JP3310738B2 - 低カロリーチョコレート - Google Patents
低カロリーチョコレートInfo
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Description
トに係り、特に糖分として新たな素材を選択し、しかも
ココアバターの吸収率を抑制し、硬度調整油脂素材およ
び乳化剤を併用することにより、低カロリー化と感触の
改善を実現した低カロリーチョコレートに関するもので
ある。
ムは、チョコレートの油脂であるココアバターの体内で
の吸収を抑制する作用を有することが知られている。し
かしながら、チョコレートとして摂取した場合の吸収率
に関しては、明確にはなされていない。
発され市販されているが、例えば低カロリーの甘味料と
して水素化イソマルトロースが知られている。この水素
化イソマルトロースは、α−D−グルコピラノシル−
1,6−マンニトール(GPM)とα−D−グルコピラ
ノシル−1,6−グルシトール(GPG)との異性体の
等モル混合物からなり、パラチニット(PALATINIT 登録
商標)の名称で市販されており、エネルギーとしての利
用率が低く低カロリーであり、虫歯予防としての非う蝕
性を有することが知られている。そして、この甘味料を
チョコレートに添加して、低カロリーチョコレートを得
ることが提案されている(特開平5−260894号公
報)。
ラチニットをチョコレートに応用した製品は、経時的に
感触が硬くしまってくるという問題があった。また、特
に日本人においては、前記パラチニットの摂取により下
痢を生じる問題もあった。
他の糖分とを組合せ、および乳化剤として複数のものを
併用することにより、嗜好性と感触とを良好にすると共
に、低カロリー化を容易に実現することができる低カロ
リーチョコレートを提供することにある。
ニットと、ポリデキストロース又はポリデキストロース
とキシロオリゴ糖の組合せたものからなる易吸湿性の糖
とを1:0.3〜3の比率で糖質として使用し、乳化剤
としてレシチンおよびレシチン以外の親油性乳化剤とを
使用することを特徴とする感触の改良された低カロリー
チョコレートが提供される。
ス又はポリデキストロースとキシロオリゴ糖の組合せた
ものからなる易吸湿性の糖とを1:0.3〜3の比率で
糖質として使用し、油脂としてカカオ脂、カカオ代用脂
から選択される1種以上並びに乳脂肪および/または液
状植物性油脂と、さらに乳化剤を使用することを特徴と
する感触の改良された低カロリーチョコレートが提供さ
れる。
ース又はポリデキストロースとキシロオリゴ糖の組合せ
たものからなる易吸湿性の糖とを1:0.3〜3の比率
で糖質として使用し、油脂としてカカオ脂、カカオ代用
脂から選択される1種以上並びに乳脂肪および/または
液状植物性油脂と、さらに乳化剤としてレシチンおよび
レシチン以外の親油性乳化剤とを使用することを特徴と
する感触の改良された低カロリーチョコレートが提供さ
れる。
いて、さらにカルシウム塩、カルシウム含有素材、マグ
ネシウム塩、マグネシウム含有素材から選択される少な
くとも1種以上を含むようにすれば好適である。
チトール等の糖アルコール、大豆オリゴ糖やキシロオリ
ゴ糖等の各種オリゴ糖、ポリデキストロース、難消化性
デキストリン等の食物繊維から選択することができる。
乳清粉末、カキ殻粉末、真珠粉末、牛骨粉末、鰹骨粉末
等の1つまたはそれ以上の組合せを選択することができ
る。
シウム(にがり)等を使用することができる。
1:0.3〜1:3の範囲が好ましく、好適範囲は1:
0.5〜1:2である。
を併用する場合は、糖アルコールの使用量は40%以下
が好ましく、最適範囲は25%以下である。
用する場合は、オリゴ糖の使用量は0.5〜10%が好
ましく、最適範囲は5%以下である。
ーガリン、コーン油、オリーブ油、菜種油等の20℃で
SFIが30以下の油脂の使用が好ましい。
のが好ましい。
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リ
シノレイン酸エステル等を使用することができる。
〜0.4%、レシチン以外の乳化剤0.05〜0.3%
とし、全体として0.6%以下を添加すれば好適であ
る。
吸湿性の糖とを組合せ、乳化剤としてレシチンおよびレ
シチン以外の親油性乳化剤との併用により嗜好性と感触
とを良好にした低カロリーチョコレートを得ることがで
きる。
