JP3268759B2 - 射出成形機の型厚検出方法および装置 - Google Patents
射出成形機の型厚検出方法および装置Info
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Description
を有する射出成形機の型厚検出方法および装置に関す
る。
合において、金型の厚さに応じて型厚調整操作を行って
型締力を調整設定しなければならない。そこで、この型
厚調整操作は、従来オペレータが経験に基づいて行って
いたが、型締力が強過ぎるとタイバーに力が掛り過ぎて
破損する惧れがあり、また弱過ぎると射出成形が円滑に
できない難点がある。
おいて型厚調整を自動的に行うことができる装置が、従
来より種々提案されているが、これらのものはいずれも
トグルリンクが伸び切った状態(ロックアップ状態とい
う)にしてリンクハウジングを移動させ、金型を閉じ、
その後型締力を調整するものである。すなわち、これら
のものは、金型を開いた状態にしてトグルリンクを伸ば
し、ロックアップ状態にして、リンクハウジングを移動
させて金型を閉じて型締力を調整している。
する射出成形機の自動型厚調整手段として、トグル機構
のトグルリンクがロックアップ状態になる以前の姿勢と
し、型締用サーボモータを回転してトグル機構を駆動
し、移動ダイプレートを移動させて金型を閉じると共
に、このときの型締用サーボモータにはトルク制限を掛
けて、金型に加わる押付け圧力が一定に保持されるよう
に制御している。このようにして、型締用サーボモータ
により金型に一定圧力を掛け続けている一方で、型厚調
整用サーボモータを回転し、リンクハウジングを後方に
移動させる。この移動により、リンクハウジングと移動
ダイプレートとの間の距離は広がり、これに伴ってトグ
ル機構はロックアップ状態に向かっていく。そして、ロ
ックアップ状態に至るまでは、クロスヘッドは型締用サ
ーボモータの所定のトルクによって金型を押し続けてい
る。このようにして、トグル機構が遂にロックアップ状
態になる位置を検出し、その後型締力が設定した値とな
るようなリンクハウジングの位置を求めて、型厚調整を
完了するものも知られている。
段のように、型締用サーボモータによりクロスヘッドに
圧力を掛けたまま型厚調整用サーボモータを回転させ
て、リンクハウジングを後退させて行く方式では、この
クロスヘッドに掛ける圧力は、型締用サーボモータへの
トルク制限により一定に保持されるように制御されてい
るが、トグル機構において実際に金型を押付ける力は一
定に保持し難く、特にトグルリンクがロックアップ直前
の状態になると、トグル機構の運動特性上、金型を押付
ける力が増大してしまう。このため、この状態で前記型
厚調整用モータをさらに回転すると、型厚調整用ナット
に掛る軸方向の力は増大しているので、前記型厚調整用
サーボモータの負荷圧は大きくなり、さらにチェーンを
介して駆動している場合は、チェーンの歯飛びや前記サ
ーボモータの取付台の破壊や前記サーボモータのオーバ
ーヒート等の問題を生じる難点がある。
射出成形機の自動型厚調整方法として、金型に掛る圧力
を型締装置に設けた金型圧力検出手段の出力によって検
出し、この検出出力が所定の設定値になるように型締用
サーボモータのトルク制限をフィードバック制御し、型
厚調整作業中、金型に過大な圧力が掛ることを防止する
自動型厚調整方法が提案されている(特許第26685
99号公報)。
に示すように、型締装置1を構成するトグル機構8のト
グルリンク11、11が伸び切らない状態のまま型締用
サーボモータMbを回転させて、移動ダイプレート5を
固定ダイプレート3側に移動し、金型2、4を閉じる。
そして、型締用サーボモータMbにより、ボールねじ9
を介してクロスヘッド10を押圧して、金型2、4の閉
じた状態を維持しながら、型厚調整用サーボモータMa
を回転させ、タイバー6にそれぞれねじ結合した型厚調
整用ナット14を介して、リンクハウジング7を後方に
移動させる。この時、型締用サーボモータMbにはトル
ク制限を掛けて、型締用サーボモータMbの出力トルク
を制御する。このようにして、金型2、4を設定圧で押
付けながらリンクハウジング7を後方に移動し続ける
と、トグル機構8のトグルリンク11、11は徐々に伸
びて行く。そして、トグルリンク11、11が完全に伸
び切る直前になると、トグルリンクの運動特性によって
