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JP3277610B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3277610B2
JP3277610B2 JP14255893A JP14255893A JP3277610B2 JP 3277610 B2 JP3277610 B2 JP 3277610B2 JP 14255893 A JP14255893 A JP 14255893A JP 14255893 A JP14255893 A JP 14255893A JP 3277610 B2 JP3277610 B2 JP 3277610B2
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JP14255893A
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芳明 手塚
隆志 坂山
佳博 前井
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関す
るものであり、特に、親展通信機能を有するファクシミ
リ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】受信機側のメモリ上にあらかじめ開設さ
れた親展ボックスを指示して文書を送信する親展通信と
呼ばれる機能を有するファクシミリ装置が知られてい
る。前記親展ボックスは、ボックス番号記憶領域と、ボ
ックスからデータを取り出すときに使用する暗証番号記
憶領域と、受信した画情報の記憶領域とに分かれてい
る。
【0003】図11〜図13のフローチャートを参照し
て従来の親展通信手順を説明する。図11は送信側の手
順を示すフローチャートである。同図において、親展送
信の指示が入力されると、ステップS1の判断が肯定と
なってステップS2に進む。ステップS2では、ボック
ス番号の入力があったか否かを判断し、入力があったな
らばそのボックス番号をメモリに記憶する(ステップS
3)。同様に、暗証番号が入力されたならば、その暗証
番号を記憶する(ステップS4,S5)。ステップS6
で通信開始指示が検出されたならば、ステップS7で通
信を開始し、通信プロトコル上の情報から受信機の能力
宣言を確認する。この能力宣言は、G3通信ではNSF
フレームのファクシミリ情報(FIF)に基づいて確認
される。ファクシミリ情報の中に親展能力があることを
示すビットが確認されたならばステップS8の判断は肯
定となり、ステップS9に進む。ステップS9では、前
記ボックス番号および暗証番号をメモリから読み出し、
NSSフレームに展開して受信機に送信する。受信機に
親展能力がないと判断された場合は、ステップS8から
ステップS10に進んで通信エラーで終了し、パネルに
エラーを表示する。なお、図示はしていないが、前記ボ
ックス番号と暗証番号とを送信した後は、画情報を送信
する処理に移行するのはもちろんである。
【0004】図12は、受信機側の手順を示すフローチ
ャートである。ステップS11において、受信したNS
Sフレームの情報から親展指示が検出されると、同じN
SSフレームからボックス番号および暗証番号を読み出
してメモリに格納する(ステップS12,S13)。ス
テップS14,S15において、指示されたボックス番
号に対応するボックスが開設されており、暗証番号が一
致していると判断されれば、フェーズBに移行し、ステ
ップS16で画情報を受信して所定の親展ボックスに受
信画情報を格納する。指示されたボックス番号に対応す
るボックスが開設されていない場合、もしくは暗証番号
が一致しない場合はステップS17に進んで通信エラー
で終了し、パネルにエラー表示する。
【0005】図13は、前記親展ボックスに格納された
画情報の出力手順を示すフローチャートである。同図に
おいて、ステップS18で、親展ボックスに画情報があ
ることが検出されれば、ステップS19に進んで画情報
を受信していることをパネルつまり表示部に表示する。
ステップS20で、親展ボックスからの画情報の取り出
し指示の有無が判断される。この取り出し指示には、ボ
ックス番号と暗証番号が含まれる。指定されたボックス
番号のボックスに画情報があり、かつ暗証番号が一致し
ていることが確認されたならば(ステップS21,2
