JP3322397B2 - 積層位相差板 - Google Patents
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Description
し、特に、ゲストホスト液晶を用い、偏光板を用いな
い、明るい反射型液晶表示素子に用いる積層位相差板に
関する。
液晶分子の配向によっていくつかのモードがある。最も
普及しているのは、捻れネマチック(TN)モードであ
り、その他にホメオトロピック(垂直)配向やホモジニ
アス(水平)配向の複屈折モード、ゲストホストモード
等がある。
ク液晶を、水平配向処理を施した電極付き基板の間に挟
み、液晶分子長軸が基板間で90°だけ連続的に捩れた
状態を安定状態としたものである。この場合、基板に垂
直に入射した直線偏光の偏波面は、液晶の配向に沿って
90°だけ回転する。従って、偏光子と検光子を直交さ
せておけば、白表示となる。また、電圧印加によって液
晶分子が立つと、入射した直線偏光がそのまま液晶層を
進むため、検光子により吸収されて黒表示となる。
は偏光板を必要とするので、自然光の一方の偏光は吸収
されてしまう。このため、理想状態においても、透過率
は50%以上とならず、通常、20〜30%程度であ
る。従って、特に外光を利用する反射型液晶を用いる
と、非常に暗い表示となってしまう。
図4に示すような相転移ゲストホストモードがあり、明
るく、コントラストの高いモードとして現在最もよく研
究されている。そして、このモードを使ったマルチカラ
ー反射型TFT液晶パネルが試作されている(例えば、
S.Mitsui,Y.Shimada et a
l.,SID′92,pp437−440)。二色性色
素と、捩れピッチの比較的短いコレステリック液晶とを
混合したゲストホスト液晶を基板の間に挟むと、図4
(a)に示すように、捩れの螺旋が基板に垂直な方向に
配向する。この場合、入射光は色素に吸収され、例え
ば、黒の色素を用いれば黒表示となる。二色性色素は液
晶分子の長軸方向に沿った吸収軸を有するので、入射し
た直線偏光が液晶分子によって旋光されない方が吸光度
は高くなる。このため、複屈折率Δnのできるだけ小さ
いホスト液晶が用いられる。この液晶に電圧を印加する
と、まず、図4(b)に示すように螺旋軸が基板に水平
となり、さらに電圧を印加すると、捩れが解けて図4
(c)に示すような垂直配向となる。この場合、色素の
吸光度が小さいために、背後の反射板の色が明るく見え
る。
したり、色素濃度を上げると、コントラストは上がる
が、明るさが低下するといった性質がある。尚、暗状態
と明状態の透過率(又は反射率)の対数の比率を「二色
性比」と呼んで、ゲストホスト液晶の性能の指標として
いる。二色性比が大きいほど明るく、コントラストの高
い表示が得られる。相転移ゲストホストモードにおいて
二色性比を高くするためには、複屈折率Δnを小さくす
ることの他に、セル厚dと液晶の捩れピッチpとの比率
d/pを大きくすることが有効である。しかし、d/p
を大きくすればするほど駆動電圧が高くなるといった副
作用がある。通常用いられているd/pの値は2程度で
あり、駆動電圧は10V前後と高く、TNモードの2倍
以上である。また、電圧を上げていくときと、下げてい
くときの閾値電圧が異なり、ヒステリシスを示す。この
ため、中間調表示は困難である。また、無電圧状態と飽
和状態との間に螺旋軸の方向が変わる中間状態を経るの
で、マトリクス駆動には適していない。
は、図5に示すように、ホモジニアス(水平)配向させ
たゲストホスト液晶の背後に1/4波長板31と反射板
32を配置したモードがある(例えば、アプライド フ
ィジックス レターズ、30巻、12号、619頁、
H.S.Cole and R.A.Kashnow
(1977))。無電圧状態においては、図5(a)の
水平配向した液晶分子に平行な入射偏光は往路で色素に
吸収されてしまう。また、水平配向した液晶分子に垂直
な直線偏光は、液晶層を透過した後、往路の1/4波長
板31を通って円偏光となり、反射板32で反射されて
逆回りの円偏光となる。水平配向した液晶分子に垂直な
