JP3267997B2 - 燃料電池発電プラント - Google Patents
燃料電池発電プラントInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料極の燃料ガスと酸
化剤極の酸素の電気化学反応により電気エネルギーを発
生する燃料電池発電プラントに係り、特に燃料極と酸化
剤極を収納する格納容器のパージガスとして酸化剤極の
排ガスを利用する燃料電池発電プラントに関する。
化剤極の酸素の電気化学反応により電気エネルギーを発
生する燃料電池発電プラントに係り、特に燃料極と酸化
剤極を収納する格納容器のパージガスとして酸化剤極の
排ガスを利用する燃料電池発電プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に燃料電池は、図6に示すように、
燃料極1、酸化剤極2、およびその間に配置される電解
質マトリックスから構成される。そして、これらは周囲
環境から隔離するために通常格納容器3に収納されてい
る。燃料極1には天然ガスなどの原燃料から生成される
水素に代表される燃料ガスが燃料ガス導入管4を通して
供給され、一方酸化剤極2には酸化剤導入管5を通して
空気などの酸化剤ガスが供給される。これら燃料ガスと
酸化剤ガスは燃料電池内で電気化学反応を行った後、そ
れぞれ燃料排ガスと酸化剤排ガスとして燃料極排出管6
と酸化剤極排出管7によって排出される。また、格納容
器3には、不活性ガス供給源8から供給弁9によりパー
ジガス導入管10を通して窒素などの不活性ガスがパ−
ジガスとして供給され、パ−ジガス排出管11を通って
格納容器3から排出される。
燃料極1、酸化剤極2、およびその間に配置される電解
質マトリックスから構成される。そして、これらは周囲
環境から隔離するために通常格納容器3に収納されてい
る。燃料極1には天然ガスなどの原燃料から生成される
水素に代表される燃料ガスが燃料ガス導入管4を通して
供給され、一方酸化剤極2には酸化剤導入管5を通して
空気などの酸化剤ガスが供給される。これら燃料ガスと
酸化剤ガスは燃料電池内で電気化学反応を行った後、そ
れぞれ燃料排ガスと酸化剤排ガスとして燃料極排出管6
と酸化剤極排出管7によって排出される。また、格納容
器3には、不活性ガス供給源8から供給弁9によりパー
ジガス導入管10を通して窒素などの不活性ガスがパ−
ジガスとして供給され、パ−ジガス排出管11を通って
格納容器3から排出される。
【0003】通常燃料電池の燃料極1および酸化剤極2
には十分なガスシ−ル性を持たせているが、長期運転に
よる経年変化などの要因によりこれら2つの極1、2内
のガスが格納容器内に漏出あるいは滞留して、不測の燃
焼反応などの予期せぬ危険が生じる恐れがある。このた
めに格納容器3は窒素などの不活性ガスによりパージさ
れ、主として燃料極1からの燃料ガスの漏出を防ぐため
に、内部の燃料極1などに対し高圧に維持されている
(以下、格納容器のパージガスを単にパージガスと記
す)。ここで格納容器のパージに窒素などの不活性ガス
を使用するのは、水素ガス等燃料ガスとの反応性が乏し
く安全性の観点から好ましいためである。
には十分なガスシ−ル性を持たせているが、長期運転に
よる経年変化などの要因によりこれら2つの極1、2内
のガスが格納容器内に漏出あるいは滞留して、不測の燃
焼反応などの予期せぬ危険が生じる恐れがある。このた
めに格納容器3は窒素などの不活性ガスによりパージさ
れ、主として燃料極1からの燃料ガスの漏出を防ぐため
に、内部の燃料極1などに対し高圧に維持されている
(以下、格納容器のパージガスを単にパージガスと記
す)。ここで格納容器のパージに窒素などの不活性ガス
を使用するのは、水素ガス等燃料ガスとの反応性が乏し
く安全性の観点から好ましいためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな窒素ガスをパージガスとして用いる従来の燃料電池
発電プラントでは、格納容器内のパージガスは内部の燃
