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JP3320179B2 - 輸液ポンプ - Google Patents

輸液ポンプ

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JP3320179B2
JP3320179B2 JP31805693A JP31805693A JP3320179B2 JP 3320179 B2 JP3320179 B2 JP 3320179B2 JP 31805693 A JP31805693 A JP 31805693A JP 31805693 A JP31805693 A JP 31805693A JP 3320179 B2 JP3320179 B2 JP 3320179B2
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JP
Japan
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slit
motor
stepping motor
infusion pump
duty ratio
Prior art date
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JP31805693A
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登志夫 古川
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Priority to US08/356,860 priority patent/US5522799A/en
Publication of JPH07171213A publication Critical patent/JPH07171213A/ja
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/14Detection of the presence or absence of a tube, a connector or a container in an apparatus
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    • A61M5/14228Pumping with an aspiration and an expulsion action with linear peristaltic action, i.e. comprising at least three pressurising members or a helical member
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S128/12Pressure infusion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S128/00Surgery
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チューブを順次押圧
して液を送出する輸液ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】リニアペリスタルティック方式の輸液ポ
ンプにおける輸液作動部は、壁部に設けられてチューブ
が装着される溝と、この溝に装着されたチューブを一方
向に順次閉塞する積層された複数枚のフィンガと、この
フィンガを駆動するカムから概略構成される。そして、
上記フィンガを、対応するカムによって上記チューブに
向かって位相をずらして順次前進後退させて、チューブ
を一方向に順次閉塞するのである。
【0003】上述のような輸液ポンプには、以下に述べ
るような種々の検知/制御手段が設けられている。
【0004】(1)チューブ誤装着検知 図26に示すごとく、輸液作動部1における上記フィン
ガ(図示せず)が出没する穴2の両側に感圧センサ3を設
置し、溝4にチューブが装着された際にチューブが感圧
センサ3上にはみ出すことによって各感圧センサ3から
の検出値が変化することから、チューブの誤装着を検知
する。
【0005】(2)下流閉塞検知 上記輸液作動部の下流側に感圧センサを設置し、あるい
は、上記輸液作動部を上流側と下流側とに分割した箇所
に感圧センサを設置し、下流側(送液側)の圧力上昇によ
って下流閉塞を検知する。尚、この下流閉塞の検知は、
チューブ誤装着検知用の感圧センサとは異なる感圧セン
サによって行われている。
【0006】(3)上流閉塞検知 上記輸液作動部の上流側に感圧センサを設置し、あるい
は、上記輸液作動部を上流側と下流側とに分割した箇所
に感圧センサを設置し、上流側(給液側)の圧力上昇によ
って上流閉塞を検知する。尚、この上流閉塞の検知は、
チューブ誤装着検知用の感圧センサとは異なる感圧セン
サによって行われている。
【0007】(4)モータの回転位置検知 上記カムが取り付けられているシャフトの先端部に当間
隔にスリットが設けられた回転検知用円板とホトセンサ
から成るエンコーダを取り付けて、上記スリットを透過
する光によって基準点からの回転位置を検知する。ある
いは、上記シャフトをパルスモータで駆動して、ホトセ
ンサから得たシャフトの1回転の基準点からのパルスモ
ータに印加したパルス数によって基準点からの回転位置
を検知する。
【0008】尚、上記積層されたフィンガのうち最下層
のフィンガがチューブを押圧している間は、チューブの
内容積が変化せず然も輸液作動部の出口が塞がれた状態
となるために薬液が送液されない状態となる(デッドバ
ンド)。そこで、上述のようにして検知したモータの回
転位置から上記デッドバンドの期間を予め検知して、そ
の期間におけるモータの速度制御を行うことも実施され
ている。
【0009】(5)駆動トルク制御(モータに印加する電
流制御) (4)によって検知した基準点からの位相を用いて、必要
とする位相での駆動トルクを制御している。また、モー
タに印加する電流を制御する際には、モータ入力電流を
段階的に低下させていき、ステッピングモータへ供給す
るパルス数を上記回転検知用円板のスリット通過時間に
供給すべきパルス数よりも多く設定してもスリット通過
時にカウントされるパルス数(すなわち、スリット通過
時間)に変化がない場合には、脱調(モータトルクが不足
してモータが空回りする状態)であると判断して上記モ
ータ入力電流を増加する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の輸液ポンプにおける検知/制御手段には以下に述べ
るような問題がある。
【0011】(イ)チューブ誤装着検知 (1)で述べたように、輸液作動部1の両側に設けられた
感圧センサ3からの検出値の変化によってチューブの誤
装着を検知するため、感圧センサ3を防水構造にする必
要がある。そこで、感圧センサ3には1mm強の厚さでシ
ール部を設ける必要がある。また、感圧センサ3は輸液
作動部1の穴2に隙間なく設置することが非常に困難で
あるため、穴2から1mm程度の隙間を開けて設置され
る。
【0012】その結果、上記チューブは、輸液作動部1
の最外端から2mm程度の間隔を開けて設置されることに
なり、輸液作動部1の最外端から約2mm程度の不感帯が
発生することになる。したがって、チューブが輸液作動
部1から2mm程度ずれて誤装着された場合には、チュー
ブ誤装着を検知できない場合がある。
【0013】(ロ)下/上流閉塞検知 (2),(3)で述べたように、上記輸液作動部の下流側あ
るいは上流側あるいは輸液作動部の分割箇所に専用の感
圧センサを設置する必要がある。したがって、輸液ポン
プの小型化を阻害する。
【0014】(ハ)モータの回転位置検知 (4)で述べたエンコーダを用いる場合には、このエンコ
ーダがかなりの容積を必要とするために輸液ポンプの小
型化とコストダウンの妨げとなっている。
【0015】また、上記エンコーダを用いる場合もパル
スモータを用いる場合にも、フォトセンサから得たシャ
フトの1回転の基準点から回転位置を検知するために、
電源オン時にはモータの停止位置が不明である。そのた
めに、電源オン時にどのフィンガがチューブを押圧して
いるのかが分からず、最悪の場合にはシャフトが1回転
するまで回転位置を検知できない。
【0016】このことは、薬液の流量が0.1ml/hrのよ
うな低流量の場合には大きな問題となる。すなわち、
0.1ml/hrのような低流量で注入される薬液には高精度
で流量を制御する必要があるものが多い。そこで、上記
デッドバンドの期間中にはモータの回転速度を上げて送
液されない期間を無くし、常に送液されるようにしてい
る。ところが、流量が0.1ml/hrの場合には、電源オン
時にモータが1回転して基準点を検出するのに約1時間
掛かるために、電源オン直後にはデッドバンドの数分間
薬液が送液されない状態が起こり得る。
【0017】更に、0.1ml/hrのような低流量の場合に
は、上記輸液作動部におけるフィンガの構造とフィンガ
がチューブを押圧するタイミングとによって、流量を一
定に設定したとしても、図27において矢印で示すよう
に局部的に流量変動が見られる。尚、区間(A)はモータ
スタート時におけるデッドバンド期間である。
【0018】(ニ)駆動トルク制御(モータに印加する電
流制御) (4)によって検知した基準点からの位相を用いて必要と
する位相での駆動トルクを制御する場合には、モータの
回転位置検知の場合と同様に、電源オン時にモータが1
回転して基準点を検出するまで(流量が0.1ml/hrの場
合には約1時間)電流を制御できず、その間は高電流を
流す必要がある。その結果、消費電流が大きくなり、電
源電池が大きくなって、輸液ポンプの小型化を妨げてい
る。
【0019】また、(5)で述べたように、エンコーダを
用いてモータに印加する電流を制御する際には、1スリ
ット通過時間にモータに供給すべきパルス数以上のパル
スを出力してスリット通過時間を計時するまでの間送液
が停止する可能性がある。したがって、低流量送液時に
おいて必要な送液速度の高精度制御ができない場合が生
ずる。
【0020】そこで、この発明の目的は、不感帯の無い
チューブ誤装着検知が可能な輸液ポンプ、あるいは、下
/上流閉塞検知およびモータの回転位置検知が可能であ
って小型化が可能な輸液ポンプ、あるいは、電源オン時
に際して速やかにデッドバンド期間を検出可能であって
高精度の流量制御が可能な輸液ポンプ、あるいは、電源
オン時や定常運転に際して低消費電流化が可能な輸液ポ
ンプを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、扉を有する本体における上
記扉によって覆われる壁面に沿ってチューブを装着し,
上記扉を閉めた状態で,上記壁面に穿たれた穴から出没
する複数枚のフィンガの先端によって上記チューブを長
手方向の何れか一方に向かって順次押圧して閉塞して上
記チューブ内の薬液を上記一方へ輸送する輸液ポンプに
おいて、上記扉の内壁面における上記本体のフィンガに
対向する位置に上記フィンガの先端が上記チューブを押
圧できる範囲に亙って配置されて,上記チューブを介し
た上記フィンガの押圧力を検出して検出信号を出力する
圧力検出手段と、カムを介して上記フィンガを駆動する
モータのシャフトに取り付けられると共に,円形状に非
等間隔に配列されて回転方向の長さが互いに異なるスリ
ットを有するスリット円板と、上記スリットにおける回
転方向の長さとスリット間隔との少なくとも何れか一方
の値を格納したテーブルと、上記スリット円板のスリッ
トを通過する光を検知して検知信号を出力するホトセン
サと、上記ホトセンサからの検知信号に基づいて,上記
テーブルを参照して上記ホトセンサの箇所に位置してい
る上記スリットとスリット間隔との少なくとも何れか一
を特定し,上記モータの回転位置を検出する回転位置
検出手段を備えて、上記総てのスリットにおける回転方
向の長さと総ての間隔との少なくとも何れか一方は異
っていることを特徴とする輸液ポンプ。
【0022】また、請求項2に係る発明は、扉を有する
本体における上記扉によって覆われる壁面に沿ってチュ
ーブを装着し,上記扉を閉めた状態で,上記壁面に穿たれ
た穴から出没する複数枚のフィンガの先端によって上記
チューブを長手方向の何れか一方に向かって順次押圧し
て閉塞し,上記チューブ内の薬液を上記一方へ輸送する
輸液ポンプにおいて、上記扉の内壁面における上記本体
のフィンガに対向する位置に上記フィンガの先端が上記
チューブを押圧できる範囲に亙って配置されて,上記チ
ューブを介した上記フィンガの押圧力を検出して検出信
号を出力する圧力検出手段と、カムを介して上記フィン
ガを駆動するモータのシャフトに取り付けられると共
に,円形状に非等間隔に配列されて回転方向の長さが互
いに異なるスリットを有するスリット円板と、上記スリ
ットにおける回転方向の長さの値およびスリット間隔の
値を格納したテーブルと、上記スリット円板のスリット
を通過する光を検知して検知信号を出力するホトセンサ
と、上記ホトセンサからの検知信号に基づいて,上記テ
ーブルを参照して上記ホトセンサの箇所に位置している
上記スリットを特定し,上記モータの回転位置を検出す
る回転位置検出手段を備えて、上記スリットにおける回
転方向の長さと,このスリットとこのスリットに隣接す
るスリットとの間隔との和の値が,総てのスリットに関
して同一値になっていることを特徴としている。
【0023】
【0024】
【0025】また、請求項3に係る発明は、請求項1
るいは請求項2に係る発明の輸液ポンプにおいて、上記
ホトセンサからの検知信号のレベル反転時点から次のレ
ベル反転時点までの時間を計時する計時手段を備えて、
上記回転位置検出手段は、上記計時手段によって計時さ
れた時間に基づいて上記ホトセンサの箇所を通過するス
リットの長さあるいは間隔を検知し、この検知した長さ
あるいは間隔の値から上記ホトセンサの箇所に位置して
いる上記スリットを特定するスリット特定手段を有する
ことを特徴としている。
【0026】また、請求項4に係る発明は、請求項1
るいは請求項2に係る発明の輸液ポンプにおいて、上記
モータはステッピングモータであって、上記ホトセンサ
からの検知信号のレベル反転時点から次のレベル反転時
点までの間に上記ステッピングモータに供給された駆動
パルス数をカウントするカウンタを備えて、上記回転位
置検出手段は、上記カウンタによってカウントされたパ
ルス数に基づいて上記ホトセンサの箇所を通過するスリ
ットの長さあるいは間隔を検知し、この検知した長さあ
るいは間隔の値から上記ホトセンサの箇所に位置してい
る上記スリットを特定するスリット特定手段を有するこ
とを特徴としている。
【0027】また、請求項5に係る発明は、請求項1乃
請求項4の何れか一つに係る発明の輸液ポンプにおい
て、上記圧力検出手段からの検出信号を取り込んで上記
フィンガの押圧力の変動を監視し、上記押圧力のピーク
あるいはボトムの少なくとも一方が所定レベル以下にあ
る場合には上記チューブが上記フィンガによって押圧さ
れる箇所に正常に装着されていないと判定する誤装着判
定手段を備えたことを特徴としている。
【0028】また、請求項6に係る発明は、請求項5
記載の輸液ポンプにおいて、上記誤装着判定手段は、上
記フィンガがチューブを押圧する周期よりも短い周期で
上記圧力検出手段からの検出信号を取り込むことを特徴
としている。
【0029】また、請求項7に係る発明は、請求項5
るいは請求項6に係る発明の上記ホトセンサを有する輸
液ポンプにおいて、上記誤装着判定手段は、上記ホトセ
ンサからの検知信号のレベル反転に同期して上記圧力検
出手段からの検出信号を取り込むことを特徴としてい
る。
【0030】また、請求項8に係る発明は、請求項1乃
請求項7の何れか一つに係る発明の輸液ポンプにおい
て、上記圧力検出手段からの検出信号を取り込んで上記
フィンガの押圧力を監視して,上記押圧力のレベルが上
昇して所定レベルに達した場合に下流閉塞が生じたと判
定する下流閉塞判定手段を備えたことを特徴としてい
る。
【0031】また、請求項9に係る発明は、請求項1乃
請求項7の何れか一つに係る発明の輸液ポンプにおい
て、上記圧力検出手段からの検出信号を取り込んで上記
フィンガの押圧力の変動を監視し,上記押圧力の変動に
おけるボトムのレベルが所定値以上下降した場合に上流
閉塞が生じたと判定する上流閉塞判定手段を備えたこと
を特徴としている。
【0032】また、請求項10に係る発明は、請求項3
あるいは請求項4に係る発明の輸液ポンプにおいて、上
記モータはステッピングモータであって、上記ステッピ
ングモータに駆動パルスを1パルス供給してからの経過
時間を計時する計時手段と、上記回転位置検出手段によ
って検出された上記ステッピングモータの回転位置に応
じて,所定の方法によってパルス出力間隔時間を設定す
る時間設定手段と、上記計時手段によって計時された上
記経過時間が上記パルス出力間隔時間に至ると上記ステ
ッピングモータに駆動パルスを1パルス供給して上記ス
テッピングモータを駆動するモータ駆動手段を備えたこ
とを特徴としている。
【0033】また、請求項11に係る発明は、請求項3
あるいは請求項4に係る発明の輸液ポンプにおいて、上
記モータはステッピングモータであって、上記回転位置
検出手段によって検出された上記ステッピングモータの
回転位置に応じて所定の方法によって上記ステッピング
