JP3288971B2 - 常温硬化型水性塗料組成物の再使用方法 - Google Patents
常温硬化型水性塗料組成物の再使用方法Info
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Description
よび2を参照しながら詳細に説明する。図1において符
号4で表される「捕集液」は、塗装の際に発生する余剰
の塗料組成物(21)を溶解させて回収するための溶液を意
味し、通常、塗装ブース(1)内においてウォーターカー
テン(3)の形態で使用される。また、本発明において、
「塗料希釈液(6)」とは、図1および図2に示されるよ
うに、前記捕集液(4)で回収された余剰の塗料組成物(2
1)を含有する溶液をいう。その後、図2により詳しく示
すように、「塗料希釈液(6)」は、メンブラン(71)を含
む限外濾過装置(7)を用いて何回か濾過および濃縮に付
されることにより、「濾液(20)」と「中間濃縮塗料(1
6)」に分離される。「濾液(20)」は、水および溶剤を含
むものであって、本発明では「分離液(9)」とも称す
る。また、「最終濃縮塗料(16')」は、その後、塗料粒
度などを再度調整することにより、常温硬化型水性塗料
組成物として再使用可能なものをいう。
硬化型水性塗料を被塗物に塗装した後の余剰の塗料を再
使用する方法に関する。詳しくは、本発明は、前記塗料
組成物を、塗装ブース内において捕集液により回収し、
それを濾過濃縮して濃縮塗料と分離液に分離した後、そ
れぞれを再調整して再使用する方法に関する。
農機具等には、プライマーとして、防錆性を有する水性
塗料が塗装されている。このような水性塗料は、耐熱性
が上げられないかまたは熱容量が大きなワークでは、被
塗物温度(通常、80℃以下)で乾燥硬化する必要があ
り、通常、常温硬化型水性塗料と呼ばれている。
おいてスプレー塗装すると、被塗物に塗着しない塗料の
ダストが多く発生する。このような塗料スプレーダスト
は、塗装ブース内のブース水に溶解または分散させて捕
集する。捕集された塗料ダストは、非常に多量であるた
め、これをそのまま廃棄することは、塗料の損失になる
と共に、環境汚染の問題にも繋がる。
して再使用することが検討されており、例えば特開昭4
9−51324号公報に開示されているような回収方法
が提唱されている。前記特開昭49−51324号公報
に記載の方法は、先ず、水性塗料組成物のスプレーダス
トを、水により捕集して塗料希釈水とする。得られた塗
料希釈水を逆浸透膜や限外濾過膜に通して水を濾過する
ことにより、塗料組成物を回収して濃縮する。その後、
この濃縮された塗料組成物を、元の水性塗料組成物の不
揮発分濃度と同程度となるように再調整した後、再使用
するものである。ここで、不揮発分とは、水性塗料組成
物中に含まれる水溶性アルキド樹脂や水溶性アクリル樹
脂などの塗膜形成用水溶性樹脂や顔料などをいう。
の方法の欠点は、水に捕集された塗料希釈水を限外濾過
膜等により分離・濃縮する際に、濾過によって分離され
た水性液が大量に発生することである。回収した塗料は
再使用するが、水を含む水性液は廃棄処理する必要があ
る。そこで、この水性液を再度、塗装ブースに戻して洗
浄水として再使用することも提案されている。
された濃縮塗料や水性液は、繰り返し再使用すると、様
々な不都合を生じさせる。例えば、回収された濃縮塗料
では、揮発分濃度が低下することから、揮発分中の中和
アミン量も低減し、それによって塗料自体のpHも徐々
に低下していく。さらに、分離された水性液中では、塗
料組成物から濾過分離された低分子成分(例えば、塗料
の主剤中に含まれている残留モノマーや副生成物、樹脂
ワニスの中和時および保管時に生じる樹脂の分解生成物
等)の濃度が、再使用する毎に高まっていく。このよう
な濃縮塗料や水性液の再使用を続けると、再使用(リサ
イクル)適性を左右する塗料組成物中の溶剤組成やpH
の変化に対する樹脂の水和安定性がますます低下してい
き、最後には、塗料組成物中の樹脂の水和安定性の低下
による塗料の凝集や分離をもたらすことがある。
元の水性塗料組成物中の樹脂の親水性を高め、それによ
り、再使用における樹脂の水和安定性を高める方法も提
唱されている。しかしながら、このような方法を利用す
ると、塗料の塗膜性能(例えば、耐塩水噴霧性や耐水性
等)の低下が生じることがある。さらには、防食性を有
する常温硬化型水性塗料は存在するが、上記の不都合を
克服し、かつリサイクル適性も付与できるものがない。
また、上記のような方法では、濾過・分離された水性液