料極などに対し高圧に維持しつつ、ガスの滞留を防ぐた
めに流れを作る必要があるため、大量の窒素ガスを必要
とし、このような大量の窒素ガスを高圧ガスとして、ま
たは極低温液体として貯蔵することは容易でなく、さら
に大量の窒素などの不活性ガスを使用することは経済的
に問題があった。
うな窒素ガスをパージガスとして用いる従来の燃料電池
発電プラントでは、格納容器内のパージガスは内部の燃
料極などに対し高圧に維持しつつ、ガスの滞留を防ぐた
めに流れを作る必要があるため、大量の窒素ガスを必要
とし、このような大量の窒素ガスを高圧ガスとして、ま
たは極低温液体として貯蔵することは容易でなく、さら
に大量の窒素などの不活性ガスを使用することは経済的
に問題があった。
【0005】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するためになされたもので、格納容器へのパージガスに
予め貯蔵した窒素などの不活性ガスを用いず、燃料電池
発電プラント内部で発生するガスを加工することによっ
て代用し、経済性に優れた燃料電池発電プラントを提供
することを目的とする。
するためになされたもので、格納容器へのパージガスに
予め貯蔵した窒素などの不活性ガスを用いず、燃料電池
発電プラント内部で発生するガスを加工することによっ
て代用し、経済性に優れた燃料電池発電プラントを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、格納容器内に収容された燃料極と酸化剤極
にそれぞれ燃料ガスと酸化剤ガスを導入し電気化学反応
により電気エネルギーを発生する燃料電池を備えた燃料
電池発電プラントにおいて、前記酸化剤極の排出管に接
続される分岐配管と、この分岐配管を介して前記酸化剤
極の排出ガスを導入し酸素含有量が所定値以下のガスを
生成する酸化剤排ガス処理装置と、この酸化排ガス処理
装置によって生成されたガスを前記燃料極からの燃料ガ
スの漏出を防ぐパージガスとして前記格納容器と前記燃
料電池との間に供給するパージガス供給管と、前記酸化
剤極の排出管から前記酸化剤極の排出ガスを取込み前記
酸化剤排ガス処理装置で生成されたガスを前記パージガ
スとして前記格納容器と前記燃料電池との間に送込むた
めのブロワとを具備するパージガス用酸化剤排ガス処理
ラインを設けたことを特徴とする。
するために、格納容器内に収容された燃料極と酸化剤極
にそれぞれ燃料ガスと酸化剤ガスを導入し電気化学反応
により電気エネルギーを発生する燃料電池を備えた燃料
電池発電プラントにおいて、前記酸化剤極の排出管に接
続される分岐配管と、この分岐配管を介して前記酸化剤
極の排出ガスを導入し酸素含有量が所定値以下のガスを
生成する酸化剤排ガス処理装置と、この酸化排ガス処理
装置によって生成されたガスを前記燃料極からの燃料ガ
スの漏出を防ぐパージガスとして前記格納容器と前記燃
料電池との間に供給するパージガス供給管と、前記酸化
剤極の排出管から前記酸化剤極の排出ガスを取込み前記
酸化剤排ガス処理装置で生成されたガスを前記パージガ
スとして前記格納容器と前記燃料電池との間に送込むた
めのブロワとを具備するパージガス用酸化剤排ガス処理
ラインを設けたことを特徴とする。
【0007】上記構成において、酸化剤排ガス処理装置
として、酸素吸着剤、酸素透過膜、酸素分離膜などによ
り酸素を他成分と分離する酸素分離装置、または酸素と
反応する化学反応剤により酸素を消費する酸化反応装置
などの酸素除去装置を用い、酸化剤排ガスの酸素を所定
値以下に低減または除去したガスをパージガスとして供
給する。
として、酸素吸着剤、酸素透過膜、酸素分離膜などによ
り酸素を他成分と分離する酸素分離装置、または酸素と
反応する化学反応剤により酸素を消費する酸化反応装置
などの酸素除去装置を用い、酸化剤排ガスの酸素を所定
値以下に低減または除去したガスをパージガスとして供
給する。
【0008】または、酸化剤排ガス処理装置として、窒
素吸着剤、窒素透過膜、窒素分離膜などにより窒素を他
