JP3309998B2 - コンパクトなズームレンズ - Google Patents
コンパクトなズームレンズInfo
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B15/00—Optical objectives with means for varying the magnification
- G02B15/14—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
- G02B15/16—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B15/00—Optical objectives with means for varying the magnification
- G02B15/14—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
- G02B15/143—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only
- G02B15/1435—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having three groups only the first group being negative
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンパクトなズームレ
ンズに関する。
ンズに関する。
【0002】
【従来の技術】35mmレンズシャッタカメラ用のズー
ムレンズには高変倍比とコンパクト性の両立が要請され
る。このような要請に答えるものとして、負・正・正・
負の4群構成で、3倍程度のズーム比を持ち、最大全長
と望遠端焦点距離の比が0.9程度とコンパクトで、望
遠側F値もF/No=6程度と明るいものが、特開昭6
4−88512号公報に開示されている。
ムレンズには高変倍比とコンパクト性の両立が要請され
る。このような要請に答えるものとして、負・正・正・
負の4群構成で、3倍程度のズーム比を持ち、最大全長
と望遠端焦点距離の比が0.9程度とコンパクトで、望
遠側F値もF/No=6程度と明るいものが、特開昭6
4−88512号公報に開示されている。
【0003】しかし、このズームレンズは変倍を主とし
て第4群で行っており、第4群は焦点距離が小さく、移
動量が大きい。このため、この大きな移動のためのメカ
機構が必要となりレンズ鏡筒のコンパクト化に不利であ
る。さらに第4群は、収差の発生を低減するために3枚
のレンズで構成されている。第4群は広角端で像面に近
づくためレンズ径を大きくする必要があり、これを3枚
のレンズで構成するのはコスト的、重量的、スペース的
に不利であり、第4群の移動量が大きいことを考え合わ
せるとレンズ鏡筒のコンパクト化に非常に不利になる。
またこのズームレンズでは、軸上光束が広くなる第2群
に絞りが設けられており、絞り径が大きくなるためレン
ズ鏡筒の大径化を招く。
て第4群で行っており、第4群は焦点距離が小さく、移
動量が大きい。このため、この大きな移動のためのメカ
機構が必要となりレンズ鏡筒のコンパクト化に不利であ
る。さらに第4群は、収差の発生を低減するために3枚
のレンズで構成されている。第4群は広角端で像面に近
づくためレンズ径を大きくする必要があり、これを3枚
のレンズで構成するのはコスト的、重量的、スペース的
に不利であり、第4群の移動量が大きいことを考え合わ
せるとレンズ鏡筒のコンパクト化に非常に不利になる。
またこのズームレンズでは、軸上光束が広くなる第2群
に絞りが設けられており、絞り径が大きくなるためレン
ズ鏡筒の大径化を招く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、4群構成
で、ズーミングに伴う第4群の移動量が小さく、且つ、
第4群の構成枚数が少なく、2.5倍以上の高いズーム
比を持ち、望遠端におけるF/Noが5.8程度と明る
く、最大全長と望遠端焦点距離の比が1以下とコンパク
トなズームレンズの提供を目的とする。
で、ズーミングに伴う第4群の移動量が小さく、且つ、
第4群の構成枚数が少なく、2.5倍以上の高いズーム
比を持ち、望遠端におけるF/Noが5.8程度と明る
く、最大全長と望遠端焦点距離の比が1以下とコンパク
トなズームレンズの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のコンパクトな
ズームレンズの基本的なレンズ構成を説明すると、図1
に示すように、物体側(図1左方)から順次、第1群
I、第2群II、第3群III、第4群IVを配備して
なる。第1群Iは負の焦点距離を持ち、第2群IIと第
3群IIIは正の焦点距離を持ち、第4群IVは負の焦
点距離を持つ。
ズームレンズの基本的なレンズ構成を説明すると、図1
に示すように、物体側(図1左方)から順次、第1群
I、第2群II、第3群III、第4群IVを配備して
なる。第1群Iは負の焦点距離を持ち、第2群IIと第
3群IIIは正の焦点距離を持ち、第4群IVは負の焦
点距離を持つ。
【0006】広角端から望遠端にズーミングするとき
は、ズーミングに伴い、第1群Iと第2群IIの間隔が
小さくなり、第2群IIと第3群IIIの間隔が大きく
なり、第3群IIIと第4群IVの間隔が小さくなる。
は、ズーミングに伴い、第1群Iと第2群IIの間隔が
小さくなり、第2群IIと第3群IIIの間隔が大きく
なり、第3群IIIと第4群IVの間隔が小さくなる。
【0007】第1群,第2群の焦点距離をそれぞれ
f1,f2、広角端における第2,第3,第4群の合成
焦点距離をf2,3,4W、望遠端におけるにおける第
2,第3,第4群の合成焦点距離をf2,3,4T、望
遠端における第3,第4群の合成焦点距離を
f3,4T、広角端及び望遠端における全系の焦点距離
をそれぞれfWおよびfTとするとき、これらは、条件(1)[f 1 +f 2,3,4W {2−(f 1 /f W )−(f
W /f 1 )}]/f T <0.6 (2)[f 1 +f 2,3,4T {2−(f 1 /f T )−(f
T /f 1 )}]/f T <0.6 (3) 0.6<|f3,4T|/f2<6.0 (4) 0.8<f2/f2,3,4T<1.4 (5) 0.5<|f1|/√[fW・fT]<1.