2)、所定のボックス内の画情報をプリンタに出力して
印字する(ステップS23)。指定されたボックス番号
のボックスに画情報がないか、暗証番号が一致していな
い場合はパネルにエラーを表示(ステップS24)し、
画情報を印字しない。
【0006】ところで、上記従来の親展通信では、暗証
番号の通知には非標準コマンドつまりNSSフレームを
使用していたが、ダイヤル音信号によって暗証番号を通
知する装置も提案されている(特開平2−58956号
公報)。この装置では、通信開始後、送信側から暗証番
号としてダイヤル音を発し、その信号音に基づいて受信
側で暗証番号の一致・不一致を判断するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の親展通信
では、非標準コマンドを使用してボックス番号や暗証番
号を通知していたので、この非標準コマンドを解読でき
る装置、つまり同一機種ないしは同一メーカで製造され
た装置(以下、自社機という)間でしか親展通信を行う
ことができなかった。また、ダイヤル音で暗証番号を通
知する装置では、ダイヤル音の解析を行うためのハード
ウェアやソフトウェアが必要となり、コスト上昇を避け
られないという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
互いが自社機であるか否かを問わず親展通信を可能とす
るファクシミリ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決し、
目的を達成するための本発明は、標準コマンドとしての
サブアドレスコマンドの情報フィールドにボックス番号
を設定する手段と、標準コマンドとしてのパスワードコ
マンドの情報フィールドに暗証番号を設定する手段と、
親展通信指示に応答して前記サブアドレスコマンドおよ
びパスワードコマンドでボックス番号および暗証番号を
送出する送信手段と、非標準機能設定信号の情報フィー
ルドにボックス番号および暗証番号を設定する手段と、
受信した非標準機能信号の会社コードに基づいて受信機
が自社機か否かを判断する解析手段とを具備し、前記送
信手段が、前記解析手段によって受信機が自社機でない
と判断された場合には親展通信指示に応答して前記サブ
アドレスコマンドおよびパスワードコマンドでボックス
番号および暗証番号を送出し、受信機が自社機であると
判断された場合には非標準機能設定信号でボックス番号
および暗証番号を送出するように構成された点に特徴が
ある。
【0010】
【0011】
【作用】 上記の特徴を有する本発明によれば、送信に
際してサブアドレスコマンドおよびパスワードコマンド
で親展指示情報としてのボックス番号および暗証番号を
送信することができる。また、受信に際しては受信した
サブアドレスコマンドおよびパスワードコマンドからボ
ックス番号および暗証番号が抽出され、このボックス番
号に対応する親展ボックスが開設されている場合にはそ
の親展ボックスに受信文書が蓄積される。
【0012】また、受信機が自社機の場合には、前記サ
ブアドレスコマンドおよびパスワードコマンドを使用し
ないで、非標準機能設定信号でボックス番号および暗証
番号を通知することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図3は本発明にかかるファクシミリ装置のハード
構成を示すブロック図である。同図において、CPU1
は、システム制御部8に格納されたプログラムに従って
ファクシミリ装置全体を制御し、ファクシミリ伝送制御
手順を実行する。RAM2は制御プログラムの実行に使
用するワークエリアである。操作表示装置3は、テンキ
ーを含むキーボードからなる操作部と液晶パネル(CR
T画面でもよい)の表示部とを有し、該ファクシミリ装
置の動作を指示したり、その指示や動作状態を表示す
る。読取装置4は、送信のための原稿や複写原稿を読取
り、これを電気信号すなわち画情報に変換する。該読取
装置4で読取られた画情報や受信した画情報は画像蓄積
装置7に蓄積される。
【0014】通信制御部9はG3やG4等の通信モード
で通信を制御する機能を有し、モデム10は低速モード
(伝送手順信号用V21インタフェース)と高速モード
(画情報送受信用V27ter 、V29、V33、V17
インタフェース)との機能を備えている。また、網制御
装置11は、網すなわちアナログ回線やデジタル回線な
どへファクシミリ装置を接続するためのもので、自動発