モータに供給する駆動パルスのデューティ比を設定する
デューティ設定手段と、上記デューティ設定手段によっ
て設定されたデューティ比に成るように上記駆動パルス
のデューティ比を制御するデューティ制御手段を備え
て、上記ステッピングモータに印加する電流を制御する
ことによってモータ駆動トルクを制御することを特徴と
している。
【0034】また、請求項12に係る発明は、請求項3
あるいは請求項4に係る発明の輸液ポンプにおいて、上
記モータはステッピングモータであって、上記回転位置
検出手段によって検出された上記ステッピングモータの
回転位置に応じて,所定の方法によって設定したデュー
ティ比の駆動パルスを所定数だけ上記ステッピングモー
タに供給して,上記スリット円板における次のスリット
エッジが上記ホトセンサの近傍に達するまでステッピン
グモータを駆動するモータ初期駆動手段と、上記ステッ
ピングモータの回転位置に応じた所定の方法によって,
上記次のスリットエッジが上記ホトセンサの近傍に位置
するような回転位置に在るステッピングモータに供給す
る駆動パルスのデューティ比を静止トルクが確保される
最低電流を呈する静止デューティ比に設定した後,上記
ホトセンサからの検知信号のレベルが反転するまで上記
設定された静止デューティ比を順次増加したデューティ
比の駆動パルスを順次上記ステッピングモータに供給す
ることによって,上記駆動パルスのデューティ比を現回
転位置における必要最小限の駆動電流を呈するデューテ
ィ比に設定するデューティ設定手段と、上記デューティ
設定手段によって設定されたデューティ比に基づいて所
定の手順で設定された駆動デューティ比を有する駆動パ
ルスを上記ステッピングモータに供給して,上記スリッ
ト円板における次のスリットエッジが上記ホトセンサの
近傍に達するまでステッピングモータを駆動するモータ
駆動手段を備えたことを特徴としている。
【0035】また、請求項13に係る発明は、請求項3
あるいは請求項4に記載の輸液ポンプにおいて、上記モ
ータはステッピングモータであって、上記回転位置検出
手段によって検出された上記ステッピングモータの回転
位置に応じた所定の方法によって上記静止デューティ比
を設定し,この設定された静止デューティ比を順次減少
したデューティ比の駆動パルスを上記ホトセンサからの
検知信号のレベルが反転するまで順次上記ステッピング
モータに供給することによって,上記駆動パルスのデュ
ーティ比を現回転位置において上記ステッピングモータ
が逆転を開始する駆動電流を呈する逆転開始デューティ
比に設定する逆転開始デューティ設定手段と、上記逆転
開始デューティ設定手段によって設定された逆転開始デ
ューティ比を順次増加したデューティ比の駆動パルスを
上記ホトセンサからの検知信号のレベルが反転するまで
順次上記ステッピングモータに供給することによって,
上記駆動パルスのデューティ比をモータ駆動開始時に必
要とする最小限の駆動電流を呈するデューティ比に設定
するデューティ設定手段と、上記デューティ設定手段に
よって設定されたデューティ比に基づいて所定の手順で
設定された駆動デューティ比を有する駆動パルスを上記
ステッピングモータに供給して,ステッピングモータの
駆動を開始させるモータ駆動手段を備えたことを特徴と
している。
【0036】
【作用】請求項1および請求項2に係る発明では、本体
の壁面に沿ってチューブが装着されて扉が閉められた
態で、複数枚のフィンガの先端によって上記チューブが
順次押圧されて上記チューブ内の薬液が輸送される。そ
の際に、上記扉の内壁面における上記本体のフィンガに
対向する位置に上記フィンガの先端が上記チューブを押
圧できる範囲に亙って配置された圧力検出手段によっ
て、上記チューブを介する上記フィンガの押圧力が検出
されて検出信号が出力される。
【0037】さらに、上記フィンガをカムを介して駆動
するモータのシャフトに取り付けられたスリット円板に
総ての回転方向の長さと総ての間隔との少なくとも何れ
か一方が異なるように円形状に配列されたスリットを通
過する光が、ホトセンサによって検知されて検知信号が
出力される。そして、回転位置検出手段によって、上記
ホトセンサからの検知信号に基づいて、上記スリットに
おける回転方向の長さとスリット間隔との少なくとも何
れか一方の値が格納されたテーブルが参照されて、上記
ホトセンサの箇所に位置しているスリットとスリット間
隔との少なくとも何れか一方が特定されて、上記モータ
の回転位置が検出される。
【0038】
【0039】
【0040】また、請求項3に係る発明では、請求項1
に係る発明と同様にして上記チューブ内の薬液が輸送さ
れるに際して、計時手段によって、上記ホトセンサから
の検知信号のレベル反転時点から次のレベル反転時点ま
での時間が計時される。そうすると、上記回転位置検出
手段のスリット特定手段によって、上記計時手段で計時
された時間に基づいて、上記ホトセンサの箇所を通過す
るスリットの長さあるいは間隔が検知され、この検知さ
れた長さあるいは間隔の値から上記ホトセンサの箇所に
位置している上記スリットが特定される。そして、この
特定されたスリットに基づいて上記モータの回転位置が
検出される。
【0041】また、請求項4に係る発明では、請求項1
に係る発明と同様にして上記チューブ内の薬液が輸送さ
れる。その際に、カウンタによって、上記ホトセンサか
らの検知信号のレベル反転時点から次のレベル反転時点
までの間に、カムを介して上記フィンガを駆動するステ
ッピングモータに供給された駆動パルス数がカウントさ
れる。そうすると、上記回転位置検出手段のスリット特
定手段によって、上記カウンタによってカウントされた
パルス数に基づいて、上記ホトセンサの箇所を通過する
スリットの長さあるいは間隔が検知される。そして、こ
の検知された長さあるいは間隔の値から上記ホトセンサ
の箇所に位置している上記スリットが特定されて、上記
ステッピングモータの回転位置が検出される。
【0042】また、請求項5に係る発明では、請求項1
に係る発明と同様にして上記チューブ内の薬液が輸送さ
れるに際して、誤装着判定手段によって、上記フィンガ
の先端が上記チューブを押圧できる範囲に亙って配置さ
れた上記圧力検出手段からの検出信号に基づいて、上記
フィンガの押圧力におけるピークあるいはボトムの少な
くとも一方が所定レベル以下にある場合には、上記チュ
ーブが上記フィンガによって押圧される箇所に正常に装
着されていないと判定される。こうして、不感帯無く配
置された圧力検出手段からの検出信号に基づいて、精度
よく上記チューブの誤装着が判定される。
【0043】また、請求項6に係る発明では、請求項1
に係る発明と同様にして上記チューブ内の薬液が輸送さ
れるに際して、上記誤装着判定手段によって、上記フィ
ンガがチューブを押圧する周期よりも短い周期で上記圧
力検出手段からの検出信号が取り込まれる。こうして、
上記フィンガの押圧力におけるピークおよびボトムの圧
力値が確実に取り込まれて上記チューブの誤装着が判定
される。
【0044】また、請求項7に係る発明では、請求項1
に係る発明と同様にして上記チューブ内の薬液が輸送さ
れるに際して、上記誤装着判定手段によって、上記ホト
センサからの検知信号のレベル反転に同期して上記圧力
検出手段からの検出信号が取り込まれる。こうして、上
記ホトセンサからの検知信号のレベル反転に同期して上
記フィンガの押圧力におけるピークおよびボトムの圧力
値が確実に取り込まれて、上記チューブの誤装着が判定
される。
【0045】また、請求項8に係る発明では、請求項1
に係る発明と同様にして上記チューブ内の薬液が輸送さ
れるに際して、下流閉塞判定手段によって、上記圧力検
出手段からの検出信号に基づくフィンガの押圧力のレベ
ルが監視される。そして、上記押圧力のレベルが所定レ
ベル以上に上昇した場合に下流閉塞が生じたと判定され
る。こうして、上記チューブの誤装着にも使用可能な圧
力検出手段からの検出信号に基づいて下流閉塞が検知さ
れる。
【0046】また、請求項9に係る発明では、請求項1
に係る発明と同様にして上記チューブ内の薬液が輸送さ
れるに際して、上流閉塞判定手段によって、上記圧力検
出手段からの検出信号に基づくフィンガの押圧力の変動
が監視される。そして、上記押圧力の変動におけるボト
ムのレベルが所定値以上下降した場合に上流閉塞が生じ
たと判定される。こうして、上記チューブの誤装着にも
使用可能な圧力検出手段からの検出信号に基づいて上流
閉塞が検知される。
【0047】また、請求項10に係る発明では、請求項
1に係る発明と同様にして上記チューブ内の薬液が輸送
されるに際して、計時手段によって、上記ステッピング
モータに駆動パルスを1パルス供給してからの経過時間
が計時される。一方、時間設定手段によって、上記回転
位置検出手段で検出された上記ステッピングモータの回
転位置に応じて、所定の方法によってパルス出力間隔時
間が設定される。そして、モータ駆動手段によって、上
記計時手段で計時された上記経過時間が上記パルス出力
間隔時間に至ると、上記ステッピングモータに駆動パル
スが1パルス供給されて上記ステッピングモータが駆動
される。こうして、上記ステッピングモータは、その回
転位置に応じた速度で駆動される。
【0048】また、請求項11に係る発明では、請求項
1に係る発明と同様にして上記チューブ内の薬液が輸送
されるに際して、デューティ設定手段によって、上記回
転位置検出手段で検出された上記ステッピングモータの
回転位置に応じて、所定の方法によって上記ステッピン
グモータに供給する駆動パルスのデューティ比が設定さ
れる。そして、デューティ制御手段によって、上記デュ
ーティ設定手段で設定されたデューティ比になるように
上記駆動パルスのデューティ比が制御される。こうし
て、上記ステッピングモータの回転位置に応じて、上記
ステッピングモータに印加する電流が制御されてモータ
駆動トルクが制御される。
【0049】また、請求項12に係る発明では、請求項
1に係る発明と同様にして上記チューブ内の薬液が輸送
されるに際して、モータ初期駆動手段によって、回転位
置に応じて駆動パルスのデューティ比が設定されて、上
記スリット円板における次のスリットエッジが上記ホト
センサの近傍に達するまで上記ステッピングモータが駆
動される。そして、デューティ設定手段によって、所定
の方法によって設定された上記静止デューティ比が上記
ホトセンサからの検知信号のレベルが反転するまで順次
増加される。こうして、上記駆動パルスのデューティ比
が現回転位置における必要最小限の駆動電流を呈するデ
ューティ比に設定される。
【0050】そうすると、モータ駆動手段によって、上
記デューティ設定手段で設定されたデューティ比に基づ
く駆動デューティ比の駆動パルスが上記ステッピングモ
ータに供給されて、上記スリット円板における更に次の
スリットエッジが上記ホトセンサの近傍に達するまでス
テッピングモータが駆動される。
【0051】以後、上記デューティ設定手段とモータ駆
動手段との動作が繰り返されて、上記スリットエッジが
検出される毎に駆動パルスのデューティ比が現回転位置
における必要最小限の駆動電流を呈するように設定さ
れ、上記ステッピングモータが必要最小限の駆動電流で
駆動される。
【0052】また、請求項13に係る発明では、逆転開
始デューティ設定手段によって、回転位置に応じて設定
された上記静止デューテイが上記ホトセンサからの検知
信号のレベルが反転するまで順次減少される。こうし
て、上記駆動パルスのデューティ比が現回転位置におい
て上記ステッピングモータが逆転を開始する駆動電流を
呈する逆転開始デューティ比に設定される。
【0053】そうすると、デューティ設定手段によっ
て、上記ホトセンサからの検知信号のレベルが反転する
まで上記逆転開始デューティ比が順次増加されて、上記
駆動パルスのデューティ比がモータ駆動開始時に必要と
する最小限の駆動電流を呈するデューティ比に設定され
る。そして、モータ駆動手段によって、上記デューティ
設定手段で設定されたデューティ比に基づく駆動デュー
ティ比の駆動パルスが上記ステッピングモータに供給さ
れて、上記ステッピングモータが駆動される。
【0054】このようにして、上記駆動パルスのデュー
ティ比がモータ駆動開始時に必要とする最小限の駆動電
流を呈するように設定されて、上記ステッピングモータ
の駆動が低電流で開始される。
【0055】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。
【0056】[第1例]本例は、モータの回転位置検出
用のエンコーダを有する輸液ポンプに関する。
【0057】<第1実施例>図1は本実施例の輸液ポン
プにおける輸液作動部付近の外観図である。本実施例の
輸液ポンプにおける輸液作動部11は、リニアペリスタ
ルティック方式である。この輸液作動部11は、本体側
の壁部12に設けられてチューブが装着される溝13
と、この溝13に装着されたチューブを一方向に順次閉
塞する積層された複数枚のフィンガと、各フィンガを駆
動するカムと、このカムが取り付けられたシャフトから
成る。上記フィンガは、溝13の途中に穿たれた穴14
から扉15に向かって順次位相をずらせて出没すること
によって、溝13に装着されたチューブを上記一方向に
順次閉塞する。尚、上記フィンガ,カムおよびシャフト
は、穴14内に組み込まれているために図1には現れて
いない。
【0058】上記輸液作動部11を閉鎖する扉15の内
壁における輸液作動部11に対向する位置には、プレッ
シャープレート17が埋め込まれている。そして、この
プレッシャープレート17は、その表面にシート状の感
圧センサ16が張り付けられると共に、内側からスプリ
ングによってフィンガ側に向かって付勢されている。
【0059】図2は、上記扉15を閉じた状態における
輸液作動部11の断面図である。但し、図2(a)は横断
面図であり、図2(b)は縦断面図である。以下、図2に
従って輸液作動部11の動作について説明する。
【0060】モータ(図示せず)によって上記シャフト1
8が回転されると、このシャフト18に対して2mm偏心
して順次位相をずらして積層して取り付けられた10枚
の上記カム19が回転する。そして、各カム19を回転
自在に嵌合しているフィンガ20が上記プレッシャープ
レート17の面に対して垂直方向に4mmの往復運動を行
う。その際に、プレッシャープレート17は上記スプリ
ング21による強い圧力で基準面22に対して押し付け
られているので、カム19が上死点に達するとフィンガ
20はチューブ23を閉塞する(図2(a)における実線部
分)。一方、カム19が下死点に達するとフィンガ20
はチューブ23を最大限に解放する(図2(a)における破
線部分)。
【0061】こうして、上記10枚のカム19をシャフ
ト18に角度36度ずつずらして取り付けると共に、各
カム19に1枚のフィンガ20を対応付けることによっ
て、シャフト18の1回転に連れて各フィンガ20によ
って♯1フィンガ(“201"と表す。以下同様)側から♯
10フィンガ2010側に向かって順次チューブ23を閉
塞して、チューブ23内の薬液が吐出されるのである。
【0062】こうして、薬液が吐出されるに際して、上
記プレッシャープレート17の表面に張り付けられた感
圧センサ16によって、#1フィンガ201〜#10フ
ィンガ2010の先端によってチューブ23に掛かる圧力
が検出される。そして、検出された圧力変動によって、
カム19の回転位置(すなわち、上記モータの回転位置)
やチューブ23の溝13への誤装着等を検知できるので
ある。
【0063】図3に上記感圧センサ16によって検出さ
れた圧力変動の例を示す。図3(a)は正常装着の場合の
圧力変動であり、各フィンガ20による押圧に対応して
9個(両端に位置する#1フィンガ201と#10フィン
ガ2010とは同時にチューブ23を押圧する)のピーク
が現れ、全体として#2フィンガ202に対応する圧力
から#10フィンガ2010に対応する圧力に向かって圧
力値が上昇している。これに対して、図3(b)において
は、矢印で示す位置に#4フィンガ204と#5フィン
ガ205に対応する圧力のピークが現れず、輸液作動部
11の中央部で誤装着されていることが分かる。また、
図3(c)においては、矢印で示すように#2フィンガ2
2〜#5フィンガ205に対応する圧力のピークが現れ
ず、輸液作動部11の上部で誤装着されていることが分
かる。
【0064】その際に、図1における上記輸液作動部1
1の長さAおよび幅Bが感圧センサ16の長さCおよび
幅Dと、 A=C,B=D なる関係にしておけば、輸液作動部11の領域内からチ
ューブ23が少しでも外れれば感圧センサ16にチュー
ブ23が当たる面積が少なくなるために、感圧センサ2
3の出力レベルが低下してチューブ誤装着を検出でき
る。したがって、輸液作動部11を外れたことを検知で
きない不感帯は生じないことになる。
【0065】図4は、上記#1フィンガ201〜#10
フィンガ2010によってチューブ23に掛かる圧力を検
出する圧力検出手段としてロードセルを用いた場合の輸
液作動部付近の構成を示す断面図である。
【0066】本構成におけるプレッシャープレート17
の表面はフィンガ20に対して露出しており、上記表面
で直にチューブ23を支えるようになっている。また、
プレッシャープレート17をフィンガ20側に付勢する
スプリング21の外端は、下辺部24aが扉15に固定
される一方上辺部24bが自由端となっている感圧プレ
ート24に取り付けられている。そして、感圧プレート
25の表面には、この感圧プレート25の歪力を検出す
