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JP3273068B2 - システムメモリ及び該メモリを内蔵したマイクロコンピュータ - Google Patents

システムメモリ及び該メモリを内蔵したマイクロコンピュータ

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JP3273068B2
JP3273068B2 JP32580892A JP32580892A JP3273068B2 JP 3273068 B2 JP3273068 B2 JP 3273068B2 JP 32580892 A JP32580892 A JP 32580892A JP 32580892 A JP32580892 A JP 32580892A JP 3273068 B2 JP3273068 B2 JP 3273068B2
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memory
rom
ram
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JP32580892A
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誠 伊原
敏雄 三本
幸弘 吉田
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Sharp Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/005Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor comprising combined but independently operative RAM-ROM, RAM-PROM, RAM-EPROM cells

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microcomputers (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータやその他の
デジタル処理装置に用いられるシステムメモリ、及びそ
のシステムメモリを備えたマイクロコンピュータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、リードオンリメモリ(ROM)
とランダムアクセスメモリ(RAM)とを備えた従来の
システムメモリの一構成例を示している。このシステム
メモリは、4つのメモリデバイス14a−14dからな
るメモリデバイス群、CPU11、及びメモリコントロ
ーラ12を備えている。
【0003】CPU11とメモリコントローラ12との
間では、アドレスバス210、データバス220、及び
制御信号群230が、図7中の矢印の方向に伝達され
る。メモリコントローラ12とメモリデバイス14a−
14dとの間では、アドレスバス211、データバス2
21、チップイネーブル信号(CE信号)232−23
5、ライトイネーブル信号236及びアウトプットイネ
ーブル信号237が図中の矢印の方向に伝達される。
【0004】図9は、4つのメモリデバイス14a−1
4dを有する上記システムメモリのメモリ空間を模式的
に示している。各メモリデバイス14a−14bは、1
メガバイト(MB)のメモリ空間のうちの256キロバ
イト(kB)の容量を有する4つの領域a−dに各々割
り当てられている。より詳細には、領域aにはROM
が、領域bにはRAMが、領域cにはROMが、領域d
にはRAMが割り当てられている。このように、メモリ
空間の分割された4つの領域a−dの各々に、ROM及
びRAMの何れを割り当てるかは、従来のシステムメモ
リに於いても任意である。本従来技術のメモリデバイス
14a−14dは、4つのメモリチップである。
【0005】図8は、従来のメモリコントローラ12の
論理構成の一例を示している。制御信号群230のう
ち、メモリリード信号/MRと、メモリライト信号/M
Wと、メモリ空間を指定するアドレスバス210上のア
ドレス信号A0−A19の上位2ビットに対応するA1
8及びA19とから、4つのCE信号(/CE1−/C
E4)232−235を生成する。この4つのCE信号
232−235のうち、ひとつのCE信号のみが活性化
されることにより、4つのメモリデバイス14a−14
dのうち、活性化されたCE信号に対応するひとつのメ
モリデバイスが選択される。
【0006】メモリコントローラ12は、制御信号23
0のうちのメモリリード信号/MRとメモリライト信号
/MWとから、WE信号236とOE信号237とを生
成する。アドレスラッチイネーブル信号/ALEとCP
Uからのアドレス信号210とから、アドレス信号21
1を生成する。データバス221上の信号を、データの
方向を示す信号/Rに従ってCPU11からメモリデバ
イス群14a−14dへ伝達し、又は、メモリデバイス
群14a−14dからCPU11へ伝達する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術においては、メモリ空間のうち、ROM又はR
AMに割り当てられる領域の大きさは、メモリデバイス
であるROMチップ又はRAMチップの容量に大きく依
存している。このため、メモリ空間をROM及びRAM
に割り当てる場合において、使用するROM及びRAM
