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JP3295669B2 - 改良された電子蛍光表示装置 - Google Patents

改良された電子蛍光表示装置

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JP3295669B2
JP3295669B2 JP50290993A JP50290993A JP3295669B2 JP 3295669 B2 JP3295669 B2 JP 3295669B2 JP 50290993 A JP50290993 A JP 50290993A JP 50290993 A JP50290993 A JP 50290993A JP 3295669 B2 JP3295669 B2 JP 3295669B2
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は一般的には電子蛍光表示装置、さらに詳しく
言えば、低電圧のカソードルミネッセンス装置であっ
て、特に全ての色を表現できる壁掛けタイプの表示装置
に関する。
薄いパネルの表示技術、すなわちLCD,PDP,EL,LED,VF
D,薄形CRTの研究者達は全色の壁掛けテレビジョンの開
発に努めてきた。数インチから十インチのスクリーンで
LCD技術を用いたものが開発されている。製造上の困難
性から基板の大きさとそのような製品のテレビジョンの
スクリーンの大きさをより増大させることは困難であ
る。
LCDテレビジョンは裏から照明する技術を利用してい
る。薄膜トランジスタを持つ基板は光源の光を低い割合
で一部分を透過するものであるからこれによって表示の
明るさが制限される。これらの困難性のためにLCD技術
を用いた大形のカラーテレビジョンを開発するためにこ
の分野では特に投影形のテレビジョンに研究が集中され
ている。
PDP技術を用いたカラーテレビジョン技術は、未だ研
究上の段階であるこの時点において、20インチのスクリ
ーンが提案されている。PDP形のカラーテレビジョンの
開発の主たる問題点は、そのりん光の効率が低いという
問題,その駆動回路が複雑であるということ,輝度の不
均一性および製品の寿命が短いということである。LED
とELの研究は青い光に対する蛍光材料要素を未だ開発す
ることができないことである。一方、VFDを用いたもの
の多色表示が開発されているが、そのような装置はより
小さなテレビジョンスクリーンに限定される。これに加
えて、亜鉛酸化物を蛍光要素として使用するものを除い
て亜鉛を青−緑光の発生に利用するものは、輝きと効率
および他の色用の蛍光材料の製品寿命が未だ十分でな
い。
前述したところから全色の壁掛けテレビジョンであっ
て、すぐに提案されている既存の薄形パネル表示技術を
用いたものは完全に満足できるものはない。
陰極線管(CRT)は、一般的に表示の目的,すなわち
通常のテレビジョンシステムのようなものに用いられて
きた。通常のCRTシステムは一般的にいって大嵩になっ
てしまう。その理由は電子銃と電子偏向システムのため
に厚さが必要となるからである。
多くの応用において、表示のための嵩を減縮した薄い表
示装置が好まれる。米国特許第3,935,500号であってオ
エス等のものは例えば平坦なCRTシステムであって、偏
向制御構造が多数のカソードとアノードの間に用いられ
るものが提案されている。
この構造は多くの孔であって、X−Yの偏向電極が多く
の孔に関連して設けられているものを介して電子が通過
させられる。偏向制御はオエス等によって規定されてい
るものであって、一般的にメッシュ形構造として知られ
ている。一方、メッシュ形の構造は製造が容易である
が、そのような構造は大形の構造においては高価なもの
となる。
他の通常の平坦なパネルシステムで現在使用されてい
るものは、日本国公開公報,特開昭62−150638号および
特開昭62−52846号に記述され、ジャンボトロンとして
知られているものである。
このジャンボトロンの構造は先に記述された薄いマトリ
ックスCRTにある程度似ている。ジャンボトロンの各々
のアノードは20以下のピクセルを含んでおり、その結果
ジャンボトロン構造を用いて高い蛍光ドット密度タイプ
を構成することは困難である。
フラットマトリックスCRTおよびジャンボトロン構造
の両者は、オエス等によって説明されたフラットCRTシ
ステムに原理的にある程度類似している。これらの構造
はパネル中に個々に制御される電子銃であって、各々の
電子銃はそれ自身のブリッド電極をX−Yアドレスおよ
びまたは表示のディスプレイの輝きを制御するものを持
っている。前述したCRT装置において、コントロールグ
リッド電極はメッシュ形状において使用される。これら
のメッシュ構造は典型的には導電性を持つ板の中にフォ
トエッチングの技術を用いてエッチングの孔を形成する
ものである。
電子銃のカソードから発生した電子ビームは、メッシュ
構造のこれらの孔を通過してアノードの蛍光材料に到達
する。前述したようにメッシュ構造は製造原価が高く、
そして大きなメッシュ構造をつくるのは困難である。こ
の理由によりそのカソードから発生した電子ビームを制
御するためにそれ自身のメッシュ構造を持っている。電
子ビームはメッシュ構造の孔を通過しなければならない
のであるから、カソードから発生させられた多くの電子
はその孔を通過することなく、その構造の孔の開いてい
ない部分でグリッド電流を形成するために失われてしま
い、その結果わずかの電子だけが孔を通過してアノード
の蛍光材料に達する。この理由により孔のカソードのメ
ッシュ構造の面積に対する孔の領域の比で透過率が規定
され、前述した構造においてそれは極めて低い。
親の出願において教示されているように、この低い通
常の装置における透過率を解決するために、個々に制御
された電子銃を利用する代わりに、2またはそれ以上の
細長いグリッド電極が全体のアノードのピクセルの輝き
を制御するために用いられており、その構造においては
グリッド電極が電子を制限する部分は従来の通常形のも
のに比べてより小さくなっている。
前述したCRT装置は他の欠陥を持っている。
ジャンボトロンの場合には、各電子銃は総計20のピクセ
ルを操作するために用いられている。前述したオエス等
の特許においては孔を通過する各々の電子ビームは多く
の数のピクセルをアドレスし照明するために用いられて
いる。ある特定のピクセルに照射したいときには孔の内
側の表面のX−Y偏向電極に対してある電圧が印加さ
れ、その孔を通過する電子ビームをそのようなピクセル
に突入させる。しかしながら、電気的な雑音とか他の環
境の要素がオエス等のシステムの電子ビームやジャンボ
トロンのそれをその目的とする経路から隔たせることが
ある。さらに、いくつかの電子は不可避的に電子ビーム
からはずれてアドレスされたピクセルと異なったアノー
ドの位置に着地することがある。これがアドレスされた
ピクセルに隣接するピクセルを蛍光発光させ、クロスト
ークの原因になり、表示装置の動作品質を低下させる。
当業者に知られているように、カソードルミネッセン
ス可視表示装置の内側はカソードから放出された電子が
空気の粒子によって妨げられることなく、そして自由に
アノードの蛍光要素に到達するように真空にされてい
る。この理由により、カソードとアノードとコントロー
ル電極を収容するための容器はその室内が真空化される
ときに大気圧に対抗できる充分に丈夫なものでなければ
ならない。大きな表面領域を持つスクリーンディスプレ
イ装置のようなものにおいては、容器内が真空化された
ときに大気から与えられる力はかなりの大きさになる。
この理由により、通常のカソードルミネッセンス表示装
置は厚い表面板と裏面板を持つ頑丈な容器を利用してい
る。そのような板は容器を重くし、かつ厚くし、その結
果装置は重くなり、かつ高価になり、そして製造は困難
になる。
そこで前述の問題を解決した改良されたカソードルミネ
ッセンス可視表示装置を提供することが望まれている。
発明の要約 本発明は次の考察、すなわち隣接するピクセルまたは
ピクセルドット間のクロストークを減少するためにスペ
ーサ板であって、孔が設けられており、そこで電子ビー
ムがアノードカソード間を通過し、ここにおいて予め定
められた1またはそれ以上のピクセルドットがこれに対
応し、そして1つの孔に空間的にオーバーラップされる
ことによって、これによりクロストークを減少させると
いう考察に基づいている。
好適な実施形態においては小さな数のピクセルドット,
例えば2,4,または6個のピクセルドットが1つの孔に対
応し空間的に重なり合っている。
本発明の特徴はカソードルミネッセンス可視表示装置
であって、複数のピクセルドットを装置が表示方向から
見られたときに複数のピクセルドットが配置されている
ものに向けられている。これらの装置はその中に空間を
形成するハウジングであって、そのハウジングは表面板
と裏面板と横壁または表面板と裏面板間の板で囲まれて
おり、容器を形成している。そして、その装置はまた面
板上またはそれに近接したアノードであって、電子に応
答して発光するルミネッセンス手段を持っている。そし
てそれはアノードまたはアノードに近接されて設けられ
ており、少なくとも1つのカソードが容器内の表面板と
裏面板間に設けられており、そして少なくとも第1およ
び第2の長いグリッド電極がアノードとカソードの間に
設けられている。各セットの電極群はルミネッセンス手
段に重なっており、カソードと少なくとも他のセットの
電極が観察方向から見たときに重なり合う点がピクセル
ドットを形成する。この装置はさらにカソードを加熱し
てカソードから電子を放出させる手段と,アノード,カ
ソードおよび1またはそれ以上のグリッド電極に電圧を
発生させる手段を持っており、カソードから放出された
電子が表示される像のためにアノード上またはアノード
に隣接して設けられているピクセル方向のルミネッセン
ス手段に移動させる。この装置はさらにスペーサであっ
て表面板と裏面板が容器内が真空にされるときに潰され
ないように機械的に支持するためのスペーサを組んでい
る。このスペーサはアノードとカソード間で電子を通過
させるための開孔を規定するスペーサ板を含んでいる。
予め定められた1またはそれ以上のピクセルドットが空
間的に1つの孔に重なりあって対応している。スペーサ
板はクロストークを減少させる。スペーサ板は横壁が容
器を取り囲む位置で、横壁にスペーサ板は取り付けられ
ており、横方向の力に対する容器の力をつけている。
本発明の好ましい実施形態においては、スペーサ手段
はまた少なくとも1つのメッシュ形状の構造を持ってお
り、それが複数のピクセルドットをアドレスするための
電子の通過を許容する網目を規定している。
前記構造およびスペーサ板は表面板または裏面板に固定
的に接続されている。好適な実施形態においてはスペー
サ手段はまたカソードに隣接する長いスペーサ部材を含
んでいる。スペーサ板の部分構造およびスペーサ部材は
お互いに突き当てられ、そして表面板と裏面板に沿う一
本の線であって、表面板および裏面板に直角なものが表
面板と裏面板をこの線に沿って強固に支持している。ま
た好適な実施形態においては前記孔とスペーサ板はテー
パーが付けられており、各々の孔をより小さい孔に分割
するための分離壁を含み、それらは個々のピクセルドッ
トに対応し、隣接するピクセルドット間のクロストーク
をより減少させている。
大形の表示装置においては、カソードにとってより短
いフィラメントに分けることによって弛みの量を少なく
し、かつ取り扱いを容易にすることが好ましい。カソー
ドルミネッセンスの可視表示システムにおける1つの共
通の問題はカソードにおけるフィラメントの2つの端部
は中間の部分よりも冷たいことであり、そしてこの理由
によって中間の部分よりもより少ない電子を放出するこ
とである。長いカソードが短いフィラメントの要素に分
割されることによってフィラメントの両端における不十
分な電子放出の問題は折り合いがつけられる。本発明は
さらに次の観察に基づいているものであり、すなわちフ
ィラメントを各々のフィラメントセグメントの端部がほ
ぼ異なるフィラメントセグメントの端部に観察方向から
見たときに重なり合うようにして前述の問題を解決でき
るということである。したがって、本発明のさらに他の
特徴は、カソードルミネッセンス可視表示装置であっ
て、アノードとルミネッセンス手段を持ち、そのルミネ
ッセンス手段が電子に応答して光を発生し、そのルミネ
ッセンス手段はアノード上またはアノードに隣接して設
けられており、および少なくとも1つのカソードを持つ
ものに向けられている。この装置はさらに少なくとも第
1および第2の長いグリッド電極をアノードとカソード
間に装置の輝度を制御するために持っており、そしてア
ノードと少なくとも1つのカソードおよびグリッドセッ
トに電圧を供給するための手段,カソードを前記カソー
ドが電子を放出するように加熱する手段、およびアノー
ド,カソード,グリッド電極およびルミネッセンス手段
を保持するハウジングを持っている。カソードから放出
された電子は像を表示するためにアノード上または近接
して設けられているピクセルドットの位置のルミネッセ
ンス手段に電子を送る。前記カソードは少なくとも2つ
の長いフィラメントを持っており、各々は2つの端部を
持っていて、そしてそれらはおよびフィラメントハウジ
ングに接続するための手段を持っている。あるフィラメ
ントによって放射された電子はルミネッセンス手段のピ
クセルドットに到達する。そのピクセルドットは観察方
向から見たときに、他のフィラメントによって放出され
た電子に到達されるピクセルドットとは実質的に重なり
合っていない。2つのフィラメントは観察方向から見た
ときに、1つのフィラメントの端部が近似的に他のフィ
ラメントの端部に重なり合うように設けられており、端
部が低い温度であって、フィラメントの他の部分に比べ
て低い温度であることに原因する問題を減少させてい
る。
本発明の他の特徴は少なくとも2セットの長いグリッ
ド電極をピクセルドットを走査し、およびピクセルドッ
トの輝度を制御するために設けられている。この特徴に
よる装置は1つのアノード,ルミネッセンス手段,カソ
ード,カソード加熱処理手段,少なくとも第1および第
2の長いグリッド電極であって、前述の形態のものおよ
びアノード,カソードおよびグリッド電極に電圧を印加
し、カソードによって放出された電子を像を表示するた
めにアノードに近接し、またはアノード上に設けられて
いるピクセルの位置でルミネッセンス手段に入射させ
る。印加させる電圧は第1のグリッドのセットが走査を
するために用いられ、そして第2の電極のセットがピク
セルドットの輝きをコントロールするために用いられ
る。
本発明のさらに他の特徴は表面板と裏面板を支持する
ために用いられるスペーサ部材によって生ずる影を減少
させるということに向けられている。そのような装置は
その中に部屋を規定するためのハウジング,前記ハウジ
ングは表面板と裏面板を持っており,前記装置はさらに
表面板の上または近くにアノードを持っており、そして
ルミネッセンス手段は電子に応答して光を放射し、そし
てそれはアノード上または近接して設けられている。前
記装置は少なくとも1つの長いカソードを容器内で表面
板と裏面板の間に含み、少なくとも第1または第2の長
いグリッド電極の対をアノードとカソードの間に含んで
おり、そして前記カソードをカソードが電子雲の中に電
子を放出させるグリッドを持っている。前記グリッド電
極は各々のセットがルミネッセンス手段のところで重な
り合っており、カソードおよび電極は少なくとも他のセ
ットとの間でその装置が観察方向から見られたときに重
なり合うように設けられており、ここにおいて重なり合
う点がピクセルドットを規定する。その装置はさらに電
圧を前記アノード,カソードおよびまたはそれ以上のグ
リッドに電圧を与える手段を持つと、前記表面板と裏面
板を前記容器が真空になったときに表面板と裏面板が潰
れないようにする機械的な支持を与える表面板および裏
面板に接続されたスペーサを持っている。カソードから
放出された電子はルミネッセンス手段のピクセルドット
であって、カソード,または表示手段に隣接するルミネ
ッセンス手段に電子を放出する。前記スペーサ手段は長
いスペーサ部材であって、観察方向から見たときに重な
り合わないようになっている。前記部材は裏面板とグリ
ッド電極の間,グリッド電極のセットの間またはグリッ
ド電極とアノードとの間に配置される。
この装置はさらに1セットまたはそれ以上のセットの長
い影を除去するための電極を持っており、それはスペー
サ部材に近接させられている。前記装置はさらに1また
はそれ以上の長い影を減少させるための電極であって、
前記スペーサ部材に近接しているものを含んでいる。電
圧印加手段は前記影を減少させる電極に前記電圧印加手
段によりカソードに印加されているものよりも、より高
い電圧を印加し、電子雲の中のカソードにより放出され
た電子雲中の電子をアノード方向に移動する前に広げる
ことによってスペーサ手段によって発生させられる影を
減少させる。
本発明のさらに他の特徴はカソードルミネッセンス可
視表示装置に向けられたものであって、その装置は大形
表示手段を形成させるためにモザイク状に配列させられ
るものである。各々の装置は前述した装置を含み、ここ
においては各々はスペーサ手段,前記スペーサ手段はス
ペーサ板であって、孔を規定するものであって、そこは
電子をアノードカソード間に透過させるものであり、そ
こにおいて予め定められた1または2以上のピクセルド
ットが空間的に重なり合って1つの孔に存在し、それは
観察方向から見たときに存在し、これによってクロスト
ークを減少させる。
本発明は全色の壁掛けテレビジョンであって、スクリ
ーンのサイズが数インチから100インチのものを製造す
ることを可能にしている。そのようなテレビジョンは高
い解像力の全色の全範囲を発生し、そして輝きを持ち、
そして大形のテレビジョンにしては相対的に薄い容器を
持っている。前記スペーサ手段は表面板と裏面板が大き
なスクリーンディスプレイに対しても十分な強度を持つ
ように表面板と裏面板を支持している。前記表示のクロ
ストークは減少させられ、そして影を減少させる電極は
スペーサを使用してさえも均一な輝きをもつ表示を可能
にしている。グリッド電極の配列は改良された焦点合わ
せと解像度を持つ表示を可能にしている。
本発明の前述の特徴に加えて、発明者等は前述した発
明の一般的な形態において、いくつかの改良点を見出し
た。これらの改良点は下記に集約される。
カソードは2またはそれ以上の長いフィラメントであ
って、両端を持つものであって、そしてばね手段が2つ
のフィラメントの両端をハウジングに接続している。少
なくとも1つのフィラメントのために他のフィラメント
が、前記ばね手段に近接して前記1つのフィラメントを
支持するように設けられて前記ばね手段によって発生す
る暗い領域を無くすようにしている。
電子に応答して光を放射するルミネッセンス手段は、
蛍光層とマグネシウム酸化物または酸化亜鉛の保護層で
あって、蛍光層の寿命を増大させるものを含んでいる。
さらに他の発見はディスプレイ装置の容器であって、
表面板と裏面板と横板を前記表面板と裏面板に囲まれる
部屋を囲んでいるものを含んでいる。前記スペーサ板層
またはスペーサバーアレイ、表面板の前のものと裏面板
はそこに位置合わせの孔を規定している。
前記装置は位置合わせのピンで、前記板またはアレイの
相対的位置を決定するために前記孔にピンがさし込まれ
る。
他の改良は前記グリッド電極が平行な細い金属線の布
のメッシュであって、ホイルメタルに孔を開けるかエッ
チングしたもの、またはメッキされたスペーサ板または
スペーサバーアレイの表面にメッキされた電極を持って
いる。
他の改良点は1つの像をこの装置を用いて表示するた
めの方法に向けられたものであって、それらの種々のも
のについては前述したのであるが、ここにおいて前記装
置は第1および第2のグリッド電極のセットをアノード
とカソード間の異なる位置に持っている。
第1にカソードは電子雲を発生する。
その方法はグリッド電極を選択し、選ばれた1が走査さ
れる。電圧であって、カソードに印加されているより、
より高いものが順次選択されたグリッド電極に走査の際
に印加される。
選択されなかったグリッド電極に印加される電圧は少な
くともあるときにおいてカソードに電子がカソードから
アノードに到達するときの空間的な広がりを防止するた
めに印加されるものよりは低く、これにより走査の解像
力を向上させ、クロストークを減少させている。
他の改良は横壁,スペーサバー,スペーサ板および裏
面板がその中にまたは容器内に対面して電極を持つこと
である。これらの電極は電子に飛び込まれたときに2次
電子を放出する材料を含んでおり、これによってカソー
ドによって発生された電子を広げることによって前記装
置の均一性を改良し、そして電荷の上昇による電界に対
応している。
さらに他の1つの改良は、電子が飛び込むことによっ
て光を発生する蛍光体の点の領域に関し、それがドット
の活性面積を規定し、そしてその活性面積は少なくとも
幾つかのドットであって、他のドットと異なるものを持
っている。これが表示されるイメージの均一性または異
なった色から放射するための蛍光点の寿命の均一化を図
っている。そのような目的は他の改良された方法によっ
ても達成できるものであり、ここにおいて電圧であっ
て、あるグリッド電極に印加されるものは長い期間中、
掃引されるかまたはそのような高い電圧が他のグリッド
電極よりも高い電圧がそのようなグリッドが走査される
ときに印加される。
他の改良は像の表示の像およびコントラスト改良する
ことである。その様な改良において、蛍光ドットは直線
アレイ上に同じ色の1つのグループから選ばれたものが
配列され:赤,緑,および青の順である。
この好適な実施形態によればピクセルドットがRGBGドッ
トアレイ、垂直方向および水平方向に繰り返し、その結
果、全ての緑の蛍光ドットは赤および青の蛍光ドットに
垂直方向および水平方向で隣接されている。
表面板は製造されるかまた次のものを含むものであ
る。層のスペクトル選択されたガラスであって、透過の
ピークが蛍光ドットのピークに一致して像のコントラス
トと品質を改良している。
他の改良においては表面板はフレネル光学レンズを含
んでいる。
本発明のさらに他の特徴はカソードルミネッセンス可
視表示装置を組み立てることに向けられている。
この方法は表面板と裏面板、1または2以上の壁、複数
の電極であって、少なくとも1つのカソード,アノード
およびグリッド電極を含み、そして1または2以上の光
に感応する材料を持つ板に1または2以上のスペーサ板
またはメッシュ状のスペーサ構造であって、電子を通過
させるものを形成するために孔が形成される。前記方法
はさらにスペーサ板または構造と表面板と裏面板間に配
置される電極と前記表面板,前記壁,前記スペーサ板ま
たは構造を結合させて装置を形成する。前記方法におい
て好ましくは表面板,横板およびスペーサ板と構造を合
わせ孔を持っており、そして合わせピンが前記異なった
要素を互いに結合するために用いられる。好ましくは前
記要素は前記の位置合わせステップの後、前記付着ステ
ップの前に行われる。
図面の簡単な説明 図1Aは本発明によるカソードルミネッセンス可視表示
装置の好適な実施形態の一部を切断して示した断面図で
ある。
