JP3291899B2 - 燃料タンク用フロートバルブ - Google Patents
燃料タンク用フロートバルブInfo
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Description
置されて、給油時の燃料タンク内のエアを流出させるた
めの燃料タンク用フロートバルブに関する。
平5−185850号公報や実公平4−39061号公
報等で知られており、図1に示すような構造であった。
筒状のケース1と、ケース1内に収納されるフロート4
と、フロート4の上部に配置されてエア流出流路7を閉
塞可能な弁部5と、フロート4とケース1の底壁2との
間に配設される圧縮コイルばね6と、を備えて構成さ
れ、ケース1が燃料タンク8の上壁9に固定されてい
た。
アAの流入を可能とするように、底壁2と側壁3とに、
貫通孔2aや通気孔3aが形成されていた。
した場合に、エア流出流路7を閉塞するようにフロート
4を補助する補助部材である。すなわち、例えば、車両
が反転した場合には、エア流出流路7がフロート4の下
方に位置することとなるが、その際のフロート4の質量
とばね6の付勢力との和が、フロート4の浮力より大き
くなるように、ばね6のばね荷重が設定されている。勿
論、ばね6のばね荷重は、車両が適正な姿勢の場合の燃
料Fが上昇してくる前には、エア流出流路7を塞ぐよう
にフロート4を上昇させるのではなく、フロート4が燃
料F中に浸った際に、フロート4の浮力とばね6の付勢
力との和が、フロート4の質量より大きくなる範囲に設
定されている。
は、通常時に、燃料タンク8内の燃料Fの液面が上昇す
れば、ケース1内に貫通孔2aや通気孔3aを経て燃料
Fが流入して、フロート4が上昇するため、弁部5がエ
ア流出流路7を閉塞し、タンク8外へ燃料Fを流出させ
ることを防止できる。なお、エア流出流路7を経たエア
は、図示しないキャニスタに送られることとなる。
トバルブV0では、燃料タンク8への燃料Fの給油時に
おいて、短時間に多量の燃料Fが給油されることから、
つぎのような課題が生じていた。
の通気孔3aから急激にケース1内に流入して、エア流
出流路7から流出するエアAの流速が速くなることか
ら、エアAの流れが、揚力となって、フロート4を浮き
上がらせる作用をなす。そして、その状態で、ケース1
における底壁2の貫通孔2aからケース1内に燃料Fが
流入し、燃料Fによる浮力でフロート4が上昇すると、
満タン時の適正な閉弁位置にフロート4を配置させる燃
料液面の位置LFまで、燃料Fの液面が上昇する前に、
エアAの流れにより、弁部5がエア流出流路7を閉塞さ
せてしまう場合があった。この閉弁動作は、特に、フロ
ート4が燃料Fによる浮力を発生させている際に、フロ
ート4の下向きの力(質量から浮力と付勢力とを差し引
いた値)が小さくなっているため、生じ易い。
燃料タンク8外に排出するエアの流れを突然停止させる
状態となることから、燃料タンク8の内圧を急激に上昇
させてしまい、燃料タンク8の燃料注入側において、つ
ぎのような課題を生じさせてしまう。
では支障を生じないが、上述のような燃料タンク8の内
圧の急激な上昇は、燃料注入口側への燃料の逆流を発生
させ、燃料注入ガンが、燃料タンクの一定値以上の内圧
を検知して作動するオートストップ機構を急に作動させ
て、給油を停止させてしまうことから、所定量の燃料を
給油できず、望ましくない。
63−137033号公報等に記載されているように逆
止弁等を設けることが考えられるが、燃料タンクの部品
点数が多くなり、好ましくない。
り、燃料タンクへの燃料の給油時に、燃料タンクの急激
な内圧上昇を防止し、内圧の上昇を段階的に制御するこ
とができて、満タン給油を円滑に行なえる燃料タンク用
フロートバルブを提供することを目的とする。
燃料タンク用フロートバルブは、燃料タンクの上部に配
置されて、少なくとも底壁及び該底壁周縁から上方へ延
びる側壁を備えて構成されるとともに、前記側壁に通気
孔が形成されたケースと、該ケース内に収納されたフロ
