JP3311332B2 - インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 - Google Patents
インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器Info
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- JP3311332B2 JP3311332B2 JP2000215468A JP2000215468A JP3311332B2 JP 3311332 B2 JP3311332 B2 JP 3311332B2 JP 2000215468 A JP2000215468 A JP 2000215468A JP 2000215468 A JP2000215468 A JP 2000215468A JP 3311332 B2 JP3311332 B2 JP 3311332B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク、これを用いた
インクジェット記録方法、かかるインクを用いた機器に
関し、更に詳しくは普通紙に印字した場合にも耐水性に
優れた画像を与えるインク、これを用いたインクジェッ
ト記録方法、かかるインクを用いた機器に関する。
インクジェット記録方法、かかるインクを用いた機器に
関し、更に詳しくは普通紙に印字した場合にも耐水性に
優れた画像を与えるインク、これを用いたインクジェッ
ト記録方法、かかるインクを用いた機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からインクジェット用インクについ
ては、実に様々な組成のものが報告されている。中でも
近年はオフィスで一般に使用されているコピー用紙、レ
ポート用紙、ノート、便箋、ボンド紙、連続伝票用紙等
の普通紙に対しても良好な記録を行うことが出来る様
に、インクの組成及び物性等の多様な面から詳細な研究
開発が為されている。例えば、一般にインクジェット記
録には水性インクが使用されているが、この様なインク
を用いて各種被記録材に印字を行うと、インク中に使用
されている色材が水溶性染料であることから、汗、水滴
等によって印字画像が滲み、印字画像が不鮮明になった
り、損なわれたりするという問題がある。
ては、実に様々な組成のものが報告されている。中でも
近年はオフィスで一般に使用されているコピー用紙、レ
ポート用紙、ノート、便箋、ボンド紙、連続伝票用紙等
の普通紙に対しても良好な記録を行うことが出来る様
に、インクの組成及び物性等の多様な面から詳細な研究
開発が為されている。例えば、一般にインクジェット記
録には水性インクが使用されているが、この様なインク
を用いて各種被記録材に印字を行うと、インク中に使用
されている色材が水溶性染料であることから、汗、水滴
等によって印字画像が滲み、印字画像が不鮮明になった
り、損なわれたりするという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】従って本発明の
目的は、各種普通紙等に印字しても印字画像の耐水性に
優れたインク、これを用いたインクジェット記録方法、
かかるインクを用いた機器を提供することにある。
目的は、各種普通紙等に印字しても印字画像の耐水性に
優れたインク、これを用いたインクジェット記録方法、
かかるインクを用いた機器を提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記目的は以下の本発
明によって達成される。即ち、本発明は、少なくとも
水、水溶性有機溶剤及び染料を含むインクにおいて、染
料として、下記一般式(1)で表される分子構造を有
し、1分子中におけるスルホン酸基数とアミノ基数が夫
々2以上であり、且つ、上記スルホン酸基数が上記アミ
ノ基数より小さい化合物を含有することを特徴とするイ
ンク(但し、式中(1)のQ1はNH2及びSO3Mから
選ばれる基で置換されたフェニル基、ピリジル基又はナ
フチル基を示し、Q2はCH3、OCH3、NHCOCH3
及びSO3Mから選ばれる基で置換されたp−フェニレ
ン基又は1,4−ナフチレン基を示し、Q3は無置換又
はSO3Mで置換されたジアミノピリジル基、又はCO
OM又はSO3Mで置換されたジアミノフェニル基を示
し、Mはアルカリ金属、アンモニウム又は有機アンモニ
ウムを示し、nは0又は1を示す。)、及びこれらのイ
ンクを使用するインクジェット記録方法、かかるインク
を用いた機器である。
明によって達成される。即ち、本発明は、少なくとも
水、水溶性有機溶剤及び染料を含むインクにおいて、染
料として、下記一般式(1)で表される分子構造を有
し、1分子中におけるスルホン酸基数とアミノ基数が夫
々2以上であり、且つ、上記スルホン酸基数が上記アミ
ノ基数より小さい化合物を含有することを特徴とするイ
ンク(但し、式中(1)のQ1はNH2及びSO3Mから
選ばれる基で置換されたフェニル基、ピリジル基又はナ
フチル基を示し、Q2はCH3、OCH3、NHCOCH3
及びSO3Mから選ばれる基で置換されたp−フェニレ
ン基又は1,4−ナフチレン基を示し、Q3は無置換又
はSO3Mで置換されたジアミノピリジル基、又はCO
OM又はSO3Mで置換されたジアミノフェニル基を示
し、Mはアルカリ金属、アンモニウム又は有機アンモニ
ウムを示し、nは0又は1を示す。)、及びこれらのイ
ンクを使用するインクジェット記録方法、かかるインク
を用いた機器である。
【0005】
【作用】本発明は主として、インクの色材として特定の
構造の化合物(染料)を採用することによって、各種普