の個数を低減しようとすると、割当の自由度が著しく制
限され、システムメモリの設計が困難となる。
【0008】一方、多数のメモリデバイス(ROM及び
RAM)をメモリ空間に使用すれば、ROM及びRAM
の各々が有している容量(例えば、256kB)を充分
に利用することができず非効率的である。更にまた、多
数のROM及びRAMの中から所望のメモリデバイスを
選択する必要があるために、アドレスデコード回路が著
しく複雑化するという問題がある。
【0009】より具体的に説明すると次の通りである。
各々の容量の最小単位が256BであるROM及びRA
Mで1MBのメモリ空間を有するシステムメモリを構成
しようとすると、4096個のメモリデバイス(ROM
又はRAM)が必要となる。このような多数のメモリデ
バイスをシステムメモリに使用すると、メモリデバイス
周辺の配線接続が複雑化し、システムの最適設計が不可
能となる。また、現実には、256Bという小容量のメ
モリデバイスは存在していないため、これらを組み合わ
せたシステムメモリを構成することはできなかった。
【0010】従って、従来は、図9に示されるように、
容量が数kB以上の容量を有するROM及びRAMが、
比較的小数個配列されたメモリ空間を有するシステムメ
モリしか存在しなかった。
【0011】このように、従来の技術によれば、多数の
書き込み読み出し領域と多数の読みだし専用領域とが混
在したメモリ空間を構成して、自由度の高いアドレス割
り付けを物理的に最適な構成で実現することができなか
った。例えば1MBのメモリ空間を有し、ROM及びR
AMの配列の最小単位が例えば256Bであるようなシ
ステムメモリを構成することができず、それらのROM
及びRAMが自由に混在したシステムメモリは存在しな
かった。
【0012】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、メモリ空間
が複数の読み出し専用領域と複数の書き込み読み出し領
域とを備え、これらの領域が、任意の単位長でROM及
びRAMから形成されており、これらの領域がメモリ空
間内に於いて隙間なく混在し、かつ、重複せずに配列さ
れているシステムメモリを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のシステムメモリ
は、少なくとも1つのメモリチップを備えたシステムメ
モリであって、前記少なくとも1つのメモリチップのう
ちの1つのメモリチップのメモリ空間は、複数の読み出
し専用領域と複数の書き込み読み出し領域とを備え、前
記読み出し専用領域と前記書き込み読み出し領域とが、
前記メモリ空間内に於いて隙間なく混在し、かつ、重複
せずに配列されており、更に、前記読み出し専用領域と
するか、書き込み読み出し領域とするかを、前記メモリ
空間内に於いて、任意の単位長を最小単位として選択で
きるものであり、前記メモリチップは、任意の単位長を
有する複数のROMセル及び任意の単位長を有する複数
のRAMセルを備え、前記読み出し専用領域は、前記R
OMセルから構成され、前記書き込み読み出し領域は、
前記RAMセルから構成されており、前記任意の単位長
を有する複数のROMセルは、ROMセル及びRAMセ
ルの何れとしても機能するように構成されたROM/R
AM兼用セルがROMセルとして機能するように設定さ
れたメモリセルにより構成されており、前記任意の単位
長を有する複数のRAMセルは、ROMセル及びRAM
セルの何れとしても機能するように構成されたROM/
RAM兼用セルがRAMセルとして機能するように設定
されたメモリセルにより構成されており、そのことによ
り上記目的が達成される。本発明のマイクロコンピュー
タは、前記システムメモリを内蔵するマイクロコンピュ
ータであって、プログラムが前記読み出し専用領域に格
納され、該プログラムの実行時のデータが前記書き込み
読み出し領域に格納されており、そのことにより上記目
的が達成される。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】以下に、本発明を実施例について説明する。
【0024】図2は、本実施例のシステムメモリに於け
るメモリデバイスのメモリセルアレイ及びその周辺回路
を模式的に示している。
【0025】このメモリセルアレイは、マトリクス状に
配列された複数のメモリセル313を有している。メモ
リセルアレイの記憶容量は、1MBである。本実施例で
用いられるメモリセル313の各々は、ROM素子及び
RAM素子の何れの機能をも選択的に発揮し得る素子を
有するセルである。
【0026】このメモリセル313は、キャパシタ9の
一端10がMOSトランジスタ8に接続されると、選択
されたワード線30に接続されたMOSトランジスタ8
のチャネルを介して、ビット線20上の信号がキャパシ
タ9に蓄積され、又は、キャパシタ9に蓄積された信号
が読みだされる。この場合、そのメモリセル313はR
AMとして機能する。一方、選択されたワード線30に
接続されたMOSトランジスタ8のチャネルを介して、
ビット線20が接地電位線11又は他の線12に接続さ
れたメモリセルは、ROMとして機能する。
【0027】図10は、ROMにもRAMにもなるメモ
リセルの構造の一例を示している。このメモリセルは、
キャパシタ1aの一端がMOSトランジスタ1bのソー
ス・ドレイン間を介して対応するビット線Bに接続され
ている。またMOSトランジスタ1bは、ゲートが対応
するワード線Wに接続されている。従って、ワード線W
