JP3264574B2 - カラー画像記録方法 - Google Patents
カラー画像記録方法Info
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Description
ンクドットの長さを変えて中間調を表現するカラー画像
記録方法の改良に関するものである。
記録方法,カラーインクジェット記録方法,カラー電子
写真記録方法等が知られている。装置の小型化及びメン
テナンスの簡便性から、最近はカラー熱記録方法が着目
されている。このカラー熱記録方法には、感熱記録シー
トにカラー画像を直接に記録するカラー感熱記録と、イ
ンクフイルムのインクを記録紙に転写するカラー熱転写
記録とがある。このカラー熱転写記録には、溶融したイ
ンクを記録紙に転写する溶融型と、記録紙に転写される
インク量が熱エネルギーに応じて変化する昇華型とがあ
る。
録ヘッドを用い、四角形をした画素に、副走査方向にお
けるインクドットの長さを変えて階調を表現するカラー
画像記録方法が提案されている(例えば特願平2ー15
886号)。このカラー画像記録方法では、次のような
問題点がある。すなわち、インクドットは、主走査方向
に伸びた線となるため、色モアレが発生しやすい。ま
た、画素のサイズが極めて小さく(例えば125×12
5μm)、かつ記録紙を副走査方向に移動しながら記録
するために、副走査方向において各色の画素が一致せず
に、僅かではあるがずれることが多い。この画素が記録
される位置のずれ(レジずれ)が発生すると、カラー画
像の色調が変化して原画と異なった色になったり、色ム
ラが発生したりする。
化等をなくすために、本出願人は、イエロー,シアン,
マゼンタのうち2色の画素は、副走査方向の長さを残り
の1色の画素の2倍にするとともに、各色とも主走査方
向において隣合う画素の間では、画素の副走査方向の長
さの1/2だけ画素位置を副走査方向にずらす記録方法
を提案した(例えば特願平3−320521号)。しか
しながら、このカラー画像記録方法では、3色中1色の
階調が犠牲になり、グレーバランスがうまくとれないと
いう問題点があった。
ン,マゼンタの3色のうち、1色の画素に対しては、主
走査方向で1画素おきに、画素を所定ピッチだけ副走査
方向にずらし、他の2色の画素に対しては、主走査方向
において2画素毎にグループ化して、1グループおき
に、この1グループの画素を所定ピッチだけ副走査方向
にずらすことにより、画質を劣化させることなく、レジ
ずれによる色相変化を防止する記録方法を提案した(例
えば特願平5−2906号)。
カラー画像記録方法では、イエロー,シアン,マゼンタ
3色のうち2色が同じパターンで記録されるから、この
2色のうち後から記録される1色のインクは前のインク
の上に重ねて記録される。この重なる度合が高くなるほ
ど色は濁ってくる。この色の濁りは、画像濃度が高い部
分では問題にならないが、ハイライト部のように画像濃
度が低い部分では、色再現性を悪化させる要因となる。
また、熱転写用のインクは、記録紙の上に転写する際に
最もよくインクが乗るように作られており、インクの上
にインクを重ねて転写する場合には、記録紙の上に直接
転写する場合よりインクの乗りが悪くなる。特に画像濃
度が低い部分では、記録ヘッドへの通電時間が短くなる
ため、後から転写されるインクがデータ通りに記録され
ず、その部分の階調性が悪くなるという欠点があった。
めになされたもので、ハイライト部等の画像濃度の低い
部分でも鮮やかな色再現性と画像データに忠実な階調性
でカラー画像を記録できるカラー画像記録方法を提供す
ることを目的とするものである。
に、請求項1に記載した発明は、イエロー,マゼンタ,
シアンの3色のうち、1色の画素に対しては、主走査方
向で1画素おきに、画素を所定ピッチだけ副走査方向に
ずらすとともに、他の2色の画素に対しては、主走査方
向において2画素毎にグループ化して、各色で異なるド
ットパターンになるように、1グループおきに、この1
グループの画素を所定ピッチだけ副走査方向にずらした
ものである。
ゼンタ,シアンの3色のうち、2色の画素に対しては、
主走査方向で1画素おきに、各色が異なるドットパター
ンになるように、画素を所定ピッチだけ副走査方向にず
らすとともに、他の1色の画素に対しては、主走査方向
において2画素毎にグループ化して、1グループおき
