JP3262880B2 - 波形判定方法 - Google Patents
波形判定方法Info
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Description
さらに詳しく言えば、表示画面上に判定波形を描いて、
その判定波形に被判定波形を重ね合わせるようにしてそ
の良否判定を行なう波形判定方法に関するものである。
に用いられている波形判定装置の従来例が示されてい
る。これによると、判定波形メモリ1と被判定波形メモ
リ2とを有し、それらの容量を同じにするとともに、デ
ータ書込みアドレスの原点合わせを行なったうえで、判
定波形メモリ1に判定基準となる判定波形データが、ま
た、被判定波形メモリ2にはA/D変換された被判定波
形データがそれぞれ転送される。
るメモリ領域には例えば「1」が転送され、これに対し
てNGの位置に対応するメモリ領域には例えば「0」が
転送される。また、被判定波形に関しては波形の電圧値
を位置情報に変換して、その位置に「1」をそれ以外の
位置には「0」が書込まれる。
て判定波形メモリ1と被判定波形メモリ2の同じ位置関
係にあるデータの論理演算が行なわれ、その結果により
被判定波形の良否を判定するようにしている。
簡単で実現が容易であるが、演算処理に要する時間がか
かるという点において難がある。すなわち、被判定波形
の電圧値から位置情報を得るには、図13に示されてい
るように表示画面のレベル軸の最大電圧値をVj、同被
判定波形の電圧値をv、同被判定波形の時間軸上のアド
レスをdnおよび判定波形の表示画面幅をWとすると、 メモリ内の位置=dn+(Vj−v)×W なる演算により求められるが、この演算を全データにつ
いて実行するにはかなりの時間にわたってCPU3を専
用することになり、他の処理などに遅延をおよぼすおそ
れが生ずる。
情にかんがみなされたもので、その構成上の特徴は、横
軸を時間軸とし、縦軸をレベル軸とする表示画面上に判
定の基準となる判定波形を描き、同判定波形に対して被
判定波形を対照させてその良否を判定する波形判定方法
において、上記表示画面用のV−RAMに記憶されてい
る判定波形データを同表示画面のピクセル行列の各列ご
とに、順次行方向にピクセルの色を調べ、同判定波形デ
ータをその色が変化した回数と色が変化するまでのGO
領域およびNG領域のピクセル数による圧縮データとし
て記憶した判定波形用メモリと、A/D変換された被判
定波形データをその時間軸に沿って記憶した被判定波形
用メモリと、被判定波形データと判定波形データとを比
較する演算処理手段(CPU)とを備え、同CPUは上
記被判定波形用メモリおよび上記判定波形用メモリから
それぞれ同一時間軸上の被判定波形データと判定波形用
圧縮データとを読み出し、同被判定波形データから同圧
縮データ中の上記ピクセル数を減算して、同被判定波形
の良否を判定するようにしたことにある。
たって、ピクセルの色が変化した回数をNとすると、色
が変化するまでのピクセル数MはN個もしくはN+1個
用意され、CPUによる減算は多くともN−1回繰り返
されることになる。
ら被判定波形データから圧縮データ中に含まれているピ
クセル数の引き算であり、高速の波形判定が行なえる。
略的なブロック線図が示されている。これによると、同
装置は中央演算処理手段としてのCPU11と、被判定
波形をディジタルの波形データに変換するA/D変換回
路12と、全体を制御するプログラムなどが格納されて
いるROM(読出し専用メモリ)13と、被判定波形デ
ータなどを記憶するRAM(読出し書込み可能なメモ
リ)14と、判定波形などが表示されるディスプレイ1
5と、その表示画面上の波形データが記憶されるV−R
AM(ビデオ・ラム)16と、キーボードや各種のスイ
ッチなどを有する操作部17とを備え、同操作部17に
よりディスプレイ15に判定波形などが表示されるよう
になっている。
定波形のデータはV−RAM16に保持されているが、
これをCPU11での波形判定に使用するにはその判定
波形データを別途に他のメモリ、例えばRAM14など
に移し代える必要がある。
Xピクセル、レベル軸方向にYピクセルとし、V−RA
Mの1ビットを表示画面の1ピクセルに対応させると、
判定波形データを保持するメモリの容量としてはX×Y
ビットが必要となる。まして、判定波形の数がNパター
ンであればN×X×Yビットの記憶容量が必要となり、
好ましくない。
6に保持されている判定波形データを圧縮して例えばR
AM14の所定の領域に格納するようにしている。この
圧縮データの作成方法については、本出願人から先に特
願平4−176245号として出願されているが、図6
ないし図10を参照しながらその概略について説明す
る。
ル、縦(行)方向12ピクセルとした表示画面に対応す
るV−RAMのドット配列が示されており、同図の斜線
部分が判定の基準として設定された判定波形データ領域
であり、表示画面上においてこの部分は黒、他の領域は
白であるとする。
順次その行方向にピクセルを走査し、色が変化した回数
と、色が変化するまでのピクセル数にて圧縮する。例え
ば、図6の第1列目において、上からその行方向に色の
変化を見ると、まず白→黒に変化し、次に黒→白、また