がアクティブになると、MOSトランジスタ1bのソー
ス・ドレイン間が導通して、キャパシタ1aの一端がビ
ット線Bに接続されることとなる。キャパシタ1aの他
端は、1/2Vccの第1基準電位2に接続されてい
る。また、メモリセル1は、MOSトランジスタ1bと
キャパシタ1aとの間が接続可能手段である固定スイッ
チ回路1cを介して接地電位の第2基準電位3に接続さ
れている。固定スイッチ回路1cは、マスクROMの場
合と同様に、半導体製造工程によって予め接続状態又は
非接続状態を設定することができる。
【0028】一部の領域をROM領域として固定情報を
予め記憶させると共に、他の領域をRAM領域としてデ
ータ等の読み書きに使用することができる。すなわち、
半導体製造工程で、ROM領域のメモリセル1について
は、所定の固定情報に基づき、各メモリセル1に於ける
固定スイッチ回路1cの接続状態又は非接続状態を設定
しておく。また、RAM領域のメモリセル1は、すべて
固定スイッチ回路1cを非接続状態にしておく。なお、
図2中の固定電極310は、図10中に於ける第1基準
電位(1/2Vcc)2に対応している。
【0029】このようなROMにもRAMにもなるメモ
リセルの内部構造は、上記構造に限定されない。後述す
るように、本発明は、メモリセルの具体的構造がどのよ
うな種類のものであるかによって限定されるものではな
く、図10に示された構造以外の構造を有するメモリセ
ルであってもよい。例えば、特願平3−269894号
公報に記載されているメモリセルを用いてもよい。
【0030】以下に、メモリセルアレイの構成を説明す
る。一般に、半導体記憶装置に於いては、ワードライン
は「行線」、ビットラインは「列線」と称されるので、
本明細書中では、ひとつのワードラインに接続された一
群のメモリセルを、便宜的に「メモリセル行」と称する
こととする。図2では、メモリセルアレイ中のメモリセ
ル行317及び318が特に示されている。本実施例に
於いては、メモリセル行317に属する全てのメモリセ
ル313は、ROMセルとして機能するように設定され
ている。一方、メモリセル行318に属する全てのメモ
リセル313は、RAMセルとして機能するように設定
されている。他の好ましい実施例としては、一つのメモ
リセル行317又は318内に於いて、ROMセル及び
RAMセルを混在させてもよい。
【0031】このメモリセルアレイは、4096
(212)行のメモリセル行を有している。各メモリセル
行には、2048個のメモリセル313が属している。
2048(211)個のメモリセル313は、256Bの
記憶容量に対応しているので、各メモリセル行は、25
6Bの記憶容量を有していることになる。メモリセルア
レイは、全体として、223(=2048×4096)、
即ち1MBのメモリ空間に対応している。言い替える
と、本実施例のシステムメモリに於いては、図1(a)
に示されるように、1MBのメモリ空間に、最小の容量
単位(単位長)が256BのROMにもRAMにもなる
領域が隙間なく配列されている。
【0032】図2では、メモリセルアレイの周辺回路と
して、行アドレスデコード回路303と、列アドレスデ
コード回路及びデータ読みだし回路304と、入出力バ
ッファ305と、アドレスバッファ306とが示されて
いる。
【0033】このように本実施例のシステムメモリは、
ROMにもRAMにもなる素子(セル)が配列されたワ
ンチップのメモリデバイスを有し、メモリセル行317
及び318等の配列を任意に設定することで、1BMの
メモリ空間内でROM及びRAMを自由に配列してい
る。また、同一メモリセル行317又は318内に於て
も、ROM及びRAMを混在させることが可能であるの
で、自由な容量を最小単位とするROM及びRAMを配
列することができる。具体的には、1バイトを単位長と
してROM及びRAMを配列することも可能である。
【0034】本実施例では、このように最小単位長が2
56BのROM領域とRAM領域とがメモリ空間に混在
している結果、従来の技術によれば達成することのでき
なかった自由度の高いアドレス割り付けを物理的に最適
な構成で得ることが可能となる。
【0035】本実施例では、ワンチップのメモリデバイ
スを用いたが、複数のチップからなるメモリデバイス群
を用いてもよい。
【0036】なお、不揮発性メモリ部アドレス領域と揮
発性メモリ部アドレス領域との境界アドレスを任意に設
定することが可能なアドレス設定回路を有するメモリ回
路が、実開昭55−57196号公報に開示されている
が、このメモリ回路は、一つのROM領域と一つのRA
M領域との境界アドレスが任意に設定される回路であ
る。従って、このメモリ回路を用いて、多数のROM領
域と多数のRAM領域とが混在した本実施例のシステム
メモリを構成することはできない。
【0037】(実施例2)図3は、本発明の他の実施例
のシステムメモリに於けるメモリデバイスのメモリセル
アレイ及びその周辺回路を模式的に示している。
【0038】このメモリセルアレイ(記憶容量1MB)
は、マトリクス状に配列された複数のメモリセル301
又は302を有している。本実施例で用いられるメモリ
セル301又は302の各々は、ROM素子又はRAM
素子を有するメモリである。以下、ROM素子を有する
メモリセルをROMセル301、RAM素子を有するメ
モリセルをRAMセル302と称することとする。
【0039】本実施例に於いては、メモリセル行307
に属する全てのメモリセル301は、RAMセルであ