るロードセル25が取り付けられている。
【0067】上記構成において、上記プレッシャープレ
ート17がフィンガ20によって押圧されるとプレッシ
ャープレート17が移動してスプリング21を圧縮す
る。そして、スプリング21の弾性力によって感圧プレ
ート24が橈み、その際の歪をロードセル25で検出す
るのである。
【0068】上記構成の場合にも、上記輸液作動部11
の長さおよび幅をプレッシャープレート17における露
出部の長さおよび幅と同じにしておけば、チューブ23
が輸液作動部11を外れたことを検知できない不感帯は
生じないのである。
【0069】上記各輸液作動部の構成においては、上記
スプリング21を扉15側に設けている。しかしなが
ら、フィンガ20をカム19に追従する第1フィンガと
チューブ23を押圧する第2フィンガとで構成して、第
1フィンガと第2フィンガとの間にスプリング21を設
けることも可能である。この場合には、プレッシャープ
レートは扉15と一体に形成したり、扉15の内壁その
もので構成できる。その場合であっても、扉15と一体
に形成されたプレッシャープレートあるいは扉15の内
壁における輸液作動部に対向した領域に輸液作動部と同
じ寸法を有する感圧センサを張り付ければよい。
【0070】この発明において使用可能な圧力検出手段
としては、上述のシート状の感圧センサ16や圧力に応
じて抵抗値が変換するロードセル25の他に、シート状
の導電性ゴムや圧力に応じてキャパシタンスが変換する
感圧センサ等を用いることが可能である。また、技術の
進歩に応じて別の圧力検出手段を用いても何等差し支え
ない。
【0071】次に、上述したような輸液作動部周辺の構
造を有する輸液ポンプの制御系について述べる。尚、上
記輸液作動部および圧力検出手段は、図2に示す輸液作
動部11と感圧センサ16であるとする。この場合、輸
液作動部あるいは圧力検出手段は、必ずしも図2に示す
輸液作動部11あるいは感圧センサ16である必要はな
い。
【0072】図5は、本輸液ポンプの制御系に係るブロ
ック図である。LCD(液晶ディスプレイ)ドライバ32
によって駆動されるLCD33には輸液流量等が表示さ
れる。また、上記感圧センサ16は、上述のようにフィ
ンガ20がチューブ23を押圧する圧力を検出する。キ
ースイッチ35は、輸液開始,輸液停止あるいは流量設
定等を行うキーやスイッチから成る。ブサー36はアラ
ーム発生時等に警告音を発生する。ホトセンサ37は、
後に詳述するエンコーダにおけるスリット円板のスリッ
トのエッジを検出するセンサである。I/Oドライバ3
4は、各センサ等からの波形を処理する増幅器やA/D
変換器等を含む周辺回路用の駆動回路である。
【0073】ステッピングモータ39は、シヤフト18
を回転してフィンガ20を駆動し、送液を実施する。2
0kHzデューティ制御部40は、周波数が20kHzの
パルス信号のデューティ比を制御して、20kHzデュ
ーティ変更パルス信号を出力する。モータドライバ38
は、通常モータ駆動パルス信号と20kHzデューティ
制御部40からの20kHzデューティ変更パルス信号
との論理積を取ってモータ駆動パルス信号を生成し、ス
テッピングモータ39に供給する。
【0074】ここで、上記20kHzデューティ変更パ
ルス信号は、図6(b)及び図6(c)に示すように、50μ
sec周期のパルス波形を有し、20kHzデューティ制御
部40によってパルス幅Tpが変更されてデューティ比
が制御される。したがって、図6(a)に示す通常モータ
駆動パルス信号と図6(b)に示す20kHzデューティ変
更パルス信号との論理積であるモータ駆動パルス信号
は、図6(d)に示すように通常モータ駆動パルス信号と
同じ周期のパルスPを有して、そのデューティ比は20
kHzデューティ制御部40で制御されたデューティ比
となっている。こうして、上記ステッピングモータ39
に供給される電流量が制御されて、ステッピングモータ
39の駆動トルクが制御される。
【0075】タイマ41は各種動作制御の際の時間を計
時する。センサ44はエア検出用センサ等の感圧センサ
16およびホトセンサ37以外のセンサである。
【0076】RAM(ランダム・アクセス・メモリ)43
は、各種テーブルや各センサから取り込まれた圧力デー
タ等のデータを格納する。CPU(中央演算処理装置)3
1は、ROM(リード・オンリ・メモリ)42に格納された
プログラムに従って、LCDドライバ32,I/Oドライ
バ34,モータドライバ38,20kHzデューティ制御
部40,タイマ41,センサ44およびRAM43を制御
して、輸液制御,送液速度補正あるいは感圧センサ16
の出力波形処理等を実施する。
【0077】本実施例の輸液ポンプにおける上記シャフ
ト18の上端部には、図7に示すように、円周に沿って
複数のスリットを有するスリット円板45と上記ホトセ
ンサ37とから成るエンコーダ47が取り付けられてい
る。一方、下端部には図5に示すステッピングモータ3
9が取り付けられている。このステッピングモータ39
は、供給されるモータ駆動パルス信号の400パルスで
1回転する。そして、ステッピングモータ39が1回転
すると輸液作動部11は、0.1mlの薬液を送液するよ
うになっている。
【0078】図8に示すように、上記スリット円板45
に設けられた各スリット45a相互における円周方向の
長さaiおよび間隔bi(i=1,2,…,19)の寸法は異
なるようになっており,上記スリット長さaiとスリッ
ト間隔biとの組み合わせ(ai,bi)が順次以下の如くな
るように配列されている。但し、幅や間隔を表す数字は
上記モータ駆動パルス信号におけるパルス数である。 (ai,bi):( 3,19)→( 4,18)→( 5,
17)→( 6,16)→( 7,15)→( 8,1
4)→( 9,13)→(10,12)→(11,11)
→(12,10)→(13, 9)→(14, 8)→
(15, 7)→(16, 6)→(17, 5)→(1
8, 4)→(19, 3)→(21, 1)→( 2,
2)
【0079】尚、上記スリット長さaiおよびスリット
間隔biを時間で測定する場合には、設定流量をYml/hr
とし、スリット長さaiに相当するパルス数あるいはス
リット間隔biに相当するパルス数をZiとすると、 3600/(10Y×400)×Zi(秒) で表すことができる。
【0080】<第2実施例>上記構成の輸液ポンプは、
次のように動作して、各種制御動作を実施する際の基準
となるモータの回転位置検知を実施する。
【0081】図9は、CPU31の制御の下に実施され
る回転位置検知処理動作のフローチャートである。以
下、図9に従って回転位置検知処理動作について詳細に
説明する。
【0082】ステップS1で、スタートスイッチがオン
であるか否かが判別され、オンであればステップS2に
進む。ステップS2で、上記モータドライバ38によっ
て、設定流量に従ってステッピングモータ39に供給さ
れるモータ駆動パルス信号のパルス出力間隔が設定され
る。さらに、上記RAM43に格納されたカウント値C
Tおよびエッジ番号PTの内容が“0"に初期設定され
る。
【0083】ステップS3で、上記ステッピングモータ
39にモータ駆動パルス信号のパルスP(図6(d)参照)
を1パルス供給してからの経過時間(以下、出力時間と
言う)が、所定時間(パルス出力間隔)をオーバーしてい
るか否かが判別される。その結果、オーバーしていれば
ステップS4に進む。ステップS4で、上記モータドライ
バ38からステッピングモータ39にモータ駆動パルス
信号のパルスPが1パルス供給され、ステッピングモー
タ39に供給されるパルス数のカウント値CTがインク
リメントされる。
【0084】ステップS5で、上記ホトセンサ37によ
ってスリット円板45におけるスリット45aのエッジ
が検出されたか否かが判別される。その結果、検出され
ていればステップS6に進み、そうでなければ上記ステ
ップS3に戻る。ステップS6で、上記エッジ番号PTの
内容が“0"であるか否か、すなわち、スリット円板4
5が回転し始めてから最初のエッジであるか否かが判別
される。その結果、最初のエッジであればステップS7
に進む。一方、そうでなければステップS8に進んで、
検出されたエッジの特定ルーチンに移行する。ステップ
S7で、既に最初のエッジは通過したので、エッジ番号
PTの内容にカウント値CTの内容がセットされる。そ
して、カウント値CTの内容が“0"にクリアされる。
そうした後、上記ステップS3に戻って次のエッジ検出
に移行する。
【0085】ステップS8で、上記RAM43に格納さ
れたアドレス番号N1の内容が“0"に初期設定され
る。ここで、上記アドレス番号N1は、上述したスリッ
ト45aのスリット長さaiとスリット間隔biとの組が
格納されているRAM43のテーブルにおけるアドレス
である。ステップS9で、上記ステップS45において検
出されたエッジの種類は回転方向前方のエッジ(ホトセ
ンサ37の出力が低から高に変化)であるか否かが判別
される。その結果、前方のエッジであればステップS12
に進み、後方のエッジであればステップS10に進む。
【0086】ステップS10で、当該エッジは後方のエッ
ジであるから、RAM43のテーブルにおけるアドレス
番号N1に格納されているスリット長さaiの値SL[N
1]が読み出され、このスリット幅SL[N1]がカウン
ト値CT(スリット長さaiのパルス数による実測値)に
等しいか否かが判別される。その結果、等しければステ
ップS16に進み、そうでなければステップS11に進む。
ステップS11で、上記アドレス番号N1がインクリメン
トされた後、上記ステップS10に戻って次のアドレスに
格納されたスリット長さaiとの比較が実施される。
【0087】ステップS12で、当該エッジは前方のエッ
ジであるから、RAM43のテーブルにおけるアドレス
番号N1に格納されているスリット間隔biの値SS[N
1]が読み出され、このスリット間隔SS[N1]がカウ
ント値CT(スリット間隔biのパルス数による実測値)
に等しいか否かが判別される。その結果、等しければス
テップS14に進み、そうでなければステップS13に進
む。ステップS13で、上記アドレス番号N1がインクリ
メントされた後、上記ステップS12に戻って次のアドレ
スに格納されたスリット間隔biとカウント値CTの内
容との比較が実施される。
【0088】ステップS14で、上記ステッピングモータ
39に供給されるモータ駆動パルス信号のパルスPのカ
ウント値CTに、1番目のエッジから当該エッジまでの
パルス数PB1[N1]がセットされる。例えば、上記ス
テップS12においてカウント値CTがスリット間隔SS
[N1]に等しいと判別された際のアドレス番号N1は
“2"であったとする。その場合には、RAM43のテ
ーブルにおけるアドレス番号“0"〜“1"に格納されて
いるスリット長さaiとスリット間隔biとを加算して、
以下の如くパルス数PB1[2]が算出される。 PB1[2]=a1+b1+a2+b2 =3+19+4+18 =44 したがって、カウント値CTには“44"がセットされ
るのである。
【0089】ステップS15で、上記アドレス番号N1に
基づいて次式によってエッジ番号が算出されて、エッジ
番号PTにセットされる。 PT=2×N1+1
【0090】ステップS16で、上記カウント値CTに、
1番目のエッジから当該エッジまでのパルス数PB1
[N1]がセットされる。例えば、上記ステップS10にお
いて、カウント値CTがスリット幅SL[N1]に等しい
と判別された際のアドレス番号N1が“2"であるとす
る。その場合には、RAM43のテーブルにおけるアド
レス番号“0"〜“1"に格納されているスリット長さa
iおよびスリット間隔biとアドレス番号“2"に格納さ
れているスリット長さaiとを加算して、以下の如くパ
ルス数PB1[2]が算出される。 PB1[2]=a1+b1+a2+b2+a3 =3+19+4+18+5 =49 したがって、カウント値CTには“49"がセットされ
るのである。
【0091】ステップS17で、上記アドレス番号N1に
基づいて次式によってエッジ番号が算出されて、エッジ
番号PTにセットされる。 PT=2×N1+2
【0092】ステップS18で、上記セットされたカウン
ト値CTの内容に基づいて、次式によって1番目のスリ
ットにおける回転方向前方のエッジ(エッジ番号PTが
“1"のエッジ)を基準点とした位相が算出される。 位相=360°×(CT/400) そうした後、算出した位相角を用いて、輸液ポンプの駆
動に必要な上記誤装着等の種々の動作(以下、輸液ポン
プ動作と言う)が実行されて、回転位置検知処理動作が
終了される。
【0093】すなわち、本実施例においては、上記ステ
ップS5〜ステップS17によって上記回転位置検出手段
を構成し、特にステップS10〜ステップS13,ステップ
S15,ステップS17によって上記スリット特定手段を構
成するのである。
【0094】上述のように、本実施例においては、上記
ステッピングモータ39が回転を開始してから2つ目の
エッジを検出した時点で、1番目のエッジから当該エッ
ジまでのパルス数PB1[N1]および当該エッジのエッ
ジ番号PTをセットすることによって、ホトセンサ37
の箇所に位置するスリット45aを特定してモータの回
転位置を検知する。したがって、0.1ml/hrのような低
流量の場合であっても短時間に高精度で回転位置検知が
でき、電源投入時にデッドバンド期間を正確に検知して
安定送液することが可能となる。
【0095】<第3実施例>次に、モータの回転位置検
知に関する他の実施例について説明する。
【0096】図10は、CPU31の制御の下に実施さ
れる本実施例における回転位置知処理動作のフローチャ
ートである。
【0097】ステップS21で、スタートスイッチがオン
であるか否かが判別され、オンであればステップS22に
進む。ステップS22で、上記モータドライバ38によっ
て、キースイッチ35から入力されてRAM43に格納
されている設定流量Y(ml/hr)に基づいて、次式によっ
てステッピングモータ39に供給されるモータ駆動パル
ス信号のパルス出力間隔時間Tが設定される。 T=3600/4000Y(秒) さらに、上記RAM43に格納されたカウント値CTお
よびエッジ番号PTの内容が“0"に初期設定され、タ
イマ41によって計時されるパルス印加後時間PJおよ
びエッジ検出後時間EJがリセットされる。尚、パルス
印加後時間PTおよびエッジ検出後時間EJはCPU3
1によって自動的にカウントアップされる。
【0098】ステップS23で、上記ステッピングモータ
39にモータ駆動パルス信号のパルスPを1パルス供給
してからの経過時間であるパルス印加後時間PJが、パ
ルス出力間隔時間Tをオーバーしているか否かが判別さ
れる。その結果、オーバーしていればステップS24に進
む。ステップS24で、上記モータドライバ38からステ
ッピングモータ39にモータ駆動パルス信号のパルスP
が1パルス供給されて、カウント値CTがインクリメン
トされる。また、パルス印加後時間PJがクリアされ
る。
【0099】ステップS25で、上記ホトセンサ37によ
ってスリット円板45におけるスリット45aのエッジ
が検出されたか否かが判別される。その結果、検出され
ていればステップS26に進み、そうでなければ上記ステ
ップS23に戻る。ステップS26で、上記エッジ番号PT
の内容が“0"であって、最初のエッジであるか否かが
判別される。その結果、最初のエッジであればステップ
S67に進む。一方、そうでなければステップS28に進ん
で、検出されたエッジの特定ルーチンに移行する。ステ
ップS27で、既に最初のエッジは通過したので、エッジ
番号PTの内容にカウント値CTの内容がセットされ
て、カウント値CTの内容が“0"にクリアされる。さ
らに、エッジ検出後時間EJがリセットされる。そうし
た後、上記ステップS23に戻って次のエッジ検出に移行
する。
【0100】ステップS28で、RAM43に格納された
アドレス番号N1の内容が“0"に初期設定され、経過
時間Jにエッジ検出後時間EJの内容がセットされる。
そうした後、エッジ検出後時間EJがリセットされる。
ここで、上記アドレス番号N1は、上述したように、ス
リット45aのスリット長さai(パルス数表示)とスリッ
ト間隔bi(パルス数表示)との組が格納されているRA
M43のテーブルにおけるアドレスである。ステップS
29で、上記ステップS25において検出されたエッジの種
類は回転方向前方のエッジであるか否かが判別される。
その結果、前方のエッジであればステップS32に進み、
後方のエッジであればステップS30に進む。
【0101】ステップS30で、当該エッジは後方のエッ
ジであるから、RAM43のテーブルにおけるアドレス
番号N1に格納されているスリット長さaiの値SL[N
1]が読み出される。そして、経過時間J(スリット長さ
iの時間による実測値)が“スリット幅SL[N1]×
T"に等しいか否かが判別される。その結果、等しけれ
ばステップS36に進み、そうでなければステップS31に
進む。ステップS31で、上記アドレス番号N1がインク
リメントされた後、上記ステップS30に戻って次のアド
レスに格納されたスリット長さaiとの比較が実施され
る。
【0102】ステップS32で、当該エッジは前方のエッ
ジであるから、RAM43のテーブルにおけるアドレス
番号N1に格納されているスリット間隔biの値SS[N
1]が読み出される。そして、経過時間J(スリット間隔