直線偏光は、さらに復路の1/4波長板31を通って1
/2波長だけ位相がシフトし、液晶分子に水平な直線偏
光に変換されて液晶層に戻り、液晶中の二色性色素に吸
収されてしまう。このため、表示が暗くなる。一方、電
圧を印加すると、図5(b)に示すような垂直配向とな
り、液晶層における光の吸収が少なくなる。このため、
表示が明るくなる。
/4波長板を用いたものは、コントラストが非常に低い
ために、ほとんど注目されていなかった。このようにコ
ントラストが低いのは、光の入射角に依存して位相差が
異なるために、1/4波長板を往復した光が完全には直
線偏光に変換されず、復路で色素に吸収されない成分が
生じるからである。以下、このことを詳細に説明する。
すなわち、光の一方の偏光(液晶分子長軸に平行)は二
色性色素に吸収される。液晶分子長軸に垂直な偏光は液
晶層を透過し、位相差板へ入射する。位相差板として通
常の1/4波長板を用い、偏光と45°の角度をなす遅
相軸方向の主屈折率をnp 、遅相軸と直交する進相軸方
向の主屈折率をns とする。液晶層を透過した偏光が、
液晶分子長軸と基板法線とを含む面において入射角θで
入射するときの位相差は、入射角θに伴って小さくなる
複屈折と、入射角θに伴って大きくなる距離との積によ
って表記され、下記(数1)のようになる。
は、近似的に下記(数2)のようになり、入射角θが増
大すると、cosθに比例して減少する。
を含む面においては複屈折は角度によらないため、位相
差は下記(数3)のようになり、入射角θが増大する
と、cosθに反比例して急激に増加する。
きに位相差板の位相差がλ/4となるように設定して
も、入射角θが30゜程度傾くだけで位相差板の位相差
は大きく変わり、復路で色素に吸収されない光が生じて
コントラストは極めて低くなる。
アス配向で、閾値特性の急峻性が不十分であるため、マ
トリクス駆動が可能な画素数はわずかである。
て、TNモードの捩れを大きくした超捩れネマチック
(STN)モードがあり、このモードにおいても位相差
板が用いられている。偏光板の間にSTN液晶を挟む
と、捩れピッチが短いために複屈折色を呈する。そし
て、この複屈折量(位相差)が電圧によって変化するこ
とにより、表示の色が変わる。STN液晶の色付きを無
くすために、近年、高分子からなる位相差板を用いる技
術が著しく発達してきた。STN液晶の複屈折によって
生じる色付きを打ち消すためには、通常、位相差が40
0〜500nm程度の高分子位相差板が用いられる。し
かし、この色消しのための位相差板に入射角依存性があ
ると、視角方向によって表示が色づく等の欠点が生じる
ので、これを解消する以下のような提案がなされている
(例えば、Y.Fujimura,T.Nagatuk
a,H.Yoshimi and T.Shimomu
ra:SID′91 Digest,35.1(199
1))。
p >ns 、np の方向を遅相軸方向、ns の方向を進相
軸方向と呼ぶ)に対して、通常、厚み方向の主屈折率n
z はns と等しいかやや小さい。液晶パネルを正面から
見る場合にはnz は関係しないが、液晶パネルを斜めか
ら見る場合にはnz の成分が複屈折量に入ってくる。上
記(数3)に相当する方向、すなわち液晶分子短軸と基
板法線を含む面内の方向からは、nz をns よりも大き
くすることにより、斜めから見たときの複屈折率が小さ
くなり、光路が長くなるので、相殺されて位相差の変化
は小さくなる。
によれば、下記(数4)の関係を満たす場合において、
位相差の入射角依存性が最も小さくなる。
相差板として、日東電工(株)製の3次元屈折率制御位
相差フィルムNRZがある。この位相差フィルムNRZ
においては、ポリカーボネートの延伸方法を工夫するこ
とにより、厚み方向の主屈折率nz も制御されている。
の位相差フィルムを貼合わせることによっても、上記
(数4)の条件を満たす位相差板が実現される。
のであり、例えば、偏光板の無い明るく、コントラスト
の高い反射型液晶表示素子に用いる積層位相差板を提供
することを目的とする。
め、本発明に係る積層位相差板の構成は、屈折率の波長
