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JP3260438B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JP3260438B2
JP3260438B2 JP24732792A JP24732792A JP3260438B2 JP 3260438 B2 JP3260438 B2 JP 3260438B2 JP 24732792 A JP24732792 A JP 24732792A JP 24732792 A JP24732792 A JP 24732792A JP 3260438 B2 JP3260438 B2 JP 3260438B2
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Japan
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inertia phase
line pressure
time
gear
automatic transmission
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尚典 飯塚
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JATCO Ltd
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JATCO Ltd
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Publication date
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Priority to US08/074,339 priority patent/US5382201A/en
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/061Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using electric control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H2061/0075Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by a particular control method
    • F16H2061/0087Adaptive control, e.g. the control parameters adapted by learning
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/68Inputs being a function of gearing status
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
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    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/08Timing control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動変速機の制御装置として、特
開平2−21059号公報に示されるものがある。これ
は、変速比が変化しているイナーシャフェーズ時間を計
測し、これが目標値となるようにクラッチなどの摩擦締
結要素への油圧(ライン圧)を変速中は低くなるように
制御するようにしたものの場合に、ライン圧が非常に低
い状態では、ライン圧を低く制御している間に変速が完
了せず、ライン圧が上昇したときに摩擦締結要素が急激
に締結され大きい変速ショックが発生することになる
が、このような場合にもイナーシャフェーズ時間は短か
いため更に油圧を低下させてしまう現象の発生を防止し
ようとしたものである。このために、イナーシャフェー
ズが開始されるまでの時間を計測し、これが基準値を越
える場合(すなわち、ライン圧が低くイナーシャフェー
ズの開始が遅れる場合)にはイナーシャフェーズの時間
にかかわらず変速中のライン圧を上昇させる制御を行う
ようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の自動変速機の制御装置では、例えばセレク
トポジションスイッチが故障し、コントロールユニット
にはDレンジの信号が入力されているが、自動変速機は
実際にはNレンジとなっているような場合には、変速が
指令されてシフトソレノイドが作動しても変速比が変化
することはないが、このような場合にもイナーシャフェ