る。一方、メモリセル行308に属する全てのメモリセ
ル302は、ROMセルである。他の実施例としては、
一つのメモリセル行307又は308内に於いて、RO
Mセル及びRAMセルを混在させてもよい。
【0040】このメモリセルアレイも、4096
(212)行のメモリセル行を有している。各メモリセル
行には、2048個のメモリセル301又は302が属
している。本実施例のシステムメモリでは、図1(b)
に示されるように、1MBのメモリ空間に、最小の容量
単位(単位長)が256BのROM及びRAMが混在し
て割り当てられ、しかも、隙間なく配列されている。
【0041】本実施例も、図2に示される実施例と同様
に、メモリセルアレイの周辺回路として、行アドレスデ
コード回路303と、列アドレスデコード回路及びデー
タ読みだし回路304と、入出力バッファ305と、ア
ドレスバッファ306とを有している。
【0042】このように本実施例のシステムメモリは、
ROMセル及びRAMセルが配されたワンチップのメモ
リデバイスを有し、メモリセル行307及び308等の
配列を任意に設定することにより、1BMのメモリ空間
内でROM及びRAMを自由に配列している。また、同
一メモリセル行307又は308内に於ても、ROMセ
ル及びRAMセルを混在させることが可能であるので、
自由な容量を最小単位とするROM及びRAMを配列す
ることができる。
【0043】なお、本実施例でも、ワンチップのメモリ
デバイスを用いたが、複数のチップからなるメモリデバ
イス群を用いてもよい。
【0044】(実施例3)図4は、パーソナルコンピュ
ータのDOSシステムの構成を模式的に示している。本
実施例のシステムメモリは、8086系CPU11と、
メモリコントローラ12と、メモリデバイス13とを有
している。このメモリデバイスは、前述のメモリデバイ
スのように、ROM及びRAMの自由な配列が可能なメ
モリデバイスである。
【0045】CPU11とメモリコントローラ12との
間では、アドレスバス210、データバス220及び制
御信号群230が、図4中の矢印の方向に伝達される。
メモリコントローラ12とメモリデバイス13との間で
は、アドレスバス(A0−19、BHE)211、デー
タバス(D0−7)221、チップイネーブル信号23
1、ライトイネーブル信号236及びアウトプットイネ
ーブル信号237が、図4中の矢印方向に伝達される。
【0046】メモリコントローラ12は、制御信号23
0からCE信号231を生成する。また、制御信号群2
30から、WE信号236、OE信号237、アドレス
信号211を生成する。データバス221上の信号を、
CPU11からメモリデバイス13へ伝達し、又は、メ
モリデバイス13からCPU11へ伝達する。
【0047】図5は、メモリコントローラ12の構成を
模式的に示している。制御信号群230のうち、メモリ
リード信号/MRと、メモリライト信号/MWとから、
CE信号231を生成する。メモリコントローラ12
は、制御信号230のうちのメモリリード信号/MRと
メモリライト信号/MWとから、ライトイネーブル信号
(WE信号)236とアウトプットイネーブル信号(O
E信号)237とを生成する。アドレスラッチイネーブ
ル信号/ALEとCPUからのアドレス信号210とか
ら、アドレス信号211を生成する。データバス221
上の信号を、データの方向を示す信号/Rに従ってCP
U11からメモリデバイス13へ伝達し、又は、メモリ
デバイス13からCPU11へ伝達する。
【0048】このように、本実施例のメモリコントロー
ラ12は、アドレスデコード回路が不要であるため、図
8に示された従来のメモリコントローラ12に比較し
て、より簡略な構成を有している。
【0049】図6は、本実施例のパーソナルコンピュー
タのDOSシステムのメモリ配置の一例を示している。
【0050】本実施例のシステムメモリのメモリ空間に
於いて、00000hから9FFFFhは、アプリケー
ションプログラム/データ領域である。A0000hか
らBFFFFhの128kBは、予約領域34である。
C0000hからDFFFFhの128kBは、オプシ
ョンI/O領域35である。このオプションI/O領域
は、オプションで追加するI/Oのデバイス ドライバ
プログラムを格納する部分である。E0000hから
EFFFFhの64kBは、ROM−DOS領域32で
あり、ROM−DOS領域32には、DOSプログラム
が常駐させられる。F0000hからFFFFFhの6
4kBは、ROM−BIOS(Basic Input Output Sys
tem)領域31であり、ROM−BIOS領域31に
は、コンピュータの入出力を制御する基本プログラムが
格納される。
【0051】アプリケーションプログラム/データ領域
のうち、90000hから9FFFFhの64kBは、
アプリケーションプログラム領域33であり、0000
hから8FFFFhはデータ領域36である。この64
0kBの領域は、アプリケーションプログラムによっ
て、そのプログラム量とデータ量とが変化するので、プ
ログラム及びデータの各容量は固定されていない。
【0052】データ領域(576kB)36、アプリケ
ーション領域(64kB)33、及び予約領域(128
kB)34は、各々、RAM領域、ROM領域、及びR
AM領域である。また、オプションI/O領域35、R
OM−DOS領域32及びROM−BIOS領域31
は、何れも、ROM領域(合計256kB)である。
【0053】このように本実施例によれば、パーソナル