通紙等に印字しても印字画像の耐水性に優れたインク、
これを用いたインクジェット記録方法、かかるインクを
用いた機器を提供することが出来る。
構造の化合物(染料)を採用することによって、各種普
通紙等に印字しても印字画像の耐水性に優れたインク、
これを用いたインクジェット記録方法、かかるインクを
用いた機器を提供することが出来る。
【0006】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳しく説明する。本発明で使用し主として本
発明を特徴づける前記一般式(1)及び一般式(2)の
染料としては、これらの一般式に包含される限りいずれ
の染料でもよく、又、単独でも混合物としても使用する
ことが出来、更に場合によっては前記一般式に包含され
ない他の染料との併用であってもよい。先ず、本発明の
第一の態様は前述の如く、少なくとも水、水溶性有機溶
剤及び染料を含むインクにおいて、染料として前記一般
式(1)で表される分子構造を有し、1分子中における
スルホン酸基数とアミノ基数が夫々2以上であり、且
つ、上記スルホン酸基数が上記アミノ基数より小さい化
合物を含有することを特徴とするインクである。これら
の染料のうち特に好ましい染料は以下に例示する如くで
ある。
発明を更に詳しく説明する。本発明で使用し主として本
発明を特徴づける前記一般式(1)及び一般式(2)の
染料としては、これらの一般式に包含される限りいずれ
の染料でもよく、又、単独でも混合物としても使用する
ことが出来、更に場合によっては前記一般式に包含され
ない他の染料との併用であってもよい。先ず、本発明の
第一の態様は前述の如く、少なくとも水、水溶性有機溶
剤及び染料を含むインクにおいて、染料として前記一般
式(1)で表される分子構造を有し、1分子中における
スルホン酸基数とアミノ基数が夫々2以上であり、且
つ、上記スルホン酸基数が上記アミノ基数より小さい化
合物を含有することを特徴とするインクである。これら
の染料のうち特に好ましい染料は以下に例示する如くで
ある。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】以上の染料化合物のインク中での含有量は
液媒体成分の種類、インクに要求される特性等に依存し
て決定されるが、一般的にはインク全量中で重量%で約
0.2〜20%、好ましくは0.5〜10%、より好ま
しくは1〜5%を占める割合である。
液媒体成分の種類、インクに要求される特性等に依存し
て決定されるが、一般的にはインク全量中で重量%で約
0.2〜20%、好ましくは0.5〜10%、より好ま
しくは1〜5%を占める割合である。
【0016】本発明のインクで使用する液媒体は水と水
溶性有機溶剤との混合物であり、水としては通常の水の
他好ましくは脱イオン水が使用される。有機溶剤として
は、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n
−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−
ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、ter
t−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、n−ペ
ンタノール等の炭素数1〜5のアルキルアルコール類又
はこれらのハロゲン化誘導体;ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセ
トンアルコール等のケトン又はケトアルコール類;テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等のオキシエチレン又はオキシプロピレン
付加重合体;エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、トリメチレングリコール、ブチレングリコール、
1,2,6−ヘキサントリオール、ヘキシレングリコー
ル等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキ
レングリコール類;チオジグリコール;グリセリン;エ
チレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、
ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテ
ル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチル)
エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル
類;トリエチレングリコールジメチル(又はエチル)エ
ーテル、テトラエチレングリコールジメチル(又はエチ
ル)エーテル等の多価アルコールの低級ジアルキルエー
テル類;スルホラン、2−ピロリドン、N−メチル−2
−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン等が挙げられる。上記水溶性有機溶剤の含有量は、一
般にはインクの全重量に対して重量%で2%〜50%、
好ましくは2%〜30%の範囲である。上記の如き媒体
は単独でも混合物としても使用出来る。
溶性有機溶剤との混合物であり、水としては通常の水の
他好ましくは脱イオン水が使用される。有機溶剤として
は、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n
−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−
ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、ter
t−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、n−ペ
ンタノール等の炭素数1〜5のアルキルアルコール類又
はこれらのハロゲン化誘導体;ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセ
トンアルコール等のケトン又はケトアルコール類;テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等のオキシエチレン又はオキシプロピレン
付加重合体;エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、トリメチレングリコール、ブチレングリコール、
1,2,6−ヘキサントリオール、ヘキシレングリコー
ル等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキ
レングリコール類;チオジグリコール;グリセリン;エ
チレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、
ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテ
ル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチル)
エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル
類;トリエチレングリコールジメチル(又はエチル)エ
ーテル、テトラエチレングリコールジメチル(又はエチ
ル)エーテル等の多価アルコールの低級ジアルキルエー
テル類;スルホラン、2−ピロリドン、N−メチル−2
−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン等が挙げられる。上記水溶性有機溶剤の含有量は、一
般にはインクの全重量に対して重量%で2%〜50%、
好ましくは2%〜30%の範囲である。上記の如き媒体
は単独でも混合物としても使用出来る。
【0017】本発明のインクの主成分は上記の通りであ
るが、その他各種の分散剤、界面活性剤、粘度調整剤、
表面張力調整剤、蛍光増白剤等を本発明の目的の達成を
妨げない範囲において必要に応じて添加することが出来
る。例えば、ポリビニルアルコール、セルロース類、水
溶性樹脂等の粘度調整剤;カチオン、アニオン或いはノ
ニオン系の各種界面活性剤、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン等の表面張力調整剤;緩衝液によるp
H調整剤;防カビ剤等を挙げることが出来る。
るが、その他各種の分散剤、界面活性剤、粘度調整剤、
表面張力調整剤、蛍光増白剤等を本発明の目的の達成を
妨げない範囲において必要に応じて添加することが出来
る。例えば、ポリビニルアルコール、セルロース類、水
溶性樹脂等の粘度調整剤;カチオン、アニオン或いはノ
ニオン系の各種界面活性剤、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン等の表面張力調整剤;緩衝液によるp
H調整剤;防カビ剤等を挙げることが出来る。
【0018】又、インクを帯電するタイプのインクジェ
ット記録方法に使用されるインクを調合する為には、塩
化リチウム、塩化アンモニウム、塩化ナトリウム等の無
機塩類等の比抵抗調整剤が添加される。 尚、本発明の
インクは、熱エネルギーによるインクの発泡現象により
インクを吐出させるタイプのインクジェット記録方法に
適用する場合に特に好適であり、吐出が極めて安定とな
り、サテライトドットの発生等が生じないという特徴が
ある。但しこの場合には、熱的な物性値(例えば、比
熱、熱膨張係数、熱伝導率等)を調整する場合もある。
ット記録方法に使用されるインクを調合する為には、塩
化リチウム、塩化アンモニウム、塩化ナトリウム等の無
機塩類等の比抵抗調整剤が添加される。 尚、本発明の
インクは、熱エネルギーによるインクの発泡現象により
インクを吐出させるタイプのインクジェット記録方法に
適用する場合に特に好適であり、吐出が極めて安定とな
り、サテライトドットの発生等が生じないという特徴が
ある。但しこの場合には、熱的な物性値(例えば、比
熱、熱膨張係数、熱伝導率等)を調整する場合もある。
【0019】更に、本発明のインクは普通紙等に記録し
た場合のインクの滲み及び記録物の乾燥性、浸透性の問
題を解決すると同時に、インクジェット用ヘッドに対す
るマッチングを良好にする面から、インク自体の物性と
して25℃における表面張力が30〜68dyne/c
m、粘度が15cP以下、好ましくは10cP以下、よ
り好ましくは5cP以下に調整されることが望ましい。従
って、上記物性にインクを調整し、普通紙における問題
を解決する為には、本発明のインク中に含有される水分
量としては50重量%以上、より好ましくは60重量%
以上とされるのが好適である。
た場合のインクの滲み及び記録物の乾燥性、浸透性の問
題を解決すると同時に、インクジェット用ヘッドに対す
るマッチングを良好にする面から、インク自体の物性と
して25℃における表面張力が30〜68dyne/c
m、粘度が15cP以下、好ましくは10cP以下、よ
り好ましくは5cP以下に調整されることが望ましい。従
って、上記物性にインクを調整し、普通紙における問題
を解決する為には、本発明のインク中に含有される水分
量としては50重量%以上、より好ましくは60重量%