着信機能を備えている。前記画像蓄積装置7に蓄積され
た送信用画情報は前記通信制御部9やモデム10、なら
びに網制御装置11を介して回線に送出される。一方、
画像蓄積装置7に蓄積された受信画情報は印字装置5に
出力されて印字される。画像処理装置6は符号化部およ
び復号化部を備え、それぞれ画情報の符号化および復号
化を行う。システムバス12は、相互にデータを送受す
るためのバスであり、このシステムバス12を介して上
記各部1〜9間のデータの送受が行われる。
【0015】次に、親展ボックスの一例を説明する。図
4は前記画像蓄積装置7に開設される親展ボックスの構
成を示す概念図である。この図のように、親展ボックス
にはボックス番号(No.)の記憶領域、このボックス
からデータを読み出すための暗証番号の記憶領域、およ
び画情報の記憶領域(エリア)が設けられる。このボッ
クスは前記操作部からの指示に従って増設または削除が
可能である。なお、前記RAM2に管理テーブルを設
け、この画像蓄積装置7内のボックスの開設や削除等の
指示による状態の変化を把握できるようにしておく。
【0016】上記構成によるファクシミリ装置の動作の
例を説明する。図5はこのファクシミリ装置で使用する
プロトコルコマンドであり、図5(a)にはサブアドレ
スコマンド(SUB)のフレーム構成を示し、図5
(b)にはパスワードコマンド(PWD)のフレーム構
成を示す。両コマンドは共に、CCITT T.30で
勧告されているものである。本実施例では、図示のよう
にサブアドレスコマンド(SUB)のファクシミリ情報
フィールド(FIF)にはボックス番号を設定し、パス
ワードコマンド(PWD)のファクシミリ情報フィール
ド(FIF)には暗証番号を設定することとした。以
下、サブアドレスコマンド(SUB)はSUBコマンド
と呼び、パスワードコマンド(PWD)はPWDコマン
ドと呼ぶ。
【0017】まず、上記構成のファクシミリ装置による
送信機としての動作を説明する。図6において、ステッ
プS30では、SUBコマンドの情報入力を促す案内を
表示部に出力する。ステップS31では、入力の有無を
判別する。入力があればステップS32に進み、操作部
から入力されたSUBコマンドの情報(ここでは送信宛
先の親展ボックスを指定するためのボックス番号)を、
SUBコマンドのファクシミリ情報フィールド(FI
F)に設定する。ステップS33では、PWDコマンド
の情報入力を促す案内を表示する。ステップS34で
は、入力の有無を判別する。入力があればステップS3
5に進み、操作部から入力されたPWDコマンドの情報
(ここでは暗証番号)をファクシミリ情報フィールド
(FIF)に設定する。
【0018】ステップS36で通信開始指示が検出され
たならば、通信指示とともに入力される宛先識別情報つ
まりダイヤル数字もしくは短縮番号等を記憶する。ステ
ップS37では、SUBコマンドのファクシミリ情報に
データが設定されたか否か、つまり本実施例ではボック
ス番号が設定されたか否かを判断する。この判断が否定
の場合は、ステップS38に進み、親展通信以外の通常
の通信を行う。
【0019】ボックス番号が設定されたと判断された場
合は、ステップS39に進み、前記宛先識別情報に従っ
て発呼する。ステップS40では、受信機から送出され
るデジタル識別信号(DIS)を解析し、能力宣言を確
認する。ステップS41では、前記能力宣言に基づき、
受信機がSUBコマンドの判断能力を有しているか否か
を判断する。SUBコマンドの判断能力を備えていない
と判断した場合は、ステップS42に進んで通信エラー
で終了する。通信エラーの発生を表示部に表示してもよ
い。
【0020】受信機がSUBコマンドの判別能力を有し
ていると判断された場合は、ステップS43に進み、前
記ボックス番号が設定されているSUBコマンドを送信
する。暗証番号を設定した場合はPWDコマンドも送信
する。
【0021】上述の各コマンドの設定手法では、入力さ
れた情報を各コマンドのファクシミリ情報フィールドに
直接展開した例であるが、入力されたボックス番号や暗
証番号を一旦RAM2に記憶し、各コマンド送出の際に
ファクシミリ情報フィールドに展開するようにしてもよ
い。また、親展通信指示のための入力キーを操作部に設
け、このキーによる指示が入力された場合に、入力され
たボックス番号や暗証番号をSUBコマンドやPWDコ
マンド用の情報として取り込んで記憶するようにしても