依存性が小さい位相差板Aと、屈折率の波長依存性が大
きく、かつ、位相差が前記位相差板Aよりも小さい位相
差板Bとを、遅相軸をほぼ直交させて貼り合わせた積層
位相差板であって、前記位相差板Bの厚み方向の屈折率
nzBが遅相軸方向の屈折率npBよりも大きいことを特徴
とする。この積層位相差板の構成によれば、屈折率の波
長依存性が小さい位相差板Aと、屈折率の波長依存性が
大きく、かつ、位相差が前記位相差板Aよりも小さい位
相差板Bとを、遅相軸をほぼ直交させて貼り合わせた積
層位相差板であって、前記位相差板Bの厚み方向の屈折
率n zBが遅相軸方向の屈折率npBよりも大きいことを特
徴とするものであるため、位相差の入射角依存性を補償
しつつ、波長に比例して位相差が単調増加する積層位相
差板が実現される。従って、全ての波長に対して反射光
が無くなり、色付き表示が低減すると共に、コントラス
トもさらに高くなる。
おいては、位相差板Bの厚み方向の屈折率nzBと遅相軸
方向の屈折率npBの差と、位相差板Bの厚みdB との積
(n zB−npB)×dB が、積層位相差板の位相差のほぼ
半分であるのが好ましい。この好ましい例によれば、位
相差の入射角依存性がさらに小さくなる。また、この場
合には、位相差板Aがポリプロピレン又はポリビニルア
ルコールからなり、位相差板Bがポリカーボネートから
なるのが好ましい。
をさらに具体的に説明する。
る二色性比が高く、反射型カラー液晶に最適として、相
転移ゲストホストモードが研究されてきた。一方、本発
明の液晶表示素子は、1/4波長板を用いたゲストホス
トモードと、入射角依存性を無くした位相差板とを組み
合わせたものであり、これにより従来のものと比較して
二色性比が2割も高い表示が得られる。
差が400nm前後のフィルムが用いられていたが、位
相差のさらに小さいフィルムも作製可能である。入射角
が変わっても位相差の変化が極めて小さい位相差板の位
相差をλ/4相当まで小さくし、この位相差板をゲスト
ホスト液晶の背後に配置すれば、従来の1/4波長板を
用いたものでは非常に低かったコントラストが著しく高
くなる。
アス配向であったため、閾値特性の急峻性が得られず、
マトリクス駆動には適さなかったが、STN液晶で明ら
かなように、捩れ配向を与えることにより閾値特性の急
峻性が向上する。ところが、STN液晶では、複屈折に
よって入射直線偏光が楕円偏光となるような捩れに設定
されており、このような条件の下では、色素による吸光
度が低下してしまう。しかし、捩れ配向が導波路となる
モーガンの極限の条件を満たせば、入射した直線偏光の
偏波面が液晶分子長軸に沿って旋光するため、ホモジニ
アス配向の場合と同様の吸光度が得られる。ここで、モ
ーガンの極限の条件とは、液晶の複屈折をΔn、捩れピ
ッチをp、入射光の波長をλとした場合に下記(数5)
によって表記される条件である。
をさらに詳細に説明する。
液晶表示素子の第1の実施の形態を示す断面図である。
図1に示すように、ガラスからなる上基板1の上には、
酸化インジウム錫からなる行電極3a、3b及び3cが
形成されている。また、同じくガラスからなる下基板2
の上には、酸化インジウム錫からなる列電極4が形成さ
れている。また、行電極3a、3b及び3cと列電極4
の上には、ポリイミド配向膜5が印刷され、どちらの基
板も紙面の右から左の方向へラビング処理が施されてい
る。そして、これらの基板は、球形スペーサを用いて1
2μmの間隔で貼り合わされ、その周囲にはシール樹脂
6が塗布されている。これにより、空セルが形成されて
いる。
n=0.23)に微量のカイラル剤S−811を混合し
てピッチ24μmのカイラルネマチック液晶とし、そこ
へアントラキノン系の二色性色素を複数色混合した黒の
二色性色素11を1%溶解してゲストホスト液晶を生成
し、このゲストホスト液晶を上記空セルに注入した。こ
れにより、液晶パネル12が形成されている。
たところ、液晶はセル内で180°捩れ、超ねじれネマ
チック構造7が実現された。透過偏光顕微鏡を用いてこ
のセルを観察したところ、上基板1の上の液晶分子8の
長軸に平行な偏光9は吸収され、液晶分子8の長軸に垂