3 を満足する。条件(5)において、記号:√[ ]は
[ ]内の量の平方根を意味する。
f1,f2、広角端における第2,第3,第4群の合成
焦点距離をf2,3,4W、望遠端におけるにおける第
2,第3,第4群の合成焦点距離をf2,3,4T、望
遠端における第3,第4群の合成焦点距離を
f3,4T、広角端及び望遠端における全系の焦点距離
をそれぞれfWおよびfTとするとき、これらは、条件(1)[f 1 +f 2,3,4W {2−(f 1 /f W )−(f
W /f 1 )}]/f T <0.6 (2)[f 1 +f 2,3,4T {2−(f 1 /f T )−(f
T /f 1 )}]/f T <0.6 (3) 0.6<|f3,4T|/f2<6.0 (4) 0.8<f2/f2,3,4T<1.4 (5) 0.5<|f1|/√[fW・fT]<1.
3 を満足する。条件(5)において、記号:√[ ]は
[ ]内の量の平方根を意味する。
【0008】図1はレンズ構成を説明するための図であ
るが、図2に示すように、図1の構成において、絞りS
を第3群に設けることもできる。ここに、「絞りを第3
群に設ける」とは、絞りの配備位置が第3群内または第
3群の前もしくは後の位置であることを云う。
るが、図2に示すように、図1の構成において、絞りS
を第3群に設けることもできる。ここに、「絞りを第3
群に設ける」とは、絞りの配備位置が第3群内または第
3群の前もしくは後の位置であることを云う。
【0009】請求項1のコンパクトなズームレンズは、
図3に示すように、第3群に設けられる絞り絞りSの配
備位置が第3群IIIの物体側であり、広角端よりもさ
らに短い焦点距離の「超広角端」を有し、広角端から超
広角端にズーミングするとき、少なくとも第1群Iと第
2群IIの間隔が大きくなり、絞りSと第3群IIIの
間隔が大きくなる。
図3に示すように、第3群に設けられる絞り絞りSの配
備位置が第3群IIIの物体側であり、広角端よりもさ
らに短い焦点距離の「超広角端」を有し、広角端から超
広角端にズーミングするとき、少なくとも第1群Iと第
2群IIの間隔が大きくなり、絞りSと第3群IIIの
間隔が大きくなる。
【0010】請求項2のコンパクトなズームレンズは、
図2に示すように、上記のレンズ構成において、第3群
IIIと第4群IVとが一体として像面側へ移動するこ
とにより、近距離にフォーカシングすることを特徴とす
る。勿論、絞りは「第3群に設ける」ことができる(請
求項3)。
図2に示すように、上記のレンズ構成において、第3群
IIIと第4群IVとが一体として像面側へ移動するこ
とにより、近距離にフォーカシングすることを特徴とす
る。勿論、絞りは「第3群に設ける」ことができる(請
求項3)。
【0011】
【作用】この発明のズームレンズは、基本的には、負・
正の2群ズームで構成されている。また、上記正・負2
群の後方の正成分は第2,第3,第4群と3群に分割さ
れ、広角端から望遠端にズーミングするとき、第2,第
3群の間隔が増大し、第3,第4群の間隔が減少する。
このようにすると、広角端から望遠端にズーミングする
ときも第3群が正成分内で第2,第4群に対して相対的
に前から後へ移動するので、正成分内のズーミングによ
る収差変動を補正することが可能になる。さらに、第3
群が広角端で第2群に近づいているため、第3群を構成
するレンズの径の小型化が可能になる。
正の2群ズームで構成されている。また、上記正・負2
群の後方の正成分は第2,第3,第4群と3群に分割さ
れ、広角端から望遠端にズーミングするとき、第2,第
3群の間隔が増大し、第3,第4群の間隔が減少する。
このようにすると、広角端から望遠端にズーミングする
ときも第3群が正成分内で第2,第4群に対して相対的
に前から後へ移動するので、正成分内のズーミングによ
る収差変動を補正することが可能になる。さらに、第3
群が広角端で第2群に近づいているため、第3群を構成
するレンズの径の小型化が可能になる。
【0012】また第2,第4群の間隔は、望遠側へズー
ミングしても大きくは減少しないので、第4群の移動量
を少なくできる。正成分中で第3群が相対的に移動し、
また第4群の移動量が少ないので、第4群の構成枚数を
少なくすることができる。
ミングしても大きくは減少しないので、第4群の移動量
を少なくできる。正成分中で第3群が相対的に移動し、
また第4群の移動量が少ないので、第4群の構成枚数を
少なくすることができる。
【0013】条件(1)と(2)とは、ズームレンズの
全長を短く保つための条件である。条件(1)、(2)
が満足されないと、各群を薄肉レンズで近似したときの
全長が長くなり過ぎ、実際に厚肉レンズで構成した場合
に、レンズ全長と望遠端焦点距離比を1以下に抑えるこ
とが困難になる。
全長を短く保つための条件である。条件(1)、(2)
が満足されないと、各群を薄肉レンズで近似したときの
全長が長くなり過ぎ、実際に厚肉レンズで構成した場合
に、レンズ全長と望遠端焦点距離比を1以下に抑えるこ
とが困難になる。
【0014】条件(3)、(4)、(5)は、厚肉系で