ルビトール等の糖アルコール、大豆オリゴ糖、キシロオ
リゴ糖、フラクトオリゴ糖等のオリゴ糖類、ポリデキス
トロース、難消化性デキストリン、グアガム分解物のよ
うな食物繊維を使用することができる。また、粉末水飴
やそれ以外のものも、カロリーの調整範囲内であれば使
用に制限はない。
1:0.3〜1:3の範囲が好ましく、1:0.5〜
1:2が最適範囲である。この比率よりパラチニットが
多くなってしまうと、チョコレートが経時的にゴリゴリ
した感触となり、逆に易吸湿性の糖が増えると、泥臭く
なったり、モチモチした感触になったりして、口溶けも
悪くなってしまう難点がある。
ールとを併用する場合は、糖アルコールの使用量は40
%以下が好ましい。最適範囲は、25%以下であるが、
この量は前記パラチニットと易吸湿性の糖との比率の条
件の範囲でも規定される。
糖とを併用することもより好ましいが、この場合のオリ
ゴ糖の使用量は、0.5〜10%が好ましく、最適範囲
は5%以下である。オリゴ糖は、過剰に添加した場合、
吸湿性が高いために、チョコレートの粘度が上昇してし
まう難点がある。
油脂素材としては、特に制限はないが、生クリーム(粉
末、濃縮品も含む)、バター、マーガリン、液状植物性
油脂(コーン油、オリーブ油、菜種油等)などの20℃
でSFIが30以下の油脂が好ましい。しかし、添加す
る油脂素材自体は、カロリーが高いので、最大5%の添
加量とするのが好適である。
テル、グリセリン脂肪酸エステル等のチョコレート用乳
化剤を使用する。レシチンは、通常チョコレートに使用
しているが、むしろHLBが6以下のシュガーエステ
ル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル(PG
PR)のような親油性の乳化剤との併用が好ましい。ま
た、添加量としては、レシチンを0.25〜0.35
%、レシチン以外の乳化剤を0.15〜0.3%、トー
タルで0.3〜0.55%に抑えるのが好ましい。これ
以上の量では、むしろ感触、味の面で問題が生じてく
る。
低下させる目的で使用するカルシウムまたはマグネシウ
ムは、その添加量を1/2〜2倍モルとすることが適当
である。1/2倍モル以下では、カルシウムまたはマグ
ネシウムとココアバターとの結合性が低下し、また2倍
モル以上ではチョコレートの味が悪くなってしまい、ミ
ネラルの過剰摂取の不都合も生じる。
してパラチニットと易吸湿性の糖とを併用することによ
り、チョコレートが硬くなるのを防止し、下痢を生じる
ことなく低カロリー化を図ることができる。また、チョ
コレートの乳化剤としてレシチンと硬度調整用油脂素材
とを併用することにより、チョコレートの感触を改良す
ることができる。そして、チョコレートの油脂であるカ
カオバターの吸収率を抑えて、チョコレートの低カロリ
ー化を容易に達成し、嗜好性と感触とに優れたた低カロ
リーチョコレートを得ることができる。
するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるもので
はない。
ると共に、乳化剤としてレシチンとポリグリセリン縮合
リシノレイン酸エステル(PGPR)を使用し、上記配
合例に従い、常法によりコンチングおよびテンパリング
操作し、成型し、冷却して本実施例のチョコレートを作
成した。
ると共に、乳化剤としてレシチンとシュガーエステルを
使用し、上記配合例に従い、常法によりコンチングおよ
びテンパリング操作し、成型し、冷却して本実施例のチ
ョコレートを作成した。
ると共に、乳化剤としてレシチンを使用し、さらに液状
植物性油脂として精製菜種油を使用して、上記配合例に
従い、常法によりコンチングおよびテンパリング操作
し、成型し、冷却して本実施例のチョコレートを作成し
た。
ると共に、乳化剤としてレシチンを使用し、さらに油脂
として粉末生クリームを使用して、上記配合例に従い、
常法によりコンチングおよびテンパリング操作し、成型
し、冷却して本実施例のチョコレートを作成した。
ると共に、乳化剤としてレシチンとPGPRを使用し、
さらに液状植物性油脂として精製菜種油を使用して、上
記配合例に従い、常法によりコンチングおよびテンパリ
ング操作し、成型し、冷却して本実施例のチョコレート
を作成した。
ると共に、乳化剤としてレシチンとPGPRを使用し、
液状植物性油脂として精製菜種油を使用し、さらに鶏卵
殻粉末を添加して、上記配合例に従い、常法によりコン
