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JP3334741B2 - 半導体入力回路 - Google Patents

半導体入力回路

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Publication number
JP3334741B2
JP3334741B2 JP26785995A JP26785995A JP3334741B2 JP 3334741 B2 JP3334741 B2 JP 3334741B2 JP 26785995 A JP26785995 A JP 26785995A JP 26785995 A JP26785995 A JP 26785995A JP 3334741 B2 JP3334741 B2 JP 3334741B2
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JP
Japan
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circuit
mos transistor
channel mos
input
power supply
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JP26785995A
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祐輔 大友
武 水澤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Inc
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Inc
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路で
使用する半導体入力回路に係り、特に、内部回路に使用
する電源電圧よりも高い電位の信号を入力し、SOI(S
ilocon On Insurator)基板上に作成される集積回路に好
適な半導体入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の半導体入力回路SI4の
構成を示す図である。
【0003】従来の半導体入力回路SI4は、サージ保
護回路20と、信号レベル低下回路40とで構成されて
いる。
【0004】半導体入力回路SI4は、パッド10から
信号を入力し、パッド10とサージ保護回路20の入力
端子との間に、入力信号線L1が接続され、この入力信
号線L1が信号レベル低下回路40の入力端子に接続さ
れている。信号レベル低下回路40の出力端子は、出力
信号線L2を介して内部回路50の入力端子に接続さ
れ、信号レベル低下回路40の電源線VDDと内部回路
50の電源線VDDとは共通である。
【0005】サージ保護回路20は、NチャネルMOS
トランジスタ21とNチャネルMOSトランジスタ22
とで構成されている。NチャネルMOSトランジスタ2
1は、そのドレインが、パッド10に接続され、そのゲ
ートが、LSI内の高電位の電源線VDDに接続され、
そのソースが、NチャネルMOSトランジスタ22のド
レインに接続されている。NチャネルMOSトランジス
タ22のゲートとソースとは、LSI内の低電位の電源
線GNDに接続されている。
【0006】信号レベル低下回路40は、NチャネルM
OSトランジスタ41と、PチャネルMOSトランジス
タ42と、インバータ43とで構成されている。Nチャ
ネルMOSトランジスタ41は、そのドレインが、信号
レベル低下回路40の入力端子に接続され、そのゲート
は、高電位の電源線VDDに接続され、そのソースは、
PチャネルMOSトランジスタ42のドレインとインバ
ータ43の入力端子とに接続されている。PチャネルM
OSトランジスタ42は、そのゲートが、インバータ4
3の出力端子に接続され、そのソースが、高電位の電源
線VDDに接続されている。インバータ43の出力端子
は、内部回路50の入力端子に接続されている。
【0007】従来の半導体入力回路SI4において、高
電位の電源線VDDの電圧をたとえば2.0Vとした場
合、その動作時に、ハイレベル3.3V、ローレベル0