収差を考慮した場合のパワー配分の条件である。
収差を考慮した場合のパワー配分の条件である。
【0015】条件(3)の下限を超えると、望遠端にお
ける第2,第3,第4群の合成焦点距離を小さくして第
1,第2群の間隔を確保する条件から大きく外れ、全長
短縮が困難になる。また望遠端における第3,第4群の
合成焦点距離の絶対値が小さく成り過ぎ、ペッツバール
和の補正が困難になる。上限を越えると、望遠端におけ
る第2群と第3,第4群合成系との主点間隔を大きくす
ることによって全長の短縮は可能になるが、バックフォ
ーカスの確保が困難になるか、もしくは第2群の焦点距
離が小さくなり過ぎて、収差補正と望遠端における第
1,第2群間の間隔確保とが困難になる。
ける第2,第3,第4群の合成焦点距離を小さくして第
1,第2群の間隔を確保する条件から大きく外れ、全長
短縮が困難になる。また望遠端における第3,第4群の
合成焦点距離の絶対値が小さく成り過ぎ、ペッツバール
和の補正が困難になる。上限を越えると、望遠端におけ
る第2群と第3,第4群合成系との主点間隔を大きくす
ることによって全長の短縮は可能になるが、バックフォ
ーカスの確保が困難になるか、もしくは第2群の焦点距
離が小さくなり過ぎて、収差補正と望遠端における第
1,第2群間の間隔確保とが困難になる。
【0016】条件(4)の下限を越えると、望遠端での
第1,第2群の間隔確保が困難になったり、或いは第2
群の焦点距離が小さくなり過ぎて収差補正が困難にな
る。上限を越えると、望遠端で第3,第4群合成系によ
る「第2,第3,第4群の合成焦点距離短縮効果」が大
きくなるが、第3,第4群の合成焦点距離の絶対値が小
さくなり過ぎるか、第2群と第3,第4群合成系の主点
間隔が大きく成り過て、ペッツバール和の補正が困難に
なる。
第1,第2群の間隔確保が困難になったり、或いは第2
群の焦点距離が小さくなり過ぎて収差補正が困難にな
る。上限を越えると、望遠端で第3,第4群合成系によ
る「第2,第3,第4群の合成焦点距離短縮効果」が大
きくなるが、第3,第4群の合成焦点距離の絶対値が小
さくなり過ぎるか、第2群と第3,第4群合成系の主点
間隔が大きく成り過て、ペッツバール和の補正が困難に
なる。
【0017】条件(5)の下限を越えると、第2群の焦
点距離や第3,第4群の合成焦点距離の絶対値が小さく
なり過ぎて収差補正が困難になるか、あるいは第3,第
4群の合成焦点距離の絶対値が小さくなり過ぎたり、第
2群と第3,第4群合成系の主点間隔が大きくなり過ぎ
て、広角端におけるバックフォーカスの確保とペッツバ
ール和の補正が困難になる。上限を越えると、広角端の
バックフォーカスや第2,第3,第4群合成系の群厚を
小さくする必要があり、レンズ構成が難しくなる。また
第2郡内に絞りを配備した場合に第1群のレンズ系が大
きくなる。
点距離や第3,第4群の合成焦点距離の絶対値が小さく
なり過ぎて収差補正が困難になるか、あるいは第3,第
4群の合成焦点距離の絶対値が小さくなり過ぎたり、第
2群と第3,第4群合成系の主点間隔が大きくなり過ぎ
て、広角端におけるバックフォーカスの確保とペッツバ
ール和の補正が困難になる。上限を越えると、広角端の
バックフォーカスや第2,第3,第4群合成系の群厚を
小さくする必要があり、レンズ構成が難しくなる。また
第2郡内に絞りを配備した場合に第1群のレンズ系が大
きくなる。
【0018】この発明のズームレンズは以下の如きレン
ズ構成とするのが望ましい。即ち、第1群は物体側から
順に負レンズ、正レンズを配して構成し、上記負レンズ
のアッベ数:ν1N、上記正レンズのアッベ数:ν1P
が、条件 (6) ν1N>ν1P を満足するようにする。このようにすることにより、第
2群内における色収差補正が可能になる。
ズ構成とするのが望ましい。即ち、第1群は物体側から
順に負レンズ、正レンズを配して構成し、上記負レンズ
のアッベ数:ν1N、上記正レンズのアッベ数:ν1P
が、条件 (6) ν1N>ν1P を満足するようにする。このようにすることにより、第
2群内における色収差補正が可能になる。
【0019】第2群は、少なくとも2枚の正レンズと負
レンズとで構成し、正レンズの平均屈折率:n2PA、
平均アッベ数:ν2PA、負レンズの平均屈折率:n
2NA、平均アッベ数:ν2NAが、条件 (7) n2PA<n2NA (8) ν2PA>ν2NA を満足するようにする。これにより、第2群内の色収差
や全系ペッツバール和を良好に保つことができる。
レンズとで構成し、正レンズの平均屈折率:n2PA、
平均アッベ数:ν2PA、負レンズの平均屈折率:n
2NA、平均アッベ数:ν2NAが、条件 (7) n2PA<n2NA (8) ν2PA>ν2NA を満足するようにする。これにより、第2群内の色収差
や全系ペッツバール和を良好に保つことができる。
【0020】第3群は少なくとも負レンズと正レンズで
構成し、負レンズの屈折率:n3N,アッベ数:
ν3N、正レンズの屈折率:n3P,アッベ数:ν3P