に、この1グループの画素を所定ピッチだけ副走査方向
にずらしたものである。
2記載のカラー画像記録方法において、副走査方向での
画素のずらし量は、画素の副走査方向の長さの1/2と
したものである。また、請求項4に記載した発明は、請
求項2記載のカラー画像記録方法において、1画素おき
に画素をずらす2色は、マゼンタとシアンとしたもので
ある。
ゼンタ,シアンの3色のうち、1色の画素に対しては、
主走査方向で奇数番となる画素では、一端から他端に向
かってインクドットを増やすドットパターンを用い、偶
数番となる画素では画素の副走査方向の所定の開始位置
から一端に向かってインクドットを増やし、一端に達し
た後は他端から開始位置に向かってインクドットを増や
すドットパターンを用い、他の2色の画素に対しては、
主走査方向において2画素毎にグループ化して、これら
グループ毎に、2色のうち一方の1色では、主走査方向
で奇数番となるグループの画素に、一端から他端に向か
ってインクドットを増やすドットパターンを用い、偶数
番となるグループの画素に、画素の副走査方向の所定の
開始位置から一端に向かってインクドットを増やし、一
端に達した後は他端から開始位置に向かってインクドッ
トを増やすドットパターンを用い、2色のうち他方の1
色では、主走査方向で奇数番となるグループの画素に、
画素の副走査方向の所定の開始位置から一端に向かって
インクドットを増やし、一端に達した後は他端から開始
位置に向かってインクドットを増やすドットパターンを
用い、偶数番となるグループの画素に、一端から他端に
向かってインクドットを増やすドットパターンを用いる
ものである。
ゼンタ,シアンの3色のうち、2色の画素に対しては、
主走査方向で奇数番となる画素と偶数番となる画素とに
分け、この2色のうち、一方の1色では、奇数番となる
画素に一端から他端に向かってインクドットを増やすド
ットパターンを用い、偶数番となる画素に画素の副走査
方向の所定の開始位置から一端に向かってインクドット
を増やし、一端に達した後は他端から開始位置に向かっ
てインクドットを増やすドットパターンを用い、他方の
1色では、奇数番となる画素に画素の副走査方向の所定
の開始位置から一端に向かってインクドットを増やし、
一端に達した後は他端から開始位置に向かってインクド
ットを増やすドットパターンを用い、偶数番となる画素
に一端から他端に向かってインクドットを増やすドット
パターンを用い、残りの1色の画素に対しては、主走査
方向において2画素毎にグループ化して、これらグルー
プ毎に、主走査方向で奇数番となるグループの画素で
は、一端から他端に向かってインクドットを増やすドッ
トパターンを用い、偶数番となるグループの画素では画
素の副走査方向の所定の開始位置から一端に向かってイ
ンクドットを増やし、一端に達した後は他端から開始位
置に向かってインクドットを増やすドットパターンを用
いるものである。
6記載のカラー画像記録方法において、副走査方向での
画素の開始位置は、画素の副走査方向の長さの1/2と
したものである。また、請求項8に記載した発明は、請
求項6記載のカラー画像記録方法において、1画素おき
にインクドットを増やす開始位置を変更する2色は、マ
ゼンタとシアンとしたものである。
素おきに、画素が所定ピッチだけ副走査方向にずれるド
ットパターンが用いられる。シアン及びイエローの記録
では、主走査方向において2画素毎にグループ化され、
シアンでは奇数番となるグループの画素が1/2ピッチ
だけ遅延されて記録され、イエローでは偶数番となるグ
ループの画素が1/2ピッチだけ遅延されて記録され
る。このように、各色が異なったドットパターンで記録
されるから、画像濃度の低い部分ではインク同士の重な
りが少なくなり、ハイライト部の色再現性と階調性が良
好になる。
ものである。(A)に示すように、サーマルヘッド10
は、複数の発熱素子10a,10b,10c・・が主走
査方向(M)に一列に配置されている。各発熱素子は、
主走査方向の長さがLであり、副走査方向(S)の長さ
がDの細長な矩形をしている。主走査方向の長さLとし
ては例えば125μmであり、副走査方向の長さDとし
ては例えば25μmである。
画像データをコントローラ12の制御に従って印画デー
タに変換し、サーマルヘッド10を駆動する。サーマル
ヘッド10は、発熱素子のアレイがプラテンドラム13
の軸方向に伸びた状態で配置されている。このプラテン