Vの信号が入力され、つまり、ハイレベルの電圧が高電
位の電源線VDDの電圧よりも高い値で入力される。
【0008】ここで、縦列接続された2段のNチャネル
MOSトランジスタ21、22によってサージ保護回路
20が構成されているが、NチャネルMOSトランジス
タ21、22のそれぞれのソース・ドレイン間でブレー
クダウンを起こさないように設計されている。この点
は、特開平7−160033号に示されている。
【0009】また、信号レベル低下回路40は、入力信
号のハイレベル3.3Vを、VDDの電圧値2.0Vに
低下させ、出力している。この点は、特開昭62−14
5918号に開示されている。内部回路50内のMOS
トランジスタのゲートに、入力信号のハイレベル3.3
Vを与えると、ゲート酸化膜の信頼性が低下するが、こ
の信頼性低下を防ぐために、入力信号のレベルを低下さ
せている。つまり、信号レベル低下回路40において、
NチャネルMOSトランジスタ41のドレイン端子に入
力された3.3Vハイレベル入力が、そのソースでは、
VDD−Vthn(VthnはNチャネルMOSトラン
ジスタの閾値電圧)に低下される。
【0010】そして、PチャネルMOSトランジスタ4
2は、インバータ43のリーク電流を防ぐために、イン
バータ43の入力端子(NチャネルMOSトランジスタ
41のソース端子)の電位を、VDD−VthnからV
DDに引き上げている。つまり、インバータ43の入力
端子の電位を、VDDに引き上げず、VDD−Vthn
のままにしておくと、インバータ43を構成するNチャ
ネルMOSトランジスタとPチャネルMOSトランジス
タとがともにオンし、端子VDDからGNDにリーク電
流として流れるが、インバータ43の入力端子の電位を
VDDに引き上げれば、インバータ43を構成するNチ
ャネルMOSトランジスタとPチャネルMOSトランジ
スタとがともにオンすることがなく、リーク電流が流れ
ない。
【0011】図5は、従来の半導体入力回路SI4にサ
ージ電流が流入された場合に、サージ電流が高電位の電
源線VDDに抜ける経路R2、R3を示す図である。
【0012】パッド10を経由したサージ電流は、低電
位の電源線GNDに抜ける経路もあるが、図5では、高
電位の電源線VDDに抜ける場合(または逆に考えれば
VDDから入る場合)を示してある。この場合、低電位
の電源線GNDはフローティングになっている。
【0013】経路R2は、サージ電流が、サージ保護回
路20から低電位の電源線GNDを経由して内部回路5
0を通り、高電位の電源線VDDに到る経路である。経
路R3は、NチャネルMOSトランジスタ41、Pチャ
ネルMOSトランジスタ42を通って、高電位の電源線
VDDに到る経路である。ここで、信号レベル低下回路
40中のインバータ43の入力端子であるゲート酸化膜
のブレークダウン電位が高ので、インバータ43を経由
する経路R3のブレークダウン電位は高い。
【0014】ここで、経路R2のブレークダウン電圧V
bdR2は、 VbdR2=n・Vb+Vb’…(1) である。なお、Vbは、MOSトランジスタ21または
22のソース・ドレインブレークダウン電圧であり、n
・Vbは、2段のNチャネルMOSトランジスタ21、
22におけるブレークダウン電圧の合計であり、Vb’
は、内部回路50のブレークダウン電圧である。
【0015】また、経路R3のブレークダウン電圧Vb
R3は、 VbdR3=Vb+Vb”…(2) である。なお、Vbは、NチャネルMOSトランジスタ
41のブレークダウン電圧であり、Vb”は、Pチャネ
ルMOSトランジスタ42のブレークダウン電圧であ
る。
【0016】サージ電流が経路R2、R3のどちらの経
路を通るかは、どちらの経路のブレークダウン電圧が低
いかに依存し、つまり、経路R2、経路R3の各ブレー
クダウン電圧のうち、経路中のブレークダウン電圧が低
い方の経路をサージ電流が通る。そして、通常考えられ
ているようなバルクSiのウエハを使用する場合には、
経路R2のブレークダウン電圧VbdR2が、経路R3の
ブレークダウン電圧VbdR3よりも小さくなるので、サ
ージ保護回路20を含む経路R2をサージ電流が通る。
【0017】ところで、サージ電流がサージ保護回路2
0を含む経路R2を流れれば、サージ破壊が防止される
ので、従来の半導体入力回路SI4においては、サージ
