JP3306707B2 - 推進管の摩擦低減工法及び推進管摩擦低減装置 - Google Patents
推進管の摩擦低減工法及び推進管摩擦低減装置Info
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Description
の横坑を構築したり或いは下水用,電気用又はガス用等
の管きょを構築するために使用される推進管の摩擦低減
工法及び推進管摩擦低減装置に関し、特に、掘進機の後
に続いて推進される推進管の摩擦抵抗を低減するために
使用される推進管の摩擦低減工法及び推進管摩擦低減装
置に関するものである。
水加圧式セミシールド機及び泥濃式セミシールド機等の
セミシールド機乃至はこれらの機械を使用したセミシー
ルド工法は、適用土質も広く、また操作性にも富んでい
ることから、地中にトンネル等の横坑を構築したり下水
用等の管きょを構築する場合に広く使用されている。こ
うしたセミシールド工法においては、カッターヘッドが
先端に設けられた掘進機により地中を掘削しながら、こ
の掘進機の後端に推進管を連続させ、該推進管の後端を
掘進機側に例えばジャッキ等の押圧装置により押圧し
て、徐々に前進させ、所定の距離が前進した場合には、
さらに後続の推進管を配設し、該推進管を押圧装置で押
圧しながら、順番に推進管を連続して布設して行く。
される距離が長くなるにしたがって推進管の数も増大す
ることとなり、地盤と推進管との摩擦抵抗は増大する。
したがって、長距離に亘って横坑を構築したり下水用等
の管きょを構築する場合には、増大した摩擦抵抗に勝る
大型のジャッキ等を使用するか、或いは、こうした摩擦
抵抗を抑制する必要がある。しかしながら、大型のジャ
ッキを使用する場合には、これに付属する各種の設備も
大型化するとともに推進管が破壊される場合があること
から、従来こうした地盤と推進管との摩擦抵抗を低減し
又は抑制するための方法が提案されている。例えば、推
進管に多数の透孔を形成するとともに、これらの透孔か
ら滑材を該推進管の外側に注入させる方法は、こうした
滑材により上記摩擦抵抗を低減又は抑制させるための方
法である。
た方法では、摩擦抵抗が少ない場合でも絶えず滑材が注
入されることから、極めて大量の滑材を用意する必要が
あり、コスト高とならざるを得ない。
の摩擦低減工法が有する課題を解決するために提案され
たものであって、地盤と推進管との摩擦抵抗が増大した
場合にのみ滑材を注入し、過剰に滑材が注入されない新
規な推進管の摩擦低減工法及び推進管摩擦低減装置を提
案することを目的とするものである。
成するために提案されたものであって、第1の発明(請
求項1記載の発明)は、推進管の摩擦低減工法に係るも
のであって、カッターヘッドが先端に設けられた掘進機
により地中を掘削する掘削工程と、該掘削機の後端に連
続する推進管を上記掘削機側に押圧する押圧工程と、上
記掘削機の後端又は該掘削機と推進管との間の何れかか
ら該推進管の外周側に第1の滑材を注入する第1の滑材
注入工程と、上記推進管に生じた歪みを検出する歪み検
出工程と、上記推進管の中途部から該推進管の外周側に
第2の滑材を注入する第2の滑材注入工程と、を備えて
なるものであって、上記歪み検出工程は、上記推進管の
内側面に着脱可能となされた固定部材を介して取り付け
られる歪みセンサによりなされ、上記第2の滑材注入工
程は、この歪みセンサによる歪みの検出結果にしたがっ
て、作業者により第2の滑材の注入の開始及び停止が遠
隔操作されることを特徴とするものである。
は、推進管摩擦低減装置に係るものであって、カッター
ヘッドが先端に設けられた掘進機の後端又は該掘進機と
該掘進機の後端に続く推進管との間の何れかに設けられ
第1の滑材を推進管の外周側に注入する第1の滑材注入
装置と、上記掘進機の後端に連続する推進管を該掘進機
側に押圧する押圧装置と、上記押圧装置による押圧速度
を検出する速度検出装置と、上記推進管の中途部から該
推進管の外周側に第2の滑材を注入する第2の滑材注入
装置と、上記掘進機に続く多数の推進管の内周面に着脱
可能となされた固定部材を介して取り付けられ該推進管
に生じた歪みを検出する歪み検出装置と、上記速度検出
装置により検出した押圧装置の押圧速度に応じて上記第
1の滑材注入装置による第1の滑材の注入量を制御する
注入量制御装置と、上記歪み検出装置による歪みの検出