チングおよびテンパリング操作し、成型し、冷却して本
実施例のチョコレートを作成した。
ストロースとキシロオリゴ糖粉末とを使用すると共に、
乳化剤としてレシチンとPGPRを使用し、液状植物性
油脂として精製菜種油を使用し、さらに炭酸マグネシウ
ムを添加して、上記配合例に従い、常法によりコンチン
グおよびテンパリング操作し、成型し、冷却して本実施
例のチョコレートを作成した。
ストロースとキシロオリゴ糖粉末とを使用すると共に、
乳化剤としてレシチンとPGPRを使用し、液状植物性
油脂として精製菜種油を使用し、さらに鶏卵殻粉末と炭
酸マグネシウムを添加して、上記配合例に従い、常法に
よりコンチングおよびテンパリング操作し、成型し、冷
却して本実施例のチョコレートを作成した。
としてレシチンのみを使用し、上記配合例に従い、常法
によりコンチングおよびテンパリング操作し、成型し、
冷却して比較例のチョコレートを作成した。
ると共に、乳化剤としてレシチンのみを使用し、上記配
合例に従い、常法によりコンチングおよびテンパリング
操作し、成型し、冷却して比較例のチョコレートを作成
した。
ンを使用し、上記配合例に従い、常法によりコンチング
およびテンパリング操作し、成型し、冷却して対照例の
チョコレートを作成した。
トの専門パネラーにより、感触(ゴリゴリ感、口溶け、
滑らかさ等)について官能検査を行った。すなわち、チ
ョコレートの専門パネラー10名に、1日3種類ずつ3
日間で、全てのチョコレートサンプルを試食してもら
い、採点をしてもらった。なお、食べるチョコレートの
順番は、ランダムに選んで、食べる順番の影響が出ない
ように行った。採点基準と採点結果は、表1に示す通り
である。
てパラチニット単独で使用する場合よりも、あるいは比
較例2の単に糖質としてパラチニットとポリデキストロ
ースとを併用する場合よりも、各実施例のチョコレート
は、嗜好性の上では好ましいことが判明した。これは、
感触の改善に起因するものであると考えられる。以下、
各実施例について、感触の改良結果について検討する。
て パラチニットを使用したチョコレートは、砂糖を使用し
たチョコレートに比べて経時的に硬くなっていく。
ついて検討を行ってところ、実施例1aおよび1bの結
果から、パラチニットを使用した場合には、乳化剤とし
てレシチンのみを使用する場合よりも、レシチンとPG
PRやシュガーエステルと組み合わせた方が、感触や嗜
好性が好ましく改善されることが分かった。組み合わせ
る乳化剤としては、PGPRとシュガーエステルには余
り差は認められなかった。今回は、親油性の乳化剤の使
用が好ましかった。一部、親水性の乳化剤の検討も行っ
てみたが、粘度上昇が激しく、それをなくすために、コ
コアバターやレシチンを増やさなければならず、低カロ
リーというコンセプトでは好ましくなかった。
を含む)以外では、ミルクからの乳脂肪が含まれている
が、パラチニットを使用したチョコレートは経時的に締
まって、口溶けが悪くなる。この点の改良目的で、液状
油脂の添加の検討を行った。
は、パラチニットを使用した場合において、チョコレー
トの感触を改良するためには、ココアバターに対し液状
の油脂を多めに添加した方が良い。この場合、液状油脂
を使用しても、乳脂肪分を増やしても、いずれでも効果
は認められる。なお、乳脂肪を増やすとミルク感が強く
なり過ぎる場合もある。従って、ミルク感を強調したい
時には、生クリームやその粉末品を使用し、少し抑え目
にしたい時には、液状油脂を使用することが好ましいと
考えられる。
用してチョコレートを作成する場合は、ポリデキストロ
ースを併用し、さらに乳化剤をレシチンとそれ以外の親
油性乳化剤(PGPRやシュガーエステル)とを併用さ
せた方が好ましいことが分った。また、ココアバターの
一部を液状油脂(菜種、コーン、乳脂など)に置き換え
た方が好ましいことが分った。
味を低下させることも考えられたが、もともとパラチニ
ットの甘味度(砂糖の約40%)が低いことにより、余
り顕著な差は認められなかった。鶏卵殻粉末を5%添加
することは、品質を落すことなくココアバターの吸収を
抑えることのできることが確認された。
の測定 前記実施例、比較例および対照例について、それぞれレ
オメータにより破断テスト[プランジャー:直径2mm
の円筒形,針入速度:60mm/分]を行った。図1お
よび表2に各チョコレートの経時的なスナップ性の変化
を示す。
例1や比較例2に対し、各実施例では、スナップ性が適