破壊の問題は生じない。
【0018】次に、上記従来例において、サージ電流が
サージ保護回路20を含む経路R2を流れる理由につい
て説明する。
【0019】図6(1)は、上記従来例において、バル
ク基板を使用した場合に、デバイスの断面で見た電流経
路R2を示す図である。
【0020】サージ保護回路20を形成するNチャネル
MOSトランジスタ21とNチャネルMOSトランジス
タ22とにおいて、NチャネルMOSトランジスタ21
のドレインから、NチャネルMOSトランジスタ22の
ソースに直接達する電流が存在する。この電流によっ
て、サージ保護回路20のブレークダウン電圧は、図7
(1)に示すように1.1Vb(Vbは、NチャネルM
OSトランジスタのブレークダウン電圧であり、1.1
Vbは、Vbの1.1倍である)程度になる。
【0021】一方、内部回路50のブレークダウン電圧
Vd’は、図6(1)のウェルダイオードの順方向電圧
部Vd(=0.8V)となる。したがって、バルク基板
において、(1)式は次のようになる。 VbdR2(バルク)=1.1Vb+0.8…(3) なお、VbdR2(バルク)は、バルク基板を使用した場
合に、サージ電流が経路R2を経由したときのブレーク
ダウン電圧である。
【0022】また、経路R3におけるPチャネルMOS
トランジスタ42のブレークダウン電圧は、実験によれ
ば、NチャネルMOSトランジスタのブレークダウン電
圧Vbの30%程度とみなせる。したがって、バルク基
板において、(2)式は、次のようになる。 VbdR3(バルク)=1.3Vb…(4) なお、VbdR3(バルク)は、バルク基板を使用した場
合に、サージ電流が経路R3を経由したときのブレーク
ダウン電圧である。
【0023】ここで、Vbは、0.5μmMOSプロセ
スにおいて約8V程度であり、(3)、(4)式に、V
b=8を代入すれば、VbdR2(バルク)=9.6V
(1.1Vb+0.8)であり、VbdR3(バルク)=
10.3V(1.3Vb)であり、したがって、経路R
2のブレークダウン電圧VbdR2(バルク)は、経路R
3のブレークダウン電圧VbdR3(バルク)よりも小さ
く、サージ電流が経路R2を流れるので、サージ電流に
よる破壊が起こらない。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】図6(2)は、上記従
来例において、SOI基板を使用した場合におけるデバ
イスの断面を示す図である。
【0025】従来の半導体入力回路をSOI(Silocon O
n Insurator)基板上に形成した場合、図6(2)に示す
ように、SOI基板上の経路R2から見ると、サージ保
護回路20を形成するNチャネルMOSトランジスタ2
1のドレインからNチャネルMOSトランジスタ22の
ソースに電流が直接流れる経路が存在しない。このため
に、サージ保護回路20のブレークダウン電圧は、図7
(2)に示すように、MOSトランジスタ1個のブレー
クダウン電圧Vbに縦列段数を掛けた値に近づき、2V
b程度となる。
【0026】さらに、SOI基板では、図6(1)に示
したウェルダイオードが存在しないので、サージ電流
は、図6(2)に示すように、内部回路50のNチャネ
ルMOSトランジスタとPチャネルMOSトランジスタ
とのソース・ドレイン間を通り、高電位の電源線VDD
に到る。
【0027】したがって、SOI基板では、Vbd
R2(SOI)は、(1)式に対応して次のようになる。 VbdR2(SOI)=2Vb+Vb…(5) なお、VbdR2(SOI)は、SOI基板を使用した場
合に、サージ電流が経路R2を経由したときのブレーク
ダウン電圧である。また、ここでは、内部回路50のN
チャネルMOSトランジスタとPチャネルMOSトラン
ジスタとを合わせたソース・ドレイン間ブレークダウン
電圧はVbと仮定している。つまり、サージ電流が入力
されたときに、内部回路50のゲート電位が、一時的に
ハイかローになり、NチャネルMOSトランジスタかP
チャネルMOSトランジスタかのいづれかがオン状態に
なるとしたので、内部回路50のNチャネルMOSトラ
ンジスタとPチャネルMOSトランジスタとを合わせた
ソース・ドレイン間ブレークダウン電圧はVbである。
【0028】一方、経路R3のブレークダウン電圧はS