ドラム13の外周には、記録紙14が装着されており、
一定ピッチずつ矢線で示す副走査方向に回転する。ま
た、記録紙14とサーマルヘッド10の間には、インク
フイルム15が配置されており、ガイドローラ16,1
7にガイドされながら、記録紙14と一緒に副走査方向
に移動する。このインクフイルム15には、周知のよう
に、シアン,マゼンタ,イエローのインクエリアが一定
ピッチで形成されている。
ゼンタの画素18は、一辺がLで他辺がFの長方形をし
ている。主走査方向の長さLは、発熱素子の主走査方向
の長さに対応しており、副走査方向の長さFは発熱素子
の通電状態によって決まる。本実施例では、1画素につ
き10階調としており、1画素は10個のサブラインか
ら構成されている。例えば1階調の場合にはサブライン
1個が記録され、2階調の場合にはサブライン2個が記
録される。主走査方向で隣接する画素は、モアレや平行
線が発生しないように、記録位置が副走査方向でF/2
だけずれている。図1(B)に示す各画素15には、ハ
ッチングで示すように、面積率が50%のインクドット
19が記録されている。
の画素をそれぞれ示すものである。シアンの画素20及
びイエローの画素21もマゼンタの画素18と同じよう
に、主走査方向の長さがLであり、副走査方向の長さF
は発熱素子の通電状態によって決まる。主走査方向で隣
接する画素は2画素毎にグループ化され、これらグルー
プ毎に、記録位置が副走査方向でF/2だけずれてい
る。符号22,23は、面積率が50%のシアンインク
ドットとイエローインクドットとを表す。なお、上記ず
らし量はF/2に限定されない。
記録した状態を示すものであり、これは図1(B),
(C),(D)に示す各色の画素を重ねたものである。
このように、面積率が50%以下の部分では、シアンと
イエローが重なって記録されることがないため、ハイラ
イト部のように画像濃度が低い部分は鮮やかな色調で記
録される。また、画像濃度が低い部分では、シアンとイ
エローの各グループの半分は記録紙14に直接記録され
るから、インクの転写効率がよくなって画像データに忠
実な階調で記録が行われる。
おいて、ビデオテープレコーダやスキャナーから入力さ
れた青色,緑色,赤色の各画像データは、それぞれ別の
フレームメモリ25,26,27に書き込まれる。記録
時に、コントローラ12は、階調レベルを表す画像デー
タを各フレームメモリ25,26,27から1ラインず
つ読み出す。この読出し時に、緑色の画像データの場合
には、コントローラ12は、セレクタ28を作動させ
て、主走査方向で奇数番となる画素と、偶数番となる画
素とに振り分ける。そして、奇数番の画素の画像データ
はラインメモリ31に送られ、偶数番の画素の画像デー
タはラインメモリ32に送られる。
ントローラ12はセレクタ28を作動させて、主走査方
向で奇数番となるグループの画素と、偶数番となるグル
ープの画素とに振り分ける。そして、赤色の画像データ
の場合には、奇数番グループの画素の画像データはライ
ンメモリ32に送られ、偶数番グループの画素の画像デ
ータはラインメモリ31に送られる。また、青色の画像
データの場合には、奇数番グループの画素の画像データ
はラインメモリ31に送られ、偶数番グループの画素の
画像データはラインメモリ32に送られる。
た青色,緑色,赤色の各画像データは、バッファメモリ
33,34へ転送された後、ルックアップテーブルメモ
リ(以下LUTという)35,36でそれぞれイエロ
ー,マゼンタ,シアンの各印画データに変換される。そ
して、LUT36で変換された印画データは、遅延回路
37で1/2ピッチだけ遅延される。
毎に順番に取り出されてシリアル信号を形成し、このシ
リアル信号がシフトレジスタ38,39に送られる。こ
のシフトレジスタ38,39は、シリアル信号をパラレ
ル信号に変換し、スイッチング回路41,42に送る。
発熱素子アレイ44は、多数の発熱素子10a,10
b,・・からなり、これらが主走査方向に一列に並んで
いる。スイッチング回路41は、発熱素子アレイ44中
の奇数番の発熱素子の通電を制御し、スイッチング回路
42は偶数番の発熱素子の通電を制御する。
14を保持したまま、矢線で示す副走査方向に回転す
る。これとともに、インクフイルム15が矢線方向に給
送され、マゼンタインクエリアの始端がサーマルヘッド
10の下にセットされる。フレームメモリ26から緑色