ーズ開始前時間が長いと判断して油圧を上昇させる制御
が行われる。このため、次に実際に変速が開始される
と、高い油圧によって変速が行われることになるため大
きい変速ショックを生じてしまう。本発明は、このよう
な課題を解決することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、イナーシャフ
ェーズ開始前時間が基準値を越えた場合にはライン圧を
上昇させるが、イナーシャフェーズ開始前時間が基準値
よりも長い時間である所定時間を経過した場合には、ラ
イン圧を上昇させる制御を禁止することによって上記課
題を解決する。すなわち、本発明は、自動変速機の入力
軸回転速度を検出する入力軸回転速度センサと、自動変
速機の出力軸の回転速度を検出する出力軸回転速度セン
サと、両センサからの信号に基づいて変速比を算出する
変速比算出手段と、変速に際して変速比の変化が開始さ
れてから終了するまでの時間を計測するイナーシャフェ
ーズ時間計測手段と、これによって計測されるイナーシ
ャフェーズ時間があらかじめ設定された目標値と一致す
るように変速中に摩擦締結要素に作用させるライン圧を
調整するライン圧調整手段と、変速が指令されてから変
速比の変化が開始されるまでのイナーシャフェーズ開始
前時間を計測するイナーシャフェーズ開始前時間計測手
段と、を有する自動変速機の制御装置において、前記イ
ナーシャフェーズ開始前時間があらかじめ設定された基
準値を越えた場合には、前記ライン圧調整手段にかかわ
らずライン圧上昇手段により変速中のライン圧を上昇さ
せるが、前記イナーシャフェーズ開始前時間が前記基準
値よりも長い時間である所定時間を経過した場合には、
ライン圧上昇禁止手段により前記ライン圧上昇手段の作
動を禁止するように構成されていることを特徴とするも
のである。
【0005】
【作用】変速が指令されてから上記所定時間が経過して
もイナーシャフェーズの開始が検出されない場合には、
ライン圧上昇手段の作動を禁止して、変速中のライン圧
を急速に上昇させる制御を行わないようにしたので、
レクトポジションスイッチが故障して自動変速機がNレ
ンジの状態で変速指令信号出力されるようなことがあ
っても、油圧が上昇することはない。これにより、過大
な変速ショックを発生することはない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面の図2〜1
6に基づいて説明する。図2に、オーバドライブ付き前
進4速後退1速の自動変速機の動力伝達機構を骨組図と
して示す。この動力伝達機構は、トルクコンバータ10
を介してエンジン出力軸12からの回転力が伝えられる
入力軸13、ファイナルドライブ装置へ駆動力を伝える
出力軸14、第1遊星歯車組15、第2遊星歯車組1
6、リバースクラッチ18、ハイクラッチ20、フォワ
ードクラッチ22、オーバランニングクラッチ24、ロ
ーアンドリバースブレーキ26、バンドブレーキ28、
ローワンウェイクラッチ29、及びフォワードワンウェ
イクラッチ30を有している。なお、トルクコンバータ
10はロックアップクラッチ11を内蔵している。第1
遊星歯車組15は、サンギアS1と、インターナルギア
R1と、両ギアS1及びR1と同時にかみ合うピニオン
ギアP1を支持するキャリアPC1とから構成されてお
り、また遊星歯車組16は、サンギアS2と、インター
ナルギアR2と、両ギアS2及びR2と同時にかみ合う
ピニオンギアP2を支持するキャリアPC2とから構成
されている。キャリアPC1はハイクラッチ20を介し
て入力軸13と連結可能であり、またサンギアS1は、
リバースクラッチ18を介して入力軸13と連結可能で
ある。キャリアPC1はフォワードクラッチ22及びこ
れに直列に連結されたフォワードワンウェイクラッチ3
0を介して、又はフォワードクラッチ22及びフォワー
ドワンウェイクラッチ30に並列に配置されたオーバラ
ンニングクラッチ24を介してインターナルギアR2と
も連結可能である。サンギアS2は入力軸13と常に連
結されており、またインターナルギアR1及びキャリア
PC2は出力軸14と常に連結されている。ローアンド
リバースブレーキ26はキャリアPC1を固定すること
が可能であり、またバンドブレーキ28はサンギアS1
を固定することが可能である。ローワンウェイクラッチ
29は、キャリアPC1の正転(エンジン出力軸12と
同方向の回転)は許すが逆転(正転と逆方向の回転)は
許さない向きに配置してある。
【0007】上記動力伝達機構は、クラッチ18、2
0、22及び24、ブレーキ26及び28を種々の組み
合わせで作動させることによって遊星歯車組15及び1
6の各要素(S1、S2、R1、R2、PC1、及びP
C2)の回転状態を変えることができ、これによって入
力軸13の回転速度に対する出力軸14の回転速度を種
々変えることができる。クラッチ18、20、22及び
24、及びブレーキ26及び28を図3のような組み合
わせで作動させることにより、前進4速後退1速を得る