結果に応じて上記第2の滑材注入装置による第2の滑材
の注入を遠隔操作にて開始又は停止させるコントローラ
と、を備えてなることを特徴とするものである。
推進管摩擦低減装置ついて、図面を参照しながら詳細に
説明し、推進管の摩擦低減工法についても併せて説明す
る。
示す模式図であり、図1中、1は、掘進機であり、この
掘進機1の先端には円筒状に成形された先端側シールド
筒2が配設され、この先端側シールド筒2の後端には、
後端側シールド筒3が連結されている。そして、上記先
端側シールド筒2の先端には、多数の切羽4aが固定さ
れたカッターヘッド4が回転可能に取り付けられてい
る。なお、本実施の形態においては、上記カッターヘッ
ド4に形成された多数の切羽4aの中で、最もカッター
ヘッド4の外周側に形成された切羽4aは、先端側シー
ルド筒2,後端側シールド筒3並びに後述する推進管の
外径よりもやや太径の横坑が形成されるよう、外側に延
在されている。したがって、この掘進機1では、上記カ
ッターヘッド4の回転駆動により形成される横坑の内径
は、上記先端側シールド筒2等の外径よりも太径となさ
れ、横坑と先端側シールド筒2等との間には、僅かな空
間(テールボイド)が形成されるよう構成されている。
また、上記先端側シールド筒2内には、上記カッターヘ
ッド4と連結され該カッターヘッド4を回転駆動させる
駆動モータ5が配設されている。また、上記駆動モータ
5の近傍には、上記カッターヘッド4の回転により掘削
されて先端側シールド筒2内に流入した汚泥等が流入す
る先端側排泥管6が設けられ、また上記後端側シールド
筒3内であって上記先端側排泥管6の後端側には、該先
端側排泥管6に流入した汚泥等を受ける排泥槽7が配設
されている。そして、この排泥槽7には、該排泥槽7内
の汚泥等をさらに後方に移送させるための後端側排泥管
8が設けられ、この後端側排泥管8は、上記後端側シー
ルド筒3の後端側から、掘進機1により形成された横坑
から発進立坑を通って地上まで配設されている。
は、第1の滑材を注入する第1の滑材注入装置10が配
設されており、この第1の滑材注入装置10の後端には
推進管11,12が設けられている。上記第1の滑材注
入装置10は、請求項3記載の滑材注入装置であるとと
もに請求項4記載の第1の滑材注入装置である。すなわ
ち、本実施の形態においては、この第1の滑材注入装置
10は、掘進機1と推進管11との間に設けられてい
る。この第1の滑材注入装置10は、図2に示すよう
に、先端側が上記後端側シールド筒3の内周面に固定さ
れたリブ3aの背面に正面が当接するとともに断面コ字
状に成形されたリング状の前端側挿入部13と、この前
端側挿入部13の後端に形成されてなる滑材排出部14
と、この滑材排出部14の後端に形成されてなり推進管
11の前端側が内側に挿入される後端側挿入部15とを
有している。上記滑材排出部14の内周面には、全部で
6つの内側凹部14aが形成され、また外周面には該内
側凹部14aに対応した位置に外側凹部14bが形成さ
れている。これら内側凹部14aと外側凹部14bと
は、それぞれ仕切り板部14cを挟んで内側又は外側に
形成されており、これら各仕切り板部14cには、2つ
の円形状の透孔(符号は省略する。)が穿設されてお
り、これら2つ透孔の一方には、一方の管部16の基端
が挿通固定され、他方の透孔には、他方の管部17の基
端が挿通固定されている。すなわち、この第1の滑材注
入装置10はほぼ全体がリング状に成形され、該第1の
滑材注入装置10の内側と外側とは、上記各一方及び他
方の管部16,17を介して連通している。
側には、図3に示すように、一方の滑材注入管18と他
方の滑材注入管19(図3には図示されていない。図4
参照)が取り付けられている。これら一方及び他方の滑
材注入管18,19は、図4に示すように、円弧状に成
形された管本体部18a,19aと、この管本体部18
a,19aの中途部から分岐してなる全部で6つの分岐
管部18b,19bとを有している。なお、上記一方の
管本体部18aには、図1に示すように、一方のチュー
ブ20の一端が固定され、他方の管本体部19aには、
他方のチューブ21の一端が固定されている。そして、
上記一方の滑材注入管18に形成された6つの分岐管部
18bは、図3に示すように、上記一方の管部16に接
