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JP3259141B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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Publication number
JP3259141B2
JP3259141B2 JP2817192A JP2817192A JP3259141B2 JP 3259141 B2 JP3259141 B2 JP 3259141B2 JP 2817192 A JP2817192 A JP 2817192A JP 2817192 A JP2817192 A JP 2817192A JP 3259141 B2 JP3259141 B2 JP 3259141B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
current
circuit
output
short
Prior art date
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JP2817192A
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JPH05226084A (ja
Inventor
伸治 福和
勝利 深澤
光範 渡辺
明 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2817192A priority Critical patent/JP3259141B2/ja
Publication of JPH05226084A publication Critical patent/JPH05226084A/ja
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放電灯の管電圧を検
出して管電流の設定を行う瞬時点灯型の放電灯点灯装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は瞬時点灯可能な従来の放電灯点灯
装置の回路構成を示すブロック図であり、例えば35W
程度の小形メタルハライドランプの点灯回路の構成を示
している。同図において、1は直流電源、2はその直流
を交流に変換するインバータ回路、3は放電灯4を起動
させる起動部回路で、起動用の高圧パルスを発生する。
【0003】また、5は放電灯4の管電圧を検出する管
電圧検出回路、6は放電灯4の管電流を検出する管電流
検出回路、7は検出した管電圧及び管電流に応じてイン
バータ回路2の放電灯4に対する出力を制御する制御回
路である。
【0004】上記のように構成された点灯装置におい
て、直流電源1を投入すると、起動部回路3より高圧パ
ルスが発生し、この高圧パルスが放電灯4に印加され
る。これにより、放電灯4内で放電が開始され、さらに
インバータ回路2の出力電流によりアーク放電へと進
み、放電灯4の発光量が増加して安定状態(定常状態)
へと移行する。
【0005】ここで、放電灯4の点灯時の発光量の立上
りを速くするには、放電灯4の管電圧を検出して管電流
を制御する必要がある。すなわち、図4に示すように、
放電灯4の点灯直後の管電圧VLの低い時(設定した電
圧VL1より低い時)はウォームアップ域として最初は
最大電流IL1を流し、その後管電圧VLが徐々に上昇
するに従って管電流ILを減少させ、出力光が過大ある
いは過小にならないように制御する必要がある。そし
て、ある程度出力光が増加した管電圧VL1以後は定格
域として一定電力で点灯する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の放
電灯点灯装置にあっては、管電圧の検出結果により管電
流を最大から定格まで増減させて制御しているため、放
電灯の寿命,劣化等により管電圧が異常に低下すると点
灯中は常時過電力となり、さらに劣化が進んで放電灯が
破裂する危険があるという問題点があった。
【0007】また、負荷である放電灯に接続した出力配
線が誤って短絡状態になった場合など、短絡電流や定格
を越える異常電流が電源投入により流れ続けると、発熱
などによりインバータ回路等の点灯回路が破損する恐れ
があるという問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点に着目し
てなされたもので、放電灯の寿命,劣化等により管電圧
が異常に低下した場合でも過電力による放電灯の破裂の
危険を防止でき、また、放電灯に接続されている出力配