コンピュータにおいて、DOSプログラムやアプリケー
ションプログラム等を、システム内の半導体メモリに効
率よくROM化して記憶させ、それらのプログラムをそ
のシステム内にコンパクトに常駐させることができる。
このため、フロッピーディスク等の外部記憶装置を用い
る必要がなくなり、システムの小型化及び低消費電力化
が達成される。
【0054】更に、本実施例によれば、一定容量のメモ
リ空間に、メモリデバイスを全く無駄のない高い効率で
配置することができる。
【0055】また、ROM及びRAMを自由な最小単位
で自由に配列することしできるメモリデバイスによりシ
ステムメモリが構成されているので、DOSプログラム
やアプリケーションプログラム等を、アドレス割り付け
の自由度を高くし、しかも、物理的に最適な構成で、シ
ステム内に常駐させることができる。
【0056】なお、本発明は、パーソナルコンピュータ
等のコンピュータシステムに対してだけではなく、広
く、ディジタル情報処理装置のシステムメモリの設計に
有効である。また、システムに使用されるCPUは特定
されない。実施例で例示したCPU以外のCPUを使用
したシステムにおいても、本発明のシステムメモリは高
い自由度にて用いられる。次に、図2に示される実施例
1のシステムメモリ、又は、図3に示される実施例2の
システムメモリを備えているマイクロコンピュータにつ
いて、以下に説明する。上述の本発明のシステムメモリ
を備えたマイクロコンピュータのメモリ空間の一例が図
11に模式的に示されている。この例によれば、8kB
のメモリ空間において、ROM領域とRAM領域は、2
56Bの単位長を最小単位として自由に設定され得る。
図11は、ROM領域及びRAM領域の配列の一例を示
しているに過ぎず、この配列以外の配列も可能である。
このマイクロコンピュータのシステムメモリの容量は、
実施例1及び2のシステムメモリの容量とは異なり、全
体で8kBである。また、単位長は、実施例1及び2と
同様に、256Bである。
【0057】以下に、本発明のシステムメモリを備えた
マイクロコンピュータを、従来のマイクロコンピュータ
と比較しながら、より詳細に説明する。まず、図18
(a)、図19及び図20を参照しながら、従来のマイ
クロコンピュータについて説明する。図18(a)の従
来のマイクロコンピュータは、CPU500、ROM
(8kB)501a及びRAM(2kB)501bを備
えている。このROM501a及びRAM501bは、
一つのチップ上において、物理的に分離されて配置され
ている。このROM501aの構成の一例は図19に示
され、RAM501bの構成の一例は図20に示されて
いる。
【0058】図18(a)に示されるように、CPU5
00とROM501aとの間で、また、CPU500と
RAM501bとの間で、アドレス(A1−14)、デ
ータ(D0−7)、及び制御信号が図18(a)中の矢
印の方向に伝達される。ROM501a及びRAM50
1bの内部では、アドレス、アドレスデコード信号、デ
ータが、図19及び図20中の矢印の方向に伝達され
る。アドレス信号A14がROM501aのメモリ選択
端子に入力されており、アドレス信号A14によって、
ROM501aへのアクセスとRAM501bへのアク
セスとが切り替えられる。
【0059】図19に示されるように、RAM501a
において、アドレス信号(A1−13)は、Yデコーダ
511a及びXデコーダ512aに伝えられる。一方、
データ(D0−7)は、データラッチ513を介して入
出力バッファ514に伝えられる。アドレス信号に応じ
て、メモリセル領域513aからデータが読みだされ、
又はメモリセル領域513aにデータが書き込まれる。
【0060】図20に示されるように、ROM501b
において、アドレス信号(A1−1)は、Yデコーダ5
11bに及びXデコーダ512bに伝えられる。アドレ
ス信号に応じて、メモリセル領域513bからデータが
読みだされる。
【0061】従来のマイクロコンピュータによれば、R
OM501aとRAM501bとがマイクロコンピュー
タのチップ上において物理的に分離されて構成されてい
るため、マイクロコンピュータを設計した時点でROM
501aの容量とRAM501bの容量とが固定されて
しまい、ユーザはそれを変更することはできない。
【0062】図21は、このような従来のマイクロコン
ピュータのメモリ空間を模式的に示している。このマイ
クロコンピュータは、メモリ空間内にROM領域とRA
M領域とを有している。16kBのメモリ空間におい
て、ROM501aは最上位アドレス3FFFhからア
ドレス1FFFhの8kBの連続した領域に割り当てら
れている。また、RAM501bは最下位アドレス0h
からアドレス07FFhの1kBの連続した領域に割り
当てられている。このような従来のマイクロコンピュー
タにおいては、アドレス信号A14=「1」のとき、R
OM領域が選択され、アドレス信号A14=「0」のと
き、RAM領域が選択される。
【0063】図18(b)は、従来のマイクロコンピュ
ータの他の構成例を示している。図18(a)のマイク
ロコンピュータの構成と図18(b)のマイクロコンピ
ュータの構成の相違点は、前者ではROM選択とRAM
選択との切り替えにアドレス信号A14が使用されてい
るのに対して、後者では、CPU500からのROM5
01a選択信号及びRAM選択信号の制御によってRO
M選択とRAM選択とが切り替わることにある。図18
(b)において、図18(a)のマイクロコンピュータ
の構成要素と同じ構成要素については、同一の番号が用