OI基板上でも変わらないので、VbdR3(SOI)
は、(4)式に等しい。 VbdR3(SOI)=1.3Vb…(6) なお、VbdR3(SOI)は、SOI基板を使用した場
合に、サージ電流が経路R3を経由したときのブレーク
ダウン電圧である。
【0029】上記従来例において、SOI基板を使用し
た場合、(5)式と(6)式を比較することによって、
経路R2のブレークダウン電圧(=3Vb)が、経路R
3のブレークダウン電圧(=1.3Vb)よりも高くな
ることがわかる。したがって、上記従来例において、S
OI基板を使用した場合、サージ電流は図5に示す経路
R3を通って流れる。したがって、信号レベル低下回路
40を構成するNチャネルMOSトランジスタ41とP
チャネルMOSトランジスタ42とに大電流が流れ込
み、両トランジスタ41、42が微小であるので、Nチ
ャネルMOSトランジスタ41とPチャネルMOSトラ
ンジスタ42とが破壊する。
【0030】したがって、従来の半導体入力回路をSO
I基板上に形成した場合、サージ保護回路20を付加し
ても、サージ破壊を防止することができないという問題
がある。
【0031】本発明は、SOI基板上に半導体入力回路
を形成し、内部回路に使用する電源電圧よりも高い電位
の信号を半導体入力回路に入力した場合、十分なサージ
耐圧を持つことができる半導体入力回路を提供すること
を目的とするものである。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明は、信号入力用の
パッドと半導体集積回路の内部回路との間に配置され、
サージ保護回路と信号レベル低下回路とを具備し、上記
サージ保護回路の入力端子が上記パッドに接続される入
力信号線に接続され、上記信号レベル低下回路の出力端
子が上記内部回路の入力端子に接続する出力信号線に接
続されている半導体入力回路において、上記入力信号線
と上記信号レベル低下回路の入力端子との間に接続され
ているブレークダウン電圧増加回路と、n側が上記内部
回路と共通の高電位の電源線に接続され、p側が上記内
部回路と共通の低電位の電源線に接続されているpn接
合ダイオードとを有し、上記サージ保護回路は、第1の
NチャネルMOSトランジスタと第2のNチャネルMO
Sトランジスタとで構成され、上記第1のNチャネルM
OSトランジスタのドレインは上記入力信号線に接続さ
れ、ゲートは上記高電位の電源線に接続され、ソースは
上記第2のNチャネルMOSトランジスタのドレインに
接続され、上記第2のNチャネルMOSトランジスタの
ゲートとソースは上記低電位電源線に接続され、上記ブ
レークダウン電圧増加回路は、少なくとも1段の縦列M
OSトランジスタで構成され、上記縦列MOSトランジ
スタの全てのゲート端子は、電圧印加時に上記縦列MO
Sトランジスタをオンする側の電源線に接続され、上記
信号レベル低下回路は、第3のNチャネルMOSトラン
ジスタと、pチャネルMOSトランジスタと、インバー
タとで構成され、上記第3のNチャネルMOSトランジ
スタのドレインは上記信号レベル低下回路の入力端子に
接続され、ゲートは上記高電位の電源線に接続され、ソ
ースは上記PチャネルMOSトランジスタのドレインと
上記インバータの入力端子に接続され、上記Pチャネル
MOSトランジスタのゲートは上記インバータの出力端
子に接続され、ソースは上記高電位の電源線に接続さ
れ、上記インバータの出力端子は上記出力信号線に接続
される半導体入力回路である。
【0033】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例である半導体入力回路SI1を示す図である。
【0034】半導体入力回路SI1は、サージ保護回路
20と、ブレークダウン電圧増加回路30と、信号レベ
ル低下回路40と、ダイオード60とを有する。
【0035】半導体入力回路SI1において、パッド1
0から信号を入力し、このパッド10に接続されている
入力信号線L1が、サージ保護回路20の入力端子と、
ブレークダウン電圧増加回路30の入力端子とに接続さ
れ、ブレークダウン電圧増加回路30の出力端子が、信
号レベル低下回路40の入力端子に接続されている。信
号レベル低下回路40の出力端子が、内部回路50の入
力端子に接続されている。内部回路50、信号レベル低