正に保たれていることが認められる。改善効果が、殆ど
対照例並の実施例もある。そして、乳化剤の効果は、初
期よりも後半なってから現れており、結晶の粗大化が抑
えられており、また自由水の遊離に対しても効果がある
と考えられる。なお、実施例1bは、データ的には実施
例1aと殆ど変わらなかった。また、実施例2bは、実
施例1aと実施例2aの中間に位置していた。
用飼料を作成し、動物実験により、エネルギー評価を試
みた。動物としては、5週令雄性SD系ラットを用い
た。飼料組成は、各チョコレート60%を含み、カゼイ
ン20%、コーンスターチ7%、セルロース5%、ミネ
ラル混合6%、ビタミン混合2%とした。なお、飼料お
よび水は自由摂取とした。
ところ、比較例1を含む飼料では、飼料投与後2〜3
日、下痢状となったが、一過性のようであり、その後は
やや軟らかくなる傾向にあったが、回復していた。脂肪
の吸収率について検査したところ、実施例4を含む飼料
では、対照例を含む飼料に比べて、パルミチン酸(C1
6)の吸収が51.3%、ステアリン酸(C18)が4
1.1%に抑えられており、総脂肪の吸収率を見てみる
と、65.1%に抑えられていた。また、脂肪蓄積率の
目安となる睾丸周囲脂肪も、約20%程度低くなる傾向
にあった。
ーを計算すると、計算上において、対照例のものを52
1カロリー/100gとすると、パラチニットを使用し
た比較例1のものが、約419カロリー/100g、さ
らに油脂の吸収率を考慮した実施例4のものは、299
カロリー/100gとなり、通常のチョコレートに比べ
て約40%程カロリーが低くなることが分った。
を、健康な10代から40代までの男女、計20名に試
食してもらった。試食に際しては、朝食をとらずに、前
夜も午後10時以降の飲食は控えてもらい、当日無作為
に3種のチョコレートサンプルの一つを選んでもらい、
午前9時に試食してもらった。2週目には残りの2種の
チョコレートサンプルから一つを、さらに2週目には試
食していない残りのチョコレートサンプルをそれぞれ同
様にして試食してもらい、アンケートに答えてもらった
(試食量は1人50gとした)。
は、表3に示す通りであった。
に、比較例1のチョコレートサンプルを試食した人のう
ち15名が、おなかがゴロゴロすると答えていた。これ
に対し、対照例のチョコレートサンプルを試食した場合
には、そのような現象は認められず、また実施例4のチ
ョコレートサンプルを試食した場合でも5名に留まっ
た。
と比較例および対照例についのスナップ性(経時的な硬
さの変化)をそれぞれ示す特性線図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 パラチニットと、ポリデキストロース又
はポリデキストロースとキシロオリゴ糖の組合せたもの
からなる易吸湿性の糖とを1:0.3〜3の比率で糖質
として使用し、乳化剤としてレシチンおよびレシチン以
外の親油性乳化剤とを使用することを特徴とする低カロ
リーチョコレート。 - 【請求項2】 パラチニットと、ポリデキストロース又
はポリデキストロースとキシロオリゴ糖の組合せたもの
からなる易吸湿性の糖とを1:0.3〜3の比率で糖質
として使用し、油脂としてカカオ脂、カカオ代用脂から
選択される1種以上並びに乳脂肪および/または液状植
物性油脂と、さらに乳化剤を使用することを特徴とする
低カロリーチョコレート。 - 【請求項3】 パラチニットと、ポリデキストロース又
はポリデキストロースとキシロオリゴ糖の組合せたもの
からなる易吸湿性の糖とを1:0.3〜3の比率で糖質
として使用し、油脂としてカカオ脂、カカオ代用脂から
選択される1種以上並びに乳脂肪および/または液状植
物性油脂と、さらに乳化剤としてレシチンおよびレシチ
ン以外の親油性乳化剤とを使用することを特徴とする低
カロリーチョコレート。 - 【請求項4】 さらにカルシウム塩、カルシウム含有素
材、マグネシウム塩、マグネシウム含有素材から選択さ
れる少なくとも1種以上を含む請求項1ないし3のいず
れか1項に記載の低カロリーチョコレート。 - 【請求項5】 油脂成分として、生クリーム、バター、
マーガリン、コーン油、オリーブ油、菜種油等の20℃
でSFIが30以下の油脂を使用してなる請求項2また
は3記載の低カロリーチョコレート。
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