ことができる。なお、図3中〇印は作動しているクラッ
チ及びブレーキを示し、α1及びα2はそれぞれインタ
ーナルギアR1及びR2の歯数に対するサンギアS1及
びS2の歯数の比であり、またギア比は出力軸14の回
転数に対する入力軸13の回転数の比である。
【0008】図4、5及び6に上記動力伝達機構の作動
を制御する油圧制御装置を示す。この油圧制御装置は、
プレッシャレギュレータバルブ40、プレッシャモディ
ファイアバルブ42、ライン圧ソレノイド44、モディ
ファイア圧アキュムレータ46、パイロットバルブ4
8、トルクコンバータリリーフバルブ50、ロックアッ
プコントロールバルブ52、第1シャトルバルブ54、
ロックアップソレノイド56、マニアルバルブ58、第
1シフトバルブ60、第2シフトバルブ62、第1シフ
トソレノイド64、第2シフトソレノイド66、サーボ
チャージャバルブ68、3−2タイミングバルブ70、
4−2リレーバルブ72、4−2シークエンスバルブ7
4、ファーストレデューシングバルブ76、第2シャト
ルバルブ78、オーバランニングクラッチコントロール
バルブ80、オーバランニングクラッチソレノイド8
2、オーバランニングクラッチレデューシングバルブ8
4、1−2アキュムレータ86、2−3アキュムレータ
88、3−4アキュムレータ90、N−Dアキュムレー
タ92、アキュムレータコントロールバルブ94、フィ
ルタ96などを有しており、これらは互いに図示のよう
に接続されており、また前述のトルクコンバータ10
(なお、これにはロックアップクラッチ11のアプライ
室11a及びレリーズ室11bが形成されている)、フ
ォワードクラッチ22、ハイクラッチ20、バンドブレ
ーキ28(なお、これには2速用アプライ室28a、3
速用レリーズ室28b、及び4速用アプライ室28cが
形成されている)、リバースクラッチ18、ローアンド
リバースブレーキ26、及びオーバランニングクラッチ
24とも図示のように接続されており、更にフィードバ
ックアキュムレータ32を備えた可変容量ベーン型のオ
イルポンプ34、オイルクーラ36、前部潤滑回路3
7、及び後部潤滑回路38とも図示のように接続されて
いる。これらのバルブについての詳細な説明は省略す
る。説明を省略した部分については特開昭63−251
6521に記載されているものと同様である。
【0009】図7、8及び9にソレノイド44、56、
64、66及び82の作動を制御するコントロールユニ
ット300を示す。コントロールユニット300は、入
力インターフェース311、基準パルス発生器312、
CPU(中央処理装置)313、ROM(リードオンリ
メモリ)314、RAM(ランダムアクセスメモリ)1
5及び出力インターフェース316を有しており、これ
らはアドレスバス319、データバス320によって連
絡されている。このコントロールユニット300には、
エンジン回転速度センサ301、車速センサ302(出
力軸回転速度センサ)、スロットル開度センサ303、
セレクトポジションスイッチ304、キックダウンスイ
ッチ305、アイドルスイッチ306、フルスロットル
スイッチ307、油温センサ308、入力軸回転速度セ
ンサ309、オーバドライブスイッチ310などからの
信号が入力されている。一方、シフトソレノイド64及
び66、オーバランニングクラッチソレノイド82、ロ
ックアップソレノイド56、及びライン圧ソレノイド4
4に信号が出力される。
【0010】コントロールユニット300では、図1
0、11及び12に示す制御フローに従って例えば1−
2変速におけるライン圧制御及び変速制御を行う。図1
0に、定時割り込みによって繰り返し実行されるライン
圧制御の制御フローを示す。まず、ステップ100でフ
ラグFXが1かどうか、すなわち変速中かどうかを判断
する。非変速中の場合には、ステップ102で図13に
実線Aで示すような非変速用のライン圧のデータから現
在のスロットル開度THに対するデューティ比Dを検索
し、次いでステップ104でこのデューティ比Dをライ
ン圧ソレノイド44に出力する。一方、ステップ100
で変速中の場合には、ステップ106で図13に破線B
で示す変速用のライン圧データ(これは、変速段、アッ
プシフト、ダウンシフトなどで異なる)から現在スロッ
トル開度THに対応したデューティ比Dを検索し、次い
でステップ108においてアップシフトであるかどうか
を判断し、アップシフトでない場合にはステップ106
に進みデューティ比Dをライン圧ソレノイド44に出力
する。一方、アップシフトの場合にはステップ110に
進み後述する学習制御により、変速の種類ごとに記憶さ
れている図14に示される補正量のデータからスロット
ル開度THに対応した補正量△Dを読み出す。次いで、
ステップ112でデューティ比Dに補正量△Dを加算し
たものをライン圧ソレノイド44に出力する。
【0011】次に、これも定時割り込みによって繰り返
し実行される図11に示す制御について説明する。ま