いられている。図18(b)のマイクロコンピュータの
メモリ空間は、図22に模式的に示されている。このマ
イクロコンピュータでは、アドレス信号A14が無く、
メモリ空間は8kBである。ROM501aとRAM5
01bとは、メモリ空間内に一部重複して割り当てられ
ているが、ROM選択信号とRAM選択信号の制御によ
り、同時にROM501aとRAM501bとが選択さ
れることはない。すなわち、ROM501aとRAM5
01bとは、別々のメモリ空間に各々割り当てられてい
ると考えられる。
【0064】このような従来のマイクロコンピュータに
よれば、メモリ空間のうち、ROM501aまたはRA
M501bに割り当てられる領域の大きさは、マイクロ
コンピュータの設計時点で決定される必要がある。この
ため、ユーザは、ROM領域とRAM領域のメモリ空間
への割当を自由に設定できなかった。その結果、プログ
ラム設計上の自由度が著しく制限されていた。
【0065】より具体的に説明すると次の通りである。
ユーザが、システムに最適なマイクロコンピュータを選
択する際に、8kBのROM容量と1kBのRAM容量
を有する第1のマイクロコンピュータと、16kBのR
OM容量と2kBのRAM容量を有するマイクロコンピ
ュータとの2つの選択肢があるとする。これに対して、
プログラム設計上、プログラム領域としてROM容量を
6kB、データ領域としてRAM容量を2kBに設定す
ることが最適であるとする。この場合、ROM容量とR
AM容量との合計では、プログラム設計上十分な8kB
以上のメモリ容量を有しているにもかかわらず、第1の
マイクロコンピュータでは、RAM容量が不足し、第2
のマイクロコンピュータでは、ROM容量が8kB余
る。
【0066】このように、従来の技術によれば、ROM
領域の容量とのRAM容量の容量との比が固定されてい
るために、ユーザのプログラム設計に最適な構成にする
ことはできなかった。つまり、一定のメモリ容量内でR
OM領域の容量とRAM領域の容量とを各ユーザに最適
に備えたマイクロコンピュータを使用することは不可能
であった。
【0067】一方、本発明のマイクロコンピュータによ
れば、後述するように、ユーザが要求する最適なROM
容量とRAM容量を備えたマイクロコンピュータを同一
設計のマイクロコンピュータチップによって提供するこ
とができる。更に具体的に言えば、同一設計のマイクロ
コンピュータチップにおいて、ROMRAMの合計容量
を一定として、ROM容量とRAM容量の比率を自由に
プログラム可能なマイクロコンピュータを提供すること
ができる。
【0068】次に、本発明のマイクロコンピュータにつ
いて詳細に説明する。図12(a)は、本実施例のマイ
クロコンピュータの一構成例を示している。本実施例の
マイクロコンピュータは、CPU400及びメモリ(シ
ステムメモリ)401を内蔵している。CPU400と
メモリ401との間では、アドレス(A1−13)、デ
ータ(D0−7)、制御信号が、図12(a)中の矢印
に示すように伝達される。アドレスはアドレスバスを介
して、データはデータバスを介して伝達される。本実施
例のマイクロコンピュータでは、ROM領域の選択とR
AM領域の選択の切り替えが、CPU400からのRO
M/RAM選択信号によってなされる。メモリ401は
ROMとRAMとを兼ね備えている。図13は、このメ
モリ401の一例を示している。図13のメモリ401
は、マトリクス状に配列された複数のメモリセル313
を有している。メモリセル313の各々は、MOSトラ
ンジスタ及びキャパシタを備えたセルであって、ROM
素子及びRAM素子のいずれの機能をも選択的に発揮し
得るセルである。このメモリセル313は、MOSトラ
ンジスタの一端がキャパシタに接続されるとRAMとし
て機能する。キャパシタを電源電位又は接地電位に充電
することによって、「1」、「0」のデータを書き込
み、読み出すことが可能である。一方、MOSトランジ
スタの一端が接地電位線又は電源電位線に接続される
と、ROMとして機能する。例えば、接地電位に接続さ
れるとデータ「0」、電源電位に接続されるとデータ
「1」にプログラムされる。これらの接続を切り替える
スイッチは、マスクROMと同様に、半導体製造工程に
おいてプログラムすることができる。以下にメモリセル
アレイの構成を説明する。本実施例においては、行31
7に属する全てのメモリセル313は、ROMとして機
能するように設定されている。一方、行318に属する
全てのメモリセル313は、RAMとして機能するよう
に設定されている。このメモリセルアレイは、32の行
を有している。各行には、2048個のメモリセル31
3が属している。したがって、各行は2048bitす
なわち256Bの記憶容量を有していることになる。メ
モリは全体として、8kBの記憶容量を有している。R
OM行317はメモリセルアレイ上で最下位行アドレス
から連続に配列されており、RAM行318はメモリセ
ルアレイ上で最上位アドレスから連続に配列されてい
る。ROM行317とRAM行318の境界は、上で述
べたプログラミングによって自由に設定可能である。R
OM行及びRAM行の容量は256Bである。したがっ
て、ROM容量とRAM容量は一定の単位長256Bを
最小単位として自由に設定することができる。また、1
行当りのメモリセル数を変更すれば、単位長は256B
以外の任意の値に設定することができる。
【0069】図13のメモリ401は、アドレス(A1
−13)及びROM/RAM選択信号を受け取るアドレ