ートと、該フロートの上部に配置されてエアの流出流路
を閉塞可能な弁体と、前記ケース底壁と前記フロートと
の間に配設されて、前記フロートの閉弁移動を補助する
補助部材と、を備えて、給油時の燃料タンク内のエアを
流出させる燃料タンク用フロートバルブであって、前記
弁体が、ゴム製として、前記フロート上部に取り付けら
れる元部と、該元部の上端から半径方向外方に突出して
前記エア流出流路周縁全周に圧接可能な円板状のシール
部と、を備えて構成され、前記シール部における前記エ
ア流出流路周縁への圧接部位より内側位置に、上下に貫
通する通気孔が形成され、前記フロートが、上部に、前
記シール部の下方に配置されて前記シール部の外周縁の
圧接時に前記シール部の通気孔を閉塞可能な板状の弁座
と、該弁座の中央に配設される前記元部の取付部と、を
備えて構成されていることを特徴とするものである。
ートバルブは、燃料タンクの上部に配置されて、少なく
とも底壁及び該底壁周縁から上方へ延びる側壁を備えて
構成されるとともに、前記側壁に通気孔が形成されたケ
ースと、該ケース内に収納されたフロートと、該フロー
トの上部に配置されてエアの流出流路を閉塞可能な弁体
と、前記ケース底壁と前記フロートとの間に配設され
て、前記フロートの閉弁移動を補助する補助部材と、を
備えて、給油時の燃料タンク内のエアを流出させる燃料
タンク用フロートバルブであって、前記弁体が、ゴム製
として、上下方向に延びて通気孔を備えた筒部と、該筒
部上端で半径方向外方へ延びて前記エア流出流路を閉塞
可能な傘状のシール部と、を備えて構成され、前記フロ
ートが、上部に、前記筒部を下方へ移動可能に保持する
保持部と、前記筒部の下方で前記筒部の通気孔を閉塞可
能な弁座と、前記筒部下端面の前記弁座からの離隔時に
前記筒部の通気孔と連通可能とする通気孔と、を備えて
構成され、前記弁体と前記フロートとの間に、前記弁体
を上方へ付勢するばねが配設されていることを特徴とす
るものである。
ク用フロートバルブでは、燃料タンクへの燃料の給油
時、燃料による浮力若しくはエアによる揚力によって、
フロートが上昇しても、まず、弁体シール部がエア流出
流路の周縁全周に圧接する。
されているため、エア流出流路は、全閉とはならず、ケ
ース側壁の通気孔からケース内に流入するエアが、弁体
シール部とフロートの弁座との間と、弁体シール部の通
気孔と、を経て流出することとなる。このエアの流出ル
ートは、弁体シール部に形成された通気孔を流れること
から、弁体シール部がエア流出流路周縁に圧接させる前
に比べて、絞られることとなり、燃料タンク内の内圧を
若干上昇させることとなる。
と、フロートが浮力によってさらに上昇して弁体シール
部を撓ませることとなり、満タン時の燃料液面の高さま
で、燃料液面が上昇すると、弁体シール部の下面側の外
周縁がフロートの弁座に当接されて、弁体シール部の通
気孔が閉塞され、エア流出流路を全閉する。そして、燃
料タンク内の内圧が一定値まで上昇し、燃料注入口側で
の燃料注入ガンのオートストップ機構が作動し、給油が
停止されることとなる。
タンク用フロートバルブでは、燃料タンクへの給油時、
弁体シール部外周縁によるエア流出流路の閉塞と、フロ
ートの弁座による弁体シール部の通気孔の閉塞と、の2
段階で、エア流出流路を全閉することから、タンク内圧
の上昇を段階的に制御することができて、燃料注入口側
への燃料の逆流を防止することができ、満タン給油を円
滑に行なうことができる。
ートバルブでは、燃料タンクへの燃料の給油時、燃料に
よる浮力若しくはエアによる揚力によって、フロートが
上昇しても、まず、弁体シール部がエア流出流路の周縁
全周に圧接する。
れ、かつ、ばねによって、弁体筒部の下端がフロートの
弁座から離隔しているため、エア流出流路は、全閉とは
ならず、ケース側壁の通気孔からケース内に流入するエ
アが、フロートの通気孔と弁体筒部の通気孔とを経て流
出することとなる。このエアの流出ルートは、弁体筒部
に形成された通気孔を流れることから、弁体シール部が
エア流出流路周縁に圧接させる前に比べて、絞られるこ