線が誤って短絡状態になった場合でも発熱などによりイ
ンバータ回路等の点灯回路が破損することのない放電灯
点灯装置を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の放電灯点灯装
置は、放電灯の管電圧を検出する管電圧検出回路と、そ
の検出電圧に応じて管電流を制御する制御回路と、放電
灯を過電力から保護する保護回路とを備え、該保護回路
は、放電灯を起動してから定常状態に移行するのに充分
時間後に該放電灯への出力電流が定格電流より大きい
第1の設定値を超えた場合、該出力電流を異常電流と判
別し徐々に定格電流へと移行させ、前記放電灯への出力
電流が前記第1の設定値より大きい第2の設定値を超え
た場合、該出力電流を短絡電流と判別し放電灯への出力
を停止させるものである。
【0010】また上記保護回路は、放電灯への出力電流
が短絡電流か、これより小さく定格より大きい異常電流
かを判別する判別回路と、その判別のタイミングを設定
するタイマと、短絡電流を判別した時には放電灯への出
力を直ちに停止し、異常電流を判別した時には徐々に定
常電流に移行させるシーケンサとにより構成したもので
ある。
【0011】
【作用】この発明の放電灯点灯装置においては、放電灯
を起動してから定常状態に移行するのに充分な時間後に
該放電灯への出力電流が定格電流より大きい第1の設定
値を超えた場合、該出力電流を異常電流と判別し徐々に
定格電流へと移行させ、前記放電灯への出力電流が前記
第1の設定値より大きい第2の設定値を超えた場合、該
出力電流を短絡電流と判別し放電灯への出力停止さ
る。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例による放電灯点灯
装置の回路構成を示すブロック図であり、図3と同一符
号は同一構成部分を示している。図において、1は車両
のバッテリなどの直流電源、2はその直流を交流に変換
するインバータ回路、3は放電灯4を起動させる起動部
回路、5は放電灯4の管電圧を検出する管電圧検出回
路、6は放電灯4の管電流を検出する管電流検出回路、
7はインバータ回路2の出力を制御する制御回路で、上
記検出した放電灯4の管電圧に応じて管電流を制御す
る。
【0013】8は放電灯4を過電力から保護する保護回
路で、放電灯4が点灯してから所定時間後に放電灯4へ
の供給電力が第1の設定値を越えて定格電流より大きい
異常電流が流れた場合は定格電力に移行させ、その第1
の設定値より大きい第2の設定値を越えて短絡電流が流
れた場合は放電灯4への出力を停止させる。すなわち、
この保護回路8は、放電灯4への出力電流が短絡電流
か、これより小さく定格より大きい異常電流かを判別す
る判別回路9と、その判別のタイミングを設定するタイ
マ10と、短絡電流を判別した時には放電灯4への出力
を直ちに停止し、異常電流を判別した時には徐々に定常
電流に移行させるシーケンサ11とにより構成されてい
る。
【0014】次に動作について説明する。直流電源1か
らの電源がインバータ回路2に入力されると、起動部回
路3からの高圧パルスにより放電灯4が放電を開始し、
その後インバータ回路2の出力により放電灯4は定常状
態で点灯し続ける。その際、制御回路7は管電圧検出回
路5で検出した放電灯4の管電圧に応じて管電流を制御
しており、放電灯4は瞬時に点灯して安定状態となる。
【0015】図2は上記放電灯4の起動直後の回路動作
を示したものである。放電灯4を含むインバータ回路2
の負荷が正常な状態の時は、図2の(a)に示すよう
に、放電灯4に正常なウォームアップ電流が流れる。す
なわち、放電灯4の起動後管電圧がある程度上昇するま
では最大電流IL1を流し、その後は管電圧の上昇に伴
って管電流ILを減少させていく。そして、定常時は定
格電力になるよう電流まで管電流ILを低下させ、放
電灯4を安定化させる。
【0016】図2の(b)はインバータ回路2の出力側
が短絡状態になった場合や、放電灯4が劣化した場合な
ど、負荷異常が発生した時の動作を示す図である。この
時、出力短絡の場合は管電圧は0Vと検出され、インバ
ータ回路2の出力はAのように最大電流(短絡電流)I
L1が常に流れる。また、放電灯4の劣化の場合は管電
圧が異常に低下し、安定時でも管電圧は低く検出される
のでウォームアップ途中と判別され、Bのように定格よ
りも大きい過電力となる異常電流(管電流)IL2が常
に流れることになる。
【0017】そこで、図2の(c)に示すように、保護
回路8内のタイマ10の出力Vtを放電灯4の起動後点
灯を検出して時間t1後にL(低レベル)からH(高レ
ベル)にする。この時間t1は、正常な放電灯4が起動
してからウォームアップを終了して定常状態に移行する
