JP3275634B2 - 投影光学装置 - Google Patents
投影光学装置Info
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Description
画像等により提供される物体面をスクリーン上に拡大投
影する投影光学装置に関する。
ン上に拡大投影する投影光学装置はこれまで種々開発さ
れてきたが、近年、スクリーンの大画面化に伴い装置が
大型化することが問題になってきたことから、スクリー
ンの大型化を達成しつつ投影光学系については大型化を
抑制するために、スクリーンに対して斜めに画像投影す
る方式が提案されるに至っている。
るときは、投影画像にいわゆる台形歪みが生じるので、
これを補正する様々の提案がなされている。例えば、特
開平3−84515号公報は、投射レンズと画像表示装
置の間に台形歪み発生光学系を挿入し、この台形歪み発
生光学系によって逆台形歪みを与えた像を一旦中間のス
クリーンに結像させ、これを投射レンズにより最終スク
リーンに斜め投射することで最終投射画像の台形歪みを
抑えることができるとしている。
投射レンズに補正光学系及び補正光学系駆動装置を設
け、この補正光学系を投射レンズの光軸に対し、垂直方
向に平行偏心させる等により偏心させることで故意に偏
心歪曲収差を発生させ、これにより台形歪みを補正でき
るとしている。また、特開平3−141337号公報
は、投射レンズの一部のレンズを偏心駆動する手段を設
け、この駆動手段により投射レンズのうち少なくとも二
つのレンズを駆動偏心させることで偏心歪曲収差を発生
させ、これにより最終スクリーン上の画像の台形歪みと
原点移動を補正できるとしている。
は、液晶表示等により画像を表示するライトバルブとス
クリーンを互いに平行に、且つ、投射光学系の光軸に対
して互いに反対方向にずれるように該ライトバルブとス
クリーンを配置し、投射レンズを大画角の広角レンズで
構成して、該広角レンズの画角の一部を使うことによ
り、歪曲のない投射画像を得られるとしている。
報記載の投影光学装置はいずれも具体性、実用性のうえ
で難点がある。例えば特開平3−84515号公報は、
台形歪み発生光学系について具体的な構成、数値データ
を開示していない。また、台形歪み発生光学系によって
逆台形歪みを与えた像を一旦中間のスクリーンに結像さ
せ、これを投射レンズにより最終スクリーンに斜め投射
するとしているが、中間スクリーンによる光量ロスとコ
スト高も問題となる。
は、補正光学系の偏心駆動により発生する偏心歪曲収差
を3次の項乃至領域までしか考慮せずに歪曲収差を補正
しているが、その他の収差補正には言及していないので
十分な収差補正を達成することは困難である。また、特
開平3−141337号公報は、投射レンズのうち少な
くとも二つのレンズを駆動偏心させることで偏心歪曲収
差を発生させ、これにより最終スクリーン上の画像の台
形歪みを補正するとしているが、この公報の(実施例)
の項に開示された二つのレンズの平行偏心では、十分に
収差をとれないので実際の要求を満たすことは困難であ
る。
は、スクリーンに画像を投射するにあたり投射レンズの
画角の一部しか使っていないのでコストが割り高につく
うえ、投影画角が広い場合、像面傾きを大きくとれない
などの問題を残している。そこで本発明は、フィルム画
像、ビデオ画像等により提供される物体面の画像をスク
リーン上に拡大投影する投影光学装置であって、台形歪
みと歪曲収差が十分に補正された投影画像を得ることが
でき、その割りには安価に提供でき、小型化も可能であ
る、実用的な投影光学装置を提供することを課題とす
る。
題を解決するため、物体面の画像をスクリーン上に拡大
投影する投影光学装置であり、絞り並びに該絞りに隣合
う物体面側の共軸系のレンズ群及びスクリーン側の共軸
系のレンズ群を含む投影光学系を備え、該投影光学系
は、前記スクリーン上の最終像面まで実像を結ばず、前
記絞りに隣合う物体面側のレンズ群の倍率β1 が、|1
/β1 |<0.05の条件を満たしており、前記スクリ
ーン側の共軸系のレンズ群が、前記絞りの中心を中心に
回転偏心していることにより、前記両レンズ群が互いに
偏心していることを特徴とする投影光学装置を提供す
る。
の倍率β1 」は物体面中心点に対しシャインプルーフ条
件で決定される近軸倍率を意味している。この本発明の
