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JP3281482B2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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Publication number
JP3281482B2
JP3281482B2 JP14866794A JP14866794A JP3281482B2 JP 3281482 B2 JP3281482 B2 JP 3281482B2 JP 14866794 A JP14866794 A JP 14866794A JP 14866794 A JP14866794 A JP 14866794A JP 3281482 B2 JP3281482 B2 JP 3281482B2
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JP
Japan
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stop ring
groove
cap
nose
pipe joint
Prior art date
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Application number
JP14866794A
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JPH07332562A (ja
Inventor
林一 倉田
雄二 柴
隆広 横松
Original Assignee
ブリヂストンフローテック株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ブリヂストンフローテック株式会社 filed Critical ブリヂストンフローテック株式会社
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Publication of JPH07332562A publication Critical patent/JPH07332562A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管継手の構造に関するも
のであって、特に言えば、管の結合、離脱が容易でかつ
不用意な離脱を生じさせない管継手にかかるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の管継手にあっては、結合部材を鋼
球で形成したボ−ルロック式管継手等があり、図17に
て示すようにパイプ1と連結したノ−ズ2をボディ3に
嵌入し、夫々の対向する凹部の間に挿着された鋼球8に
よって結合されると共にO−リング5によってシ−ルさ
れる構造である。そして鋼球8はカラ−スプリング6を
圧縮して挿着されたカラ−4の下面に接して係止され、
カラ−4は止めリング7によってボディ3に係止され
る。しかしならが、振動や不用意なカラ−4への外力に
より離脱し易い欠点が指摘されていた。又、通常のねじ
込み継手と比較し価格が3〜10倍程高価となり、この
点でも改良が求められていた。
【0003】しかるに、本願出願人は実開平1−156
390号にて構造が簡単でしかも安価な管継手を提供し
た。この既提案の発明の概要を図18に、そしてE−E
線での断面概要を図19に示すが、パイプ11と連結し
たノ−ズ12をボディ13に挿入し、夫々の対向する凹
溝14、15の間にストップリング16を結合させ、ボ
ディ13の切欠部17よりストップリング16の両端を
つまみ部18としたものである。即ち、このストップリ
ング16の縮径、復元によって管継手の結合、離脱が可
能となるものである。そして、このつまみ部16に図示
しないキャップ等を嵌め込んで不用意な離脱を防ぐこと
ができることとなったものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記した提
案にあっても使用状況によっては尚改良が求められる場
合があり、後述する図14に示すように、ボディ13に
ノ−ズ12を挿入する際、ストップリング16が凹溝1
4、15内の所定の位置より外れ、ノ−ズ12を挿入し
た際にこれが引っかかり、ストップリング16が変形し
てしまうことはもとより、ボディ13やノ−ズ12を破
損することともなる。このように、ストップリング16
が変形したままでノ−ズ12を結合した際には、ストッ
プリング16が縮径、復元することができなくなり、ノ
−ズ12とボディ13との離脱は不可能となる。又、ノ
−ズ12を挿入する際に、引っ掛かったストップリング
16をボディ13の奥に押し込んでしまうこともあり、
その際にはノ−ズ12とボディ13は完全には結合でき
ず、使用中にすっぽ抜けて事故の原因にもなる。
【0005】本発明は、既提案の管継手において、スト