ス反転機能部420と、アドレス反転機能部420の出
力を受け取るYデコーダ411及びXデコーダ412
と、データ(D0−7)を受け取るデータラッチ413
と、データラッチ414からデータを受け取る入出力バ
ッファ414とをを有している。アドレス反転機能部4
20の構成を図15に示す。ただし、図15はアドレス
1ビット分だけについて示しており、実際には、13本
にアドレス信号に対応して13個の同じ回路が備えられ
ている。アドレス反転機能部420は、トライステート
バッファ430とトライステートインバータ440とを
備えている。アドレス反転機能部420は、ROM/R
AM選択信号が「1」のとき、入力されたアドレスと同
じ値のアドレスを出力する。一方、ROM/RAM選択
信号が「0」のとき、アドレス反転機能部420は、入
力されたアドレスに対して反転された値のアドレスを出
力する。すなわち、ROM/RAM選択信号が「1」の
時は、CPU400が出力したアドレスがそのままアド
レスデコーダに伝達され、ROM/RAM選択信号が
「0」の時は、CPUが出力したアドレスが反転されて
アドレスデコーダに伝達される。
【0070】本実施例のマイクロコンピュータのメモリ
空間を図16に示す。ROM選択時はCPU400から
見たアドレスとメモリセルアレイのアドレスとが同じで
あるため、ROMは最下位アドレスから上方向に割り当
てられる。RAMは上で述べたようにメモリセルアレイ
内のアドレスとが反転しているため、メモリ空間内では
図16に示すように最下位アドレスから割り当てられ
る。
【0071】次に、図12(b)を参照しながら、本実
施例のマイクロコンピュータの第2の構成を説明する。
このマイクロコンピュータでは、ROM領域の選択とR
AM領域の選択との切り替えが、アドレス信号A14に
よってなされる。メモリの構成は図13においてアドレ
ス反転機能部を省いたものとする。その他の構成は図1
3と同じである。この実施例のマイクロコンピュータの
メモリ空間を図17に示す。本実施例においてメモリ空
間は16kBである。ROM選択時でも、CPUから見
たアドレスとメモリセルアレイのアドレスは同じであ
る。したがって、ROMは最下位アドレス0hから上方
向に割り当てられ、RAMは最下位アドレス3FFFh
から下位の方向に割り当てられる。
【0072】図14は、本発明の前述の二つのマイクロ
コンピュータにおけるメモリ部分の他の構成例を示して
いる。このメモリは、マトリクス状に配列された複数の
メモリセル315又は316を有している。メモリセル
315、316の各々はROM素子又はRAM素子であ
る。行319に属する全てのメモリセルは、ROMセル
315である。一方、行320に属する全てのメモリセ
ルは、RAMセル315である。RAMセルは、キャパ
シタを電源電位又は接地電位に充電することによって、
「1」、「0」のデータを書き込み、読み出すことが可
能である。一方、ROMセルは、MOSトランジスタの
一端が接地電位に接続されるとデータ「0」、電源電位
に接続されるとデータ「1」にプログラムされる。これ
らの接続を切り換えるスイッチは、マスクROMと同様
に、半導体製造工程においてプログラムすることができ
る。以下にメモリセルアレイの構成を説明する。本実施
例において、このメモリセルアレイは、32の行を有し
ている。各行には、2048個のメモリセルが属してい
る。したがって、各行には2048bitすなわち25
6Bの記憶容量を有していることになる。メモリは全体
として、8kBの記憶容量を有している。ROM行31
9はメモリセルアレイ上で最下位行アドレスから連続に
配列されており、RAM行320はメモリセルアレイ上
で最上位アドレスから連続に配列されている。ROM行
317とRAM行318の境界は、自由に設定可能であ
る。ROM行およびRAM行の容量は256Bであり、
ROM容量とRAM容量は一定の単位長256Bを最小
単位として自由に設定することができる。また、1行当
りのメモリセル数を変更すれば、単位長は256B以外
の任意の値に設定することができる。
【0073】このように、本実施例のマイクロコンピュ
ータによれば、本発明のシステムメモリを内蔵している
結果、従来のマイクロコンピュータでは達成することが
できなかった自由度の高いアドレス割り付けをユーザの
プログラム設計に最適な構成で提供することができる。
【0074】
【発明の効果】本発明のシステムメモリによれば、一定
容量のメモリ空間に、メモリデバイスを全く無駄のない
高い効率で配置することができる。また、メモリ空間内
にROM及びRAMが自由な最小単位で隙間なく配列さ
れているため、DOSプログラムやアプリケーションプ
ログラム等を、アドレス割り付けの自由度を高く、しか
も、物理的に最適な構成で、システム内に常駐させるこ
とができる。また、本発明のマイクロコンピュータによ
れば、ユーザが要求する最適なROM容量とRAM容量
を備えたマイクロコンピュータを同一設計のマイクロコ
ンピュータチップによって提供することができる。更に
具体的に言えば、同一設計のマイクロコンピュータチッ
プにおいて、ROMRAMの合計容量を一定として、R
OM容量とRAM容量の比率を自由にプログラム可能と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施例(第1の実施例)の
メモリ空間の構成を示し、(b)は、本発明の他の実施
例(第2の実施例)のメモリ空間の構成を示している。