ととなり、燃料タンク内の内圧を若干上昇させることと
なる。
と、フロートが浮力によってさらに上昇し、ばねの付勢
力に抗して、フロートに対して相対的に、弁体を下方へ
移動させることとなり、満タン時の燃料液面の高さま
で、燃料液面が上昇すると、弁体筒部下端面がフロート
の弁座に当接されて、弁体筒部の通気孔が閉塞され、エ
ア流出流路を全閉する。そして、燃料タンク内の内圧が
一定値まで上昇し、燃料注入口側での燃料注入ガンのオ
ートストップ機構が作動し、給油が停止されることとな
る。
タンク用フロートバルブでは、燃料タンクへの給油時、
弁体シール部外周縁によるエア流出流路の閉塞と、フロ
ートの弁座による弁体筒部の通気孔の閉塞と、の2段階
で、エア流出流路を全閉することから、タンク内圧の上
昇を段階的に制御することができて、リキッドシール構
造とした燃料注入口側への燃料の逆流を防止することが
でき、満タン給油を円滑に行なうことができる。
バルブでは、弁体筒部の通気孔を閉塞する際におけるフ
ロートの浮力の対抗手段として、弁体とフロートとの間
に配置されるばねを利用するものである。そのため、フ
ロートの重量や形状が設計変更されて、フロートの浮力
が変更されても、ばね荷重の違うばねに変更することに
より、簡単に対応させて調整することができる。
明する。
V1は、図2・3に示すように、ケース11と、ケース
11内に配設されるフロート15と、フロート15に取
り付けられる弁体16と、フロート15の閉弁移動を補
助する補助部材としての圧縮コイルばね17と、を備え
て構成され、燃料タンク8の上壁9に配置されている。
への配管Pの他、図示しないエンジン側への燃料供給用
配管や燃料Fのリターン用配管が接続されている。ま
た、燃料注入口側には、燃料注入ガンGを挿入させるフ
ィラーパイプ8aが配設されている。
セタールやポリアミド等の合成樹脂から形成され、略円
板形状の底壁12と、円筒形状の側壁13と、側壁13
の上端で内周側と外周側へと延びる円環状の天井壁14
と、を備えて構成されている。
させる複数の貫通孔12aを備え、上面にばね17の位
置規制を行なう円筒状のリブ12bが形成されている。
びるように底壁12と接合され、内周側と外周側とを連
通する複数の通気孔13aを備えている。
隔壁部14aと、側壁13の外周側に延びるフランジ部
14bと、を備えて構成され、隔壁部14aの中央の孔
がキャニスタC側にエアAを流出させるエア流出流路1
8としている。フランジ部14bは、フロートバルブV
1をタンク上壁9に固定する際に利用する部位となるも
のであり、バルブV1は、タンク上壁9の取付孔9aの
周囲に溶接された口金10に、上蓋19とシール材(図
符号省略)とを介在させて、ボルト20止めすることに
より、タンク上壁9に固定されることとなる。上蓋19
には、キャニスタCに連結される配管Pを接続させるニ
ップル19aが固着されている。
のゴム材料から形成され、フロート15の上部に取り付
けられる元部16aと、元部16aの上端から半径方向
外方に突出してエア流出流路18の周縁全周に圧接可能
な円板状のシール部16dと、を備えて構成されてい
る。
付部15bに取り付けるための凹溝16bと膨出部16
cとが形成されている。
周縁への圧接部位より内側位置に、上下に貫通する複数
の通気孔16eが形成されている。
アセタールやポリアミド等の合成樹脂から形成され、燃
料Fによる浮力を発生させる円筒状の本体15aと、本
体15aの上部に配置される取付部15bと、を備えて
構成されている。
方へ突出する略円筒状に形成され、所定位置には、水平
方向に貫通する貫通孔15cが形成されている。弁体1
6の元部16aの取り付けは、膨出部16cを貫通孔1
5cに挿入係止させることにより、行なわれる。取付部
15bのこのような形状は、フロート15の本体15a
・取付部15bや後述する弁座15dを一体的に射出成
形する際、スライドコアの構造を複雑にしないためであ
る。また、貫通孔15cは、膨出部16cを挿入係止さ
せれば、閉塞されることとなる。
付部15bへの弁体元部16aの取付後に、弁体シール
