JP3259141B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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Description
出して管電流の設定を行う瞬時点灯型の放電灯点灯装置
に関するものである。
装置の回路構成を示すブロック図であり、例えば35W
程度の小形メタルハライドランプの点灯回路の構成を示
している。同図において、1は直流電源、2はその直流
を交流に変換するインバータ回路、3は放電灯4を起動
させる起動部回路で、起動用の高圧パルスを発生する。
電圧検出回路、6は放電灯4の管電流を検出する管電流
検出回路、7は検出した管電圧及び管電流に応じてイン
バータ回路2の放電灯4に対する出力を制御する制御回
路である。
て、直流電源1を投入すると、起動部回路3より高圧パ
ルスが発生し、この高圧パルスが放電灯4に印加され
る。これにより、放電灯4内で放電が開始され、さらに
インバータ回路2の出力電流によりアーク放電へと進
み、放電灯4の発光量が増加して安定状態(定常状態)
へと移行する。
りを速くするには、放電灯4の管電圧を検出して管電流
を制御する必要がある。すなわち、図4に示すように、
放電灯4の点灯直後の管電圧VLの低い時(設定した電
圧VL1より低い時)はウォームアップ域として最初は
最大電流IL1を流し、その後管電圧VLが徐々に上昇
するに従って管電流ILを減少させ、出力光が過大ある
いは過小にならないように制御する必要がある。そし
て、ある程度出力光が増加した管電圧VL1以後は定格
域として一定電力で点灯する。
電灯点灯装置にあっては、管電圧の検出結果により管電
流を最大から定格まで増減させて制御しているため、放
電灯の寿命,劣化等により管電圧が異常に低下すると点
灯中は常時過電力となり、さらに劣化が進んで放電灯が
破裂する危険があるという問題点があった。
線が誤って短絡状態になった場合など、短絡電流や定格
を越える異常電流が電源投入により流れ続けると、発熱
などによりインバータ回路等の点灯回路が破損する恐れ
があるという問題点があった。
てなされたもので、放電灯の寿命,劣化等により管電圧
が異常に低下した場合でも過電力による放電灯の破裂の
危険を防止でき、また、放電灯に接続されている出力配
線が誤って短絡状態になった場合でも発熱などによりイ
ンバータ回路等の点灯回路が破損することのない放電灯
点灯装置を得ることを目的としている。
置は、放電灯の管電圧を検出する管電圧検出回路と、そ
の検出電圧に応じて管電流を制御する制御回路と、放電
灯を過電力から保護する保護回路とを備え、該保護回路
は、放電灯を起動してから定常状態に移行するのに充分
な時間後に該放電灯への出力電流が定格電流より大きい
第1の設定値を超えた場合、該出力電流を異常電流と判
別し徐々に定格電流へと移行させ、前記放電灯への出力
電流が前記第1の設定値より大きい第2の設定値を超え
た場合、該出力電流を短絡電流と判別し放電灯への出力
を停止させるものである。
が短絡電流か、これより小さく定格より大きい異常電流
かを判別する判別回路と、その判別のタイミングを設定
するタイマと、短絡電流を判別した時には放電灯への出
力を直ちに停止し、異常電流を判別した時には徐々に定
常電流に移行させるシーケンサとにより構成したもので
ある。
を起動してから定常状態に移行するのに充分な時間後に
該放電灯への出力電流が定格電流より大きい第1の設定
値を超えた場合、該出力電流を異常電流と判別し徐々に
定格電流へと移行させ、前記放電灯への出力電流が前記
第1の設定値より大きい第2の設定値を超えた場合、該
出力電流を短絡電流と判別し放電灯への出力を停止させ
る。
装置の回路構成を示すブロック図であり、図3と同一符
号は同一構成部分を示している。図において、1は車両
のバッテリなどの直流電源、2はその直流を交流に変換
するインバータ回路、3は放電灯4を起動させる起動部
回路、5は放電灯4の管電圧を検出する管電圧検出回
路、6は放電灯4の管電流を検出する管電流検出回路、
7はインバータ回路2の出力を制御する制御回路で、上
記検出した放電灯4の管電圧に応じて管電流を制御す
る。
路で、放電灯4が点灯してから所定時間後に放電灯4へ
の供給電力が第1の設定値を越えて定格電流より大きい
異常電流が流れた場合は定格電力に移行させ、その第1
の設定値より大きい第2の設定値を越えて短絡電流が流
れた場合は放電灯4への出力を停止させる。すなわち、
この保護回路8は、放電灯4への出力電流が短絡電流
か、これより小さく定格より大きい異常電流かを判別す
る判別回路9と、その判別のタイミングを設定するタイ
マ10と、短絡電流を判別した時には放電灯4への出力
を直ちに停止し、異常電流を判別した時には徐々に定常
電流に移行させるシーケンサ11とにより構成されてい
る。
らの電源がインバータ回路2に入力されると、起動部回
路3からの高圧パルスにより放電灯4が放電を開始し、
その後インバータ回路2の出力により放電灯4は定常状
態で点灯し続ける。その際、制御回路7は管電圧検出回
路5で検出した放電灯4の管電圧に応じて管電流を制御
しており、放電灯4は瞬時に点灯して安定状態となる。
を示したものである。放電灯4を含むインバータ回路2
の負荷が正常な状態の時は、図2の(a)に示すよう
に、放電灯4に正常なウォームアップ電流が流れる。す
なわち、放電灯4の起動後管電圧がある程度上昇するま
では最大電流IL1を流し、その後は管電圧の上昇に伴
って管電流ILを減少させていく。そして、定常時は定
格電力になるような電流まで管電流ILを低下させ、放
電灯4を安定化させる。
が短絡状態になった場合や、放電灯4が劣化した場合な