続されている。また、上記他方の滑材注入管19に形成
された6つの分岐管部19bは、上記他方の管部17に
接続されている。そして、上記一方の滑材注入管18に
は、図1に示すように、上記一方のチューブ20の一端
が接続され、この一方のチューブ20の他端は、一方の
ポンプ22に接続され、この一方のポンプ22は、一方
の滑材タンク23に接続されている。また、上記他方の
滑材注入管19には、上記他方のチューブ21の一端が
接続され、この他方のチューブ21の他端は、他方のポ
ンプ24に接続され、この他方のポンプ24は、他方の
滑材タンク25に接続されている。なお、上記一方の滑
材タンク23内には、水ガラス及び珪酸ソーダを主原料
とした一方の滑材が充填されており、上記他方の滑材タ
ンク25内には、重炭酸ソーダを主原料とした他方の滑
材が充填されている。
に充填された一方の滑材は、上記一方のポンプ22の駆
動力により一方のチューブ20を介して一方の滑材注入
管18内に流入し、6つの分岐管部18bから前記各外
側凹部14c内に流出される。また、上記他方の滑材タ
ンク25内に充填された他方の滑材は、上記他方のポン
プ24の駆動力により他方のチューブ21を介して他方
の滑材注入管19内に流入し、6つの分岐管部19bか
ら前記各外側凹部14c内に流出され、この外側凹部1
4c内において、上記一方の滑材と混合される。
する上記後端側挿入部15内には、前述したように、推
進管11の前端側が挿入されており、この推進管11の
後端面にはさらに次の推進管12の先端面が当接してい
る。そして、これらの推進管11,12には、本発明を
構成する第2の滑材注入装置27が配設されている。上
記各推進管11,12には、図示しない透孔が該推進管
11,12の周回り方向に複数形成され、これらの透孔
には第2の滑材を注入する注入管28が取り付けられて
おり、これらの注入管28には、それぞれ図示しない電
磁弁が内蔵された中継箱29を介して第2の滑材をこれ
らの注入管28内に流入させる第2のチューブ29に接
続されている。この第2のチューブ29は、地上に設置
された第2のポンプ30に接続され、この第2のポンプ
30は、第2の滑材が充填されている第2の滑材タンク
31に接続されている。
の後方には、本発明を構成する押圧装置としてのジャッ
キ32が配設されている。このジャッキ32は、上記推
進管12の後端を押圧することにより、掘進機1の駆動
による掘削に従って該掘進機1及び推進管11,12を
前方に推進させるものである。そして、このジャッキ3
2には、該ジャッキ32による押圧速度を検出する速度
検出装置33が接続されており、この速度検出装置33
は、地上に配設されたコンピュータ34に接続されてい
る。このコンピュータ34は、中央演算処理装置(CP
U)及び記憶装置が内蔵されてなるものであり、前述し
た一方及び他方のポンプ22,24と第2のポンプ30
に接続されている。すなわち、このコンピュータ34
は、第1の滑材の注入量を制御する注入量制御装置であ
り、後述するように速度検出装置33により検出された
検出速度が、記憶装置に記憶された所定の速度よりも低
速となった場合には、上記一方及び他方のポンプ22,
24の駆動速度を低速とし高速となった場合には該一方
及び他方のポンプ22,24の駆動速度を高速とするこ
とにより掘進機1及びこの掘進機1に続く推進管11,
12の速度により第1の滑材の注入量を制御するもので
ある。また、後述する各推進管11,12に取り付けら
れた歪み検出装置により検出された歪みは、このコンピ
ュータ34に接続されたモニターにより推力として表示
され、該推進管11,12の何れかが記憶装置に記憶さ
れた所定の歪み量よりも増大した場合には、作業者によ
り図示しないコントローラにより上記中継箱29に内蔵
された電磁弁を遠隔操作して開放する。
は、図5及び図6に示すように、該推進管に生じた歪み
を検出する歪み検出装置(歪み検出センサ)36が、取
付金具37,37を介して着脱可能に取り付けられてい
る。そして、これらの歪み検出装置36は、それぞれ上
記コンピュータ34に接続されている。
摩擦低減装置の動作について説明する。先ず、駆動モー
タ5の駆動によりカッターヘッド4を回転駆動させる
〔掘削工程〕とともに、前記ジャッキ32を駆動させる
〔押圧工程〕と、カッターヘッド4に固定された切羽4