投影光学装置によると、フィルム画像、ビデオ画像等に
より提供される物体面がスクリーン上に拡大投影される
のであるが、この光学装置における投影光学系は、偏心
したレンズ群を有する光学系において最終像面まで実像
を結ばない構成としたものであり、この構成により投影
光学系の全長を短くして装置全体をそれだけ小型化でき
る。
体面側の共軸系をなすレンズ群の物体面中心点に対する
シャインプルーフ条件で決定される近軸倍率β1 が、|
1/β1 |<0.05の条件を満たしているとともに、
前記スクリーン側の共軸系のレンズ群が、該絞りの中心
を中心に回転偏心していることによって該絞りに隣合う
前記両レンズ群が互いに偏心していることにより、絞り
に対して略平行光となっている部分で偏心による像面の
回転がなされる。そして、絞り前後のレンズ群は略平行
光に対する偏心のため、部分的には共軸系での収差補正
とほぼ同等の収差補正がなされ、少ないレンズ枚数で最
終投影画像の実用的にして良好な収差補正(コマ収差、
台形歪み及び歪曲収差の補正)が達成される。さらに、
絞りに入射する光を略平行光とし、絞り前後のレンズ群
の偏心を絞り中心位置を回転中心とする回転偏心とする
ことにより、絞り方向から見た場合、絞り前後のレンズ
群に対する中間像面がほぼ無限遠方にあるため、回転に
対しても対称性が崩れず、且つ、像面を回転することが
可能となるため共軸系と設計的に一層同等となり、偏心
系にもかかわらず少ないレンズ枚数で収差補正が可能と
なる。さらに、従来の偏心光学系においては像面の回転
のために複雑なレンズ群の移動を必要としていたがこの
ような投影光学系を用いると回転偏心につれて良好な結
像関係を保ったまま像面を回転することができるため、
簡単なレンズ群の回転だけで像面の回転が行える利点が
ある。
かも、従来装置におけるような投影光学系に対する付加
光学系を採用しなくても十分に収差補正を達成できるの
で、装置全体を安価に提供できる。ここで絞りより物体
面側のレンズ群の倍率β1 (物体面中心に対するシャイ
ンプルーフの倍率)についてさらに述べると、既述のと
おり|1/β1 |<0.05の条件式を満足させるのも
であることが望ましく、それは、この範囲を外れると絞
りを通過する光線が収束光又は発散光となり易く、平行
光からのずれが大きくなるため、より像面側のレンズ群
に近い距離に中間像面を形成する結果となり、レンズ群
の偏心による像面の回転を加えると絞りより像面側のレ
ンズ群に傾いた中間像面を(要すればリレーして)スク
リーンに投影することになり、多くのレンズ枚数を用い
ないと収差補正が困難となり、それだけ投射光学系の全
長が長くなってしまうからである。
〜 の態様のものを例示できる。 物体面側の前記
レンズ群について前記絞り位置を該レンズ群の焦点位置
に配置して物体面側をテレセントリック系にした投影光
学装置。物体面側の前記レンズ群について前記絞り位置
を該レンズ群の焦点位置に配置して物体面側をテレセン
トリック系にすることで物体面の各点(例えば液晶表示
装置等における画像表示面の各絵素点)から該レンズ群
へ入射する光の角度が一定となるため、光の角度によっ
て光透過特性の異なる液晶表示素子やダイクロックミラ
ーによる色合成光学系にも応用できる。
ンズ群が該絞り側から見ていずれも略f−θ特性を有す
るレンズ群より構成されている投影光学装置。
一般にfθレンズ(エフシータレンズ)とよばれている
ものと同様で、像高がレンズへの光入射傾角θに比例す
るものである。なお、fは焦点距離である。このよう
に、絞りの前後の前記各レンズ群が絞り側から見ていず
れも略f−θ特性を持つレンズ群より構成することによ
りf−θレンズ群は絞り側からの光線入射角度と像高に
比例関係が成り立つ。このため絞り側の光線の角度が変
化してもそれに対応する像高の関係が変化しない。この
ことよりf−θレンズ系を絞り位置を回転中心として回
転するという単純なレンズ群の移動で台形歪み、像面湾
曲、コマ収差等の諸収差の補正状況を維持したまま像面
を回転することができる。 前記投影光学系が、最も
像面側に、拡大倍率を持つ、部分的に共軸系のレンズ群
を含み、そのレンズ群の対称軸と像面のなす角θ1 が以
下の条件を満たす投影光学装置。
とする場合、像面側に拡大倍率を持つレンズ群を採用す
ると効果的である。さらにこの拡大倍率を持つレンズ群