よい。
【0022】なお、送信相手つまり受信機が自社機か、
そうではない機種つまり他社機かによって、非標準コマ
ンドで親展送信の指示を行うか、SUBコマンドおよび
PWDコマンドで親展送信の指示を行うかを選択できる
ようにしてもよい。この選択の動作を図7を参照して説
明する。ここでは、ボックス番号および暗証番号等はす
でに入力されてRAM2に格納されているものとする。
ステップS50では、通信指示に従って発呼動作を行
う。ステップS51では、プロトコル情報のNSFフレ
ームを受信したか否かを判断する。ステップS52で
は、前記NSFフレームの会社コードを解析して自社機
か否かの判断を行う。自社機の場合は、ステップS53
に進み、NSFフレームの、他の能力宣言をさらに解析
して確認する。ステップS54では、親展指示および前
記ボックス番号ならびに暗証番号をNSSフレームのフ
ァクシミリ情報フィールドに展開して送出する。
【0023】ステップS51,S52のいずれかの判断
が否定の場合は、ステップS55に進み、受信機のDI
Sフレームの能力宣言を解析し、SUBコマンドの判断
能力を有しているか否かを確認する。ステップS56で
は、前記ボックス番号をSUBコマンドのファクシミリ
情報フィールドに展開し、暗証番号をPWDコマンドの
ファクシミリ情報フィールドに展開して送出する。な
お、受信機がSUBコマンドの判断能力を有していない
場合は、図6の処理と同様、通信エラーで終了するよう
にしてもよい。
【0024】このように自社機および他社機の区別によ
って親展通信の指示の方法を選択すれば、自社機同士の
通信の場合は、NSSフレームを使用して、より詳細な
能力情報の指示を行うこともできる。
【0025】次に、図8および図9を参照して受信機と
しての動作を説明する。まず、図8のステップS60で
は、SUBコマンドを受信してRAM2に格納する。ス
テップS61では、前記SUBコマンドのファクシミリ
情報フィールドからボックス番号を抽出する。ステップ
S62では、指示されたボックス番号に対応するボック
スが開設されているか否かをRAM2の管理テーブルに
基づいて判断する。ボックスが開設されていなければス
テップS65に進んで表示部に通信エラーを表示する。
ボックスが開設されていればステップS63に進み、指
示された番号に対応するボックスに暗証番号が設定され
ているか否かを前記管理テーブルに基づいて判断する。
この例では、暗証番号が設定されるPWDコマンドが受
信されていないので、ステップS63の判断が肯定の場
合はステップS65に進み通信エラーで終了する。これ
に対して暗証番号が設定されていなければステップS6
4に進み、指示されたボックス番号に対応する親展ボッ
クスに画情報を格納する。なお、親展ボックスに暗証番
号を設定しない場合は、前記ステップS63の判断を行
う必要はない。
【0026】次に、SUBコマンドとPWDコマンドを
受信した場合の受信機の動作を説明する。図9におい
て、ステップS70では、SUBコマンドおよびPWD
コマンドを受信してRAM2に格納する。ステップS7
1では、前記SUBコマンドのファクシミリ情報フィー
ルドからボックス番号を抽出する。ステップS72で
は、PWDコマンドのファクシミリ情報フィールドから
暗証番号を抽出する。ステップS73では、指示された
ボックス番号に対応するボックスが開設されているか否
かをRAM2の管理テーブルに基づいて判断する。ボッ
クスが開設されていなければステップS77に進んで表
示部に通信エラーを表示する。ボックスが開設されてい
ればステップS74に進み、指示された番号に対応する
ボックスに暗証番号が設定されているか否かを前記管理
テーブルに基づいて判断する。暗証番号が設定されてい
ればステップS75に進み、その暗証番号と前記PWD
コマンドに設定されている暗証番号とが一致するか否か
を判断する。暗証番号が等しい場合は、ステップS76
に進み、指示されたボックス番号に対応する親展ボック
スに画情報を格納する。暗証番号が一致しない場合はス
テップS77に進んで表示部に通信エラーを表示する。
指示されたボックスに暗証番号が設定されていない場合
はステップS75はスキップする。なお、親展ボックス
に暗証番号を設定しない場合は、前記ステップS75の
判断を行う必要はない。
【0027】上記の親展通信のネゴシェーション例を図
10に示す。同図に示すように、SUBコマンドおよび