が、条件 (9) n3N>n3P (10) ν3N>ν3P を満足するようにする。これにより、全系の色収差を補
正し、全系のペッツバール和を良好に保つことができ
る。
構成し、負レンズの屈折率:n3N,アッベ数:
ν3N、正レンズの屈折率:n3P,アッベ数:ν3P
が、条件 (9) n3N>n3P (10) ν3N>ν3P を満足するようにする。これにより、全系の色収差を補
正し、全系のペッツバール和を良好に保つことができ
る。
【0021】第4群は負の焦点距離を持つので、少なく
とも1枚の負レンズを含む2枚以下のレンズで構成す
る。
とも1枚の負レンズを含む2枚以下のレンズで構成す
る。
【0022】また、球面収差を補正するために第2群内
に非球面を採用し、軸外収差を補正するために第4群に
非球面を採用するのが良い。
に非球面を採用し、軸外収差を補正するために第4群に
非球面を採用するのが良い。
【0023】請求項1のズームレンズは第3群に絞りを
有している。第3群は広角端で第2群の近くに配備さ
れ、望遠端にズーミングするに伴い第2群から離れる。
第2群を射出した光束は収束性であるから絞り径は、望
遠端のF/Noが一定すると第2群に絞りがある場合に
比して小さくなる。これにより鏡筒径を小さくすること
が可能である。このとき、望遠側では画角が小さくなる
ので、第2群から絞りが離れた場合でも第1,第2群の
レンズ径は増大しない。また望遠側で第2群から絞りが
離れることにより、軸外光束のマージナル部分が遮光さ
れる。さらに広角側でのF/Noが大きくなる。
有している。第3群は広角端で第2群の近くに配備さ
れ、望遠端にズーミングするに伴い第2群から離れる。
第2群を射出した光束は収束性であるから絞り径は、望
遠端のF/Noが一定すると第2群に絞りがある場合に
比して小さくなる。これにより鏡筒径を小さくすること
が可能である。このとき、望遠側では画角が小さくなる
ので、第2群から絞りが離れた場合でも第1,第2群の
レンズ径は増大しない。また望遠側で第2群から絞りが
離れることにより、軸外光束のマージナル部分が遮光さ
れる。さらに広角側でのF/Noが大きくなる。
【0024】上記ズームレンズでは、望遠端から広角端
へズーミングする際、第2,第3群間の間隔が減少し、
第3,第4群間の間隔が増大している。このズームレン
ズで更に焦点距離を短くしようとすると性能の劣化が大
きくなり、十分な性能を得ることが困難になる。
へズーミングする際、第2,第3群間の間隔が減少し、
第3,第4群間の間隔が増大している。このズームレン
ズで更に焦点距離を短くしようとすると性能の劣化が大
きくなり、十分な性能を得ることが困難になる。
【0025】そこで請求項1のズームレンズでは、絞り
を第3群の物体側に配し、広角端では絞りが第3群に近
接した位置にあり、広角端から更に焦点距離の短い超広
角端へのズーミングの際に、第2,第3群間の間隔を一
定とし、絞りのみを第2群に近付けるようにすることに
より、最大画角の光束の一部が絞りの中心を通るように
し、性能の劣化を抑える。焦点距離変化は主として第1
群と第2群の間隔が変化することにより行われる。この
場合、性能向上、周辺光量の増加のために絞り径を小さ
くするのが望ましい。
を第3群の物体側に配し、広角端では絞りが第3群に近
接した位置にあり、広角端から更に焦点距離の短い超広
角端へのズーミングの際に、第2,第3群間の間隔を一
定とし、絞りのみを第2群に近付けるようにすることに
より、最大画角の光束の一部が絞りの中心を通るように
し、性能の劣化を抑える。焦点距離変化は主として第1
群と第2群の間隔が変化することにより行われる。この
場合、性能向上、周辺光量の増加のために絞り径を小さ
くするのが望ましい。
【0026】フォーカシング方式としては第1群を移動
させるフロントフォーカシング方式が一般的である。こ
の方式は、被写体がズーミング中同一距離にあれば移動
量が略一定になる利点を有しているが、第1群がカメラ
本体から離れているため、駆動伝達機構が複雑になり鏡
筒が大型化するという問題がある。
させるフロントフォーカシング方式が一般的である。こ
の方式は、被写体がズーミング中同一距離にあれば移動
量が略一定になる利点を有しているが、第1群がカメラ
本体から離れているため、駆動伝達機構が複雑になり鏡
筒が大型化するという問題がある。
【0027】請求項1のズームレンズは、第4群のレン
ズ厚、レンズ径、重量等を小さくするため、第4群を少
ないレンズ枚数(1枚または2枚)で構成している。従
って第4群のみを近距離にフォーカシングすると性能劣
化が著しい。
ズ厚、レンズ径、重量等を小さくするため、第4群を少
ないレンズ枚数(1枚または2枚)で構成している。従
って第4群のみを近距離にフォーカシングすると性能劣
化が著しい。
【0028】そこで請求項2および3のズームレンズで
は、フォーカシング時に第3,第4群を一体として移動
させることにより収差変動を小さく抑え、近距離におけ
る性能を良好に保つのである。
は、フォーカシング時に第3,第4群を一体として移動
させることにより収差変動を小さく抑え、近距離におけ