による台形歪みを発生させないためは、このレンズ群の
対称軸と最終像面とのなす角θ1 を上記の条件とすれば
よい。
レンズ群で発生する台形歪みが大きくなり、該レンズ群
より前のレンズ群でその歪みを補正することが困難にな
る。
る。図1から図4は本発明の1実施例に関係している。
図1は1実施例投影光学装置の投影光学系におけるレン
ズ群の断面図であり、図2は該投影光学系を有する投影
光学装置の概略構成とその光路を示す図である。図3は
物体面における物点からでる光線がスクリーン上の像面
を切る点を示すスポット図であり、図4はスクリーン上
の投影歪曲像(実線で示す像)と歪みの無い理想像(破
線で示す像)を示す図である。
大投影されるべき物体面10を提供する画像表示装置1
と、投射光学系P1と、最終像面50形成のためのスク
リーン5とを備えている。物体面10はここでは一辺4
0mmの四角形物体面(格子パターン)である。投射光
学系P1は、絞り2と、絞り2に隣合わせてその前後に
配置したレンズ群3、4とを備えている。
位置が該レンズ群の焦点位置に配置されていて、物体面
側がテレセットリック系になっている。絞り2より物体
面側のレンズ群3は、レンズ群全体でf−θ特性を示す
レンズ31、32及び33からなる共軸系のレンズ群で
ある。絞り2より像面側のレンズ群4は、レンズ群全体
でf−θ特性を示すレンズ41、42、43及び44か
らなる共軸系のレンズ群である。
画像表示装置1上の物体面10における物点の位置(以
下、「物高」という。)と絞り2側の出射角度(出射光
がレンズ群3の光軸となす傾角)が比例している。像面
側のf−θレンズ群4については、最終像面50におけ
る像点の位置(以下、「像高」という。)と入射角度
(入射光がレンズ群4の光軸となす傾角)が比例するよ
うに配置され、その入射光の中心を回転中心として所定
角度回転偏心しており、それにより最終像面50を回転
することができるようになっている。すなわち、レンズ
群4は、絞り2を含む平面とレンズ群4の光軸との交点
(ここでは絞り2は円形なので、絞りの中心)を通り、
後記するZ軸と平行な軸の周りに回転偏心している。
/β1 |=8.446×10-5<0.05の条件を満た
している。レンズ群3及びレンズ群4並びに物体面10
及び像面50に関する諸元は表1に示す通りである。表
1において、「r1・・・r6、r7・・r14」は、
図1に示すように、レンズ31〜33、41〜44にお
けるレンズ表面を示しており、「曲率半径」は各レンズ
面の曲率半径(単位mm)であり、ここでは、光線進行
方向に対し凸面を「正」、凹面を「負」で表示してい
る。また、「軸上面間隔」は隣合うレンズ面間の、及び
レンズ面と絞り間の光軸上の間隔(単位mm)であり、
「屈折率」は、隣合うレンズ面間(そのレンズ群の最像
面側のレンズ面についてはその後ろ)及びレンズ面と絞
り間の各物質の屈折率であって、これが1.00000 は、そ
こにレンズがなく、その物質が空気であることを意味す
る。
も絞り半径(単位mm)とともに表1に示してある。ま
た、表1において「レンズ群3」、「レンズ群4」、
「物体面」、「像面」の表示欄に示されるX、Y、Zの
数値は、レンズ群3、4欄については最も物体面側のレ
ンズ面及び絞り(図1ではr1と、絞り2)の面頂点及
び絞り中心の(X、Y、Z)座標位置、並びに物体面、
像面の(X、Y、Z)座標位置を示しており、この実施
例及び後ほど説明する他の実施例においても、(X、
Y、Z)座標におけるX軸は最も物体面10に近いレン
ズの面頂点(図1に示す例ではレンズ31の面頂点)を
原点としてそのレンズの光軸方向(光進行方向に正)で
あり、Y軸はX軸に垂直な縦方向軸であり、Z軸はX
軸、Y軸の双方に垂直方向(ここでは紙面に垂直方向)
の軸である。また、「ANG」は、レンズ群3及び絞り
2についてのX軸に対する回転偏心角度(単位 度)を
示し、物体面、像面については、X軸に対する傾斜角度
を示している。いずれも図中時計回りを「正」としてい
る。
は物体面のY軸方向のエリアを、zmax、zminは物体面の
Z軸方向のエリアを示している。
において「物高」は、前記のX軸が物体面10を通る点
を原点として、そこから物点までのY軸方向の距離及び
Z軸方向の距離(いずれも単位mm)で座標表示してい
る。また、「像高」は、物体面中心(0、0)よりの光