【図2】本発明の第1の実施例のシステムメモリに於け
るメモリデバイスのメモリセルアレイ及びその周辺回路
を模式的に示している。
【図3】本発明の第2の実施例のシステムメモリに於け
るメモリデバイスのメモリセルアレイ及びその周辺回路
を模式的に示している。
【図4】本発明のシステムメモリが使用されたパーソナ
ルコンピュータのDOSシステムの構成を模式的に示し
ている。
【図5】図4に示されたシステムに於けるメモリコント
ローラ12の論理構成を示している。
【図6】図4に示されたシステムに於けるシステムメモ
リのメモリ配置例を示している。
【図7】ROMとRAMとを備えた従来のシステムメモ
リの一構成例を示している。
【図8】従来技術のメモリコントローラ12の論理構成
を示している。
【図9】4つのメモリデバイス14a−14dを有する
メモリデバイス群のメモリ空間を模式的に示している。
【図10】ROMにもRAMにもなるメモリセル313
の構造の一例を示している。
【図11】本発明のシステムメモリを備えたマイクロコ
ンピュータのメモリ空間の一例を示している。
【図12】(a)は本実施例のマイクロコンピュータの
一構成例を示し、(b)は本実施例のマイクロコンピュ
ータの他の構成例を示している。
【図13】本実施例のマイクロコンピュータにおけるメ
モリの一例を示している。
【図14】本実施例のマイクロコンピュータにおけるメ
モリ部分の他の構成例を示している。
【図15】本実施例のマイクロコンピュータにおけるア
ドレス反転機能部の構成例を示している。
【図16】図13に示されるメモリにおけるメモリ空間
を模式的二示している。
【図17】図14に示されるメモリにおけるメモリ空間
を模式的に示している。
【図18】(a)は従来のマイクロコンピュータの構成
例を示し、(b)は従来のマイクロコンピュータの他の
構成例を示している。
【図19】従来のマイクロコンピュータに内蔵されてい
るROMの構成の一例を示している。
【図20】従来のマイクロコンピュータに内蔵されてい
るRAMの構成の一例を示している。
【図21】図18(a)のマイクロコンピュータにおけ
るメモリ空間を模式的に示している。
【図22】図18(b)のマイクロコンピュータにおけ
るメモリ空間を模式的に示している。
【符号の説明】
12 メモリコトローラ 13 メモリデバイス 14 メモリデバイス群 11 8086系CPU 210 アドレスバス 211 アドレスバス 220 データバス 221 データバス 230 制御信号群 231 チップイネーブル(CE)信号 236 ライトイネーブル(WE)信号 237 アウトプットイネーブル信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 幸弘 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−146345(JP,A) 特開 平2−214154(JP,A) 特開 昭63−53798(JP,A) 特開 平2−278764(JP,A) 実開 平2−138346(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/401 H01L 27/10 G06F 12/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのメモリチップを備えた
    システムメモリであって、前記少なくとも1つのメモリ
    チップのうちの1つのメモリチップのメモリ空間は、複
    数の読み出し専用領域と複数の書き込み読み出し領域と
    を備え、 前記読み出し専用領域と前記書き込み読み出し領域と
    が、前記メモリ空間内に於いて隙間なく混在し、かつ、
    重複せずに配列されており、更に、前記読み出し専用領
    域とするか、書き込み読み出し領域とするかを、前記メ
    モリ空間内に於いて、任意の単位長を最小単位として選
    択できるものであり、 前記メモリチップは、任意の単位長を有する複数のRO
    Mセル及び任意の単位長を有する複数のRAMセルを備
    え、前記読み出し専用領域は、前記ROMセルから構成
    され、前記書き込み読み出し領域は、前記RAMセルか
    ら構成されており、 前記任意の単位長を有する複数のROMセルは、ROM
    セル及びRAMセルの何れとしても機能するように構成
    されたROM/RAM兼用セルがROMセルとして機能
    するように設定されたメモリセルにより構成されてお
    り、前記任意の単位長を有する複数のRAMセルは、R
    OMセル及びRAMセルの何れとしても機能するように
    構成されたROM/RAM兼用セルがRAMセルとして
    機能するように設定されたメモリセルにより構成されて
    いることを特徴とするシステムメモリ。
  2. 【請求項2】 前記読み出し専用領域の容量と前記書き
    込み読み出し領域の容量との比が任意に設定された請求
    項1に記載のシステムメモリ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のシステムメモ
    リを内蔵するマイクロコンピュータであって、 プログラムが前記読み出し専用領域に格納され、該プロ
    グラムの実行時のデータが前記書き込み読み出し領域に
    格納されるマイクロコンピュータ。
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