下回路40、ブレークダウン電圧増加回路30の電源V
DDは共通である。また、ダイオード60は、そのn側
が高電位の電源線VDD線に接続され、そのp側が低電
位の電源線GND線に接続されているpn接合ダイオー
ドである。
【0036】サージ保護回路20は、NチャネルMOS
トランジスタ21とNチャネルMOSトランジスタ22
とで構成されている。NチャネルMOSトランジスタ2
1は、そのドレインが、パッド10に接続され、そのゲ
ートが、LSI内の高電位の電源線VDDに接続され、
そのソースが、NチャネルMOSトランジスタ22のド
レインに接続されている。NチャネルMOSトランジス
タ22のゲートとソースとは、LSI内の低電位の電源
線GNDに接続されている。
【0037】ブレークダウン電圧増加回路30は、Nチ
ャネルMOSトランジスタ31で構成され、このNチャ
ネルMOSトランジスタ31は、そのゲートが高電位の
電源線VDDに接続され、そのドレインがパッド10に
接続され、そのソースが信号レベル低下回路40の入力
端子に接続されている。
【0038】信号レベル低下回路40は、NチャネルM
OSトランジスタ41と、PチャネルMOSトランジス
タ42と、インバータ43とで構成されている。Nチャ
ネルMOSトランジスタ41は、そのドレインが、信号
レベル低下回路40の入力端子に接続され、そのゲート
が、高電位の電源線VDDに接続され、そのソースが、
PチャネルMOSトランジスタ42のドレインとインバ
ータ43の入力端子とに接続されている。また、Pチャ
ネルMOSトランジスタ42は、そのゲートが、インバ
ータ43の出力端子に接続され、そのソースが、高電位
の電源線VDDに接続されている。インバータ43の出
力端子は、内部回路50の入力端子に接続されている。
【0039】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0040】半導体入力回路SI1において、たとえば
高電位VDDを2.0Vとしたときに、動作時は、ハイ
レベル3.3V、ローレベル0Vの信号が入力する。つ
まり、ハイレベルが高電位VDDよりも高い電圧で入力
する。
【0041】縦列接続された2段のNチャネルMOSト
ランジスタ21、22によってサージ保護回路20が構
成されているが、NチャネルMOSトランジスタ21、
22のそれぞれのソース・ドレイン間でブレークダウン
を起こさない。また、ブレークダウン電圧増加回路30
と信号レベル低下回路40とによって、入力信号のハイ
レベル3.3Vを、高電位の電源線VDDの電圧値であ
る2.0Vに低下させ、出力する。このようにして、内
部回路50のMOSトランジスタのゲートにハイレベル
3.3Vが与えられることがなく、したがって、ハイレ
ベル3.3Vが与えられることによるゲート酸化膜の信
頼性低下を防ぐことができる。
【0042】ところで、NチャネルMOSトランジスタ
31のドレイン端子における3.3Vハイレベル入力
が、ブレークダウン電圧増加回路30におけるNチャネ
ルMOSトランジスタ31のソースで、VDD−Vth
nまで低下される。なお、Vthnは、NチャネルMO
Sトランジスタ31の閾値電圧である。
【0043】また、半導体入力回路SI1の入力信号
は、信号レベル低下回路40におけるNチャネルMOS
トランジスタ41を通過するが、NチャネルMOSトラ
ンジスタ41がオンしているので、そのドレインとソー
スとがほぼ同電位になり、NチャネルMOSトランジス
タ41のソース端子は、VDD−Vthnのハイレベル
電位を出力する。そして、PチャネルMOSトランジス
タ42は、インバータ43のリーク電流を防ぐために、
インバータ43の入力端子(NチャネルMOSトランジ
スタ41のソース端子)の電位をVDD−Vthnから
VDDに引き上げる。
【0044】次に、上記実施例にサージ電流が入ったと
きの動作について説明する。
【0045】図2は、半導体入力回路SI1にサージ電
流が入ったときの動作を説明する図である。
【0046】基板はSOI基板である。パッド10から
入ったサージ電流は、GNDに抜ける経路もあるが、こ
こでは高電位の電源線VDDに抜ける(または逆に考え
ればVDDから入る)場合について示す。このときに、
低電位の電源線GNDはフローティングになっている。
【0047】サージ電流が高電位の電源線VDDに抜け
