JP3326052B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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関し、更に詳しくは硬質表面に対する洗浄力、特に浴室
等のスカム汚れや皮脂汚れに対する洗浄力及び起泡力に
優れ、かつ洗浄後のすすぎ性が良好な液体洗浄剤組成物
に関する。
ては、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、
有機酸及び溶剤を主体とした酸性洗浄剤;非イオン性界
面活性剤及びアニオン性界面活性剤を組み合せた中性洗
浄剤;並びに非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活
性剤及び金属イオン封鎖剤を主体としたアルカリ性洗浄
剤等が広く用いられている。
れとはその汚れ成分が異なり、金属石ケン、特に脂肪酸
カルシウム塩を主体とし、これにタンパク、核酸、脂質
等の油分が結合したものであり、従来のこのような洗浄
剤では、洗浄力において必ずしも満足のいくものではな
かった。また、非イオン性界面活性剤やアニオン性界面
活性剤を主体としているがために、洗浄時の泡立ち性が
不十分であったり、泡立ちが良好であっても、洗浄後の
すすぎ性が良くないものであった。
カムに対する洗浄力の優れた洗浄剤の開発が行われ、カ
チオン性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤を組み合
せた中性洗浄剤(特開昭61−283696号);カチ
オン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤及び水溶性溶
剤を組み合せた洗浄剤(特開昭61−283697
号);カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤及
びマレイン酸を組み合せた洗浄剤(特開昭61−283
700号)等が報告されている。しかしながら、これら
の洗浄剤でも金属石ケンスカム汚れに対しては、特に長
期間にわたって蓄積した汚れに対しては未だ十分に満足
できるものとはいえず、また、皮脂汚れに対しても必ず
しも十分な洗浄力を有しているとはいえなかった。
は、洗浄時の起泡力、かつ洗浄後のすすぎ性に優れ、特
に浴室等の金属石ケンスカムの汚れにとどまらず、皮脂
汚れに対しても優れた洗浄性を示す液体洗浄剤組成物を
提供することにある。
金属石ケンスカム汚れ及び皮脂汚れに対する洗浄力及び
洗浄時の起泡力、洗浄後のすすぎ性について、界面活性
剤の複合効果、溶剤、キレート剤との相互作用について
種々検討した結果、特定のカチオン活性剤と両性活性剤
及び石ケンを併用することにより、起泡力、すすぎ性に
優れ、かつスカム汚れ、皮脂汚れに対して良好な洗浄力
を示す洗浄剤が得られることを見い出し、これに溶剤、
キレート剤を併用することにより更に起泡力、洗浄力に
優れた洗浄剤組成物が得られることを見い出し本発明を
完成するに至った。
(b)及び(c): (a)一般式(2)
分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、Xはハロゲ
ン原子又はアルキル硫酸残基を示す〕
れるカチオン界面活性剤;
(7)
分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、R8 及びR
9 は同一又は異なって水酸基が置換していてもよい炭素
数1〜5のアルキル基を示し、R10は炭素数7〜21の
直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、Y
は水素原子又は水酸基を示し、r、s及びtは1〜3の
整数を示し、uは1〜5の整数を示し、vは1以上の整
数を示し、wとxとは0≦w+x≦4である整数を示
す〕で表されるベタイン類から選ばれる両性界面活性
剤;
キル又はアルケニル基を示し、Mは水素原子、アルカリ
金属、アンモニア又はアルカノールアミンを示す)で表
される脂肪酸又はその塩;を含有する液体洗浄剤組成物
を提供するものである。
剤は、それ自体で脂肪酸金属塩の金属イオンと置換反応
を生じ金属石ケンスカムを分解するものであり、特定の
両性活性剤を併用した時に、その効果が著しく向上す
る。更に、石ケンを組み合せることにより金属石ケンス
カムだけでなく皮脂汚れに対しても高い洗浄効果が得ら
れる。このことは、カチオン性界面活性剤と石ケンとが
コンプレックスを形成することによって、汚れの界面に