iの時間による実測値)が“スリット間隔SS[N1]×
T"に等しいか否かが判別される。その結果、等しけれ
ばステップS34に進み、そうでなければステップS33に
進む。ステップS33で、上記アドレス番号N1がインク
リメントされた後、上記ステップS32に戻って次のアド
レスに格納されたスリット間隔biとの比較が実施され
る。
【0103】ステップS34で、上記カウント値CTに、
1番目のエッジから当該エッジまでのパルス数PB1
[N1]がセットされる。その際におけるパルス数PB1
[N1]の算出方法は、第2実施例における上記ステップ
S14で説明した算出方法による。ステップS35で、上記
エッジ番号PTに、第2実施例におけるステップS15と
同様の方法によってアドレス番号N1に基づいて算出さ
れた値がセットされる。
【0104】ステップS36で、上記カウント値CTに、
1番目のエッジから当該エッジまでのパルス数PB1
[N1]がセットされる。その際におけるパルス数PB1
[N1]の算出方法は、第2実施例における上記ステップ
S16で説明した算出方法による。ステップS37で、上記
エッジ番号PTに、第2実施例におけるステップS17と
同様の方法によってアドレス番号N1に基づいて算出さ
れた値がセットされる。
【0105】ステップS38で、上記セットされたカウン
ト値CTの内容に基づいて、次式によって1番目のスリ
ットにおける回転方向前方のエッジを基準点とした位相
が算出される。 位相=360°×(CT/400) そうした後、算出した位相角を用いて、輸液ポンプの駆
動に必要な上記輸液ポンプ動作が実行されて、回転位置
検知処理動作が終了される。
【0106】すなわち、本実施例においては、上記ステ
ップS25〜ステップS37によって上記回転位置検出手段
を構成し、特にステップS30〜ステップS33,ステップ
S35,ステップS37によって上記スリット特定手段を構
成するのである。
【0107】上述のように、第2実施例におけるモータ
の回転位置検知は、ステッピングモータ39に供給され
るモータ駆動パルス信号のパルス数に基づいて実施して
いるのに対して、本実施例においては、上記パルス数を
時間に換算して実施しているのである。
【0108】<第4実施例>次に、誤装着検知処理に関
する実施例について説明する。
【0109】図11および図12は、CPU31の制御
の下に実施される誤装着検知処理動作のフローチャート
である。以下、図11および図12に従って誤装着検知
処理動作について詳細に説明する。
【0110】ステップS41で、スタートスイッチがオン
であるか否かが判別され、オンであればステップS42に
進む。ステップS42で、モータドライバ38によって、
第2実施例における上記ステップS2と同様にしてステ
ッピングモータ39に供給されるモータ駆動パルス信号
のパルス出力間隔が設定される。さらに、上記RAM4
3に格納されたカウント値CT,エッジ番号PT,基準ピ
ーク値SPKおよび基準波高値SHKの内容が“0"に
初期設定され、誤装着判定用フラグPB2の内容が
“1"に初期設定される。
【0111】ステップS43〜ステップS47で、第2実施
例の回転位置検知処理動作における上記ステップS3〜
ステップS7と同様にして、ステッピングモータ39へ
のモータ駆動パルス信号のパルスPの供給、カウント値
CTのインクリメント、及び、スリット45aのエッジ
検出が実施される。そして、2つ目のエッジが検出され
るとステップS48に進む。ステップS48で、第2実施例
の回転位置検知処理動作における上記ステップS8〜ス
テップS17と同様にして、スリット円板45の回転位置
(すなわち、ステッピングモータ39の回転位置)の決
定、カウント値CT、および、エッジ番号PTのセット
が実施される。
【0112】以上までのステップでステッピングモータ
39の回転位置が決定され、以後誤装着検知に移行す
る。
【0113】ステップS49で、上記出力時間が所定時間
をオーバーしているか否かが判別される。その結果、オ
ーバーしていればステップS50に進む。ステップS50
で、上記モータドライバ38からステッピングモータ3
9にモータ駆動パルス信号のパルスPが1パルス供給さ
れて、カウント値CTがインクリメントされる。ステッ
プS51で、上記スリット45aのエッジが検出されたか
否かが判別される。その結果、検出されていればステッ
プS12に進み、そうでなければ上記ステップS49に戻っ
てエッジ検出を続行する。
【0114】ステップS52で、上記エッジ番号PTがイ
ンクリメントされる。ステップS53で、上記カウント値
CTの内容が400以上であるか否かが判別される。そ
の結果、400以上であればステップS54に進み、そう
でなければステップS54をスキップする。ステップS54
で、上記カウント値CTが400に至ったのでステッピ
ングモータ39は1回転したと判定されて、カウント値
CTおよびエッジ番号PTの内容がクリアされる。
【0115】ステップS55で、上記ステップS50,S52
あるいは上記ステップS54においてセットされたカウン
ト値CTあるいはエッジ番号PTに基づいて、RAM4
3の該当するテーブルから、現在のモータの回転位置近
傍における圧力波形の基準ピーク値が読み出されて基準
ピーク値SPKにセットされる。さらに、当該基準ピー
ク値に係るピークからボトムまでの波高値(基準波高値)
が読み出されて基準波高値SHKにセットされる。尚、
上記基準ピーク値および基準波高値は、正常装着時に感
圧センサ16によって検出される圧力波形(図3(a)参
照)における所定の回転位置近傍にあるピークのピーク
値およびこのピークからボトムまでの波高値の取り得る
範囲の最小値である。
【0116】さらに、当該回転位置が上記圧力波形にお
いてピークを呈する位置付近である場合には上記ピーク
フラグPFに“1"がセットされる一方、ボトムを呈す
る位置付近である場合には上記ボトムフラグBFに
“1"がセットされる。一方、ピークを呈する位置付近
あるいはボトムを呈する位置付近以外の場合には、ピー
クフラグPFあるいはボトムフラグBFに“0"がセッ
トされる。
【0117】ステップS56で、ピークフラグPFあるい
はボトムフラグBFの内容が“1"であるか否かが判別
される。その結果、“1"であればステップS57に進
み、そうでなければステップS57をスキップする。ステ
ップS57で、上記誤装着判定用フラグPB2に“0"が
セットされる。
【0118】ステップS58で、上記感圧センサ16から
の圧力値が取り込まれて、圧力値ATにセットされる。
ステップS59で、上記ピークフラグPFの内容が“1"
であるか(すなわち、当該回転位置がピークを呈する位
置付近であるか)否かが判別される。その結果、“1"で
あればステップS60に進み、そうでなければステップS
63に進んでボトム付近のチェックに移行する。
【0119】ステップS60で、上記ステップS58におい
て取り込まれた圧力値に基づいて、当該回転位置付近に
おける圧力波形にピークが存在するか否かが判別され
る。その結果、ピークが存在すればステップS61に進
み、そうでなければステップS63に進んでボトム付近の
チェックに移行する。ステップS61で、上記ステップS
60において検出されたピークの電圧値が基準ピーク値S
PKよりも高いか否かが判別される。その結果、高けれ
ばステップS62に進み、そうでなければステップS63に
進んでボトム付近のチェックに移行する。
【0120】ステップS62で、上記ステップS60におい
て検出されたピークは正しくフィンガ20がチューブ2
3を押圧したことに起因するピークであると判断され
て、誤装着判定用フラグP21に“1"がセットされ
る。こうして、当該モータの回転位置においてチューブ
23を押圧しているフィンガ20付近では、チューブ2
3は正常に装着されていると判定するのである。
【0121】ステップS63で、上記ボトムフラグBFの
内容が“1"であるか(すなわち、当該回転位置がボトム
を呈する位置付近であるか)否かが判別される。その結
果、“1"であればステップS64に進み、そうでなけれ
ばステップS68に進む。ステップS64で、上記ステップ
S58において取り込まれた圧力値に基づいて、当該回転
位置付近における圧力波形にボトムが存在するか否かが
判別される。その結果、ボトムが存在すればステップS
65に進み、存在しなければステップS68に進む。ステッ
プS65で、既に圧力波形におけるピークが検出されてい
るか否かが判別される。その結果、検出されていればス
テップS66に進み、そうでなければステップS68に進
む。ステップS66で、直前のピークから当該ボトムまで
の波高値が基準波高値SHKよりも高いか否かが判別さ
れる。その結果、高ければステップS67に進み、そうで
なければステップS68に進む。
【0122】ステップS67で、上記ステップS64におい
て検出されたボトムは正常なボトムであると判断され
て、誤装着判定用フラグPB2に“1"がセットされ
る。こうして、当該モータの回転位置近傍においてはチ
ューブ23は正常に装着されていると判定するのであ
る。
【0123】ステップS68で、上記ピークフラグPKお
よびボトムフラグBFの内容が共に“0"であるか否か
が判別される。その結果、共に“0"であればステップ
S71に進み、そうでなければステップS69に進む。ステ
ップS69で、上記誤装着判定用フラグPB2の内容が
“1"であるか否かが判別される。その結果、“1"であ
れば直前にピークあるいはボトムが検出されたので誤装
着ではないと判定されてステップS71に進む。一方、
“1"でなければ直前にピークあるいはボトムが検出さ
れていないので誤装着であると判定されてステップS70
に進む。ステップS70で、誤装着アラームがI/Oドラ
イバ34に出力されて、ブザー36(図5参照)が警告音
を発する。
【0124】ステップS71で、誤装着検知処理動作を続
行するか否かが判別される。その結果、続行する場合に
は上記ステップS49に戻って次のエッジ検出に移行す
る。一方、そうでなければ誤装着検知処理動作を終了す
る。
【0125】すなわち、本実施例においては、上記ステ
ップS58〜ステップS70によって上記誤装着判定手段を
構成するのである。
【0126】上述のように、本実施例においては、上記
輸液作動部11におけるシャフト18の上端部にスリッ
ト円板45を取り付ける。そして、このスリット円板4
5におけるスリット45aのエッジをホトセンサ37に
よって検出する毎に、前回のエッジ検出からのステッピ
ングモータ39へ供給されたモータ駆動パルス信号のパ
ルス数と当該エッジの種類とに基づいてモータの回転位
置を検知し、RAM43に格納された当該回転位置に係
る基準ピーク値と基準波高値とに基づいて誤装着を検知
するようにしている。したがって、本実施例によれば、
上記エッジ検出毎にチューブの誤装着であるか否かを判
定でき、0.1ml/hrの低流量であっても高精度にチュー
ブの誤装着を検知できる。
【0127】その際に、上記スリット45aのスリット
長さaiのみを順次大きくしていくとモータの回転位置
は検出できるものの誤装着検知周期が順次長くなってし
まう。そこで、スリット間隔biを逆に順次小さくし
て、バランスを取るようにしている。
【0128】<第5実施例>次に、モータの回転速度制
御に関する実施例について説明する。
【0129】通常、第3実施例の場合のように一定のパ
ルス出力間隔時間Tでステッピングモータ39を駆動し
た場合には、デッドバンド等が発生して、フィンガ20
がチューブ23を押圧するタイミングによって送液流量
が変化する。
【0130】そこで、本実施例においては、上記パルス
出力間隔時間Tを上述したスリット45aのスリット長
さaiあるいはスリット間隔biに対応付けて縮小/拡大
することによって、ステッピングモータ39の回転速度
を制御するのである。その場合の上記縮小/拡大の比率
(以下、修正比率と言う)は、(ai,bi)に対応付けて、
例えば以下のように設定されてRAM43のテーブルに
格納されている。但し、修正比率の設定値は%である。 (STai,STbi):( 5, 5)→( 5, 5)→( 5,
5)→(120,120)→(150, 80)→(120,120)→(140,
80)→(120,120)→(130, 80)→(120,120)→(14
0,100)→(120,120)→(150, 90)→(120,120)→(1
40,120)→(120,120)→(150, 80)→(120,120)→
( 5, 5)
【0131】したがって、例えば、本実施例におけるス
リット長さaiの時間は、その時間に出力されるモータ
駆動パルス信号のパルス数をZai(=ai)とし、設定流
量をY(ml/hr)とすると、 {3600/(4000×Y)}×Zai×((STai)/100) となる。また、修正パルス出力間隔時間Thの時間は、
そのパルスに係るスリット長さaiあるいはスリット間
隔biの修正比率をXとすると、 Th=3600/(4000×Y)×(X/100) となる。
【0132】その際に、上記j番目のエッジに係るパル
ス数P[j]=(aj,bj)とj番目のエッジに係る修正比
率をST[j]=(STaj,STbj)とすると、
【数1】 となり、修正比率100%でパルス出力間隔時間Tを修
正してステッピングモータ39を駆動した場合(400
パルス×100%)と同じになる。したがって、本実施
例におけるモータの回転速度制御によって流量誤差が生
ずることはないのである。
【0133】図13および図14は、CPU31の制御
の下に実施されるモータの回転速度制御理動作のフロー
チャートである。
【0134】ステップS81で、スタートスイッチがオン
であるか否かが判別され、オンであればステップS82に
進む。ステップS82で、第3実施例におけるステップS
22において説明したようにして、RAM43に格納され
ている設定流量Y(ml/hr)に基づいてパルス出力間隔時
間Tが設定される。さらに、上記RAM43に格納され
たカウント値CTおよびエッジ番号PTの内容が“0"
に初期設定され、パルス印加後時間PJがリセットされ
る。
【0135】ステップS83〜ステップS87で、第3実施
例の回転位置検知処理動作における上記ステップS23〜
ステップS27と同様にして、モータ駆動パルス信号のパ
ルスPが1パルス出力されてステッピングモータ39が
駆動される。そして、スリット45aのエッジを2回検
出するとステップS88に進む。
【0136】ステップS88〜ステップS93で、第2実施
例の回転位置検知処理動作における上記ステップS8〜
ステップS13と同様にして、スリット45aのエッジ種
類の判別、スリット長さaiのパルス数による実測値と
スリット長さSL[N1]との比較、スリット間隔bi
パルス数による実測値とスリット間隔SS[N1]との比
較が実施される。そして、スリット長さaiの実測値が
スリット長さSL[N1]に等しい場合にはステップS97
に進む。一方、スリット間隔biの実測値がスリット間
隔SS[N1]に等しい場合にはステップS94に進む。
【0137】ステップS94で、第2実施例におけるステ
ップS14およびステップS15と同様にして、1番目のエ
ッジから当該エッジまでのパルス数PB1[N1]がカウ
ント値CTにセットされ、さらに、アドレス番号N1に
基づいて算出されたエッジ番号によってアドレス番号N
1の内容が更新される。そうした後、ステップS98に進
む。ここで、上記更新前のアドレス番号N1がスリット
長さaiとスリット間隔biとを一組とするデータ(ai,
i)が格納されているアドレスであるのに対して、更新
後のアドレス番号N1は、スリット長さaiの修正比率
STsiあるいはスリット間隔biの修正比率STbiの個
々が格納されているアドレスである。尚、本実施例にお
いては、修正比率STsiと修正比率STbiとは連続した
アドレスに格納されている。
【0138】ステップS95で、第2実施例における上記
ステップS16およびステップS17と同様にして、1番目
のエッジから当該エッジまでのパルス数PB1[N1]が
カウント値CTにセットされ、さらに、アドレス番号N
1に基づいて算出されたエッジ番号によってアドレス番
号N1の内容が更新される。
【0139】ステップS96で、上記アドレス番号N1の
内容が“38"以上であるか否か、すなわち、最終アド
レスに至ったか否かが判別される。その結果、最終アド
レスに至っていなければステップS98に進み、そうでな
ければステップS97に進む。ステップS97で、上記アド
レス番号N1の内容が最終アドレスに至ったので、アド
レス番号N1に最初のアドレス“1"がセットされる。
そうした後、ステップS98に進む。
【0140】ステップS98で、上記セットされたカウン
ト値CTは、次式から分かるように1番目のスリットに
おける回転方向前方のエッジを基準点とした位相に対応
している。 位相=360°×(CT/400) そこで、上記カウント値CTを用いて、輸液ポンプの駆
動に必要な上記輸液ポンプ動作が実行される。
【0141】ここまでのステップで上記ステッピングモ
ータ39の回転位置が検知される。以後、デッドバンド
期間を無くして送液流量をリニアにするために、上記検
知されたステッピングモータ39の回転位置に基づくモ
ータの回転速度制御処理に移行する。
【0142】ステップS99で、上記ステップS94あるい
はステップS95において算出されたアドレス番号N1に
基づいて、RAM43の該当するテーブルに格納されて