図1Bは図1Aに示した装置の正面図であるが、ここにお
いて図1Aに示されている電流源は示されていない。
図2Aは図1Aの装置のスペーサ板およびグリッド電極で
あって、前記装置の輝きを変調するためのものを切断し
て示した断面図である。
図2Bは図2Aに示したスペーサ板の正面図である。
図3Aは本発明の他の実施形態である本発明によるカソ
ードルミネッセンス可視表示装置の他の実施形態の断面
図である。
図3Bは図3Aに示した装置300の部分の正面図である。
図3Cはピクセル中のピクセルドットの配列の略図であ
る。
図3Dはピクセル中のピクセルドットの他の配列を示す
略図である。
図4は本発明を説明するために図1Aおよび3Aの装置の
部分の断面図である。
図5は図1A,3Aのカソードの部分を示す図である。
図6はカソードルミネッセンス表示装置であって、付
加的なカソードを用い、カソードフィラメントをばねを
用いることによって取り付け、これにより生ずる暗い領
域を減少させるための他のカソードを設けたものの略図
である。
図7は図1のカソードルミネッセンス装置の部分の断
面図で本発明の好適な実施形態を説明するためのもので
ある。
図8Aはカソード側からEFDモザイクタイルを見た図で
ある。制御グリッド電極は表現を簡潔にするためにはず
されている。
図8Bは図8Aの8B−8Bの示す線で切断して示した断面図
である。
図8Cは図8Aの8C−8Cの示す線から見た断面図である。
図9Aは図8Aの横壁の詳細な図である。
図9Bは本発明における改良を示すために通常の横壁構
造であって、図9Aと比較して示してある。
図10は図8A−8Cの合わせの特徴を示すために装置の色
々な部分の関係を展開して示した図である。この図面に
おいてスペーサ板の詳細な部分については省略して図示
してある。
図11Aはカソード3層の制御電極およびアノードの配
列を示している。
図11Bは図11AのKの方向から見た走査用の制御電極の
焦点合わせ効果を示す図である。
図12Aはスペーサ構造とそれらの表面板に対する関係
を示すために破断して示した図である。
図12Bは図12AのLの方向から見た制御電極および分離
壁の詳細を示す図である。
図13A,13Bはピクセルドットの活性領域を変化した2
つの具体例を示す1つのピクセルの略図である。
図14A,14Bは像の品質、例えば均一性を改善するため
にグリッド電極を走査するために加えられるパルス電圧
の2つの方法を示す図である。
図15は本発明の具体例のスペクトル選択ガラス板の透
過カーブの形を示すグラフである。
図16はカラーフィルタ間のギャップの効果をカラーフ
ィルタと螢光ドットとの合わせおよびカラーフィルタギ
ャップと可視角,観察角度との間を示す図である。
図17Aは表示タイルの補償レンズおよび表示タイル間
のタイル間隔を示す図である。
図18Aはフィラメントカソード組み立てのための可能
性のある形状を示している。
図18Bおよび図18Cは2つのフィラメントカソード片の
ための2つの異なった支持構造を示す図である。
図19A−19Cは高い均一なカラー表示をするために3つ
の異なったピクセルドットパターンを本発明において示
すものである。図19Cは好ましい蛍光ドットの配列を示
している。
図20は15ピクセルアレイで各々が4つのピクセルドッ
ト(RGBG)を持っているものであって、10個のグリッド
電極G3であって、水平方向に延びているものおよび12個
のグリッド電極G2であって、直角方向に延びているもの
によってアドレスされるものを略図的に示した図であ
る。
図21A,図21Bは本発明で示されている表示の電極に信
号を加えるための回路を示す図である。
図22は本発明による表示装置の部分であって、本発明
によるグリッド電極の構造を図示するための略図であ
る。
図23Aは通常のガス抜きのための構造およびアノード
の接続を示す図である。
図23Bは本発明によるもののガス出し部とアノードの
構造を示す図である。
図24A−24Cは本発明による表示装置の好ましい電極お
よびフィンガーコネクターの具体例を示す図である。
図25A−25Cは種々の方向から見た図である。図25A−2
5Cにおいては表現を簡潔するためにその殆どの部分にお
いてコントロール電極を省略して示している。
図25Aは図25Bの25A−25Aで切断して示した図である。
図25Bは裏面板から見た図である。
図25Cは図25Bの25C−25Cで切断して示した図である。
図25Dは図25Cの装置の部分を拡大して示した図であ
る。
図26は合わせノッチを示す図であって、それらと制御
電極の線との関係も示されている。
図27はより小さいスペーサ板でより大きいスペーサ板
を提供するための付き合わせ部分の実施例を示す図であ
る。
図28はより明るい表示を与えるために2つの線を一時
に走査するときにスクリーンをアドレスするためのディ
スプレイスクリーンとグリッド電極の略図である。
好適な実施形態の詳細な説明 図1Aは本発明の好適な実施例を図解するためのもので
あって、平坦なパネルのカソードルミネッセンス可視デ
ィスプレイ装置100の部分および前記装置100に電力を供
給するための電流源150を示した図である。図1Bは図1A
の装置100の正面図であって、図1Aの50の示す方向から
見た図である。この装置の外観,およびここで記述され
ている全ての装置について多くの例において決定的な要
素は“見る方向”であって、これ以降においては図1Aお
よび図1Bが通常、観察者がその表示を見ようとする方向
であり、そのような方向は他の図においては以後示して
はいない。この文脈において、もし2つの装置の要素が
オーバーラップするかまはオーバーラップしない場合で
あって、その様な見る方向は、そのような要素について
は単に“オーバーラッピング”または“オーバーラッピ
ングしない”とする。装置100はカソード101、3つのグ
リッド電極102,103,104、アノード105およびスペーサ10
6,107および108を含んでいる。これらの電極および部分
は表面板109および裏面板110,および側板または壁110′
によって囲まれる壁の中に閉じ込められており、ここに
おいて表面板,裏面板および横板は平坦な真空装置であ
って、室内を取り囲むものを形成するために設けられて
いる。装置100の室内は表面板,横板および裏面板に囲
まれてカソードから発生させられてアノードの方向に移
動する電子が以下述べるように移動するように真空にさ
れている。
カソード101は実質的に平行で直接に加熱される酸化
物により被覆されたフィラメントのグループからなるも
のである。各々のグリッド電極102,103および104の3セ
ットの各々は実質的に平行な細い金属線である。図1Aの
好適な実施形態において、第1のグリッド電極102−以
下G1という−と裏面板110間には実質的に平行な長いス
ペーサ部材111がフィラメント101に沿って配置され、そ
れらは好ましくはフィラメント101に平行なものであ
る。
装置の任意の振動によって発生するであろう金属線G1の
振動の振幅を減少させるために金属線G1はスペーサ101
に取り付けられている。第1のセットであるグリッド電
極102(G1)と第2の電極103(G2)のセットの間にスペ
ーサ構造106が配置され、それはメッシュ形状であっ
て、この構造がその中に網目を形成し、各々はカソード
とアノード間に複数のピクセルドットをつくるために電
子の通過を許容する。
第2のグリッド電極102(G2)のセットと第3のグリッ
ド電極103(G3)のセットの間にはさらに他のスペーサ
構造107であって、好ましくは構造106の構造に共通する
ものが配置されている。
これらの2つのスペーサ構造は、3つのグリッド電極を
分離している。3つの組のグリッド電極の線は多分各々
これらの2つのスペーサ構造に接着されて振動を減少さ
せている。
表面板109の内表面109a上にはアノード105であって、
透明な導電フィルムであって3つの基本的な色の低い電
圧のカソードルミネッセンス蛍光ドット112および黒い
分離層113が蛍光ドット間の,すなわちコントラストを
強化するために用いられている。アノード105と第3の
セットの電極104(G3)の間にはスペーサ板108で孔が設
けられているものが配置され、ここにおいて前記孔は蛍
光ドットとアノードに重なってマッチしている。このこ
とはスペーサ板108の中の各々の孔はピクセルドットで
ピクセルを形成するものの予め定められた少ない数に対
応し、そして実質的にピクセルとほぼ同じサイズと形状
を持ち、そして孔は板108にその位置がその対応するピ
クセルに対応し、その結果カソードからの電子は対応す
るピクセル中の蛍光ドットにその孔を介して到達し、そ
のようなピクセルを取り囲む分離層113には到達しない
ことを意味している。電極G8の金属線はスペーサ板108
とスペーサ構造107の間に位置させられ、接合されてい
る。
以下より詳細に説明されるように、裏面板110の内側
の表面および長いスペーサ部材106の表面は影を減少さ
せる電極114,115をそれぞれ表示の均一性を改良させる
ために持っている。裏面板110の外側表面にはプリント
回路板116であって、それにはカソード,アノード,お
よび3つの対のグリッド電極の入出力線が半田付けされ
ている。カソード101は電流源150(図1Aにおいて接続は
示されていない)にカソードフィラメントを加熱するた
めに接続されている。電源150の他に図解を簡単にする
ために装置100のための電子駆動回路を省略している。
電流源150がカソード101に電流を供給するとカソード
フィラメントは、電子雲を形成するように電子を放出す
る。これは複式のCRT形の装置と大変異なっており、そ
れらの装置においては電子ビームが電子雲の代わりに生
成されている。これらの電子雲中の電子はカソードに対
してより高い正の電圧が与えられているアノードの方向
に引きつけられる。電極の経路であって電子がアノード
方向に移動するときの経路は3つのグリッド電極に印加
される電圧によって前記電子がカラー像を表示するため
にアドレスまたはスキャンされた適当なピクセルの中の
各々の蛍光材料に到達するように変調される。
前述したように、電気的なノイズと浮遊する電子であ
って、通常のCRTシステムにおけるものはしばしばアド
レスされるピクセルに隣接するピクセルを光らせること
があり、クロストークであってCRT装置のふるまいを低
下させている。クロストークはスペーサ板108であっ
て、図2A,2Bに示されているものを参照してより詳細に
示される。図2Aはスペーサ板200の断面図であって、図2
Bはスペーサ板200を図2Aを図2Bの方向から見た正面図で
あって、ここにおいて図2Aの電極は図2Bにおいてその表
現を簡単にするために省略されている。スペーサ板200
は好ましくは光感応性を持つガラスセラミック材料で作
られる;この実施例の具体的な板200は、カリウムとア
ルミニウムのモディファイヤが銀とセリウムの微量の付
加によって活性化されたものを含むリチウムシリケート
ガラスマトリックスから作られている。
板200中の孔201はホトエッチングによって形成されるで
あろう。孔201は傾いた表面を持っていて、その端部202
は表面202aにおいて板の後面200bの孔端よりもより大き
くなっている。孔201の端部202であって、表面200aにあ
るものは実質的に同じ大きさであって、それは蛍光材料
またはピクセルドットであって、そこにおいて孔の位置
201は端部202がちょうど一致し、かつ対応するピクセル
ドットに実質的に重なり合う。孔201は実質的に形状に
おいて矩形であって、対応するピクセルドットの形状に
合わされている。
後面200bにおける孔201の端部は、多くのグリッド線2
03(針金は図1Aにおける電極104の第3のセットの針
金)で実質的に孔201の長い側に平行である。1または
多くの針金203が各々の孔に一致させられており;もし
1以上の針金が1つの孔に重なるときには図1Aに示され
ており、ここにおいて3つの針金が1つの孔に重なり合
っており、前記針金は同じ孔に重なっており、電気的に
電極を形成するように接続されている。そのような1ま
たはより以上のグリッド線によって形成される電極は、
そのような孔に対応するピクセルの輝度を制御するため
に用いられるものであって、それは電極の電圧を制御す
ることによって成される。図2Bに示されているように各
々のピクセル250は3つの隣接する孔201であって、3つ
の蛍光ピクセルドットであって、1つは赤,1つは青およ
び1つは緑の蛍光ドットに対応するものに対応させられ
る。板200における孔201の配列は、ディスプレイの1つ
のピクセルに対応する大きな孔250を介して見ることが
できるであろう。
ここにおいて板200は2つの分離壁204を各々の孔250で
持って孔を3つのより小さい孔201に分割し、各々のよ
り小さい孔は対応する赤,青,および緑の蛍光ドットで
あるピクセルの赤,青または緑のドットに対応させられ
ている。
分離壁204は、同じピクセルの隣接する蛍光点間のク
ロストークを減少させるかまたは除去することによって
それらの装置の色純度性はより改善される。
図2Aに示されているように分離壁204は楔形であって、
薄い方の楔端は表面200aに対応して如何なる暗い影が分
離壁によって表示されるべき像に写ることを極小化させ
ている。図2A,1Aを参照するとカソード101から発生した
電子は孔201をスペーサ板の後面200bの孔端から入り、
そして孔の202に表れる。孔の202端はそれらの対応する
蛍光およびピクセルドットに重なり合い適合するもので
あるから、電子はそのようなドットに飛び込んで適当な
ドットアドレスがディスプレイイメージ用のルミネッセ
ンスが成される。
図1Aのディスプレイ装置の全体のスペーサ配置が図1A
および図2Aを参照して行う。図1Aを参照するとスペーサ
構造106および107は各々ネット形の構造であって、単に
第1のアレイで実質的な棒で強固に第2のアレイで実質
的に平行なバーでそこにおいて2つのバーが実質的に互
いに直交するように配置され、網目を任意の隣接するバ
ーと第1のセットと他の対のセットバーと隣接するバー
の第2のセットにより形成している。好ましくは各々の
メッシュは幾つかのピクセルを包含し、その結果、電子
がカソードとアノードに向けられてそのようなピクセル
がそのようなメッシュを介して通過し、そしてその様な
バーが発生させられた電子の多くの割合を阻害しないよ
うにすることである。
2つのスペーサ構造106,107およびスペーサ板108(図
2Aにおいて200)は表面板と裏面板109,110のために強力
な剛体の支持を提供するように積み上げられている。図
1Aに示されているようにスペーサ板108(図2Aにおいて
板200へとして示されている)の壁250a(図1Aにおいて
はそのようにラベルされていない)は、構造107と他の
バーであって構造106と同様にスペーサ部材111で線に沿
うものであって、それは実質的に表面板および裏面板で
あって、それらの表面板と裏面板は実質的に平行である
ものに対して直行している。
このようにして、組み立てられたスペーサ板108の部
分,構造106,107およびスペーサ部材111は互いに突き当
てられ、そして表面板および裏面板が表面板と裏面板に
直交する線に沿って表面板と裏面板の支持構造を形成す
る。容易に理解できるように構造106,107、板108,およ
び部材111は他の部分であって表面板と裏面板に直角な
線に沿わない部分があり、そして表面板と裏面板は必ず
しもお互いに平行でなくてはならないというものではな
い;全てこのような変形は本発明の範囲に属するもので
ある。
このような強固な支持体であって表面板および裏面板に
対するものを持ってすれば、ディスプレイ100のスクリ
ーンの領域は非常に大きなものであるが、表面板と裏面
板は比較的薄いガラスを持って形成することができる。
比較的薄い表面板および裏面板であるにも関わらず、上
述したスペーサの配列は機械的に容器の構造を強くし、
大きなスクリーンで容器が真空にされるときに、大きな
スクリーン容器を支持するのに充分に強いものである。
表示において好ましくない影を極小化するためにスペ
ーサ板108の透過領域が強固な支持体の中に形成されて
いる構造106,107および部材111はスクリーンの部分で隣
接するピクセルの間の部分に対応させられている。楔20
4のスペーサ板200(108)の表面200aにおける厚さは隣
接するピクセルドット間の分離部分と等しいかより小さ
いものである。
非常に大きいスクリーンのテレビジョンを形成するため
に製造過程を容易にするためにスペーサ板108とスペー
サ構造106,107はより小さい板から形成され、大きな板
を製造する構造,またはそのような小さい板を使用する
構造が、小さな板または構造を同じ平面にお互いに隣接
して2次元アレイに配列することによってより大きな板
または構造を得ることができる。
図3Aは本発明による他の実施形態である可視ディスプ
レイ装置300のカソードルミネッセンスの装置の部分の
断面図である。図3Bは図3Aに示されている装置300の部
分の平面図である。図3Aに示されているようにカソード
301,3つのセットになるグリット電極302,303,304,アノ
ード305は表面板309と裏面板310で図3Aに示されている
ものの間の室内に封じ込められている。
装置300はスペーサ板308であって、図1Aのスペーサ板10
8と同じような構造のものとスペーサ構造306,307で図1A
に示されている構造106,107に対応するものを持ってい
る。
装置300はまた図1Aの部材111に類似するスペーサ部材31
1を持っており、ここにおいて部材311はカソード301に
沿って配置され、スペーサ構造306,307に接合され、そ
してスペーサ板308は図1Aに示されているというような
同じ方法で表面板と裏面板に強固な支持を提供する。
装置300は図1Aの装置100と異なるのはスペーサ板308が
2つのグリット電極303(G2)および第3のグリット電
極304(G3)の間に置かれ、第3のグリット電極とアノ
ード装置100においてはそれの間に配置されたものと異
なっている;また、スペーサ構造307は第3のグリット
電極のセットとアノードの間に配置されている。かくし
てもし第1,第2および第3のグリット電極のセットが各
々第1,第2および第3の面であって、表面板309の面と
裏面板310の間に配置されるのであり、スペーサ板108,3
08はアノードの平面かまたは第3の平面または第3と第
2の平面の間に配置することもできる。
好ましくは表面板と裏面板は実質的にお互いに平行であ
る。装置300は図1Aの100と次の点で異なっており、装置
300は第1および第3の電極のセット302,304は互いに平
行であって、実質的に第2の電極セット303とカソード3
01に直角である。図1Aの装置100においては、しかしな
がら、第1および第2のグリット電極103,102は実質的
にお互いに平行であるが、実質的に第3のグリット電極
104とカソード101に対して直角である。
図3Aに示されているように構造307におけるスペーサ
バーは好ましくは、実質的に同じ角度でピクセル間のス
ペーサ板308と実質的に同じ角度を持ったテーパーがつ
けられており、そして図3Aに示されているような幅に合
わされ、その結果これらのスペーサバーと壁308aは孔
(図2Aの壁250aと同様)でスペーサ板308から実質的に
滑らかなテーパー表面が電子がスペーサ配置によって黒
い影の領域を極小化するように伝達されるように形成さ
れている。
装置100においてはスペーサ板308とスペーサ構造306,30
7およびスペーサ部材311を全て少なくとも1つの部分が
表面板および裏面板に直角な線に沿うように各々が突き
合てられており、そして表面板と裏面板は強固な機械的
な支持を表面板と裏面板間に形成される空間が真空にさ
れるときに提供している。
図3Cは、4つのピクセル350と対応するコントロール
グリット電極を略図的に示しており、ピクセル350の各
々は3個のピクセルドット351を含み、コントロールグ
リット電極は走査およびこれらのピクセルの輝度を調整
する。図2Aに示されている各々のピクセルに対応する各
孔201に3つの線が重なっているのに対して各々のグル
ープG2′,G2″およびG2は、5つの針金が電気的にか
つ各々のピクセルドット351(図2Aの各々の孔201に対応
する)に重なっており、そのような孔に対応するピクセ
ルドットの輝度をコントロールするために用いられる。
図3Cに示されているように各々のピクセルの上半分は、
1つのグループの走査線,例えば線G131によって走査さ
れ、そして下側の半分は走査線G132によって成される。
ピクセル350の上および下側の半分の両方は、同時に同
様な電圧を2つのグループの金属線G131,G132に与え、
2つのピクセルの半分は別々にアドレスされ、解像を増
大させるために実質的に2つの異なるピクセルのように
取り扱われる。
図3Dは他の具体例であって、4つのピクセル350′の
各々が4つのピクセルドット352を含む4つのピクセル3
50′とこれらのピクセル352の走査および輝きを制御す
るためのコントロールグリット電極線を示している。図
3Dに示されているように、各々4つのドット350′は
赤,青および2つの緑のピクセルドット352を含んでい
る。このような状況下においてピクセルを走査するため
の電極のグループはピクセルに望まれる正しい照明を提
供するように順序正しく走査されるべきである。図3Dに
用いられている概要によれば各々の孔はスペーサ板108,
200および308,図1A,図2Aまたは図3Aのものは2つの実質
的に直角な分離壁によって、4つのより小さい孔で図3D
の各々のピクセル350′の4つのピクセルドット352に重
なり合うように分離される。
容易に理解できるようにピクセルの中の他のピクセルド
ットの配列が使用することができ、他の分離壁であって
各々大きな孔250を対応するピクセルのより小さな孔に
適合させてピクセルドットを形成するために用いられ、
それらも本発明の範囲内に属するものである。
図1A,3Aに示されているように、スペーサ部材111およ
び311は、構造106,107および306,307の各々より厚いも
のである。スペーサ構造106,107,306,307に原因する暗
い影を減少させるためにこれらの構造のバーに近接する
グリット電極が前記バーにより近い方が狭い間隔を保っ
て配置される。同様な理由により、バーにより接近して
いるグリット電極には、バーからより離れたグリット電
極に加えられる電圧よりもより高い電圧が印加される。
両方の構造はカソードによって発生された電子の大部分
のものをバーにより近いピクセルドットの部分に突入さ
せることとなり、これによってバーが電子をブロックす
るという効果を補償している。
前述したスペーサ手段により表面板および裏面板は厚
さ1mm以下のガラス板を用いることが可能になる。前記
3つのセットのグリット電極として断面の直径が5ミク
ロンよりも大きいタングステン線に金メッキをしたもの
を利用することができる。図2Aにおける孔201は0.2mmよ
り大きい形状を持っている。
一方、多色の蛍光体が図3C,3Dに図解されているが、単
色の蛍光体が単色の表示のためには当然用いられるもの
であり、それも本発明の範囲内に含まれる。
表示される像の鋭さおよび解像は3つのセットのグリ