を洗浄水として再使用する場合の不利益が改良されな
い。
は、防食性を有する常温硬化型水性塗料組成物中の樹脂
や顔料が分離・凝集せず、かつ塗料希釈水の濾過・濃縮
効率を高めることができる前記塗料組成物の再使用方法
を提供することである。さらに、本発明の目的は、捕集
液の組成比およびpHに対応するように、塗膜形成用樹
脂の酸価を選択した塗料組成物を用いて、該塗料組成物
および捕集液をいずれも再使用する方法を提供すること
である。
エポキシ樹脂(a)/脂肪酸(b)/エチレン性不飽和
モノマー(c)=20〜70:20〜50:3〜50
(重量%)(ただし、a+b+c=100)および酸価
25〜60のアクリル変性エポキシエステル樹脂を含有
する再使用可能な常温硬化型水性塗料組成物を、塗装ブ
ースにおいて、予めpHを調整した捕集液を用いて回収
して塗料希釈液とすること、ii)前記塗料希釈液を濾過
および濃縮することにより、濃縮塗料と分離液に分離す
ること、およびiii)前記分離液中の親水性溶剤含有量を
1.5〜20重量%に、およびpHを8〜10に調整し
て捕集液として再使用することから成る、再使用可能な
常温硬化型水性塗料組成物の再使用方法を提供する。
法において、ii)の濾過および濃縮工程は、特に好まし
くは、限外濾過装置によって行われる。
物中の樹脂の酸価を限定すること(すなわち、樹脂の親
水化度を限定すること)により、繰り返し再使用するこ
とができる。
または捕集液中の親水性溶剤含有量に依存して、使用す
る常温硬化型水性塗料組成物中の樹脂の酸価を選択する
ことも可能である。
る。本発明の方法に使用するのに適した常温硬化型水性
塗料組成物は、主剤としてのアクリル変性エポキシエス
テル樹脂、およびその他の添加物を含んで成る。上記塗
料組成物用溶剤は、水と親水性溶剤から成る。
は、エポキシ樹脂(a)、脂肪酸(b)およびエチレン
性不飽和モノマー(c)から合成され得る。アクリル変
性エポキシエステル樹脂は、先ず、エポキシ樹脂(a)
と脂肪酸(b)からエポキシエステル樹脂を合成した
後、適当なエチレン性不飽和モノマー(c)を用いて、
アクリル変性し得る。前記アクリル変性エポキシエステ
ル樹脂は、変性の容易さの点から、アクリル変性段階で
スチレンモノマーを含むことが好ましい。
ば、「エピコート828」、「エピコート1001」、「エピ
コート1002」、「エピコート1004」、「エピコート100
7」および「エピコート1009」(いずれもシェル製、ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂)、並びに「エポトート
YD-128」、「エポトートYD-011」、「エポトートYD-01
2」、「エポトートYD-014」、「エポトートYD-017」お
よび「エポトートYD-019」(東都化成製、ビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂)のような市販のエポキシ樹脂が使
用できる。上記エポキシ樹脂は、1種または2種以上を
同時に使用してよい。
成系の脂肪酸がいずれも使用でき、例えば、桐油、アマ
ニ油、ヒマシ油、脱水ヒマシ油、サフラワー油、トール
油、大豆油、ヤシ油から得られる脂肪酸が挙げられる。
上記脂肪酸は、1種または2種以上を同時に使用してよ
い。
らのエポキシエステル樹脂の合成は、従来公知の方法で
行うことができ、例えば、エポキシ樹脂(a)と脂肪酸
(b)を、適当な溶媒(例えば、トルエン、キシレン
等)中、常套の縮合触媒を用いて、必要に応じて不活性
ガス(例えば、窒素ガス等)雰囲気下において、150
〜250℃で、所望の酸価となるまで反応させることが
できる。上記縮合触媒としては、ジブチル錫オキサイド
やテトラn-ブチルアンモニウムブロマイド等を用い
る。
レン性不飽和モノマー(c)と反応させて、アクリル変
性エポキシエステル樹脂を得る。エチレン性不飽和モノ
マー(c)としては、スチレン、(メタ)アクリル酸、
無水マレイン酸およびイタコン酸等の不飽和カルボン
酸、(メタ)アクリル酸エステル類、並びにそれらの混
合物が挙げられる。上記アクリル系モノマー類の内、少
なくとも1つがカルボン酸基を包含していることを必須
とし、アクリル系モノマー1種または2種以上をスチレ
ンと混合して使用する。
飽和モノマー(c)との反応は、重合開始剤の存在下、
不活性ガス(例えば、窒素ガス等)雰囲気下において、
80〜150℃の温度範囲で、所望の酸価となるまで行
うことができる。
