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JP3319317B2 - 高温耐食性に優れたごみ焼却排ガス利用廃熱ボイラの伝熱管 - Google Patents

高温耐食性に優れたごみ焼却排ガス利用廃熱ボイラの伝熱管

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JP3319317B2
JP3319317B2 JP00955797A JP955797A JP3319317B2 JP 3319317 B2 JP3319317 B2 JP 3319317B2 JP 00955797 A JP00955797 A JP 00955797A JP 955797 A JP955797 A JP 955797A JP 3319317 B2 JP3319317 B2 JP 3319317B2
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三郎 脇田
俊一 吉武
友義 木分
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高温耐食性、特
に高温耐粒界腐食性に優れたごみ焼却排ガス利用廃熱ボ
イラの伝熱管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ごみ焼却施設には排ガスのもつ
高温潜熱を利用する目的で、廃熱ボイラが設置されてい
る。また、前記廃熱ボイラの構造部材である伝熱管は、
腐食性の強いHClやSO2 ガス、Na2 SO4 などの
溶融硫酸塩、さらにNaClやKClなどの溶融塩化物
などの腐食性生成物を含有する高温の排ガスにさらさ
れ、かつ前記硫酸塩や塩化物などが表面に堆積した環境
下におかれることから、その製造には高温耐食性の優れ
た各種の材料が用いられている。
【0003】ごみ焼却施設には排ガスのもつ高温潜熱を
利用する廃熱ボイラの伝熱管の材料として、重量%で
(以下、%は重量%を示す)、Cr:20〜25%、M
o:18〜25%、Nb:0.5〜5%、Fe:0.0
1〜7%、C:0.05%以下、Si:0.1%以下、
P:0.03%以下、S:0.03%以下を含有し、さ
らに必要に応じて、 (a) W:0.1〜2%、 (b) 希土類元素:0.001〜0.1%、Y:0.
00l〜0.1%、Zr:0.001〜0.1%、H
f:0.001〜0.1%、B:0.001〜0.01
%のうちの1種または2種以上、以上(a)および/ま
たは(b)を含有し、残りがNiと不可避不純物からな
る組成を有するNi基合金で構成された伝熱管が提案さ
れている(特開平7−258781号公報参照)。この
Ni基合金で構成された伝熱管を廃熱ボイラに組み込
み、この廃熱ボイラを処理能力:200ton /日のごみ
焼却施設に設置し、前記伝熱管の表面温度:500℃、
排ガス温度:650℃の条件で1000時間の操業を行
ない、操業終了後伝熱管を取り出し、表面に付着した灰
分や生成スケールを除去した状態で周方向における肉厚
および断面ミクロ組織を測定した結果、最大減肉量は
0.18〜0.25mm、最大粒界腐食長さは0.01
〜0.04mmとなっており、優れた高温耐食性を示し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の切迫した
エネルギー事情から、ごみ焼却による廃熱を最大限に利
用するために廃熱ボイラの蒸気条件を高温高圧化する傾
向にあり、これに伴ない伝熱管の管壁温度はさらに上昇
し、かつごみの高カロリー化およびプラスチックの増加
により排ガスの腐食性も一段と激しさを増す傾向にあ
り、かかる点から廃熱ボイラの伝熱管には、より一層の
高温耐食性が要求され、さらに伝熱効率向上の点から管
の薄肉化を可能にする高温強度が強く要求されている。
この要求に対して提供された上記従来の特開平7−25
8781号公報記載のNi基合金は、排ガスに対する高
温耐食性がかなり向上しているが未だ十分でなく、した
がって、この従来のNi基合金からなる伝熱管の寿命は
満足のいくものではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、より一段と優れた高温耐食性に
優れた長寿命のごみ焼却排ガス利用廃熱ボイラ用伝熱管
を開発すべく研究を行なった結果、 (a)従来の特開平7−258781号公報記載のNi
基合金からなるごみ焼却排ガス利用廃熱ボイラの伝熱管
は、高温耐粒界腐食性が十分でないために、腐食性の強
いHClやSO2 ガス、Na2 SO4 、K2 SO4 など
の溶融硫酸塩、さらにNaCl、KCl、PbCl2
ZnCl2 などの溶融塩化物などが表面に付着堆積した
状態で300〜1000℃の高温の排ガスにさらされる
と、粒界腐食が進行し、その結果として十分な高温耐食