の画像データが1ラインずつ読み出され、主走査方向で
奇数番となる画素と偶数番となる画素とに振り分けられ
て、それぞれマゼンタの印画データに変換された後、偶
数番となる画素の印画データは1/2ピッチだけ遅延さ
れてサーマルヘッド10に送出される。
て駆動され、インクフイルム15を背後から加熱・加圧
して、溶融したインクを記録紙14に転写する。これに
より、図1(B)に示すように、副走査方向の長さが記
録濃度に応じて変化するとともに、主走査方向でジクザ
ク状となったインクドットを画素18内に記録する。プ
ラテンドラム13の回転に伴って、マゼンタ画像が1ラ
インずつ記録紙14に記録される。
紙12の始端が記録開始位置へ戻り、またインクフイル
ム15はシアンインクエリアがセットされる。赤色の画
像データは、セレクタ28によって奇数番のグループと
偶数番のグループとに分けられた後、1ラインずつLU
T35,36でシアンの印画データに変換される。奇数
番となるグループの印画データは1/2ピッチだけ遅延
され、偶数番となるグループの印画データはそのままサ
ーマルヘッド10に送られ、図1(C)に示すように、
シアン画像が1ラインずつ記録される。
エリアがサーマルヘッド10にセットされるとともに、
青色の画像データが奇数番のグループと偶数番のグルー
プとに分けられた後、1ラインずつLUT35,36で
イエローの印画データに変換される。奇数番となるグル
ープの印画データはそのまま、偶数番となるグループの
印画データは1/2ピッチだけ遅延されて、サーマルヘ
ッド10に供給され、図1(D)に示すように、イエロ
ー画像が1ラインずつ記録紙12に記録される。
エローについては、前記実施例と同様のバットパターン
を用い、シアンについては、主走査方向で奇数番となる
画素と偶数番となる画素とに分け、奇数番となる画素の
印画データを1/2ピッチ遅延させたものである。これ
によって、面積率50%以下の低濃度部分では、マゼン
タとシアンが重ねて記録されることがなく、前記実施例
と同様に、ハイライト部が鮮やかに、また階調性も良好
になる。また、グループ化したドットパターンを用いる
と、図柄によってはドットパターンが肉眼で見分けやす
くなり、ざらついた印象になることがあるが、本実施例
ではグループ化する色が同一面積では濃度が低く目立ち
にくいイエローの1種類だけであるから、見た目のざら
ついた印象が少なくなる。
実施例について説明する。マゼンタについては、図5,
図6(A)に示すように、主走査方向で奇数番となる画
素では、一端から他端に向かってインクドットを増やす
ドットパターンを用い、偶数番となる画素では画素の副
走査方向の長さFの1/2の開始位置から一端に向かっ
てインクドットを増やし、一端に達した後は他端から開
始位置に向かってインクドットを増やすドットパターン
を用いる。
走査方向で隣合う2個毎にグループ化し、これらグルー
プ毎に、奇数番となるグループの画素と偶数番となるグ
ループの画素との間で、インクドットのパターンを変え
るようにしたものである。すなわち、シアンの奇数番と
なるグループの画素では、図5(B),図6(B)に示
すように、画素の副走査方向の長さFの1/2の開始位
置から一端に向かってインクドットを増やし、一端に達
した後は他端から開始位置に向かってインクドットを増
やすドットパターンを用いる。また、偶数番となるグル
ープの画素では、図5(A),図6(B)に示すよう
に、一端から他端に向かってインクドットを増やすドッ
トパターンを用いる。
うに、シアンの逆で、奇数番となるグループの画素で
は、図5(A)に示すように、一端から他端に向かって
インクドットを増やすドットパターンを用い、偶数番と
なるグループの画素では、図5(B)に示すように、画
素の副走査方向の長さFの1/2の開始位置から一端に
向かってインクドットを増やし、一端に達した後は他端
から開始位置に向かってインクドットを増やすドットパ
ターンを用いる。なお、インクドットの記録開始位置が
画素の中央、すなわち画素の副走査方向の長さFの1/
2であるが、この他に画素の副走査方向の長さの1/
3,2/3,3/4,3/5等であってもよい。
ゼンタの画素50は、一辺がLで他辺がFの長方形をし
ている。主走査方向の長さLは、発熱素子の主走査方向
の長さに対応しており、副走査方向の長さFは発熱素子
の通電状態によって決まる。本実施例では、1画素につ