いる上記修正比率STaiあるいは修正比率STbiの値S
T[N1]が読み出される。そして、次式によって、次に
ステッピングモータ39に供給されるモータ駆動パルス
信号の1パルスに係る修正パルス出力間隔時間Thが算
出される。 Th=T×(ST[N1]/100)
【0143】ステップS100で、上記パルス印加後時間
PJが修正パルス出力間隔時間Thより長いか否か、つ
まり、直前にモータ駆動パルス信号のパルスPを出力し
てから修正パルス出力間隔時間Thが経過したか否かが
判別される。その結果、経過していればステップS101
に進み、そうでなければ上記ステップS98に戻って輸液
ポンプ動作が続行される。ステップS101で、上記ステ
ッピングモータ39にモータ駆動パルス信号のパルスP
が1パルス供給される。こうして、通常のパルス出力間
隔時間Tを修正比率ST[N1]によって拡大/縮小した
タイミングでモータ駆動パルス信号の1パルスPが出力
されて、ステッピングモータ39の回転速度が制御され
る。そうした後、上記カウント値CTの内容がインクリ
メントされ、パルス印加後時間PJがリセットされる。
【0144】ステップS102で、上記ホトセンサ37に
よってスリット45aのエッジが検出されたか否か判別
される。その結果、検出されていればステップS103に
進み、そうでなければ上記ステップS98に戻って輸液ポ
ンプ動作が続行される。ステップS103で、上記アドレ
ス番号N1の内容がインクリメントされる。
【0145】ステップS104で、上記カウント値CTの
内容が400以上であるか否かが判別される。その結
果、400以上であればステップS105に進み、そうで
なければ上記ステップS98に戻って輸送ポンプ動作が実
施され、さらに次のアドレスに格納された修正比率に基
づくタイミングでパルスPが出力される。ステップS10
5で、上記ステッピングモータ39が1回転したので、
カウント値CTの内容が“0"にクリアされてアドレス
番号N1に最初のアドレス“1"がセットされる。
【0146】ステップS106で、モータの回転速度制御
理動作を続行するか否かが判別される。その結果、続行
する場合には上記ステップS98に戻って、最初のアドレ
スに格納された修正比率に基づくタイミングでパルスP
が出力される。一方、そうでなければモータの回転速度
制御処理動作を終了する。
【0147】すなわち、本実施例においては、上記ステ
ップS99によって上記時間設定手段を構成し、上記ステ
ップS100,ステップS101によって上記モータ駆動手段
を構成するのである。
【0148】上述のように、本実施例においては、上記
ステッピングモータ39がスタートした後2つ目のステ
ッピングモータ39のエッジでステッピングモータ39
の回転位置を検知する。そして、以後はエッジを検出す
る毎に、通常のパルス出力間隔時間Tを当該エッジに係
る修正比率STsi,STbiで縮小/拡大されたタイミング
でモータ駆動パルス信号のパルスPをステッピングモー
タ39に供給してステッピングモータ39の回転速度を
制御するのである。
【0149】その際に、上記修正比率STai,STbi
5%に設定されている1番目のスリット〜3番目のスリ
ットが上記デッドバンド期間中にホトセンサ37の位置
を通過するようにスリット円板45をシャフト18に取
り付けておけば、デッドバンド期間における修正パルス
出力間隔時間Thが通常のパルス出力間隔時間Tよりも
大幅に短くなってステッピングモータ39の回転速度が
早くなる。その結果、最下層に在る#10フィンガ20
10によるチューブ23の押圧期間を極短くでき、輸液動
作部11は恰もデッドバンド期間が無いように動作する
のである。
【0150】すなわち、本実施例によれば、電源オン時
にステッピングモータ39が1回転する前にデッドバン
ドに相当するモータの回転位置を検知してステッピング
モータ39の回転速度を高めることによって、デッドバ
ンド状態を無くすことができる。さらに、スリット円板
45の各スリット45a毎に送液速度を制御でき、上記
修正比率STai,STbiの値を最適に設定することによ
ってステッピングモータ39の1回転における流量変化
をリニアに近付けることができる。
【0151】また、送液速度特性が各輸液ポンプ毎にば
らついている場合には、各輸液ポンプにおける上記修正
比率を送液速度特性のばらつきを補正するように設定す
ることによって、各輸液ポンプの送液速度特性を同じに
できる。また、上記修正比率をモータ駆動パルス信号の
1パルス出力毎に設定しておけば、上記1パルスP毎に
ステッピングモータ39の回転速度を制御することが可
能となる。更に、図13のフローチャートにおける上記
ステップS81〜ステップS97を、図10のフローチャー
トにおける上記ステップS21〜ステップS37のようにす
れば、モータの回転位置を時間によって検知可能とな
る。
【0152】<第6実施例>次に、モータの駆動トルク
制御に関する実施例について説明する。
【0153】本実施例においては、上記スリット円板4
5に設けられた各スリット45aのスリット長さaiとス
リット間隔biとの組(ai,bi)が、上記各実施例と同様
に次のような配列でRAM43のテーブルに格納されて
いる。 (ai,bi):( 3,19)→( 4,18)→( 5,1
7)→( 6,16)→( 7,15)→( 8,14)→
( 9,13)→(10,12)→(11,11)→(1
2,10)→(13, 9)→(14, 8)→(15,
7)→(16, 6)→(17, 5)→(18, 4)→
(19, 3)→(21, 1)→( 2, 2)
【0154】上記ステッピングモータ39はモータ駆動
パルス信号の400パルスで1回転するのであるが、1
回転に必要とするトルクは回転位置で異なる。したがっ
て、低トルクで駆動可能な期間は、より低い駆動電流で
ステッピングモータ39を駆動できる。そこで、本実施
例においては、20kHzデューティ制御部40によっ
て、図6(d)に示すモータ駆動パルス信号のパルスPの
デューティ比を必要トルクに応じて制御して、ステッピ
ングモータ39に供給される駆動電流をより小さく設定
するのである。
【0155】その場合の上記デューティ比は、(ai,
i)に対応付けて、例えば以下のように設定されてRA
M43のテーブルに格納されている。但し、デューティ
比の設定値は%である。 (DTai,DTbi):(50,50)→(55,55)→
(60,65)→(60,50)→(45,55)→(6
0,55)→(70,65)→(60,50)→(45,5
0)→(55,55)→(65,65)→(60,55)→
(55,55)→(50,55)→(65,65)→(6
0,50)→(50,60)→(65,70)→(65,6
0)
【0156】図15および図16は、CPU31の制御
の下に実施されるモータの駆動トルク制御処理動作のフ
ローチャートである。
【0157】ステップS111で、スタートスイッチがオ
ンであるか否かが判別され、オンであればステップS11
2に進む。ステップS112で、第3実施例の回転位置検知
処理動作におけるステップS22と同様にして、RAM4
3に格納されている設定流量Y(ml/hr)に基づいてパル
ス出力間隔時間Tが設定される。さらに、上記RAM4
3に格納されたカウント値CTおよびエッジ番号PTの
内容が“0"に初期設定され、パルス印加後時間PJが
リセットされる。また、20kHzデューティ制御部4
0に対して指示信号が出力されてパルスPのデューティ
比が100%に初期設定される。
【0158】ステップS113〜ステップS128で、第5実
施例の回転位置制御処理動作における上記ステップS83
〜ステップS98と同様にして、2回目のエッジ検出時に
おいて検出されたエッジの特定、当該エッジに係るスリ
ット長さaiに対応付けられたデューティ比DTaiある
いはスリット間隔biに対応付けられたデューティ比D
biが格納されているアドレスN1のセット、1番目の
エッジから当該エッジまでのパルス数PB1[N1]のカ
ウント値CTへのセット、および、輸液ポンプ動作が実
施される。
【0159】ここまでのステップで上記ステッピングモ
ータ39の回転位置が検知される。以後、この検知され
たステッピングモータ39の回転位置に基づくモータの
駆動トルク制御処理に移行する。
【0160】ステップS129で、上記ステップS124ある
いはステップS125において算出されたアドレス番号N
1に基づいて、RAM43の該当するテーブルに格納さ
れている上記デューティ比DTaiあるいはデューティ比
DTbiの値DT[N1]が読み出されて、20kHzデュ
ーティ制御部40に送出される。
【0161】ステップS130〜ステップS136で、第5実
施例におけるステップS100〜ステップS106と同様にし
て、パルス印加後時間PJがパルス出力間隔時間Tより
長くなると、ステッピングモータ39に20kHzデュ
ーティ制御部40からデューティ比DT[N1]のパルス
Pが1パルス供給されて制御された駆動電流でステッピ
ングモータ39が駆動される。以後、エッジが検出され
る毎にRAM43から読み出したデューティ比DT[N
1]によってパルスPのデューティ比が制御されて駆動
電流が制御される。
【0162】すなわち、本実施例においては、上記ステ
ップS129によって上記デューティ設定手段を構成する
のである。
【0163】上述のように、本実施例においては、上記
ステッピングモータ39がスタートした後に2つ目のエ
ッジでステッピングモータ39の回転位置を検知する。
そして、以後はエッジを検出する毎に、ステッピングモ
ータ39に供給するパルスPのデューティ比を当該エッ
ジに係るデューティ比DTai,DTbiに設定して、ステ
ッピングモータ39の駆動電流を制御するのである。し
たがって、本実施例によれば、上記RAM43のテーブ
ルに格納されるデューティ比DTai,DTbiを必要駆動
トルクの変化に応じて最適に設定することによって、電
源オン時にステッピングモータ39が1回転する前に駆
動電流を必要駆動トルクに応じて低下させて消費電流の
低下を図ることができる。その結果、電源電池の小型化
を実現することが可能となる。
【0164】また、上記デューティ比DTai,DTbi
モータ駆動パルス信号の1パルスP毎に設定しておけ
ば、上記1パルスP毎にステッピングモータ39の駆動
電流を制御することが可能となり、更なる消費電流の低
下を実施できる。さらに、図15のフローチャートにお
ける上記ステップS111〜ステップS127を、図10のフ
ローチャートにおける上記ステップS21〜ステップS37
のようにすれば、モータの回転位置を時間によって検知
可能となる。
【0165】<第7実施例>次に、上記モータの駆動ト
ルク制御に関する他の実施例について説明する。本実施
例における上記スリット長さaiとスリット間隔biの組
(ai,bi)は、上記各実施例と同様の配列でRAM43
のテーブルに格納されている。また、上記モータ駆動パ
ルス信号のパルスPのデューティ比(DTai,DTbi)
が、第6実施例と同様に(ai,bi)に対応付けて設定さ
れてRAM43の(ai,bi)とは異なるテーブルに格納
されている。但し、デューティ比の設定値は%である。
尚、上記(ai,bi)および(DTai,DTbi)の具体的数値
については第6実施例に記載してある。
【0166】さらに、上記RAM43には、スリット円
板45が1番目のエッジの位置から各エッジの位置まで
回転する際にステッピングモータ39に供給されるパル
スPの累計を表す累積パルス数CO[N1]が、(ai,
i)および(DTai,DTbi)とは異なるテーブルに各エ
ッジ毎に格納されている。また、ステッピングモータ3
9の静止トルクを確保するのに必要なパルスPのデュー
ティ比を表す静止デューティDH[N1]が(ai,bi)に
対応付けられて格納されている。尚、上記静止デューテ
ィに対して、ステップS142で初期設定されるようなス
テッピングモータ39を駆動するのに必要なパルスPの
デューティ比を駆動デューティと呼ぶことにする。
【0167】ここで、上記20kHzデューティ制御部
40によって、(DTai,DTbi)に基づいて図6(d)に示
すモータ駆動パルス信号のパルスPのデューティ比を制
御することによって、ステッピングモータ39の駆動電
流を制御できる。
【0168】図17および図18は、CPU31の制御
の下に実施されるモータの駆動トルク制御理動作のフロ
ーチャートである。
【0169】ステップS141〜ステップS157で、第6実
施例の駆動トルク制御処理動作における上記ステップS
111〜ステップS127と同様にして、設定流量Y(ml/hr)
に基づくパルス出力間隔時間Tの設定、および、パルス
Pのデューティ比の初期設定(100%)が実施される。
そして、ステッピングモータ39が駆動されて、2回目
のエッジ検出時において検出されたエッジの特定、当該
エッジに係るスリット長さaiに対応付けられたデュー
ティ比DTaiあるいはスリット間隔biに対応付けられ
たデューティ比DTbiが格納されているアドレスN1の
セット、および、1番目のエッジから当該エッジまでの
パルス数PB1[N1]のカウント値CTへのセットが実
施される。
【0170】ここまでのステップで上記ステッピングモ
ータ39の回転位置が検知される。以後、この検知され
たステッピングモータ39の回転位置に基づくモータの
駆動トルク制御処理に移行する。
【0171】ステップS158で、上記輸液ポンプ動作が
開始され、上記ステップS154あるいはステップS155に
おいてセットされたアドレス番号N1に基づいて読み出
されたデューティ比DT[N1]が20kHzデューティ
制御部40に送出されて、ステッピングモータ39に駆
動デューティDT[N1]のパルスPが1パルス供給され
る。さらに、アドレスN1に基づいて、RAM43の該
当するテーブルから累積パルス数CO[N1]が読み出さ
れて、設定パルス数SRにセットされる。
【0172】ステップS159で、上記パルス印加後時間
PJがパルス出力間隔時間Tより長いか否かが判別され
る。その結果、長ければステップS160に進み、そうで
なければ上記ステップS158に戻って輸液ポンプ動作が
続行される。ステップS160で、上記カウント値CTの
内容がインクリメントされ、パルス印加後時間PJがリ
セットされる。ステップS161で、上記カウント値CT
の内容が設定パルス数SR以上になったか否かが判別さ
れる。その結果、設定パルス数SR以上であれば(すな
わち、ホトセンサ37の位置にN1番目のエッジが到達
していれば)ステップS163に進み、そうでなければステ
ップS162に進む。ステップS162で、上記ステップS15
8において設定された駆動デューテイDT[N1]のパル
スPが1パルス出力されて、上記ステップS158に戻
る。
【0173】つまり、上記ステップS158〜ステップS1
62によって、上記パルスPをあと1パルス出力すればN
1番目のエッジがホトセンサ37の位置に到達する位置
までステッピングモータ39を回転させるのである。
【0174】ステップS163で、上記アドレス番号N1
に基づいて、RAM43の該当するテーブルに格納され
ている静止デューティDH[N1]が読み出されて設定デ
ューティDYにセットされる。ステップS164で、上記
設定デューティDYの内容がインクリメントされる。そ
して、パルス印加後時間PJがパルス出力間隔時間Tに
至る前に設定デューティDYを駆動デューティの暫定値
とするパルスPが1パルス出力される。ステップS165
で、上記ホトセンサ37によってスリット円板45にお
けるスリット45aのエッジが検出されたか否かが判別
される。その結果、検出されていればステップS166に
進む。一方、そうでなければ、上記ステップS164に戻
って更にインクリメントされた駆動デューティDYのパ
ルスPが出力される。
【0175】こうして順次駆動デューティ比DYを増加
することによって、駆動トルクを得るのに必要な最小電
流がステッピングモータ39に流れた時点で脱調状態が
無くなって、ステッピングモータ39が回転し始める。
そこで、上述のようにエッジを検出することによって、
ステッピングモータ39が脱調状態を脱出して回転し始
めたことを検知するのである。
【0176】ステップS166で、上記スリット45aのエ
ッジが検出されたのでアドレス番号N1がインクリメン
トされる。そうした後、設定デューティ比DY(すなわ
ち、駆動トルクを得るのに必要な最小電流を呈するデュ
ーティ比)が当該エッジに係る駆動デューティであると
確定されて、駆動デューティDT[NI]にセットされ
る。
【0177】ステップS167で、上記カウント値CTの
内容が400以上であるか否かが判別される。その結
果、400以上であればステップS168に進み、そうで
なければ上記ステップS158に戻って次のエッジに係る
駆動デューティの最適化が実施される。ステップS168
で、上記ステッピングモータ39が1回転したので、カ
ウント値CTの内容が“0"にクリアされ、アドレス番
号N1に最初のアドレス“1"がセットされる。
【0178】ステップS169で、モータの駆動トルク制
御処理動作を続行するか否かが判別される。その結果、
続行する場合には上記ステップS158に戻って次のエッ
ジに係る駆動デューティの最適化が実施される。一方、
そうでなければモータの駆動トルク制御処理動作を終了
する。
【0179】すなわち、本実施例においては、上記ステ
ップS158〜ステップS162によって上記モータ初期駆動