成分と分離する窒素分離回収装置を用い、酸化剤排ガス
中の窒素を抽出してパージガスとして供給する。
素吸着剤、窒素透過膜、窒素分離膜などにより窒素を他
成分と分離する窒素分離回収装置を用い、酸化剤排ガス
中の窒素を抽出してパージガスとして供給する。
【0009】または、酸化剤排ガス処理装置として、酸
化剤排ガスの酸素により別途供給される燃料を燃焼する
燃焼装置を用い、この燃焼装置からの排ガスをパージガ
スとして供給する。
化剤排ガスの酸素により別途供給される燃料を燃焼する
燃焼装置を用い、この燃焼装置からの排ガスをパージガ
スとして供給する。
【0010】
【作用】酸化剤ガスとして空気を用いた場合、酸化剤排
ガスは主に窒素と酸素であるが、この酸化剤排ガスは大
気中の空気に比べ酸素濃度が低く、パージガスとして酸
素成分を低減または除去する目的に適している。
ガスは主に窒素と酸素であるが、この酸化剤排ガスは大
気中の空気に比べ酸素濃度が低く、パージガスとして酸
素成分を低減または除去する目的に適している。
【0011】本発明では、酸化剤排ガス中の酸素成分を
低減または除去する酸素除去装置または酸化剤排ガス中
の窒素成分を取り出す窒素分離回収装置を設けることに
より、酸化剤排ガスから純窒素に近いパージガスが逐次
得られる。また、酸化剤排ガスを用いて燃料を燃焼させ
る燃焼装置を設けることにより、この燃焼によって発生
する燃焼生成ガスおよび酸素成分を低減または除去され
た酸化剤排ガスからなるパージガスが得られる。この燃
焼排ガス中には燃焼生成ガスと一部の未反応燃料成分が
含まれるが、燃料極から漏出するガスと反応しない成分
であればパージガスとして使用してもほとんど問題がな
い。
低減または除去する酸素除去装置または酸化剤排ガス中
の窒素成分を取り出す窒素分離回収装置を設けることに
より、酸化剤排ガスから純窒素に近いパージガスが逐次
得られる。また、酸化剤排ガスを用いて燃料を燃焼させ
る燃焼装置を設けることにより、この燃焼によって発生
する燃焼生成ガスおよび酸素成分を低減または除去され
た酸化剤排ガスからなるパージガスが得られる。この燃
焼排ガス中には燃焼生成ガスと一部の未反応燃料成分が
含まれるが、燃料極から漏出するガスと反応しない成分
であればパージガスとして使用してもほとんど問題がな
い。
【0012】このようにして、酸化剤排ガスを処理して
得られる実質的に酸素を含まないガスを格納容器にパー
ジすることにより、従来における窒素ガスの大量貯蔵、
使用という問題が解決される。
得られる実質的に酸素を含まないガスを格納容器にパー
ジすることにより、従来における窒素ガスの大量貯蔵、
使用という問題が解決される。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。なお、全図面において共通する部分は同一の符号
を付し、重複する説明は省略する。 実施例1 図1は本発明の第1実施例を示す図である。本実施例で
は、酸化剤極排出管7から分岐して格納容器3に至る分
岐配管21と、この分岐配管21に接続され酸化剤排ガ
スを導入して酸化剤排ガス中の酸素成分を所定値以下に
低減または除去してパージガス供給配管23に排出する
酸素除去装置22と、酸素除去装置22を経た排ガスを
昇圧し格納容器3にパージガスとして送入するブロワー
24とからなるパージガス用酸化剤排ガス処理ラインを
設けている。
する。なお、全図面において共通する部分は同一の符号
を付し、重複する説明は省略する。 実施例1 図1は本発明の第1実施例を示す図である。本実施例で
は、酸化剤極排出管7から分岐して格納容器3に至る分
岐配管21と、この分岐配管21に接続され酸化剤排ガ
スを導入して酸化剤排ガス中の酸素成分を所定値以下に
低減または除去してパージガス供給配管23に排出する
酸素除去装置22と、酸素除去装置22を経た排ガスを
昇圧し格納容器3にパージガスとして送入するブロワー
24とからなるパージガス用酸化剤排ガス処理ラインを
設けている。