性が得られず、従って、十分な寿命が得られない、 (b)上記従来の特開平7−258781号公報記載の
Ni基合金にMg:0.001〜0.1%含有せしめる
と、熱間加工性が優れると共に高温耐粒界腐食性が向上
したNi基合金が得られ、このNi基合金からなるごみ
焼却排ガス利用廃熱ボイラの伝熱管は特に高温耐粒界腐
食性が向上し、その結果として高温耐食性が一層向上
し、伝熱管の寿命が一層伸びる、 (c)上記従来の特開平7−258781号公報記載の
Ni基合金にMg:0.001〜0.1%含有せしめ、
これにさらにMn:0.01〜1.0%およびCa:
0.001〜0.1%の内の1種または2種を含有させ
ることが一層好ましい、などの研究結果を得たのであ
る。
【0006】この発明は、上記の研究結果にもとづいて
なされたものであって、 (I)Cr:18.5〜25%、Mo:16.6〜25
%、Nb:0.5〜3.71%、Fe:0.01〜7
%、C:0.001〜0.05%、Mg:0.001〜
0.1%、B:0.001〜0.1を含有し、さらに、
必要に応じて、 (a)W:0.1〜2%、 (b)希土類元素:0.001〜0.1%、Y:0.0
01〜0.1%、Zr:0.001〜0.1%、Hf:
0.001〜0.1%の内の1種または2種以上、上記
(a)および/または(b)を含有し、残りがNiと不
可避不純物からなり、不可避不純物として含まれるS
i、PおよびSをそれぞれSi:0.1%以下、P:
0.03%以下、S:0.03%以下に制限した組成を
有するNi基合金で構成した高温耐食性、特に高温耐粒
界腐食性に優れたごみ焼却排ガス利用廃熱ボイラの伝熱
管、 (II)前記(I)記載のNi基合金に、さらにMn:
0.01〜1.0%およびCa:0.001〜0.1%
の内の1種または2種を含有した組成を有するNi基合
金で構成した高温耐食性、特に高温耐粒界腐食性に優れ
たごみ焼却排ガス利用廃熱ボイラの伝熱管、に特徴を有
するものである。
【0007】この発明の伝熱管を構成するNi基合金の
成分組成を上記の通りに限定した理由を説明する。 (a) CrおよびMo これらの成分には、共存した状態で高温のごみ焼却排ガ
スに対する高温耐食性および高温耐酸化性を向上させる
と共に、高温強度を向上させる作用があるが、その含有
量がCrおよびMoのいずれかでもCr:18.5%未
満およびMo:16.6%未満になると前記作用に所望
の効果が得られず、一方その含有量が同じくCrおよび
MoのいずれかでもCr:25%およびMo:25%を
越えると熱間加工性が低下するようになることから、そ
の含有量を、Cr:18.5〜25%(望ましくは1
8.5〜23%)、Mo:16.6〜25%(望ましく
は16.6〜21%)と定めた。
【0008】(b) Nb Nb成分には、高温排ガス中の腐食性生成物である硫酸
塩や塩化物などに対する耐食性を向上させる作用がある
が、その含有量が0.5%未満では前記の高温耐食性に
所望の向上効果が得られず、一方その含有量が3.71
%を越えると熱間加工性が低下するようになることか
ら、その含有量を0.5〜3.71%、望ましくは0.
5〜2%と定めた。
【0009】(c) Fe Fe成分には熱間加工性を向上させる作用があるが、そ
の含有量が0.01%未満では所望の熱間加工性を確保
することができず、一方その含有量が7%を越えると靱
性が低下するようになることから、その含有量を0.0
1〜7%、望ましくは0.5〜5%と定めた。
【0010】(d) C C成分は高温強度を向上させる作用があるが、その含有
量が0.001%未満では所望の高温強度を確保するこ
とができず、一方、C成分の含有量が0.05%を越え
ると、粒界に存在する炭化物の量が増大するようになっ
て、特に高温排ガス中に含有する溶融塩化物による粒界
腐食の進行が促進されるようになることから、その含有
量を0.001〜0.05%と定めた。
【0011】(e) Mg Mg成分には熱間加工性を向上させ、かつ高温耐粒界腐
食性を向上させる作用があるが、その含有量が0.00
1%未満では所望の効果が得られず、一方その含有量が
0.1%を越えると粒界に金属化合物を生成し、熱間加
工性および高温耐粒界腐食性が低下するようになること
から、その含有量を0.001〜0.1%、望ましくは
0.001〜0.05%と定めた。
【0012】(f) B B成分には熱間加工性を向上させる作用があるが、その
含有量が0.001%未満では所望の効果が得られず、
一方その含有量が0.1%を越える粒界に硼化合物を生
成し、熱間加工性および高温耐粒界腐食性を低下するよ
うになることから、その含有量を0.001〜0.1
%、望ましくは0.001〜0.01%と定めた。
【0013】(g) W W成分には、より一段と高温耐食性を向上させる作用が
あるので必要に応じて含有されるが、その含有量が0.