のに充分な時間とする。そして、この保護回路8により
インバータ回路2及び放電灯4を過電力から保護するよ
うにしている。
【0018】すなわち、図2の(d)は上記負荷異常時
の保護回路8の動作を示すもので、インバータ回路2の
出力短絡が発生すると、タイマ10で設定した時間t1
後に判別回路9はAの短絡電流を検出し、その検出信号
をシーケンサ11に入力する。そして、このシーケンサ
11の出力により制御回路7はインバータ回路2のイン
バータ動作を停止し、出力を停止させる。
【0019】また、放電灯4が劣化して管電圧が異常に
低下した時は、同様に時間t1後に判別回路9はBの異
常電流を検出し、その検出信号をシーケンサ11に入力
する。この時、制御回路7はシーケンサ11からの信号
に従って放電灯4に対して過電力になっている状態から
スムーズに定格電力まで管電流を減少させるようにイン
バータ回路2を制御する。
【0020】このように、放電灯4が点灯してから所定
時間後に放電灯4への供給電力がある設定値を越えて異
常電流が流れると、放電灯4に定格電力となるように制
御しているので、寿命,劣化等により管電圧が異常
下した放電灯4でも急速な劣化が抑えられ、過電力によ
る破裂の危険が防止される。また、放電灯4への供給電
力が上記設定値よりさらに高い値になって短絡電流が流
れると、放電灯4へのインバータ回路2の出力を停止さ
せるようにしているので、放電灯4に接続した接続配線
が誤って短絡状態になった場合でも発熱などによりイン
バータ回路2等の点灯回路が破損するのを防止すること
ができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、放電
灯を起動してから定常状態に移行するのに充分な時間後
に該放電灯への出力電流が定格電流より大きい第1の設
定値を超えた場合、該出力電流を異常電流と判別し徐々
に定格電流へと移行させ、前記放電灯への出力電流が前
記第1の設定値より大きい第2の設定値を超えた場合、
該出力電流を短絡電流と判別し放電灯への出力を停止す
るようにしたため、放電灯の寿命,劣化等により管電圧
が異常に低下した場合でも過電力による放電灯の破裂の
危険を防止でき、また、放電灯に接続されている出力配
線が誤って短絡状態になった場合でも発熱などによりイ
ンバータ回路等の点灯回路が破損するのを防止できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】 図1の回路の動作を示す波形図
【図3】 従来例の構成を示すブロック図
【図4】 放電灯の起動時の管電圧と管電流の関係を示
す特性図
【符号の説明】
1 直流電源 2 インバータ回路 4 放電灯 5 管電圧検出回路 6 管電流検出回路 7 制御回路 8 保護回路 9 判別回路 10 タイマ 11 シーケンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−12495(JP,A) 特開 平3−54040(JP,A) 特開 平2−177298(JP,A) 特開 平4−212292(JP,A) 特開 昭59−60881(JP,A) 特開 昭59−130086(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/14 - 41/298

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯の管電圧を検出する管電圧検出回
    路と、その検出電圧に応じて管電流を制御する制御回路
    と、放電灯を過電力から保護する保護回路とを備え、該
    保護回路は、放電灯を起動してから定常状態に移行する
    のに充分な時間後に該放電灯への出力電流が定格電流よ
    り大きい第1の設定値を超えた場合、該出力電流を異常
    電流と判別し徐々に定格電流へと移行させ、前記放電灯
    への出力電流が前記第1の設定値より大きい第2の設定
    値を超えた場合、該出力電流を短絡電流と判別し放電灯
    への出力を停止させることを特徴とする放電灯点灯装
    置。
  2. 【請求項2】 保護回路は、放電灯への出力電流が短絡
    電流か、これより小さく定格より大きい異常電流かを判
    別する判別回路と、その判別のタイミングを設定するタ
    イマと、短絡電流を判別した時には放電灯への出力を直
    ちに停止し、異常電流を判別した時には徐々に定常電流
    に移行させるシーケンサとにより構成したことを特徴と
    する請求項1記載の放電灯点灯装置。
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