【0014】次に本実施例のパージガス用酸化剤排ガス
処理ラインの作用を説明する。
処理ラインの作用を説明する。
【0015】酸化剤極2から酸化剤極排出管7を通って
排出される酸化剤排ガスは、分岐配管21により酸素除
去装置22に導入され、酸素除去装置22において酸素
成分のみ除去される。一般に酸化剤排ガスの成分は主に
窒素と酸素であるため、酸素除去装置22により主に窒
素成分が残る。このように酸化剤排ガス中の酸素を低減
または除去された主に窒素からなるガスがブロワ24に
よりパージガス供給配管23を通って格納容器3へパー
ジガスとして供給される。ここで酸素除去装置22とし
ては、例えば酸素吸着剤により酸素を吸着するものや、
酸素透過膜、酸素分離膜などにより酸素と他成分とを分
離するもの、さらには化学反応剤により酸素を消費する
ものなどが挙げられる。酸素除去装置22が酸素を吸
着、分離するタイプの場合、回収された酸素25は、例
えば酸化剤極2への供給やプラント内の燃焼部の酸化剤
として使われたり、また他用途のために貯蔵されたり、
あるいは大気中に放出されたりする。
排出される酸化剤排ガスは、分岐配管21により酸素除
去装置22に導入され、酸素除去装置22において酸素
成分のみ除去される。一般に酸化剤排ガスの成分は主に
窒素と酸素であるため、酸素除去装置22により主に窒
素成分が残る。このように酸化剤排ガス中の酸素を低減
または除去された主に窒素からなるガスがブロワ24に
よりパージガス供給配管23を通って格納容器3へパー
ジガスとして供給される。ここで酸素除去装置22とし
ては、例えば酸素吸着剤により酸素を吸着するものや、
酸素透過膜、酸素分離膜などにより酸素と他成分とを分
離するもの、さらには化学反応剤により酸素を消費する
ものなどが挙げられる。酸素除去装置22が酸素を吸
着、分離するタイプの場合、回収された酸素25は、例
えば酸化剤極2への供給やプラント内の燃焼部の酸化剤
として使われたり、また他用途のために貯蔵されたり、
あるいは大気中に放出されたりする。
【0016】このように本実施例では、酸化剤排ガスの
一部を酸素除去装置22に導入し、ここで酸化剤排ガス
中の酸素成分を低減または除去することにより、格納容
器3のパージガスとして十分使用することができるガス
が逐次生成されるため、従来のように窒素などの不活性
ガスを予め貯蔵しておく必要がなく経済性に優れた燃料
電池発電プラントを提供することが可能となる。
一部を酸素除去装置22に導入し、ここで酸化剤排ガス
中の酸素成分を低減または除去することにより、格納容
器3のパージガスとして十分使用することができるガス
が逐次生成されるため、従来のように窒素などの不活性
ガスを予め貯蔵しておく必要がなく経済性に優れた燃料
電池発電プラントを提供することが可能となる。
【0017】実施例2 図2は本発明の第2実施例を示す図である。本実施例で
は、パージガス用酸化剤排ガス処理ラインに第1実施例
における酸素除去装置22の代わりに窒素分離回収装置
31を配置している。
は、パージガス用酸化剤排ガス処理ラインに第1実施例
における酸素除去装置22の代わりに窒素分離回収装置
31を配置している。
【0018】次に本実施例のパージガス用酸化剤排ガス
処理ラインの作用を説明する。
処理ラインの作用を説明する。
【0019】主に窒素と酸素からなる酸化剤排ガスの一
部が分岐配管22を通って窒素分離回収装置31に導入
され、ここで窒素とその他の成分である酸素の2成分に
分離される。このうち窒素分離回収装置31により分離
された窒素ガスがブロワー24によりバージガスとして
パージガス供給配管23を通って格納容器3へ供給され
る。一方、窒素分離回収装置31で窒素と分離された残
りの成分32(主に酸素)は、例えば酸化剤極2への供
給やプラント内の燃焼部の酸化剤として使われたり、ま
た他用途のために貯蔵されたり、あるいは大気中に放出
されたりする。ここで窒素分離回収装置31は、例えば
窒素を吸着する窒素吸着剤や、窒素透過膜、窒素分離膜