金型に急激な圧力を与えてしまう。しかし、この急激な
圧力は、タイバー6に設けたストレンゲージ12、型厚
調整用サーボモータMaの駆動電流値、前記サーボモー
タMaによって駆動されるチェーンのテンション、前記
サーボモータMaの足部に設けたストレンゲージのうち
のいずれかによって検出して、型締用サーボモータMb
に掛けるトルク制限をフィードバック制御するので、結
局金型2、4を閉じる際に押付ける力は一定に保持され
ることになる。なお、参照符号13は前記ストレンゲー
ジ12の出力増幅器を示す。
成形機の制御部を構成する数値制御装置(NC装置)を
示し、このNC装置20は、NC用のマイクロプロセッ
サ(CPU)21と、プログラマブルマシンコントロー
ラ(PMC)用のCPU22を有しており、このPMC
用CPU22には各種射出成形機のシーケンスプログラ
ム等を記憶したROM25が接続され、NC用CPU2
1には射出成形機を全体的に制御する管理プログラムを
記憶したROM24および射出成形機の各種駆動装置を
駆動する型厚調整用サーボモータMa、型締用サーボモ
ータMbのサーボ回路26a、26bがサーボインタフ
ェース(SSU)27を介して接続されている。なお、
参照符号28はバックアップ用電源を有する不揮発性の
共有RAMであり、射出成形機の各動作を制御するプロ
グラム等の各種設定値、パラメータ等を記憶するもので
ある。また、参照符号23はバスアービタコントローラ
(BAC)であり、このBAC23にはNC用CPU2
1およびPMC用CPU22、共有RAM28、入力回
路15、出力回路16がそれぞれバス接続され、モニタ
/キーボード(CRT/MDI)18を接続するオペレ
ータパネルコントローラ(OPC)29が接続され、前
記BAC23によって使用するバスを制御するように構
成されている。さらに、参照符号17はNC用CPU2
1が各種処理中においてデータの一時記憶等に利用する
RAMを示すものである。
の自動型厚調整方法によれば、まず型厚調整用サーボモ
ータMaおよび型締用サーボモータMbを駆動し、現在
のトルク値Tr を読取り、次にこれと予め設定したトル
ク値Ts とを比較し、その差ΔT(=Ts −Tr )にゲ
インkを掛け、この値(kΔT)をレジスタ内にストア
した値T0 に加え、これを新たな値T0 としてレジスタ
内に格納し、かつこれをトルク制限値gとして出力し、
次にトグルリンク11、11がロックアップ状態になっ
ているかどうかを判断し、なっていなければ前記現在の
トルク値Tr を読取るステップに戻ってその後の処理を
繰返し、またトグルリンク11、11がロックアップ状
態になったと判断すると、前記両サーボモータMa、M
bを停止し、型締力設定処理に移行する。
間に挾持された一対の金型に、トグル機構を用いて型締
力を付与する型締力設定装置において、前記一対の金型
が相互に接触した状態における両金型の厚み(すなわ
ち、固定プラテンからの可動プラテンの距離)を検出す
るエンコーダからなる検出手段と、この検出手段により
得られた検出値に基づき前記型締力を一定にするのに必
要な追い込み量の修正値を演算する手段と、前記修正値
に応じて前記トグル機構を駆動する手段とを有する型締
力設定装置が提案されている(特開平1−58521号
公報)。
を使用した型締装置において、金型に適応した適正な型
締め制御を行う為には、金型と固定ダイプレートと移動
ダイプレートとリンクハウジングのそれぞれ位置関係が
正確に把握できることが重要である。従って、自動金型
交換を行う場合には、移動ダイプレートの位置が型厚に
合わせて、正確に制御停止しないと、自動により金型交
換を行うことはできないばかりでなく、熱膨張や収縮あ
るいはトグルピンの摩耗等の外乱による型厚変化に際し
て、適正な型締め位置への補正(調整)をすることがで
きない難点がある。
述した提案に係る装置においても、依然として満足すべ
きものではなかった。すなわち、従来装置においては、
型厚調整に多くの時間を要し、外乱による型厚変化に際
して常に一定の型締力による型締制御を行うための調整
が不安定であり、さらに固定ダイプレートと移動ダイプ
レートとリンクハウジングのそれぞれ位置関係を検出す
るための位置検出センサ等による制御手段の設備コスト
が増大する等の難点がある。
置を有する射出成形機において、型厚調整時間を短縮す
ることができると共に、外乱等による型厚変化に対して
も安定した型締めを行い、しかも適正な型締めを行うた