aにより地盤は掘削され、掘削された汚泥等は先端側排
泥管6から排泥槽7を通って後端側排泥管8を介して地
上に搬送されるとともに、ジャッキ32の駆動力により
掘進機1及び推進管11,12は、徐々に先方に押圧さ
れて行く。このとき、上記ジャッキ32に接続された速
度検出装置33により検出された速度がコンピュータ3
4内の記憶装置に記憶された所定の速度よりも低速であ
ることが判別される〔速度検出工程〕と、上記一方及び
他方のポンプ22,24の駆動速度を低速とし、一方及
び他方の滑材タンク23,25内に充填された一方及び
他方の滑材が、それまで注入されたいた注入量よりも少
量の滑材(第1の滑材)が上記第1の滑材注入装置10
から注入される〔(第1の)滑材注入工程〕。また、上
記速度検出装置33により検出された速度が低速状態か
ら加速された場合には、その速度に応じて上記一方及び
他方のポンプ22,24の駆動速度が変更され、一方及
び他方の滑材タンク23,25内に充填された一方及び
他方の滑材が、それまで注入されたいた注入量よりも増
量される。このように、第1の滑材注入装置10から注
入された第1の滑材S1 (一方及び他方の滑材)は、図
7に示すように、推進管11,12の外周面に層を形成
する。
より掘進機1及び推進管11,12は、徐々に先方に押
圧されて行く過程において、上記各推進管11,12に
取り付けられた各歪み検出装置36によるそれぞれ推進
管11,12の歪みは、上記コンピュータ34において
演算され推力としてモニターに表示される。そして、こ
のモニターに表示された推力が該コンピュータ34内の
記憶装置に記憶された所定の歪み量(推力)よりも大き
い場合〔歪み検出工程〕には、作業者により図示しない
コントローラによりその推力が増大した推進管11又は
推進管12に対応した中継箱29内の電磁弁を駆動さ
せ、第2の滑材が該推進管11,12に形成された透孔
から外周側に注入させる〔第2の滑材注入工程〕。した
がって、前記第1の滑材注入装置10により第1の滑材
S1 が注入されるとともに、第2の滑材注入装置27に
より第2の滑材S2 が注入されると、図8に示すよう
に、上記第1の滑材S1 の内側に層を形成する。この結
果、上記第1の滑材S1 及び/又は第2の滑材S2 によ
り、推進管11,12の外周に受ける摩擦抵抗は低減さ
れる。
推進管摩擦低減装置によれば、第1の滑材注入装置10
による第1の滑材S1 の注入量は、押圧装置であるジャ
ッキ32の速度に応じて自動的に制御されるものであ
り、また、第2の滑材については、前記歪み検出装置3
6により所定の歪み量(推力)に達しない場合には、注
入されない。このため、この推進管摩擦低減装置によれ
ば、従来の工法や装置のように、極めて大量の滑材を用
意する必要はなくなり、低コストとすることが可能とな
る。
3記載の発明を構成する滑材注入装置及び請求項4記載
の第1の滑材注入装置を、掘進機1と該掘進機1の後端
に連続する推進管11との間に設けたものを図示して説
明したが、本発明は、上記滑材注入装置又は第1の滑材
注入装置を、掘進機1の後端に一体として設けたもので
あっても良い。
らも明らかなように、本発明(請求項1記載の発明)で
は、上記歪み検出工程は、上記推進管の内周面に着脱可
能となされた固定部材を介して取り付けられる歪みセン
サによりなされ、上記第2の滑材注入工程は、この歪み
センサによる歪みの検出結果にしたがって、作業者によ
り第2の滑材の注入の開始及び停止が遠隔操作されるも
のであることから、第2の滑材は常に注入されるもので
はなく、この歪みセンサによる歪みの検出結果により行
われる。したがって、この発明によれば、第2の滑材の
注入に必要なコストを十分低減させることができる。ま
た、本発明を構成する歪みセンサは、推進管の内側面に
着脱可能となされた固定部材を介して取り付けられるこ
とから、繰り返して使用することができる。
では、第1の滑材は、注入量制御装置により、速度検出
装置により検出した押圧装置の押圧速度に応じて上記第
1の滑材注入装置による注入量が制御されるものであ
り、第2の滑材は、コントローラにより、歪み検出装置
による歪みの検出結果に応じて上記第2の滑材注入装置
による注入を遠隔操作により開始又は停止されるもので
あることから、掘進機や推進管の速度や歪みに応じて不
必要な滑材は注入されない。また、本発明を構成する歪