効率よく吸着することにより、汚れとの界面張力を低下
させるためと考えられる。また、カチオン性界面活性剤
と両性界面活性剤との混合系に、石ケンを併用すること
により、洗浄時の起泡力、洗浄後のすすぎ性も合わせて
向上させることができる。本発明においては前記一般式
(2)で表される第4級アンモニウム塩から選ばれる1
種又は2種以上が使用される。
鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基の好ましい鎖
長は6〜20であるが、より好ましくは6〜14、更に
好ましくは6〜12、特に好ましくは6〜10である。
また、当該R3 のうち、直鎖又は分岐鎖のアルキル基が
好ましく、特に直鎖アルキル基が好ましく、より好まし
くは炭素数6〜14、更には炭素数6〜12、特に炭素
数6〜10の直鎖アルキル基が好ましい。
イオンを示すXのうち、ハロゲン原子としては臭素原
子、ヨウ素原子、塩素原子が挙げられ、アルキル硫酸残
基としてはメタンスルホン酸、エタンスルホン酸等が挙
げられるが、このうちハロゲン原子、特に臭素原子又は
塩素原子が好ましい。
中に洗浄能の面から、0.1〜30重量%(以下、単に
%で示す)、より好ましくは0.3〜15%、特に好ま
しくは0.5〜10%配合される。
(a)のカチオン活性剤と併用することにより金属石ケ
ンスカム汚れに対する洗浄力を大幅に向上させるための
もので、本発明においては前記一般式(4)、(5)、
(6)及び(7)で表されるベタイン類から選ばれる1
種又は2種以上が使用される。
数8〜18の飽和アルキル基が好ましく、更に10〜1
6の飽和アルキル基が好ましい。同様の理由でR8 、R
9 は、それぞれメチル基、エチル基又はヒドロキシエチ
ル基が、rは1が好ましい。一般式(5)中、R7 は洗
浄力の点で、炭素数8〜18の飽和アルキル基が好まし
く、更に10〜16の飽和アルキル基が好ましい。同様
の理由で、R8 、R9はそれぞれメチル基、エチル基又
はヒドロキシエチル基が、sは1がtは1が好ましい。
型両性界面活性剤(6)、(7)においてR10は洗浄力
の点で炭素数9〜15の飽和アルキル基が好ましい。同
様の理由でR8 及びR9 は、それぞれメチル、エチル又
はヒドロキシエチル基が、uは2又は3が、vは1が、
wは1が、xは1が好ましい。これらの具体例として
は、アルキルアミドプロピル−N,N−ジメチル酢酸ベ
タイン、アルキルアミドプロピル−N,N−ジメチル−
2−ヒドロキシプロピルスルホベタイン、アルキルアミ
ドプロピル−N,N−ジメチル−プロピルスルホベタイ
ンなどが挙げられるが、洗浄力、起泡力という点で、ラ
ウリン酸アミドプロピル−N,N−ジメチル酢酸ベタイ
ン、ミリスチン酸アミドプロピル−N,N−ジメチル酢
酸ベタイン、コカミドアミドプロピル−N,N−ジメチ
ル酢酸ベタイン、ヒドロキシスルホベタイン、ラウリン
酸アミドプロピル−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシ
プロピルベタイン等が好ましい。
泡力の点より0.1〜30%が好ましく、0.3〜15
%がより好ましく、0.5〜10%が特に好ましい。
はその塩としては、7〜17の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル又はアルケニル基を有する脂肪酸若しくはそのアルカ
リ金属塩若しくはアンモニウム塩若しくはモノ、ジ、ト
リ等のアルカノール置換アンモニウム塩が挙げられる。
具体例としては、ラウリル酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、ヤシ
酸、パーム核酸、牛脂酸、メチル分岐酸である「エマゾ
ール871」、「エマゾール875」(エメリー社製)
又はその水溶性塩が挙げられる。
から最も好ましい脂肪酸又はその塩は飽和アルキル鎖の
炭素数が11〜15の脂肪酸又はその塩である。具体例
としては直鎖又は分岐鎖のミリスチン酸であり、全脂肪
酸組成中そのミリスチン酸含量が30%以上であること
が更に好ましく、特に60%以上であることがより好ま
しい。
中に好ましくは0.1〜10%、より好ましくは0.3
〜5%、特に好ましくは0.5〜3%配合される。
も、また、2種以上を混合して使用してもよい。
明組成物中の含有量の和は、0.3〜30%で、成分
(a)と(b)の重量比が(a)/(b)=9/1〜1
/9で、かつ成分(a)と(b)の含有量の和と(c)
の重量比が(a+b)/(c)=20/1〜1/1であ
るのがより好ましい。
比でa/b=9/1〜1/9が好ましく、7/3〜1.