モノマー(c)との上記反応に使用する重合開始剤とし
ては、過酸化物、アゾ化合物等の当該分野に既知のもの
がいずれも使用でき、例えば、化薬アクゾ製「カヤブチ
ルB(アルキルパーエステル系)」等を、使用するモノ
マー合計量に対して0.1〜20重量%の量で使用でき
る。
エステル樹脂は、エポキシ樹脂(a)/脂肪酸(b)/
エチレン性不飽和モノマー(c)の組成比が20〜7
0:20〜50:3〜50(重量%)の範囲であること
が好ましい。上記組成比において、エポキシ樹脂(a)
の量が20%未満であると、調製した塗料組成物から成
る塗膜の耐食性が低下し、また70%を超えると、樹脂
粘度が高くなり過ぎるため、合成が困難である。上記組
成比において、脂肪酸(b)の量が20%未満である
と、塗膜の耐水性が悪くなり、また50%を超えると塗
膜の初期硬度が低いため、ライン塗装後の被塗物のハン
ドリング性が悪くなる。さらに、上記組成比において、
エチレン性不飽和モノマー(c)の量が3%未満である
と、合成された樹脂の水分散性が悪くなり、また50%
を超えると、塗膜の耐食性が低下する。
樹脂は、塗料として回収しさらに再使用する際に塗料分
離を確実に防止するために、高い水溶化度(親水化度)
を有することが好ましい。このような水溶化度は、酸価
で表すことができる。すなわち、本発明の方法で使用す
るのに好ましいアクリル変性エポキシエステル樹脂の酸
価は、25〜60、特に30〜50であり得る。上記樹
脂の酸価が25未満の場合、水溶性樹脂の水溶化度(す
なわち、親水化度)が低下して濃縮過程において分離等
が発生する恐れがある。また、酸価が60を超えると、
上記樹脂の水溶化度が高くなり過ぎて、塗膜の耐水性等
の点で問題が生じることがある。
は、合成後、アミン化合物(例えば、アンモニア、モノ
メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モ
ノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、
モノ-n-プロピルアミン、ジメチル-n-プロピルアミ
ン、モノエタノールアミン、ジメタノールアミン、トリ
エタノールアミン、N-メチルエタノールアミン、N-メ
チルジエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、
イソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン
等)、特にトリエチルアミンによって100%中和さ
れ、水および親水性溶剤中に分散された後、通常、不揮
発分量60〜10%で使用するが、特に、この範囲に限
定されるものではない。ここで使用する親水性溶剤は、
塗膜を形成する際に揮散するものであればよく、例え
ば、ブチルセロソルブ、ブチルグルコール、ブチルジグ
リコールおよびプロピレングリコール等のグリコール誘
導体等が挙げられる。
全組成に対し50〜90重量%で配合し、さらに水およ
び親水性溶剤の混合溶剤、および他の添加物(すなわ
ち、顔料、ドライヤー、および消泡剤等)を含み得る。
は、二酸化チタン、カーボン、キナクリドン系等の着色
顔料や、硫酸バリウム、タルク、クレー等の体質顔料等
をいずれも使用でき、樹脂固形分に対して10〜250
重量%の範囲で配合できる。
は、酸化重合により硬化反応であるために、ドライヤー
が添加される。使用できるドライヤーは、当該分野に既
知の物質(すなわち、鉛、マンガン、およびコバルト系
化合物)がいずれも使用でき、例えば、大日本インキ化
学製DICNATE 3111(コバルト系化合物)が挙げられる。
明する。図1は、本発明の再使用可能な常温硬化型水性
塗料組成物のリサイクルシステムを示す模式的断面図で
ある。
硬化型水性塗料組成物は、塗装ブース1において、塗装
ガン2を用いて被塗物11に塗装される。この際、余剰の
前記塗料組成物21を、捕集液4から成るウォーターカー
テン3によって回収する。前記捕集液4の組成中には、余
剰の前記塗料組成物21を安定して水に分散させるため
に、前記塗料組成物中に含まれる親水性溶剤として挙げ
たものがいずれも使用でき、特にブチルジグリコールを
含有させるのが好ましい。捕集液4によって回収された
前記塗料組成物21を含む溶液を、ここでは塗料希釈液6
と呼ぶ。この塗料希釈液6を、濃縮タンク5内に送液す
る。
ば、以下の手順で調製することができる。先ず、水と親
水性溶剤から捕集液を調製する。捕集液中の親水性溶剤
含有量は、2.5〜10重量%の範囲が好ましい。親水