めの金型の位置検出を低コストの装置構成により達成す
ることができる射出成形機の型厚検出方法および装置を
提供することにある。
め、本発明に係る射出成形機の型厚検出方法は、トグル
式型締装置を型締用サーボモータにより駆動して型厚調
整を行うようにした射出成形機の型厚検出方法におい
て、リンクハウジングと移動ダイプレートとの位置関係
(距離y)を型締用サーボモータに設けたエンコーダに
より検出し、前記リンクハウジングにタイバーの一端部
に形成したねじ部と噛合する型厚調整ナットに対しこれ
を回転駆動させる型厚調整用モータを設けると共に、こ
の型厚調整用モータに設けた回転数検出センサによりリ
ンクハウジングの移動量(距離x)を検出して、前記リ
ンクハウジングに対してその後退限位置に設けた位置検
出センサによりリンクハウジングの原点位置を検出する
ことによって、前記リンクハウジングの原点位置より得
られる固定ダイプレートからのリンクハウジングの位置
(距離L)に基づいて、固定ダイプレートからの移動ダ
イプレートの位置〔距離:L−(y+x)〕を演算する
ことを特徴とする。
形機の型厚検出装置は、型締用サーボモータで駆動され
るトグル式型締装置を有する射出成形機の型厚検出装置
において、型締用サーボモータにリンクハウジングと移
動ダイプレートとの位置関係(距離y)を検出するため
のエンコーダを設け、タイバーの一端部に形成したねじ
部と噛合する型厚調整ナットに対しこれを回転駆動させ
る型厚調整用モータを前記リンクハウジングに設け、こ
の型厚調整用モータにリンクハウジングの移動量(距離
x)を検出する回転数検出センサを設け、リンクハウジ
ングの後退限位置に対応して前記リンクハウジングの原
点位置を検出するための位置検出センサを設け、さらに
前記位置検出センサにより検出される原点位置より得ら
れる固定ダイプレートからの前記リンクハウジングの位
置(距離L)に基づいて、固定ダイプレートからの移動
ダイプレートの位置〔距離:L−(y+x)〕を算定す
る演算手段を設けることを特徴とする。
型厚検出方法の実施例につき、この方法を実施する装置
との関係において、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
検出方法を実施する型締装置の概略構成とその制御系統
を示す説明図である。
締装置を示し、一方の金型31は固定ダイプレート32
に取付けられると共に、他方の金型33は移動ダイプレ
ート34に取付けられている。固定ダイプレート32
は、4本のタイバー36(図1においては1本のみを示
している)の一端に取付けられ、これらタイバー36の
それぞれの他端はねじ部36aを形成して、これらねじ
部36aをリンクハウジング38の4つの隅角部にそれ
ぞれ挿通させて、このリンクハウジング38をその一側
面に設けた型厚調整ナット39を介し前記タイバー36
に対して前後に移動可能に設けられている。
イプレート34との間には、ダブルリンクからなるトグ
ルリンク35、35を備えたトグル機構40が設けられ
ている。このトグル機構40は、型締用サーボモータ4
2により回転駆動するボールねじ43を介して前記トグ
ルリンク35、35に結合するクロスヘッド44に螺合
し、前記型締用サーボモータ42を駆動することにより
ボールねじ43を回転させてクロスヘッド44を前後に
進退させて、金型31、33の開閉動作を行うことがで
きる。なお、前記型締用サーボモータ42には、後述す
るリンクハウジング38と移動ダイプレート34との位
置関係(距離y)を検出するためのエンコーダ42aを
設ける。
側面に設けた型厚調整ナット39をそれぞれ回動させる
手段として、型厚調整ナット39の外周部にそれぞれギ
ヤ部39aを設け、前記いずれかのギヤ部に噛合する駆
動ギヤ45を備えた型厚調整用モータ46を設けると共
に、前記ギヤ部39aを同時に回動させる連動ギヤ47
を配設する〔図2の(a)参照〕。なお、前記型厚調整
用モータ46により回転駆動する駆動ギヤ45に対して
は、前記駆動ギヤ45の回転(回転数N)により移動す
るリンクハウジング38の移動量(距離x)を検出する
ための回転数検出センサ48を適宜設ける〔図2の
(b)参照〕。この場合、前記駆動ギヤ45の一側面に
は、その円周方向に所定間隔離間させて複数(図示例で
は4個)の前記回転数検出センサ48により検出するた
めの検出用ドグ49を設けた構成とすることができる