手段を構成し、上記ステップS163〜ステップS165によ
って上記デューティ設定手段を構成し、上記ステップS
166,ステップS158〜ステップS162で上記モータ駆動手
段を構成するのである。
【0180】上述のように、本実施例においては、上記
ステッピングモータ39がスタートした後2つ目のエッ
ジでステッピングモータ39の回転位置を検知し、以後
はエッジを検出する毎にステッピングモータ39の駆動
トルクに必要な最小電流を呈する駆動デューティを当該
エッジに係るデューティ比DTai,DTbiに基づいて決
定して、ステッピングモータ39の駆動トルクを最適に
制御するのである。
【0181】したがって、本実施例によれば、上記ステ
ッピングモータ39の1回転を待たずにステッピングモ
ータ39の駆動電流を低下でき、特に低流量時に消費電
流を低下して電源電池の小型化を図ることができる。例
えば、上記モータ駆動パルス信号のパルスPが400パ
ルスでカム19が1回転して0.1ml/hrの送液を実施
するようにステッピングモータ39の回転を設定する
と、パルス出力間隔時間Tは9秒となる。したがって、
パルスPを数発出力する間ステッピングモータ39が空
回りすれば、数分間送液が停止する可能性がある。しか
しながら、本実施例によれば、上記ステップS164にお
いて50msecに1回設定デューティDYをインクリメン
トしても1秒間に20段階インクリメントでき、従来に
比較して非常に短時間に駆動デューティを最適化できる
のである。
【0182】尚、上記フローチャートにおける上記ステ
ップS166においては、上記ステップS164,ステップS1
65で設定された駆動トルクに必要な最小電流を呈する設
定デューティDYをそのまま駆動デューティとしている
が、設定デューティDYに所定値を加えたデューティ比
を駆動デューティとして、より駆動トルクに余裕を持た
せるようにしてもよい。また、図17のフローチャート
における上記ステップS141〜ステップS157を図10の
フローチャートにおける上記ステップS21〜ステップS
37のようにすれば、モータの回転位置を時間によって検
知可能となる。さらに、本実施例においては、各スリッ
ト45aのエッジ検出毎に駆動デューティの最適化を行
うので、従来用いられている各スリット幅aiおよびス
リット間隔biが同じスリット円板であっても適用可能
である。
【0183】<第8実施例>次に、モータ駆動時におけ
る静止トルクの制御に関する実施例について説明する。
【0184】本実施例における上記スリット長さai
スリット間隔biの組(ai,bi)は、上記各実施例と同様
の配列でRAM43のテーブルに格納されている。ま
た、上記モータ駆動パルス信号のパルスPのデューティ
比は、第6実施例および第7実施例と同様に(ai,bi)
に対応付けて設定されてRAM43の(ai,bi)とは異
なるテーブルに格納されている。但し、デューティ比の
設定値は%である。
【0185】図19および図20は、CPU31の制御
の下に実施されるモータ駆動開始時における静止トルク
制御理動作のフローチャートである。
【0186】ステップS171〜ステップS187で、第6実
施例の駆動トルク制御処理動作における上記ステップS
111〜ステップS127あるいは第7実施例の駆動トルク制
御処理動作における上記ステップS141〜ステップS157
と同様にして、パルス出力間隔時間Tの設定、デューテ
ィ比の初期設定(100%)、2回目に検出されたエッジ
の特定、当該エッジに係るデューティ比DTai,DTbi
のアドレスN1のセット、および、1番目のエッジから
当該エッジまでのパルス数PB1[N1]のセットが実施
される。
【0187】ここまでのステップで上記ステッピングモ
ータ39の回転位置が検知される。以後、この検知され
たステッピングモータ39の回転位置に基づくモータ駆
動開始時における静止トルク制御処理に移行する。
【0188】ステップS188で、上記ステップS184ある
いはステップS185において算出されたアドレス番号N
1に基づいて、RAM43の該当するテーブルに格納さ
れている上記デューティ比DTaiあるいはデューティ比
DTbiの値DT[N1]が読み出されて、静止デューティ
DHにセットされる。ステップS189で、上記輸液ポン
プ動作が開始され、上記ステップS188において読み出
されたデューティ比DT[N1]が上記20kHzデュー
ティ制御部40に送出されて、上記駆動デューティの初
期値がデューティ比DT[N1]に設定される。
【0189】ステップS190で、上記パルス印加後時間
PJがパルス出力間隔時間Tより長いか否かが判別され
る。その結果、長ければステップS191に進み、そうで
なければステップS204に進む。ステップS191で、上記
ステッピングモータ39にモータ駆動パルス信号のパル
スPが1パルス供給される。そうした後、上記カウント
値CTの内容がインクリメントされ、パルス印加後時間
PJがリセットされる。
【0190】ステップS192で、上記ホトセンサ37に
よってスリット45aのエッジが検出されたか否か判別
される。その結果、検出されていればステップS193に
進み、そうでなければステップS196に進む。ステップ
S193で、上記アドレス番号N1の内容がインクリメン
トされる。ステップS194で、上記カウント値CTの内
容が400以上であるか否かが判別される。その結果、
400以上であればステップS195に進み、そうでなけ
ればステップS195をスキップする。ステップS195で、
上記ステッピングモータ39が1回転したので、カウン
ト値CTの内容が“0"にクリアされてアドレス番号N
1に最初のアドレス“1"がセットされる。
【0191】ステップS196で、上記ステップS189にお
いて設定された駆動デューティDT[N1]または上記ス
テップS195において設定されたアドレス番号N1に基
づくデューティ比DT[N1]が、静止デューティDHの
暫定値としてセットされる。
【0192】ステップS197で、上記ステップS172にお
いて設定されたパルス出力間隔時間Tが0.1秒より長
いか否かが判別される。その結果、長ければステップS
198に進み、そうでなければステップS204に進む。ここ
で、本実施例においては、送液速度が遅い場合に駆動電
流を低減させるようにしている。そこで、パルス出力時
間Tが0.1秒以下で送液速度が早い場合には、ステッ
プS198〜ステップS203を飛ばして静止デューティの最
適化は実施しないのである。
【0193】ステップS198で、上記パルス印加後時間
PJが0.05秒になってステッピングモータ39の動
作が安定するとステップS199に進む。
【0194】ステップS199で、上記静止デューティD
Hの内容をデクリメントし、静止デューティDHのパル
スPをステッピングモータ39に供給する。ステップS
200で、上記スリット45aのエッジが検出されたか否か
が判別される。その結果、検出されていればステップS
201に進み、そうでなければ上記ステップS199に戻って
更に静止デューティDHのデクリメントが実施される。
ここで、上記静止デューティDHを減少し過ぎるとステ
ッピングモータ39が逆回転し始める。そこで、このス
テッピングモータ39の逆回転を上記エッジ検出によっ
て検知するのである。
【0195】ステップS201で、上記静止デューティD
Hをインクリメントして、静止デューティDHのパルス
Pがステッピングモータ39に供給された際に最小の駆
動トルクが確保されるようにする。この場合、上記輸液
作動部11のばらつきを考慮して、静止デューティDH
に“2"を加算して、静止トルクに余裕を持たせるよう
にしてもよい。
【0196】ステップS202で、上記パルス印加後時間
PJがパルス出力間隔時間Tに至る前に、ステッピング
モータ39に駆動デューティDT[N1]のパルスPが1
パルス供給される。こうして、ステッピングモータ39
逆回転による送液速度誤差の発生が防止される。ステッ
プS203で、上記ホトセンサ37によってスリット45a
のエッジが検出されてステッピングモータ39の正回転
が確認されたか否か判別される。その結果、検出されて
いればステップS204に進み、そうでなければ上記ステ
ップS202に戻って駆動デューティDT[N1]のパ
ルスPが更に1パルス供給される。このステップで上記
静止デューティの最適化が終了する。
【0197】ステップS204で、上記パルス印加後時間
PJが0.05秒になってステッピングモータ39の動
作が安定するとステップS205に進み、そうでなければ
上記ステップS189に戻って駆動デューティのパルスP
がステッピングモータ39に供給される。ステップS20
5で、上記ステッピングモータ39に静止デューティD
HのパルスPが1パルス供給されてステッピングモータ
39が駆動され、上記輸液ポンプ動作が実施される。そ
うした後、モータ駆動時における静止トルクの制御処理
動作を終了する。
【0198】すなわち、本実施例においては、上記ステ
ップS199,ステップS200によって上記逆転開始デュー
ティ設定手段を構成し、上記ステップS201〜ステップ
S203によって上記デューティ設定手段を構成し、上記
ステップS205で上記モータ駆動手段を構成するのであ
る。
【0199】上述のように、本実施例においては、上記
ステッピングモータ39がスタートした後2つ目のエッ
ジでステッピングモータ39の回転位置を検知し、当該
回転位置においてステッピングモータ39に供給するパ
ルスPの静止デューティを当該エッジに係るデューティ
比DTai,DTbiに基づいて最適化して、ステッピング
モータ39の駆動開始時における駆動電流を制御するの
である。したがって、本実施例によれば、上記ステッピ
ングモータ39の1回転を待たずにステッピングモータ
39の駆動電流を低下でき、消費電流を低下して電源電
池の小型化を図ることができる。
【0200】尚、本実施例によって駆動開始時に必要な
最小の駆動トルクを確保する駆動電流でステッピングモ
ータ39が回転された後に、上述の第7実施例に従って
駆動デューティの最適化を図れば、ステッピングモータ
39を最小の駆動電流で駆動し続けることができる。ま
た、図19のフローチャートにおける上記ステップS17
1〜ステップS187を図10のフローチャートにおける上
記ステップS21〜ステップS37のようにすれば、モータ
の回転位置を時間によって検知可能となる。さらに、上
記実施例においては、各スリット45aのエッジ検出毎
に静止デューティの最適化を行うので、従来用いられて
いる各スリット幅aiおよびスリット間隔biが同じスリ
ット円板であっても適用可能である。
【0201】〔第2例〕本例における輸液ポンプは、第
1例の輸液ポンプにおける図7に示す輸液作動部11の
シャフト18からエンコーダ47を外した構成を成し、
その制御系は図5に示すブロック図からホトセンサ37
を除去した構成を有している。
【0202】<第9実施例>本実施例におけるモータの
回転位置検知は、エンコーダに因らずに感圧センサ16
からの検出信号に基づいて実施する。
【0203】図21は、CPU31の制御の下に実施さ
れる回転位置検知処理動作のフローチャートである。以
下、図21に従って回転位置検知処理動作について詳細
に説明する。
【0204】ステップS211で、スタートスイッチがオ
ンであるか否かが判別され、オンであればステップS21
2に進む。ステップS212で、第2実施例の回転位置検知
処理動作における上記ステップS2に示すようにしてモ
ータ駆動パルス信号のパルス出力間隔が設定される。さ
らに、上記RAM43に格納された上記カウント値C
T,アドレス番号N2,パルス累計値PB3[N2=0〜
40],前回サンプリングされたピーク値PK,ピークレ
ベル変化が最大値を呈した際のパルス累計値のアドレス
L,最大ピーク値AMおよびピークレベル最大変化値L
Vの内容が“0"に初期設定される。
【0205】ステップS213で、上記出力時間が、所定
時間をオーバーしたか否かが判別される。その結果、オ
ーバーしていればステップS214に進む。ステップS214
で、上記モータドライバ38からステッピングモータ3
9にモータ駆動パルス信号のパルスPが1パルス供給さ
れて、パルス数のカウント値CTがインクリメントされ
る。
【0206】ステップS215で、上記感圧センサ16か
らの圧力値が取り込まれて、圧力値ATにセットされ
る。ステップS216で、上記ステップS215においてセッ
トされた圧力値ATに基づいて、当該回転位置付近にお
ける圧力波形にピークが存在するか否かが判別される。
その結果、ピークが存在すればステップS217に進み、
そうでなければステップS223に進んでボトム付近のチ
ェックに移行する。ステップS217で、上記RAM43
の該当するテーブルにおけるアドレスN2に格納される
パルス累計値PB3[N2]にカウント値CTがセットさ
れる。
【0207】ステップS218で、上記ステップS215にお
いて取り込まれた圧力値ATが最大ピーク圧力値AMよ
り大きいか否かが判別される。その結果、大きければス
テップS219に進み、そうでなければステップS219をス
キップする。ステップS219で、上記最大ピーク値AM
の内容が圧力値ATで置き換えられて、その際のパルス
累計値が格納されるアドレス番号Mに現在のアドレス番
号N2がセットされる。
【0208】ステップS220で、上記前回サンプリング
されたピーク値PKと今回サンプリングされた圧力値
(ピーク値)ATとの差が算出され、その値がピークレベ
ル最大変化値LVよりも大きいか否かが判別される。そ
の結果、大きければステップS221に進み、そうでなけ
ればステップS221をスキップする。ステップS221で、
上記ピークレベル最大変化値LVの内容が(PK−AT)
で置き換えられ、その際のパルス累計値が格納されるア
ドレス番号Lに現在のアドレス番号N2がセットされ
る。
【0209】ステップS222で、上記アドレス番号N2
がインクリメントされ、前回サンプリングされたピーク
値PKの内容が今回サンプリングされた圧力値(ピーク
値)ATに置き換えられる。
【0210】ステップS223で、上記ステップS215にお
いてセットされた圧力値ATに基づいて、当該回転位置
付近における圧力波形にボトムが存在するか否かが判別
される。その結果、ボトムが存在すればステップS224
に進み、そうでなければステップS224をスキップす
る。ステップS224で、上記RAM43の該当するテー
ブルにおけるアドレスN2に格納されるパルス累計値P
B3[N2]にカウント値CTがセットされ、アドレス番
号N2がインクリメントされる。
【0211】ステップS225で、上記カウント値CTの
内容が400以上であるか否かが判別される。その結
果、400以上であればステッピングモータ39は1回
転したのでステップS226に進む。一方、そうでなけれ
ば、ステッピングモータ39は未だ1回転しておらず今
後さらに最大ピーク値が出現する可能性があるために、
ステップS213に戻って更に最大ピーク値の検索が続行
される。
【0212】ステップS226で、最大ピーク値AMを呈
した際のパルス累計値PB3[M]が格納されているアド
レス番号Mが(N2−2)より小さいか否かが判別され
て、最大ピーク値AMを検出後2個以上のピークあるい
はボトムを検出したか否かがチェックされる。その結
果、(N2−2)より小さく最大ピーク値AMを検出後2
個以上のピークまたはボトムを検出していれば、ステッ
プS227に進む。一方、(N2−2)以上で最大ピーク値
AMを検出後2個以上のピークあるいはボトムを検出し
ていなければ、次のピークで、ピークレベル最大変化値
が検出される可能性があるために、ステップS213に戻
ってピークレベル最大変化値の検出が続行される。
【0213】ステップS227で、上記ピークレベル変化
の最大値LVが検出された際のパルス累計値PB3[L]
が格納されているアドレス番号Lが、上記最大ピーク値
AMが検出された際のパルス累計値PB3[M]が格納さ
れているアドレス番号Mよりも大きいか否かが判別され
る。すなわち、ピークレベル変化の最大値LVが検出さ
れたタイミングが最大ピーク値AMが検出されたタイミ
ングよりも後であるか否かが判別される。ここで、上記
ピークレベル変化の最大値が現れるのは、図3(a)に見
られるように、最大ピーク値が現れた後のはずである。
したがって、上記判定の結果が大きければ(すなわち、
後であれば)ステップS228に進む。一方、小さければ
(すなわち、前であれば)ステップS234に進む。
【0214】ステップS228で、上記カウント値CTか
ら最大ピーク値AMが検出された際のパルス累計値PB
3[M]が差し引かれて最大ピーク値AM検出時点を基準
とした際の現時点のパルス数が算出される。こうして、
最大ピーク値AM検出時点を基準とした際の現時点にお
けるモータの回転位置(すなわち、チューブ23を押圧
しているフィンガ20の位置)がモータ駆動パルス信号
のパルス数で表されてる。
【0215】ステップS229で、上記出力時間が、所定
時間をオーバーしたか否かが判別される。その結果、オ
ーバーしていればステップS230に進む。ステップS230
で、上記モータドライバ38からステッピングモータ3
9にモータ駆動パルス信号のパルスPが1パルス供給さ
れて、カウント値CTがインクリメントされる。
【0216】ステップS231で、上記カウント値CTの
内容が400以上であるか否かが判別される。その結
果、400以上であればステップS232に進む。一方、