直な偏光10は透過してくるのが確認された。すなわ
ち、入射した直線偏光はいずれも捩れに沿って旋光し、
一方は二色性色素11に吸収され、他方はほとんど吸収
されずに透過して破線の矢印16、16’のように進行
する。上記(数5)に示すモーガンの極限の条件式にこ
の液晶パネル12の定数を当てはめると、捩れピッチp
が24μm、液晶の複屈折Δnが0.23であるため、
波長690nmまでのほとんどの可視光が上記(数5)
を満たしており、実験と一致していることが分かる。相
転移ゲストホストモードの場合は、液晶の複屈折は小さ
い方が良かったが、本実施の形態の液晶表示素子におい
ては、応答速度を上げるために、液晶の複屈折を大きく
して、液晶層が薄くてもモーガンの極限値を超えるよう
にした。
である日東電工(株)製のNRZで、波長550nmの
入射光に対して140nmの位相差を与える位相差板1
3が配設されており、さらに、位相差板13の背後には
拡散アルミ反射板14が配設されている。位相差板13
の延伸方向(複屈折の主軸方向)は、下基板2の上の液
晶分子15の長軸(配向方向)に対して45°の角度を
なす方向に向けられており、この方向の主屈折率np と
面内でこれに直交する主屈折率ns との差と、位相差板
13の厚みdとの積は140nm、ns 、np と厚み方
向の主屈折率n z との差と、位相差板13の厚みdとの
積は70nmである。これにより、波長550nmの光
は、およそ±50°の、どの方向から位相差板13に入
射した偏光も1/2波長だけ回転し、入射偏光と直交す
る直線偏光17、17’となって、液晶層へ戻る。そし
て、この直線偏光17、17’は、往路と同様に液晶分
子長軸に沿って旋光し、二色性色素11に吸収される。
このため、反射光は無くなる。
ボネートである場合には、位相差の波長分散(波長依
存)が比較的大きく、特に青の波長は複屈折量Δnd/
λが大きくなるので、吸収されない成分が多く、少し青
っぽい表示となる。STNモードの色消しのための位相
差板としては、液晶分子の複屈折の波長分散に合わせた
方がよりコントラストが高いため、位相差の波長分散が
大きいポリカーボネートが適していた。しかし、本発明
の場合には、色付き表示が低減し、コントラストも高く
なる点で、位相差の波長分散の小さいポリビニルアルコ
ールの方が適している。
0Hzの矩形波を印加すると、図1の液晶分子18と二
色性色素19が共に垂直配向となる。このため、色素の
吸光度が低下して、明るい表示となる。明暗部のコント
ラストを、通常の天井灯の室内照明の下で、輝度計を用
いて測定したところ、約8:1であった。
従来と同じ通常の1/4波長板と反射板を配置して測定
したところ、コントラストは約2.3であった。
電圧平均化法によってマトリクス駆動すると、デューテ
ィー比1/32でコントラスト4.5が得られた。尚、
ホモジニアス配向ではデューティー比1/4程度が限度
である。また、パルス幅変調によって中間実効電圧を与
えれば、階調表示も容易であった。
も大きく250°以下であれば、閾値特性の急峻性がよ
り向上し、マトリクス駆動の可能な画素数が増える。し
かし、この場合においても、モーガンの極限値以上の捩
れピッチが保たれなければならないので、同じ液晶を用
いればセル厚が増す。そして、このセル厚は通常のST
N液晶の場合よりも大きいので、応答速度はかなり遅く
なる。液晶の捩れが180°の場合、応答速度は超捩れ
配向としては非常に速く、マトリクス駆動を行うときの
閾値特性の急峻性もある程度保たれるので、最もバラン
スの取れた条件といえる。
3として1/4波長板である日東電工(株)製のZNR
のを用いているが、必ずしもこれに限定されるものでは
なく、反射した偏光が1/2波長だけ回転する位相差板
であればよい。また、入射角依存性の補償の方法、及び
位相差も本実施の形態に挙げたものに限定されるもので
はない。例えば、通常の位相差70nmの一軸位相差板
に、位相差が−70nmの負の位相差板を貼り合わせて
も、位相差の入射角依存性は小さくなり、コントラスト
は従来よりも高くなる。
準となる波長として視感度の最も高い550nmを用い