〔図2の(c)参照〕。
ジング38に対して、その後退限度位置にリンクハウジ
ング38の原点位置を検出するための位置検出センサ5
0を適宜配設する。
における型厚検出方法につき、図1に示す制御系と図3
に示す制御プログラムとの関係において説明する。
型締装置40の型締制御と型厚調整制御とを行う制御装
置を示す。そして、この制御装置52は、型締用サーボ
モータ42に対する型締制御を行うためのサーボ制御回
路53およびCPU54を備えている。また、型厚調整
用モータ46に対する型厚調整制御を行うためのシーケ
ンサCPU55および入出力部56を備えている。な
お、参照符号57は前記型締制御および型厚調整制御を
行うための表示・設定手段を示す。また、前記各CPU
54、55には、それぞれ記憶手段としてのROMおよ
びRAMがバス接続されている。さらに、参照符号58
は型厚調整用モータ46の作動および停止の制御を行う
ための開閉器を示す。
前記制御装置52の表示・設定手段57に設けた型厚調
整スタートのキー操作を行う(STEP−1)。これに
より、CPU54およびサーボ制御回路53を介して型
締用サーボモータ42を駆動すると共に、CPU54、
シーケンサCPU55、入出力部56および開閉器58
を介して型厚調整用モータ46を駆動する(STEP−
2)。すなわち、この場合、前記型締用サーボモータ4
2は、ボールねじ43を介してトグル機構40のクロス
ヘッド44を後退させて、固定ダイプレート32と移動
ダイプレート34との位置関係が最も開いた状態に保持
する。そして、前記型締用サーボモータ42に設けたエ
ンコーダ42aにより、リンクハウジング38と移動ダ
イプレート34との位置関係(距離y)を検出して(S
TEP−3)、この検出値をCPU54にストアする
(STEP−4)。
ンクハウジング38を後退させる。そして、前記リンク
ハウジング38が後退限位置に達すると、この状態を位
置検出センサ50によりリンクハウジング38の原点位
置として検出して(STEP−5)、この検出値をシー
ケンサCPU55およびCPU54にストアする(ST
EP−6)。そして、このリンクハウジング38の後退
限位置において、シーケンサCPU55の作用により型
厚調整用モータ46の駆動を停止する(STEP−
7)。
型厚調整動作(STEP−8)が開始される。この型厚
調整に際しては、リンクハウジング38を前進させるよ
うに型厚調整用モータ46を駆動させる(STEP−
9)。そして、この型厚調整用モータ46に設けた回転
数検出センサ48により、前記金型を適正な型締力で型
締めし、かつトグルリンク35が伸び切らない状態であ
るリンクハウジング38の移動量(距離x)を検出して
(STEP−10)、この検出値をシーケンサCPU5
5およびCPU54にストアすると同時に型厚調整用モ
ータ46の駆動を停止する(STEP−11)。
し、ボールねじ43を介してトグル機構40のクロスヘ
ッド44に圧力を掛けると共に、距離yを検出する(S
TEP−12)。そして、前記CPU54においては、
検出した距離x、距離yおよび前記リンクハウジング3
8の原点位置より得られる固定ダイプレート32からの
リンクハウジング38の位置(距離L)に基づいて、固
定ダイプレート32からの移動ダイプレート34の位置
すなわち〔距離:L−(y+x)〕を演算し、その距離
が型厚MLに対し許容し得る誤差内にあるか否か、すな
わち距離yが適正であるか否かを確認する(STEP−
13)。
型厚調整を完了することができる(STEP−14)。
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において、多くの設計変
更を行うことが可能である。
機の型厚検出方法は、トグル式型締装置を型締用サーボ
モータにより駆動して型厚調整を行うようにした射出成
形機の型厚検出方法において、リンクハウジングと移動
ダイプレートとの位置関係(距離y)を型締用サーボモ
ータに設けたエンコーダにより検出し、前記リンクハウ
ジングにタイバーの一端部に形成したねじ部と噛合する
型厚調整ナットに対しこれを回転駆動させる型厚調整用
モータを設けると共に、この型厚調整用モータに設けた
回転数検出センサによりリンクハウジングの移動量(距
離x)を検出して、前記リンクハウジングに対してその
後退限位置に設けた位置検出センサによりリンクハウジ