そうでなければステップS232をスキップする。ステッ
プS232で、上記ステッピングモータ39が1回転した
ので、カウント値CTの内容がクリアされる。ステップ
S233で、上記輸液ポンプ動作が実行される。そうした
後、ステップS235に進む。
【0217】ステップS234で、ピークレベル最大変化
値LVが検出されたタイミングが最大ピーク値AMが検
出されたタイミングよりも前であると上記ステップS22
7において判別されたため、チューブ23の誤装着によ
って最大ピーク値が規定値よりも減少している可能性が
あると判定される。そして、誤装着アラームがI/Oド
ライバ34に出力されてブザー36が警告音を発する。
【0218】ステップS235で、停止スイッチがオンか
否かが判別される。その結果、オンでなければ上記ステ
ップS229に戻って更にモータ駆動パルス信号のパルス
Pが1パルス出力される。一方、オンであれば回転位置
検知処理動作が終了される。
【0219】尚、本実施例におけるステップS228にお
いては、上記カウント値CTから最大ピーク値AMが検
出された際のパルス累計値PB3[M]を差し引いて、最
大ピーク値AM検出時点を基準として現時点のパルス数
を算出している。しかしながら、カウント値CTからピ
ークレベル最大変化値LVが検出された際のパルス累計
値PB3[L]を差し引いて、ピークレベル最大変化値L
V検出時点を基準として現時点のパルス数を算出しても
よい。
【0220】このように、本実施例においては、上記正
常装着の場合には、感圧センサ16からの圧力変動が、
図3(a)に示すように各フィンガ20による押圧に対応
して9個のピークが現れ、全体として#2フィンガ20
2から#10フィンガ2010に向かってピーク値が上昇
していることに着目して、最大ピーク値を呈した時点
(#1フィンガ201および#10フィンガ2010による
押圧時点)あるいはピークレベル最大変化値を呈した時
点(#1フィンガ201による押圧から#2フィンガ20
2による押圧への変化時点)を基準点とする。そして、こ
の基準点からのモータ駆動パルス信号のパルス数によっ
てモータの回転位置を検知するのである。したがって、
本実施例によれば、大きな容積を有するエンコーダを用
いることなく容易にモータの回転位置を検知でき、輸液
ポンプのコストダウンと小型化が可能になる。
【0221】<第10実施例>次に、下流閉塞検知に関
する実施例について説明する。本実施例における下流閉
塞検知は、第9実施例における感圧センサ16からの圧
力変化に基づいて実施する。すなわち、下流側でチュー
ブ23が閉塞した場合にはチューブ内圧が上昇するため
に、図22に示すように、感圧センサ16によって検出
される圧力値も上昇する。そこで、感圧センサ16から
の圧力値が所定値を越えるのを監視することによって、
下流閉塞を検知するのである。
【0222】図23は、CPU31の制御の下に実施さ
れる下流閉塞検知処理動作のフローチャートである。以
下、図23に従って下流閉塞検知処理動作について詳細
に説明する。
【0223】ステップS241で、スタートスイッチがオ
ンであるか否かが判別され、オンであればステップS24
2に進む。ステップS242で、設定流量に従ってモータ駆
動パルス信号のパルス出力間隔が設定される。さらに、
上記RAM43に格納されたカウント値CTの内容が
“0"に初期設定される。さらに、初期圧力値AKに、
上記感圧センサ16からの圧力値が取り込まれてセット
される。
【0224】ステップS243で、上記出力時間が、所定
時間をオーバーしたか否かが判別される。その結果、オ
ーバーしていればステップS244に進む。ステップS244
で、上記モータドライバ38からステッピングモータ3
9にモータ駆動パルス信号のパルスPが1パルス供給さ
れて、カウント値CTがインクリメントされる。
【0225】ステップS245で、上記感圧センサ16か
らの圧力値が取り込まれて、圧力値ATにセットされ
る。ステップS246で、上記ステップS245において感圧
センサ16から取り込まれた現在の圧力値ATが、初期
圧力値AKに“30"が加算された値よりも大きいか否
かが判別される。その結果、大きければステップS247
に進み、そうでなければステップS247をスキップす
る。
【0226】ここで、本実施例においては、上記感圧セ
ンサ16からの値はI/Oドライバ34におけるA/D変
換器によって8ビットでA/D変換され、変換後のディ
ジタル値“1"が0.05kg/cm2に相当する。そして、
下流閉塞が発生するとチューブ23の内圧が上昇するた
め、圧力値AKが初期圧力値AKよりも1.5kg/cm
2(ディジタル値で“30")よりも大きくなった場合に下
流閉塞であると判定するのである。
【0227】ステップS247で、上記下流閉塞が発生し
たと判定されて下流閉塞アラームがI/Oドライバ34
に出力され、ブザー36が警告音を発する。ステップS
248で、上記輸液ポンプ動作が実行される。ステップS2
49で、下流閉塞検知処理動作を続行するか否かが判別さ
れる。その結果続行する場合には上記ステップS243に
戻って次の圧力値ATが取り込まれ、そうでなければ下
流閉塞検知処理動作が終了される。
【0228】すなわち、本実施例においては、上記ステ
ップS245〜ステップS247によって上記下流閉塞判定手
段を構成するのである。
【0229】上述のように、本実施例においては、上記
扉15内に輸送作動部11に対向して設けられてチュー
ブ23の誤装着検知の際に用いた感圧センサ16によっ
て下流閉塞検知をも実施できる。したがって、本実施例
によれば、感圧センサ16とは別に、輸送作動部11の
下流側や輸送作動部11の途中に下流閉塞検知用の感圧
センサを設ける必要がなく、輸液ポンプの小型化が容易
に可能となる。
【0230】<第11実施例>次に、上流閉塞検知に関
する実施例について説明する。
【0231】本実施例における上流閉塞検知も、上述の
下流閉塞検知の場合と同様に感圧センサ16からの圧力
変化に基づいて実施する。すなわち、上流側でチューブ
23が閉塞した場合にはチューブ内圧が低下するため
に、フィンガ20がチューブ23を押圧し始める際の圧
力も低下するので、図24に示すように、感圧センサ1
6によって検出される圧力変動におけるボトム部分の圧
力値に所定値を上回る差が生ずるのを監視することによ
って、上流閉塞を検知するのである。
【0232】図25は、CPU31の制御の下に実施さ
れる上流閉塞検知処理動作のフローチャートである。以
下、図25に従って上流閉塞検知処理動作について詳細
に説明する。
【0233】ステップS251で、スタートスイッチがオ
ンであるか否かが判別され、オンであればステップS25
2に進む。ステップS252で、モータ駆動パルス信号のパ
ルス出力間隔が設定される。さらに、上記RAM43に
格納されたカウント値CTおよびアドレス番号N2の内
容が“0"に初期設定される。
【0234】ステップS253で、上記出力時間が、所定
時間をオーバーしたか否かが判別される。その結果、オ
ーバーしていればステップS254に進む。ステップS254
で、上記モータドライバ38からステッピングモータ3
9にモータ駆動パルス信号の1パルスが1パルス供給さ
れて、ステッピングモータ39に供給されるパルス数の
カウント値CTがインクリメントされる。
【0235】ステップS255で、第9実施例の回転位置
検知処理動作における上記ステップS215〜ステップS2
27と同様にして、モータの回転位置検出の際の基準点が
求められる。
【0236】ステップS256で、上記カウント値CTお
よびアドレス番号N2の内容が“0"にリセットされ
る。ステップS257で、上記出力時間が、所定時間をオ
ーバーしたか否かが判別される。その結果、オーバーし
ていればステップS258に進む。ステップS258で、上記
モータドライバ38からステッピングモータ39にモー
タ駆動パルス信号のパルスPが1パルス供給されて、カ
ウント値CTがインクリメントされる。さらに、上記感
圧センサ16からの圧力値が取り込まれて、圧力値AT
にセットされる。
【0237】ステップS259で、上記ステップS258にお
いて取り込まれた圧力値ATに基づいて、当該回転位置
付近における圧力波形にボトムが存在するか否かが判別
される。その結果、ボトムが存在すればステップS260
に進み、そうでなければステップS260をスキップす
る。ステップS260で、上記RAM43の該当するテー
ブルにおけるアドレスN2に格納される圧力値PB3
[N2]に圧力値ATがセットされ、アドレス番号N2が
インクリメントされる。
【0238】ステップS261で、上記カウント値CTの
内容が400以上であるか否かが判別される。その結
果、400以上であればステッピングモータ39は1回
転したのでステップS262に進む。一方、そうでなけれ
ば、上記ステップS257に戻って更にボトムの検索が続
行される。ステップS262で、上記カウント値CTおよ
びアドレス番号N2の内容が“0"にリセットされる。
【0239】ステップS263で、上記出力時間が、所定
時間をオーバーしたか否かが判別される。その結果、オ
ーバーしていればステップS264に進む。ステップS264
で、上記モータドライバ38からステッピングモータ3
9にモータ駆動パルス信号のパルスPが1パルス供給さ
れて、カウント値CTがインクリメントされる。さら
に、上記感圧センサ16からの圧力値が取り込まれて、
圧力値ATにセットされる。
【0240】ステップS265で、上記ステップS264にお
いて取り込まれた圧力値ATに基づいて、当該回転位置
付近における圧力波形にボトムが存在するか否かが判別
される。その結果、ボトムが存在すればステップS266
に進み、そうでなければステップS269に進む。ステッ
プS266で、上記RAM43の基準圧力値APに上記ス
テップS260においてセットされた直前のボトムにおけ
る圧力値PB3[N2]がセットされ、アドレス番号N2
がインクリメントされる。
【0241】ステップS267で、上記ステップS264にお
いて感圧センサ16から取り込まれた現在の圧力値AT
が、基準圧力値APから“5"が減算された値よりも小
さいか否かが判別される。その結果、小さければステッ
プS268に進み、そうでなければステップS268をスキッ
プする。ここで、本実施例においては、上記各圧力値は
上述のようにディジタル値であり、そのディジタル値
“1"が0.05kg/cm2に相当する。そして、上流閉塞
が発生するとチューブ23の内圧が下降するため、フィ
ンガ20がチューブ23に当たり始める時点(すなわ
ち、ボトムの時点)の圧力値AKが基準圧力値(すなわ
ち、直前のボトムの圧力値)APよりも0.25kg/cm
2(ディジタル値で“5")よりも小さくなった場合に上流
閉塞であると判定するのである。
【0242】ステップS268で、上記上流閉塞が発生し
たと判定されて上流閉塞アラームがI/Oドライバ34
に出力され、ブザー36が警告音を発する。ステップS
269で、上記輸液ポンプ動作が実行される。
【0243】ステップS270で、上記カウント値CTの
内容が400以上であるか否かが判別される。その結
果、400以上であればステッピングモータ39は1回
転したのでステップS262に戻る。一方、そうでなけれ
ば、上記ステップS271に進む。ステップS271で、上流
閉塞検知処理動作を続行するか否かが判別される。その
結果、続行する場合には上記ステップS263に戻って次
の圧力値ATが取り込まれ、そうでなければ上流閉塞検
知処理動作が終了される。
【0244】すなわち、本実施例においては、上記ステ
ップS258〜ステップS268によって上記上流閉塞判定手
段を構成するのである。
【0245】上述のように、本実施例においては、上述
した下流閉塞検知の場合と同様に、上記扉15に輸送作
動部11に対向して設けらた感圧センサ16によって上
流閉塞検知を実施する。したがって、本実施例によれ
ば、感圧センサ16とは別に、輸送作動部11の上流側
や輸送作動部11の途中に上流閉塞検知用の感圧センサ
を設ける必要がなく、輸液ポンプの小型化が容易に可能
となる。
【0246】尚、上記第9実施例〜第11実施例につい
ては、第1例において用いられるエンコーダ47を有す
る輸液ポンプであっても実施可能である。
【0247】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1およ
び請求項2にかかる発明の輸液ポンプは、扉の内壁面に
フィンガの先端がチューブを押圧できる範囲に亙って配
置された圧力検出手段によって、上記フィンガの押圧力
を検出して検出信号を出力するので、上記圧力検出手段
からの検出信号を監視すれば、上記チューブの誤装着,
下流閉塞および上流閉塞等を一つのセンサで検知するこ
とが可能となる。したがって、この発明によれば、検知
センサの数を少なくして輸液ポンプの小型化を可能にす
る。
【0248】さらに、スリット円板に設けられた互いに
長さおよび間隔の少なくとも何れか一方が異なるスリッ
トを通過した光をホトセンサで検知し、回転位置検出手
段によって、上記ホトセンサからの検知信号に基づい
て、上記スリットの長さとスリット間隔との少なくとも
何れか一方の値が格納されたテーブルを参照してモータ
の回転位置を検出するので、少なくとも2つのスリット
エッジを検出することによってモータの回転位置を検出
できる。したがって、この発明によれば、電源オン時に
際して、モータが1回転する前に速やかにその回転位置
を検知できる。
【0249】
【0250】
【0251】また、請求項3に係る発明の輸液ポンプ
は、上記ホトセンサからの検知信号のレベル反転時点間
の時間を計時手段で計時し、回転位置検出手段のスリッ
ト特定手段によって、上記計時時間に基づいて上記スリ
ットの長さあるいは間隔を検知して上記スリットの特定
を実施するので、少なくとも2つのスリットエッジで容
易にスリットを特定して迅速にモータの回転位置を検出
できる。
【0252】また、請求項4に係る発明の輸液ポンプ
は、上記ホトセンサからの検知信号のレベル反転時点間
に供給された駆動パルス数をカウンタでカウントし、回
転位置検出手段のスリット特定手段によって、上記駆動
パルス数に基づいて上記スリットの長さあるいは間隔を
検知して上記スリットの特定を実施するので、少なくと
も2つのスリットエッジで容易にスリットを特定して迅
速にモータの回転位置を検出できる。
【0253】また、請求項5に係る発明の輸液ポンプ
は、誤装着判定手段によって、上記複数枚のフィンガが
チューブを押圧できる範囲内の圧力を検出できる圧力検
出手段からの検出信号に基づいて上記チューブの誤装着
を判定するので、上記複数枚のフィンガがチューブを押
圧できる範囲から上記チューブが少しでも外れれば誤装
着であると判定できる。したがって、この発明によれ
ば、不感帯の無いチューブ誤装着検知が可能となる。
【0254】また、請求項6に係る発明の輸液ポンプ
は、誤装着判定手段によって、上記フィンガがチューブ
を押圧する周期よりも短い周期で上記圧力検出手段から
の検出信号を取り込むので、上記フィンガの押圧力のピ
ークあるいはボトムに係る圧力値を確実に取り込むこと
ができる。したがって、この発明によれば、確実にチュ
ーブの誤装着を検知できる。
【0255】また、請求項7に係る発明の輸液ポンプ
は、誤装着判定手段によって、上記ホトセンサからの検
知信号のレベル反転に同期して上記圧力検出手段からの
検出信号を取り込むので、上記フィンガがチューブを押
圧する周期よりも短い周期で上記フィンガの押圧力のピ
ークあるいはボトムに係る圧力値を確実に取り込むこと
ができる。したがって、この発明によれば、確実にチュ
ーブの誤装着を検知できる。
【0256】また、請求項8に係る発明の輸液ポンプ
は、下流閉塞判定手段によって、上記圧力検出手段から
の検出信号に基づいて下流閉塞を判定するので、上記チ
ューブ誤装着検知に用いられる圧力検出手段によって下
流閉塞をも検知できる。したがって、この発明によれ
ば、下流閉塞用の圧力検出手段を設ける必要がなく、小
型の輸液ポンプを提供できる。
【0257】また、請求項9に係る発明の輸液ポンプ
は、上流閉塞判定手段によって、上記圧力検出手段から
の検出信号に基づいて上流閉塞を判定するので、上記チ
ューブ誤装着検知に用いられる圧力検出手段によって上
流閉塞をも検知できる。したがって、この発明によれ
ば、上流閉塞用の圧力検出手段を設ける必要がなく、小
型の輸液ポンプを提供できる。
【0258】また、請求項10に係る発明の輸液ポンプ
は、上記ステッピングモータに駆動パルスを1パルス供
給してからの経過時間を計時手段によって計時する一
方、時間設定手段によって上記回転位置に応じてパルス
出力間隔時間を設定し、モータ駆動手段によって、上記
経過時間がパルス出力間隔時間に至ると上記ステッピン
グモータに駆動パルスを1パルス供給して駆動するの
で、上記ステッピングモータの回転速度をその回転位置
に応じて制御できる。
【0259】したがって、この発明によれば、例えばデ
ッドバンド期間におけるステッピングモータの回転速度
を上げてデッドバンド状態を無くすことができる。ま
た、上記時間設定手段によってパルス出力間隔時間を最
適に設定して流量をリニアにして高精度な流量制御がで
きる。その際に、上記回転位置検出手段によって電源オ
ン時にモータが1回転する前に速やかにデッドバンド期
間を検出でき、電源オン時に際してもデッドバンドを無
くして常に安定した送液を実施できる。
【0260】また、請求項11に係る発明の輸液ポンプ