などにより窒素と他成分とを分離する装置である。
部が分岐配管22を通って窒素分離回収装置31に導入
され、ここで窒素とその他の成分である酸素の2成分に
分離される。このうち窒素分離回収装置31により分離
された窒素ガスがブロワー24によりバージガスとして
パージガス供給配管23を通って格納容器3へ供給され
る。一方、窒素分離回収装置31で窒素と分離された残
りの成分32(主に酸素)は、例えば酸化剤極2への供
給やプラント内の燃焼部の酸化剤として使われたり、ま
た他用途のために貯蔵されたり、あるいは大気中に放出
されたりする。ここで窒素分離回収装置31は、例えば
窒素を吸着する窒素吸着剤や、窒素透過膜、窒素分離膜
などにより窒素と他成分とを分離する装置である。
【0020】このように本実施例では、酸化剤排ガスの
一部を窒素分離回収装置31に導入し、ここで窒素ガス
のみ分離回収してパージガスとして格納容器3に逐次供
給する構成となっているため、従来のように窒素などの
不活性ガスを予め貯蔵しておく必要がなく経済性に優れ
た燃料電池発電プラントを提供することが可能となる。
一部を窒素分離回収装置31に導入し、ここで窒素ガス
のみ分離回収してパージガスとして格納容器3に逐次供
給する構成となっているため、従来のように窒素などの
不活性ガスを予め貯蔵しておく必要がなく経済性に優れ
た燃料電池発電プラントを提供することが可能となる。
【0021】実施例3 図3は本発明の第3実施例を示す図である。本実施例で
は、酸化剤排ガスの一部を酸化剤として触媒燃焼装置4
1に導入し、別途触媒燃焼装置41に供給される燃焼用
燃料ガス42を燃焼して排出される燃焼排ガスを冷却器
43およびブロワー24を介して格納容器3へ供給する
パージガス用酸化剤排ガス処理ラインを設けている。触
媒燃焼は、比較的低温でしかも燃焼排ガス中の酸素濃度
を極めて低く抑えることができるため、燃焼排ガスはパ
ージガスとして十分使用することができる。ここで触媒
燃焼装置41への燃焼用燃料ガス42は、例えば燃料極
1の排出ガス、燃料改質系の改質ガス、あるいは天然ガ
スや水素ガスなどを使用することができる。
は、酸化剤排ガスの一部を酸化剤として触媒燃焼装置4
1に導入し、別途触媒燃焼装置41に供給される燃焼用
燃料ガス42を燃焼して排出される燃焼排ガスを冷却器
43およびブロワー24を介して格納容器3へ供給する
パージガス用酸化剤排ガス処理ラインを設けている。触
媒燃焼は、比較的低温でしかも燃焼排ガス中の酸素濃度
を極めて低く抑えることができるため、燃焼排ガスはパ
ージガスとして十分使用することができる。ここで触媒
燃焼装置41への燃焼用燃料ガス42は、例えば燃料極
1の排出ガス、燃料改質系の改質ガス、あるいは天然ガ
スや水素ガスなどを使用することができる。
【0022】次に本実施例のパージガス用酸化剤排ガス
処理ラインの作用を説明する。
処理ラインの作用を説明する。
【0023】酸化剤排ガスの一部を触媒燃焼装置41に
導入し、燃焼用燃料ガス42を酸化剤排ガス中の酸素に
より触媒燃焼させることによって、その燃焼排ガスは酸
化剤排ガス中の窒素および燃焼生成物の二酸化炭素を主
成分とした不活性なガスとなる。一般に触媒燃焼装置4
1から排出される燃焼排ガスの温度は燃料電池の運転温
度よりはるかに高いため、燃焼排ガスは冷却器43で適
切な温度レベルまで冷却されたのち、ブロワー24によ
り昇圧されて格納容器3へパージガスとして供給され
る。ここで図示していないが、燃焼用燃料ガス42の流
量設定値は、例えば負荷や電池電流、触媒燃焼装置41
に供給される酸化剤排ガスの流量や酸素濃度などによっ
て適切なレベルに設定される。また、仮に燃焼排ガス中
の未燃成分や酸素濃度が予め設定した基準値より高くな
った場合には、燃焼排ガスによる格納容器3へのパージ
を停止し他の窒素などの不活性ガスによるパージに切り
替えるか、もしくは外部から窒素などの不活性ガスを注
入し、基準値を超えないように未燃成分もしくは酸素濃
度を抑えてパージを継続するなどの対処を行うことがで