る性能を良好に保つのである。
【0029】
【実施例】以下、具体的な実施例と、参考例(第3群の
焦点距離を負としたもの)を挙げる。各例において、物
体側から数えて第i番目の面(絞り面を含む)の曲率半
径をrii、第i番目と第i+1番目の面の光軸上の面
間隔をdi、物体側から数えて第j番目のレンズのd線
に対する屈折率およびアッベ数をそれぞれnj,νjで
表す。またfは全系の焦点距離、ωは画角を表す。
焦点距離を負としたもの)を挙げる。各例において、物
体側から数えて第i番目の面(絞り面を含む)の曲率半
径をrii、第i番目と第i+1番目の面の光軸上の面
間隔をdi、物体側から数えて第j番目のレンズのd線
に対する屈折率およびアッベ数をそれぞれnj,νjで
表す。またfは全系の焦点距離、ωは画角を表す。
【0030】非球面は周知の如く、光軸に合致させてY
座標を取り、光軸に直交させてZ座標を設定するとき、
光軸上の曲率半径をr、円錐定数をK、4次,6次,8
次,10次の非球面係数をそれぞれA,B,C,Dとす
るとき、 Z=(1/r)Y2/{1+√[1−(1+K)(Y/r)2]} +A・Y4+B・Y6+C・Y8+D・Y10 で表される曲線を光軸の回りに回転させて得られる曲面
であり、光軸上の曲率半径と円錐定数と高次の非球面係
数とを与えて形状を特定する。上記式中において記号:
√[ ]は、[ ]内の量の平方根を意味する。なお、
非球面係数の表示においてEとそれに続く数字は「べき
乗」を示す。即ち、例えば「E−9」とあれば、これは
1/109を意味し、この数がその前にある数値に乗ぜ
られる。
座標を取り、光軸に直交させてZ座標を設定するとき、
光軸上の曲率半径をr、円錐定数をK、4次,6次,8
次,10次の非球面係数をそれぞれA,B,C,Dとす
るとき、 Z=(1/r)Y2/{1+√[1−(1+K)(Y/r)2]} +A・Y4+B・Y6+C・Y8+D・Y10 で表される曲線を光軸の回りに回転させて得られる曲面
であり、光軸上の曲率半径と円錐定数と高次の非球面係
数とを与えて形状を特定する。上記式中において記号:
√[ ]は、[ ]内の量の平方根を意味する。なお、
非球面係数の表示においてEとそれに続く数字は「べき
乗」を示す。即ち、例えば「E−9」とあれば、これは
1/109を意味し、この数がその前にある数値に乗ぜ
られる。
【0031】参考例(第3群が負の焦点距離を持つ) f=36.0〜102,F/No=3.42〜5.84, ω=64.6〜23.4(度) i ri di j nj νj 1 −57.573 1.200 1 1.75500 52.32 2 30.153 3.448 2 1.84666 23.83 3 76.756 可変 4 20.708 4.998 3 1.60738 56.71 5 −237.431 0.100 6 30.143 3.237 4 1.62374 47.05 7 −293.787 0.607 8 −151.722 0.800 5 1.84666 23.83 9 19.892 4.944 6 1.56732 42.84 10 −51.415 可変 11 (絞り) 1.678 12 −28.975 2.204 7 1.83400 37.34 13 17.105 3.428 8 1.64769 33.84 14 −19.784 可変 15 −12.538 1.200 9 1.75500 52.32 16 −123.793 4.155 10 1.84666 23.83 17 −34.084
【0032】 非球面 第6面 第17面 K −1.331628 3.122429 A −1.597494E−5 −2.393576E−6 B −4.719732E−8 3.985625E−8 C −1.098830E−10 −1.896888E−10 D 4.774242E−13 9.846180E−13
【0033】可変量 f 36.005 62.013 102.030 d3 21.900 8.181 0.800 d10 4.820 8.303 11.395 d14 13.613 10.130 7.038
【0034】条件値 [f1+f2,3,4W{2−(f1/fW)−(fW/
f1)}]/fT=0.365 [f1+f2,3,4T{2−(f1/fT)−(fT/
f1)}]/fT=0.481 |f3,4T|/f2=1.122 f2/f2,3,4T=1.095 |f1|/√[fW・fT]=0.772
f1)}]/fT=0.365 [f1+f2,3,4T{2−(f1/fT)−(fT/
f1)}]/fT=0.481 |f3,4T|/f2=1.122 f2/f2,3,4T=1.095 |f1|/√[fW・fT]=0.772
【0035】この参考例のレンズ構成を第4図に示す。
また、参考例に関する、被写体距離無限遠における収差
図を図6ないし図8に示す。図6は広角端、図7は中間
焦点距離、図8は望遠端における収差図である。
また、参考例に関する、被写体距離無限遠における収差
図を図6ないし図8に示す。図6は広角端、図7は中間
焦点距離、図8は望遠端における収差図である。