るのが望ましいが、色表示の場合には、その表示色の波
長に合わせる必要がある。
の上の液晶分子15の長軸(配向方向)と位相差板13
の延伸軸(複屈折の主軸)の交差角を45°としている
が、必ずしもこの角度に限定されるものではなく、30
°〜60°の範囲の角度であれば、暗状態はかなり暗く
なり、コントラストの高い表示が実現される。
態においては、多数ラインのマトリクス駆動が可能とな
るように、水平配向膜を用いて180°ツイスト配向さ
せた。しかし、画素数の少ない表示パネルに用いる場合
には、閾値特性の急峻性が問題とならないので、二色性
比をより高くすることのできる配向状態を検討した。そ
の結果、配向膜として垂直配向膜を用い、液晶として誘
電率異方性が負のネマチック液晶を用いることにより、
二色性比がさらに大きくなることが分かった。なぜな
ら、水平配向膜は束縛力が大きいため、配向膜近傍の液
晶分子並びに二色性色素分子は、電圧が加わっても動か
ないので、やや暗くなるからである。これに対して、垂
直配向膜は束縛力が非常に小さいため、配向膜近傍の液
晶分子も応答し、大きな二色性比が得られる。
実施の形態を示す断面図である。液晶27としては、誘
電率異方性が負のメルク(株)製のZLI2806中に
ポジタイプの黒の二色性色素(分子が倒れたとき吸光す
る)を2%溶かしたものを使用した。配向膜25とし
て、日産化学(株)製のポリイミド系垂直配向膜SE1
211を両基板に塗布した。上基板には紙面右向きに、
下基板には紙面左向きに、互いに反平行となるようにラ
ビング処理を施した。そして、これらの基板を、球形ス
ペーサを用いて5μm間隔で貼り合わせた。このように
して形成された空セルに前記した液晶27を注入したと
ころ、基板法線から数度傾いた配向38、39が実現さ
れた。無電圧下においては、このようにほぼ垂直配向と
なるので、吸光されない。一方、電圧を印加すると、液
晶分子28及び色素分子31がラビング方向へ倒れて、
ほぼホモジニアス(水平)配向状態となるため、配向方
向に平行な偏光9は吸光されてしまう。上記第1の実施
の形態と同様に、入射角依存性を補償した1/4波長板
である位相差板13と反射板14をセルの背後に配置す
れば、往路で透過した偏光10は、位相差板13から再
び出射する時に180°だけ位相が回転し、復路で吸光
されてしまう。
態と同じ1/4波長板である日東電工(株)製のZNR
を用いた場合、反射率は50%、コントラストは15で
あった。二色性比に換算すれば、約4.9となる。比較
のために、同じ二色性色素を用いて、相転移ゲストホス
ト型液晶パネルを作製したところ、反射率が50%の場
合に、コントラストは約9であった。二色性比に換算す
れば、約4.2となる。このことから、本実施の形態の
液晶表示素子の方が、コントラストで約1.5倍、二色
性比で18%も大きいことが分かる。また、本実施の形
態の液晶表示素子の構成によれば、階調表示も可能で、
駆動電圧も5Vと低くなった。尚、1/4波長板として
入射角依存性を補償していない位相差板を用いた場合に
は、反射率が50%のときに、コントラストは4.5と
非常に低かった。
場合には、位相差の波長依存性が大きいために、表示が
色づいてしまう。入射角依存性を補償しつつ、波長に比
例して位相差が単調増加する位相差板が実現されれば、
全ての波長に対して反射光が無くなり、色付き表示が低
減すると共に、コントラストもさらに高くなる。本発明
者らは、このような位相差板を、日東電工(株)製の広
帯域波長フィルムを改良することによって実現し、上記
第1の実施の形態の液晶表示素子をさらに改良した。
広帯域波長フィルムの波長依存補償の原理について説明
する。この広帯域波長フィルムは、屈折率の波長依存性
の大きいフィルムa(ポリカーボネート)と波長依存性
の小さいフィルムb(ポリプロピレン)を重ね合わせる
ことによって構成されている。図6に、これらのフィル
ムa、bのΔndの波長依存性を示す。実線30a、3
0bはそれぞれのフィルムa、bの位相差を示してい
る。また、実線30cは、フィルムbと、フィルムbよ