ングの原点位置を検出することによって、前記リンクハ
ウジングの原点位置より得られる固定ダイプレートから
のリンクハウジングの位置(距離L)に基づいて、固定
ダイプレートからの移動ダイプレートの位置〔距離:L
−(y+x)〕を演算するよう構成することにより、型
厚調整時間を短縮することができると共に、外乱等によ
る型厚変化に対しても安定した型締めを行うことがで
き、しかも適正な型締めを行うための金型の位置検出も
低コストの装置構成により達成することができる等、多
くの優れた利点が得られる。
検出方法を実施する装置としては、型締用サーボモータ
で駆動されるトグル式型締装置を有する射出成形機の型
厚検出装置において、型締用サーボモータにリンクハウ
ジングと移動ダイプレートとの位置関係(距離y)を検
出するためのエンコーダを設け、タイバーの一端部に形
成したねじ部と噛合する型厚調整ナットに対しこれを回
転駆動させる型厚調整用モータを前記リンクハウジング
に設け、この型厚調整用モータにリンクハウジングの移
動量(距離x)を検出する回転数検出センサを設け、リ
ンクハウジングの後退限位置に対応して前記リンクハウ
ジングの原点位置を検出するための位置検出センサを設
け、さらに前記位置検出センサにより検出される原点位
置より得られる固定ダイプレートからの前記リンクハウ
ジングの位置(距離L)に基づいて、固定ダイプレート
からの移動ダイプレートの位置〔距離:L−(y+
x)〕を算定する演算手段を設けた構成とすることによ
り、トグル式型締装置を有する射出成形機の型厚調整機
能の向上と共に、この種の型厚調整装置を簡単な構成に
より低コストに製造することができる。
する型締装置の概略構成とその制御系統を示す説明図で
ある。
グの正面から見た型厚調整ナットの構成配置およびその
調整駆動を行う型厚調整用モータの構成配置を示す要部
説明図、(b)は図1に示す型締装置の型厚調整用モー
タの構成と回転数検出センサの構成配置を示す要部側面
図、(c)は(b)に示す型厚調整用モータにより回転
する駆動ギヤの回転数検出センサにより検出される検出
用ドグの構成配置を示す要部正面図である。
するための制御プログラムの一実施例を示すフローチャ
ート図である。
する型締装置の概略構成とその制御系統を示す説明図で
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 トグル式型締装置を型締用サーボモータ
により駆動して型厚調整を行うようにした射出成形機の
型厚検出方法において、リンクハウジングと移動ダイプ
レートとの位置関係(距離y)を型締用サーボモータに
設けたエンコーダにより検出し、前記リンクハウジング
にタイバーの一端部に形成したねじ部と噛合する型厚調
整ナットに対しこれを回転駆動させる型厚調整用モータ
を設けると共に、この型厚調整用モータに設けた回転数
検出センサによりリンクハウジングの移動量(距離x)
を検出して、前記リンクハウジングに対してその後退限
位置に設けた位置検出センサによりリンクハウジングの
原点位置を検出することによって、前記リンクハウジン
グの原点位置より得られる固定ダイプレートからのリン
クハウジングの位置(距離L)に基づいて、固定ダイプ
レートからの移動ダイプレートの位置〔距離:L−(y
+x)〕を演算することを特徴とする射出成形機の型厚
検出方法。 - 【請求項2】 型締用サーボモータで駆動されるトグル
式型締装置を有する射出成形機の型厚検出装置におい
て、型締用サーボモータにリンクハウジングと移動ダイ
プレートとの位置関係(距離y)を検出するためのエン
コーダを設け、タイバーの一端部に形成したねじ部と噛
合する型厚調整ナットに対しこれを回転駆動させる型厚
調整用モータを前記リンクハウジングに設け、この型厚
調整用モータにリンクハウジングの移動量(距離x)を
検出する回転数検出センサを設け、リンクハウジングの
後退限位置に対応して前記リンクハウジングの原点位置
を検出するための位置検出センサを設け、さらに前記位
置検出センサにより検出される原点位置より得られる固
定ダイプレートからの前記リンクハウジングの位置(距
離L)に基づいて、固定ダイプレートからの移動ダイプ
レートの位置〔距離:L−(y+x)〕を算定する演算
手段を設けることを特徴とする射出成形機の型厚検出装
置。
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