ど、負荷異常が発生した時の動作を示す図である。この
時、出力短絡の場合は管電圧は0Vと検出され、インバ
ータ回路2の出力はAのように最大電流(短絡電流)I
L1が常に流れる。また、放電灯4の劣化の場合は管電
圧が異常に低下し、安定時でも管電圧は低く検出される
のでウォームアップ途中と判別され、Bのように定格よ
りも大きい過電力となる異常電流(管電流)IL2が常
に流れることになる。
回路8内のタイマ10の出力Vtを放電灯4の起動後点
灯を検出して時間t1後にL(低レベル)からH(高レ
ベル)にする。この時間t1は、正常な放電灯4が起動
してからウォームアップを終了して定常状態に移行する
のに充分な時間とする。そして、この保護回路8により
インバータ回路2及び放電灯4を過電力から保護するよ
うにしている。
の保護回路8の動作を示すもので、インバータ回路2の
出力短絡が発生すると、タイマ10で設定した時間t1
後に判別回路9はAの短絡電流を検出し、その検出信号
をシーケンサ11に入力する。そして、このシーケンサ
11の出力により制御回路7はインバータ回路2のイン
バータ動作を停止し、出力を停止させる。
低下した時は、同様に時間t1後に判別回路9はBの異
常電流を検出し、その検出信号をシーケンサ11に入力
する。この時、制御回路7はシーケンサ11からの信号
に従って放電灯4に対して過電力になっている状態から
スムーズに定格電力まで管電流を減少させるようにイン
バータ回路2を制御する。
時間後に放電灯4への供給電力がある設定値を越えて異
常電流が流れると、放電灯4に定格電力となるように制
御しているので、寿命,劣化等により管電圧が異常に低
下した放電灯4でも急速な劣化が抑えられ、過電力によ
る破裂の危険が防止される。また、放電灯4への供給電
力が上記設定値よりさらに高い値になって短絡電流が流
れると、放電灯4へのインバータ回路2の出力を停止さ
せるようにしているので、放電灯4に接続した接続配線
が誤って短絡状態になった場合でも発熱などによりイン
バータ回路2等の点灯回路が破損するのを防止すること
ができる。
灯を起動してから定常状態に移行するのに充分な時間後
に該放電灯への出力電流が定格電流より大きい第1の設
定値を超えた場合、該出力電流を異常電流と判別し徐々
に定格電流へと移行させ、前記放電灯への出力電流が前
記第1の設定値より大きい第2の設定値を超えた場合、
該出力電流を短絡電流と判別し放電灯への出力を停止す
るようにしたため、放電灯の寿命,劣化等により管電圧
が異常に低下した場合でも過電力による放電灯の破裂の
危険を防止でき、また、放電灯に接続されている出力配
線が誤って短絡状態になった場合でも発熱などによりイ
ンバータ回路等の点灯回路が破損するのを防止できると
いう効果がある。
す特性図
Claims (2)
- 【請求項1】 放電灯の管電圧を検出する管電圧検出回
路と、その検出電圧に応じて管電流を制御する制御回路
と、放電灯を過電力から保護する保護回路とを備え、該
保護回路は、放電灯を起動してから定常状態に移行する
のに充分な時間後に該放電灯への出力電流が定格電流よ
り大きい第1の設定値を超えた場合、該出力電流を異常
電流と判別し徐々に定格電流へと移行させ、前記放電灯
への出力電流が前記第1の設定値より大きい第2の設定
値を超えた場合、該出力電流を短絡電流と判別し放電灯
への出力を停止させることを特徴とする放電灯点灯装
置。 - 【請求項2】 保護回路は、放電灯への出力電流が短絡
電流か、これより小さく定格より大きい異常電流かを判
別する判別回路と、その判別のタイミングを設定するタ
イマと、短絡電流を判別した時には放電灯への出力を直
ちに停止し、異常電流を判別した時には徐々に定常電流
に移行させるシーケンサとにより構成したことを特徴と
する請求項1記載の放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2817192A JP3259141B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2817192A JP3259141B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 放電灯点灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05226084A JPH05226084A (ja) | 1993-09-03 |
JP3259141B2 true JP3259141B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=12241292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2817192A Expired - Fee Related JP3259141B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3259141B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4586828B2 (ja) * | 2000-09-26 | 2010-11-24 | パナソニック電工株式会社 | 放電灯点灯装置 |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP2817192A patent/JP3259141B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05226084A (ja) | 1993-09-03 |
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