る経路には、図2に示す経路R1と経路R2とがある。
経路R1は、NチャネルMOSトランジスタ31、Nチ
ャネルMOSトランジスタ41、PチャネルMOSトラ
ンジスタ42を通って高電位の電源線VDDに到る経路
であり、信号レベル低下回路40のインバータ43の入
力電位(ゲート酸化膜のブレーク電位)が高い。経路R
2は、サージ保護回路20から低電位の電源線GNDを
経由してダイオード60を通り高電位の電源線VDDに
到る経路である。
【0048】サージ保護回路20を含む経路R2をサー
ジ電流が流れる場合には、サージ破壊が防止されるが、
サージ電流がいずれの経路を通るかは、どちらの経路の
ブレークダウン電圧が低いかに依存し、つまり、ブレー
クダウン電圧の低い経路をサージ電流が通過する。
【0049】SOI基板を使用した場合に、サージ電流
が経路R1を経由したときのブレークダウン電圧をVb
R1(SOI)とすると、 VbdR1(SOI)=2Vb+Vb”…(7) である。ここで、Vbは、MOSトランジスタのソース
・ドレインブレークダウン電圧であり、2Vbは、Nチ
ャネルMOSトランジスタ31とNチャネルMOSトラ
ンジスタ41とのブレークダウン電圧の和であり、V
b”は、PチャネルMOSトランジスタ42のブレーク
ダウン電圧である。
【0050】また、SOI基板を使用した場合に、サー
ジ電流が経路R2を経由したときのブレークダウン電圧
をVbdR2(SOI)とすると、 VbdR2(SOI)=2Vb+0.8…(8) である。ここで、2Vbは、2段のNチャネルMOSト
ランジスタ21、22におけるブレークダウン電圧であ
り、0.8(V)は、ダイオード60の順方向電圧Vd
である。
【0051】PチャネルMOSトランジスタ42のブレ
ークダウン電圧Vb”は、実験値として、ブレークダウ
ン電圧Vbの30%程度の値が得られている。つまり、
Vb”=1.3Vbである。したがって、経路R1のブ
レークダウン電圧VbdR1(SOI)=2Vb+Vb”
=2Vb+0.3Vb=2.3Vbである。一方、経路
R2のブレークダウン電圧VbdR2(SOI)=2Vb
+0.8である。このために、MOSトランジスタのブ
レークダウン電圧Vbが3V程度よりも高ければ、経路
R2のブレークダウン電圧が、経路R1のブレークダウ
ン電圧よりも低くなる。したがって、サージ電流が経路
R2を通り、ブレークダウン電圧増加回路30と信号レ
ベル低下回路40とをサージ電流が経由しないので、ブ
レークダウン電圧増加回路30と信号レベル低下回路4
0とにおいてサージ破壊を防止できる。
【0052】図3は、本発明の他の実施例を示す回路図
であり、図3(1)は、本発明の第2の実施例である半
導体入力回路SI2を示す回路図である。
【0053】半導体入力回路SI2は、基本的には、半
導体入力回路SI1と同じであるが、半導体入力回路S
I1におけるダイオード60の代わりにNチャネルMO
Sトランジスタ70を設けたものである。
【0054】NチャネルMOSトランジスタ70は、そ
のソースが、高電位の電源線VDDに接続され、そのド
レインが、低電位の電源線GNDに接続され、そのゲー
トがドレインに接続されている。そして、電圧印加時
に、NチャネルMOSトランジスタ70がオフされ、し
たがって、NチャネルMOSトランジスタ70をダイオ
ード60と同じように使用している。
【0055】図3(2)は、本発明の第3の実施例であ
る半導体入力回路SI3を示す回路図である。
【0056】半導体入力回路SI3は、基本的には、半
導体入力回路SI1と同じであるが、半導体入力回路S
I1におけるダイオード60の代わりにPチャネルMO
Sトランジスタ71を設けたものである。
【0057】PチャネルMOSトランジスタ71は、そ
のソースが、高電位の電源線VDDに接続され、そのド
レインが、低電位の電源線GNDに接続され、そのゲー
トがソースに接続されている。そして、電圧印加時に、
PチャネルMOSトランジスタ71がオフされ、したが
って、PチャネルMOSトランジスタ71をダイオード
60と同じように使用している。
【0058】つまり、半導体入力回路SI2、SI3
は、サージ保護回路と信号レベル低下回路とを具備し、
サージ保護回路の入力端子を入力信号線に接続し、信号
レベル低下回路の出力端子を出力信号線に接続する半導