5/8.5とするのがより好ましい。この割合が9/1
を超えるか又は1/9未満であると石ケンカス汚れに対
する洗浄力が低下することがある。また(c)成分の添
加は前述のように(a)、(b)成分との併用により起
泡力、すすぎ性の向上だけにとどまらず、石ケンスカム
だけでなく皮脂汚れに対しても高い洗浄力をもたらす。
(a)+(b)/(c)の配合割合が20/1を超える
と起泡力、すすぎ性が悪化することがあり、1/1未満
では洗浄力、起泡力が低下してしまうことがある。
する洗浄力を更に向上させるため、特に長期間蓄積した
汚れに対して優れた洗浄性を付与するために更に(d)
成分として水溶性溶剤、(e)成分として金属イオン封
鎖剤を配合するのがより好ましい。
は、特に限定されるものではないが、次の一般式(9)
〜(11)で表される化合物、炭素数4〜12の二価ア
ルコール及び炭素数1〜5の一価アルコールから選ばれ
る1種又は2種以上が好ましい。
子、炭素数1〜8のアルキル、フェニル又はベンジル基
を示すが、R12及びR13の双方が水素原子となる場合を
除く。aは0〜10の整数、bは0〜10の整数を示す
が、a及びbの双方が0である場合を除く。R14及びR
15は炭素数1〜3のアルキル基を示す。R16は炭素数1
〜3のアルキル基を示す)
おいて、R12、R13がアルキル基である場合の炭素数は
1〜4が特に好ましい。また、式(9)中、エチレンオ
キサイド(E.O.)及びプロピレンオキサイド(P.
O.)の平均付加モル数のa及びbは、それぞれ0〜1
0のものが用いられるが、これらの付加順序は特に限定
されず、ランダム付加したものであってもよい。この化
合物(9)の具体例としては、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエー
テル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリ
コールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノ
ブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエー
テル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ポリオ
キシエチレン(p=2〜3)ポリオキシプロピレン(p
=2〜3)グリコールジメチルエーテル(pは平均付加
モル数を示す)、ポリオキシエチレン(p=3)グリコ
ールフェニルエーテル、フェニルカルビトール、フェニ
ルセロソルブ、ベンジルカルビトール等が挙げられる。
このうち、洗浄力及び使用感の点から、プロピレングリ
コールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
ブチルエーテル、ポリオキシエチレン(p=1〜4)グ
リコールフェニルエーテル、ジプロピレングリコールモ
ノブチルエーテルが好ましい。
しては、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、
1,3−ジエチル−2−イミダゾリジノンが好適なもの
として例示され、一般式(11)で表される化合物とし
ては3−メトキシ−3−メチルブタノール、3−エトキ
シ−3−メチルブタノール、1,8−オクタンジオール
等が好ましい。
しては、イソプレングリコール、2,2,4−トリメチ
ル−1,3−ペンタジオール、1,8−オクタンジオー
ル等が例示される。
はメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等
が例示される。これらの低級アルコールを配合すること
により、組成物の低温安定性が向上する。
する洗浄能の面から本発明組成物中に好ましくは0.1
〜30%配合されるが、より好ましくは1〜15%、特
に好ましくは5〜10%配合される。
金属イオンをキレート化して封鎖する能力を有するもの
であれば特に制限されないが、例えばヒドロキシカルボ
ン酸又はその塩、アミノカルボン酸又はその塩が挙げら