ップリング機構を改良した管継手の構造を提供するもの
であり、ノ−ズとボディとの結合時にストップリングを
変形することなく、しかも両者をワンタッチで離脱でき
る構造としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するため次の構造としたものである。即ち、本発明の
要旨は、ノ−ズをボディに嵌入して夫々に対向して設け
られた複数の凹溝の一つにストップリングと他の溝にO
−リングとを装着して結合・シ−ルし、当該ストップリ
ングの拡縮径により前記ノ−ズとボディとを結合又は離
脱し、前記ストップリングの操作用の切欠部を前記ボデ
ィに設けた管継手であって、ボディに前記凹溝と、切欠
部としてこの凹溝よりボディを貫く小孔とこの小孔に対
してやヽ離れて凹溝に沿う長孔とを形成し、凹溝内に嵌
まるストップリングと、その両端を外周側に折り曲げ、
一方が小孔に他方が長孔に挿入されてボディより突出す
る折り曲げ部とよりなり、ボディの外周を囲み、周方向
に回転可能なキャップを備え、前記小孔に対してボディ
の外周に沿った長窪部と、前記長孔に対応して短窪部を
形成したことを特徴とする管継手にかかるものである。
【0007】そして、好ましくは前記短窪部内部にスト
ップリングの折り曲げ部の先端を押さえる、例えば板状
ばねよりなるばね材を装着したことを特徴とする。又、
前記キャップは合成樹脂製であり、短窪部内にキャップ
と一体の板状ばねが形成され、そのキャップの外周には
回転に供せられる爪を形成しておくことがよい。又、ス
トップリングが装着される凹溝は、一方が断面略台形の
周溝であり、他方が段差溝であるのがよく、更に、ノ−
ズの根元を傾斜面となし、この傾斜面に一部を切り欠い
た弾性リングを嵌込んでおくのが好ましい。
【0008】
【作用】本発明にあって、ストップリングの両端(折り
曲げ部)は、その一方側(a)がボディの小孔を貫いて
キャップの長窪部内に至り、他方側(b)がボディの長
孔を貫いてキャップの短窪部内に至り、しかも好ましい
構造としてばね材にてその先端(b)が弾発性をもって
押さえられるものである。従って、キャップを長孔の方
向に回転することによって、ストップリングの一端
(a)はボディの小孔の周縁に当接してその動きが阻止
されると共に、長窪部からみればキャップの回転分だけ
キャップの長窪部内を動くこととなる。一方、ストップ
リングの他端(b)は、これ又キャップの短窪部の周縁
に当接して動きが阻止されるが、ボディの長孔内を動く
こととなる。このように、キャップを回転させることに
よりストップリングの両端が開き、結果としてストップ
リングの径が拡がることとなる。
【0009】そして、好ましくは、前記したようにスト
ップリングの一端(b)がばね材にて弾発押圧されるこ
とにより、ストップリングが拡径された場合でも常に内
側に向って押されており、このため、ストップリングは
凹溝内に維持されることとなる。勿論、ストップリング
が拡径されない場合でも、かかるばね材の存在によりス
トップリングは内側に押された状態となっており、凹溝
内に納まっている。このため、ボディ内にノ−ズを挿入
した際にも引っ掛かることがなく凹溝内に確実にストッ
プリングが嵌め込まれてボディ及びノ−ズが簡単かつ確
実に結合させることができることとなったのである。一
方、キャップをボディの長孔に向かって回転することに
より、ストップリングが拡径され、この状態にて簡単に
ノ−ズを引き抜くことができることとなったものであ
る。
【0010】ストップリングを装着する凹溝はボディと
ノ−ズの両端に一対をなして形成され、ここにストップ
リングが嵌込まれることとなるが、この凹溝は一方側が
断面略台形をなす周溝とし、他方側を段差溝とするのが
好ましい。両者の結合及び管継手として使用する際にあ
っては、段差溝の小径溝側にストップリングが嵌り込ん
で結合を完全となし、一方、離脱時には大径溝側にスト
ップリングを移動させて、より容易に拡径させることが
できるからである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の管継手を図面をもって更に詳
細に説明する。図1は本発明の管継手のボディ側の全体
を示す正面図、図2はその側面図である。ボディ20に
はその外周に周方向に回転可能に合成樹脂製のキャップ
50が装着されている。又、図3はボディ20のみを取
り出した上面図であり、図4はそのA−A線での半裁断
面図である。
【0012】ボディ20にあって、後述するノ−ズ30
が挿入される大径内部21と、これに連なる小径内部2
2が形成されている。そして、この大径内部21の内周
面に段差溝23が形成されており、外側に小径の溝2
4、奥側に大径の溝25によって段差溝23とされてい
る。そして、このボディ20にあって、この段差溝23
に対応して丸孔26とこれよりやや離れて長孔27が穿
設されている。又、ボディ20はその外周端にフランジ
部28と、前記した丸孔26、長孔27をはさんで段部
29が形成されており、これは後述するキャップ50の
取り付けに供される。尚、ボディ20の尖端部201