1%未満では前記作用に所望の向上効果が得られず、一
方その含有量が2%を越えると熱間加工性が低下するよ
うになることから、その含有量を0.1〜2%、望まし
くは0.5〜1.5%と定めた。
【0014】(h) 希土類元素、Y、Zr、Hf これらの成分には、熱間加工性を向上させる作用がある
ので必要に応じて含有させるが、その含有量が、いずれ
かの成分も0.001%未満では所望の熱間加工性向上
効果が得られず、一方、これらの含有量が0.1%を越
えても熱間加工性により一層の向上効果が得られないこ
とから、その含有量を、希土類元素:0.001〜0.
1%、Y:0.001〜0.1%、Zr:0.001〜
0.1%、Hf:0.001〜0.1%と定めた。
【0015】(i) Mn、Ca MnおよびCaには、脱酸作用があり、耐食性を向上さ
せる作用があるので、必要に応じて添加するが、その含
有量がMn成分で0.01%未満、Ca成分で0.00
1%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方、
その含有量がMn成分で1.0%を越え、Ca成分で
0.1%を超えると、それらの析出相が生成し、熱間加
工性お呼び耐食性が低下することから、Mn:0.01
〜1.0%、Ca:0.001〜0.1%に定めた。
【0016】(j) 不可避不純物 不可避不純物としてSi、P、S、TiおよびAlを含
有する場合があるが、Si成分の含有量が0.1%を越
えると靱性が低下するようになり、PおよびSがそれぞ
れP:0.03%およびS:0.03%を越えると、粒
界に偏析するようになって熱間加工性を低下させかつ高
温耐粒界腐食性も低下させ、TiおよびAlの含有量が
それぞれ0.4%を越えると熱間加工性が損なわれるよ
うになる。したがって、Si、P、S、TiおよびAl
はそれぞれSi:0.1%以下、P:0.03%以下、
S:0.03%以下、Ti:0.4%以下、Al:0.
4%以下にとどめなければならない。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の伝熱管を実施
例により具体的に説明する。通常の高周波溶解炉を用い
て、表1〜5に示される成分組成をもったNi基合金溶
湯を調製し、インゴットに鋳造し、このインゴットに1
000〜1250℃の範囲内の所定温度で熱間鍛造を施
して直径:41mmの丸棒材とし、ついでこの丸棒材から
直径:38mm×肉厚:6mmの寸法に削り出すことにより
本発明伝熱管1〜44、比較伝熱管1〜2および従来伝
熱管1〜3をそれぞれ製造した。なお、比較伝熱管1〜
2は、これを構成するNi基合金の構成成分のうち、高
温耐粒界腐食性に影響を及ぼすMgの含有量がこの発明
の範囲から外れたものである。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】
【表4】
【0022】
【表5】
【0023】ついで、この結果得られた各種の伝熱管を
廃熱ボイラに組み込み、この廃熱ボイラを処理能力:2
00ton /日のごみ焼却施設に設置し、前記伝熱管の表
面温度:500℃、排ガス温度:670℃の条件で10
00時間の操業を行ない、操業終了後伝熱管を取り出
し、表面に付着した灰分や生成スケールを除去した状態
で周方向における肉厚を測定し、最大減肉量を求めると
共に、表面部の断面ミクロ組織を観察し、最大粒界腐食
長さを測定し、さらに強度を評価する目的で、上記の熱
間鍛造丸棒材から引張試験用試片を削り出し、この試片
を用い、常温で引張強さを測定し、これらの結果を表6
および表7に示した。
【0024】
【表6】
【0025】
【表7】
【0026】
【発明の効果】表1〜表7に示される結果から、本発明
伝熱管1〜44は、従来伝熱管1〜3に比べてほぼ同等
の常温強度を有し、さらに高温のごみ焼却排ガス雰囲気
にさらされた場合、最大減肉量が少なくかつ最大粒界腐
食長さも短いところから、優れた高温耐食性を示すこと
が分かる。しかし、比較伝熱管1〜2に見られるよう
に、これを構成するNi基合金のMg含有量がこの発明
の範囲から外れると高温耐食性、特に高温耐粒界腐食性
が劣ったものになることもわかる。上述のように、この
発明の伝熱管は、一段と優れた高温耐食性を有するの
で、ごみ焼却による廃熱を有効に利用するための廃熱ボ
イラの蒸気条件の高温・高圧化に対応することができ、
さらに優れた常温強度を有するので、薄肉化が可能とな
るとともに、伝熱管の一層の長寿命化が可能となり、ご