性溶剤としては、前記塗料組成物中に含まれる溶剤とし
て挙げたものがいずれも使用でき、特にブチルジグリコ
ールが好ましい。
H8〜10、特に好ましくはpH9.5に調整する。捕
集液のpHを調整するのに使用するアミン化合物として
は、アクリル変性エポキシエステル樹脂を中和するのに
用いる前記のアミン化合物がいずれも使用でき、特にア
ミンの揮発の点からジメチルエタノールアミンを使用す
るのが好ましい。ここで、捕集液を、pH9.5以下に
調整する場合は、開放撹拌して所定のpHまで低下させ
る。
が8未満の場合、回収された濃縮塗料が凝集するため濃
縮できず、またpHが10を超えると、回収された濃縮
塗料の使用中または保存中に、塗料組成物内において加
水分解が促進され、低分子成分が増加して塗料が増粘す
ることがあるため、好ましくない。
i)において、濾過および濃縮工程を通した後、中間濃
縮塗料16と濾液20に分離され得る。本発明の方法におい
て、上記濾過および濃縮は、好ましくは限外濾過装置7
を用いて行う。
し、塗装粘度以上になるまで濃縮することにより、最終
濃縮塗料16'とすることができる。また、それと同時
に、濾過後の濾液20である水および溶剤は、分離液9と
して回収される。
に輸送される。この最終濃縮塗料16'は、組成や濃度な
どを再調整して適正な値(例えば、塗料粒度が30μm以
下であること、および初期塗料に対する光沢保持率>90
%など)であることを確認した後、常温硬化型水性塗料
組成物として再使用可能なものである。再調整時におけ
る塗料粒度の確認は、従来公知の方法で行うことができ
る。
以上になると、塗料中の溶剤量が多くなり、労働安全法
や溶剤規制の面で支障が生じる。
は、適当なアミン化合物を用いてpHを所望の値(pH
8〜10)に調整した後、捕集液として再利用できる[工
程(iii)]。ここで、分離液のpHを調整する目的は、
前記塗料組成物の塗装の際に飛散(揮発)した中和アミ
ンを補充して、再使用する塗料組成物の溶剤組成比の変
化およびpHの低下を防止することである。塗料組成物
の溶剤組成比の変化やpHの低下を防止することで、塗
料組成物中の樹脂の水和安定性が高まり、かつ塗料のリ
サイクル適性も向上する。
料タンク内10において、分離された最終濃縮塗料の濃度
を再調整することにより、常温硬化型水性塗料組成物と
して再使用することができる。
リル変性エポキシエステル樹脂の酸価に依存して、塗料
の回収に使用する捕集液および分離液のpHおよび含有
される親水性溶剤の量を決定する常温硬化型水性塗料組
成物の再使用方法、あるいは(回収された前記分離液
を含む)塗料の回収に使用する捕集液のpHまたはそれ
に含有される親水性溶剤の量に依存して、前記アクリル
変性エポキシエステル樹脂の酸価を決定する前記塗料組
成物の再使用方法の2通りの態様が考えられ得る。これ
までの説明は、前者の方法()に対応するものであ
る。
は、前記捕集液のpHを9.5に調整する場合、前記ア
クリル変性エポキシエステル樹脂の酸価が以下の式:
り、およびxは、捕集液中の親水性溶剤の含有量(重量
%)を表し、かつ1.5〜20の数である。)を満たす
ように前記樹脂を調製して配合した再使用可能な常温硬
化型水性塗料組成物を使用することができる。
様では、前記分離液のpHを8.5に調整する場合、前
記アクリル変性エポキシエステル樹脂の酸価が以下の
式:
り、およびxは、捕集液中の親水性溶剤の含有量(重量
%)を表し、かつ1.5〜20の数である。)を満たす
ように前記樹脂を調製して配合した再使用可能な常温硬
化型水性塗料組成物を使用することができる。
様では、捕集液中に含有させる親水性溶剤の量を2.5
〜10重量%に調整する場合、前記アクリル変性エポキ
シエステル樹脂の酸価を以下の式:
り、xは、捕集液中の親水性溶剤の含有量(重量%)を
表し、かつ2.5〜10の数であり、およびyは、捕集
液のpHを表し、8≦y≦10を満たす。) を満たすように前記樹脂を調製して配合した再使用可能
な常温硬化型水性塗料組成物を使用することができる。
本発明は以下の実施例に限定されるものではない。調製例1 エピコート1001(シェル製、エポキシ樹脂)609.2
重量部、脱水ヒマシ油脂肪酸295.4重量部、サフラ
ワー油脂肪酸295.4重量部および循環用キシール2
4.0重量部を、反応容器に入れ、窒素ガス雰囲気下に
おいて、撹拌しながら、酸価が3.7になるまで、21
0℃で約10時間縮合反応させた。反応後、ブチルセロ
ソルブ500重量部を添加して希釈し、不揮発分68.