き10階調としているから、1画素は10個のサブライ
ンSL1〜SL10から構成されている。例えば1階調
の場合にはSL1のサブラインが記録され、2階調の場
合にはSL1,SL2のサブラインが記録される。図6
(A)に示す各画素50には、ハッチングで示すよう
に、面積率が50%のインクドット51が記録されてい
る。
の画素をそれぞれ示すものである。シアンの画素52及
びイエローの画素53もマゼンタの画素50と同じよう
に、主走査方向の長さがLであり、副走査方向の長さF
は発熱素子の通電状態によって決まる。なお、符号5
4,55は、シアンインクドットとイエローインクドッ
トとを表す。これら各画素を重ね合わせると、第1の実
施例と同じように図1(E)に示すパターンとなる。す
なわち、ハイライト部のように画像濃度が低い部分の色
調や階調が良好に再現される。
ンを記録するためのヘッド駆動部56を示すものであ
る。図3に示した第1実施例のヘッド駆動部11と異な
るのは、遅延回路37を省略するとともに、LUT57
は画像データに応じて図5(A)に示すドットパターン
を記録するための印画データを発生し、LUT58は画
像データに応じて図5(B)に示すドットパターンの印
画データを発生することである。
ドットは記録されず、階調レベル「1」ではSL1のサ
ブラインからなるインクドットが記録される。同様にし
て、階調「8」の場合にはSL1〜SL8のサブライン
からなるインクドットが記録される。このようにして1
画素の記録が終了すると、以下同様の手順により1行ず
つ画素が記録される。また、1色の記録終了後は同様の
手順により、他の2色も記録される。この場合には、前
述したように、主走査方向で2画素毎にグループ化し、
奇数番のグループと偶数番のグループで用いるパターン
を変える。
を例にして説明したが、本発明は二次元に相対移動する
シリアルプリンタに対しても適用することができる。ま
た、上記各実施例は、溶融型熱転写記録であるが、本発
明は、昇華型熱転写記録,感熱記録,インクジェット記
録,電子写真記録等に対しても利用することができるも
のである。
像記録方法によれば、各色を異なったドットパターンで
記録するようにしたので、画像濃度の低い部分ではイン
ク同士の重なりが少なくなって色の濁りが無くなり、ハ
イライト部を鮮やかに記録できる。また、このハイライ
ト部では、記録紙に直接記録される面積が多くなってイ
ンクの乗りがよくなるから、良好な階調性が得られる。
らを重ね合わせた面積率が50%のグレイを記録したと
きの記録状態を示す説明図である。
概略図である。
ンの各画素及びこれらを重ね合わせた面積率が50%の
グレイを記録したときの記録状態を示す説明図である。
し、(B)は偶数番の画素のドットパターンを示す説明
図である。
態を示す説明図である。
実施例のヘッド駆動部のブロック図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の記録素子を主走査方向に配列した
記録ヘッドを用い、画素内に記録されるインクドットの
副走査方向における長さを濃度に応じて変化させるとと
もに、少なくともイエロー,マゼンタ,シアンの3種類
のインクドットによって記録紙にカラー画像を記録する
カラー画像記録方法において、 前記イエロー,マゼンタ,シアンの3色のうち、1色の
画素に対しては、主走査方向で1画素おきに、画素を所
定ピッチだけ副走査方向にずらすとともに、他の2色の
画素に対しては、主走査方向において2画素毎にグルー
プ化して、各色で異なるドットパターンになるように、
1グループおきに、この1グループの画素を所定ピッチ
だけ副走査方向にずらしたことを特徴とするカラー画像
記録方法。 - 【請求項2】 複数の記録素子を主走査方向に配列した
記録ヘッドを用い、画素内に記録されるインクドットの
副走査方向における長さを濃度に応じて変化させるとと
もに、少なくともイエロー,マゼンタ,シアンの3種類
のインクドットによって記録紙にカラー画像を記録する
カラー画像記録方法において、 前記イエロー,マゼンタ,シアンの3色のうち、2色の
画素に対しては、主走査方向で1画素おきに、各色が異
なるドットパターンになるように、画素を所定ピッチだ
け副走査方向にずらすとともに、他の1色の画素に対し
ては、主走査方向において2画素毎にグループ化して、