【0036】実施例 f=38.9〜102,F/No=3.60〜5.83, ω=60.5〜23.7(度) i ri di j nj νj 1 −54.956 1.200 1 1.75500 52.32 2 26.244 0.100 3 26.238 4.182 2 1.84666 23.83 4 84.317 可変 5 19.832 5.685 3 1.71300 53.94 6 124.846 0.100 7 27.241 2.831 4 1.69350 53.34 8 43.718 0.100 9 40.264 1.361 5 1.84666 23.83 10 12.287 6.384 6 1.49831 65.13 11 −64.495 可変 12 (絞り) 4.551 13 −34.392 1.351 7 1.88300 40.80 14 16.621 5.225 8 1.67741 28.52 15 −18.466 可変 16 −11.524 1.200 9 1.69350 53.34 17 −29.610 。
【0037】 非球面 第7面 第16面 K −0.883397 −0.668418 A −1.550430E−5 −1.446700E−6 B −3.487110E−8 9.788130E−8 C −4.843080E−11 −9.826040E−10 D 2.800350E−13 4.782570E−12 。
【0038】可変量 物体距離 無限遠 f 38.935 49.979 102.002 d4 19.367 13.484 1.000 d11 4.616 5.762 9.504 d15 11.116 9.857 8.186 物体距離 1.0m f 38.935 49.979 102.002 d4 19.367 13.484 1.000 d11 6.022 7.348 12.219 d15 11.116 9.857 8.186
【0039】条件値 [f1+f2,3,4W{2−(f1/fW)−(fW/
f1)}]/fT=0.372 [f1+f2,3,4T{2−(f1/fT)−(fT/
f1)}]/fT=0.482 |f3,4T|/f2=1.384 f2/f2,3,4T=1.231 |f1|/√[fW・fT]=0.773
f1)}]/fT=0.372 [f1+f2,3,4T{2−(f1/fT)−(fT/
f1)}]/fT=0.482 |f3,4T|/f2=1.384 f2/f2,3,4T=1.231 |f1|/√[fW・fT]=0.773
【0040】実施例のレンズ構成を第5図に示す。実施
例に関する、被写体距離無限遠における収差図を図9な
いし図11に示す。図9は広角端、図10は中間焦点距
離、図11は望遠端における収差図である。また、被写
体距離:1mにおける収差図を図12ないし図14に示
す。図12は広角端、図13は中間焦点距離、図14は
望遠端における収差図である。
例に関する、被写体距離無限遠における収差図を図9な
いし図11に示す。図9は広角端、図10は中間焦点距
離、図11は望遠端における収差図である。また、被写
体距離:1mにおける収差図を図12ないし図14に示
す。図12は広角端、図13は中間焦点距離、図14は
望遠端における収差図である。
【0041】上に示した実施例のレンズ構成で、広角端
よりも焦点距離が更に短い超広角端を実現する場合であ
る。この場合には、上記実施例の構成に加えてd12が
新たに可変量となる。
よりも焦点距離が更に短い超広角端を実現する場合であ
る。この場合には、上記実施例の構成に加えてd12が
新たに可変量となる。
【0042】可変量 f 30.000 38.935 d4 24.904 19.367 d11 1.000 4.616 d12 8.932 4.551 d15 11.937 11.116 この場合の、超広角端における収差図を図15に示す。
なお、図6〜15の収差図において、dSAはd線の球
面収差、gSAはg線の球面収差、SCは正弦条件、S
はd線のサジタル像面、Mはd線のメリディオナル像
面、Y’は像高を表す。
なお、図6〜15の収差図において、dSAはd線の球
面収差、gSAはg線の球面収差、SCは正弦条件、S
はd線のサジタル像面、Mはd線のメリディオナル像
面、Y’は像高を表す。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明によればコンパ
クトなズームレンズを提供できる。この発明のズームレ
ンズは、広角端から望遠端にズーミングする際、第3群
が第2群から遠ざかるように移動するので径の大きい第
4群の構成枚数を1〜2枚と少なくすることができ、収
差補正の自由度が増すので全長の短縮化が可能である。
また請求項1のズームレンズは、絞りを第3群に配して
いるので絞り径を小さくでき、ズーム域を広角側にさら
に広げて超広角を実現できる。請求項2、3のズームレ
ンズでは、フォーカシングの際、第3群と第4群とが一
体となって移動するので近距離の像性能を良好に保つこ
とができる。
クトなズームレンズを提供できる。この発明のズームレ