きるように構成しておくことも容易に実現可能である。
導入し、燃焼用燃料ガス42を酸化剤排ガス中の酸素に
より触媒燃焼させることによって、その燃焼排ガスは酸
化剤排ガス中の窒素および燃焼生成物の二酸化炭素を主
成分とした不活性なガスとなる。一般に触媒燃焼装置4
1から排出される燃焼排ガスの温度は燃料電池の運転温
度よりはるかに高いため、燃焼排ガスは冷却器43で適
切な温度レベルまで冷却されたのち、ブロワー24によ
り昇圧されて格納容器3へパージガスとして供給され
る。ここで図示していないが、燃焼用燃料ガス42の流
量設定値は、例えば負荷や電池電流、触媒燃焼装置41
に供給される酸化剤排ガスの流量や酸素濃度などによっ
て適切なレベルに設定される。また、仮に燃焼排ガス中
の未燃成分や酸素濃度が予め設定した基準値より高くな
った場合には、燃焼排ガスによる格納容器3へのパージ
を停止し他の窒素などの不活性ガスによるパージに切り
替えるか、もしくは外部から窒素などの不活性ガスを注
入し、基準値を超えないように未燃成分もしくは酸素濃
度を抑えてパージを継続するなどの対処を行うことがで
きるように構成しておくことも容易に実現可能である。
【0024】このように本実施例では、酸化剤排ガスの
一部を触媒燃焼装置41に供給し、これと燃焼用燃料ガ
ス42とで触媒燃焼させて、得られる燃焼排ガスを冷却
器43およびブロワー24を介して格納容器3へのパー
ジガスとして使用するため、窒素などの不活性ガスを予
め大量に準備しておく必要がなくなる。また、仮に触媒
燃焼装置41から排出される燃焼排ガス中の未燃成分や
酸素濃度が基準値より高くなった場合にも、外部からの
少量の窒素などの不活性ガス供給などで十分に対応でき
る。
一部を触媒燃焼装置41に供給し、これと燃焼用燃料ガ
ス42とで触媒燃焼させて、得られる燃焼排ガスを冷却
器43およびブロワー24を介して格納容器3へのパー
ジガスとして使用するため、窒素などの不活性ガスを予
め大量に準備しておく必要がなくなる。また、仮に触媒
燃焼装置41から排出される燃焼排ガス中の未燃成分や
酸素濃度が基準値より高くなった場合にも、外部からの
少量の窒素などの不活性ガス供給などで十分に対応でき
る。
【0025】したがって、大容量な不活性ガス貯蔵設備
を設ける必要がなく経済性に優れた燃料電池発電プラン
トを提供することが可能となる。
を設ける必要がなく経済性に優れた燃料電池発電プラン
トを提供することが可能となる。
【0026】実施例4 本実施例は、上記実施例のパージガス用酸化剤排ガス処
理ラインに、酸化剤排ガス中の水分を除去または低減す
る凝縮器51を設けた構成である。
理ラインに、酸化剤排ガス中の水分を除去または低減す
る凝縮器51を設けた構成である。
【0027】この目的は酸化剤排ガスを処理する酸素除
去装置22、窒素分離回収装置31、触媒燃焼装置41
などの手段の反応促進と、配管内の水分凝縮を防ぐこと
にある。図1の構成のパージガス用酸化剤排ガス処理ラ
インに凝縮器51を配置した例を図4に示す。なお、酸
化剤極2の排出ガスラインに予め水分除去用の凝縮器を
持つプラントでは、その凝縮器の出口からパージガス用
酸化剤排ガス処理ラインを分岐することによって本実施
例の目的は達成される。
去装置22、窒素分離回収装置31、触媒燃焼装置41
などの手段の反応促進と、配管内の水分凝縮を防ぐこと
にある。図1の構成のパージガス用酸化剤排ガス処理ラ
インに凝縮器51を配置した例を図4に示す。なお、酸
化剤極2の排出ガスラインに予め水分除去用の凝縮器を
持つプラントでは、その凝縮器の出口からパージガス用
酸化剤排ガス処理ラインを分岐することによって本実施
例の目的は達成される。
【0028】なお、上記実施例ではパージガス用酸化剤
排ガス処理ラインにおけるブロワ24をパージガス供給
配管23に設置しているが、酸化剤極2の空気流量を調
節する目的で酸化剤極リサイクルラインを有する燃料電
池発電プラントでは、酸化剤極リサイクルライン上にブ