8重量%および酸価3.7のエポキシエステル樹脂Ep
―1を得た。
量部、脱水ヒマシ油脂肪酸366.3重量部、トール油
脂肪酸376.8重量部および循環用キシール12.0重
量部を、反応容器に入れ、窒素ガス雰囲気下において、
撹拌しながら、酸価が3.4になるまで、210〜23
0℃で約10時間縮合反応させた。反応後、不揮発分9
9.0重量%および酸価3.4のエポキシエステル樹脂E
p-2を得た。
重量部、脱水ヒマシ油脂肪酸232.8重量部、トール
油脂肪酸239.5重量部、テトラn-ブチルアンモニウ
ムブロマイド1.9重量部および循環用キシール12.0
重量部を、反応容器に入れ、窒素ガス雰囲気下におい
て、撹拌しながら、酸価が2.7になるまで、200℃
で約5時間縮合反応させた。反応後、不揮発分99.0
重量%および酸価2.7のエポキシエステル樹脂Ep-3
を得た。
8.2重量部、アマニ油脂肪酸690.5重量部、ジブチ
ル錫オキサイド1.4重量部および循環用キシール42.
0重量部を、反応容器に入れ、窒素ガス雰囲気下におい
て、撹拌しながら、酸価が4.4になるまで、210〜
240℃で約6時間縮合反応させた。反応後、ブチルセ
ロソルブ42重量部を添加して希釈し、不揮発分95.
7重量%および酸価4.4のエポキシエステル樹脂Ep-
4を得た。
チルセロソルブ153.6重量部を反応容器に入れ、1
40℃に昇温した。この温度において3時間かけて、ス
チレン316.8重量部、アクリル酸62.4重量部およ
び重合開始剤(化薬アクゾ製カヤブチルB)9.10重
量部を滴下した。滴下終了後、0.5時間エージングし
た。次いで、重合開始剤(化薬アクゾ製カヤブチルB)
2.27重量部を滴下した後、さらに1.5時間エージン
グすることにより、酸価46.4および不揮発分69.6
重量%のアクリル変性エポキシエステル樹脂aを得た。
ルセロソルブ4.4重量部、スチレン4.0重量部、アク
リル酸15.6重量部、並びに重合開始剤(化薬アクゾ
製カヤブチルB)0.72重量部およびその後0.08重
量部を使用したこと以外は、上記調製例5と同様にし
て、酸価62.1および不揮発分70.0重量%のアクリ
ル変性エポキシエステル樹脂bを得た。
ルセロソルブ24.3重量部を反応容器に入れ、140
℃に昇温した。この温度において3時間かけて、スチレ
ン59.4重量部、アクリル酸11.7重量部および重合
開始剤(化薬アクゾ製カヤブチルB)2.28重量部を
滴下した。滴下終了後、0.5時間エージングした。次
いで、重合開始剤(化薬アクゾ製カヤブチルB)0.5
7重量部およびブチルセロソルブ91.6重量部を滴下
した後、さらに1.5時間エージングすることにより、
酸価30.5および不揮発分70重量%のアクリル変性
エポキシエステル樹脂cを得た。
ルセロソルブ121.4重量部、スチレン4.0重量部、
アクリル酸15.6重量部、並びに重合開始剤(化薬ア
クゾ製カヤブチルB)1.44重量部およびその後0.1
6重量部を使用したこと以外は、上記調製例5と同様に
して、酸価42.2および不揮発分70重量%のアクリ
ル変性エポキシエステル樹脂dを得た。
ルセロソルブ72.5重量部を反応容器に入れ、130
℃に昇温した。この温度において3時間かけて、スチレ
ン45.0重量部、メタクリル酸メチル17.9重量部、
メタクリル酸2-エチルヘキシル33.7重量部、メクリ
ル酸18.4重量部および重合開始剤(化薬アクゾ製カ
ヤブチルB)1.15重量部を滴下した。滴下終了後、
1.0時間エージングした。次いで、重合開始剤(化薬
アクゾ製カヤブチルB)0.50重量部およびブチルセ
ロソルブ67.0重量部を滴下した後、さらに2.5時間
エージングすることにより、酸価35.0および不揮発
分70重量%のアクリル変性エポキシエステル樹脂eを
得た。
セロソルブ153.6重量部、スチレン352.7重量
部、アクリル酸26.5重量部、並びに重合開始剤(化
薬アクゾ製カヤブチルB)9.10重量部およびその後
2.27重量部を使用したこと以外は、上記調製例5と
同様にして、酸価21.6および不揮発分70重量%の