ンズは、広角端から望遠端にズーミングする際、第3群
が第2群から遠ざかるように移動するので径の大きい第
4群の構成枚数を1〜2枚と少なくすることができ、収
差補正の自由度が増すので全長の短縮化が可能である。
また請求項1のズームレンズは、絞りを第3群に配して
いるので絞り径を小さくでき、ズーム域を広角側にさら
に広げて超広角を実現できる。請求項2、3のズームレ
ンズでは、フォーカシングの際、第3群と第4群とが一
体となって移動するので近距離の像性能を良好に保つこ
とができる。
【図1】この発明のズームレンズの、基本的なレンズ構
成とズーミングに伴う各群の移動を説明するための図で
ある。
成とズーミングに伴う各群の移動を説明するための図で
ある。
【図2】ズームレンズのズーミングに伴う各郡の移動お
よびズームレンズのフォーカシングに伴う群移動を説明
するための図である。
よびズームレンズのフォーカシングに伴う群移動を説明
するための図である。
【図3】請求項1のズームレンズの超広角端・望遠端間
のズーミングに伴う、各群の移動を説明するための図で
ある。
のズーミングに伴う、各群の移動を説明するための図で
ある。
【図4】参考例のレンズ構成を広角端において示す図で
ある。
ある。
【図5】実施例のレンズ配置を広角端において示す図で
ある。
ある。
【図6】参考例の物体距離無限遠における広角端の収差
図である。
図である。
【図7】参考例の物体距離無限遠における中間焦点距離
の収差図である。
の収差図である。
【図8】参考例の物体距離無限遠における望遠端の収差
図である。
図である。
【図9】実施例の物体距離無限遠における広角端の収差
図である。
図である。
【図10】実施例の物体距離無限遠における中間焦点距
離の収差図である。
離の収差図である。
【図11】実施例の物体距離無限遠における望遠端の収
差図である。
差図である。
【図12】実施例の物体距離1mにおける広角端の収差
図である。
図である。
【図13】実施例の物体距離1mにおける中間焦点距離
の収差図である。
の収差図である。
【図14】実施例の物体距離1mにおける望遠端の収差
図である。
図である。
【図15】実施例の超広角端の収差図である。
I 第1群 II 第2群 III 第3群 IV 第4群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04
Claims (3)
- 【請求項1】物体側から順次、第1乃至第4群を配備し
て構成され、 第1群は負、第2,第3群は正、第4群は負の焦点距離
をそれぞれ持ち、 広角端から望遠端にズーミングするとき、第1群と第2
群の間隔が小さくなり、第2群と第3群の間隔が大きく
なり、第3群と第4群の間隔が小さくなり、 第1群,第2群の焦点距離をそれぞれf1,f2、広角
端における第2,第3,第4群の合成焦点距離をf
2,3,4W、望遠端における第2,第3,第4群の合
成焦点距離をf2,3,4T、望遠端における第3,第
4群の合成焦点距離をf3,4T、広角端及び望遠端に
おける全系の焦点距離をそれぞれfWおよびfTとする
とき、これらが、条件(1)[f 1 +f 2,3,4W {2−(f 1 /f W )−(f
W /f 1 )}]/f T <0.6 (2)[f 1 +f 2,3,4T {2−(f 1 /f T )−(f
T /f 1 )}]/f T <0.6 (3) 0.6<|f3,4T|/f2<6.0 (4) 0.8<f2/f2,3,4T<1.4 (5) 0.5<|f1|/√[fW・fT]<1.
3 (記号:√[ ]は[ ]内の量の平方根を意味する) を満足し、第3群における第3群の物体側に絞りが配備
され、広角端よりもさらに短い焦点距離の超広角端を有
し、広角端から超広角端にズーミングするとき、少なく
とも第1,第2群の間隔が大きくなり、上記絞りと第3
群の間隔が大きくなることを特徴とする、コンパクトな
ズームレンズ。 - 【請求項2】物体側から順次、第1乃至第4群を配備し
て構成され、 第1群は負、第2,第3群は正、第4群は負の焦点距離
をそれぞれ持ち、 広角端から望遠端にズーミングするとき、第1群と第2
群の間隔が小さくなり、第2群と第3群の間隔が大きく
なり、第3群と第4群の間隔が小さくなり、 第1群,第2群の焦点距離をそれぞれf1,f2、広角
端における第2,第3,第4群の合成焦点距離をf
2,3,4W、望遠端における第2,第3,第4群の合
成焦点距離をf2,3,4T、望遠端における第3,第
4群の合成焦点距離をf3,4T、広角端及び望遠端に
おける全系の焦点距離をそれぞれfWおよびfTとする
とき、これらが、条件(1)[f 1 +f 2,3,4W {2−(f 1 /f W )−(f
W /f 1 )}]/f T <0.6 (2)[f 1 +f 2,3,4T {2−(f 1 /f T )−(f
T /f 1 )}]/f T <0.6 (3) 0.6<|f3,4T|/f2<6.0 (4) 0.8<f2/f2,3,4T<1.4 (5) 0.5<|f1|/√[fW・fT]<1.