PWDコマンドはデジタル命令DCSとともに、デジタ
ル識別信号DISに応答して発呼側(送信側)から着呼
側(受信側)に送出される。
【0028】次に、図1のブロック図を参照して本実施
例のファクシミリ装置の送信機として要部機能を説明す
る。同図において、親展指示入力部13から入力された
指示情報、すなわちボックス番号および暗証番号は親展
指示記憶部14に記憶される。PWD作成部15は入力
されたデータを所定のフレームに展開してPWDコマン
ドを作成する。同様にSUB作成部16では入力された
データを所定のフレームに展開してSUBコマンドを作
成する。NSS作成部17では入力されたデータを所定
のNSSフレームに展開する。
【0029】通信制御部9は親展通信開始指示部18か
ら通信開始指示とともに宛先識別情報つまりダイヤル数
字が供給されると、発呼動作を行う。そして、受信した
プロトコルコマンドをコマンド検出部19に出力する。
コマンド検出部19はプロトコルコマンドからDISフ
レームを検出すると、そのデータをDIS解析部20に
供給する。DIS解析部20はDISフレームの能力情
報に基づいて受信機のSUBコマンドおよびPWDコマ
ンドの判断能力有無を判断し、能力があると判断した場
合は、親展指示記憶部14に読出信号を出力する。親展
指示記憶部14はこの読出信号に応答し、PWD作成部
15およびSUB作成部16に暗証番号およびボックス
番号をそれぞれ出力する。これら暗証番号およびボック
ス番号をそれぞれ含むPWDコマンドおよびSUBコマ
ンドは通信制御部9を介して受信機に送信される。
【0030】なお、点線で示すように、親展指示入力部
13からPWD作成部15およびSUB作成部16にボ
ックス番号および暗証番号を直接入力してPWDコマン
ドおよびSUBコマンドを作成しておき、前記読出信号
をこれらPWD作成部15およびSUB作成部16に供
給するようにしてもよい。
【0031】また、前記DIS解析部20での処理を、
相手機が自社機か否かによって区別し、相手機が自社機
の場合にはNSS作成部17で作成されたNSSフレー
ムで親展指示を行うようにしてもよい。この場合は、コ
マンド検出部19でNSFフレームが検出されると、こ
のNSFフレームはNSF解析部21に供給され、NS
Fフレームのデータに基づいて相手機が自社機か否かが
判断される。相手機が自社機の場合は、NSS作成部1
7で親展指示を含むNSSフレームを作成し、通信制御
部9を介して送信する。また、相手機が他社機の場合
は、DIS解析部20に指示信号を出力して上記DIS
の解析を行い、その結果に従いPWDコマンドおよびS
UBコマンドの送信動作を実行させる。
【0032】次に、本実施例のファクシミリ装置の受信
機としての要部機能を説明する。図2において、SUB
検出部22は通信制御部9で受信した受信情報からSU
Bコマンドを検出し、判別部24に供給する。一方、P
WD検出部23は通信制御部9で受信した受信情報から
PWDコマンドを検出し、判別部24に供給する。
【0033】親展ボックス25には、図4で説明した記
憶領域が設定されている。メモリ管理部26には、親展
ボックスの状態を把握し、データの入出力を管理するた
めの管理テーブルが設けられる。判別部24では、前記
SUBコマンドおよびPWDコマンドと前記管理テーブ
ルの内容とを比較し、前記SUBコマンドに示されたボ
ックス番号に対応する親展ボックスの有無や、SUBコ
マンドに示された暗証番号と親展ボックスに格納されて
いる暗証番号との一致等を判別する。判別の結果、親展
受信が可能と判断されたときには、通信制御部9に親展
文書受信許可信号を出力するとともに、検出したボック
ス番号に対応する親展ボックス25を書き込み可能にし
て画情報を取り込む。
【0034】以上のように、本実施例では、送信機側で
は、標準のコマンドつまりSUBコマンドおよびPWD
コマンドによって親展通信の指示をすることができる
し、受信機側では前記SUBコマンドおよびPWDコマ
ンドを判断して親展文書の受信をすることができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、送信に際してSUBコマンドおよびPWDコ
マンドで親展指示情報としてのボックス番号および暗証
番号を送信することができる。また、受信に際しては受
信したSUBコマンドおよびPWDコマンドからボック