以上とされるのが好適である。
【0020】本発明のインクは、熱エネルギーの作用に
より液滴を吐出させて記録を行なうインクジェット記録
方法にとりわけ好適に用いられるが、一般の筆記具用と
しても使用出来ることはいうまでもない。本発明のイン
クを用いて記録を行うのに好適な方法及び装置として
は、記録ヘッドの室内のインクに記録信号に対応した熱
エネルギーを与え、該熱エネルギーにより液滴を発生さ
せる方法及び装置が挙げられる。
より液滴を吐出させて記録を行なうインクジェット記録
方法にとりわけ好適に用いられるが、一般の筆記具用と
しても使用出来ることはいうまでもない。本発明のイン
クを用いて記録を行うのに好適な方法及び装置として
は、記録ヘッドの室内のインクに記録信号に対応した熱
エネルギーを与え、該熱エネルギーにより液滴を発生さ
せる方法及び装置が挙げられる。
【0021】その装置の主要部であるヘッド構成例を図
1、図2及び図3に示す。ヘッド13はインクを通す溝
14を有するガラス、セラミックス又はプラスチック板
等と、感熱記録に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘ
ッドが示されているが、これに限定されるものではな
い)とを接着して得られる。発熱ヘッド15は酸化シリ
コン等で形成される保護膜16、アルミニウム電極17
−1、17−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層
18、蓄熱層19、アルミナ等の放熱性の良い基板20
よりなっている。インク21は吐出オリフィス(微細
孔)22まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を
形成している。
1、図2及び図3に示す。ヘッド13はインクを通す溝
14を有するガラス、セラミックス又はプラスチック板
等と、感熱記録に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘ
ッドが示されているが、これに限定されるものではな
い)とを接着して得られる。発熱ヘッド15は酸化シリ
コン等で形成される保護膜16、アルミニウム電極17
−1、17−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層
18、蓄熱層19、アルミナ等の放熱性の良い基板20
よりなっている。インク21は吐出オリフィス(微細
孔)22まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を
形成している。
【0022】今、電極17−1、17−2に電気信号が
加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に
発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生し、
その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が吐出
し、オリフィス22より記録小滴24となり、被記録材
25に向かって飛翔する。図3には図1に示すヘッドを
多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッ
ドはマルチ溝26を有するガラス板27と、図1に説明
したものと同様な発熱ヘッド28を密着して製作されて
いる。尚、図1は、インク流路に沿ったヘッド13の断
面図であり、図2は図1のA−B線での切断面である。
加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に
発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生し、
その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が吐出
し、オリフィス22より記録小滴24となり、被記録材
25に向かって飛翔する。図3には図1に示すヘッドを
多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッ
ドはマルチ溝26を有するガラス板27と、図1に説明
したものと同様な発熱ヘッド28を密着して製作されて
いる。尚、図1は、インク流路に沿ったヘッド13の断
面図であり、図2は図1のA−B線での切断面である。
【0023】図4に、かかるヘッドを組み込んだインク
ジェット記録装置の1例を示す。図4において、61は
ワイピング部材としてのブレードであり、その一端はブ
レード保持部材によって保持されて固定端となり、カン
チレバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッドによ
る記録領域に隣接した位置に配設され、又、本例の場
合、記録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持され
る。62はキャップであり、ブレード61に隣接するホ
ームポジションに配設され、記録ヘッドの移動方向と垂
直な方向に移動して吐出口面と当接し、キャッピングを
行う構成を備える。更に63はブレード61に隣接して
設けられるインク吸収体であり、ブレード61と同様、
記録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持される。
上記ブレード61、キャップ62、吸収体63によって
吐出回復部64が構成され、ブレード61及び吸収体6
3によってインク吐出口面に水分、塵埃等の除去が行わ
れる。
ジェット記録装置の1例を示す。図4において、61は