ット電極の相対的な方向およびカソードフィラメントに
依存する。下記の4つの構造により、受け入れられる解
像および焦点合わせが提供される: 1. カソードのフィラメントは第1および第2のグリッ
ト電極のセットG1,G2に対して実質的に平行に配置され
ている。前記第1および第2のグリット電極G1,G2のセ
ットは線方向の走査に用いられる。第3のグリット電極
G3は第1および第2のセットに直角であり、これは走査
されるピクセルドットの明るさの変調に用いられる。
2. カソードのフィラメントは第1および第3のグリッ
ト電極G1,G3に対して水平でかつそれらに平行に配置さ
れている;第1および第3のグリット電極G1,G3は線方
向の走査に用いられる。
第2のグリット電極G2は実質的にこれらの第1および第
3のセットに対して直角であって、ピクセルドットの輝
度を変調するために用いられる。
3. これらのカソードフィラメントは実質的に垂直でか
つそれらは実質的に第1および第2のグリット電極G1,G
2に対して直行し;前記第1および第2のグリット電極
のセットは線走査に用いられる。
第3のグリット電極G3は実質的に第1および第2のセッ
トに直角であって、ピクセルの輝度を変調するために用
いられる。
4. カソードフィラメントは実質的に直角に置かれ、そ
してそれは実質的に第1および第3のグリット電極に直
角であり;第1および第3のグリット電極G1,G3はライ
ン走査に用いられる。第2のグリット電極G2のセットは
実質的に第1および第2のセットに対して直角であっ
て、それはドットの輝度を変調するために用いられてい
る。
カソードフィラメントにとっては弛みをなくすために
は垂直に位置させられることが好ましい。第2および第
4の電極配置であって、第1および第3のグループのグ
リット電極を線走査,かつ第2の電極セットをドット輝
度の走査のために用いるのは低い変調電圧,低い電流お
よび簡単な回路によるドライブが可能である。
図1A,3Aの装置100,300は、単に2つのセットのグリッ
ト電極を前記3つの代わりに用いることにより、例えば
第3のグリット電極104,304を各々なくすることによっ
て簡単化することができる。そのような状況において良
い解像と焦点合わせ特性を得るためには第1のグリット
電極103,302がカソードフィラメントに対して平行であ
り、次のような方法で配列される必要がある: 1. カソードフィラメントは、垂直に配置されグリット
電極の第1のセットに平行でここにおいて第1のセット
のグリット電極G1は線走査に用いられる。第2のセット
のグリット電極102,303は実質的に第1のグリット電極
に直行しており、それらはピクセルの点を変調するため
に用いられる。
2. カソードフィラメントは直角に配置され、第1のグ
リット電極に平行でここにおいて第1のグリット電極G1
は明るさの変調のために用いられる。
第2のグリット電極G2のセットは,実質的に第1のセッ
トに直角であり、そして線走査に用いられる。
前述した具体例においては、異なるスペーサ構造が表
面板と裏面板がそれらが形成する室内が真空にされると
きに機械的な支持を与えるための構造が使われてきた。
前記スペーサは電子がカソードから放出されるときにあ
る障害になり、そしてカソードルミネッセンス可視表示
装置に好ましくない影を形成する。
そのような黒い領域を減少させるかまたはなくするため
に、カソードフィラメントのまわりの電界を変更するこ
とにより、スペーサ要素により近いところの蛍光ドット
の部分に飛び込む電子の量をスペーサ要素から離れたと
ころのピクセルドットに飛び込む量よりも大きくした。
図4は図1A,図3Aの装置100または300の裏側の断面図
であって、カソードフィラメントを取り囲む3つの電界
の全てをそのような概略を示すために図解したものであ
る。図4において401はカソードフィラメントである。
裏面板402の内表面は導電層であって、2つのグループ
に分かれている:403と404である。電極403のグループは
直接にフィラメントに対面しているから、その結果カソ
ードフィラメントとオーバーラップすることになる;こ
の電極403に与えられる電圧はカソードフィラメント401
に与えられるものと同じ電圧である。電極404はカソー
ド401にオーバーラップしない。電極404にそこに印加さ
れる高い電圧がカソードフィラメント401および電極403
よりも高く、その結果それらがフィラメント401から放
射された電子をアノード上の蛍光ドットにスペーサ部材
405に近い方に飛び込むようにする。好ましい実施形態
においては電極403,404の両方のグループは実質的にカ
ソードフィラメント401に平行であって、スペーサ部材4
05でスペーサバー106,107,306,307で同様にカソードフ
ィラメントに平行なものによって生ぜしめる影の効果を
減少させる。
付加的な組の電極406がスペーサ部材405の両側に設け
られて、これも同様にカソードフィラメント401よりも
高い電圧が印加され、カソードフィラメントから放出さ
れた電子を引きつけてそれらをスペーサ部材405に近い
方向に移動させ、スペーサ部材の影をなくするようにし
ている。
第1の電極のセットであって、電極407,408を含むも
のもまたそのようなスペーイシングから離れて設けられ
ており、電荷をスペーサ部材406により近く移動させる
ようにしている。これによって、このことはグリットの
針金408をスペーサ部材により近いところが、スペーサ
部材から離れたところにあるグリット針金407よりも狭
い間隔にすることによって達成される。図4に示されて
いるようにグリット電極は電極408が電極407よりもより
近くなっている。
スペーサ部材406に原因する影を減少させるためのさ
らに他の技術は、グリット電極408にグリット電極407よ
りもより高い電圧を持たせることである。最後にグリッ
ト電極に関連して記述した方法はカソードフィラメント
401を横切る方向のスペーサバーによって形成される影
の部分を減少させるために用いることができる。このと
きにはグリット電極でそのようなバーに平行なものでバ
ーに近いところのものをそのようなスペーサバーまたは
それより広くするか,またはそれにスペーサバーにより
近い方のグリットに遠い方のグリットよりも高い電圧を
与えることによって成される。
CRTタイプのテレビジョンで大きなスクリーンのもの
はカソードフィラメントが長い距離にわたって存在する
ことが要求されている。そのような場合において、短い
カソード要素を直線のアレイ上に配置することにより、
1つの長いフィラメントに置き換えることにより、長い
フィラメントによって生ずる弛みをなくすることができ
る。カソードフィラメントの拡大または縮小を許容する
ためにフィラメントの端部はプリント版、例えば図1Aの
116のばねによって接合される。通常のばねの典型的に
低い抵抗を持っていて、それで低い温度にフィラメント
の中心部よりも低い温度に加熱されている。ばねとフィ
ラメントコア端のこの温度の差がコアの端部を同様に低
い温度にするものであり、これによってこのフィラメン
トの部分の有効な電子の放出を妨げる。この要素は、図
5に示されているような非常に長いカソードフィラメン
トのところにカソードフィラメントの直線アレイを配置
する場合に考慮されなければならない。
図5は、2つのカソードフィラメント要素501と502を
略図的に示している。各々の2つのカソードフィラメン
トはコア503を含んでおり、各々の端部はばね505によっ
て506を支持している。各々のフィラメントはまたそれ
が加熱されたときに電子を放出する材料の被覆504を持
っている。図5に示されているように2つのフィラメン
トは実質的に直線アレイで同じ直線上に一方のフィラメ
ント501の端部が他のフィラメント502に近く、ここにお
いて2つの端部は部分的に重なりオーバーラップしてフ
ィラメントのコア503の端部がフィラメントの中央の部
分に比較して低い温度になることによって生ずる好まし
くない効果を減少させている。これによって視覚上フィ
ラメント501と502を用いた装置の欠点を見分けられない
ようにしている。好ましくは重なり合う部分,2つのフィ
ラメント501,502端の重なる部分は1つのフィラメント
の被覆504が他のフィラメントの被覆の端に近づき、ア
ノード上のピクセルドットがフィラメントセグメント50
1,502からは1つのフィラメントで1つの電子源でその
間にはギャップがないものであるように重ね合わせる。
ばね505はコア503と同じ材料によって作られる。ある
例においては、ばね505はコア503よりもより丈夫で太め
の材料を使用し;このような全ての変形は本発明の範囲
に含まれる。このようにしてフィラメント501,502は、
実質的に1本の電子源であって、それらの長さに沿って
均一な電子を放出する。
図6は、カソードルミネッセンス表示装置600であっ
て、他のカソードであって、ばねを用いてカソードフィ
ラメントを装着することによって生ずる黒い領域を減少
させたものの略図である。図6に示されているように表
示600はカソードフィラメント601のアレイを持ち、各々
はばね605によってハウジング内に取りつけられてお
り、ここにおいて各々のフィラメント601の端部はハウ
ジングに605によって取りつけられている。前に議論し
たようにばねとフィラメントの端部のばねに結合された
部分は中間の部分のフィラメントと比べて僅かに低い温
度になりその結果、より少ない電子がその端部から放射
し、これによって表示に黒い部分が生ずる。そのような
暗い領域は付加的なカソードフィラメント、例えば追加
のフィラメント、例えばフィラメント601′のようなも
のをばね605に近接して配置するようにし、そこではフ
ィラメント601′は好ましくはばね605に近接してカソー
ド601のアレイの一方側のアレイで、前記一方側のアレ
イのフィラメント601側のばね605のアレイによって発生
させられる暗い領域を減少させるのに役立つ。図6に示
されるように2対のフィラメント601′は、一対が表示
の上の部分,そして他の一対が表示の底の部分の暗い領
域を減少させるように用いられている。前述した方法に
よりフィラメント601は、図6に関連しているように重
ね合わされた中央のディスプレイ領域では、付加的なカ
ソードはそのような領域には不要になるであろう。しか
しながら、付加的なカソードはディスプレイの明るさを
強調することができる。
図7は本発明の実施例の好適な形態を示すために図1
の表面板とアノードと蛍光層の部分を示した部分であ
る。装置100が動作しているときに蛍光層112は電子が絶
え間無く打ちつけられている。その結果、蛍光層112の
通常の寿命は保護層112′であって、マグネシウム酸化
物または亜鉛酸化物をつけたものによって保護すること
によって延ばすことができる。
もし、マグネシウム酸化物層が好まれるならば、マグネ
シウム酸化物材料は蛍光層112に真空蒸着によって付着
させられる。もし、保護層が亜鉛酸化物である場合に
は、亜鉛材料が蛍光層の上に真空蒸着によって付着させ
られる。引き続く、亜鉛材料の酸化により空中の酸化に
より、体積された亜鉛は保護層である酸化層112′に変
化する。マグネシウム酸化物または亜鉛酸化物を保護層
として利用することが好ましい。
なぜならば、そのような材料は、2keV−3keVの範囲の電
子によって貫通され、ここにおいてアノードとカソード
間の電圧は2kV−3kVである。
そのような電圧で動作させられるカソードルミネッセン
ス表示においては、マグネシウム酸化物と亜鉛酸化物が
アルミニウム酸化物であって、それはそのようなエネル
ギーレベルでは電子の浸入に対して不透明であるアルミ
ニウム酸化物を使用するよりも好ましいことである。マ
グネシウム酸化物と亜鉛の酸化物は電子の衝撃に対して
抵抗性を持ち、蛍光層のその有効な寿命時間を長くする
ために役立っている。
上述したフラットパネルテレビジョンパネルは大きな
スクリーン表示装置を作るためにモザイク状の巨大スク
リーンとして用いることができ、ここにおいて、いくつ
かの装置100または300が1つの表面内に2次元的配列に
形成されて、そのようなモザイク状の大きいスクリーン
表示装置を形成する。この発明は多色の装置について説
明されたのであるが、本発明は同様に単色の表示装置で
あり、ここにおいて赤と緑と青のアノード上の蛍光ドッ
トは単色の蛍光ドットに置き換えられる。
前述した発明は1つのEFD(電子E−蛍光F表示装置
D)であって、それは高い解像力で高い解像度を達成す
る技術を持っている。一方、本発明の多くの部分は特に
EFD技術のモザイクタイルに有効に利用できるものであ
り、ここにおいて本発明のいろいろな特徴は他の技術に
用いられる。出願人はこの前述したEFDについて種々の
改良を見出した。
前記EFDの発明で前述されたものについての改良点は
次の特徴に分割できる: 1. 新しい横壁構造であって、モザイクタイルの具体例
を許容するものが内側のタイルを極端に少なくしてこれ
によってそのような装置の解像力を改良できる。
2. 解像が著しく増大したこと,および組立の許容度が
著しく減少させられたので、接続および組立の特徴が臨
界的なものとなった。
3. 像とコントラストの均一性が増大された解像力に対
してより重要な特徴となっている。
ここにディスプレイシステムを創造するために2つの
方法がある。その1つは単品の装置であって、その他は
多岐のディスプレイ装置をモザイクタイリングシステム
によって集めることである。装置の製造の制限上から単
品の装置は不可避的に最大の大きさを得るための制限が
ある。モザイクタイルの方式のアプローチでは、一方に
おいて非常に大きなシステムサイズを作ることができる
が、小さいディスプレイシステムの中の高い解像度を達
成することが困難になることである。主たる問題点はモ
ザイク方式のアプローチにおいては、タイル間のギャッ
プが問題になる。これらのギャップは、タイルが一緒に
集められたときに暗い不快な線となって現れる。EFD技
術においては、3つのタイル間のギャップに3つの原因
がある:(1)ディスプレイ装置の物理的な横壁;
(2)カソードが電子をタイルの側で発生する量が少な
いこと;および(3)横壁構造におけるカソード電子の
相互作用が明るさを減少させることである。
この発明において導入された特徴は前述した問題領域に
アドレスされ、高い解像度が得られるEFDモザイクシス
テムを提供することである。しかしながらこれらの主要
な問題を解決した後、ある二次的な問題がさらに面倒な
ものとなって現れる。これらの問題は(1)高い解像力
のタイルの耐久力を減少させるという困難がある;
(2)ディスプレイのコントラストが明るい観察環境の
ために改良される必要があること;(3)均一性の問題
がアノードによって受け付けられるカソード電子のノー
ドの不均一性に起因するものである;および(4)蛍光
材料の効率の変化に基づいて、色のシフトが現れること
である。引き続く改良のいくつかの特徴によってこれら
の問題の各々の解決が促進されるであろう。最後の改良
の特徴は新規な蛍光パターンであって、それが人間の視
覚特性に良く適合し、全カラーのディスプレイ装置の間
隔的解像を増大させることである。
EFD構造について、簡単に復習をすることによって下
記の議論が次の部分において存在し:(1)新しい横壁
構造,(2)組立の問題と位置合わせの問題,(3)解
像力の配慮についてのアドレス,(4)均一,不均一性
に基づくものと蛍光のライフタイムの均衡による問題お
よび(5)コントラストとイメージ増強の問題。
基礎的なFED構造:EFD構造は上記および親の出願におい
てもたらされたものである。
この表示装置は2枚の面板と横壁から形成される真空容
器を持っている。正面の板の内側の表面は通常透明な導
伝性のコーティングをアノードとして持っている。裏面
板の近くにはカソード,それは通常フィラメントによっ
て電子雲が発生させられ、そのフィラメントは裏面板に
面平行である。2またはそれ以上の制御電極がカソード
とアノードの間にカソードの電子をアノード上の蛍光材
料がコーティングされた方向に制御し、加速する。ガラ
スロッドから設けられたスペーサ,ホトエッチされたガ
ラス板または他のように形成された構造がこれらのアノ
ード,コントロール電極およびカソードの間に配置され
ている。これらのスペーサは物理的には各々の上に積み
重ねられ、好ましくはサンドイッチ状にコントロール電
極をその間に挟む。
これらのスペーサは単にコントロール電極の位置を保持
するためだけではなく、2つの面板間の強固な支持構造
を提供する。この強固な構造によってEFD技術はかなり
大きな装置で、数mmよりも厚い程度の面板を使用しなく
てもできる。
新しい横壁の構造:新しい横壁構造であって、EFDモザ
イクタイル様のものは1つの構造であって、面板と対応
する裏面板に対応するものがある。
この横壁構造(図8A−8CにはSWで示されている)はガラ
スまたはセラミック材料で0.2mmから2mmの厚さのものを
利用できる。この横壁の中側の構造は導電性の針金トレ
ースによって内部の電極を外部から接続するようになっ
ている。図8A−8Cの具体例によれば、横壁構造はサーキ
ットレースがその上にプリントされており、裏面板を越
えてプリントサーキットボード(PCB)が裏面板に固定
されている。この構造が制御電極がPCBに配線後で横壁
にプリントされたものを介して接続可能である。横壁が
非常に薄くできるのであるから、この構造は内部のタイ
ルのギャップ(図17A−17CにはITGで示されている)はE
FDのモザイクタイルの間で正確に制御され、1mmの幅近
くまで下げられる。この新しい横壁の最小の厚さは以下
の配慮によりもたらされたものである: (1) この装置が真空にされた後で、大気圧およびそ
の他の横方向からの装置の横壁に加えられる力に対して
耐久する能力を持っており、 (2) 内部タイルの摩擦であって、ゴミや微粒子の引
っ掻き傷等に対する耐久力を持つ必要がある、および (3) 高い真空度を表面板と共同して保つこと。
最初の配慮が本発明の2つの特徴によって可能にな
る:(a)横壁構造はスペース板(図8A−8Cおよび10に
示されているSP)またはスペーサの層によって内部の支
持構造が横壁構造を密接に間隔を保たしめていることい
うこと、(b)付加的な補強は(図8A−8C,9,10にRBと
して示されているもの)が横壁の内部スペーサ支持がな
いところに加えられる。これらの層およびRBが全て4つ
の横壁に真空室を取り込むように配置されている。第2
の配慮は横壁を3から10度(θ、図8B,8Cにおいては5
度と示されている)でそのような表面板が僅かに裏面板
よりも大きくなっている。この僅かな傾けられた横壁が
明らかにタイル間で前面から観察されているギャップの
影響を無くしている。狭いギャップがあり、しかしなが
らそれは傾けること(図17A−17C)によって発展させら
れるであろう。このギャップはバッファまたは保護材料
を入れることにより、機械的な弊害の影響を少なくする
ことができる。第3の配慮は適当なシーリング方法を前
記横壁と表面板との間に提供することによって処理され
る。シーリングは次の3つの形の1つを利用することが
できる:(1)アノードと同じ形状の平面に沿って横壁
の狭い端を表面板に対して設ける、(2)平面に沿って
ほぼアノードに直角なものを横壁の端をシールするか;
または(3)研磨または他の方法により、1対の対応す
る傾けられた表面がこれらの2つの構造の端にそれらを
一対の表面によってシールする。これらの方法のうちか
ら第1のものは最も良い観察角度であって、少ないシー
リング強度を持っている。第2の方法は最も強いシーリ
ング方法であるが、見る角度が表面の板が光学的に研磨
されていて透明なシーリング材料が用いられていなけれ
ば妨げられる。第3の方法は第1と第2の方法の妥協で
ある。
通常のEFDモザイク方式の具体例であって、横壁が種々
のガラス片でお互いの間に制御電極をサンドイッチ状に
挟んで(図9B)いるものに対して新しい構造は次の利点
を持っている: (1) 1つの構造(単位横幅あたり)に非常に位置ず
れとか構造の機械的力の増大による漏洩の問題を減少さ
せる。
(2) 電極、それは金属または合金であって、もはや
横壁の方からは突出するものではないので、これらに基
づいて余分のシーリングガラスフリットであって、それ
が通常は真空室をシールするのに用いられているものを
必要としない。これらの突起と余分なガラスフリットは
本来的な理由において、きつい寸法制御には馴染まない
ものである。
(3) 内部の制御電極は今や直後にタイルの後側かあ
るいは横壁の内壁の配線トレースを介し(図8A−8C)ま
たは電極(図24C)の指を介して成される。これらの電
極に対する接続は容易に平坦なパネル技術において用い
られているものを利用して完成できる。
位置合わせおよび組立:新しい横壁構造によってEFDは
高い解像のモザイクタイルを実現することができる。次
の問題は部品の精度とこれらの部品の間の位置合わせが
FED装置によって完全に再現される高い解像度を損なわ
ないようにすることである。現状の技術においては、ホ
トリソグラフィが現在のEFD装置の要求を超える精度を
提供している。多くのEFD用の精密部品は米国,コーニ
ング社のフォトフォームガラスの技術によって達成でき
る。これは高い精密部品とか下記に示される高級なディ
スプレイ装置を製造するための高度な位置合わせを可能
にするであろう。
(1) スペーサ層と裏面板は孔(図8A,10,12A,および
25にATHとして示されている)を持っている。表面板中
の孔(図10,25において示されているAH)が精密なドリ
ルまたはエッチングによって形成され、これらの孔はそ
れらの相対的な位置を位置合わせピン(図8B,10,25の中
に示されているAP)を用いて合わせられる。これらの位
置合わせ孔はアノードを金属芯ガラスチューブを位置合
わせピン(図8B,10の中のAPまたは図25中のMAP)を用い
て結合するのに用いられる。この場合において、これら
の孔は単にこれらの手段の位置合わせとして働くだけで
はなく、絶縁壁を電気的に導体金属芯にアノード接合を
するためであって、それらは500Vから5,000Vの電圧をカ
ソードとコントロール電極に相対的に持っている。
(2) 横壁に対する強化されたバーは、裏面板とスペ
ーサ板(図8A−8Cおよび10)の間の距離に等しい厚みを
持っている。これは精密な2つの平面間の距離を保証し
ている。
(3) 横壁用の強化バーは溝(図8Aおよび10における
位置合わせスロットAS)を持ち、スペーサバー(図8Aお
よび10のSB)を他のスペーサ板層に合わせるのに役立
つ。これらのスロットの強化バーおよびスペーサバーは
それらの距離がそれらが一緒にされたときと同じような
距離を与えられ、これらの構造は横壁装置(図10)の横
壁の残りの形成に役立つ。
(4) モザイクにおける強化バーの役割はスペーサバ
ーの合わせの期間において端部のスペーサバー(横壁と
しても役立つ)が1つのEFD(図25のESB)の1つの具体
例として置き換えられる。スペーサバー合わせのスロッ
トに換えて、これらの端部のスペーサバー(ESB)は付
加的な孔であって、スペーサ板(図25中のATH)の層に
対応する。
(5) スペーサ板の端において、位置合わせ用のノッ
チ(図26中のAN)が制御電極の他のアンカー線によって
位置合わせすることを助けるようにエッチされ、針金が