部16dの下面と所定距離を隔てて配置されるように、
半径方向外方へ円板状に延びる弁座15dが形成されて
いる。弁座15d上面の外周縁には、弁体シール部15
の外周縁全周の下面と対向するように円環状の環状突起
15eが形成されている。
下面とケース底壁12との間に配設されている。
は、燃料タンク8への燃料Fの給油時、ケース11内に
流入する燃料Fによる浮力若しくは流入するエアAによ
る揚力によって、フロート15が上昇しても、まず、図
4に示すように、弁体シール部16dがエア流出流路1
8の周縁全周に圧接する。
16eが貫通されているため、エア流出流路18は、全
閉とはならず、ケース側壁13の通気孔13aからケー
ス11内に流入するエアAが、弁体シール部16dとフ
ロート15の弁座15dとの間と、弁体シール部16d
の通気孔16eと、を経て流出することとなる。このエ
アAの流出ルートは、弁体シール部16dに形成された
通気孔16eを流れることから、弁体シール部16dが
エア流出流路18周縁に圧接させる前の図3に示す状態
に比べて、絞られることとなり、燃料タンク8内の内圧
(液圧)を若干上昇させることとなる。
入すると、フロート15が浮力によってさらに上昇して
弁体シール部16dを撓ませることとなり、図5に示す
ように、満タン時の燃料液面の高さLFまで、燃料液面
が上昇すると、弁体シール部16dの下面側の外周縁が
フロート15の弁座15dの環状突起15eに当接され
て、弁体シール部16dの通気孔16eが閉塞され、エ
ア流出流路18を全閉する。そして、燃料タンク8内の
内圧が一定値まで上昇し、フィラーパイプ8aに挿入さ
れた燃料注入ガンGのオートストップ機構が作動し、給
油が停止されることとなる。
弁体シール部16dの外周縁によるエア流出流路18の
閉塞と、フロート15の弁座15dによる弁体シール部
16dの通気孔16eの閉塞と、の2段階で、エア流出
流路18を全閉する。
で示す急激な内圧(液圧)上昇ではなく、内圧(液圧)
の上昇を2段階的に制御することができて、フィラーパ
イプ8a側への燃料Fの逆流を防止することができ、満
タン給油を円滑に行なうことができる。
ート15に取り付けた弁体16をゴム製としているた
め、シール性能を向上させることができる。
は、弁体シール部16dの撓みを利用してエア流出流路
18の閉塞を2段階で制御するように構成したが、図7
〜9に示す第2実施例のフロートバルブV2のように、
弁体26自体を移動させてエア流出流路18を2段階で
閉塞するように構成しても良い。なお、図7〜9におい
て、第1実施例と略同様な部材には、同一符号を付し、
その説明を省略する。
体16と同様なゴム材料から形成され、上下方向に延び
て通気孔26bを備えた円筒状の筒部26aと、筒部2
6a上端で半径方向外方へ延びてエア流出流路18を閉
塞可能な傘状のシール部26dと、を備えて構成されて
いる。筒部26aの下部には、外周面全周に形成される
係止突起26cが形成されている。
5と同様な合成樹脂から形成され、燃料Fによる浮力を
発生される円筒状の本体25aと、本体25aの上部に
配置されて、弁体筒部26aを下方へ移動可能に保持す
る保持部25bと、を備えて構成されている。
へ円筒状に突設させて、水平方向に貫通する通気孔25
cを形成して構成されている。この通気孔25cは、弁
体筒部26の係止突起26cを係止する部位となる。ま
た、保持部25bに囲まれた本体25aの上面は、弁体
筒部26aの通気孔26bを閉塞する際の弁座25dと
なる。
は、半径方向外方へ延びる円板状のばね座25eが形成
され、ばね座25eは、上端を弁体シール部26d下面
に当接させた圧縮コイルばね29の下端を支持してい
る。
は、燃料タンク8への燃料Fの給油時、ケース11内に
流入する燃料Fによる浮力若しくは流入するエアAによ
る揚力によって、フロート15が上昇しても、まず、図
8に示すように、弁体シール部26dがエア流出流路1
8の周縁全周に圧接する。
bが貫通され、かつ、コイルばね29によって、弁体筒