ワイピング部材としてのブレードであり、その一端はブ
レード保持部材によって保持されて固定端となり、カン
チレバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッドによ
る記録領域に隣接した位置に配設され、又、本例の場
合、記録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持され
る。62はキャップであり、ブレード61に隣接するホ
ームポジションに配設され、記録ヘッドの移動方向と垂
直な方向に移動して吐出口面と当接し、キャッピングを
行う構成を備える。更に63はブレード61に隣接して
設けられるインク吸収体であり、ブレード61と同様、
記録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持される。
上記ブレード61、キャップ62、吸収体63によって
吐出回復部64が構成され、ブレード61及び吸収体6
3によってインク吐出口面に水分、塵埃等の除去が行わ
れる。
【0024】65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐
出口を配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を
搭載して記録ヘッド65の移動を行う為のキャリッジで
ある。キャリッジ66はガイド軸67と慴動可能に係合
し、キャリッジ66の一部はモータ68によって駆動さ
れるベルト69と接続(不図示)している。これにより
キャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能とな
り、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接した領
域の移動が可能となる。51は被記録材を挿入する為の
給紙部、52は不図示のモータにより駆動される紙送り
ローラである。これらの構成によって記録ヘッドの吐出
口面と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行
するにつれて排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙され
る。
出口を配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を
搭載して記録ヘッド65の移動を行う為のキャリッジで
ある。キャリッジ66はガイド軸67と慴動可能に係合
し、キャリッジ66の一部はモータ68によって駆動さ
れるベルト69と接続(不図示)している。これにより
キャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能とな
り、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接した領
域の移動が可能となる。51は被記録材を挿入する為の
給紙部、52は不図示のモータにより駆動される紙送り
ローラである。これらの構成によって記録ヘッドの吐出
口面と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行
するにつれて排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙され
る。
【0025】上記構成において記録ヘッド65が記録終
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接
してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッ
ドの移動経路中に突出する様に移動する。記録ヘッド6
5がホームポジションから記録開始位置へ移動する場
合、キャップ62及びブレード61は上述したワイピン
グ時の位置と同一の位置にある。この結果、この移動に
おいても記録ヘッド65の吐出口面はワイピングされ
る。上述の記録ヘッドのホームポジションへの移動は、
記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘッドが記
録の為に記録領域を移動する間に所定の間隔で記録領域
に隣接したホームポジションへ移動し、この移動に伴っ
て上記ワイピングが行われる。
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接
してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッ
ドの移動経路中に突出する様に移動する。記録ヘッド6
5がホームポジションから記録開始位置へ移動する場
合、キャップ62及びブレード61は上述したワイピン
グ時の位置と同一の位置にある。この結果、この移動に
おいても記録ヘッド65の吐出口面はワイピングされ
る。上述の記録ヘッドのホームポジションへの移動は、
記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘッドが記
録の為に記録領域を移動する間に所定の間隔で記録領域
に隣接したホームポジションへ移動し、この移動に伴っ
て上記ワイピングが行われる。
【0026】図5は、ヘッドにインク供給部材、例えば
チューブを介して供給されるインクを収容したインクカ
ートリッジの一例を示す図である。ここで40は供給用
インクを収容したインク収容部、例えば、インク袋であ
り、その先端にはゴム製の栓42が設けられている。こ
の栓42に針(不図示)を挿入することにより、インク
袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめる。44
は廃インクを受容するインク吸収体である。インク収容
部としては、インクとの接液面がポリオレフィン、特に
ポリエチレンで形成されているものが本発明にとって好
ましい。本発明で使用されるインクジェット記録装置と
しては、上記の如きヘッドとインクカートリッジとが別
体となったものに限らず、図6に示す如きそれらが一体
になったものにも好適に用いられる。
チューブを介して供給されるインクを収容したインクカ
ートリッジの一例を示す図である。ここで40は供給用
インクを収容したインク収容部、例えば、インク袋であ
り、その先端にはゴム製の栓42が設けられている。こ
の栓42に針(不図示)を挿入することにより、インク
袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめる。44
は廃インクを受容するインク吸収体である。インク収容
部としては、インクとの接液面がポリオレフィン、特に
ポリエチレンで形成されているものが本発明にとって好
ましい。本発明で使用されるインクジェット記録装置と
しては、上記の如きヘッドとインクカートリッジとが別
体となったものに限らず、図6に示す如きそれらが一体
になったものにも好適に用いられる。
【0027】図6において、70は記録ユニットであっ
て、この中にはインクを収容したインク収容部、例え
ば、インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収
体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71
からインク滴として吐出される構成になっている。イン
ク吸収体の材料としては、ポリウレタンを用いることが
本発明にとって好ましい。72はカートリッジ内部を大
気に連通させる為の大気連通口である。この記録ユニッ
ト70は、図4で示す記録ヘッドに代えて用いられるも
のであって、キャリッジ66に対し着脱自在になってい
る。
て、この中にはインクを収容したインク収容部、例え
ば、インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収
体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71
からインク滴として吐出される構成になっている。イン
ク吸収体の材料としては、ポリウレタンを用いることが
本発明にとって好ましい。72はカートリッジ内部を大
気に連通させる為の大気連通口である。この記録ユニッ
ト70は、図4で示す記録ヘッドに代えて用いられるも
のであって、キャリッジ66に対し着脱自在になってい
る。
【0028】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部及び%とあるのは特に
断りのない限り重量基準である。 実施例1〜7 前記例示化合物を用いて表1の組成の本発明のインクを
調整した。
具体的に説明する。尚、文中、部及び%とあるのは特に
断りのない限り重量基準である。 実施例1〜7 前記例示化合物を用いて表1の組成の本発明のインクを
調整した。
【0029】(表1)実施例1 エチレングリコール 25部 N−メチル−2−ピロリドン 10部 純水 60部 前記例示No.2の化合物(M=Na) 5部実施例2 ジエチレングリコール 15部 純水 82部 前記例示No.5の化合物(M=NH4) 3部実施例3 ジエチレングリコール 15部 エチレングリコールモノメチルエーテル 5部 純水 76部 前記例示No.1の化合物(M=Na) 4部実施例4 エチレングリコール 10部 N−メチル−2−ピロリドン 5部 純水 82部 前記例示No.3の化合物(M=Li) 3部実施例5 グリセリン 12部 エチレングリコール 8部 純水 75部 前記例示No.4の化合物(M=K) 5部実施例6 ジエチレングリコール 18部 2−ピロリドン 5部 純水 71部 前記例示No.6の化合物(M=NH4) 4部実施例7 グリセリン 10部 エチレングリコールモノエチルエーテル 5部 純水 81部 前記例示No.7の化合物(M=NH(CH3)3) 4部
【0030】次に、上記実施例1〜7のインクを用い
て、記録ヘッド内のインクに熱エネルギーを与えて液滴
を発生させ、記録を行うオンデマンドタイプのマルチヘ
ッドを有する記録装置(キヤノン製、バブルジェットプ
リンターBJ−130)によりベタ印字を行い、10×
20mmの大きさの印字片を作成した。紙としてはキヤ
ノン製NP−6150用推奨紙、ノイジードラー紙、プ
ローバーボンド紙を使用した。印字物の光学濃度は実施
例1〜7については、1.25〜1.50の範囲にあっ
た。
て、記録ヘッド内のインクに熱エネルギーを与えて液滴
を発生させ、記録を行うオンデマンドタイプのマルチヘ
ッドを有する記録装置(キヤノン製、バブルジェットプ
リンターBJ−130)によりベタ印字を行い、10×
20mmの大きさの印字片を作成した。紙としてはキヤ
ノン製NP−6150用推奨紙、ノイジードラー紙、プ
ローバーボンド紙を使用した。印字物の光学濃度は実施
例1〜7については、1.25〜1.50の範囲にあっ
た。
【0031】更に、上記実施例1〜7のインクについ
て、下記T1〜T5の特性に関する評価を行った。 (T1)インクの長期保存性: 各インクをガラス容器に密閉し、0℃と40℃とで6ケ
月間保存した。
て、下記T1〜T5の特性に関する評価を行った。 (T1)インクの長期保存性: 各インクをガラス容器に密閉し、0℃と40℃とで6ケ
月間保存した。