み検出装置は、推進管の内側面に着脱可能となされた固
定部材を介して取り付けられることから、繰り返して使
用することができる。したがって、この第2の発明に係
る推進管摩擦低減装置によれば、一層コストを低減させ
ることができる。
入量制御装置により、速度検出装置により検出した押圧
装置の押圧速度に応じて上記第1の滑材注入装置による
注入量が制御されるものであり、第2の滑材は、コント
ローラにより、歪み検出装置による歪みの検出結果に応
じて上記第2の滑剤注入装置による注入を遠隔操作にて
開始又は停止されるものであることから、掘進機や推進
管の速度や歪みに応じて不必要な滑材き注入はされな
い。したかって、この発明によれば、一層コストを低減
させることができる。
システム全体を模式的に示す模式図である。
ある。
ある。
び他方の滑材注入管を示す斜視図である。
付状態を示す正面図である。
付状態を示す側面図である。
た状態を模式的に示す正断面図である。
た後に第2の滑材が注入された状態を模式的に示す正断
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 カッターヘッドが先端に設けられた掘進
機により地中を掘削する掘削工程と、該掘削機の後端に
連続する推進管を上記掘削機側に押圧する押圧工程と、
上記掘削機の後端又は該掘削機と推進管との間の何れか
から該推進管の外周側に第1の滑材を注入する第1の滑
材注入工程と、上記推進管に生じた歪みを検出する歪み
検出工程と、上記推進管の中途部から該推進管の外周側
に第2の滑材を注入する第2の滑材注入工程と、を備え
てなるものであって、 上記歪み検出工程は、上記推進管の内側面に着脱可能と
なされた固定部材を介して取り付けられる歪みセンサに
よりなされ、 上記第2の滑材注入工程は、この歪みセンサによる歪み
の検出結果にしたがって、作業者により第2の滑材の注
入の開始及び停止が遠隔操作されることを特徴とする推
進管の摩擦低減工法。 - 【請求項2】 カッターヘッドが先端に設けられた掘進
機の後端又は該掘進機と該掘進機の後端に続く推進管と
の間の何れかに設けられ第1の滑材を推進管の外周側に
注入する第1の滑材注入装置と、上記掘進機の後端に連
続する推進管を該掘進機側に押圧する押圧装置と、上記
押圧装置による押圧速度を検出する速度検出装置と、上
記推進管の中途部から該推進管の外周側に第2の滑材を
注入する第2の滑材注入装置と、上記掘進機に続く多数
の推進管の内周面に着脱可能となされた固定部材を介し
て取り付けられ該推進管に生じた歪みを検出する歪み検
出装置と、上記速度検出装置により検出した押圧装置の
押圧速度に応じて上記第1の滑材注入装置による第1の
滑材の注入量を制御する注入量制御装置と、上記歪み検
出装置による歪みの検出結果に応じて上記第2の滑材注
入装置による第2の滑材の注入を遠隔操作にて開始又は
停止させるコントローラと、を備えてなることを特徴と
する推進管摩擦低減装置。
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JP37674598A JP3306707B2 (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 推進管の摩擦低減工法及び推進管摩擦低減装置 |
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JP2000192780A JP2000192780A (ja) | 2000-07-11 |
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Cited By (1)
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1998
- 1998-12-25 JP JP37674598A patent/JP3306707B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN102777187A (zh) * | 2012-07-24 | 2012-11-14 | 岑益南 | 隧道施工装置及方法 |
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