適当にこれらのノッチの間に配置された後にこれらの針
金がシーディングの過程において動くというチャンスを
減少するために役立っている。
図10に示されているようにして装置は組み立てられ
る。まず第1に種々の要素が提供された。スペーサ板は
ホトリソグラフィを利用するエッチング技術によって形
成された。それから部品は位置合わせピンで位置合わせ
され、ガラスフリットのようなものを接着剤を用いるこ
とができる。
高い解像度でのアドレシング:高い精密なスペース板
と、新しい横壁構造と、精密な横合わせ手段により高い
解像度の表示装置の製造が今や可能になった。しかし全
てのこれらの良いことが電子がカソードから誘導され
て、それが精密にアノードの正しい位置にいかなければ
無意味なものとなってしまう。
例えばEFDにおいて、これは以下に述べるような制御電
極とスペーサ板によって達成される。
EFD構造はマトリックスアドレシングを2または3以
上のコントロールゲートであって、平行で精密な金属線
または金属針金クロスによって構成された網状体,また
は孔が開けられたフォイルによってアドレスされる。各
々の層の中にコントロール電極はお互いに平行である。
層の間にコントロール電極はお互いを直角に交差する。
交差領域がピクセルとか最小に制御できるディスプレイ
ユニットを定義する。
EFDは真空管の技術とデザイン理論を共有し、例えば
グリット電極のグリット針金に対するピッチとかグリッ
ト層の間の距離等の特徴がそれである。EFDと真空管の
中の1つの大きな差はEFDにおいては、オフ電圧(すな
わちカソードに印加されているよりも低い電圧)を持つ
電極がピクセルとそのコントロールをターンオフするだ
けではなく、さらに近接するピクセルを電子を追いやる
ことによって影響を与える。
この効果が線ごとの走査動作において大変重要となり、
なぜならばとにかく選択された列は選択されない列に囲
まれており、オフ電圧は選択されない列に供給されて、
それらの列をカットオフするだけではなく、選ばれた列
の電子を焦点合わせし、その結果隣接する走査線(図11
B)間のクロストークを減少させる。
5極EFD(図11A,11B)の現実的な応用において、中心
の制御ブリット層(G2)は通常強度変調に用いられてお
り、そして第1のコントロールグリット層(G1)で、そ
れはG2とカソードの間にあり、そして第3のコントロー
ルグリット層(G3)は、それはG2とアノードの間にあ
り、それらは走査に用いられる。この形態において、G1
とG3によって提供されるシールディングに起因してG2に
対する電流と電圧の要求はVP-P≦50VかつIP-P≦1mAの範
囲にあるようにコントロールされる。この適当な駆動特
性がVLSIs(大規模集積回路)をこのディスプレイのド
ライバとしての使用を可能にする。マトリックスアドレ
ス形態の1つの例はG2が強度変調のために直角方向に配
置され、そしてG1,G3が水平に配置され、対であって、
線の走査が1つの親の出願に記述されているように走査
される。
G1はカソードに近接して配置されているから、それは
電子の分布とカソードの電子の発生の割合の両者の影響
を受ける。G1がG3(図11A)によって現実に走査される
領域よりも広い領域をカバーすることがときどき好まし
いことになる。
例えば、L*NラインのEFDディスプレイは幅がWのL
*N G3電極および幅がL*WのN G1電極を持つ。G1
とG3は、ラインMがG3M(G3電極がラインMをアドレス
しているとき)はVon3の電圧とG1K−1′,G1KおよびG1
K+1がVon1′であって、ここにおいてK=〔M/L〕でV
on1′Von3はG1とG3のために各々電圧をターンオンす
る。
これは図11Bに示されていると同じような状況を形成す
る。より広いG1の走査線が平均的なカソード電子雲を広
い領域に生ぜしめる。一般的に認識されているようによ
り広い平均的な範囲がより低い変化となり、そしてEFD
としてはよりよい均一性となる。
G3以下の電子であるときに、電子はG1のための領域より
もより少ない領域で電子を通過させる。表示の明るさも
また増加させられるであろう。なぜならば、より広いG1
のスキャンラインはより多くのカソード電子のグリット
の通過を許容し、そしてアノードに突き当たり、それは
G1が電子をある領域であって、G3のために許される狭い
領域から発生させられるものよりも大きなものである。
この配置の他の特徴は走査ドライバの必要とする数を
減少させることができることである。これはG1とG3は同
時に、走査されるべき1つの走査線に対して、そしてタ
ーンオンさせられる必要があり、これはG3電極が共通の
駆動信号を供給できることを意味し、その結果ドライバ
の数を減少させることができるからである。例えばL=
4,N=120でそれが各々のG1電極に4倍の幅のG3電極であ
ろうとする。そうすると我々は4つのG3ドライバと120
のG1ドライバが必要となり、または全体で124個のドラ
イバがL*N=480ラインでラインごとの走査を可能に
する。
G2とG3の役割を入れ換えることができる。
この形態においてG3は強度の変調に応答し、G2はライン
走査に応答する。これらのグリットの方向はG2の電極が
G1に平行であって、G3の電極がG1とG2に直角方向になる
ように変えられる必要がある。さらに5極または6極の
EFDのマトリックスアドレスを実行するための可能性の
ある他の形状が用いられる。これらの選択は真空管回路
の設計に慣れている真空管技術者にとっては慣れたもの
である。
EFD装置の中のアドレスの分解光はG3が最上であり、G
2が続き、G1が最も悪い。これが我々がアノードとG3を
最も短くするという答えのよってきたるところである。
アノード電圧は電子を加速することによって、それがア
ノードに到達する時間を短くし、そして散乱の程度を減
少させる。EFD装置,ここにおいてカソードG1,G2,G3お
よびアノード間の距離は通常0.5mmから5mmの範囲であ
り、蛍光ドットのピッチはほぼ2mmで、コントロールグ
リットのみによって達成される。高い解像を達成するた
めのスペーサ板は細かい分離壁を持つものが好ましい。
スペーサ板の構造を支持するものとしての機能につい
てはすでに述べた。スペーサ板の他のもう1つ重要な機
能は、特にそれらがフォトフォームであって、分離壁
(図5のIW)とピクセルと螢光体ドット間を分離するこ
とである。1またはそれ以上の層のスペーサ板(図12A,
12BのSP)は薄い分離壁であって、1つのEFDに用いられ
るものを利用できる。
これらの分離壁は電子移動の軌道を隣接する壁間にトン
ネルを形成することによって規定する。
この形とこれらのトンネルの寸法は蛍光ドットのアドレ
シングの良好な分解を許容する。現在のフォトフォーム
技術の最小の特徴的な大きさはほぼ1ミルまたは0.025m
mであり、EFD構造であって、フォトフォームスペーサ板
を有する構造のもののアドレス解像力は0.2mm範囲まで
下がる。
薄い壁のいくつかの特徴は希望する解像力を達成する
ために制御される必要がある。なぜならば、フォトフォ
ームガラスが大変に良い絶縁材料であるから、これらの
分離壁の表面は電子が蓄積して、静電的な電界を形成す
る。これらの静電的な電界は焦点合わせレンズと電子の
経路の絞り込みとして働き、そしてトンネルに入ろうと
する電子の障壁となる。これらの2つの効果は好ましく
ない結果をもたらす。過度の焦点合わせ効果は蛍光点の
大きさの効果を減少させるであろう。障壁の効果はアノ
ードに受け入れられる電流の密度を減少させるであろ
う。両方のこれらの効果は壁に蓄積された電荷の量に関
連するものであるから、その結果として絶縁壁はそれら
の強度がスペーサ板であって、異なる厚みまたは分離壁
の高さを適当なエッチング技術を用いて減少させること
によって変えられる。
他のもう1つの静電界を制御する方法は後で述べられる
であろうが、抵抗性のフィルム(図12BにおけるRFC)を
それらの分離壁の上に塗ることによって静電化の蓄積を
止めることができる。
一方、これらの静電界の影響は効果的に利用すること
もできる。その1つである焦点合わせ効果は隣接するピ
クセル間のクロストークを減少させることの手助けとな
る。これに加えるに蛍光点の輝きは静電的な電界によっ
て分離トンネルの静電界によって影響を受けるものであ
るから、もし、これらの分離壁の表面が電極を貼り付け
られたならば、その結果電極は表示の動作を制御するた
めに用いられる。
換言するならば、本来のEFD〔1〕内のコントロールグ
リットの機能は貼り付けられたコントロール電極(図12
AのPCE)のようにスペーサ板の壁に被せることによって
達成できる。螢光体ドットのピッチが1mm以下であるEFD
装置では、これらの貼り付けられた電極は針金の電極ま
たは網状の電極に対して製造容易性と信頼性において飛
び抜けていると言える。
均一性およびカラーバランス:ディスプレイ装置の最も
重要な品質要素はその輝きの均一性にある。カソードル
ミネッセンス表示装置,例えばCRTまたはEFDのために輝
度はアノードに受け取られた電流の密度と蛍光材料の効
率に強く依存する。CRTは1つの電子銃構造を持ち、そ
してそこには電子銃とシャドウマスクまたはアノード間
のスペースを取らなくてはならないといういくつかの障
害がある。
補償回路の助けを得て、CRT中のアノード電流密度の変
化は人間の目では通常は検出できないように明るさの相
対的な変化が滑らかになるように補償されている。しか
しながらEFD装置においては、これらの3つの大きな要
素がアノード電流密度の変動の原因となる。まず第1に
スペーサの使用およびその表面の静電荷の蓄積により、
装置の内部に電界の不均一性が発生する。これらの電界
の変化がカソードによって発生された電子の分布を変化
させる。我々はこの効果についてはスペーサチャージ効
果とういことにする。第2にフィラメントの電子を発生
する能力がその温度に極めて敏感な関数で与えられるこ
とである。支持手段に支持されることによって失われた
エネルギーに起因してフィラメントの2つの端部の温度
は一般的に残りの部分のフィラメントの部分の温度より
も低い。この温度降下が電子の発生率においてかなり分
かるように減少させる。これを冷たい端子効果というこ
とにする。第3に、フィラメントのアレイは平坦なカソ
ードの近似に過ぎないという事実であって、それらは真
実に均一な電子音を発生するものではないことである。
1つのEFD装置においてカソードは、フィラメントアレ
イまたは平面でない電子源によって作られ、アノードに
到達する電流は一般的に言って、電子源の下の領域でピ
ークとなり、そして谷底が2つの電子源の間にできる。
我々はこれを洗濯板効果と名付けることにする。蛍光効
率については長年の研究の結果として現代の蛍光材料
は、通常満足すべきふるまいをEFDの低い動作電圧でも
達成できることが分かっている。
蛍光材料の効率に関連するものは、絶対的な輝度におい
てはあまり問題にならず、ディスプレイ装置を走査する
寿命に関連する。なぜならば、カラーのカソードルミネ
ッセンス装置は一般的に3種類の異なるタイプの蛍光材
料を全色の領域に亘ると人間によって感ぜられるものを
使用するからである。各々の螢光材料のタイプによって
発生させられた相対的な輝きは慎重に最初のカラーを再
生するように取り扱われなければならない。しかしなが
ら、これらの蛍光の効率は異なった割合で降下するであ
ろう。1つの例をあげれば、青の蛍光材料の能率は赤ま
たは緑の蛍光のそれよりも速く減少する。通常のディス
プレイの動作においては、ディスプレイは次第に黄色み
がかかってき、その結果、色を正確に再現する能力を失
う。これを避けるために異なる色の蛍光材料に対する効
率の変化はできるだけ近くする必要がある。
次の特徴はこの問題を解決することを目的すとするもの
である。
(1) 横壁の強化バーまたは横壁それ自身の強化であ
って、スペーサバーと裏面板は電極パターン(図12のSE
またはBE)がプリントさせるか、その表面にコートされ
ている。それが適当に付勢されることによって、これら
の電極は(a)スペーサーチャージング効果によって形
成された静電界に対抗することができ、(b)各々のフ
ィラメントによって発生された電荷をより均一に広がら
せることによって洗濯板効果と冷たい端子効果を減少さ
せる。
(2) 電極(図12BにおけるSEおよびBE)でちょうど
議論したものであるが、それは高い二次電子放出係数材
料,例えばセシウム酸化物を持っている。これは吸収さ
れた電子を単にそれらの電界によって再生することだけ
ではなく、また新しい電子を発生させる。この組合せに
おいて、両方の分布と自由電子の発生はこれらの電極SE
およびBEに供給される電圧によって変化させられる。
(3) スペーサ壁の表面は抵抗性の材料(図12BのRF
C)によって、例えばIn2O3,Pb2Ru2O7によってコートさ
れる。このコーティングはコントロール電極をスペーサ
電荷蓄積効果を停止するように接続する。これらのコー
トされたものは抵抗性は余分な漏洩電流が近接するコン
トロール電極間に過度の漏洩電流をもたらすように、高
くはないが静電荷の蓄積を制御できる程度に低くなけれ
ばならない。
106Ohm/cmが適当な値である。
(4) フィラメントのアレイに加えるに他の補助的な
フィラメントがカソード構造で冷たい端子効果を補償す
るために加えられる。例えば、もしカソードが垂直なフ
ィラメントアレイで構成するならば、2つの水平フィラ
メントがアレイの上およびアレイの下にフィラメント端
に沿って(図18AのAF)のように付加され、全ての領域
がフィラメントが適当な温度で動作してしかも冷たい端
子効果をなくする。
(5) ディスプレイ装置がかなり大きな形状の場合に
はフィラメントは(図18A)に示すようにセグメント化
されて振動を防止し、垂れ下がりおよびその他の機械的
問題に対抗する必要がある。これらのセグメントは1つ
のセグメントの冷却端子効果が他のセグメントの動作領
域にカバーして冷たい端子効果をなくする。
(6) 親の出願番号No.657,867号に記述されているよ
うにコイルばね(図18C)は冷却端子効果をコイルを縮
ませることによって防止することができる。しかしなが
ら、コイルばねは大変機械的に強いものではなく、長い
EFDディスプレイ装置のためには、フィラメント(図18
A)は少なくとも2つの短いセグメントで2つの端部を
持つものから構成され、コイルばねによって支持され、
そして1または2以上の長いフィラメントセグメントの
間に長い指状のばね(図18B)によって支持される。
(7) 蛍光材料の効率の変化の量はその蛍光に投射さ
れた全体の電荷の量の関数である。
“陰極線間に使用される電子的な螢光材料の経時的変
化",ファノール,エイ.電子管技術の進歩、1960年9月
号参照。より早く劣化する蛍光材料への面積を増すと共
に電流密度を減らすことによって蛍光材料の効率の変化
に原因する色のシフトの問題が改良される。蛍光材料の
寿命は螢光材料の明るさが減少し、同じ条件で50%に低
下したときを持って規定されている。例えば、蛍光材料
A,BおよびCが50%に減少するために必要な電荷をQa,Qb
およびQcとするならば、これらの蛍光に当てられる電流
の密度をJa,JbおよびJcとする。ここにおいて、Ja:Jb:J
c=Qa:Qb:Qc、これによって制御電極のデューティファ
クタとか波形を変えることによって行う。それから電流
密度において、各々の螢光材料のドットサイズが好まし
い色混合を生成するように調整される。このドットサイ
ズの調整は螢光材料ドットの外形(図13A)または螢光
材料ドットに同じ大きさの孔(図13B)を設けることに
よって効果的に放出領域を変えることができる。
(8) 蛍光ドットサイズおよび駆動波形の変化させる
という前述した記述によるアプローチではスペーサ電荷
蓄積によって原因する明るさとか冷たい端子効果または
洗濯板効果による輝きの変動を補償するために利用する
ことができる。我々は蛍光のドットのサイズを電流の密
度が高いかまたはコントロール電極のドライブ強度であ
って、ここにおいて、電極の電流が低いところの螢孔材
料ドットサイズを減少させることができる。例えば、縦
方向のフィラメントのアレイが用いられて、補助的なフ
ィラメントが用いられない場合であって、ディスプレイ
タイルの上および下の近くの輝度が他のタイルのものよ
りも明らかに低いような場合である。これは線を上と下
側(図14Bにおけるライン1およびN)をより頻繁に他
の部分のディスプレイよりも励起する。すなわち、言い
換えれば、これらのラインがオンにされる時間のパーセ
ンテージを増加することによって成される。または我々
はこの差を制御信号(電圧)の振幅またはパルス幅を上
または下の線(図14Aにおけるライン1およびN)をそ
の時間を等しくすることによって成される。両方の方法
は同時に行うことができるであろう。
しかしながら、上記の議論において我々はカソードが
フィラメントアレイを用いているということに基づいて
いるということを理解されるべきである。多くの方法、
ちょうど議論した方法を他の形式のカソードにも利用で
きる。例えば、もしエミッタアレイのフィールドのスト
ライプがカソードとして用いられるならば、冷たい端子
効果は問題にならない。なぜならば、電子の放射率はも
はやカソードの前記温度に依存しないからである。他の
問題の全てはしかしながら、先に議論されたものが有効
に利用できる。
コントラストおよび像の増強:ディスプレイ装置のコン
トラストはその表面を希望する観察条件下において、そ
の最大と最小の輝度間の比率によって定義される。高い
コントラストのディスプレイシステムは高度に飽和した
色の生き生きとした種々の影の詳細を表示できる。低い
コントラストのディスプレイは一般的に言って、ぼんや
りとしていて暗い影のイメージを明確に表現できない。
コントラストを増大させるために通常のCRT TV シス
テムにおいては、そのブラック マトリックス システ
ムとかアルミニウムバックを蛍光材料にコーティングす
るとか、染められた螢光材料とがグレイフェース板を使
用していた。
これらの方法の上に3つの新しい方法がそのコントラス
トを増強するために利用される。
(1) 装置の表面板は使用される蛍光材料の放射のピ
ークに合った波長領域に高い透過率を示す(図15)スペ
クトル選択性を持つガラスを使用する。
例えばホーヤ光学製のコントラスト増強ガラス、AC−36
またはAC−55はP−22シリーズのカラー蛍光材料のピー
クに対して40%を超える透過率を示すが、他の可視光に
ついては2%しか許さない。
(2) 赤,緑と青の透明インクの点が、表面板(図8
B,8C,16および12B)の上にコートされ、カラーフィルタ
が形成される。これらのドットパターンは表面板の他の
側の蛍光体ドットパターンに適当に一致しなければなら
ない。これらのカラードットはそれ自身以外の光をほと
んど吸収する。
(3) カラーフィルタの層で第2の方法に記述された
ものは、アノードと面板間に配置できる。この応用にお
いて単に顔料が高い温度に対して安定であって、EFDの
シーリング環境で使用されるべきである。
上述した全ての3つの方法は環境の明かりがかなり広
い帯域幅であって、蛍光材料の放射が通常非常に狭い幅
において成されるときについて記述したものである。こ
の選択的吸収は環境光から有効に反射させることによっ
て、螢光材料によって透過される光を適当な明るさのデ
ィスプレイを維持することによって成される。
1つの好ましくない副作用がカラーフィルタで第2の
方法のものを用いたときに発生する。なぜならば、カラ
ーフィルタと蛍光材料は表面板の反対側の面にコートさ
れるものであるから、それらはお互いが正常の方向から
見られたときにのみ一致する。もし、ある角度をもって
見られたならば、蛍光材料とフィルタが異なった色とし
て重なる。カラーフィルタは高い吸収係数を他の光に対
して持っているのであるから、その重なりは見る角度θ
が増大する(図16)ほど減少する。この問題は、フィル
タと異なった色のフィルタの間にギャップを残すことに
よって避けられる。ギャップのサイズは面板の厚さと見
ようとする角度の関数である。例えば、与えられた見よ
うとする角度で厚い面板の場合には、ギャップが大きく
なればフィルタの効果はより少なくなる。この技術は面
板が薄く形成されている場合、例えばEFD技術において
利用される多くの装置に適合する。
その他のEFDの主な特徴は網形状のスペーサ板を利用
することである。この特徴はEFDに大きな領域のディス
プレイ装置で非常に強いが、軽い重さの構造を許容す
る。しかしながら、これらのスペーサの足跡は表面板の
スペースをとる。加得るにスペーサの電荷蓄積効果に基
づいて陰極電子はスペーサ表面に極めて接近することが
できない。集合的にいって、これらの領域は放出不能で
あり、なぜならば、2つの理由によるものであって、ち
ょうどスペーサの影として言及されるであろう。これら
の影の領域は黒いガラスフリットの筋によって覆われる
であろう(図8B,17A−17CのBMMまたは黒のマトリックス
マスク)が他の電力の損失を減少させて、コントラスト
を増強させる。これらの黒マトリックスマスクは黒い線
がイメージをディスプレイしたときに現れる。これらの
線は、補償レンズ(図17Cのフルネルレンズ)を面板
(図17AのCL)に付着させることによって補償できる。
これらの結合された光学的なレンズの資質および表面の
板はこれらの黒い線であって、観測者に感知されるもの
を減少させるであろう。EFDのモザイク形態において、
この特徴は全く重要となり、なぜならば、内側のタイル
ギャップ(図17AのITG)、むしろスペーサ壁の値が黒の
ストリップの幅を決定し、これらのギャップは一般的に
言って、スペーサの壁の厚さよりも大きい。
本発明の最後の特徴はカラーEFD装置の赤,緑,青
(R,G,B)の蛍光材料のドットパターンに関連するもの
である。広く知られているように人間の眼は特に緑に対
して感度を持っている。事実上、白の光に対する輝きの
間隔は大雑把にいって60%が緑から、30%が赤からおよ
び10%が青によるものである。人間の視覚のシステムは
ルミナンス(または輝き)の変化に対する解像分解能力
の方がクロミナンス(または色)より敏感である。RGBG
パターン(図19B)がRGBパターン(図19A)に対して優
れているところは次の理由による。
(1) 同じ数だけの蛍光材料ドットが与えられるとす
ると、RGBGパターンの繰り返しは、RGBパターンの繰り
返しのそれよりも50%多く、緑のドットを持つことにな
るだろう。数学的にいえば、RGBGパターンにおいては50
%のドットがGであり、RGBパターンにおいては33.3%
の緑のドットに比較すると緑のドットの比は:0.5/0.333
=1.5となる。緑は輝度情報の大多数を持っているか
ら、RGBRパターンはRGBパターンよりは高い解像度を持
つと感じられることになり、その理由は人間の視覚シス
テムが色よりも輝きに対してより高い認識力を持つから
である。
(2) RGBGパターンは常に1つの赤のドットと青のド
ットが全ての緑のドットを囲むことになっている(図19
B)。これはRGB3極子が局部的に全ての緑のドットで囲
まれ、それが円滑な色混ぜ合わせ効果として人間の眼に
与えられる。
(3) このRGBGパターンはまた二次元の形態(図19
C)の形でも繰り返すことができる。この配列は部分的