【0032】(T2)吐出安定性: 上記記録装置を用いて、24時間の連続吐出を行った。
【0033】(T3)吐出応答性: 上記記録装置を用いて、2秒毎の間欠吐出と1ケ月放置
後の吐出について調べた。
後の吐出について調べた。
【0034】(T4)耐光性: 印字したプローバーボンド紙の印字片(10×20m
m)に100時間の光照射を行い、光学濃度の低下率を
測定した。 ◎:光学濃度の低下率が9%以下 ○:光学濃度の低下率が10%〜14%の範囲内 △:光学濃度の低下率が15%〜25%の範囲内 ×:光学濃度の低下率が26%以上
m)に100時間の光照射を行い、光学濃度の低下率を
測定した。 ◎:光学濃度の低下率が9%以下 ○:光学濃度の低下率が10%〜14%の範囲内 △:光学濃度の低下率が15%〜25%の範囲内 ×:光学濃度の低下率が26%以上
【0035】(T5)耐水性: 印字したノイジードラー紙の印字片(10×20mm)
を20℃の水に3時間浸漬し、光学濃度の低下率を測定
した。 ◎:光学濃度の低下率が9%以下 ○:光学濃度の低下率が10%〜14%の範囲内 △:光学濃度の低下率が15%〜25%の範囲内 ×:光学濃度の低下率が26%以上 上記T1〜T5の評価結果を後記表6〜7に示した。
を20℃の水に3時間浸漬し、光学濃度の低下率を測定
した。 ◎:光学濃度の低下率が9%以下 ○:光学濃度の低下率が10%〜14%の範囲内 △:光学濃度の低下率が15%〜25%の範囲内 ×:光学濃度の低下率が26%以上 上記T1〜T5の評価結果を後記表6〜7に示した。
【0036】比較例1〜4 一方、比較の為に本発明で使用した化合物に代えてスル
ホン酸基数がアミノ基数より大きい下記表3の化合物を
用いて下記表2の組成のインクを調製し、上記と同様に
上記T1〜T5に関する評価を行った。評価結果を後記表
6に示した。
ホン酸基数がアミノ基数より大きい下記表3の化合物を
用いて下記表2の組成のインクを調製し、上記と同様に
上記T1〜T5に関する評価を行った。評価結果を後記表
6に示した。
【0037】(表2)比較例1 エチレングリコール 25部 N−メチル−2−ピロリドン 10部 純水 60部 表3のNo.1の化合物(M=Na) 3部比較例2 ジエチレングリコール 15部 純水 82部 表3のNo.2の化合物(M=NH4) 3部比較例3 エチレングリコール 20部 純水 76部 表3のNo.3の化合物{M=NH(C2H4OH)3} 4部比較例4 トリエチレングリコール 25部 エチレングリコールモノメチルエーテル 15部 純水 55部 表3のNo.4の化合物(M=Na) 5部
【0038】
【0039】比較例5〜7 一方、比較の為に本発明で使用した化合物に代えてスル
ホン酸基数がカルボキシル基数より大きい下記表5の化
合物を用いて下記表4の組成のインクを調製し、上記と
同様にT1〜T5に関する評価を行った。評価結果を後記
表6に示した。
ホン酸基数がカルボキシル基数より大きい下記表5の化
合物を用いて下記表4の組成のインクを調製し、上記と
同様にT1〜T5に関する評価を行った。評価結果を後記
表6に示した。
【0040】(表4)比較例5 グリセリン 15部 2−ピロリドン 10部 純水 71部 表5のNo.1の化合物(M=Na) 4部比較例6 トリエチレングリコール 15部 純水 80部 表5のNo.2の化合物(M=NH4) 5部比較例7 エチレングリコール 25部 エチレングリコールモノメチルエーテル 10部 純水 60部 表5のNo.3の化合物(M=Li) 5部
【0041】
【0042】
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に、本発明に
よれば、インクの色材として特定の構造の化合物を選択
することによって、とりわけ普通紙上の耐光性及び耐水
性に優れた印字物を与えるインクが提供される。
よれば、インクの色材として特定の構造の化合物を選択
することによって、とりわけ普通紙上の耐光性及び耐水
性に優れた印字物を与えるインクが提供される。
【0045】
【図1】インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面
図。
図。
【図2】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面
図。
図。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図。
観斜視図。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図。
【図5】インクカートリッジの縦断面図。
【図6】記録ユニットの斜視図。
61:ワイピング部材 62:キャップ 63:インク吸収体 64:吐出回復部 65:記録ヘッド 66:キャリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−144067(JP,A) 特開 昭61−285275(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 11/00 - 11/20 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (11)
- 【請求項1】 少なくとも水、水溶性有機溶剤及び染料
を含むインクにおいて、染料として、下記一般式(1)
で表される分子構造を有し、1分子中におけるスルホン
酸基数とアミノ基数が夫々2以上であり、且つ、上記ス
ルホン酸基数が上記アミノ基数より小さい化合物を含有
することを特徴とするインク。 (但し、式(1)中のQ1は、NH2及びSO3Mから選
ばれる基で置換されたフェニル基、ピリジル基又はナフ