ス番号および暗証番号が抽出され、このボックス番号に
対応する親展ボックスが開設されている場合にはその親
展ボックスに受信文書が蓄積される。さらに、親展ボッ
クスに暗証番号が付与されていた場合には、この暗証番
号と前記抽出した暗証番号とが一致した場合に受信文書
が蓄積される。その結果、自社機および他社機の区別な
く、ボックス番号を指定し、暗証番号を送信して親展通
信を行うことができる。
【0036】また、受信機が自社機の場合には、前記S
UBコマンドおよびPWDコマンドを使用しないで、非
標準機能設定信号でボックス番号および暗証番号を送出
することができる。したがって、受信機が自社機でない
場合はSUBコマンドおよびPWDコマンドを使用して
親展通信を行うことができ、受信機が自社機の場合は、
非標準機能設定信号により、従来通りの通信機能を発揮
して親展通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るファクシミリ装置の送信機とし
ての要部機能を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係るファクシミリ装置の受信機とし
ての要部機能を示すブロック図である。
【図3】 ファクシミリ装置のハード構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 親展ボックスの概念図である。
【図5】 PWDコマンドおよびSUBコマンドのフレ
ーム構成図である。
【図6】 本発明の一実施例を示す送信動作のフローチ
ャートである。
【図7】 受信機タイプの判断動作を示すフローチャー
トである。
【図8】 本発明の一実施例を示す受信動作のフローチ
ャートである。
【図9】 受信動作の他の例を示すフローチャートであ
る。
【図10】 本発明に係るネゴシェーション例を示すシ
ーケンス図である。
【図11】 従来の親展送信動作を示すフローチャート
である。
【図12】 従来の親展受信動作を示すフローチャート
である。
【図13】 従来の親展受信文書の出力動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】 13…親展指示入力部、 14…親展指示記憶部、 1
5…PWD作成部、 16…SUB作成部、 17…N
SS作成部、 18…親展通信開始指示部、19…コマ
ンド検出部、 20…DIS解析部、 21…NSF解
析部、 22…SUB検出部、 23…PWD検出部、
24…判別部、 25…親展ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−298135(JP,A) 特開 平1−246961(JP,A) 特開 平4−262667(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/34 H04N 1/44 H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準コマンドとしてのサブアドレスコマ
    ンドの情報フィールドにボックス番号を設定する手段
    と、 標準コマンドとしてのパスワードコマンドの情報フィー
    ルドに暗証番号を設定する手段と、 親展通信指示に応答して前記サブアドレスコマンドおよ
    びパスワードコマンドでボックス番号および暗証番号を
    送出する送信手段と、 非標準機能設定信号の情報フィールドにボックス番号お
    よび暗証番号を設定する手段と、 受信した非標準機能信号の会社コードに基づいて受信機
    が自社機か否かを判断する解析手段とを具備し、 前記送信手段が、前記解析手段によって受信機が自社機
    でないと判断された場合には親展通信指示に応答して前
    記サブアドレスコマンドおよびパスワードコマンドでボ
    ックス番号および暗証番号を送出し、 受信機が自社機であると判断された場合には非標準機能
    設定信号でボックス番号および暗証番号を送出するよう
    に構成されたことを特徴とするファクシミリ装置。
JP14255893A 1993-05-24 1993-05-24 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3277610B2 (ja)

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