白→黒、さらに黒→白へと合計4回変化している。
ル数をカウントすると、最初は白が1ピクセル、続いて
黒が6ピクセル、白1ピクセル、黒2ピクセル、白2ピ
クセルと並んでいるため、そのカウントデータは1,
6,1,2,2となる。
されているように、各列について色の変化数を記憶する
A配列領域と、色が変化するまでのピクセル数を記憶す
るB配列領域とが用意されており、第1列目に関して
は、その変化数「4」がA配列の最初の記憶要素に記憶
され、ピクセル数のカウントデータ「1,6,1,2,
2」はB配列の最初の記憶要素から5番目の記憶要素に
かけて記憶される。
クセル数のカウントデータ「2,5,2,2,1」、第
3列目は変化数「4」、ピクセル数のカウントデータ
「2,5,3,1,1」というように判定波形データが
単なる数値として圧縮されて記憶されることになる。
ている例についてのものであるが、図8に示されている
ように、判定波形が1つのエンベローブ状で、色の変化
が各列について「2」もしくはそれ以下の場合には、B
配列をさらに圧縮することが可能である。
その色の変化数は白→黒、黒→白への2回であり、ピク
セル数のカウントデータは白2,黒6,白4となり、こ
れらの各値がそれぞれA配列、B配列に書込まれること
になるが(図9参照)、この場合、下側の白4ピクセル
については、全12ピクセルから上の白2ピクセルと黒
6ピクセルを引くことにより求められるため、その白4
ピクセルを省略して図10のC配列に示されているよう
に、各列について2記憶要素に圧縮して記憶させても支
障がない。
路12にて図11に例示されているように、一定の周期
でディジタルに変換され、RAM14内にその時間軸に
沿って順次記憶される。
波形判定方法の実施例を具体的に説明する。まず、波形
判定データとして図7に示されているA配列およびB配
列の圧縮データを使用する場合の第1実施例について、
図2および図3を参照しながら説明する。
応する表示画面の第1列目が示されており、この実施例
では黒のピクセルがGO領域、これに対して白のピクセ
ルがNG領域であるとする。なお、GO領域かNG領域
かはA配列の変化数により設定され、例えば最初のピク
セルが白でNG領域であるとすると、次の黒に変化した
ピクセルがGO領域…のように決められる。
ず、ステップ21ですべての列について判定したかが問
われ、次のステップ22において判定波形の1つの列の
データ数Nを得る。このデータ数Nはその列に属するB
配列のデータ数であるが、これはA配列の変化数+1と
して求められ、この場合、最初の第1列目であるから、
そのデータ数NはA配列の変化数4+1=5となる。
応する最初の被判定波形データStがRAM14から読
み出される。ここで、レベル軸の最大電圧値をVj、被
判定波形の電圧をvとすると、St=Vj−vで表され
る。
波形データJがB配列より読み出される。ここで、第1
列目の判定波形データは「1,6,1,2,2」の5つ
であるが、最初に判定波形データJとして「1」が読み
出される。
る引き算が行なわれ、その値が新たなStとして書き替
えられる。すなわち、St←St−Jとされ、次のステ
ップ26で引き算した結果のStが負であるかを見る。
でデータ数Nから1を減算し、次段のステップ29でそ
のNの値が≦0でないことを確認して、ステップ24に
戻り次の判定波形データJとして「6」を読み出す。
実行され、プログラム的にはこれが多くともデータ数N
回分繰り返されるように予定されているが、判定ステッ
プ26において、Stが負となった場合には被判定波形
データStがその判定波形データJの領域に存在するこ
とを意味する。
域がGO領域であればGOと判定され、当初のステップ
21に戻り、同ステップですべての列について判定した
と判断された場合には、GOとしてこの判定を終了す
る。
Gと判定され、NGとして終了する。なお、ステップ2
9においてN≦0が成立した場合には、現在調べている
列の判定波形データなしとしてNGで終了する。
るN回分の引き算を予定しているが、次に、図10に示
されているC配列の圧縮データを用いて波形判定する第
2実施例について、図4および図5を参照しながら説明
する。
応する表示画面の第1列目が示されており、上記の実施
例と同様、黒のピクセルがGO領域、これに対して白の
ピクセルがNG領域であり、また、GO領域かNG領域
かは図9のA配列の変化数により設定され、例えば最初
のピクセルが白でNG領域であるとすると、次の黒に変
化したピクセルがGO領域のように決められる。
ず、ステップ41ですべての列について判定したかが問
われ、次のステップ42において判定波形のGO領域の
大きさAを得るとともに、次段のステップ43で判定波
形のNG領域の大きさBを得る。
の大きさとして、C配列からGO領域の大きさAが
「6」として読み出され、NG領域の大きさBが「2」
として読み出される。
目に対応する最初の被判定波形データStがRAM14
から読み出された後、ステップ45でその被判定波形デ
ータStからNG領域の大きさBが減算され、その値が
新たなStとして書き替えられる。
のStが負であるかが判定される。負であれば、その被
判定波形データがNG領域に属することを意味し、した
がってNGにて判定を終了する。