線が像面50を通る点を原点として、XY平面と像面5
0の交わる直線をy軸(Y軸正方向を像面50に投影し
た方向が正)、y軸に垂直な軸をz軸(紙面手前方向が
正)として、(y、z)座標で求め、理想像高は(y、
z)、歪曲ありの像高は(y+dy、z+dz)として
いる。dy/rがy軸方向の歪曲率であり、dz/rが
z軸方向の歪曲率である。r=√(y2 +z2 )であ
る。なお、歪曲率を求めるために用いた歪曲有りの像高
は各像高でのスポットダイアグラムの重心点である。
ムは図3に示すとおりである。また、スクリーン5上の
投影画像は図4に示すとおりである。 歪曲率 物高 dy/r dz/r ( 20、 0) 0.0008 0.0000 (−20、 0) 0.0046 0.0000 ( 20、20) 0.0162 −0.0224 ( 0、20) 0.0235 −0.0042 (−20、20) 0.0234 0.0101 この歪曲率及び図4から、この投影光学装置によると台
形歪みと歪曲収差が十分補正された最終投影画像が得ら
れることが判る。
実施例装置について説明する。図5はこの実施例投影光
学装置の投影光学系におけるレンズ群の断面図であり、
図6は該投影光学系を有する投影光学装置の概略構成と
その光路を示す図である。図7は物体面における物点か
らでる光線がスクリーン上の像面を切る点を示すスポッ
ト図であり、図8はスクリーン上の投影歪曲像(実線で
示す像)と歪みの無い理想像(破線で示す像)を示す図
である。
同様に、拡大投影されるべき物体面10を提供する画像
表示装置1を有し、さらに投影光学系P2と、最終像面
90形成のためのスクリーン9とを備えている。物体面
10は一辺40mmの四角形物体面(格子パターン)で
ある。投影光学系P2は、絞り20と、絞り20に隣合
わせてその前後に配置したレンズ群6、7と、さらにレ
ンズ群7とスクリーン9との間に配置したレンズ群8と
を備えている。
0位置が該レンズ群の焦点位置に配置されていて、物体
面側がテレセットリック系になっている。レンズ群6は
レンズ61、62、63からなる共軸系の正レンズ群で
あり、レンズ群7はレンズ71、72、74、74から
なる共軸系の正レンズ群であり、レンズ群8はレンズ8
1、82、83からなる共軸系の負レンズ群である。
役割は先程の実施例装置における投影光学系P1とほぼ
同等であり、負レンズ群8は投影光学系全体の焦点距離
を短くし、より広角化することにより、それより物体面
側の像をより拡大投影する役割を担っている。レンズ群
7は、絞り20を含む平面とレンズ群7の光軸との交点
(ここで絞りは円形なので絞りの中心)を通り、Z軸と
平行な軸の周りに回転偏心している。レンズ群8は、レ
ンズ群8における最も物体面側のレンズ面(ここでは図
5に示すレンズ面r15)の面頂点位置が表2に(X、
Y)で示す位置にあり、この面頂点を中心にZ軸と平行
な軸周りに回転偏心している。
β1 |=0.01617<0.05の条件を満たしてい
る。また、レンズ群8の対称軸と像面90のなす角θ1
は|θ1 |=1.02°の条件を満たしている。レンズ
群6、7及び8並びに物体面10及び像面90に関する
諸元は前掲の表1と同様にして表2に示すとおりであ
る。
・・r14、r15・・・r20」は、図5に示すよう
に、レンズ61〜63、71〜74、レンズ81〜83
におけるレンズ表面を示している。絞り20は曲率半径
無限大( ∞)であり、これも絞り半径(単位mm)とと
もに表2に示してある。また、表2においても「レンズ
群6、7、8」、「物体面」、「像面」の表示欄に示さ
れるX、Y、Zの数値は、レンズ群6、7、8欄につい
ては最も物体面側のレンズ面及び絞り(図示例ではr1
と、絞り20と、r15)の面頂点及び絞り中心の
(X、Y、Z)座標位置、並びに物体面、像面の(X、
Y、Z)座標位置を示している。また、「ANG」は、
レンズ群6、絞り20及びレンズ群8のX軸に対する回
転偏心角度(単位 度)を示し、物体面、像面について
は、X軸に対する傾斜角度を示している。
お、各物高の物点に対するスポットダイアグラムは図7
に示すとおりである。また、スクリーン9上の投影画像