なRGB3極子を達成する。RGB3極子の形態を縦,横両方向
に達成するであろう。これに加え得るに像の円滑性を極
めて上昇させることができ、この二次元RGBG配置の中の
緑のドットが垂直または水平ラインに対向してチェスボ
ードパターンを形成し、それは良く知られているように
垂直または水平の線がより劣った像の品質を景色との関
係でつくり出す傾向に対向する成果を挙げるものであ
る。
図19A−19Cのドットパターンは次のようにして一般化
することができる。図19A,19Bを参照すると、赤
(R),緑(G),および青(B)の蛍光体ドットが縦
方向から形成しており、図19Aにおいては、RGBの繰り返
しパターンで図19BはRGBGの繰り返しパターンである。
図19Cにおいては、垂直の列を形成する代わりに、赤,
緑および青の蛍光体ドットは同じ色においてRGBGの繰り
返しパターンの傾いたアレイを形成している。
高分解EFDモザイクタイル 図8Aから19Cを参照すると、5極形式のモザイクEFDタ
イルの具体例が示されている。同じ数字が同一または対
応する部分をこの具体例の関連において用いられてい
る。
表示されているEFDモザイクタイルは表面板FFP,裏面
板BFPおよび4つの横壁SWから、真空室を形成してい
る。表面の面板FFPは図15に示されているような透過曲
線に類似する特性を持つスペクトル選択性を持つガラス
により形成されている。通過の透過曲線のピークはこの
装置に用いられている蛍光材料のピークと合っていなけ
ればならない。
好ましくは赤外線側の透過曲線は装置の内側に熱が閉
じ込められないように高くなっているべきである。この
透過曲線の谷間の部分は環境の光を充分に吸収するため
に大変に低い透過率を持っている。透過曲線のピークの
部分では蛍光材料によって発せられた光を過度な損失な
しに通過させる。これに加得るに、環境の光はFFPを2
回通過することになるであろうから、一度外側からFFP
を通過して蛍光材料層に達し、再度蛍光層が観察者に戻
ることになり、環境光の減衰はFFPの透過率の二乗とな
る。このガラス板の効果は装置が観察環境内において検
討されたときに、充分に装置のコントラストを増強させ
る。カラーフィルタCFの層は透明なインクまたは他の材
料がFFPの表側の面にコントラストを増強させるために
塗られたものである。このカラーフィルタの層の動作の
原理はFFPに用いられるスペクトル選択性のガラスと似
ている。相違点は各々のカラーフィルタは単にその透過
曲線中に1つのピークを持つことであろう。しかし、異
なった光を発生する蛍光材料の前に異なった色のフィル
タが配置されるのであるから、異なったカラーのフィル
タの色と蛍光体の発生する色ゐ合わせて配置されるので
あるから、このカラーフィルタの層は装置のコントラス
トをかなり増大させる。
FFPの内側表面上に透明な導電材料である,例えばSnO
2またはITOがアノード(A)としてコートされる。色蛍
光ドット(P)の層は赤,緑,または青の光を図19Cと
同じようなパターンで放射し、Aの上にさらにコートさ
れている。黒いガラスフリット材料より形成されるブラ
ックマトリックスマスクBMMは蛍光体材料層と同一の平
面内でアノードの表面にコートされている。銀ペースト
のトレースSPTがブラックマトリックスマスクBMMの下側
でアノード(A)の表面にプリントされている。このパ
ターンは表面板FFPで孔AHにアノードが広い領域におい
て、低抵抗を供給するように一致させて覆われている。
カラーフィルタのパターンCFと蛍光体材料のドットのパ
ターンはお互いが一致するように合わされている。さら
に、フィルタドットとドットの異なった色の間にギャッ
プがブランクを残している。ギャップの幅G(図16)は
FFPの厚さTおよび屈折率nに関連させられており、隣
接する蛍光体ドット間のギャップDと望まれる観察角度
θとで累積される合わせ誤差εは次の式で与えられる: G=ε+2T×tan(sin-1(sinθ/n))−D 上に与えられた式から表面板ガラスの厚さはカラーフィ
ルタの効果をあらしめるためには極力薄くすべきことで
あることが分かる。FFPの上,BFPに向かって、3つの層
のスペーサ板(SP)SP1からSP3がそれらの上に逐次積み
上げられている。これらのスペーサ板はそれ自体の開口
であって、積み上げられたときに次のようになるように
設計されており、つまりそれらの壁がなだらかな傾斜面
を表面に向けられた方向に持っており、そしてアノード
に突き当てられている。スペーサ板SP2およびSP3はいろ
んな薄い絶縁壁IWを持っている。SP3とSP2が積み上げら
れたときに結合された構造は多くの分離トンネルITを分
離壁IW(図12Aおよび12B)の間に形成する。これらの分
離トンネルITは蛍光体と対の外側の線に一致させられて
いる。これらのトンネルの最も重要な機能はアノードに
向けられる電子の軌跡を物理的に閉じ込め、そしてその
ことによってクロストークの大部分を消滅させることで
ある。1つのトンネル内の2つの蛍光体は異なった走査
線に対応するものであるが、それらは僅かなクロストー
クに基づく色飽和の損失を極小化するために同じ色とな
っている。SP2の壁の表面,および、たぶんSP1およびSP
3の表面はさらに抵抗性の材料で静電荷の集積を制御す
るように被覆されている。非常に小さいピッチを持って
いるスペーサ板SP3からSP1により、またこれらのスペー
サSP1からSP3およびFFPがガラスフリットまたは適当な
接着剤により、図12Aに示されているように強固に接合
されていることにより、結合された構造はFFPがその厚
さで単独に存在しているよりもはるかに強度な構造を持
っており、かくして非常に薄いガラス板をFFPとして用
いることが許される。
支持壁SP3,SP2およびSP1の支持壁のピッチに依存して、
表面板FFPを1mm以下のガラス板から形成することができ
るが、それでも充分に大気圧に対向できる強度を持って
いる。
制御グリット電極は3層の細い金属線であって、直径
がほぼ0.1ミルで中心から中心までのピッチがほぼ0.1か
ら0.5mm(図11A,11B)に形成されている。これらの金属
線はグループ化されて、各層の電極を形成している。層
G3は2つのスペーサ板であって、細かい分離壁(SP2,SP
3)の間にサンドイッチ状に保持されている。層G2はス
ペーサ板SP2とSP1間にサンドイッチ状に保持されてい
る。層G1はカソードに対面してSP1の上に置かれてい
る。これらの電極の全て3つの層は振動や垂れ下がりを
極小化するためにスペーサ板に接着されている。
G1およびG3の両方の電極は水平方向に配置されている。
2つのG3電極と1つのG1電極は各々のトンネルの2つの
異なった交差点において、分離トンネルITの各々の行を
カバーしている。G1とG3は線ごとの走査を遂行するため
に同期して走査される。
G2は電極を垂直方向に向けられており、各々のG2電極は
分離トンネルITの1つの列をカバーする。
各々のG2電極とG3電極の明確な対の重なり合う領域がピ
クセルを規定する。そのようなピクセルにおいて、蛍光
材料の点はアノードの表面に規定される。
2つのピクセルが1つの分離トンネルITを共用してい
る。前面/観察方向からの重なり合わされた状態が図20
に示されている。
各々の電極の直径と,ピッチおよびそれらのアノード
からの距離を制御することによって、G3,G2,G1およびカ
ソードG1電極は飽和電圧Von1をほぼ20Vから80Vの領域で
カット−オフ電圧Voff1を0Vから−20Vの範囲で持ち;G2
電極は飽和電圧を10Vから40Vでカット−オフ電圧Voff2
を5Vから−10Vの範囲で持ち;G3電極は飽和電圧Von3をほ
ぼ10Vから30Vでカット−オフ電圧Voff3をほぼ−10Vから
−60Vで持っており、これら全てはカソードが設置レベ
ルまたは0Vということを前提としている。線Nが走査さ
れるとき、電極G3Nおよび電極G1N/2が電圧Von3とVon1
各々持ち、そしてその線中の各々のピクセルは対応する
G2電極に与えられる電圧によって制御される。図11Bに
示されているように、G3は隣接する走査線間のクロスト
ークを減少させるために用いることができる。G3へのオ
フ電圧を適当に選択することによって、電子は走査され
ているピクセルの方向に走査され、走査されていないも
のから遠ざけられ、これはカソードを0電圧として負の
電圧をオフ電圧として与えることによって成される。
スペーサ板SP1と裏面板BFPとの間はスペーサバーSBの
層と強化バーRBである。図12Bに示されているように横
電極SEと裏電極BEはスペーサ/強化バーと裏面板の上に
各々配置されている。これらの電極に電圧が供給された
とき、電界はフィラメントカソードによって生成された
電子の拡散をさせ、そしてスペーサ壁の表面の静電荷に
よって生成される電界に対向する。電極SEとBEは高い二
次電子放射材料,例えばセシウム酸化物化合物を含んで
いる。これらの電極を適当に付勢することによって二次
電子放出センターを設けることができる。二次電子放射
によって発生させられた余分の電子の効果を組合せるこ
とによって滑らかな電子群を生成することができる。
表面板FFPの上,裏面板BFP,スペーサ板SP1からSP3お
よびスペーサバーSB,合わせ孔(AH)および位置合わせ
貫通孔(ATH)は位置合わせピンAPがこれらの孔を貫通
し、全ての部品がお互いに一致するように設けられてい
る。ある位置合わせピンAPは金属ピンを中心に設けたガ
ラスチューブである。
金属ピンは2つのAPの端部から延び出している。
一端において金属ピンはアノードAに接続されて、銀ペ
ーストがプリントされているアノードAを貫通して接続
されている。他端において、APの金属ピンは裏面板BFP
の後側に固定されているPCBに接続され、BFPの後ろにあ
るPCBからのアノードの接続を提供している。この構造
において、APのガラスチューブと位置合わせ貫通孔ATH
の壁はATHを貫通して絶縁性の働きをし、アノードをコ
ントロールゲートおよびカソードフィラメントに接続し
ている。結合された壁の厚さはアノード電圧であって、
それは通常500Vから5,000Vに対向する厚さが与えられる
べきである。コーニング社のフォトフォームガラスでは
誘電体強度は4,000V/milとされているので、合成された
絶縁厚さはほぼ1.6ミルまたは0.04mmとすべきである。
銀ペーストのトレースSPTであって、アノード上に印刷
されたものは一般的にスペーサ板SP3の足跡の下のスペ
ースを専有する。これらの銀ペーストトレースSPTは全
体のアノードに亘って熱集中が起こることを防止するた
めの低い抵抗を提供しており、その熱集中はそうしなけ
れば、アノードの被覆とメタル金属接続体の間に起こり
得るものである。
横壁(SW)は薄いガラス材料でほぼ0.2mmから1mmの厚
さのものから作られている。内側の壁は導通性の接続ト
レースWTが電極G1,G2およびG3をPCBに接続するためにプ
リントされている。
他の接続線は他の内部電極,例えば横電極SEであって、
スペーサ/補強バーの表面に配置されているものおよび
裏電極BEであって、裏面板BFPの表面に設けられている
ものを接続するためにプリントされている。コントロー
ル電極と接続トレースWT間の接続であって、横壁にプリ
ントされているものはスプリングばね作用を介して機械
的に接続されている。導伝性のペースト,例えば銀ペー
ストが接続点の導通を向上させるために付加されてい
る。
横壁は表面板とそれらの狭い横の幅をシール用のガラ
スフリットをほぼ430度摂氏でもってシールされてい
る。これらの横壁SWは内部のスペーサ層SP1からSP3,補
強バーRBおよびスペーサバーSBによって支持されてい
る。スペーサ板SP3は壁または横バーをSP1からSP2がエ
ッジであって、横バーが横壁SWに沿って全体の長さのサ
イドバーの接触をしているようなものを持っていない。
しかし、狭いピッチのSP3の狭いピッチの壁は各々を10m
m以内の間隔でもって分離し、各々はそれらのエッジが
横壁SP3に充分な支持を横壁SWが薄いガラス板を用いる
ことができるように支持している。SP3の端の壁を除去
する主たる目的はITG内部のタイル幅(図17A)を減少さ
せ、それは多くのタイルが一緒にされて完全なディスプ
レイシステムを形成するために極小化するためである。
スペーサ板SP1およびSP2の両方は壁を持っていて、それ
らは横壁SWと接触をしている。これらの壁はのみ形の構
造で尖った側をアノードに向けている。横壁のさらに他
の支持を提供するためにこれらの壁には配線接続が横壁
上に印刷されており、そしてコントロール電極が良い接
触状態にある。これに加得るに、これらの壁の傾斜され
た表面はカソードからアノードに流れる電子の流れの混
乱を減少させ、そしてそれによって、タイルの横に沿う
影を極小化する。内部のタイルギャップITGの視覚の衝
撃をより減少させるためにスペーサの足跡,補正レンズ
CLが表面板FFPに図8B,8Cおよび図17A−17Cに示されてい
るように設けられている。図17Cはフレネルレンズの形
状におけるCLの他の具体的構成である。このレンズの表
面は光学的にITGとブラックマトリックスマスクBMMの幅
を減少させるように設計されている。このレンズは光学
的に透明な材料,例えばガラス,有機ガラス,アクリル
またはプラスチックガラスのような透明な材料で作られ
ている。表面の曲面の部分は光学的に透明でなければな
らない。表面の平坦な部分は環境光の反射を拡散するた
めに粒状にすることができる。他のアプローチとして
は、全体の表面を反射防止コーティングをすることであ
る。別のレンズを用いることなく、表面板FFPは前述し
た特徴を持つ形態にすることができる。
4つの全ての横壁は内側に5度,FFPからBFPに向かっ
て傾けられている。この傾きがタイル間の小さなギャッ
プを作り出している。これらのギャップは近接するタイ
ルの表面板FFPがお互いに横壁SWに大きい歪みを生ぜさ
せることなく、密接して組合せることを可能にしてい
る。バッファ層BLの層が、横壁SWの外側表面に設けられ
る。前記傾斜によって形成されるギャップおよびこのバ
ッファ層BLは横壁SWを隣接するタイルの機械的な摩擦お
よびゴミ粒子のスクラッチから守る。
横壁SWの内側でスペーサ板SP1と裏面板BFPの間には強
化バーRBがある。これらの強化バーは横壁SWの内側表面
にガラスフィットのようなもので接合されている。効果
的には横壁のSP1とBFPの間の厚さはSWとRBの厚さを結合
することによって増加させられる。強化バーRBはさらに
その表面に位置合わせの溝ASを持っている。これらの位
置合わせスロットの位置は壁のスペーサSP1の壁に対応
させられている。スペーサバーの中の孔ATHを貫通する
位置合わせによって、これらの位置合わせスロットASは
SBの位置をスペーサ位置SP1からSP3へ正確に位置合わせ
することを可能にし、およびこれによって部品間の高精
度の位置合わせ精度を得ている。
これらの構造に対する代替は、1つの構造で組み立てら
れた強化バーRBの形にスペーサバーSBの構造に1つの構
造をエッチングすることである。この代替品は大変精密
であり、比較的厚い光電感度を持つガラスで、約1.5mm
から5mmのものを必要とするから極めて無駄である。こ
れに加えて、横壁電極SE形成工程は1つの構造において
は極めて複雑になるであろう。
スペーサ板SP1と裏面板BFPの間の空間にフィラメント
配列アレイを持つ陰極が存在する。図18Aから図18Cにフ
ィラメント配列の可能性を示しているものであり、これ
らで各々のフィラメントは3つのセグメントを持ってお
り;2つは短いものであって、コイルばね(SC)に支持さ
れているもの、2つの両端縁で支持され、そして長いも
のは指状のばねにより中心で支持されている。冷たい端
子,すなわちサポートであって、熱導通するエネルギー
損失に起因するものを埋め合わせるために、これらの3
つのフィラメントのセグメントは互いに1つのフィラメ
ントの冷たい端子が他の通常の動作領域によってカバー
されるように配列されている。これに加えて、2つの補
助的なフィラメントAFが上および下側のアレイのサイド
に設けられて各々のフィラメントの端部における冷たい
端子をカバーするように設けられている。さらに一般的
に言えば、これらのアレイは実質的に平行なフィラメン
トであって、各々の端部に存在することである。
補助的なフィラメントは端の部分に低温温度効果を減少
させるために配列される。指状のばねの例とコイルばね
が図18Bおよび図18Cにそれぞれ示されている。横の電極
SEおよび後の電極BEを一緒に用いることによって、これ
らのフィラメントカソード行動はかなり均一な電子雲形
状をコントロール電極G1,G2およびG3の後方に形成する
ことができる。これらのフィラメントはPCBにフィラメ
ント接続ピンFCP(図8C)であって、それらはガラスチ
ューブで金属ピンをその中心に持つものによって接続す
ることができる。これらのピンFCPは裏面板BFPに孔開け
またはエッチされた孔を貫通してそれにシールされる。
好ましい投射条件においてフィラメントはその端部で
一定の電圧によって加熱される。かくして、発生させら
れた熱はフィラメントの温度を自由電子が熱電子放出に
よって発生させられる温度まで上昇させる。
この規定されたフィラメント加熱電圧は図21Aに示され
ているようにパルス状に印加され、すなわちライン走査
の間で、すなわち垂直ブランキング期間であって、エネ
ルギーのパルスがフィラメントに供給されて、それらの
温度が維持される。この加熱温度は、すなわちそこには
中心にタップが付けられ、それが接続されている接地が
用いられているトランスが、AC矩形波電圧が平行電圧と
してフィラメントの端部に印加される図21Bに示されて
いる。
カソードによって生成された電子は種々の電界で、後
(BE)および横(SE)というフィラメントカソードに関
連して配置されたものによってさらになだらかにされ
る。これらのさらに均一な電子雲はそれからG1電極に与
えられる電圧によって追い立てられる。G1に印加される
電圧がカソードに対してかなり高い電圧であって、前記
電子はG1の方向に加速される。
G1は非常に細い金属線から構成されているので、加速
されたほとんどの電流はこれらの針金を離れ、そしてG1
とG2間の空間に入る。この空間において、G2に印加され
ている電圧がこれらの電子であって、G1に触れないでき
たものが、さらにG1に戻されるか、またはG2の空間に引
かれるか、G2およびG3の空間に引かれるかを決定する。
同様な条件がG2とG3の空間においても繰り返される。コ
ントロール電極の全ての3つの層を通過した電極はそれ
からアノードの方に加速されて、アノードの上にコート
された蛍光材料にアノード電圧によって決定されるスピ
ードにおいて突き当てられる。
この動作においてG1は電子の最初の加速にもっとも責
任がある。電子がG1を通過するとそれらはほとんどG1に
直角な方向に移動し、としてその結果アノードの方に移
動する。この一般的な移動の方向はG2,G3でそれらがア
ノードに到達するまで維持され、そしてEFD制御電極で
焦点合わせが成される。
EFDのマトリックスアドレスの解像の重要な要素はアノ
ードとコントロール電極間の距離である。通常のカラー
CRTテレビジョンセットに比較して、EFDでは低いアノー
ド電圧が用いられること、および電子ビームの形成と変
更装置を省くことができるので、アノードとコントロー
ル電極間の距離を非常に短くすることができる。この短
い距離がかなり電子運動の横方向の動きを減少させ、そ
の結果散乱のチャンスを減少させるので、この装置のア
ドレスの解像は改良される。
スペーサ板に薄い分離壁IWを付加することによって物
理的にピクセルからピクセルを分離することにより、EF
Dの焦点合わせ能力をさらに改良する。
現在の実施形態においては、SP2とSP3の両方が薄い分離
壁を利用しているから、解像力はこれらのスペーサ板の
精度によって実質的に決められるであろう。
G1とG2が正方向に付勢され、そして全てのG3電極がカ
ットオフ電圧であれば、G1に引きつけられる電子はこれ
らの電極とついにはG1はぶつかり、G1に吸収される。し
かしながら、G3電極中の1つのG3電極がターンオンされ
ると、その結果そのバウンドしている電子の大部分がタ
ーンオンされたG3電極を通過する道を見出して、そして
そのアノード電流密度を増加する。換言すれば、輝度を
増加させる1つの方法は現実にG3によって走査させられ
るよりも広い領域をカバーするG1電極を持つことであ
る。
電極線の中心を通る軌跡を持つ電子だけが、電極に吸
収されるチャンスを持つので、吸収係数またはカソード
から発生させられてアノードに到達する電子と細い線の
制御電極を持つEFDのカソードで発生させられた電子の
割合は適当に金属線の直径とピッチを選択することによ
り95%以上にすることができる。
もし塞がれる領域と開かれる領域が適当に制御されるな
らば、同じような効果が針金クロスまたは網形状のホイ
ルで孔開けまたはエッチングされたものについても期待
できる。針金クロスまたは網状のホイル電極が使用され
るときに電極はそれらのパターンが(図22に示す)壁に
対して45度方向を持たせることができる。これは電極材
料と残りのEFD構造との間の熱膨張係数に起因する変形
を防止することができる。
電極が金属ホイルの1.5ミルの厚さで426の合金にエッ
チングまたは孔開けさせられたものから作られている場
合には、異なったアプローチがこの電極をPCBに接続す
るために用いられる。図24Aは電極アレイがフレームか
ら切り出されて、そして図24Bに示されているような形
状に形成される前の平面的な電極フレームの平面図であ
る。図24Aに示されているように各々の電極の一方側に
長い指状のものを残すことによって、PCBへの接続は図2
4Bおよび図24Cに示されているようにこれらの指をPCBに
単に接続することによって成される。このアプローチに
よって横壁SWは接続トレースWTでそれらの表面に印刷さ
れたものおよび横壁SWは裏面板BFPを超えて延びている
ことを必要としない。横壁の表面の接触点の省略は接合
材料のより自由な応用,例えばガラスフリットで接続点
の上に達することを心配する必要がない等の自由な応用
を許容する。
各電極の指の開口は種々の横壁構造間の接続強度を最
大にすることを許容する。また、パターンの形状におい
て、隣接する電極との小さな電極に注意しなければなら
ない。この小さなリンクはそれらの組立工程においてそ
れらの適当な位置を維持することを許容する。これらの
リンクは後にレーザカッティングのような技術によって
除去される。
改良されたアノード接続 図23Aに示されているようにEFDの当初のモザイク設計
においてはアノード接続はタイルの後側の中心に設けら
れたガス出し孔707を介して成される。この接続の概要
はアノード電極が1.5KVよりも低い場合には有効であ
る。アノード電圧が上昇するにしたがって、しかしなが
らフィラメント413によって放出された電子は707を介し
て、アノード接続405に直接に飛び始める。このカソー
ドとアノード電極間の短絡経路は当初のEFD構造のブレ
ークダウン電圧の制限に対して責任をとらなければなら
ない。改善された陽極接続は図23Bに示されている。こ
こにおいて分離ベンチ499であって、選択的に用いられ
る電極板497であって413に接続されているものが、ガス
出し孔407の上に配置されている。孔707の直径を適当に
制御することによって分離ベンチ499の高さ幅および長
さと,413と405間の通路は有効に阻止され、EFD装置の安
全な動作電圧がかなり向上させられる。
図8Bと図10に示されているように位置合わせピンを用
いることによって、他のアノード接続計画が可能とな
る。この方法においては、アノードの接続は位置合わせ
ピンとの中心の金属コネクタを介して成され、そして位
置合わせピンはガラス組立へシールされる。それらは高
い絶縁性材料によってとにかく包み込まれているから、
これらのコネクタとしたがって、EFD装置はこのタイプ
のアノード接続構造を持って、より安定性を持って5,00
0V以上のアノード電圧において動作可能である。
1つの高分解のEFD 図25Aから図28Aを参照すると、5極形の1つのEFDス
クリーンの具体例が示されている。
同じ参照符号は同じかまたは対応する部分をこの部分の
議論のために用いる。多くの部分は構造的および機能的
にすぐ前で説明されたものと同じである。
これらの部分は同じ名前で、そしてそれらの説明は異な
っている点について行われるか、混乱しそうな部分につ
いてのみ行われる。
示されているEFDの単一のスクリーンは表面板FFPと裏
面板BFPに3層のスペーサ板SP1,SP2およびSP3,スペーサ
バーSBおよびエッジスペーサバーESBから形成されてい
る。
表面板FFPはスペクトルに対して選択性のガラスであ
って、図17に示されたものに類似する透過率曲線を持つ
ものから作られている。FFPガラスの透過率曲線のピー
クはこの装置において用いられる蛍光材料の放射ピーク
と一致させられるべきである。
FFPの内側の表面上には、透明な導電材料(図25A,25C
には示されていない)であって、SnO2またはITOがアノ
ードAに被覆されている。色蛍光ドット(P)の層は
赤,緑および青の光を放出するものがアノードの表面に
コーティングされている。蛍光物質のドットパターンは
二次元配列で図19Cに示されているようにRGBGを繰り返
す。これに加えて、ブラックマトリックスマスクBMMの
層は黒のガラスフリットから作られており、これはまた
アノード上に蛍光性ドットの層と同一平面において被覆
されている。
ブラックマトリックスマスクBMMの層の下および透明な
導体の上にはシルバーペーストの板のパターンがアノー
ドの表面抵抗を減少するためにプリントされている。銀
ペーストのトレースのパターンはさらにFFPの中の位置
合わせ孔AHを貫通している。これらの孔は位置合あわせ
が目的およびアノードを節約するために用いられてい
る。
スペーサ板SP1,SP2およびSP3の層はFFPの上に積み重
ねられており、ここにおいてSP3は直接にアノードに接
続し、SP2はSP3の上にそしてSP1はSP2の上に設けられて
いる。スクリーンのサイズに依存して各々のスペーサ板
の層は小さなスペーサ板の多層から形成されている。こ
れらの小さい板は要求される精度を持って、スペーサ板
を製造する可能性のある技術はコーニング社のフォート
フォームガラスである。最も大きな板であって、フォー
トフォームガラスによって製造されているもの,ほぼ16
インチ×20インチの大きさのものである。より大きな板
をつくることが可能であるが作られてはいない。
より小さなスペーサ板の辺を精密に一緒にして大きなス
ペーサ板とすることは、対角線において30インチ以上の
大きなスクリーンを作るためには不可欠な技術である。
SP1の上にはスペーサバーSBのアレイが設けられてい
る。スクリーンの4つの縁に沿ってエッジスペーサバー
ESBが横壁を形成している。これらのスペーサバーの上
には裏面板BFPが真空室を完成するために配置されてい
る。
フィラメントアレイから形成されたカソードはSP1とB
FPの間の空間に配置されている。フィラメントは垂直方
向に向けられており、G1電極の方向と直角方向に走って
いる。横電極SEおよび後電極BEはフィラメントの後側の
横に図12Bに示されているように配置され、表示の均一
性を改良している。各々のフィラメントは多数の短いセ
グメントであって、指状のばねで両端を支持されてい
る。これらのセグメントはこれらの端部を冷たい端子効
果を減少するために重ね合わされている。その他の補助
的なフィラメントは利用されていないが、フィラメント
は僅かにアノードの上および下を超えて延びて、その領
域における冷たい端子効果を避けている。テレビとかモ
ニタの応用においては、フィラメントはパルス状の電圧
をフィラメントに垂直ブランキング期間中に供給するこ
とによって加熱することができる。
制御電極G1,G2,G3の層は図12Bに示されているように
スペーサ板SP1,SP2およびSP3の3つのスペーサ間に層状
に配置されている。G1はスペーサSBの下、SP1の上に配
置されている。
G2はSP1とSP2の間に配置されている。G3はSP3とSP2の間
に配置されている。G1およびG3の制御電極中の制御電極
は水平方向に向けられている。それらは走査動作を行う
ために同期して動作させられる。各々のG1およびG3のグ
リット電極は2または3以上の細い金属線であって、ほ
ぼ直径が1ミルで相互に平行であって、ピッチはほぼ0.
1mmから0.5mmの間の中心にある。制御電極G2は垂直に向
けられている。この電極のセットは線が走査させられて
いるときに蛍光体ドットのための強度を変調する役目を
持っている。G2電極はG1およびG3のような細い金属線か
またはスペーサ板SP2の壁上にメッキされた電極とする
こともできる。G2がメッキされた電極でない場合に、ス
ペーサ板SP2の壁の表面は、およびSP1およびSP3の壁の
表面もたぶん、図12Bに示されているように蛍光材料で
あるRFCの層によって被覆されている。この蛍光材料層
は、電荷であって、電界を形成し、好ましくない経過を
もたらすであろう電荷の漏洩をさせる。G2が以下の電極
から構成されている場合には、表示は2つの線でいつで
も走査できる。これは各々の垂直G2電極をg2を上の半分
のg2′と下側のg2″に分割することによって達成され
る。各々の半分は表示の片側に接続されており、各々の
列のために一方側に接続されており、2つの異なったデ
ータ信号が同時に供給される。この接続形態において、
表示の輝度はかなり増強される。その理由は1つの線が
1回走査されるに比べて2回各々に走査されることで2
倍にされることによる。このことは同時に独立したデー
タをG2′およびG2″に供給し、そしてG2′,G2″をG1を
用いて同時に走査することによって完成させられる。
エッジスペーサバーESBは位置合わせスロットASと位
置合わせの貫通孔ATHを持っている。位置合わせスロッ
トASはスペースバーSBであって、壁を持つスペースバー
SBがスペース板SP1からSP3を介して位置合わせされるた
めに用いられる。この位置合わせ孔はESBとスペーサ板S
P1からSP3を位置合わせするために用いられる。好まし
くはESB1,ESB2およびESB3は一辺のガラスにして両者の
機械的強度と組立精度を改良する。ASおよびATHの位置
はスペーサバーSBおよびスペーサ板SP1からSP3を各々に
関連して行われる。真空管EVTがESB4aとESB4b間に配置
されている。
室内が適当に真空にされた後にEVTは内部の真空を維持
するためにシールドされるであろう。スペーサ板層SP3
とSP2は薄い絶縁壁を持っており、その機能は要約と第
1の実施例に記述されている。
エッジスペーサがESBの幅の中でスクリーンの4つの隅
に沿って、特殊な位置合わせピンMAPであって、ガラス
管から設けられて中心に金属が包まれているものが用い
られる。位置合わせ機能に加えて、これらのピンはアノ
ードを裏面板BFPの後に設けられているPCBに接続する。
アノードの表面にプリントされた銀ペーストトレースと
結合して、これらの特殊な位置合わせピンMAPは大きな
スクリーンのために低抵抗のアノード接続を提供するで
あろう。
スペーサ板が多数の小さな板から形成されているとき
に、この実施例の場合のようなもの、2またはそれ以上
のMPAが各々の隅にこれらの小さな板が回転するチャン
スを少なくするために用いられる。これと異なって位置
合わせの貫通孔は4つの隅の内側でないところで用いら
れる。G2電極が細い金属線から作られており、制御電極
が全てのスペーサ板の間に挟まれているので、位置合わ
せの孔ATHは4隅の1つに存在できず、2つの隣接する
スペーサ板層の間にある。
付加的な位置合わせ孔AHは孔開けされるか、表面板FFP
に孔開けされるか、エッチされ、位置合わせプロセスの
精度を保つ。
この実施形態において、各々のスペーサ板は8つの小
さな板AからHで図25Bに点線で示されているようにマ
ークされている。換言すれば、SP3は8個の小さな板SP3
AからSP3H(すなわちSP3A-H)から構成されている。各
々のスペーサ板は僅かに異なる方法によって分割されて
いる。または全体として強度を保つために位置合わせの
ための突出部pと溝gをそれらの端部に設けてエッチン
グされている(図27)。位置合わせ孔AH(図25C)がFFP
の上に形成されている。位置合わせピンAPESBはSP3A−
HをESBsに位置合わせするために用いられる。
位置合わせピンAPFFPはSP2A−HとSP1A−HをFFPと位置
合わせするために用いられる。
位置合わせのループはBFP,FFPを持つESBsからMAPsでス
クリーンの4つのコーナーにあるものによって完成させ
られる。この位置合わせプロセスは全てのスペーサ板が
正確な位置合わせを可能にしている。G2はSP2の表面の
プレートされた電極から作られているときには、金属線
がスクリーン組立の表面および平面に存在しない。これ
は位置合わせピンAPをFFP中の位置合わせ孔に位置さ
せ、そして位置合わせ貫通孔ATHであって、SP3A−H,SP2
A−H,SP1A−HおよびESBであって、簡単で正確な位置合
わせのために用いられる。上述したこれらの2つの位置
合わせ方法は多くの小さなスペーサ板から大きな表示板
を組て立てるのに利用される。この結果は一枚のEFD技
術のためにかなり大きな最大のスクリーンサイズとな
る。
スペーサ板SP1,SP2およびSP3のエッジに沿って、細い
位置合わせノッチANが、細い制御電極として利用される
細い金属線を位置合わせするためにエッチングによって
形成される。この位置合わせノッチANはシーリング工程
中に制御電極を表示装置の他の要素と一致させて保持し
ている。このようなこれらの位置合わせノッチANがなか
ったならば、細い金属線はシール用のガラスフリットで
高温のシーリング用のオーブンの中の種々の環境要素の
下で、彼らの正当の位置から動きやすい傾向となる。こ
れらの金属線の位置のドリフトは多くの好ましくない結
果、例えば隣接する電極との短絡とか蛍光体ドットとの
位置ずれと不安定なコントロール特性となり得る。高い
アドレス解像度は(1)カソードG1,G2およびG3との位
置合わせ;(2)電極の距離を制御するための短いアノ
ード;および(3)スペーサ板SP2とSP3間に分離壁を使
用することの組合せによって達成される。EFD技術の1
つの具体例の場合の特徴はここにおいて我々はタイルギ
ャップ間の問題を心配する必要がないからである。この
理由により、1つのEFD装置の中の蛍光体ドットはEFDモ
ザイクタイルに比較してより小さくすることができる。
1つの具体例の場合において、蛍光ドットピッチはほと
んどディスプレイ装置の種々の部品間の位置合わせ誤差
と薄い分離壁の最小厚さによって決定される。EFD装置
であって、コーニング社のフォトフォームガラスの技術
によるものは蛍光ドットのピッチは0.2mmまで実現でき
る。
この具体例に示されている特徴を組合せることによっ
て対角長さが70インチ以上で蛍光ドットのピッチが0.2m
m以下のものを製造することができる。
この技術は全色で大きなEFD装置であって、来るべきHDT
Vの利用のための中心的な技術を提供するものである。
本発明は上記のように種々の具体例を参照して行われ
たが、本発明について本発明の範囲内で種々の変形と変
種を提供することができる。
例えば本発明の範囲は添付の請求の範囲のみによって限
定されるべきものであると理解されたい。
フロントページの続き (72)発明者 リィアン ジェム ワイ. アメリカ合衆国、95133、カリフォルニ ア州 サン ホセ、ファラグット ウェ イ 1919 (56)参考文献 特開 平1−265433(JP,A) 特開 平3−49135(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 31/15 H01J 9/24

Claims (86)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】観察方向から見たときに、像を表示するた
    めの複数のピクセルドットを持つカソードルミネッセン
    ス可視表示装置であって: 容器であって、その中に室を規定し、前記容器は表面
    板,裏面板,および前記表面板と裏面板の間に横壁を持
    ち、それらが前記室を規定する一つの容器と; 前記表面板の上または側に設けられたアノードと; ルミネッセンス手段であって電子に応答して光を発射
    し、そしてそれはアノードの上または近接して設けれて
    いるルミネッセンス手段と; 少なくとも1つカソードであって、前記室内で前表面板
    と裏面板間に設けられている少なくとも1つのカソード
    と; 少なくとも第1および第2の長いグリット電極であっ
    て、アノードとカソードの間に配置され、前記電極の各
    々のセットはルミネッセンス手段とグリットに少なくと
    もお互いに観察方向から見たときに一部重なっており、
    そこにおいて重なっている部分がピクセルドットを規定
    する少なくとも第1および第2の対のグリッド電極と; アノード,カソードおよび2またはそれ以上のグリット
    電極に電圧を印加することにより、カソードから放出さ
    れた電子をアノードの上またはアノードに近接して設け
    られているピクセルドットのところのルミネッセンス手
    段にカソードから放出された電子を移動させるために電
    圧を印加する手段と;および 表面板および裏面板に機械的支持を与えるためのスペー
    サ手段であって、容器が真空にされるときに潰れること
    がなく、前記スペーサは,少なくとも1つのスペーサ板
    であって、カソードとアノード間で電子を通過させる孔
    を持っており、ここにおいて予め決められた1またはそ
    れ以上のピクセルドットが空間的にその孔に重なりあっ
    ており、ここにおいてクロストークを減少させ、前記ス
    ペーサ板は前記横板または横壁に空間を横方向の力に対
    抗できるように設けられているスペーサ手段とから構成
    したカソードルミネッセンス可視表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記アノー
    ドとカソードは2つの平面であって、それらは離れて配
    置されており、ここにおいて第1および第2のグリット
    電極のセットは第1および第2の平面にそれぞれ存在
    し、前記スペーサ手段はさらに少なくとも1つの網状の
    構造であって孔を規定し、それぞれは電子ルミネッセン
    ス手段の方に通過させて複数個のピクセルドットをアド
    レスし、前記構造および前記スペーサ板は表面板または
    裏面板および横壁に強固に固定されているカソードルミ
    ネッセンス可視表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の装置であって、ここにおい
    て前記表面板および裏面板およびスペーサ板は実質的に
    同じ平面的な大きさを持っており、ここにおいて前記3
    つの板はそれぞれ直接または間接的にそれらの端で強化
    用の構造を接続するために取りつけられているカソード
    ルミネッセンス可視表示装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の装置において、前記表面
    板,および裏面板は実質的にお互いに平行であり、前記
    スペーサ手段はさらに長いスペーサ部材を前記第1の平
    面および裏面板間に含み、前記部材は前記構造を裏面板
    に接続し、ここにおいて前記構造,前記スペーサ板およ
    びスペーサ手段はお互いに突きあてられ、そして前記表
    面板および裏面板に沿って前記表面板と裏面板を前記線
    に沿って支持するために前記裏面板および表面板に直角
    な線の方向に配置されており、前記装置はさらに前記ス
    ペーサを取りつける手段、前記スペーサ部材と前記表,
    裏面板および前記壁を強固な構造に取りつける手段を持
    ち、ここにおいて前記構造はメッシュ間にバーを持ち、
    前記部材はこれらのバーの内のいくつかのものが、突き
    あてられお互いに表面板と裏面板の間に存在するカソー
    ドルミネッセンス可視表示装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の装置において、前記構造は
    メッシュ間にバーを含み、そして各々のバーは隣接する
    ピクセル間の空間に一致させられているカソードルミネ
    ッセンス可視表示装置。
  6. 【請求項6】請求項2記載の装置において、前記構造
    は,メッシュと近接するグリット電極との部分の間に存
    在し、ここにおいて、少なくともバーに隣接するグリッ
    ト電極のある部分はそれらのバーから離れているものよ
    りもその間隔を狭くして前記構造に原因する暗い影の領
    域を減少させるカソードルミネッセンス可視表示装置。
  7. 【請求項7】請求項2記載の装置において、前記構造
    は,メッシュと隣接するグリット電極との間にバーを持
    ち、そしてそこにおいて電荷供給手段は、少なくとも前
    記バーに近接する電極に前記バーから離れているものよ
    りも高い電圧を与え、前記構造に原因する暗い影を減少
    させるカソードルミネッセンス可視表示装置。
  8. 【請求項8】請求項2記載の装置において、前記スペー
    サ手段は複数の網目状の構造を含み、前記構造は板であ
    って、大きな板構造体を形成するために互いに隣接する
    平面間に実質的に配置されているカソードルミネッセン
    ス可視表示装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の装置において、前記アノー
    ドおよびカソードは離れた2つの平面にあり、ここにお
    いて前記第1および第2のグリット電極は第1および第
    2の平面にそれぞれ存在し、前記スペーサ板は前記アノ
    ードと前記第1および第2の平面でアノードに近接する
    ものとの間に配置され、前記スペーサ板は孔を規定し、
    その孔は傾斜した平面を持ち、前記スペーサ手段はさら
    に少なくとも1つの網状の構造を含み、前記構造を形成
    するために取りつけられたバーを含み、前記バーは実質
    的に同じ孔の表面と同じ角度を持っており、実質的に円
    滑した傾斜面を形成するカソードルミネッセンス可視表
    示装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載の装置において、前記アノ
    ードおよびカソードは2つの離れた平行の2つの平面に
    存在し、ここにおいて前記第1および第2のグリット電
    極のセットは第1および第2の平面にそれぞれ存在し、
    前記スペーサ板は前記第1および第2の平面に存在し、
    前記スペーサ板は傾斜した平面を持つ孔を規定し、前記
    スペーサ手段はさらに少なくとも1つの網状の構造を含
    み、前記構造はお互いに前記構造を形成するためのバー
    を含み、前記バーは実質的に孔の平面と同じ角度をもっ
    て実質的に連続する傾斜面を形成するカソードルミネッ
    センス可視表示装置。
  11. 【請求項11】請求項1記載の装置において、前記ピク
    セルドットは1または2以上の色を表現するために隣接
    したグループ内に配置されており、ここにおいて各々の
    隣接するピクセルドットのグループは観察方向から1つ
    の重なり合う孔の中に配置され、前記スペーサ板はさら
    に前記1つの孔が前記ピクセルドットのグループの中に
    電子を分離して異なったピクセルドットのグループのク
    ロストークを減少させるカソードルミネッセンス可視表
    示装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の装置において、前記ピク
    セルドットは3またはそれ以上の隣接するドットで、色
    赤,緑および青を表現するドットであり、ここにおいて
    各々3またはそれ以上の隣接するピクセルドットは赤,
    緑および青に対応して1つの孔に存在し、前記分離手段
    はさらに2またはそれ以上の分離壁であって、前記孔を
    3またはそれ以上の小さな孔に分離し、各々3またはそ
    れ以上の赤,緑および青のピクセルドットにそれぞれ重
    なり合うカソードルミネッセンス可視表示装置。
  13. 【請求項13】請求項11記載の装置においてさらに前記
    スペーサ板またはブロックに導電性の層が電荷の蓄積を
    防止するために設けられているカソードルミネッセンス
    可視表示装置。
  14. 【請求項14】請求項1記載の装置において、さらに前
    記グリット電極を前記スペーサ手段に振動を防止するた
    めに接着する手段を含むカソードルミネッセンス可視表
    示装置。
  15. 【請求項15】請求項1記載の装置において、前記スペ
    ーサ板は光感応性のガラスセラミック材料から構成され
    ているカソードルミネッセンス可視表示装置。
  16. 【請求項16】請求項1記載の装置において、前記スペ
    ーサ板の一面における孔の大きさは他の面における孔の
    大きさよりも大きいカソードルミネッセンス可視表示装
    置。
  17. 【請求項17】請求項16記載の装置において、前記ピク
    セルドットは隣接する点のグループに配置されており、
    ここにおいて各々のグループに対応し、そして観察方向
    から見て孔に対応し、重なり合っており、前記スペーサ
    板はさらに2またはそれ以上の壁で、少なくとも1つの
    孔をさらに小さい孔に分割する壁を含み、各々は少なく
    とも1つの孔に観察方向から見たときにピクセルグルー
    プの1つのドットに対応し重なり合っており、ここにお
    いて各々小さい孔は他の壁の孔に対して傾きを持ってお
    り、ここにおいて各々の小さな孔の大きい方に一致させ
    られているカソードルミネッセンス可視表示装置。
  18. 【請求項18】請求項16記載の装置において、前記孔は
    それらの大きい方の寸法がピクセルドットに対応させら
    れているカソードルミネッセンス可視表示装置。