ロワーが設置されており、この場合には、酸化剤極リサ
イクルラインのブロワーとパージガス用酸化剤排ガス処
理ラインのブロワを共有させることもできる。図5は、
図1のパージガス用酸化剤排ガス処理ラインを設けたプ
ラントにおいて、酸化剤極リサイクルブロワーを共有し
た例を示すものである。図中、61が酸化剤極リサイク
ルブロワー、62が酸化剤極リサイクルラインである。
また、図2から図4の実施例に対しても同様のことが可
能である。
排ガス処理ラインにおけるブロワ24をパージガス供給
配管23に設置しているが、酸化剤極2の空気流量を調
節する目的で酸化剤極リサイクルラインを有する燃料電
池発電プラントでは、酸化剤極リサイクルライン上にブ
ロワーが設置されており、この場合には、酸化剤極リサ
イクルラインのブロワーとパージガス用酸化剤排ガス処
理ラインのブロワを共有させることもできる。図5は、
図1のパージガス用酸化剤排ガス処理ラインを設けたプ
ラントにおいて、酸化剤極リサイクルブロワーを共有し
た例を示すものである。図中、61が酸化剤極リサイク
ルブロワー、62が酸化剤極リサイクルラインである。
また、図2から図4の実施例に対しても同様のことが可
能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明しように、本発明によれば、酸
化剤排ガス中の酸素成分を低減または除去する手段を設
け、少なくとも一部が酸素成分を低減または除去された
酸化剤排ガスから成るパージガスを格納容器内に導入す
るパージガス用酸化剤排ガス処理ラインを設けことによ
り、格納容器へのパージのための窒素などの不活性ガス
を大量に貯蔵、使用する必要がなくなり、経済性の優れ
た燃料電池発電プラントを提供することができる。
化剤排ガス中の酸素成分を低減または除去する手段を設
け、少なくとも一部が酸素成分を低減または除去された
酸化剤排ガスから成るパージガスを格納容器内に導入す
るパージガス用酸化剤排ガス処理ラインを設けことによ
り、格納容器へのパージのための窒素などの不活性ガス
を大量に貯蔵、使用する必要がなくなり、経済性の優れ
た燃料電池発電プラントを提供することができる。
【図1】本発明の燃料電池発電プラントの第1実施例を
示す配管系統図である。
示す配管系統図である。
【図2】本発明の燃料電池発電プラントの第2実施例を
示す配管系統図である。
示す配管系統図である。
【図3】本発明の燃料電池発電プラントの第3実施例を
示す配管系統図である。
示す配管系統図である。
【図4】本発明の燃料電池発電プラントの第4実施例を
示す配管系統図である。
示す配管系統図である。
【図5】酸化剤極リサイクルラインを有する燃料電池発
電プラントにおける本発明の一実施例を示す配管系統図
である。
電プラントにおける本発明の一実施例を示す配管系統図
である。
【図6】従来例を示す図である。
3………格納容器 7………酸化剤極排出管 21………分岐配管 22………酸素除去装置 23………パージガス供給配管 24………ブロワー 31………窒素分離回収装置 41………触媒燃焼装置 42………燃焼用燃料ガス 43………冷却器 51………凝縮器 61………酸化剤極リサイクルブロワー 62………酸化剤極リサイクルライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−98267(JP,A) 特開 昭63−217182(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/04
Claims (5)
- 【請求項1】 格納容器内に収容された燃料極と酸化剤
極にそれぞれ燃料ガスと酸化剤ガスを導入し電気化学反
応により電気エネルギーを発生する燃料電池を備えた燃
料電池発電プラントにおいて、 前記酸化剤極の排出管に接続される分岐配管と、 この分岐配管を介して前記酸化剤極の排出ガスを導入し
酸素含有量が所定値以下のガスを生成する酸化剤排ガス
処理装置と、 この酸化排ガス処理装置によって生成されたガスを前記