は、デューティ設定手段によって回転位置に応じて設定
したデューティ比に成るように、上記駆動パルスのデュ
ーティ比をデューティ制御手段によって制御するので、
上記ステッピングモータに印加する電流を制御すること
によってモータ駆動トルクを制御できる。したがって、
この発明によれば、上記ステッピングモータの駆動トル
クをその回転位置に応じて制御できる。
【0261】また、上記回転位置検出手段との組み合わ
せによって、電源オン時にモータが1回転する前に速や
かに必要駆動トルクに応じて駆動電流を低下して消費電
流を低下でき、電源電池の小型化を図って輸液ポンプを
小型にできる。
【0262】また、請求項12に係る発明の輸液ポンプ
は、モータ初期駆動手段によって、上記スリット円板に
おける次のスリットエッジが上記ホトセンサの近傍に達
するまでステッピングモータを駆動し、デューティ設定
手段によって、上記ホトセンサからの検知信号のレベル
が反転するまで静止デューティ比を順次増加して上記駆
動パルスのデューティ比を現回転位置における必要最小
限の駆動電流を呈するデューティ比に設定し、モータ駆
動手段によって、上記スリット円板における更に次のス
リットエッジが上記ホトセンサの近傍に達するまで上記
デューティ設定手段で設定されたデューティ比に基づく
駆動デューティ比でステッピングモータを駆動するの
で、上記ステッピングモータの回転位置に応じて駆動デ
ューティ比を最適に制御できる。
【0263】したがって、この発明によれば、上記回転
位置検出手段との組み合わせによって、モータが1回転
する前に速やかに必要駆動トルクに応じて駆動電流を低
下することによって消費電流を低下でき、電源電池の小
型化を図って輸液ポンプを小型にできる。
【0264】また、請求項13に係る発明の輸液ポンプ
は、逆転開始デューティ設定手段によって、上記駆動パ
ルスのデューティ比を現回転位置における逆転開始デュ
ーティ比に設定し、デューティ設定手段によって、上記
駆動パルスのデューティ比を上記逆転開始デューティ比
に基づいてモータ駆動開始時に必要とする最小限の駆動
電流を呈するデューティ比に設定し、モータ駆動手段に
よって、上記デューティ設定手段で設定されたデューテ
ィ比に基づく駆動デューティ比で上記ステッピングモー
タの駆動を開始するので、上記ステッピングモータの回
転位置に応じて駆動開始時のデューティ比を最適に制御
できる。
【0265】したがって、この発明によれば、上記回転
位置検出手段との組み合わせによって、電源オン時にモ
ータが1回転する前に速やかに静止トルクに応じて駆動
電流を低下することによって消費電流を低下でき、電源
電池の小型化を図って輸液ポンプを小型にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の輸液ポンプにおける輸液作動部付近
の外観図である。
【図2】輸液作動部の一例を示す断面図である。
【図3】図2における感圧センサによって検出された圧
力変動の一例を示す図である。
【図4】図2とは異なる輸液作動部の断面図である。
【図5】図2あるいは図4に示す輸液作動部を有する輸
液ポンプの制御系に係るブロック図である。
【図6】図5におけるステッピングモータに供給される
モータ駆動パルス信号の波形の説明図である。
【図7】第1例の輸液ポンプにおけるエンコーダの取り
付け状態の説明図である。
【図8】図7におけるスリット円板の平面図である。
【図9】第1例の輸液ポンプによるモータの回転位置検
知処理動作のフローチャートである。
【図10】第1例の輸液ポンプによる図9とは異なるモ
ータの回転位置検知処理動作のフローチャートである。
【図11】第1例の輸液ポンプによる誤装着検知処理動
作のフローチャートである。
【図12】図11に続く誤装着検知処理動作のフローチ
ャートである。
【図13】第1例の輸液ポンプによるモータの回転速度
制御処理動作のフローチャートである。
【図14】図13に続くモータの回転速度制御処理動作
のフローチャートである。
【図15】第1例の輸液ポンプによるモータの駆動トル
ク制御処理動作のフローチャートである。
【図16】図15に続くモータの駆動トルク制御処理動
作のフローチャートである。
【図17】第1例の輸液ポンプによる図15とは異なる
モータの駆動トルク制御処理動作のフローチャートであ
る。
【図18】図17に続くモータの駆動トルク制御処理動
作のフローチャートである。
【図19】第1例の輸液ポンプによるモータ駆動時にお
ける静止トルク制御処理動作のフローチャートである。
【図20】図19に続くモータ駆動時における静止トル
ク制御処理動作のフローチャートである。
【図21】第2例の輸液ポンプによるモータの回転位置
検知処理動作のフローチャートである。
【図22】下流閉塞時に感圧センサによって検出される
圧力上昇の一例を示す図である。
【図23】第2例の輸液ポンプによる下流閉塞検知処理
動作のフローチャートである。
【図24】上流閉塞時に感圧センサによって検出される
ボトムの圧力下降の一例を示すである。
【図25】第2例の輸液ポンプによる上流閉塞検知処理
動作のフローチャートである。
【図26】従来の輸液ポンプにおける誤装着検知の説明
図である。
【図27】従来の輸液ポンプにおける局部的な流量変動
の説明図である。
【符号の説明】
11…輸液作動部、 15…扉、16…
感圧センサ、 17…プレッシャープレ
ート、20…フィンガ、 23…チュ
ーブ、25…ロードセル、 31…CP
U、37…ホトセンサ、 39…ステッ
ピングモータ、40…20kHzデューティ制御部、4
3…RAM, 45…スリット円
板、45a…スリット、 47…エンコ
ーダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 5/00 330 A61M 5/00 335 A61M 5/142

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉を有する本体における上記扉によって
    覆われる壁面に沿ってチューブを装着し、上記扉を閉め
    た状態で、上記壁面に穿たれた穴から出没する複数枚の
    フィンガの先端によって上記チューブを長手方向の何れ
    か一方に向かって順次押圧して閉塞し、上記チューブ内
    の薬液を上記一方へ輸送する輸液ポンプにおいて、 上記扉の内壁面における上記本体のフィンガに対向する
    位置に上記フィンガの先端が上記チューブを押圧できる
    範囲に亙って配置されて、上記チューブを介した上記フ
    ィンガの押圧力を検出して検出信号を出力する圧力検出
    手段と、 カムを介して上記フィンガを駆動するモータのシャフト
    に取り付けられると共に、円形状に非等間隔に配列され
    て回転方向の長さが互いに異なるスリットを有するスリ
    ット円板と、 上記スリットにおける回転方向の長さとスリット間隔と
    の少なくとも何れか一方の値を格納したテーブルと、 上記スリット円板のスリットを通過する光を検知して検
    知信号を出力するホトセンサと、 上記ホトセンサからの検知信号に基づいて、上記テーブ
    ルを参照して上記ホトセンサの箇所に位置している上記
    スリットとスリット間隔との少なくとも何れか一方を特
    定し、上記モータの回転位置を検出する回転位置検出手
    段を備えて、 上記総てのスリットにおける回転方向の長さと総ての間
    隔との少なくとも何れか一方は異なっていることを特徴
    とする輸液ポンプ。
  2. 【請求項2】 扉を有する本体における上記扉によって
    覆われる壁面に沿ってチューブを装着し、上記扉を閉め
    た状態で、上記壁面に穿たれた穴から出没する複数枚の
    フィンガの先端によって上記チューブを長手方向の何れ
    か一方に向かって順次押圧して閉塞し、上記チューブ内
    の薬液を上記一方へ輸送する輸液ポンプにおいて、 上記扉の内壁面における上記本体のフィンガに対向する
    位置に上記フィンガの先端が上記チューブを押圧できる
    範囲に亙って配置されて、上記チューブを介した上記フ
    ィンガの押圧力を検出して検出信号を出力する圧力検出
    手段と、 カムを介して上記フィンガを駆動するモータのシャフト
    に取り付けられると共に、円形状に非等間隔に配列され
    て回転方向の長さが互いに異なるスリットを有するスリ
    ット円板と、 上記スリットにおける回転方向の長さの値およびスリッ
    ト間隔の値を格納したテーブルと、 上記スリット円板のスリットを通過する光を検知して検
    知信号を出力するホトセンサと、 上記ホトセンサからの検知信号に基づいて、上記テーブ
    ルを参照して上記ホトセンサの箇所に位置している上記
    スリットを特定し、上記モータの回転位置を検出する回
    転位置検出手段を備えて、上記スリットにおける回転方向の長さと、このスリット
    とこのスリットに隣接するスリットとの間隔との和の値
    が、総てのスリットに関して同一値 になっていることを
    特徴とする輸液ポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載の輸液
    ポンプにおいて、 上記ホトセンサからの検知信号のレベル反転時点から次
    のレベル反転時点までの時間を計時する計時手段を備え
    て、 上記回転位置検出手段は、上記計時手段によって計時さ
    れた時間に基づいて上記ホトセンサの箇所を通過するス
    リットの長さあるいは間隔を検知し、この検知した長さ
    あるいは間隔の値から上記ホトセンサの箇所に位置して
    いる上記スリットを特定するスリット特定手段を有する
    ことを特徴とする輸液ポンプ。
  4. 【請求項4】 請求項1あるいは請求項2に記載の輸液
    ポンプにおいて、 上記モータはステッピングモータであって、 上記ホトセンサからの検知信号のレベル反転時点から次
    のレベル反転時点までの間に上記ステッピングモータに
    供給された駆動パルス数をカウントするカウンタを備え
    て、 上記回転位置検出手段は、上記カウンタによってカウン
    トされたパルス数に基づいて上記ホトセンサの箇所を通
    過するスリットの長さあるいは間隔を検知し、この検知
    した長さあるいは間隔の値から上記ホトセンサの箇所に
    位置している上記スリットを特定するスリット特定手段
    を有することを特徴とする輸液ポンプ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記
    載の輸液ポンプにおいて、 上記圧力検出手段からの検出信号を取り込んで上記フィ
    ンガの押圧力の変動を監視し、上記押圧力のピークある
    いはボトムの少なくとも一方が所定レベル以下にある場
    合には、上記チューブが上記フィンガによって押圧され
    る箇所に正常に装着されていないと判定する誤装着判定
    手段を備えたことを特徴とする輸液ポンプ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の輸液ポンプにおいて、 上記誤装着判定手段は、上記フィンガがチューブを押圧
    する周期よりも短い周期で上記圧力検出手段からの検出
    信号を取り込むことを特徴とする輸液ポンプ。
  7. 【請求項7】 請求項5あるいは請求項6に記載の上記
    ホトセンサを有する輸液ポンプにおいて、 上記誤装着判定手段は、上記ホトセンサからの検知信号
    のレベル反転に同期して上記圧力検出手段からの検出信
    号を取り込むことを特徴とする輸液ポンプ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7の何れか一つに記
    載の輸液ポンプにおいて、 上記圧力検出手段からの検出信号を取り込んで上記フィ
    ンガの押圧力を監視して、上記押圧力のレベルが上昇し
    て所定レベルに達した場合に下流閉塞が生じたと判定す
    る下流閉塞判定手段を備えたことを特徴とする輸液ポン
    プ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項7の何れか一つに記
    載の輸液ポンプにおいて、 上記圧力検出手段からの検出信号を取り込んで上記フィ
    ンガの押圧力の変動を監視し、上記押圧力の変動におけ
    るボトムのレベルが所定値以上下降した場合に上流閉塞
    が生じたと判定する上流閉塞判定手段を備えたことを特
    徴とする輸液ポンプ。
  10. 【請求項10】 請求項3あるいは請求項4に記載の輸
    液ポンプにおいて、 上記モータはステッピングモータであって、 上記ステッピングモータに駆動パルスを1パルス供給し
    てからの経過時間を計時する計時手段と、 上記回転位置検出手段によって検出された上記ステッピ
    ングモータの回転位置に応じて、所定の方法によってパ
    ルス出力間隔時間を設定する時間設定手段と、 上記計時手段によって計時された上記経過時間が上記パ
    ルス出力間隔時間に至ると、上記ステッピングモータに
    駆動パルスを1パルス供給して上記ステッピングモータ
    を駆動するモータ駆動手段を備えたことを特徴とする輸
    液ポンプ。
  11. 【請求項11】 請求項3あるいは請求項4に記載の輸
    液ポンプにおいて、 上記モータはステッピングモータであって、 上記回転位置検出手段によって検出された上記ステッピ
    ングモータの回転位置に応じて、所定の方法によって上
    記ステッピングモータに供給する駆動パルスのデューテ
    ィ比を設定するデューティ設定手段と、 上記デューティ設定手段によって設定されたデューティ
    比に成るように、上記駆動パルスのデューティ比を制御
    するデューティ制御手段を備えて、 上記ステッピングモータに印加する電流を制御すること
    によってモータ駆動トルクを制御することを特徴とする
    輸液ポンプ。
  12. 【請求項12】 請求項3あるいは請求項4に記載の輸
    液ポンプにおいて、 上記モータはステッピングモータであって、 上記回転位置検出手段によって検出された上記ステッピ
    ングモータの回転位置に応じて、所定の方法によって設
    定したデューティ比の駆動パルスを所定数だけ上記ステ
    ッピングモータに供給して、上記スリット円板における
    次のスリットエッジが上記ホトセンサの近傍に達するま
    でステッピングモータを駆動するモータ初期駆動手段
    と、 上記ステッピングモータの回転位置に応じた所定の方法
    によって、上記次のスリットエッジが上記ホトセンサの
    近傍に位置するような回転位置に在るステッピングモー
    タに供給する駆動パルスのデューティ比を静止トルクが
    確保される最低電流を呈する静止デューティ比に設定し
    た後、上記ホトセンサからの検知信号のレベルが反転す
    るまで上記設定された静止デューティ比を順次増加した
    デューティ比の駆動パルスを順次上記ステッピングモー
    タに供給することによって、上記駆動パルスのデューテ
    ィ比を現回転位置における必要最小限の駆動電流を呈す
    るデューティ比に設定するデューティ設定手段と、 上記デューティ設定手段によって設定されたデューティ
    比に基づいて所定の手順で設定された駆動デューティ比
    を有する駆動パルスを上記ステッピングモータに供給し
    て、上記スリット円板における更に次のスリットエッジ
    が上記ホトセンサの近傍に達するまでステッピングモー
    タを駆動するモータ駆動手段を備えたことを特徴とする
    輸液ポンプ。
  13. 【請求項13】 請求項3あるいは請求項4に記載の輸
    液ポンプにおいて、 上記モータはステッピングモータであって、 上記回転位置検出手段によって検出された上記ステッピ
    ングモータの回転位置に応じた所定の方法によって上記
    静止デューティ比を設定し、この設定された静止デュー
    ティ比を順次減少したデューティ比の駆動パルスを上記
    ホトセンサからの検知信号のレベルが反転するまで順次
    ステッピングモータに供給することによって、上記駆動
    パルスのデューティ比を現回転位置において上記ステッ
    ピングモータが逆転を開始する駆動電流を呈する逆転開
    始デューティ比に設定する逆転開始デューティ設定手段
    と、 上記逆転開始デューティ設定手段によって設定された逆
    転開始デューティ比を順次増加したデューティ比の駆動
    パルスを上記ホトセンサからの検知信号のレベルが反転
    するまで順次上記ステッピングモータに供給することに
    よって、上記駆動パルスのデューティ比をモータ駆動開
    始時に必要とする最小限の駆動電流を呈するデューティ
    比に設定するデューティ設定手段と、 上記デューティ設定手段によって設定されたデューティ
    比に基づいて所定の手順で設定された駆動デューティ比
    を有する駆動パルスを上記ステッピングモータに供給し
    て、上記ステッピングモータの駆動を開始させるモータ
    駆動手段を備えたことを特徴とする輸液ポンプ。
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