テップ46に進み、今度はそのStの値からGO領域の
大きさAが減算され、すなわちSt←St−Aが実行さ
れ、その結果のStが負であるかが判定される。
ータがGO領域に属することを意味するため、当初のス
テップ41に戻る。同Stが負でない場合には、その被
判定波形データが残りのもう1つのNG領域に属するこ
とを意味するため、NGにて判定を終了することにな
る。
回の減算で被判定波形を判定することが可能となり、ス
テップ41にてすべての列について判定したと判断され
たならば、GOでこの波形判定を終了する。
ベル軸を表示画面で12ピクセルとしているが、実際に
はレベル軸は8ビットで0〜255までの256ピクセ
ルにより構成され、また、被判定波形データも8ビット
にA/D変換されるようになっており、被判定波形デー
タとレベル軸の各ピクセルとは1:1に対応するように
なされている。
圧縮データによる判定を行なうか、第2実施例のように
図10のC配列の圧縮データによる判定を行なうかは、
例えば判定波形のヘッダ部に判定方法の識別コードを設
けることにより、自動的に選択することができる。
ば、表示画面用のV−RAMに記憶されている判定波形
データを同表示画面のピクセル行列の各列ごとに、順次
行方向にピクセルの色を調べ、同判定波形データをその
色が変化した回数と色が変化するまでのGO領域および
NG領域のピクセル数による圧縮データとしてメモリに
記憶させ、被判定波形データからGO領域およびNG領
域のピクセル数を減算して、同被判定波形の良否を判定
するようにしたことにより、CPUに過度の負担をかけ
ることなく高速にて波形判定を行なうことができる。
の一実施例に係る概略的なブロック線図。
フローチャート。
示的に示した模式図。
フローチャート。
示的に示した模式図。
表示画面図。
明図。
た表示画面図。
た説明図。
示した説明図。
した説明図。
図。
位置を算出する方法を説明するための説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】 横軸を時間軸とし、縦軸をレベル軸とす
る表示画面上に判定の基準となる判定波形を描き、同判
定波形に対して被判定波形を対照させてその良否を判定
する波形判定方法において、 上記表示画面用のV−RAMに記憶されている判定波形
データを同表示画面のピクセル行列の各列ごとに、順次
行方向にピクセルの色を調べ、同判定波形データをその
色が変化した回数と色が変化するまでのGO領域および
NG領域のピクセル数による圧縮データとして記憶した
判定波形用メモリと、A/D変換された被判定波形デー
タをその時間軸に沿って記憶した被判定波形用メモリ
と、被判定波形データと判定波形データとを比較する演
算処理手段(CPU)とを備え、同CPUは上記被判定
波形用メモリおよび上記判定波形用メモリからそれぞれ
同一時間軸上の被判定波形データと判定波形用圧縮デー
タとを読み出し、同被判定波形データから同圧縮データ
中の上記ピクセル数を減算して、同被判定波形の良否を
判定することを特徴とする波形判定方法。 - 【請求項2】 上記判定波形データを圧縮する際、ピク
セルの色が変化した回数をNとすると、色が変化するま
でのピクセル数MはN個もしくはN+1個用意され、上
記CPUによる減算は多くともN−1回繰り返されるこ
とを特徴とする請求項1に記載の波形判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05771793A JP3262880B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 波形判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05771793A JP3262880B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 波形判定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06249682A JPH06249682A (ja) | 1994-09-09 |
JP3262880B2 true JP3262880B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=13063704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05771793A Expired - Fee Related JP3262880B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 波形判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3262880B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP05771793A patent/JP3262880B2/ja not_active Expired - Fee Related
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