  19. 【請求項19】請求項1記載の装置において、前記グリ
    ット電極は針金を含み、およびここにおいて各々の孔は
    それが1本の金属線または2またはそれ以上の金属で電
    気的に接続されたものと重なり合っており、1またはそ
    れ以上の電極が1または2以上のピクセルドットで孔に
    対応し、またはそれらの輝度に対応するように走査する
    ために電気的に接続されているカソードルミネッセンス
    可視表示装置。
  20. 【請求項20】請求項1記載の装置において、前記スペ
    ーサ手段はさらに前記表面板と前記壁と前記スペーサ板
    またはブロックを1つの強固な容器構造を形成するため
    に接合する手段を含むカソードルミネッセンス可視表示
    装置。
  21. 【請求項21】請求項1記載の装置において、前記スペ
    ーサ手段は2またはそれ以上のスペーサ板であって、ア
    レイ上に前記表面板と裏面板の間に配置され、前記スペ
    ーサ板は網形の構造を持ち、ここにおいて全ての前記ス
    ペーサ板はアレイ中にあり、1または2以上のスペーサ
    板で表面板に接近するものを除き、横壁または網形の構
    造を含み、横バーは前記横壁に接着されているカソード
    ルミネッセンス可視表示装置。
  22. 【請求項22】請求項1記載の装置において、前記横壁
    は面板から裏面板を超えて延びている寸法であるカソー
    ドルミネッセンス可視表示装置。
  23. 【請求項23】請求項22記載の装置において、さらに接
    続線トレースまたは他の電極が前記横壁の内側の表面に
    設けられているカソードルミネッセンス可視表示装置。
  24. 【請求項24】請求項23記載の装置において: プリント板であって前記ブロック板に固着され、前記プ
    リント板はそこに回路が形成されている1枚のプリント
    板と;および 前記グリット電極を前記ボードの外側で容器の外側の接
    続トレースまたは他の電極に前記壁の表面において電気
    的に接続する手段を含むカソードルミネッセンス可視表
    示装置。
  25. 【請求項25】請求項1記載の装置において、 前記グリット電極は孔開けされた,またはエッチングさ
    れたホイルであって、長い指状のコネクタを含むカソー
    ドルミネッセンス可視表示装置。
  26. 【請求項26】請求項25記載の装置において、 前記横壁はそれが表面板から裏面板または裏面板を超え
    て延びる大きさであり、そしてここにおいて前記長い指
    のコネクタは室外の回路に延びて接続されるカソードル
    ミネッセンス可視表示装置。
  27. 【請求項27】請求項1記載の装置において、 前記グリット電極は金属針金のクロスメッシュから形成
    されており、前記メッシュの方向は横壁に対して0また
    は90度以外の角度であって、熱膨張による差の効果を極
    小化させているカソードルミネッセンス可視表示装置。
  28. 【請求項28】請求項1記載の装置において、前記容器
    は横板および横壁,前記横板は室内の強化用のバーであ
    り、そしてそれは前記横壁の表面に接続されており、こ
    こにおいて、前記強化用のバーは裏面板とスペーサ板に
    突きあてられて接続されているカソードルミネッセンス
    可視表示装置。
  29. 【請求項29】請求項1記載の装置において、前記横壁
    は前記表面板に対して鋭角であり、前記鋭角は3度から
    15度の角度であって、表面の板のタイルギャップ間の空
    隙を極小化して、塵やその他の外部の分子がモザイク状
    装置の他の装置と隣接させられて配置されているときに
    極小化するカソードルミネッセンス可視表示装置。
  30. 【請求項30】請求項1記載の装置において、さらに保
    護用のまたは緩衝用の材料の包みがあり、前記室の横面
    に付着されているカソードルミネッセンス可視表示装
    置。
  31. 【請求項31】請求項1記載の装置において、前記装置
    はさらに金属芯ガラス管で電気的に前記アノードと容器
    外の回路を接続するものを含むカソードルミネッセンス
    可視表示装置。
  32. 【請求項32】請求項1記載の装置において、前記装置
    はガス出しの孔を持っており、前記装置はさらに金属の
    芯を持つガラス管を介して絶縁性のベンチに重なり合
    い、それを覆うものでないそのガス出しの孔を含んでい
    るカソードルミネッセンス可視表示装置。
  33. 【請求項33】複数のピクセルドットを持ち、観察方向
    から見られたときに像を表示するカソードルミネッセン
    ス可視表示装置であって; 1つのアノードと; 電子に応答して光を発射し、そしてアノード上または近
    接して設けられているルミネッセンス手段と; 少なくとも1つのカソード; 少なくとも第1および第2の長いグリット電極がアノー
    ドとカソードの間に走査し、その装置の輝きを制御する
    ために設けられているグリット電極と;および 前記アノード,少なくとも1つのカソードと前記グリッ
    ト電極に電荷を与え、前記カソードから放出された電子
    を前記ルミネッセンス手段のアノード上または隣接して
    設けられているピクセルのドットに移動させて像を表示
    する電圧印加手段と; 前記カソードから電子を放出させるようにカソードを加
    熱する手段と; 前記アノード,カソード,グリッド電極とルミネッセン
    ス手段を支持する容器と; ここにおいて前記カソードは少なくとも2つの長いフィ
    ラメントであって、各々は2つの端を持ち、そして手段
    は前記フィラメントを前記容器に接続し、ここにおいて
    前記フィラメントから放出された電子は前記ルミネッセ
    ンス手段に前記ピクセルドットの点で実質的に重なり合
    わないように前記ピクセルドットにフィラメントによっ
    て放出された電子が観察方向から見たときに到達し、前
    記2つのフィラメントは前記フィラメントの端部であっ
    て、隣接して配置され、そして他のフィラメントの端部
    と観察方向から見たときに重なり合っているカソードル
    ミネッセンス可視表示装置。
  34. 【請求項34】請求項33記載の装置において、各々のフ
    ィラメントは中心の芯材料とコーティングを含み、前記
    接続手段はばねを含み、ここにおいて前記中心の芯材料
    はコーティングの外に延びてばねを接続またはばねを形
    成し、そしてここにおいて2つのフィラメントの各々の
    重なり合う部分は中心の芯または各々のフィラメントの
    外側のコーティングされた部分を含むカソードルミネッ
    センス可視表示装置。
  35. 【請求項35】請求項34記載の装置において、前記フィ
    ラメントのコーティングはフィラメントの端部において
    実質的に重なり合わずにお互いに近接していて、それが
    視覚上のギャップをイメージ表示装置に前記装置によっ
    て2つのフィラメントから放出された電子によってギャ
    ップを起こさせないカソードルミネッセンス可視表示装
    置。
  36. 【請求項36】請求項33記載の装置において、前記カソ
    ードは実質的に平行なフィラメントであって各々離れた
    端部に位置する両端を持ち、前記装置はさらに2つの補
    助的なフィラメントであって、前記アレイの端部で観察
    方向から見たときに冷たい端子効果を減少するために重
    なり合わされているカソードルミネッセンス可視表示装
    置。
  37. 【請求項37】請求項36記載の装置において、ここにお
    いて各々の前記2つのフィラメントは2またはそれ以上
    のフィラメントセグメントで1つのフィラメントを形成
    するために繋ぎあわされたセグメントを含み、前記セグ
    メントはお互いに観察方向から見たときに冷たい端子効
    果を減少するためのものであるカソードルミネッセンス
    可視表示装置。
  38. 【請求項38】請求項37記載の装置において、さらにコ
    イルばね,指状のスプリングまたはそれらの混合であっ
    て、前記セグメントを支持するものを含むカソードルミ
    ネッセンス可視表示装置。
  39. 【請求項39】請求項37記載の装置において、前記装置
    は隣接する他のディスプレイタイルにモザイク形状で隣
    接しており、各々のフィラメントは前記アレイ中で少な
    くとも2つのセグメントであって一方が他方より短く、
    前記短い方のセグメントは長さにおいて8cmより短く、
    ここにおいて前記コイルばねは前記短い方のフィラメン
    トセグメントと一体になって支持するものであるカソー
    ドルミネッセンス可視表示装置。
  40. 【請求項40】複数のピクセルドットを前記装置が観察
    方向から見たときに表示するために含むカソードルミネ
    ッセンス可視表示装置であって: 1つのアノードと; 前記アノード上またはアノードに隣接して設けられてお
    り、電子に対応して光を放出するルミネッセンス手段
    と; 少なくとも1つのカソードと; 少なくとも1つの第1および第2の長いグリット電極で
    あって、第1および第2の平面であって、アノードとカ
    ソードの間にそれぞれ存在し、前記第1の平面はカソー
    ドに前記第2の平面よりも近く、前記各々のセットの電
    極は観察方向から見たときに、ルミネッセンス手段と少
    なくともお互いのセットポイントにおいて重なり合って
    おり、ここにおいて重なり合う部分がピクセルドットを
    規定するグリットと; カソードを加熱するための手段であって、前記カソード
    が電子を放出するように加熱する手段と; 前記アノード,カソードおよび2またはそれ以上のセッ
    トのグリット電極に電圧を印加する手段であって、前記
    カソードによって放出された電極をルミネッセンス手段
    のピクセルのアノードの表面または近接されているピク
    セルドットの方向に像を表示するために電圧を印加する
    手段と; ここにおいて前記電圧を印加する手段は、アノード,カ
    ソードおよびグリット電極に第1のセットのグリット電
    極が走査をし、第2が前記ピクセルドットの輝度を制御
    するように加えられるカソードルミネッセンス可視表示
    装置。
  41. 【請求項41】請求項40記載の装置において、前記装置
    は各々第1,第2および第3の平面に3つのセットのグリ
    ット電極を含み、ここにおいて前記第3の面は前記第2
    の面と前記アノードの間に存在するカソードルミネッセ
    ンス可視表示装置。
  42. 【請求項42】請求項41記載の装置において、ここにお
    いて前記カソード,前記第1および第2のグリット電極
    は実質的に水平に配置されており、前記第3のグリット
    電極は実質的に垂直方向に配置されており、ここにおい
    て前記電圧印加手段は前記アノード,カソードとグリッ
    ト電極が走査のために用いられ、前記第3のグリット電
    極がピクセルドットの輝きを制御するように印加される
    カソードルミネッセンス可視表示装置。
  43. 【請求項43】請求項41記載の装置において、前記カソ
    ード,第1および第3のグリットのセットは実質的に平
    行に配置されており、ここにおいて前記電圧印加手段は
    前記アノード,カソードおよびグリット電極に前記第1
    および第3のグリット電極が走査をし、前記第2のグリ
    ット電極がピクセルドットの輝きを制御するように印加
    するカソードルミネッセンス可視表示装置。
  44. 【請求項44】請求項41記載の装置において、前記カソ
    ードとグリット電極の第3のセットは実質的に垂直に配
    置されており、そして前記第1および第3のグリット電
    極は実質的に水平方向に配置されており、ここにおいて
    前記電圧印加する手段は前記アノード,カソードおよび
    グリット電極に前記第1および第2のグリット電極が走
    査をし、前記第3のグリット電極がピクセルドットの輝
    きを制御するように印加されるカソードルミネッセンス
    可視表示装置。
  45. 【請求項45】請求項41記載の装置において、前記カソ
    ードと前記グリット電極は実質的に垂直方向に配置さ
    れ、および前記第1および第3のグリット電極のセット
    は実質的に水平方向に配置され、ここにおいて前記電圧
    印加手段は前記アノード,カソードおよびグリット電極
    に前記第1および第3のグリット電極のセットが走査を
    行い、前記第2のセットのグリット電極がピクセルドッ
    トの輝きを制御するように印加されるカソードルミネッ
    センス可視表示装置。
  46. 【請求項46】複数のピクセルドットが観察方向から見
    たときに像を表示するためのものを有するカソードルミ
    ネッセンス可視表示装置であって: 内部に部屋を規定し、表面板と裏面板を含む容器と; 前記表面板に配置上または近接して配置されているアノ
    ードと; 蛍光手段であって、電子に応答して光を排出するもので
    あって、アノード上または隣接して設けられているルミ
    ネッセンス手段と; 少なくとも1つの長いカソードであって、前記表面板と
    裏面板との間の室内に配置されているカソードと; 前記アノードとカソード間に配置され、前記電極は各々
    のセットがルミネッセンス手段と少なくとも観察方向か
    ら見たときにいずれかの電極に重なりあっており、ここ
    において前記重なっている部分がピクセルドットを規定
    する少なくとも第1および第2の長いグリット電極と; 前記カソードを電子雲ができるように加熱する手段と; 前記アノード,カソードおよび2つまたはそれ以上のグ
    リット電極のセットに電圧を印加し、前記カソードから
    放置された電子が前記アノード上または近接して設けら
    れたピクセル手段のルミネッセンス手段の方向に移動す
    るように印加する手段であって; 前記表面板と裏面板を前記板の支持手段を形成し、その
    結果前記容器が配置されるときに潰れることなく、前記
    スペーサ手段は長いスペーサ部材がカソードに沿って存
    在し、前記部材は裏面板と前記グリット電極の間で前記
    グリット電極または前記グリット電極と前記アノードの
    間に存在するスペーサ手段と; 1またはそれ以上の長い影の減少用の電極であって、前
    記スペーサに隣接して設けられ、ここにおいて前記電圧
    印加手段は前記影の減少用の電圧印加手段によって前記
    カソードから放出された電子がアノードに到達される前
    に広げられ、これによって前記スペーサ手段によって発
    生させられる影の部分を減少させるカソードルミネッセ
    ンス可視表示装置。
  47. 【請求項47】請求項46記載の装置において、さらに第
    2のセットの影の減少する電極を前記裏面板と前記カソ
    ードの間に含み、前記影の減少用電極のカソードに隣接
    し、ここにおいて前記手段に印加される電圧は実質的に
    同じ電圧をカソードと第2の影の減少用電極に印加させ
    るカソードルミネッセンス可視表示装置。
  48. 【請求項48】請求項46記載の装置において、前記第1
    の影の減少用電極は裏面板に位置させられているカソー
    ドルミネッセンス可視表示装置。
  49. 【請求項49】請求項46記載の装置において、少なくと
    も前記スペーサ手段のいくつかのものは前記裏面板と前
    記グリット電極との間に移され、そしてカソードに対面
    する面を持ち、そしてここにおいて少なくとも前記第1
    の影の減少用電極のあるものは前記スペーサ部材に配置
    され、そして前記カソードに対面しているカソードルミ
    ネッセンス可視表示装置。
  50. 【請求項50】モザイク状の装置が隣接して大きなディ
    スプレイを形成するために配置され、各々の装置は複数
    のピクセルドットであってそれが観察方向から見たとき
    に像を表示するように設けられているカソードルミネッ
    センス可視表示装置であって: 内部に室を形成する容器であって、前記容器は表面板,
    裏面板,および横壁であって前記表面板と裏面板の間に
    前記室内を囲むように設けられている容器と; 前記表面板の上または隣接して設けられているアノード
    と; ルミネッセンス手段であって、前記電子に対応して光を
    発生し、そしてそれはアノード上またはアノードに隣接
    して設けられているルミネッセンス手段と; 少なくとも1つのカソードで前記室内で前記表面板と裏
    面板の間に設けられているカソードと; 少なくとも第1および第2の長いグリット電極であっ
    て、前記アノードとカソードの間に配置され、前記電極
    は各々重なり合う部分があって、前記ルミネッセンス手
    段と電極に少なくともお互いにそれが観察方向から見た
    ときに重なり合い、前記重なり合い手段はピクセルドッ
    トを規定するグリッド電極と; 前記カソードを加熱し前記カソードに電子を放出させる
    加熱する手段と; 前記アノード,カソードおよび2またはそれ以上のグリ
    ッド電極に電圧を印加し、前記カソードから放出された
    電子を前記ルミネッセンス手段に前記アノード上または
    隣接して設けられているピクセルドットに像を表示する
    ために移動させるように電圧を印加する手段と;および 表面板と裏面板を接続する手段であって、前記板に機械
    的支持を与え、前記容器が前記室内が排気されていると
    きに潰れないようにし、前記スペーサ手段は電子がアノ
    ードからカソードに通過するための孔を規定し、ここに
    おいて予め決められた1または2以上のピクセルドット
    に対応し、空間的に1つの孔に重なり合い、ここにおい
    てクロストークを減少させ前記スペーサ板は前記容器内
    を取り囲む位置に前記容器の横方向の強度を増加させる
    ために取り付けられているカソードルミネッセンス可視
    表示装置。
  51. 【請求項51】複数のピクセルドットを持つカソードル
    ミネッセンス可視表示装置であって: 1つのアノードと; ルミネッセンス手段であって電子に応答して光を発生
    し、そしてそれはアノード上またはアノードに隣接して
    設けられているルミネッセンス手段と; 2またはそれ以上のカソードと; 少なくとも第1および第2の長いグリッドであって前記
    アノードとカソード間に走査のため、および前記装置の
    輝度を制御するために設けられているグリッド電極と;
    および 前記アノードに少なくとも1つのカソードおよび組のグ
    リッド電極に前記カソードから放出された電子が隣接す
    るアノード上または隣接して設けられているピクセルド
    ットに像を表示するために電圧を印加する手段と;およ
    び 前記カソードをカソードから電子を放出するように加熱
    する手段と; 前記アノード,カソード,グリッド電極と前記ルミネッ
    センス手段を支持するための容器と; ここにおいて各々のカソードは長いフィラメントで2つ
    の端部を持つものとばね手段で2つのフィラメントを容
    器に接続するためのもの、およびここにおいて少なくと
    も1つのカソードは他のカソードであって、そのフィラ
    メントが前記ばね手段の少なくとも1つのカソードに前
    記ばね手段による暗い領域を無くすために他のカソード
    が設けられているカソードルミネッセンス可視表示装
    置。
  52. 【請求項52】請求項51記載の装置において、前記装置
    はカソードのアレイであってそのフィラメントが実質的
    にお互いに平行に配置され、そしてばねが各々のフィラ
    メントの端部を容器に固定し、前記装置はさらに少なく
    とも他のカソードでそのフィラメントが前記カソードア
    レイ上のばねのそばに位置させられているカソードルミ
    ネッセンス可視表示装置。
  53. 【請求項53】複数のピクセルドットを含むカソードル
    ミネッセンス可視表示装置であって; 1つのアノードと; ルミネッセンス手段であって、アノード上またはアノー
    ドに近接して設けられているルミネッセンス材料に電子
    に応答して光を発生させるルミネッセンス手段と; 1つのカソードと; 前記アノードとカソード間に前記装置を走査し、または
    輝きをコントロールするための長いグリッドと;および 前記アノードに電圧を印加する手段であって、少なくと
    も前記アノード、前記1つのカソードおよび対のグリッ
    ド電極に前記アノードから放出された電子が前記アノー
    ド上またはアノードに隣接して設けられているピクセル
    ドットのところでルミネッセンス手段に移行させる電圧
    印加手段と;および 前記カソードを加熱し、前記カソードに電子を放射させ
    る手段と; 前記ルミネッセンス手段は前記蛍光層およびマグネシウ
    ム酸化物または亜鉛酸化物の保護層であって、前記蛍光
    層の寿命を長くするものを含むカソードルミネッセンス
    可視表示装置。
  54. 【請求項54】請求項53記載の装置において、前記マグ
    ネシウム酸化物または亜鉛酸化物層はマグネシウム酸化
    物材料の真空蒸着または亜鉛材料の真空蒸着および亜鉛
    材料の酸化によって形成されるものであるカソードルミ
    ネッセンス可視表示装置。
  55. 【請求項55】カソードルミネッセンス可視表示装置で
    あって: 容器であってその中に室を規定し、前記容器は表面板,
    裏面板,および前記表および裏面板間の横壁で前記室を
    取り囲み、前記表面板と前記裏面板によって囲まれた部
    屋を形成し、前記横壁はその内面が室内に向けられてお
    り; 少なくとも1つのカソードと; 前記表面板の内側の表面上または近接して設けられてい
    るアノードと; 1または2以上のスペーサ板またはスペーサバーアレイ
    または前記表面板と裏面板間に配置されている層と; スペーサ板層または前記スペーサバーまたは前記表面板
    または裏面板に規定される位置合わせ孔であって、そこ
    において; 位置合わせピンが前記孔の中に前記板とアレイの相対的
    位置を決定するために配置され; カソードルミネッセンスが蛍光ドットであって、アノー
    ド上に形成されているものの複数のものと; 少なくとも第1および第2のグリッド電極であって前記
    アノード,カソード間で前記アノード,カソードから離
    れて配置され、前記スペーサ板またはスペーサ層から離
    れて配置されている少なくとも第1および第2のグリッ
    ド電極と; 前記カソードに電子雲を発生させる手段と;および 前記セットのグリッド電極,アノードおよびカソードに
    前記電子雲がカソードから像を表示するために蛍光ドッ