は、ホ−ス60が差し込まれて使用に供されるものであ
って、特に高圧流体に用いられるホ−ス60にあって
は、複数層の繊維或いはスチ−ルコ−ド等からなる補強
層61がゴム62中に埋設され、場合によっては、尖端
部201 にホ−ス60が差し込まれた後に、図示しない
固定バンド等によって差し込まれたホ−ス60周面を締
着することもある。
【0013】一方、ノ−ズ30は図5に示すようにボデ
ィ20の大径内部21内に挿入されるノ−ズ部31とね
じ部32とよりなり、ねじ部32と連なるノ−ズ部31
との間に傾斜面33、O−リング340 が嵌着される溝
34、後述するストップリングが嵌まる周溝35、更に
その先端にO−リング360 が嵌着される溝36が夫々
形成されている。そして、周溝35は前記段差溝23と
対をなしてストップリングを収納する溝であり、通常は
断面略台形をなしている。
【0014】前記した傾斜面33には一部が切り欠かれ
た弾性リング330 が嵌込まれるものであって、通常は
最も径の小さい部位にこの弾性リング330 が位置する
が、ノ−ズ30がボディ20に根元まで挿入されると弾
性リング330 とボディ20の先端とが当接し、この傾
斜面33に沿って弾性リング330 が強制移動されるこ
ととなる。即ち、弾性リング330 が拡径されてボディ
20を元の位置に戻そうとする力が働き、ボディ20の
押圧力を解除すると弾性リング330 が元の径に縮径す
ることによって、その分だけボディ20を先端側に押し
戻す作用をするものである。
【0015】図6はストップリング40の平面図であ
り、全体としてリング状をなすと共にその両端41、4
2を外側に向けて折り曲げてなるものである。このスト
ップリング40は、ボディ20の段差溝23及びノ−ズ
30に形成された周溝35内に納まるものであり、その
折り曲げ部41、42はボディ20に形成した丸孔26
及び長孔27に夫々嵌め込まれ、ボディ20より外側に
突出するものである。
【0016】図7はボディ20とストップリング40と
の関係を示す断面図であり、特にボディ20における段
差溝23、丸孔26、長孔27と、ストップリング4
0、折り曲げ部41、42との関係を示すものである。
さて、ストップリング40は、ボディ20に穿孔された
丸孔26、長孔27よりストップリング40の両端4
1、42が突出することとなり、この両端41、42を
引き離すと、即ちストップリング40の折り曲げ部4
1、42を左右に拡げると、41は丸孔26内の周縁に
突き当たってその動きを止めるが、一方の42は長孔2
7の長軸方向に沿って大きく移動することとなり、この
ためにストップリング40が拡径することとなる。スト
ップリング40の本来の状態は、ボディ20の段差溝2
3とノ−ズ部31の周溝35の両方に跨がって納まって
いるが、ストップリング40を拡径することによって、
ストップリング40が段差溝23内にのみ納まることと
なり、この状態においてノ−ズ30を引き抜くことがで
きるものである。
【0017】さて、このような機能を奏するストップリ
ング40は、ボディ20とノ−ズ30との間の結合・離
脱に供されることになるが、このままでは前記した従来
例のようにボディ20の外周より両側が外方へ突出する
構造となっており、予期しない外力によってこの突出部
が曲げられてしまったり、これに衣服等が引っ掛かった
り、場合によっては、この両端41、42が引き離され
る方向に力が加わったりして、ボデイ20とノ−ズ30
が不用意に離脱することは従来例の説明で述べた通りで
ある。
【0018】従って、本発明にあっては以下に述べる構
造のキャップ50を使用するものである。通常、キャッ
プ50は合成樹脂によって形成されており、二分割50
1 、502 されて形成されたものを合体してキャップ5
0としたものである。図8は分割キャップ501 の内面
図、図9は図8のB−B線での断面図、図10はそのC
−C線での断面図である。即ち、分割キャップ501
内周縁51はボディ20の段差溝23が形成された部位
の外周面に納まる径をもっている。そして内周縁51に
連なって短窪部521 と長窪部531 とが形成され、こ
れらは壁541 にて隔てられている。尚、この短窪部5
1 と長窪部531 とを囲んで外周側に爪551 が形成
されている。そして、この短窪部521 は、ボディ20
に形成した長孔27に対向し、一方、長窪部531 は丸
孔26に対向して形成されている。
【0019】図11は他方の分割キャップ502 の内面
図、図12はその側面図、図13は図11のD−D線で
の断面図である。この分割キャップ502 は前記分割キ
ャップ501 と合体されてキャップ50が完成するもの
であり、夫々前記分割キャップ501 の短窪部521
長窪部531 に対向して夫々短窪部522 、長窪部53
2 及び壁542 が形成され、同様に爪552 も外周に形
成されるものである。
【0020】本発明のキャップ50はこのように二分割
されたキャップ501 502 を合体させてなるものであ
り、これにより、ボディ20に形成した丸孔26及び長
