JP3249386U - 溝付きねじ - Google Patents
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Abstract
【課題】木製部品にネジ込む時に、位置や角度が狂いやすい問題を解決する、溝付きねじを提供する。【解決手段】溝付きねじ100は頭部10、ねじ部20を有し、ねじ部20は接続セクション21、ねじ山セクション22を有し、接続セクション21は頭部10とねじ山セクション22の間に連接し、ねじ山セクション22に切削溝221を設置し、切削溝221はねじ部20の軸線Lに平行で、本考案は軸線Lと平行の切削溝221(即ち、切削溝221と軸線Lの間の挟角が0度)により、木製部品にネジ込む時に、効果的に木材繊維を切削しつつ、スムーズに切削屑を排出することができて、溝付きねじ100が木製部品中において偏る状況の発生を回避できる。【選択図】図2
Description
本考案はねじに関し、特に溝付きねじに関する。
溝付きねじは、タッピンねじの一種である。
ねじの末端には溝が切ってあり、セルフタッピング時に同時に切りくずを除去し、すでに穴を開けてある物件に広く応用されている。
ねじの末端には溝が切ってあり、セルフタッピング時に同時に切りくずを除去し、すでに穴を開けてある物件に広く応用されている。
従来の溝付きねじの切削溝は通常、ねじ軸に対して6度~10度傾いており、これにより従来の溝付きねじは、木製部品にネジ込む時、位置や角度が狂いやすく、ねじ或いは木製部品が壊れやすいという問題があった。
前記先行技術には、ねじ或いは木製部品が壊れやすいという欠点がある。
本考案は、木製部品にネジ込む時、位置や角度が狂いやすい従来の溝付きねじの問題を解決する溝付きねじに関する。
本考案による溝付きねじは、頭部、ねじ部を有する。
ねじ部は接続セクション、ねじ山セクションを有し、接続セクションは頭部とねじ山セクションの間に連接し、ねじ山セクションには、切削溝を設置し、切削溝は、ねじ部の軸線に平行である。
ねじ部は接続セクション、ねじ山セクションを有し、接続セクションは頭部とねじ山セクションの間に連接し、ねじ山セクションには、切削溝を設置し、切削溝は、ねじ部の軸線に平行である。
本考案の他の実施形態において、切削溝の数は2個であり、2個の切削溝は、軸線に対して左右対称を呈して設置される。
本考案の他の実施形態において、切削溝の数量は3個であり、切削溝は相互に等間隔を呈して設置される。
本考案の他の実施形態において、隣り合う2個の切削溝の間には、間隔挟角を有し、間隔挟角は110度~130度である。
本考案の他の実施形態において、切削溝の数量は4個であり、切削溝は相互に等間隔を呈して設置される。
本考案の他別の実施形態において、隣り合う2個の切削溝の間には、間隔挟角を有し、間隔挟角は80度~100度である。
本考案の他の実施形態において、切削溝は軸線方向に沿って設置長さを有し、設置長さは、ねじ山セクションの軸線方向に沿っての長さより短い。
本考案の他の実施形態において、切削溝は概ねV字型を呈する。
これにより、本考案の溝付きねじは、軸線と平行の切削溝(即ち、切削溝と軸線の間の挟角が0度)により、本考案の溝付きねじを木製部品にネジ込む時、効果的に木材繊維を切削し、スムーズに切削屑を排出することができ、これにより本考案の溝付きねじが木製部品中において偏る状況の発生を回避できる。
以下に、本考案の実施形態について説明する。
本考案の実施形態中の各種部材の寸法は、その部品とその構造を説明するために適した比率であって、実際の比率ではない。
本考案の実施形態中の各種部材の寸法は、その部品とその構造を説明するために適した比率であって、実際の比率ではない。
図1~図5Cに示すように、本考案に係る溝付きねじ100は、頭部10と、ねじ部20を有する。
本考案に係る溝付きねじ100は、木製部品に対して用いられる。
本考案に係る溝付きねじ100は、木製部品に対して用いられる。
頭部10は、ねじ部20の方向へと徐々に縮小する。
頭部10は、凹槽11を有し、凹槽11には、工具用のドライバー(図示なし)を係合する。