ず、ステップ120でフラグFXが1かどうか、すなわ
ち変速中かどうかを判断し、非変速中の場合にはステッ
プ122に進みあらかじめ設定された通常の変速パター
ンに基づいて車速V及びスロットル開度THに対応した
要求変速段を決定し、次いでステップ124でこの要求
変速段が現在の実際の変速段と一致しているかどうかに
より、変速すべきかどうかを判断する。この結果、変速
すべきと判断された場合にはステップ126で変速中を
示すフラグFXを1に設定し、またステップ127で変
速制御用のシフトソレノイド64及び66のオン・オフ
作動状態を切り換えて要求変速段への変速を実行させ
る。次いで、ステップ128でイナーシャフェーズが開
始されたかどうかを判断する。なお、変速比が変速前の
変速段から変速後の変速段に向けて変化を開始したとき
イナーシャフェーズが開始されたと判断する。イナーシ
ャフェーズが開始されていない場合には、ステップ13
0でタイマーT1に1を加算することによりイナーシャ
フェーズ開始前時間を計測する。次いで、ステップ13
2ではイナーシャフェーズ中かどうかを判断する。ここ
でイナーシャフェーズ中とは、変速比が変速前の変速段
から変速後の変速段にむけて変化している間のことをい
う。イナーシャフェーズ中の場合には、ステップ134
でタイマーT2に1を加算し、イナーシャフェーズ時間
を計測する。次いで、ステップ136でイナーシャフェ
ーズが終了したかどうかを判断し、終了していなければ
プログラムをそのまま終了し、イナーシャフェーズが終
了している場合にはステップ138でフラグFXを0に
リセットし、フラグFYを1にセットする。このように
して変速を終了し、次いでその後変速が行われない場合
には、制御はステップ124を経てステップ140に進
むが、上記のようにフラグFYが1に設定されているの
でステップ142が選択されて、後述の学習制御により
補正量△Dの前回データを修正して更新する。次いで、
ステップ144で、フラグFY、T1及びT2を0にリ
セットする。ステップ142は図12に示すようなサブ
プログラムであり、まずステップ150でT1(すなわ
ち、イナーシャフェーズ開始前時間)が設定時間T0よ
りも大きいかどうかを判断し(なお、T0は後述のTI
Sよりも大きい値である)、T1がT0以上の場合には
そのままリターンし、一方T1がT0よりも小さい場合
にはステップ152でT1が基準値T1Sよりも大きい
かどうかを判断する。T1がT1Sよりも大きい場合に
はステップ154で△Dを2%増大させる。T1がT1
Sよりも小さい場合にはステップ156でT2と目標値
T2Sとの大小関係を比較し、T2とT2Sが等しい場
合にはそのまま終了し、T2がT2Sよりも大きい場合
にはステップ158で△Dに0.2%を加算し、一方T
2がT2Sよりも小さい場合にはステップ160で△D
から0.2%を減算する。
【0012】結局、上記制御によって、イナーシャフェ
ーズ開始前時間T1が設定時間T0以上の場合にはデュ
ーティ比の補正量△Dの修正は行われない。これによ
り、例えばセレクトポジションスイッチ304の故障に
よって、自動変速機がNレンジの状態にあるにもかかわ
らず変速指令信号が出力されるようなことがあっても、
ライン圧が上昇することはない。なお、変速時のデュー
ティ比D+△D%に対するタイマーT1及びT2の計測
時間は図15に示すようなものとなっている。デューテ
ィ比D+△Dが小さい領域ではライン圧が非常に低いた
め、図16に破線で示すように、ライン圧の調整が終わ
った後で変速が行われ変速ショックが非常に大きくな
る。このような変速の場合にも、T2は短いのでそのま
まではデューティ比D+△D%が高すぎるものとみなさ
れて△Dを減ずる補正が行われることになる。これを避
けるために、ステップ154ではT1がT1Sよりも大
きいと判断した場合にはイナーシャフェーズ時間T2の
値にかかわらず△Dを大幅に増大させ(この実施例では
2%)、T1がT1Sよりも速やかに小さくなるように
している。T1がTSよりも小さい領域では上記のよ
うな問題がないので、イナーシャフェーズ時間T2の目
標値との大小関係を判断し、△Dを0.2%修正するよ
うにしている。これにより、ライン圧が低過ぎる場合に
はライン圧が上昇され、逆にライン圧が高すぎる場合に
はライン圧が低下させられる。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、イナーシャフェーズ開始前時間が所定時間よりも長
い場合には変速中のライン圧を急速に上昇させる制御を
行わないようにしたので、セレクトポジションスイッチ
が故障して、例えばDレンジの信号が出力されているが
実際には自動変速機がNレンジの状態となっているよう
な場合にはライン圧の学習制御が行われない。したがっ
て、セレクトポジションスイッチが正常に復帰した場合
にライン圧は通常の状態となっており、大きい変速ショ