アクリル変性エポキシエステル樹脂fを得た。
セロソルブ153.6重量部、スチレン346.7重量
部、アクリル酸32.5重量部、並びに重合開始剤(化
薬アクゾ製カヤブチルB)9.10重量部およびその後
2.27重量部を使用したこと以外は、上記調製例5と
同様にして、酸価25.4および不揮発分70重量%の
アクリル変性エポキシエステル樹脂gを得た。
セロソルブ153.6重量部、スチレン305.4重量
部、アクリル酸73.8重量部、並びに重合開始剤(化
薬アクゾ製カヤブチルB)9.10重量部およびその後
2.27重量部を使用したこと以外は、上記調製例5と
同様にして、酸価54.3および不揮発分70重量%の
アクリル変性エポキシエステル樹脂hを得た。
セロソルブ153.6重量部、スチレン267.1重量
部、アクリル酸112.1重量部、並びに重合開始剤
(化薬アクゾ製カヤブチルB)9.10重量部およびそ
の後2.27重量部を使用したこと以外は、上記調製例
5と同様にして、酸価79.7および不揮発分70重量
%のアクリル変性エポキシエステル樹脂iを得た。
性エポキシエステル樹脂a〜iの組成比、酸価および不
揮発分を表1にまとめる。
トリメチルアミンを用いて100%中和した。次いで、
前記樹脂を水に分散させて、不揮発分35重量%のワニ
スとした。
カ・鉱物油系消泡剤、サンノプコ製ノプコ8034L)0.1
重量部、着色顔料(二酸化チタン、石原産業製CR-95)
31.5重量部、ドライヤー(コバルト系、大日本イン
キ化学工業製DICNATE3111)0.6重量部および水8.0
重量部を混合して、常温硬化型水性塗料組成物Aを調製
した。塗料組成物の揮発分中の親水性溶剤の量は約19
重量%であった。
れ用いたこと以外は、実施例1と同様にして、常温硬化
型塗料組成物C〜Hを調製した。
れぞれ用いたこと以外は、実施例1と同様にして、常温
硬化型塗料組成物BおよびIを調製した。
(溶剤組成比;水:ブチルジグリコール=100:0〜
80:20)により不揮発分5重量%まで希釈して、塗
料希釈水とした。塗料希釈水を、ジメチルエタノールア
ミンを用いてpH9.5に調製した後、NK#2カップ
で30秒以上となるまで限外濾過濃縮し、濃縮塗料A'
を得た。ここで、限外濾過濃縮は、液送ポンプを取り付
けた旭化成工業製UFモジュールを用い、上記塗料希釈
水を循環および濃縮させて行った。
よび2によって得られた塗料組成物BおよびIについて
も、上記と同様の方法で処理して、それぞれ対応する濃
縮塗料C'〜H'並びにB'およびI'を得た。
イクル適性(粒度測定および塗膜外観評価)を以下の手
順で行った。
0に従って粒度を測定した。初期の塗料組成物の粒度
は、15μm未満であった。評価基準 濃縮塗料の粒度30μm未満 :○ 濃縮塗料の粒度30μmを超える:×
外濾過濃縮工程に付す前)塗料塗膜と比較することによ
り評価した。初期塗料および濃縮塗料をガラス板上にそ
れぞれ、6miLドクターブレードを用いて塗布した
後、80℃で20分間乾燥した。乾燥後の塗膜の60°
光沢を測定し、初期塗料の結果を100%として、以下
の基準により評価した。評価基準 初期塗料の塗膜に対する光沢保持率が90%以上:○ 初期塗料の塗膜に対する光沢保持率が90%未満:×
なるようにスプレー塗布した後、80℃で20分間乾燥
し、さらに室温で1週間放置した。その後、塗板をJI
S K-5400に従って、耐塩水噴霧試験(96時間)を行
った。評価基準 剥離幅3mm以内 :○ 剥離幅3mmを超える:×
日間浸漬した後のブリスタの有無を確認した。評価基準 ブリスタ無し:○ ブリスタ有り:× 評価結果を表2に示す。
酸価が25〜60である常温硬化型水性塗料組成物を用
いると、捕集液の溶剤量/pH条件を設定することで、
回収された塗料組成物のリサイクル適性を大幅に向上さ
せることができることが分かる。
の酸価および捕集液中の親水性溶剤含有量との関係 捕集液のpHを特定値に設定した場合において、それに
対応する塗料用樹脂の好ましい酸価および捕集液中に含
