JP3324224B2 - 電気機器の端子装置 - Google Patents
電気機器の端子装置Info
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- JP3324224B2 JP3324224B2 JP24449893A JP24449893A JP3324224B2 JP 3324224 B2 JP3324224 B2 JP 3324224B2 JP 24449893 A JP24449893 A JP 24449893A JP 24449893 A JP24449893 A JP 24449893A JP 3324224 B2 JP3324224 B2 JP 3324224B2
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- terminal member
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路遮断器や漏電遮断
器等の電気機器の端子装置に関する。
器等の電気機器の端子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気機器の端子装置は、複数の端
子部材を電線導体の接続方向に並んだ状態で階段状に配
設されたものがあった。
子部材を電線導体の接続方向に並んだ状態で階段状に配
設されたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上述した電
気機器の端子装置にあっては、上段の端子部材に電線導
体を接続すると下段の端子部材の結線が邪魔になった
り、両方の端子部材に電線導体を接続した状態で下段の
端子部材の増締めが困難になったりするという問題があ
った。
気機器の端子装置にあっては、上段の端子部材に電線導
体を接続すると下段の端子部材の結線が邪魔になった
り、両方の端子部材に電線導体を接続した状態で下段の
端子部材の増締めが困難になったりするという問題があ
った。
【0004】本発明は、かかる事由に鑑みて成したもの
で、その目的とするところは、複数の端子部材を順序な
く接続できるとともに増締めも容易にできる電気機器の
端子装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、複数の端子部材を順序な
く接続できるとともに増締めも容易にできる電気機器の
端子装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1記載の電気機器の端子装置は、両側に外
壁を有するボディと、このボディの外壁間で電線導体接
続方向に対して互いに異なる距離として階段状となるよ
う配設され電線導体を接続する第1及び第2端子部材
と、を備えた電気機器の端子装置において、前記第1及
び第2端子部材は、その上部からみたときに電線導体同
士が重合しないよう、電線導体接続方向からの中心部を
相互にずらした位置に配設されるとともに、ボディの上
段の端子部材及び外壁間に操作ハンドルを設けた構成と
してある。
めに、請求項1記載の電気機器の端子装置は、両側に外
壁を有するボディと、このボディの外壁間で電線導体接
続方向に対して互いに異なる距離として階段状となるよ
う配設され電線導体を接続する第1及び第2端子部材
と、を備えた電気機器の端子装置において、前記第1及
び第2端子部材は、その上部からみたときに電線導体同
士が重合しないよう、電線導体接続方向からの中心部を
相互にずらした位置に配設されるとともに、ボディの上
段の端子部材及び外壁間に操作ハンドルを設けた構成と
してある。
【0006】請求項2記載の電気機器の端子装置は、請
求項1のものの操作ハンドルに、操作する方向に対して
直交する方向に突出する操作部を設けた構成としてあ
る。
求項1のものの操作ハンドルに、操作する方向に対して
直交する方向に突出する操作部を設けた構成としてあ
る。
【0007】請求項3記載の電気機器の端子装置は、請
求項1又は請求項2のもののボディの上段の端子部材を
接地側とした構成としてある。
求項1又は請求項2のもののボディの上段の端子部材を
接地側とした構成としてある。
【0008】
【作用】請求項1記載の構成によれば、上段の端子部材
に電線導体を接続すると接続された電線導体が下段の端
子部材の電線導体接続方向からの中心部に重合しない。
また、上段の端子部材及び外壁間の余分なスペースを有
効に使用することができる。
に電線導体を接続すると接続された電線導体が下段の端
子部材の電線導体接続方向からの中心部に重合しない。
また、上段の端子部材及び外壁間の余分なスペースを有
効に使用することができる。
【0009】請求項2記載の構成によれば、請求項1の
作用に加え、操作ハンドルをつまむ部分が多くとれる。
作用に加え、操作ハンドルをつまむ部分が多くとれる。
【0010】請求項3記載の構成によれば、請求項1又
は請求項2の作用に加え、電源側の端子部材には接触し
にくいものとなる。
は請求項2の作用に加え、電源側の端子部材には接触し
にくいものとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第一実施例を図1乃至図4に
基づいて説明する。なお、本実施例では、漏電遮断器に
用いられている。
基づいて説明する。なお、本実施例では、漏電遮断器に
用いられている。
【0012】1 はボディで、プラスチック等の絶縁材料
にて形成され、図2に示すように、その中央に電路の電
源側を開閉するハンドル4 と漏電表示用釦5 とリセット
釦6等が配設されるとともに、この中央部を挟む一方側
に入力用の端子部材7,7 が、他方側に出力用の端子装置
である第1端子部材2 及び第2端子部材3 がそれぞれ配
設されている。また、この第1端子部材2 及び第2端子
部材3 を配設するためのボディ1 の短手方向両側 (第1
端子部材2 及び第2端子部材3 両端間) には、外壁8,8
が形成されている。一方の外壁8 は、他方の外壁8 より
も低く形成され、後述する操作ハンドルの操作部を突出
させることができるようになっている。さらに、低い一