    トの方向に移動させる手段と; を含むカソードルミネッセンス可視表示装置。
  56. 【請求項56】請求項55記載の装置であって、前記容器
    は横壁を含み、前記装置はさらに前記壁の内側に取り付
    けられる補強用のバーを含み、前記補強用のバーは前記
    裏面板とスペーサ板またはスペーサアレイ層に突き当て
    られており、ここにおいて前記横壁の強化バーは多重の
    位置合わせスロットが一面に形成されており、そしてこ
    こにおいて前記スペーサバーアレイ層は前記スロットに
    適合する端を持って前記層を前記壁に合わせるカソード
    ルミネッセンス可視表示装置。
  57. 【請求項57】請求項55記載の装置において、前記容器
    は横板を含み前記横板は前記裏面板に突き当てられ、ス
    ペーサ板またはスペーサバーアレイに突き当てられ、こ
    こにおいて前記横板は多数の位置合わせスロットを一方
    側に有し、ここにおいて前記スペーサバーは、バーのア
    レイ層は端を持っており、それは前記スロットに適合し
    て、前記層を前記板の相対位置合わせをするカソードル
    ミネッセンス可視表示装置。
  58. 【請求項58】請求項55記載の装置において、前記スペ
    ーサ板層は各々複数のスペーサ板であって、お互いに実
    質的に同じ平面に存在するものを持ち、各々のそのよう
    なスペーサ層は位置合わせ孔を持ち、隣接するスペーサ
    板の溝と突出部に適合して、スペーサ板で1つのスペー
    サ板層を形成するために高い精度で位置合わせし、そし
    てそのような層を横方向の装置の強度を与えるカソード
    ルミネッセンス可視表示装置。
  59. 【請求項59】請求項55記載の装置において、ここにお
    いて前記スペーサバーは表面を持っており、その表面は
    単一的なガラス片で強度を増強させるもので前記スペー
    サ部材は前記孔を位置合わせのために貫通し、そして位
    置合わせスロットが前記スペーサバーと横壁の位置を合
    わせるカソードルミネッセンス可視表示装置。
  60. 【請求項60】請求項55記載の装置において、前記装置
    はスペーサ板とスペーサバーアレイの層を含み、ここに
    おいて前記スペーサバーアレイと前記スペーサ板層は全
    て傾斜した表面をそこに持ちそれらが一緒に積み重ねら
    れ前記位置合わせピンを持って積み合わされたときに
    は、そして隣立する楔形の壁を前記表面板と裏面板の間
    に形成し、前記楔形の壁は裏面板の方が表面板の方より
    も厚く、そして前記隣立する楔形形状の壁は前記表面板
    の方に高い密度を前記裏面板の面よりも持つカソードル
    ミネッセンス可視表示装置。
  61. 【請求項61】請求項55記載の装置において、前記スペ
    ーサ板は端を持っていて、前記位置合わせノッチがその
    端に沿ってグリッド電極を支持し、位置合わせするため
    に用いられるカソードルミネッセンス可視表示装置。
  62. 【請求項62】請求項55記載の装置において、前記位置
    合わせピンはガラスチューブで電気的に導通する芯を被
    覆したものを含み、前記芯は前記アノードに電気的接続
    をするために接続されるカソードルミネッセンス可視表
    示装置。
  63. 【請求項63】請求項55記載の装置において、さらに前
    記表面板,スペーサ板,スペーサバーおよび裏面板を一
    緒に表面を接触させて1つの合成された強固な構造であ
    って、大きな表示スクリーンのために機械的な力を与え
    るための接着手段を含むカソードルミネッセンス可視表
    示装置。
  64. 【請求項64】カソードルミネッセンス可視表示装置で
    あって: 容器であってその中に室を形成し、前記容器は表面板,
    裏面板および横壁を前記表面板と裏面板の間で前記室を
    取り囲むように設けた容器と; 少なくとも1つのカソードと; 前記表面板の内側表面上またはこれと設けられている1
    つのアノードと; 1または2以上のスペーサ板またはスペーサバーアレイ
    で前記表面板と裏面板間に設けられ、前記スペーサ板は
    その中に電気が前記アノードとカソード間を通過する空
    間を規定し、ここにおいて観察方向から見たときに予め
    定められた数のピクセルドットが空間的に前記孔に重な
    るように配置されてこれによってクロストークを減少さ
    せる1または2以上のスペーサ板またはスペーサバーア
    レイと; 前記アノードの表面に形成されている多数のカソードル
    ミネッセンス蛍光点と; 少なくとも第1および第2のグリッド電極のセットが前
    記アノードとカソード間で前記アノードとカソードと各
    々を前記層によってスペーサ板またはスペーサバーアレ
    イによって分離するように配置し、ここにおいて前記グ
    リッド電極は平行な細い金属針金線を含み金属針金線,
    金属クロスメッシュであって、金属ホイルのエッチング
    によって形成されたもの、または前記スペーサ板または
    スペーサバーの表面にプレートされたものを含み; 前記カソードに電子雲を発生させるための手段;および 前記一連の電極アノードおよびカソードに前記電子雲が
    カソードから像を表示するために蛍光体ドットに移動す
    るように電圧を印加する手段と; から構成したカソードルミネッセンス可視表示装置。
  65. 【請求項65】請求項64記載の装置において、前記第1
    のグリッド電極は前記表示の輝きを制御するためのもの
    であって、データ電極を規定し、および第2のセットは
    データ電極を横切る走査電極を規定し、そしてそれらは
    ピクセルドット線をアノードを横切って走査し、ここに
    おいて前記データ電極は2つのアレイで前記データ電極
    に沿って実質的な方向に規定され、その結果各々のピク
    セルドットラインは前記データ電極に重なって2つの独
    立したデータ電極を持ち、その結果2つのピクセルドッ
    トラインは2つの異なった像の領域を同時に走査するこ
    とができるカソードルミネッセンス可視表示装置。
  66. 【請求項66】カソードルミネッセンス可視表示装置に
    より像を表示する方法であって: (a)真空室を規定する容器であって、前記容器は表面
    板と裏面板より離れて配置し、お互いに1または2以上
    の横壁と対応しており; (b)少なくとも1つのカソードと; (c)1つのアノードであって、前記表面板の内側表面
    の上または隣接して設けられているアノードと; (d)多数のカソードルミネッセンス蛍光ドットであっ
    て、前記アノード上に設けられているもの; (e)異なった表面上で前記アノードとカソードの内に
    存在する少なくとも第1および第2のグリッド電極のセ
    ットと; を用いた方法であって; 前記カソードに電子雲を発生させ;および グリッド電極とアノードとカソードに電圧を印加して電
    子雲を像を表示するために蛍光体ドットの方向に移動さ
    せ、この印加ステップは以下を含み、グリッド電極を選
    択するステップと1つを走査するステップと、ここにお
    いて前記電圧はカソードに印加される電極は順次選択さ
    れたグリッド電極に走査期間に印加され、そして前記電
    圧で、前記選ばれないグリッドに供給されるものは少な
    くとも1回であって、それは前記カソードの空間の分布
    で電子がカソードからアノードに通過する分を少なくす
    るように印加され、これによって改良された走査解像度
    とクロストークを得、かつクロストークを減少させるカ
    ソードルミネッセンス可視表示装置により像を表示する
    方法。
  67. 【請求項67】請求項66記載の方法において、前記装置
    を2つのグリッド電極を走査のために含み、前記2つの
    セットは異なった平面上でアノードとカソード間に存在
    し、そして2つの走査電極は他のセットよりもアノード
    に近く、ここにおいて電界が印加されるステップはグリ
    ッド電極で走査のために選ばれたものがさらにアノード
    を広げた領域であって、それはその選択されたセットの
    走査電極の領域よりもアノードに近い方で広く、かつそ
    して2つの領域は観察方向から見たときに重なってお
    り、これによって多くの電子がアノードへ輝度を改善す
    るために到達し、そして電子雲がより均一になるように
    装置の均一性を改良するカソードルミネッセンス可視表
    示装置により像を表示する方法。
  68. 【請求項68】請求項66記載の方法において、ここにお
    いて第1のグリッドセットは前記表示のためのデータの
    輝きを検討するものであって、データ電極を規定し、そ
    して第2のセットは走査電極であって、データ電極を横
    切り、そしてそれはピクセルドットをアノードを横切っ
    て走査し、およびここにおいてデータ電極は2つのアレ
    イでデータ電極で実質的にある方向によって配置され、
    その結果各々のピクセルドットは2つの独立したアドレ
    ス可能な電極によって重ね合わされている; ここにおいて前記電圧は2つの独立したセットデータが
    2つのデータ電極に印加されるに当たって適用され、お
    よび同時に走査用の電極を2つの走査電極に与え、その
    結果2つの線のピクセルドットが2つの異なった像エリ
    アに同時に走査されるカソードルミネッセンス可視表示
    装置により像を表示する方法。
  69. 【請求項69】カソードルミネッセンス可視表示装置で
    あって: 容器であってその中に室を規定しそこにおいて前記容器
    は表面板,裏面板,および横壁を前記表面板と裏面板間
    で前記室を取り囲む容器と; 少なくとも1つのカソードと; 前記表面板の内側の表面上または近接して設けられてい
    るアノードと; 前記表面板と裏面板との間に配置されている1またはそ
    れ以上のスペーサ板またはスクリーンバーアレイと; アノード上に設けられている多数のカソードルミネッセ
    ンス蛍光体ドットと; 少なくとも第1および第2のグリッド電極セットでアノ
    ードから分離して配置され、カソードおよび各々のその
    他の前記層のスペーサの層またはスペーサバーアレイか
    ら支持されているグリッド電極と; 前記カソードから電子雲を発生させる手段と;および 前記グリッド電極のセット、アノードおよびカソードに
    電子雲状の電子を前記カソードから蛍光点に像を表示す
    るために送る電圧を印加する手段と; ここにおいて1または2以上の前記壁,前記スペーサバ
    ー,スペーサ板および裏面板は電極がその表面の中また
    は前記容器に向けて設けられ、前記電極は2次電子が放
    射され電子が飛び込んだときに2次電子が発射される材
    料であって、これによってカソードによって発射された
    電子の走査の均一性と前記静電荷によって発生させる電
    荷に対応するカソードルミネッセンス可視表示装置。
  70. 【請求項70】カソードルミネッセンス可視表示装置で
    あって: 内部に室を規定する容器であって、前記容器は表面板,
    裏面板および前記表面板と裏板間の横壁であって、前記
    部屋を取り囲む容器と; 少なくとも1つのカソードと; 前記表面板の表面上にまた近接して設けられている1つ
    のアノードと: 1または2以上のスペーサ板またはスペーサバーアレイ
    で前記表面板と裏面板の間に配置されている板と; ドットの領域で入射された電子に対応して光を発生し、
    ドット上の活性領域を規定し、ここにおいて前記活性領
    域は少なくとも幾つかの他のドットと異なるドットを含
    んでいる前記アノード上に配置された多数のカソードル
    ミネッセンス蛍光材料点と; 少なくとも第1および第2のグリッド電極であって、ア
    ノードとカソード間に前記アノードとその他の電極から
    離れて配置されることにより前記スペーサ層またはスペ
    ーサバーアレイを形成する少なくとも第1および第2の
    グリッド電極と: 前記カソードに電子雲を発生させるための手段と;およ
    び 前記グリッド電極のセットに電圧を印加し、前記グリッ
    ド電極と前記アノードとカソードに電圧を印加し、そし
    て前記電子雲を前記カソードから像を表示するために蛍
    光材料の方へ移動させるカソードルミネッセンス可視表
    示装置。
  71. 【請求項71】請求項70記載の装置において、ここにお
    いて少なくともある蛍光ドットはより大きな活性領域を
    他の蛍光材料より持っているカソードルミネッセンス可
    視表示装置。
  72. 【請求項72】請求項72記載の装置において、ここにお
    いて前記蛍光ドットのグループは、同じ大きさであるが
    ドットがより小さい領域で、電子の投入にしたがって電
    子を放射しないグループ以外のものを含むカソードルミ
    ネッセンス可視表示装置。
  73. 【請求項73】カソードルミネッセンス可視表示装置を
    用いる表示方法であって: (a)容器であって真空室を内部に含み前記室は表面板
    と裏面板と1またはそれ以上の壁を含み; (b)少なくとも1つのカソードと; (c)1つの前記表面板の表面の内側に近接して配置さ
    れているアノード上または近接して配置されているアノ
    ードと; (d)前記アノードの表面にあるカソードルミネッセン
    ス蛍光ドット多数個と; (e)少なくとも第1および第2のグリッド電極のセッ
    トが前記アノードとカソード間の異なった平面内にあ
    り、この方法は: 前記カソードに前記電子雲を発生させ;および 前記セットのグリッド電極,前記アノードおよびカソー
    ドに前記電子雲中の電子をカソードから前記蛍光体ドッ
    トに像を表示するために電圧を印加し、前記印加ステッ
    プは前記グリッド電極、選択された1つの走査、ここに
    おいて前記電圧はカソードに印加されるものが順次前記
    印加されたものより高くなって前記電極の走査時間を規
    定し; ここにおいて前記グリッド電極はあるグリッド電極が走
    査されかつ長い時間の間、前記電界があるグリッド電極
    に印加されたものが他のグリッド電極よりも高くその結
    果グリッド電極の均一性と蛍光体ドットの効率を均等化
    するカソードルミネッセンス可視表示装置により像を表
    示する方法。
  74. 【請求項74】請求項73記載の方法において、前記ドッ
    トの領域は前記ドットの活性化領域に電子が飛び込むこ
    とによって光を発生し、そしてあるドットは他のドット
    よりも大きく、前記印加ステップはより電気的に高く、
    あるグリッド電極が走査されるときにはより少ない活性
    領域が前記グリッド電極がドットを走査するために利用
    されるカソードルミネッセンス可視表示装置により像を
    表示する方法。
  75. 【請求項75】請求項73記載の方法において、前記カソ
    ードは端部を持つフィラメントを含み、ここにおいて走
    査過程は前記グリッド電極でよりフィラメントの近接す
    る端部またはスペーサバーまたは横壁に隣接するものが
    長い時間または高い電圧によって他のものよりも異なっ
    て行われるカソードルミネッセンス可視表示装置により
    像を表示する方法。
  76. 【請求項76】カソードルミネッセンス表示装置であっ
    て: 室を規定する容器を含み、前記容器は表面板,裏面板お
    よび横壁であって前記表面板と裏面板で前記室内を取り
    囲む容器と; 少なくとも1つのカソードと; 1つのアノードまたは前記表面板に隣接するアノード
    と: 1またはそれ以上のスペーサ層またはスペーサバーアレ
    イで前記表面板と裏面板間に配置され、前記スペーサ板
    は前記電子を前記アノードとカソード間を通過させ、こ
    こにおいて予め定めた1またはそれ以上のピクセルドッ
    トで空間的に前記1つの孔に重なり合うものを持ちこれ
    によってクロストークを減少させる1または2以上のス
    ペーサ板またはスペーサバーアレイの1またはそれ以上
    の層と、 カソードルミネッセンス蛍光ドットでアノードの頂面に
    ある複数の蛍光ドットと; 少なくとも第1または第2のグリッド電極で、アノード
    とカソード間で前記アノード,カソードおよびその他の
    層またはスペーサバーアレイから離れて配置されている
    第1または第2のグリッド電極と; 電子雲を生成するためにカソードから電子雲を生成させ
    るための手段;および 前記対のグリッド電極に前記アノードおよびカソードに
    前記電子雲中の電子を前記カソードから蛍光体ドットに
    像を表示するため移動させるために電荷を印加する手段
    と; 前記蛍光ドットであって、同じ選択されたグループから
    の同一のカラー中に選択された線の赤,緑および青のグ
    ループで配置されているカソードルミネッセンス可視表
    示装置により像を表示するカソードルミネッセンス可視
    表示装置。
  77. 【請求項77】請求項76記載の装置において、 前記アレイは垂直の列、前記列が交互に: 赤列,緑列,および青列の順序で配置されている カソードルミネッセンス可視表示装置により像を表示す
    るカソードルミネッセンス可視表示装置。
  78. 【請求項78】請求項76記載の装置において、 ここにおいて前記アレイは垂直な列であり前記列は交互
    に次の順序: 赤の列,緑の列および青の列および他の緑の列の順で配
    列されているカソードルミネッセンス可視表示装置。
  79. 【請求項79】請求項76記載の装置において、前記アレ
    イは観察方向から見たときに垂直方向に配置され前記ア
    レイは相互に次のパターンで: 赤のアレイ,緑のアレイおよび青のアレイおよびその他
    の緑のアレイで配置するカソードルミネッセンス可視表
    示装置。
  80. 【請求項80】カソードルミネッセンス可視表示装置で
    あって: 表示スクリーンであって、その上に2次元配列のピクセ
    ルドットを持ち、前記ピクセルドットは3つのタイプ、
    各々のタイプはドットを3つのカラーに配列する:赤,
    青と緑,ここにおいてピクセルドットはRGBGドットアレ
    イを垂直方向および水平方向に繰り返し、ここにおいて
    全ての緑の蛍光ドットは赤および青の蛍光ドットに取り
    囲まれている。垂直および水平方向、いずれの方向にお
    いても取り囲まれている;および ピクセルドットをカラー像を表示するためにアドレスす
    るための手段からなるカソードルミネッセンス可視表示
    装置。
  81. 【請求項81】請求項80記載の装置において、前記ピク
    セルドットはカソードルミネッセンス蛍光体材料を含む
    カソードルミネッセンス可視表示装置。
  82. 【請求項82】カソードルミネッセンス可視表示装置で
    あって: 容器であってその中に室を規定し、前記室は1つの表面
    板と1つの裏面板と横壁を前記表面板と裏面板間に前記
    室を取り囲むように有している容器と; 少なくとも1つのカソードと; 隣接する表面板の上または隣接して配置される1つのア
    ノードと; 前記表面板と裏面板間に配置されている1または2以上
    のスペーサ板またはスペーサバーアレイと; アノードの上に形成され、ここにおいて前記表面板は製
    造されまたは層を含み、それはスペクトル選択性のガラ
    スであって透明ピークと一致させられている複数個のカ
    ソードルミネッセンス蛍光ドットと; 少なくとも第1および第2のセットのグリッド電極が前
    記アノードとカソードにアノードから分離して配置され
    ており、カソードとその他の層をカソードとスペーサ板
    またはスペーサバーアレイに配置されている第1および
    第2のセットのグリッド電極と、 前記カソードから電子雲を発生させる手段と;および 前記グリッド電極に電気信号を印加し、前記電子雲をカ
    ソードから蛍光材料に像を表示するために移動させる電
    圧印加手段; からなるカソードルミネッセンス可視表示装置。
  83. 【請求項83】請求項82記載の装置において、前記蛍光
    体は蛍光点であって、赤,緑,または青の光を発光する
    材料を含み、ここにおいて前記表面板はスペクトル選択
    性のガラスであって、3つの透過ピークを持ちそれらは
    前記赤,緑および青のカソードルミネッセンス蛍光材料
    のピークに一致させられているカソードルミネッセンス
    可視表示装置。
  84. 【請求項84】請求項82記載の装置において、前記蛍光
    ドットは異なったタイプであって、異なった色を発射す
    るものを含み、ここにおいて前記表面板は透明な板であ
    って、かつ透明な板とフィルタで2つの二次元アレイの
    異なったタイプフィルタドットがコートされており、前
    記異なったタイプのドットは異なった色の光で、各々の
    フィルタドットは透明な板にそれらが同じ色の蛍光ドッ
    トに前記装置の観察方向から見たときに重なり、ここに
    おいて各々のフィルタドットの透過ピークは前記対応す
    る蛍光ドットのピークに一致させられているカソードル
    ミネッセンス可視表示装置。
  85. 【請求項85】請求項84記載の装置において、前記表面
    板は外側の板、室内でない外側の面を含みここにおいて
    前記フィルタドットアレイが前記表面板の表面にコーテ
    ィングされており、前記アレイはフィルタドットと前記
    異なった色との間にギャップGを持っているカソードル
    ミネッセンス可視表示装置。
  86. 【請求項86】カソードルミネッセンス可視表示装置で
    あって; 容器であって室を規定し前記容器は表面板,裏面板およ
    び横壁を前記面および横間に前記室を取り囲むように持
    っており、ここにおいて前記表面板はフレネル光学レン
    ズを含む容器と; 少なくとも1つのカソードと; 前記表面板の内側の表面上または隣接して設けられてい
    る1つのアノードと; 前記表面板と裏面板に配置されている1またはそれ以上
    のスペーサ板またはスペーサバーアレイと; 少なくとも、前記アノードとカソード間で前記アノー
    ド,カソードおよびその他の層から離れて設けられ第1
    および第2のグリッド電極のセットと; 電子雲を前記カソードから発生させる手段と;および 電圧を前記グリッド,前記アノードおよびカソードに前
    記電子雲中に前記カソードから像を表示するために蛍光
    点に移動させるカソードルミネッセンス可視表示装置。
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