み焼却による廃熱を有効に利用するための廃熱ボイラの
技術の向上に大いに貢献し得るものである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−258781(JP,A) 特開 平7−11404(JP,A) 特開 平7−11403(JP,A) 特開 昭51−84724(JP,A) 特公 平5−55215(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22C 19/05 F22B 37/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、Cr:18.5〜25%、M
    o:16.6〜25%、Nb:0.5〜3.71%、F
    e:0.01〜7%、C:0.001〜0.05%、M
    g:0.001〜0.1%、B:0.001〜0.1を
    含有し、残りがNiと不可避不純物からなり、不可避不
    純物として含まれるSi、PおよびSをそれぞれSi:
    0.1%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以
    下に制限した組成を有するNi基合金で構成したことを
    特徴とする高温耐食性に優れたごみ焼却排ガス利用廃熱
    ボイラの伝熱管。
  2. 【請求項2】 重量%で、Cr:18.5〜25%、M
    o:16.6〜25%、Nb:0.5〜3.71%、F
    e:0.01〜7%、C:0.001〜0.05%、M
    g:0.001〜0.1%、B:0.001〜0.1を
    含有し、さらに、W:0.1〜2%を含有し、残りがN
    iと不可避不純物からなり、不可避不純物として含まれ
    るSi、PおよびSをそれぞれSi:0.1%以下、
    P:0.03%以下、S:0.03%以下に制限した組
    成を有するNi基合金で構成したことを特徴とする高温
    耐食性に優れたごみ焼却排ガス利用廃熱ボイラの伝熱
    管。
  3. 【請求項3】 重量%で、Cr:18.5〜25%、M
    o:16.6〜25%、Nb:0.5〜3.71%、F
    e:0.01〜7%、C:0.001〜0.05%、M
    g:0.001〜0.1%、B:0.001〜0.1を
    含有し、 さらに、希土類元素:0.001〜0.1%、Y:0.
    001〜0.1%、Zr:0.001〜0.1%、H
    f:0.001〜0.1%の内の1種または2種以上を
    含有し、残りがNiと不可避不純物からなり、不可避不
    純物として含まれるSi、PおよびSをそれぞれSi:
    0.1%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以
    下に制限した組成を有するNi基合金で構成したことを
    特徴とする高温耐食性に優れたごみ焼却排ガス利用廃熱
    ボイラの伝熱管。
  4. 【請求項4】 重量%で、Cr:18.5〜25%、M
    o:16.6〜25%、Nb:0.5〜3.71%、F
    e:0.01〜7%、C:0.001〜0.05%、M
    g:0.001〜0.1%、B:0.001〜0.1を
    含有し、 さらに、W:0.1〜2%を含有し、 さらに、希土類元素:0.001〜0.1%、Y:0.
    001〜0.1%、Zr:0.001〜0.1%、H
    f:0.001〜0.1%の内の1種または2種以上を
    含有し、残りがNiと不可避不純物からなり、不可避不
    純物として含まれるSi、PおよびSをそれぞれSi:
    0.1%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以
    下に制限した組成を有するNi基合金で構成したことを
    特徴とする高温耐食性に優れたごみ焼却排ガス利用廃熱
    ボイラの伝熱管。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載のNi基
    合金に、さらにMn:0.01〜1.0%およびCa:
    0.001〜0.1%の内の1種または2種を含有した
    Ni基合金で構成したことを特徴とする高温耐食性に優
    れたごみ焼却排ガス利用廃熱ボイラの伝熱管。
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