有すべき親水性溶剤の望ましい含有量を調べた。同じ組
成の2つの捕集液を調製し、それぞれジメチルエタノー
ルアミンを用いてpH9.5および8.5に調整した。捕
集液の濃縮開始時の不揮発分は、いずれも5重量%とし
た。2つの捕集液をそれぞれ、6等分した。次に、等分
した各捕集液に、親水性溶剤としてブチルジグリコール
を、捕集液全体に対して0、1.5、2.5、5、10お
よび20重量%となるように添加し、全部で12種の捕
集液(pH9.5=6種およびpH8.5=6種)を調製
した。
ルシステムにおいて、上記で調製した12種の捕集液を
用い、実施例および比較例から得られた塗料組成物A〜
Iを回収、濾過・濃縮および再使用した。再使用後の濃
縮塗料塗膜についてのリサイクル適性(粒度および/ま
たは光沢保持率の変化)を評価した。リサイクル適性
は、粒度<30μmおよび光沢保持率>90%を基準と
して、リサイクル適性良好(○)、または不良(×)を
決定した。評価結果を以下の表3および4にまとめる。
固定すると、塗料組成物中のアクリル変性エポキシエス
テル樹脂の酸価は高いほど、また捕集液中の親水性溶剤
含有量は多いほど、より好ましいことが分かる。さら
に、捕集液のpHを9.5から8.5に下げると、捕集液
中の親水性溶剤含有量の最小値が1.5重量%から2.5
重量%上げる必要があることが分かる。
9.5に調整する場合、前記アクリル変性エポキシエス
テル樹脂の酸価は、以下の式:
り、およびxは、捕集液中の親水性溶剤の含有量(重量
%)を表し、かつ1.5〜20の数である。) を満たす必要があると考えられる。
る場合、前記アクリル変性エポキシエステル樹脂の酸価
は、以下の式:
り、およびxは、捕集液中の親水性溶剤の含有量(重量
%)を表し、かつ1.5〜20の数である。) を満たす必要があると考えられる。
樹脂の酸価および捕集液のpHとの関係 本実施例では、捕集液中の親水性溶剤含有量を特定値に
設定した場合において、それに対応する塗料用樹脂の好
ましい酸価および捕集液の望ましいpHを調べた。同じ
組成の3つの捕集液を調製し、それぞれにブチルジグリ
コールを2.5、5および10重量%含有させた。捕集
液の濃縮開始時の不揮発分は、いずれも5重量%とし
た。
量%の捕集液を5等分し、それぞれのpHをジメチルエ
タノールアミンを用いて8.0、8.5、9.0、9.5お
よび10.0に調製した。ブチルジグリコール含有量5
および10重量%の捕集液についても、上記と同様に等
分し、pHを調製した。これにより、全15種の捕集液
を調製した。図1に示す本発明の塗料組成物のリサイク
ルシステムにおいて、上記15種の捕集液を用い、実施
例および比較例から得られた塗料組成物A〜Iを回収、
濾過・濃縮および再使用した。再使用後の濃縮塗料塗膜
のリサイクル適性(粒度および/または光沢保持率の変
化)を評価した。リサイクル適性は、粒度<30μmお
よび光沢保持率>90%を基準として、リサイクル適性
良好(○)、または不良(×)を決定した。評価結果を
以下の表5〜7にまとめる。
剤含有量を固定すると、塗料組成物中の樹脂の酸価およ
び捕集液のpHはいずれも高いほど好ましいことが分か
る。さらに、捕集液中の親水性溶剤含有量を増量するに
つれて、好ましい捕集液のpH値および樹脂の酸価がい
ずれも高くなっていくことが分かる。
させる親水性溶剤の量を2.5〜10重量%に調整する
場合、使用するアクリル変性エポキシエステル樹脂の酸
価は、以下の式:
り、xは、捕集液中の親水性溶剤の含有量(重量%)を
表し、かつ2.5〜10の数であり、およびyは、分離
液のpHを表し、8≦y≦10を満たす。) を満たす必要があると考えられる。
ば、耐塩水噴霧性や耐水性等)を低下することなく、前
記塗料のリサイクル適性が向上するため、濾過・濃縮工
程の短縮化が実現できる。また、塗装ブース内の捕集液
のリサイクルも容易である。
クルシステムを示す模式的断面図である。
クルシステムにおいて得られた塗料希釈液の分離に関す
る模式的な流れ図である。
ーターカーテン、4…捕集液、5…濃縮タンク、6…回