方の外壁8 と平行な位置には、内壁9 が形成され、第1
端子部材2 との絶縁がとれるようになっている。
にて形成され、図2に示すように、その中央に電路の電
源側を開閉するハンドル4 と漏電表示用釦5 とリセット
釦6等が配設されるとともに、この中央部を挟む一方側
に入力用の端子部材7,7 が、他方側に出力用の端子装置
である第1端子部材2 及び第2端子部材3 がそれぞれ配
設されている。また、この第1端子部材2 及び第2端子
部材3 を配設するためのボディ1 の短手方向両側 (第1
端子部材2 及び第2端子部材3 両端間) には、外壁8,8
が形成されている。一方の外壁8 は、他方の外壁8 より
も低く形成され、後述する操作ハンドルの操作部を突出
させることができるようになっている。さらに、低い一
方の外壁8 と平行な位置には、内壁9 が形成され、第1
端子部材2 との絶縁がとれるようになっている。
【0013】第1端子部材2 及び第2端子部材3 は、図
1及び図2に示すように、ボディ1の外壁8,8間で電線導
体(図示せず)の接続方向に対して互いに異なる距離と
して階段状となるよう配設されるとともに、電線導体
(図示せず)を接続した状態でその上部からみたときに
電線導体同士が重合しないよう、電線導体接続方向から
の中心部2a,3a を相互にずらした位置に配設されてい
る。この上段となる第1端子部材2 は、接地側の電線導
体が接続されるようになっており、接触して感電し難い
ようになっている。この第1端子部材2 及び第2端子部
材3 は、端子螺子10、螺子貫通孔を有した端子板11、電
線導体押え板12と、を備えている。また、前述した一方
の外壁8 及び内壁9 間には、電路の接地側を開閉するニ
ュートラルハンドル13 (操作ハンドル) が設けられてい
る。
1及び図2に示すように、ボディ1の外壁8,8間で電線導
体(図示せず)の接続方向に対して互いに異なる距離と
して階段状となるよう配設されるとともに、電線導体
(図示せず)を接続した状態でその上部からみたときに
電線導体同士が重合しないよう、電線導体接続方向から
の中心部2a,3a を相互にずらした位置に配設されてい
る。この上段となる第1端子部材2 は、接地側の電線導
体が接続されるようになっており、接触して感電し難い
ようになっている。この第1端子部材2 及び第2端子部
材3 は、端子螺子10、螺子貫通孔を有した端子板11、電
線導体押え板12と、を備えている。また、前述した一方
の外壁8 及び内壁9 間には、電路の接地側を開閉するニ
ュートラルハンドル13 (操作ハンドル) が設けられてい
る。
【0014】ニュートラルハンドル13は、つまむ部分を
多くとって操作し易くするために、一方の外壁8 及び内
壁9(操作する方向に対して直交する方向) に突出する操
作部13a を設けている。このニュートラルハンドル13
は、図2において左右方向に操作可能となっており、操
作することによってボディ1 内の接地側接点を開閉する
のである。
多くとって操作し易くするために、一方の外壁8 及び内
壁9(操作する方向に対して直交する方向) に突出する操
作部13a を設けている。このニュートラルハンドル13
は、図2において左右方向に操作可能となっており、操
作することによってボディ1 内の接地側接点を開閉する
のである。
【0015】この実施例によれば、第1端子部材2 と第
2端子部材3 を、その上部からみたときに電線導体同士
が重合しないよう、電線導体接続方向からの中心部2a,3
a を相互にずらした位置に配設したので、電線導体を第
1及び第2端子部材のどちらから接続しても他の端子部
材の結線の邪魔にならず、増締めも容易にできる。ま
た、上段となる第1端子部材2 を接地側としたので、電
源側となる第2端子部材3 には接触しにくいものとなる
ので、感電し難いものとなる。さらに、一方の外壁8 及
び内壁9 間 (上段となる第1端子部材2 間) にニュート
ラルハンドル13 (操作ハンドル) を設けたので、余分な
スペースを有効に使用することができ、ボディ1 をコン
パクト化することができる。また、ニュートラルハンド
ル13(操作ハンドル) に、操作する方向に対して直交す
る方向に突出する操作部13を設けたので、ニュートラル
ハンドル13をつまむ部分が多く取れ、ニュートラルハン
ドル13を操作することが容易となる。
2端子部材3 を、その上部からみたときに電線導体同士
が重合しないよう、電線導体接続方向からの中心部2a,3
a を相互にずらした位置に配設したので、電線導体を第
1及び第2端子部材のどちらから接続しても他の端子部
材の結線の邪魔にならず、増締めも容易にできる。ま
た、上段となる第1端子部材2 を接地側としたので、電
源側となる第2端子部材3 には接触しにくいものとなる
ので、感電し難いものとなる。さらに、一方の外壁8 及
び内壁9 間 (上段となる第1端子部材2 間) にニュート
ラルハンドル13 (操作ハンドル) を設けたので、余分な
スペースを有効に使用することができ、ボディ1 をコン
パクト化することができる。また、ニュートラルハンド
ル13(操作ハンドル) に、操作する方向に対して直交す
る方向に突出する操作部13を設けたので、ニュートラル
ハンドル13をつまむ部分が多く取れ、ニュートラルハン
ドル13を操作することが容易となる。
【0016】なお、本実施例によれば、第1端子部材及
び第2端子部材の中止部を相互にずらす量は、電線導体
を接続した状態で電線導体同士が重合しない量以上であ
ればよい。
び第2端子部材の中止部を相互にずらす量は、電線導体
を接続した状態で電線導体同士が重合しない量以上であ
ればよい。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の電気機器の端子装置によ
れば、上段の端子部材に電線導体を接続すると接続され
た電線導体が下段の端子部材の電線導体接続方向からの
中心部に重合しないので、電線導体を第1及び第2端子
部材のどちらから接続しても他の端子部材の結線の邪魔
にならず、増締めも容易にできる。また、上段の端子部
材及び外壁間の余分なスペースを有効に使用することが