体入力回路において、入力信号線と信号レベル低下回路
の入力端子との間に接続されたブレークダウン電圧増加
回路と、ソースが高電位の電源線に接続され、ドレイン
が低電位の電源線に接続されているMOSトランジスタ
とを有し、電圧印加時に、MOSトランジスタをオフす
る側の電位を持つ高電位の電源線または低電位の電源線
に、MOSトランジスタのゲートが接続されている半導
体入力回路の例である。
【0059】上記各実施例では、ブレークダウン電圧増
加回路30として、1個のNチャネルMOSトランジス
タ31を使用しているが、ブレークダウン電圧増加回路
30として、複数個縦列にNチャネルMOSトランジス
タを配置した回路を使用するようにしてもよく、このよ
うにすれば、経路1におけるブレークダウン電圧の値が
大きくなり、経路R1のブレークダウン電圧の値と経路
R2のブレークダウン電圧の値との差を広げることがで
き、経路R2におけるブレークダウン電圧の値が経路R
1におけるブレークダウン電圧の値よりもさらに低くな
る。
【0060】つまり、ブレークダウン電圧増加回路30
は、2段以上の縦列MOSトランジスタで構成されてい
てもよく、すなわち、少なくとも1段の縦列MOSトラ
ンジスタでブレークダウン電圧増加回路30が構成さ
れ、これら縦列MOSトランジスタの全てのゲート端子
は、電圧印加時にそれら縦列MOSトランジスタをオン
する側の電源線に接続されている。
【0061】また、上記実施例の説明では、使用するM
OSトランジスタのゲートチャネル長について特に言及
していないが、ゲートチャネル長を長くすればブレーク
ダウン電圧を高くすることができ、これを利用してブレ
ークダウン電圧の値に差をつけるようにしてもよい。つ
まり、NチャネルMOSトランジスタ31と、Nチャネ
ルMOSトランジスタ41と、PチャネルMOSトラン
ジスタ42とのうちの少なくとも1つのトランジスタの
ゲートチャネル長を、NチャネルMOSトランジスタ2
1、22よりも長く設計することによって、経路R2に
おけるブレークダウン電圧の値を、経路R1におけるブ
レークダウン電圧の値よりも相対的に低くすることがで
きる。
【0062】また、上記各実施例において、ダイオード
60をウエルダイオードで構成すれば、バルク基板にお
いてパタンを形成しなくても、そのダイオード60を作
り込むことができる。なお、このウエルダイオードの代
わりにラテラルダイオードを設けるようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、SOI基板上に半導体
入力回路を形成し、内部回路に使用する電源電圧よりも
高い電位の信号を半導体入力回路に入力した場合、十分
なサージ耐圧を持つことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である半導体入力回路SI1
を示す図である。
【図2】半導体入力回路SI1にサージ電流が入ったと
きの動作説明図である。
【図3】本発明の他の実施例である半導体入力回路SI
2、SI3を示す図である。
【図4】従来の半導体入力回路SI4の構成を示す図で
ある。
【図5】従来の半導体入力回路SI4にサージ電流が流
入された場合において、サージ電流が高電位の電源線V
DDに抜ける経路R2、R3を示す図である。
【図6】図6(1)は、上記従来例において、バルク基
板を使用した場合に、デバイスの断面で見た電流経路R
2を示す図であり、図6(2)は、上記従来例におい
て、SOI基板を使用した場合におけるデバイスの断面
を示す図である。
【図7】図7(1)は、バルク基板を使用した場合にお
けるNチャネルMOSトランジスタとサージ保護回路と
のブレークダウン特性を示す図であり、図7(2)は、
SOI基板を使用した場合におけるNチャネルMOSト
ランジスタとサージ保護回路とのブレークダウン特性を
示す図である。
【符号の説明】