孔27に対向して、長窪部53及び短窪部52が形成さ
れることとなる。尚、分割キャップ502 にあっては、
他方の分割キャップ501 の短窪部521 、長窪部53
1 等が十分な大きさである場合には、短窪部522 、長
窪部532 等は形成することなく単に板状のものであっ
てもよいことは勿論である。
【0021】さて、図示するように好ましい態様として
キャップ50の短窪部52内にばね材が備えられて、ス
トップリング40の一方の折り曲げ部を押圧することと
なるが、このため、本発明の実施例にあっては、分割キ
ャップ502 の短窪部522内に、舌片状の板ばね56
が一体に形成されている。この板ばね56はこの短窪部
52内に突出して配置されるストップリング40の折り
曲げ部41の先端に当接されることとなり、ストップリ
ング40の拡径時等、常に折り曲げ部41の先端を内方
に押す作用をなすものである。このばね材56の存在に
より、ストップリング40が段差溝23と周溝35内に
常に維持されることとなるのである。
【0022】以下、この好ましい構造例をもって更に説
明を加えると、図14はボディ20、ストップリング4
0及びキャップ50との関係を示す拡大断面図であり、
図15はキャップ50の爪55を指で押し、周方向にキ
ャップ50を回転させた際の拡大断面図である。即ち、
図14において、ストップリング40は常にその折り曲
げ部41がばね材56によって内方に押されており、こ
のため段差溝23内に納まっている。
【0023】一方、爪55をもってキャップ50を回転
させると、先ずストップリング40の丸孔26に嵌め込
まれた折り曲げ部42は、直に丸孔26の周縁に当接
し、その位置が維持されるが、これはそのまま長窪部5
3内に位置するため、キャップ50はこれに阻止される
ことなく更に回転することとなる。しかるに、他方の折
り曲げ部41は常にばね材56によってその先端が押さ
えられつつも短窪部52の周縁に当接する。しかしなが
ら、この状態でキャップ50を更に回転させると、折り
曲げ部41はボディ20の長孔27に沿って移動するこ
ととなり、ここにストップリング40が主として段差溝
23の大径溝25内にて拡径することとなるのである。
この状態で、図示しないノ−ズ30を引き抜くことによ
り容易に両者の離脱が完了することとなる。
【0024】しかるに、このばね材56がない場合に
は、ストップリング40は例えば図14において上下動
が可能となり、このため、場合によってはストップリン
グ40が点線で示すようにボディ20の段差溝23内よ
り内径側に飛び出してしまうケ−スがあり、この状態で
ボディ20内にノ−ズ30を押し込んだ場合には、スト
ップリング40が所定の位置に納まらずに変形をきたし
てしまったり、奥に押し込んだりしてしまい、ボディ2
0とノ−ズ30間の結合及び離脱機能を果たさなくなる
おそれがあるが、この好ましい例にあってはこの欠点を
も改良したものである。
【0025】図16はボディ20内にノ−ズ30を挿入
して両者を結合した状態を示すが、この結合はボディ2
0内にノ−ズ30のノ−ズ部31を完全に挿入すること
で自動的に結合することとなる。即ち、ボディ20内面
の段差溝23内に納められたストップリング30は、ノ
−ズ30のノ−ズ部31にて拡径され、これがノ−ズ部
31の外周に形成された周溝35に至って縮径して元の
径に戻り、ここに結合が完成する。そして、この状態で
管継手内に高圧流体を通過させると流体圧によって両者
が離れる方向に動き、ストップリング40は段差溝23
の小径溝24と周溝35との間に嵌り込み、結合がより
完全になるものである。
【0026】一方、両者の離脱の際は、爪55をもって
キャップ50を回転させて、ストップリング40を拡径
させ、この状態でノ−ズ30をボディ20内より引き抜
くことによってなされるが、この際、ストップリング4
0を段差溝23の小径溝24内より大径溝25内へ移動
させておいてから、キャップ50をもって拡径すべきで
ある。このため、本発明の具体的構造にあっては、一
旦、ボディ20とノ−ズ30とを更に結合する方向に押
し付けるのがよい。こうすることによって、段差溝23
の小径溝24内に納まっていたストップリング40は、
大径溝25側に移動することとなりその拡径が容易にな
るものである。
【0027】本発明の実施例にあっては、図5に示すよ
うにノ−ズ部31の根元に嵌め込まれている弾性リング
330 がボディ20を元の結合の位置に戻す力を与え
る。即ち、前記の離脱の際にはボディ20の先端にてこ
の弾性リング330 を押し、この弾性リング330 を拡
径することによって両者の離脱が可能となるが、ノ−ズ
30が引き抜かれない場合には、弾性リング330 の弾
発力によって元の結合状態に速やかに戻るという作用を
果たすものである。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の構成を有するため、ボデ
ィとノ−ズの結合及び離脱が自在となり、外力の作用に
よる不用意な離脱が防止できると共に、特に結合の際に