れる。具体的にはエチレンジアミンテトラ酢酸、ヒドロ
キシエチルエチレンジアミントリ酢酸、ジエチレントリ
アミンペンタ酢酸、ニトリロトリ酢酸、トリエチレンテ
トラミンヘキサ酢酸、ホスホン酸類、トリポリリン酸、
エチレングリコールビス(2−アミノエチルエーテル)
テトラ酢酸、クエン酸、マレイン酸、ポリアクリル酸、
イソアミレン−マレイン酸共重合体、ケイ酸、グルコン
酸、ヒドロキシベンジルイミジノ酢酸、イミジノ酢酸及
びこれらの塩が挙げられる。このうち、エチレンジアミ
ンテトラ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ
酢酸、クエン酸又はこれらの塩が特に好ましい。
明組成物中に好ましくは0.1〜20%配合されるが、
0.5〜10%配合するのがより好ましく、1〜5%配
合するのが特に好ましい。
汚れに対する洗浄力を向上させる目的で、非イオン性界
面活性剤及び/又はアニオン界面活性剤をそれぞれ0.
1〜15%配合することができる。
は、特に限定されないが、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル類又はポリオキシエチレンアルケニルエーテル
類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、ポリオキシ
プロピレンアルケニルエーテル類、ポリオキシブチレン
アルキルエーテル類、ポリオキシブチレンアルケニルエ
ーテル類、アルキレンオキシド付加アルキル基又はアル
ケニル基含有非イオン性界面活性剤混合物、蔗糖脂肪酸
エステル類、脂肪族アルカノールアミド類、脂肪酸グリ
セリンモノエステル類、アミンオキサイド類、酸化エチ
レン縮合型界面活性剤及びアルキルグリコシド類から選
ばれる1種又は2種以上が好ましい。
は、特に制限されないが配合安定性の点からポリオキシ
アルキレン基を有するものが望ましい。
性界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキル
エーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエー
テル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエ
ーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルアリー
ルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンモノ−又はジ
−アルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシアルキレンモ
ノ−又はジ−アルケニルエーテルリン酸塩、ポリオキシ
アルキレンモノ−又はジフェニルエーテルリン酸塩、ポ
リオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩、ポ
リオキシアルキレンアルケニルエーテルカルボン酸塩、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル酢酸塩、ポリオ
キシアルキレンアルケニルエーテル酢酸塩等が挙げられ
るが、このうちポリオキシアルキレンアルキルエーテル
硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル酢酸塩及び
ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル酢酸塩が特に
好ましい。
ミン等のアルカリ剤(0.1〜15%)、増粘剤、顔
料、着色剤、香料、殺菌剤、防腐剤及び組成物総重量を
100%とする量の水等を配合することができる。
混合することにより製造され、そのpHは好ましくは3〜
12、より好ましくは5〜10の範囲で、特に好ましく
は6〜8の範囲である。これ以外の範囲では手荒れ等の
問題が生じることがある。
ーロー、強化プラスチック(FRP)、ステンレス、木
等からなる浴槽、風呂釜の洗浄用として、すなわち、浴