SI1、SI2、SI3…半導体入力回路、 VDD…高電位の電源線、 GND…低電位の電源線、 10…パッド、 20…サージ保護回路、 30…ブレークダウン増幅回路、 40…信号レベル低下回路、 50…内部回路、 60…ダイオード、 70…NチャネルMOSトランジスタ、 71…PチャネルMOSトランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02H 3/24 H01L 27/08 102F 7/20 (56)参考文献 特開 平4−230072(JP,A) 特開 平6−112422(JP,A) 特開 平6−125048(JP,A) 特開 平3−27566(JP,A) 特開 昭62−145918(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/78 H01L 21/8234 H01L 27/06 H01L 27/088 H01L 29/786 H02H 3/24 H02H 7/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号入力用のパッドと半導体集積回路の
    内部回路との間に配置され、サージ保護回路と信号レベ
    ル低下回路とを具備し、上記サージ保護回路の入力端子
    上記パッドに接続される入力信号線に接続され、上記
    信号レベル低下回路の出力端子が上記内部回路の入力端
    子に接続する出力信号線に接続されている半導体入力回
    路において、 上記入力信号線と上記信号レベル低下回路の入力端子と
    の間に接続されているブレークダウン電圧増加回路と; n側が上記内部回路と共通の高電位の電源線に接続さ
    れ、p側が上記内部回路と共通の低電位の電源線に接続
    されているpn接合ダイオードと; を有し、 上記サージ保護回路は、第1のNチャネルMOSトラン
    ジスタと第2のNチャネルMOSトランジスタとで構成
    され、上記第1のNチャネルMOSトランジスタのドレ
    インは上記入力信号線に接続され、ゲートは上記高電位
    の電源線に接続され、ソースは上記第2のNチャネルM
    OSトランジスタのドレインに接続され、上記第2のN
    チャネルMOSトランジスタのゲートとソースは上記低
    電位電源線に接続され、 上記ブレークダウン電圧増加回路は、少なくとも1段の
    縦列MOSトランジスタで構成され、上記縦列MOSト
    ランジスタの全てのゲート端子は、電圧印加時に上記縦
    列MOSトランジスタをオンする側の電源線に接続さ
    れ、 上記信号レベル低下回路は、第3のNチャネルMOSト
    ランジスタと、pチャネルMOSトランジスタと、イン
    バータとで構成され、上記第3のNチャネルMOSトラ
    ンジスタのドレインは上記信号レベル低下回路の入力端
    子に接続され、ゲートは上記高電位の電源線に接続さ
    れ、ソースは上記PチャネルMOSトランジスタのドレ
    インと上記インバータの入力端子に接続され、上記Pチ
    ャネルMOSトランジスタのゲートは上記インバータの
    出力端子に接続され、ソースは上記高電位の電源線に接
    続され、上記インバータの出力端子は上記出力信号線に
    接続される ことを特徴とする半導体入力回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記pn接合ダイオードは、ウェルダイオードであるこ
    とを特徴とする半導体入力回路。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記pn接合ダイオードを、 ソースが上記高電位の電源
    線に接続され、ドレインが上記低電位の電源線に接続さ
    れているMOSトランジスタに置き換え、上記MOSト
    ランジスタのゲートは、電圧印加時に、上記MOSトラ
    ンジスタをオフする側の電位を持つ高電位の電源線また
    は低電位の電源線に接続されていることを特徴とする半
    導体入力回路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項のいずれか1項にお
    いて、 上記ブレークダウン電圧増加回路を構成するMOSトラ
    ンジスタの少なくとも1つのゲートチャネル長は、上記
    サージ保護回路を構成するMOSトランジスタのゲート
    チャネル長よりも長いものであることを特徴とする半導
    体入力回路。
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