りも薄いフィルムaとを、遅相軸を直交させて貼り合わ
せた積層フィルムのΔndを示している。すなわち、実
線30cは、フィルムbのΔndとフィルムaのΔnd
との差になり、単調増加の曲線を描く。また、点直線3
1は、Δnd=λ/4の場合の位相差を示したものであ
り、実線30cはこの点直線31に近く、どの波長に対
してもΔnd=λ/4という条件に近いことが分かる。
しかし、従来の広帯域波長フィルムにおいては、入射角
依存性が補償されていないため、NRZを使用した場合
よりもコントラストが低下してしまった。
の入射角依存性を補償する第1の手段としては、貼り合
わせる2種類のフィルムのいずれをも、入射角依存性が
小さくなる上記(数4)を満たすように、厚み方向の屈
折率を調整する方法がある。しかし、実際には、このよ
うな調整が困難な材料もあり、また、コスト高にも繋が
る。そこで、本実施の形態においては、通常のポリプロ
ピレンフィルムと、厚み方向の屈折率nz を大きくした
ポリカーボネートフィルムを貼り合わせることにより、
積層位相差板を構成した。
示す概念図である。ポリプロピレンフィルムの遅相軸方
向、進相軸方向、厚み方向の屈折率及び厚みをnp1、n
s1、nz1、d1 とし、ポリカーボネートフィルムの遅相
軸方向、進相軸方向、厚み方向の屈折率及び厚みを
np2、ns2、nz2、d2 とする。ポリプロピレンフィル
ムの進相軸とポリカーボネートフィルムの進相軸とを直
交させるのは従来と同じであるが、本実施の形態におい
ては、ポリカーボネートフィルム厚み方向の屈折率nz2
を遅相軸方向の屈折率np2よりも大きく設定している。
なぜなら、ポリプロピレンフィルムの位相差は、進相軸
方向の屈折率ns1を含む面内で入射角θが大きくなると
上記(数3)に従ってcosθに反比例して大きくなる
が、もしnz2=np2であれば、ポリカーボネートフィル
ムの位相差がcosθに反比例し、積層位相差板全体の
位相差もcosθに反比例して大きくなるため、ポリカ
ーボネートフィルムの入射角依存性がさらに大きくなる
からである。
は下記(数6)のように表記され、仮想的には入射角依
存性を補償していない単層の1/4波長板と同じであ
る。
射角依存性を補正するために上記(数4)を当てはめれ
ば、下記(数7)の関係を満たすように設計した場合に
位相差の入射角依存性が最も小さくなることが予想され
る。
ムの厚み方向の屈折率nz2と遅相軸方向の屈折率np2の
差と、ポリカーボネートフィルムの厚みd2 との積(n
z2−n p2)×d2 が、積層位相差板の位相差のほぼ半分
であることを意味している。実際、図4の積層位相差板
のnz2を変えて観察したところ、これが事実であること
が確認された。本実施の形態においては、ポリプロピレ
ンフィルムの面内の複屈折(np1−ns1)×d1 が60
5nm、ポリカーボネートフィルムの面内のΔnd、す
なわち(np2−ns2)×d2 が465nm、(nz2−n
s2)×d2 が535nmとなる積層位相差板を使用し
た。但し、これらの位相差は波長550nmの光によっ
て測定した場合の値である。
積層位相差板を図2の構成を有する液晶表示素子に用い
たところ、無電圧状態における反射率は約50%、5V
印加時のコントラストは約20となり、明るく、高コン
トラストで、しかも無彩色の白黒コントラスト表示が実
現された。また、二色性比に換算すると、5.3とな
る。すなわち、相転移ゲストホスト型液晶パネルの場合
と比較して、コントラストは2倍となり、二色性比は2
6%も大きくなる。尚、入射角依存性と波長依存性の両
方を補償できる本発明の積層位相差板においては、波長
依存性の大きいポリカーボネートフィルムの厚み方向の
屈折率nz2が遅相軸方向の屈折率np2よりも大きいが、
積層位相差板全体としては上記(数4)を満足する。
ns1)×d1 =605nm、nz1=ns1、(np2−
ns2)×d2 =465nm、(nz2−ns2)×d2 =5
35nmであるため、これらの関係式から、積層位相差
板の遅相軸方向、進相軸方向、厚み方向の平均屈折率N
p 、Ns 、Nz は、下記(数8)〜(数10)のように