ックを生ずることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成要素間の関係を示す。
【図2】自動変速機の骨組を示す。
【図3】各変速段で作用する要素の組み合わせを示す。
【図4】自動変速機の油圧回路の左半分を示す。
【図5】自動変速機の油圧回路の右半分を示す。
【図6】図4と図5との配置の関係を示す。
【図7】コントロールユニットの左半分を示す。
【図8】コントロールユニットの右半分を示す。
【図9】図7と図8との配置の関係を示す。
【図10】制御フローを示す。
【図11】制御フローを示す。
【図12】制御フローを示す。
【図13】スロットル開度とデューティ比との関係を示
す。
【図14】補正量のデータを示す。
【図15】デューティ比とタイマ計測時間との関係を示
す。
【図16】変速の際の変速比、出力トルク、ライン圧の
変化などを示す。
【符号の説明】 300 コントロールユニット 302 車速センサ(出力軸回転速度センサ) 309 入力軸回転速度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−21059(JP,A) 特開 平1−172660(JP,A) 特開 昭61−244950(JP,A) 特開 昭62−278343(JP,A) 特開 平2−159460(JP,A) 実開 昭62−133048(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機の入力軸回転速度を検出する
    入力軸回転速度センサと、自動変速機の出力軸の回転速
    度を検出する出力軸回転速度センサと、両センサからの
    信号に基づいて変速比を算出する変速比算出手段と、変
    速に際して変速比の変化が開始されてから終了するまで
    の時間を計測するイナーシャフェーズ時間計測手段と、
    これによって計測されるイナーシャフェーズ時間があら
    かじめ設定された目標値と一致するように変速中に摩擦
    締結要素に作用させるライン圧を調整するライン圧調整
    手段と、変速が指令されてから変速比の変化が開始され
    るまでのイナーシャフェーズ開始前時間を計測するイナ
    ーシャフェーズ開始前時間計測手段と、を有する自動変
    速機の制御装置において、前記イナーシャフェーズ開始前時間があらかじめ設定さ
    れた基準値を越えた場合には、前記ライン圧調整手段に
    かかわらずライン圧上昇手段により変速中のライン圧を
    上昇させるが、前記イナーシャフェーズ開始前時間が前
    記基準値よりも長い時間である所定時間を経過した場合
    には、ライン圧上昇禁止手段により前記ライン圧上昇手
    段の作動を禁止する ように構成されていることを特徴と
    する自動変速機の制御装置。
JP24732792A 1992-08-24 1992-08-24 自動変速機の制御装置 Expired - Lifetime JP3260438B2 (ja)

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DE4323037A DE4323037C2 (de) 1992-08-24 1993-07-09 Steuereinrichtung für Fahrzeug-Automatikgetriebe

Applications Claiming Priority (1)

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JP24732792A JP3260438B2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 自動変速機の制御装置

Publications (2)

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JPH0674327A JPH0674327A (ja) 1994-03-15
JP3260438B2 true JP3260438B2 (ja) 2002-02-25

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ID=17161754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24732792A Expired - Lifetime JP3260438B2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 自動変速機の制御装置

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JP (1) JP3260438B2 (ja)
DE (1) DE4323037C2 (ja)

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