ストップリングの変形をもたらすことをなくすこともで
き、実用価値が極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の管継手のボディ側の全体を示す
正面図である。
【図2】図2は図1に示すボディ側の側面図である。
【図3】図3はボディのみを取り出した上面図である。
【図4】図4は図3のA−A線での半裁断面図である。
【図5】図5は本発明のノ−ズの分解側面図である。
【図6】図6はストップリングの平面図である。
【図7】図7はボディとストップリングとの関係を示す
断面図である。
【図8】図8は分割キャップ501 の内面図である。
【図9】図9は図8のB−B線での断面図である。
【図10】図10は図8のC−C線での断面図である。
【図11】図11は分割キャップ502 の内面図であ
る。
【図12】図12は図11の側面図である。
【図13】図13は図11のD−D線での断面図であ
る。
【図14】図14はボディ、ストップリング及びキャッ
プとの関係を示す拡大断面図である。
【図15】図15は図14においてキャップを回転させ
た際の拡大断面図である。
【図16】図16はボディとノ−ズの結合状態を示す拡
大図である。
【図17】図17はボ−ルロック式管継手の概念図であ
る。
【図18】図18は実開平1−156390号にて提案
した管継手の概念図である。
【図19】図19は図18のE−E線での断面図であ
る。
【符号の説明】
20‥‥ボディ、 23‥‥ボディ内周面の段差溝、 24‥‥段差溝を構成する小径溝、 25‥‥段差溝を構成する大径溝、 26‥‥ボディに穿設された丸孔、 27‥‥ボディに穿設された長孔、 30‥‥ノ−ズ、 33‥‥弾性リングが嵌る傾斜面、 34、36‥‥O−リングが嵌着される溝、 35‥‥ストップリングが嵌まる周溝、 40‥‥ストップリング、 41、42‥‥ストップリングの両端(折り曲げ部)、 50‥‥キャップ、 501 、502 ‥‥分割キャップ、 52、521 、522 ‥‥キャップの小窪部、 53、531 532 ‥‥キャップの長窪部、 54、541 、542 ‥‥キャップの壁、 55、551 、552 ‥‥キャップの爪、 56‥‥キャップの小窪部中のばね材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−56295(JP,U) 実開 平7−34291(JP,U) 実開 昭49−125916(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 37/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノ−ズをボディに嵌入して夫々に対向し
    て設けられた複数の凹溝の一つにストップリングと他の
    溝にO−リングとを装着して結合・シ−ルし、当該スト
    ップリングの拡縮径により前記ノ−ズとボディとを結合
    又は離脱し、前記ストップリングの操作用の切欠部を前
    記ボディに設けた管継手であって、ボディに前記凹溝
    と、切欠部としてこの凹溝よりボディを貫く小孔とこの
    小孔に対してやヽ離れて凹溝に沿う長孔とを形成し、凹
    溝内に嵌まるストップリングと、その両端を外周側に折
    り曲げ、一方が小孔に他方が長孔に挿入されてボディよ
    り突出する折り曲げ部とよりなり、ボディの外周を囲
    み、周方向に回転可能なキャップを備え、前記小孔に対
    してボディの外周に沿った長窪部と、前記長孔に対応し
    て短窪部を形成したことを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 短窪部内部にストップリングの折り曲げ
    部の先端を押さえるばね材を装着した請求項第1項記載
    の管継手。
  3. 【請求項3】 キャップは合成樹脂製であり、短窪部内
    にキャップと一体の板状ばねが形成された請求項第1項
    記載の管継手。
  4. 【請求項4】 ストップリングが装着される凹溝は、一
    方が断面略台形の周溝であり、他方が段差溝である請求
    項第1項記載の管継手。
  5. 【請求項5】 ノ−ズの根元を傾斜面となし、この傾斜
    面に一部を切り欠いた弾性リングを嵌込んでなる請求項
    第1項記載の管継手。
  6. 【請求項6】 キャップの外周に回転に供せられる爪を
    形成してなる請求項第1項記載の管継手。
JP14866794A 1994-06-07 1994-06-07 管継手 Expired - Lifetime JP3281482B2 (ja)

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KR102406862B1 (ko) * 2016-02-10 2022-06-08 이엠에스-패턴트 에이지 연결 장치

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