部26aの下端がフロート25の弁座25dから離隔し
ているため、エア流出流路18は、全閉とはならず、ケ
ース側壁13の通気孔13aからケース11内に流入す
るエアAが、フロート25の通気孔25cと弁体筒部2
6aの通気孔26bとを経て流出することとなる。この
エアAの流出ルートは、弁体筒部26aに形成された通
気孔26bを流れることから、弁体シール部26dがエ
ア流出流路18の周縁に圧接させる前の図7に示す状態
に比べて、絞られることとなり、燃料タンク8内の内圧
を若干上昇させることとなる。
入すると、フロート25が浮力によってさらに上昇し、
ばね29の付勢力に抗して、フロート25に対して相対
的に、弁体26を下方へ移動させることとなり、図9に
示すように、満タン時の燃料液面の高さLFまで、燃料
液面が上昇すると、弁体筒部26aの下端面がフロート
25の弁座25dに当接されて、弁体筒部26aの通気
孔26bが閉塞され、エア流出流路18を全閉すること
となって、第1実施例と同様な作用・効果を奏する。
体筒部26aの通気孔26bを閉塞する際におけるフロ
ート25の浮力の対抗手段として、弁体26とフロート
25との間に配置されるコイルばね29を利用している
ことから、フロート25の重量や形状が設計変更され
て、フロート25の浮力が変更されても、ばね荷重の違
うばね29に変更することにより、簡単に対応させて通
気孔26bの閉塞荷重を調整することができる。
タンクに配置された状態を示す。
の後の状態を示す。
圧)と液面高さ(液位)との関係を示すグラフ図であ
る。
の後の状態を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 燃料タンクの上部に配置されて、少なく
とも底壁及び該底壁周縁から上方へ延びる側壁を備えて
構成されるとともに、前記側壁に通気孔が形成されたケ
ースと、 該ケース内に収納されたフロートと、 該フロートの上部に配置されてエアの流出流路を閉塞可
能な弁体と、 前記ケース底壁と前記フロートとの間に配設されて、前
記フロートの閉弁移動を補助する補助部材と、 を備えて、給油時の燃料タンク内のエアを流出させる燃
料タンク用フロートバルブであって、 前記弁体が、ゴム製として、前記フロート上部に取り付
けられる元部と、該元部の上端から半径方向外方に突出
して前記エア流出流路周縁全周に圧接可能な円板状のシ
ール部と、を備えて構成され、 前記シール部における前記エア流出流路周縁への圧接部
位より内側位置に、上下に貫通する通気孔が形成され、 前記フロートが、上部に、前記シール部の下方に配置さ
れて前記シール部の外周縁の圧接時に前記シール部の通
気孔を閉塞可能な板状の弁座と、該弁座の中央に配設さ
れる前記元部の取付部と、を備えて構成されていること
を特徴とする燃料タンク用フロートバルブ。 - 【請求項2】 燃料タンクの上部に配置されて、少なく
とも底壁及び該底壁周縁から上方へ延びる側壁を備えて
構成されるとともに、前記側壁に通気孔が形成されたケ
ースと、 該ケース内に収納されたフロートと、 該フロートの上部に配置されてエアの流出流路を閉塞可
能な弁体と、 前記ケース底壁と前記フロートとの間に配設されて、前
記フロートの閉弁移動を補助する補助部材と、 を備えて、給油時の燃料タンク内のエアを流出させる燃
料タンク用フロートバルブであって、 前記弁体が、ゴム製として、上下方向に延びて通気孔を
備えた筒部と、該筒部上端で半径方向外方へ延びて前記
エア流出流路を閉塞可能な傘状のシール部と、を備えて
構成され、 前記フロートが、上部に、前記筒部を下方へ移動可能に
保持する保持部と、前記筒部の下方で前記筒部の通気孔
を閉塞可能な弁座と、前記筒部下端面の前記弁座からの
離隔時に前記筒部の通気孔と連通可能とする通気孔と、
を備えて構成され、 前記弁体と前記フロートとの間に、前記弁体を上方へ付
勢するばねが配設されていることを特徴とする燃料タン
ク用フロートバルブ。
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