収された塗料希釈液、7…限外濾過装置、8…濾液タン
ク、9…分離液、10…塗料タンク、11…被塗物、1
6…中間濃縮塗料、16'…最終濃縮塗料、20…濾
液、21…余剰の塗料組成物、71…メンブラン。
Claims (7)
- 【請求項1】 i) 組成比:エポキシ樹脂(a)/脂肪
酸(b)/エチレン性不飽和モノマー(c)=20〜7
0:20〜50:3〜50(重量%)(ただし、a+b
+c=100)から得られた酸価25〜60のアクリル
変性エポキシエステル樹脂を含有する再使用可能な常温
硬化型水性塗料組成物を、塗装ブースにおいて、予めp
Hを調整した捕集液を用いて回収して塗料希釈液とする
こと、 ii)前記塗料希釈液を濾過および濃縮することにより、
濃縮塗料と分離液に分離すること、および iii)前記分離液中の親水性溶剤含有量を1.5〜20重
量%に、およびpHを8〜10に調整して捕集液として
再使用することから成る、再使用可能な常温硬化型水性
塗料組成物の再使用方法。 - 【請求項2】 前記塗料希釈液の濾過および濃縮を、限
外濾過装置で行う請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記捕集液が水と親水性溶剤から成る請
求項1記載の方法。 - 【請求項4】 前記濃縮塗料および分離液の溶剤組成比
が捕集液組成比と同じであることを特徴とする請求項1
記載の方法。 - 【請求項5】 前記捕集液のpHを9.5に調整する場
合、アクリル変性エポキシエステル樹脂の酸価が以下の
式: 【数1】 AV≧−12.00x+63.5 (式中、AVは酸価を表し、かつ25〜60の数であ
り、およびxは、捕集液中の親水性溶剤の含有量(重量
%)を表し、かつ1.5〜20の数である。) を満たすように前記アクリル変性エポキシエステル樹脂
を選択することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記捕集液のpHを8.5に調整する場
合、アクリル変性エポキシエステル樹脂の酸価が以下の
式: 【数2】 AV≧−3.22x+61.5 (式中、AVは酸価を表し、かつ25〜60の数であ
り、およびxは、捕集液中の親水性溶剤の含有量(重量
%)を表し、かつ1.5〜20の数である。) を満たすように前記アクリル変性エポキシエステル樹脂
を選択することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 前記捕集液中に含有させる親水性溶剤の
量を2.5〜10重量%に調整する場合、アクリル変性
エポキシエステル樹脂の酸価が以下の式: 【数3】 AV≧−1.88x−20.62y+230.34 (式中、AVは酸価を表し、かつ25〜60の数であ
り、xは、捕集液中の親水性溶剤の含有量(重量%)を
表し、かつ2.5〜10の数であり、およびyは、分離
液のpHを表し、8≦y≦10を満たす。) を満たすように前記アクリル変性エポキシエステル樹脂
を選択することを特徴とする請求項1記載の方法。
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JP13023098A JP3288971B2 (ja) | 1997-05-13 | 1998-05-13 | 常温硬化型水性塗料組成物の再使用方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9-122335 | 1997-05-13 | ||
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JP (1) | JP3288971B2 (ja) |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP13023098A patent/JP3288971B2/ja not_active Expired - Fee Related
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