1グループおきに、この1グループの画素を所定ピッチ
だけ副走査方向にずらしたことを特徴とするカラー画像
記録方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のカラー画像記録方
法において、副走査方向での画素のずらし量は、画素の
副走査方向の長さの1/2としたことを特徴とするカラ
ー画像記録方法。 - 【請求項4】 請求項2記載のカラー画像記録方法にお
いて、1画素おきに画素をずらす2色は、マゼンタとシ
アンであることを特徴とするカラー画像記録方法。 - 【請求項5】 複数の記録画素を主走査方向に配列した
記録ヘッドを用い、画素内に記録されるインクドットの
副走査方向における長さを濃度に応じて変化させるとと
もに、少なくともイエロー,マゼンタ,シアンの3種類
のインクドットによって記録紙にカラー画像を記録する
カラー画像記録方法において、 前記イエロー,マゼンタ,シアンの3色のうち、1色の
画素に対しては、主走査方向で奇数番となる画素では、
一端から他端に向かってインクドットを増やすドットパ
ターンを用い、偶数番となる画素では画素の副走査方向
の所定の開始位置から一端に向かってインクドットを増
やし、一端に達した後は他端から開始位置に向かってイ
ンクドットを増やすドットパターンを用い、他の2色の
画素に対しては、主走査方向において2画素毎にグルー
プ化して、これらグループ毎に、2色のうち一方の1色
では、主走査方向で奇数番となるグループの画素に、一
端から他端に向かってインクドットを増やすドットパタ
ーンを用い、偶数番となるグループの画素に、画素の副
走査方向の所定の開始位置から一端に向かってインクド
ットを増やし、一端に達した後は他端から開始位置に向
かってインクドットを増やすドットパターンを用い、2
色のうち他方の1色では、主走査方向で奇数番となるグ
ループの画素に、画素の副走査方向の所定の開始位置か
ら一端に向かってインクドットを増やし、一端に達した
後は他端から開始位置に向かってインクドットを増やす
ドットパターンを用い、偶数番となるグループの画素
に、一端から他端に向かってインクドットを増やすドッ
トパターンを用いることを特徴とするカラー画像記録方
法。 - 【請求項6】 複数の記録画素を主走査方向に配列した
記録ヘッドを用い、画素内に記録されるインクドットの
副走査方向における長さを濃度に応じて変化させるとと
もに、少なくともイエロー,マゼンタ,シアンの3種類
のインクドットによって記録紙にカラー画像を記録する
カラー画像記録方法において、 前記イエロー,マゼンタ,シアンの3色のうち、2色の
画素に対しては、主走査方向で奇数番となる画素と偶数
番となる画素とに分け、この2色のうち、一方の1色で
は、奇数番となる画素に一端から他端に向かってインク
ドットを増やすドットパターンを用い、偶数番となる画
素に画素の副走査方向の所定の開始位置から一端に向か
ってインクドットを増やし、一端に達した後は他端から
開始位置に向かってインクドットを増やすドットパター
ンを用い、他方の1色では、奇数番となる画素に画素の
副走査方向の所定の開始位置から一端に向かってインク
ドットを増やし、一端に達した後は他端から開始位置に
向かってインクドットを増やすドットパターンを用い、
偶数番となる画素に一端から他端に向かってインクドッ
トを増やすドットパターンを用い、残りの1色の画素に
対しては、主走査方向において2画素毎にグループ化し
て、これらグループ毎に、主走査方向で奇数番となるグ
ループの画素では、一端から他端に向かってインクドッ
トを増やすドットパターンを用い、偶数番となるグルー
プの画素では画素の副走査方向の所定の開始位置から一
端に向かってインクドットを増やし、一端に達した後は
他端から開始位置に向かってインクドットを増やすドッ
トパターンを用いることを特徴とするカラー画像記録方
法。 - 【請求項7】 請求項5又は6記載のカラー画像記録方
法において、副走査方向での画素の開始位置は、画素の
副走査方向の長さの1/2としたことを特徴とするカラ
ー画像記録方法。 - 【請求項8】 請求項6記載のカラー画像記録方法にお
いて、1画素おきにインクドットを増やす開始位置を変
更する2色は、マゼンタとシアンであることを特徴とす
るカラー画像記録方法。
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