3 (記号:√[ ]は[ ]内の量の平方根を意味する) を満足し、 第3,第4群が一体として像面側へ移動することにより
近距離にフォーカシングすることを特徴とするコンパク
トなズームレンズ。 - 【請求項3】請求項2記載のズームレンズにおいて、 第3群に絞りが設けられたことを特徴とするコンパクト
なズームレンズ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26236991A JP3309998B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | コンパクトなズームレンズ |
US07/942,273 US5270865A (en) | 1991-10-09 | 1992-09-09 | Compact zoom lens |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26236991A JP3309998B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | コンパクトなズームレンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05100165A JPH05100165A (ja) | 1993-04-23 |
JP3309998B2 true JP3309998B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=17374791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26236991A Expired - Fee Related JP3309998B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | コンパクトなズームレンズ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5270865A (ja) |
JP (1) | JP3309998B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP3325058B2 (ja) * | 1992-11-20 | 2002-09-17 | オリンパス光学工業株式会社 | 近距離収差変動の少ないズームレンズ |
TW319831B (ja) * | 1994-07-29 | 1997-11-11 | Canon Kk | |
JP3467086B2 (ja) * | 1994-08-29 | 2003-11-17 | オリンパス光学工業株式会社 | ズームレンズを備えたカメラ |
US5737129A (en) * | 1994-12-26 | 1998-04-07 | Nikon Corporation | Wide-angle zoom lens |
JP3590807B2 (ja) * | 1995-03-08 | 2004-11-17 | 株式会社ニコン | ズームレンズ |
JPH09146001A (ja) * | 1995-11-24 | 1997-06-06 | Nikon Corp | 変倍光学系 |
JP2007327991A (ja) * | 2006-06-06 | 2007-12-20 | Olympus Imaging Corp | ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 |
JP5408864B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2014-02-05 | オリンパス株式会社 | 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 |
JP5350831B2 (ja) * | 2009-02-17 | 2013-11-27 | オリンパス株式会社 | ズームレンズおよびそれを備えた撮像装置 |
JP5946777B2 (ja) * | 2013-01-25 | 2016-07-06 | 富士フイルム株式会社 | 立体撮像装置 |
JP6317954B2 (ja) * | 2013-10-15 | 2018-04-25 | 富士フイルム株式会社 | レンズユニット、撮像モジュール、及び電子機器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833531B2 (ja) * | 1980-06-05 | 1983-07-20 | コニカ株式会社 | 高変倍率ズ−ムレンズ |
JPS578515A (en) * | 1980-06-19 | 1982-01-16 | Canon Inc | Zoom lens |
JPS5895315A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-06 | Minolta Camera Co Ltd | 広角域を含む高変倍率ズ−ムレンズ系 |
JPS62235916A (ja) * | 1986-04-07 | 1987-10-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | ズ−ムレンズ |
US4861145A (en) * | 1987-06-30 | 1989-08-29 | Ricoh Company, Ltd. | Small-size zoom lens of widely variable magnification |
JPH0250118A (ja) * | 1988-05-02 | 1990-02-20 | Ricoh Co Ltd | ズームレンズ |
US5042926A (en) * | 1989-01-23 | 1991-08-27 | Ricoh Company, Ltd. | Zoom lens and focusing method |
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JP3038350B2 (ja) * | 1990-01-10 | 2000-05-08 | オリンパス光学工業株式会社 | 広角ズームレンズ |
JP2683133B2 (ja) * | 1990-01-31 | 1997-11-26 | キヤノン株式会社 | 撮影レンズ |
JP3207848B2 (ja) * | 1990-02-09 | 2001-09-10 | 東洋製罐株式会社 | ケプラー式変倍ファインダー |
US5111338A (en) * | 1990-02-17 | 1992-05-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Zoom Lens |
JPH0415610A (ja) * | 1990-05-09 | 1992-01-21 | Olympus Optical Co Ltd | 変倍レンズ |
JPH0467114A (ja) * | 1990-07-09 | 1992-03-03 | Olympus Optical Co Ltd | 変倍レンズ |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP26236991A patent/JP3309998B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-09-09 US US07/942,273 patent/US5270865A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05100165A (ja) | 1993-04-23 |
US5270865A (en) | 1993-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |