出力端からはチップセレクト信号CS ̄が出力され
ている。
【0059】この領域指定回路において、図3および図
4に示される先頭番地データの反転データAREA”<
19,17,15,13> ̄は、図1および図6に示さ
れる先頭番地データAREA’<19,17,15,1
3>に対して反転(負論理)出力されている。同様に、
図3および図4に示される領域指定データの反転データ
RANGE”<6,4,2,0> ̄は、図1および図6
に示される領域指定データRANGE’<6,4,2,
0>に対して反転出力されている。
【0060】また、先頭番地データの反転データARE
A”<19,17,15,13> ̄および領域指定デー
タの反転データRANGE”<6,4,2,0> ̄に対
応して、図4に示される領域検出回路22においては、
図6に示される領域検出回路のNANDゲート50a,
50c,50e,50gがNORゲート26a,26
b,26c,26dに変更され、NANDゲート52が
NORゲート30およびNANDゲート32に変更され
ている。
【0061】即ち、本実施例においては、レジスタ16
から先頭番地データの反転データAREA”<19,1
7,15,13> ̄および領域指定データの反転データ
RANGE”<6,4,2,0> ̄を出力することによ
って、図1に示されるレジスタ10のORゲート14
a,14b,14c,14d,14e,14fを、図3
に示されるように、NORゲート18a,18b,18
cおよびNANDゲート20a,20b,20cで構成
することができ、回路規模をより一層削減することがで
きる。
【0062】さらに具体的には、図5および図6に示さ
れる従来の領域指定回路において、DFF36,42の
ゲート数を8ゲート、以下同様に、ANDゲート38,
44を2ゲート、EXORゲート48を3ゲート、NA
NDゲート50を1ゲート、NANDゲート52を6ゲ
ートとすれば、図5に示される先頭番地レジスタ34お
よび領域指定レジスタ40のゲート数は116ゲート、
図6に示される領域検出回路46のゲート数は34ゲー
トとなる。
【0063】一方、図1、図3および図4に示される本
発明の領域指定回路において、同様にDFF12を8ゲ
ート、ORゲート14を2ゲート、NORゲート18お
よびNANDゲート20を1ゲート、EXORゲート2
4を3ゲート、NORゲート30およびNANDゲート
32を5ゲートとすれば、図1に示されるレジスタ10
のゲート数は76ゲート、図3に示されるレジスタ16
のゲート数は70ゲート、図4に示される領域検出回路
22のゲート数は、図6に示される領域検出回路のゲー
ト数と同じ34ゲートとなる。
【0064】従って、図5および図6に示される従来の
領域指定回路のゲート数は合計150ゲートである。こ
れに対し、本発明の領域指定回路は、図1に示されるレ
ジスタ10を用いる場合、領域指定回路のゲート数は合
計110ゲート、即ち、従来の領域指定回路と比べて4
0ゲート削減されている。また、図3および図4に示さ
れる本発明の領域指定回路のゲート数は合計104ゲー
ト、即ち、従来の領域指定回路と比べて46ゲート削減
されている。
【0065】このように、本発明の領域指定回路によれ
ば、先頭番地レジスタおよび領域指定レジスタを1つの
レジスタに統合することによって、従来の領域指定回路
と比較して格段に回路規模を削減することが可能であ
る。また、上述する実施例においては、1つの領域を指
定する毎に従来の領域指定回路に対して46ゲートを削
減することができるため、当然のことながら、指定され
る領域数が多くなるほど、その回路規模削減効果が高く
なることは言うまでもないことである。
【0066】なお、本発明の領域指定回路について、具
体的な実施例を挙げて説明を行ったが、本発明の領域指
定回路はこの実施例だけに限定されるものではない。
【0067】例えば、実施例においては、アドレス信号
ADRおよび先頭番地データAREAの上位7ビットだ
けを比較し、7ビットの領域指定データRANGEを用
いて、最小8kバイト単位で先頭番地および領域サイズ
を設定できるようにしているが、アドレス信号のビット
数は何ビットであってもよいし、先頭番地データおよび
領域指定データのビット数は、アドレス信号のビット数
以下であれば何ビットであってもよく、最小1バイト単
位で先頭番地および領域サイズを設定できるように構成
してもよい。
【0068】また、メモリ領域のチップセレクト信号を
生成する例を挙げて本発明の領域指定回路を説明した
が、これ以外であってもIO領域のチップセレクト信号
を生成したり、所定の領域に所定のウェイトステート数
などの条件を設定する場合などにも適用可能であること
は言うまでもないことである。
【0069】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の領
域指定回路は、先頭番地データと領域指定データとの合
成データが記憶され、この合成されたデータから、先頭
番地データと領域指定データとが生成されるように、先
頭番地レジスタと領域指定レジスタとを1つのレジスタ
に統合した構成を有するものである。従って、本発明の
領域指定回路によれば、先頭番地レジスタおよび領域指
定レジスタを1つのレジスタに統合したことによって、
その回路規模を削減することがき、その結果、コストダ
ウン、消費電力の低減、チップ面積の縮小などの様々な
効果がある。また、本発明の領域指定回路によれば、レ
ジスタにデータを設定するのに必要な時間を短縮するこ
とができるとともに、レジスタのデータの書き換え時の
回路が誤動作する危険性を完全に排除することができ、
回路の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の領域指定回路に用いられるレジスタの
一実施例の構成回路図である。
【図2】本発明の領域指定回路において、レジスタに設
定されるデータを合成する工程と、レジスタに設定され
たデータから先頭番地データおよび領域指定データを生
成する工程とを説明する一実施例の概念図である。
【図3】本発明の領域指定回路に用いられるレジスタの
別の実施例の構成回路図である。
【図4】本発明の領域指定回路に用いられる領域検出回
路の一実施例の構成回路図である。
【図5】従来の領域指定回路に用いられる先頭番地レジ
スタおよび領域指定レジスタの一例の構成回路図であ
る。
【図6】従来の領域指定回路に用いられる領域検出回路
の一例の構成回路図である。
【符号の説明】
10,16 レジスタ 12a,12b,12c,12d,12e,12f,1
2g,12h,36a,36b,36c,36d,36
e,36f,36g,42a,42b,42c,42
d,42e,42f,42g D型フリップフロップ
(DFF) 14a,14b,14c,14d,14e,14f O
Rゲート 18a,18b,18c,26a,26b,26c,2
6d,30 NORゲート 20a,20b,20c,28a,28b,28c,3
2,50a,50b,50c,50d,50e,50
f,50g,52 NANDゲート 22,46 領域検出回路 24a,24b,24c,24d,24e,24f,2
4g,48a,48b,48c,48d,48e,48
f,48g EXORゲート 34 先頭番地レジスタ 38,44 ANDゲート 40 領域指定レジスタ DATA 入力データ AREA,AREA’,AREA” 先頭番地データ RANGE,RANGE’,RANGE” 領域指定デ
ータ AR,AR’ 出力データ(合成データ) WR 書き込み信号 CS ̄ チップセレクト信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 - 12/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレス空間に割り当てられる複数のメモ
    リ領域およびIO領域の各領域を指定する領域指定回路
    であって、 前記各領域の先頭番地を指定する第1の先頭番地データ
    の上位有効ビットと、この第1の先頭番地データの中の
    上位有効ビットを指定し、前記第1の先頭番地データの
    上位有効ビットに対応して決定される前記各領域のサイ
    ズを設定する第1の領域指定データに基づいて合成さ
    、前記第1の先頭番地データの上位有効ビットこの
    第1の先頭番地データの上位有効ビットの位置を示すビ
    ットとを含む、前記第1の先頭番地データと前記第1の
    領域指定データとの合計のビット数よりも少ないビット
    数の合成データを保持し、この合成データを、前記第1
    の先頭番地データの上位有効ビットと等しい上位有効ビ
    ットを持つ第2の先頭番地データとして出力するレジス
    タと、 このレジスタから出力される前記第2の先頭番地データ
    から前記第1の領域指定データの各ビットと等しいビッ
    トを持つ 第2の領域指定データを生成する論理回路と、 入力されるアドレス信号と前記第2の領域指定データに
    よって指定される前記第2の先頭番地データの上位有効
    ビットとを対応するビット毎に比較し、これら全ての
    ビットが一致したときに前記各領域を指定する信号をイ
    ネーブル状態にして出力する領域検出回路とを有するこ
    とを特徴とする領域指定回路。
  2. 【請求項2】アドレス空間に割り当てられる複数のメモ
    リ領域およびIO領域の各領域を指定する領域指定回路
    であって、 前記各領域の先頭番地を指定する第1の先頭番地データ
    の上位有効ビットと、この第1の先頭番地データの中の
    上位有効ビットを指定し、前記第1の先頭番地データの
    上位有効ビットに対応して決定される前記各領域のサイ
    ズを設定する第1の領域指定データとに基づいて合成さ
    れ、前記第1の先頭番地データの上位有効ビットとこの
    第1の先頭番地データの上位有効ビットの位置を示すビ
    ットとを含む、前記第1の先頭番地データと前記第1の
    領域指定データとの合計のビット 数よりも少ないビット
    数の合成データを保持し、この合成データをビット毎に
    正転または反転して第2の先頭番地データとして出力す
    るレジスタと、 このレジスタから出力される前記第2の先頭番地データ
    がビット毎に正転または反転された状態に応じて前記第
    1の領域指定データの各ビットがビット毎に正転または
    反転されたビットを持つ第2の領域指定データを生成す
    る論理回路と、 入力されるアドレス信号と前記第2の領域指定データに
    よって指定される前記第2の先頭番地データの上位有効
    ビットとを対応するビット毎に比較し、前記正転された
    全てのビットが一致し、かつ前記反転された全てのビッ
    トが不一致であるときに前記各領域を指定する信号をイ
    ネーブル状態にして出力する領域検出回路とを有するこ
    とを特徴とする領域指定回路。
  3. 【請求項3】前記第1の先頭番地データおよび前記第1
    の領域指定データはnビットのデータであり、前記合成
    データはn+1ビットのデータであり、 前記合成データの上位側のビットは、前記第1の先頭番
    地データの上位有効ビットとされ、この第1の先頭番地
    データの上位有効ビットに隣接する下位側の1ビットが
    前記第1の先頭番地データの上位有効ビットの位置を示
    すビットとされ、 前記第1の先頭番地データの上位有効ビットがnビット
    よりも少ない場合、前記第1の先頭番地データの上位有
    効ビットの位置を示すビットよりも下位側の全てのビッ
    トは、前記第1の先頭番地データの上位有効ビットの位
    置を示すビットと極性が反対とされ、 前記第1の先頭番地データの上位有効ビットがnビット
    である場合、前記合成データの最下位ビットが、前記第
    1の先頭番地データの上位有効ビットの位置を示すビッ
    トとされる請求項1または2に記載の領域指定回路。
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