室用洗浄剤や、洗面台、流し台等の硬質表面用洗浄剤と
して好適である。
明するが、本発明はこれらにより何ら制限されるもので
はない。
除去力及び起泡力、すすぎ性の評価を行なった。表中の
数字は重量%を示す。なお、実施例1、2、4及び5は
参考例である。
台の流しの部分の汚れを、スポンジにてこすり洗いし、
洗浄力及び洗浄時の起泡力、すすぎ性を評価した。評価
点は以下の通りである。
評価し、n=5の平均値を評点とした。 5:汚れ落ちが非常に良好。 4:汚れ落ちが良好。 3:汚れ落ちにむらがある。 2:若干汚れが落ちる程度。 1:ほとんど汚れが落ちない。
いる際の起泡力を、視覚により評価した。 ○:起泡力非常に良好。 △:起泡力やや良好。 ×:起泡力あまり良好でない。
後、シャワーですすぎ、その時の排水口付近のすすぎ性
(泡切れ性)を視覚により評価した。 ○:すすぎ性非常に良好。 △:すすぎ性やや良好。 ×:すすぎ性あまり良好でない。
を配合した本発明組成物は洗浄力、起泡力及びすすぎ性
に優れており、これに成分(d)を配合した組成物は更
に洗浄力が向上することがわかる。
除去力、起泡性及びすすぎ性の評価を行なった。表中の
数字は重量%を示す。なお、実施例6及び7は参考例で
ある。
着したポリプロピレン製洗面器及び風呂いす汚れを、洗
浄剤組成物を含ませたスポンジにてこすり洗いをし、洗
浄力の評価を行なった(洗浄力A)。また、FRP製の
浴槽に、成人4人が入浴し、1晩放置し、その後排水し
約1週間自然乾燥させた浴槽の汚れに対して、スポンジ
で軽くこすった場合の洗浄力評価を行なった(洗浄力
B)。また同時に、起泡力とすすぎ性の評価も実施例1
と同様にして行なった。評価点は以下の通りである。
及び皮脂の両者が付着した汚れに対する洗浄力が優れて
おり、かつ起泡性及びすすぎ性も良好であることがわか
る。
カム汚れや皮脂汚れに対する洗浄力が極めて強く、かつ
起泡力、すすぎ性が良好であり、浴室、洗面台等の硬質
表面の洗浄に有用である。
Claims (4)
- 【請求項1】次の成分(a)、(b)及び(c): (a)一般式(2) 【化1】 〔式中、R 3 は炭素数6〜20の直鎖又は分岐鎖のアル
キル又はアルケニル基を示し、Xはハロゲン原子又はア
ルキル硫酸残基を示す〕で表される第4級アンモニウム
塩から選ばれるカチオン界面活性剤; (b)一般式(4)、(5)、(6)及び(7) 【化2】 〔式中、R7 は炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖のアル
キル又はアルケニル基を示し、R8 及びR9 は同一又は
異なって水酸基が置換していてもよい炭素数1〜5のア
ルキル基を示し、R10は炭素数7〜21の直鎖又は分岐
鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、Yは水素原子又
は水酸基を示し、r、s及びtは1〜3の整数を示し、
uは1〜5の整数を示し、vは1以上の整数を示し、w
とxとは0≦w+x≦4である整数を示す〕で表される
ベタイン類から選ばれる両性界面活性剤; (c)一般式(8) 【化3】 (式中、R11は炭素数7〜17の直鎖又は分岐鎖のアル
キル又はアルケニル基を示し、Mは水素原子、アルカリ
金属、アンモニア又はアルカノールアミンを示す)で表
される脂肪酸又はその塩; を含有し、成分(a)と(b)の重量比が(a)/
(b)=7/3〜1.5/8.5で、かつ成分(a)と
(b)の含有量の和と成分(c)の重量比が(a+b)
/(c)=20/1〜1/1である液体洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 成分(a)、(b)及び(c)の含有量
の和が0.3〜30重量%である請求項1記載の液体洗
浄剤組成物。 - 【請求項3】 更に水溶性溶剤(d)を含有する請求項
1又は2記載の液体洗浄剤組成物。 - 【請求項4】 更に金属イオン封鎖剤(e)を含有する
請求項1、2又は3記載の液体洗浄剤組成物。
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