表記される。
11)の関係式が導かれ、(数9)−(数10)より、
下記(数12)の関係式が導かれる。
り、下記(数13)の関係式が導かれる。
式であり、位相差の入射角依存性が最も小さくなること
を示している。すなわち、本積層位相差板は、本発明の
液晶表示素子の位相差板として有用である。
板の位相差をλ/4としているが、本発明の液晶表示素
子以外に使用する場合には、上記(数7)のλ/8の代
わりにφ/2(φは位相差)を代入した条件を満たすよ
うに一方の位相差板を設計することにより、位相差の波
長依存性と入射角依存性を補償した積層位相差板が得ら
れる。
差板の素材としてポリプロピレンとポリカーボネートを
用いているが、必ずしもこの構成に限定されるものでは
なく、積層位相差板を構成する2種類の材料のうち屈折
率の波長依存性が小さい材料としてポリビニルアルコー
ルを用いることもできる。
STNの複屈折モードにおいて用いられていた視野角補
償位相差板を、従来コントラストが非常に低いために注
目されていなかった1/4波長板を用いる反射型ゲスト
ホスト液晶と組み合わせたものである。これにより、従
来の反射型液晶の問題点がすべて解消され、明るく、非
常にコントラストの高い、かつ、階調表示も容易で、駆
動電圧の低い液晶表示素子が実現される。また、1/4
波長板の入射角依存性と波長依存性の両方を補償するこ
とのできる位相差板が実現され、これを本発明の液晶表
示素子に用いることにより、表示性能がさらに向上す
る。
は、ゲストホスト液晶がホモジニアス配向や相転移ゲス
トホストのように360°以上捩れていたため、マトリ
クス駆動は困難であった。しかし、本実施の形態のよう
に、ゲストホスト液晶を250°以下の捩れネマティッ
ク構造とし、この捩れネマティック構造の捩れピッチを
モーガンの極限値よりも大きくすれば、入射角依存性を
補償した位相差板と組み合わせることにより、単純マト
リクス駆動によってもコントラストの高い表示を実現す
ることが可能となる。
して多数の画素を駆動し、高透過率のマイクロカラーフ
ィルターを用いれば、反射型でカラー表示も可能にな
る。但し、本発明の液晶表示素子においては、液晶層の
背後に位相差板と反射板とが設けられるので、液晶層と
位相差板及び反射板との距離が大きい場合には二重像が
見える。このため、理想的には、位相差板と反射板が液
晶パネルの内部に設けられるのが望ましい。位相差板と
反射板を液晶パネルの外部に設ける場合には、液晶層と
位相差板との間に入る基板としてなるべく薄いもの、例
えばプラスチックフィルム基板等を用いるのが望まし
い。これにより、画素ピッチが細かい場合であっても、
二重像の問題はほぼ解消される。
位相差板によれば、位相差の入射角依存性を補償しつ
つ、波長に比例して位相差が単調増加する積層位相差板
が実現される。従って、全ての波長に対して反射光が無
くなり、色付き表示が低減すると共に、コントラストも
さらに高くなる。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
面図である。
す断面図である。
存特性図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 屈折率の波長依存性が小さい位相差板A
と、屈折率の波長依存性が大きく、かつ、位相差が前記
位相差板Aよりも小さい位相差板Bとを、遅相軸をほぼ
直交させて貼り合わせた積層位相差板であって、前記位
相差板Bの厚み方向の屈折率nzBが遅相軸方向の屈折率
npBよりも大きいことを特徴とする積層位相差板。 - 【請求項2】 位相差板Bの厚み方向の屈折率nzBと遅
相軸方向の屈折率npBの差と、位相差板Bの厚みdB と
の積(nzB−npB)×dB が、積層位相差板の位相差の
ほぼ半分である請求項1に記載の積層位相差板。 - 【請求項3】 位相差板Aがポリプロピレン又はポリビ
ニルアルコールからなり、位相差板Bがポリカーボネー
トからなる請求項2に記載の積層位相差板。
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