燃料極からの燃料ガスの漏出を防ぐパージガスとして前
記格納容器と前記燃料電池との間に供給するパージガス
供給管と、 前記酸化剤極の排出管から前記酸化剤極の排出ガスを取
込み前記酸化剤排ガス処理装置で生成されたガスを前記
パージガスとして前記格納容器と前記燃料電池との間に
送込むためのブロワとを具備するパージガス用酸化剤排
ガス処理ラインを設けたことを特徴とする燃料電池発電
プラント。 - 【請求項2】 請求項1記載の燃料電池発電プラントに
おいて、前記酸化剤排ガス処理装置は酸素除去装置であ
り、生成されるパージガスは前記酸化剤極の排出ガス中
の酸素成分が低減または除去された成分からなることを
特徴とする燃料電池発電プラント。 - 【請求項3】 請求項1記載の燃料電池発電プラントに
おいて、前記酸化剤排ガス処理装置は窒素分離回収装置
であり、生成されるパージガスは窒素ガスであることを
特徴とする燃料電池発電プラント。 - 【請求項4】 請求項1記載の燃料電池発電プラントに
おいて、前記酸化剤排ガス処理装置は前記酸化剤極の排
出ガスを酸化剤として用い別途供給される燃料を燃焼す
る燃焼装置であり、生成されるパージガスは酸素含有量
が所定値以下の燃料排ガスであることを特徴とする燃料
電池発電プラント。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の燃
料電池発電プラントにおいて、前記パージガス用酸化剤
排ガス処理ラインはさらに前記酸化剤極の排出ガス中の
水分を低減するための凝縮器を具備することを特徴とす
る燃料電池発電プラント。
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01691492A JP3267997B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 燃料電池発電プラント |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05217593A JPH05217593A (ja) | 1993-08-27 |
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ID=11929406
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---|---|---|---|
JP01691492A Expired - Fee Related JP3267997B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 燃料電池発電プラント |
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JP (1) | JP3267997B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101430156B1 (ko) * | 2012-08-31 | 2014-08-13 | 삼성중공업 주식회사 | 질소 가스 생성 시스템 |
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-
1992
- 1992-01-31 JP JP01691492A patent/JP3267997B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101430156B1 (ko) * | 2012-08-31 | 2014-08-13 | 삼성중공업 주식회사 | 질소 가스 생성 시스템 |
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JPH05217593A (ja) | 1993-08-27 |
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