チル基を示し、 Q2は、CH3、OCH3、NHCOCH3及びSO3Mか
ら選ばれる基で置換されたp−フェニレン基又は1,4
−ナフチレン基を示し、 Q3は、無置換又はSO3Mで置換されたジアミノピリジ
ル基、又は、COOM又はSO3Mで置換されたジアミ
ノフェニル基を示し、 Mは、アルカリ金属、アンモニウム又は有機アンモニウ
ムを示し、 nは、0又は1を示す。) - 【請求項2】 染料が、下記No.1〜No.7で示さ
れる化合物である請求項1に記載のインク。 - 【請求項3】 インク滴を記録信号に応じてオリフィス
から吐出させて記録を行うインクジェット記録方法にお
いて、上記インクが請求項1に記載のインクであること
を特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項4】 インクに熱エネルギーを作用させてイン
ク滴を吐出させる請求項3に記載のインクジェット記録
方法。 - 【請求項5】 インクを収容したインク収容部、該イン
クをインク滴として吐出させる為のヘッド部を備えた記
録ユニットにおいて、前記インクが請求項1に記載のイ
ンクであることを特徴とする記録ユニット。 - 【請求項6】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを作
用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項5に
記載の記録ユニット。 - 【請求項7】 インクを収容したインク収容部を備えた
インクカートリッジにおいて前記インクが請求項1に記
載のインクであることを特徴とするインクカートリッ
ジ。 - 【請求項8】 インクを収容したインク収容部と、該イ
ンクをインク滴として吐出させる為のヘッド部を有する
記録ユニットを備えたインクジェット記録装置におい
て、前記インクが請求項1に記載のインクであることを
特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項9】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを作
用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項8に
記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項10】 インク滴を吐出する為の記録ヘッド、
インクを収容したインク収容部を有するインクカートリ
ッジ及び該インクカートリッジから記録ヘッドにインク
を供給する為のインク供給部を備えたインクジェット記
録装置において、前記インクが請求項1に記載のインク
であることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項11】 記録ヘッドが、インクに熱エネルギー
を作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項
10に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000215468A JP3311332B2 (ja) | 1991-01-18 | 2000-07-17 | インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-16824 | 1991-01-18 | ||
JP1682591 | 1991-01-18 | ||
JP3-16825 | 1991-01-18 | ||
JP1682491 | 1991-01-18 | ||
JP2000215468A JP3311332B2 (ja) | 1991-01-18 | 2000-07-17 | インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2582792A Division JPH05105833A (ja) | 1991-01-18 | 1992-01-17 | インク、これを用いたインクジエツト記録方法及びかかるインクを用いた機器 |
Publications (2)
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---|---|
JP2001081381A JP2001081381A (ja) | 2001-03-27 |
JP3311332B2 true JP3311332B2 (ja) | 2002-08-05 |
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Family Applications (1)
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JP2000215468A Expired - Fee Related JP3311332B2 (ja) | 1991-01-18 | 2000-07-17 | インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 |
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JP (1) | JP3311332B2 (ja) |
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JP2001081381A (ja) | 2001-03-27 |
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