でき、ボディをコンパクト化することができる。
れば、上段の端子部材に電線導体を接続すると接続され
た電線導体が下段の端子部材の電線導体接続方向からの
中心部に重合しないので、電線導体を第1及び第2端子
部材のどちらから接続しても他の端子部材の結線の邪魔
にならず、増締めも容易にできる。また、上段の端子部
材及び外壁間の余分なスペースを有効に使用することが
でき、ボディをコンパクト化することができる。
【0018】請求項2記載の電気機器の端子装置によれ
ば、操作ハンドルをつまむ部分が多くとれるので、請求
項1記載の効果に加え、操作ハンドルを操作することが
容易となる。
ば、操作ハンドルをつまむ部分が多くとれるので、請求
項1記載の効果に加え、操作ハンドルを操作することが
容易となる。
【0019】請求項3記載の電気機器の端子装置によれ
ば、電源側の端子部材には接触しにくいものとなるの
で、請求項1又は請求項2記載の効果に加え、安全性を
向上することができる。
ば、電源側の端子部材には接触しにくいものとなるの
で、請求項1又は請求項2記載の効果に加え、安全性を
向上することができる。
【図1】本発明を適用した回路遮断器を示す側面図であ
る。
る。
【図2】図1のものの上面図である。
【図3】図1のもののニュートラルハンドル側からみた
側面図である。
側面図である。
【図4】図3のもののニュートラルハンドル近傍の背面
断面図である。
断面図である。
1 ボディ 2 第1端子部材 2a 第1端子部材の中心部 3 第2端子部材 3a 第2端子部材の中心部 8 外壁 13 ニュートラルハンドル (操作ハンドル) 13a 操作部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−97410(JP,U) 実開 平1−159510(JP,U) 実開 平7−11742(JP,U) 実公 昭45−17055(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 73/20 H01H 71/08
Claims (3)
- 【請求項1】 両側に外壁を有するボディと、このボデ
ィの外壁間で電線導体接続方向に対して互いに異なる距
離として階段状となるよう配設され電線導体を接続する
第1及び第2端子部材と、を備えた電気機器の端子装置
において、 前記第1及び第2端子部材は、その上部からみたときに
電線導体同士が重合しないよう、電線導体接続方向から
の中心部を相互にずらした位置に配設されるとともに、
ボディの上段の端子部材及び外壁間に操作ハンドルを設
けたことを特徴とする電気機器の端子装置。 - 【請求項2】 前記操作ハンドルに、操作する方向に対
して直交する方向に突出する操作部を設けたことを特徴
とする請求項1記載の電気機器の端子装置。 - 【請求項3】 前記ボディの上段の端子部材を接地側と
したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電気
機器の端子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24449893A JP3324224B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 電気機器の端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24449893A JP3324224B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 電気機器の端子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07105820A JPH07105820A (ja) | 1995-04-21 |
JP3324224B2 true JP3324224B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=17119569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24449893A Expired - Fee Related JP3324224B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 電気機器の端子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3324224B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3591337B2 (ja) * | 1998-10-30 | 2004-11-17 | 松下電工株式会社 | 回路遮断器 |
FR2787238B1 (fr) * | 1998-12-15 | 2001-03-16 | Schneider Electric Ind Sa | Appareil electrique modulaire tel un disjoncteur |
JP6318378B2 (ja) * | 2013-11-07 | 2018-05-09 | 日東工業株式会社 | 切替開閉器 |
JP6858086B2 (ja) * | 2017-06-28 | 2021-04-14 | 日東工業株式会社 | 送り端子台 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24449893A patent/JP3324224B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07105820A (ja) | 1995-04-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011204 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020604 |
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