は図8に示すとおりである。 歪曲率 物高 dy/r dz/r ( 20, 0) −0.0164 0.0000 (−20, 0) −0.0196 0.0000 ( 20,20) 0.0088 −0.0356 ( 0,20) 0.0263 0.0022 (−20,20) 0.0041 0.0305 この歪曲率と図8から、この投射光学装置によると台形
歪みと歪曲収差が十分補正された最終投影画像が得られ
ることが判る。
ィルム画像、ビデオ画像等により提供される物体面の画
像をスクリーン上に拡大投影する投影光学装置であっ
て、台形歪みと歪曲収差が十分に補正された投影画像を
得ることができ、その割りには安価に提供でき、小型化
も可能である、実用的な投影光学装置を提供することが
できる。
おけるレンズ群の断面図である。
概略構成とその光路を示す図である。
らでる光線がスクリーン上の像面を切る点を示すスポッ
ト図である。
の投影歪曲像(実線で示す像)と歪みの無い理想像(破
線で示す像)を示す図である。
におけるレンズ群の断面図である。
概略構成とその光路を示す図である。
らでる光線がスクリーン上の像面を切る点を示すスポッ
ト図である。
の投影歪曲像(実線で示す像)と歪みの無い理想像(破
線で示す像)を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 物体面の画像をスクリーン上に拡大投影
する投影光学装置であり、絞り並びに該絞りに隣合う物
体面側の共軸系のレンズ群及びスクリーン側の共軸系の
レンズ群を含む投影光学系を備え、該投影光学系は、前
記スクリーン上の最終像面まで実像を結ばず、前記絞り
に隣合う物体面側のレンズ群の倍率β1 が、|1/β1
|<0.05の条件を満たしており、前記スクリーン側
の共軸系のレンズ群が、前記絞りの中心を中心に回転偏
心していることにより、前記両レンズ群が互いに偏心し
ていることを特徴とする投影光学装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15505695A JP3275634B2 (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 投影光学装置 |
US08/668,162 US5820240A (en) | 1995-06-22 | 1996-06-21 | Projection optical device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15505695A JP3275634B2 (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 投影光学装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH095668A JPH095668A (ja) | 1997-01-10 |
JP3275634B2 true JP3275634B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=15597712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15505695A Expired - Fee Related JP3275634B2 (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 投影光学装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP2009151337A (ja) * | 2009-04-03 | 2009-07-09 | Hitachi Ltd | 投写光学ユニット及び投写型カラー映像表示装置とこれを用いた背面投写型カラー映像表示装置 |
JP2011248365A (ja) * | 2011-05-30 | 2011-12-08 | Hitachi Ltd | 投写型映像表示装置 |
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-
1995
- 1995-06-22 JP JP15505695A patent/JP3275634B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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