これにより、使用者は、ドライバーにより本考案の溝付きねじ100のねじ込み、或いは抜き取りを行うことができる。
凹槽11は、十字型、円型、一の字型などの形状を有し、ドライバーの形状に対応することができる。
頭部10は、凹槽11を有し、凹槽11には、工具用のドライバー(図示なし)を係合する。
これにより、使用者は、ドライバーにより本考案の溝付きねじ100のねじ込み、或いは抜き取りを行うことができる。
凹槽11は、十字型、円型、一の字型などの形状を有し、ドライバーの形状に対応することができる。
ねじ部20は、接続セクション21及びねじ山セクション22を有する。
接続セクション21は、頭部10とねじ山セクション22との間に連接する。
ねじ山セクション22には、切削溝221を設置する。
切削溝221は、ねじ部20の軸線Lに平行である。
これにより、軸線Lと平行な切削溝221(即ち、切削溝221と軸線Lの間の挟角が0度)を通して、本考案の溝付きねじ100を木製部品にネジ込む時、効果的に木材繊維を切削し、スムーズに切削屑を排出することができる。これにより本考案の溝付きねじ100は木製部品中において偏る状況の発生を回避できる。
切削溝221は、概ねV字型を呈する。
接続セクション21は、頭部10とねじ山セクション22との間に連接する。
ねじ山セクション22には、切削溝221を設置する。
切削溝221は、ねじ部20の軸線Lに平行である。
これにより、軸線Lと平行な切削溝221(即ち、切削溝221と軸線Lの間の挟角が0度)を通して、本考案の溝付きねじ100を木製部品にネジ込む時、効果的に木材繊維を切削し、スムーズに切削屑を排出することができる。これにより本考案の溝付きねじ100は木製部品中において偏る状況の発生を回避できる。
切削溝221は、概ねV字型を呈する。
図5A~図5Cに示すように、本考案の実施形態において、切削溝221の数量は、複数個である。
例えば、図5Aに示すように、切削溝221が2個である場合、2個の切削溝221は、軸線Lに対して左右対称を呈して設置される。
図5Bに示すように、切削溝221が3個である場合、3個の切削溝221は相互に等間隔を隔てて設置され、しかも隣り合う2個の切削溝221の間には、間隔挟角Aを有する。
間隔挟角Aは、110度~130度である。
図5Cに示すように、切削溝221が4個である場合、4個の切削溝221は相互に等間隔を隔てて設置され、しかも隣り合う2個の切削溝221の間には、間隔挟角Aを有する。
間隔挟角Aは、80度~100度である。
これにより、本考案に係る溝付きねじ100は、切削溝221の数を増やすことで、切削面を対応して増やし、切削効果及び切削屑の排出効果を高め、より困難な状況を克服できる(例えば、木製部品中に瘤がある、或いは木製部品が高硬度材質である)。
例えば、図5Aに示すように、切削溝221が2個である場合、2個の切削溝221は、軸線Lに対して左右対称を呈して設置される。
図5Bに示すように、切削溝221が3個である場合、3個の切削溝221は相互に等間隔を隔てて設置され、しかも隣り合う2個の切削溝221の間には、間隔挟角Aを有する。
間隔挟角Aは、110度~130度である。
図5Cに示すように、切削溝221が4個である場合、4個の切削溝221は相互に等間隔を隔てて設置され、しかも隣り合う2個の切削溝221の間には、間隔挟角Aを有する。
間隔挟角Aは、80度~100度である。
これにより、本考案に係る溝付きねじ100は、切削溝221の数を増やすことで、切削面を対応して増やし、切削効果及び切削屑の排出効果を高め、より困難な状況を克服できる(例えば、木製部品中に瘤がある、或いは木製部品が高硬度材質である)。
図2及び図3を参照して説明する。本考案の実施形態において、切削溝221は、軸線L方向に沿った設置長さHを有する。
切削溝221の設置長さHは、軸線L方向に沿ったねじ山セクション22の長さより短い。
これにより、切削溝221は、ねじ山セクション22中のねじ山にぶつかって壊すことはなく、本考案に係る溝付きねじ100は、ねじ山セクション22のねじ山により、スムーズに木製部品中にネジ込まれる。
切削溝221の設置長さHは、軸線L方向に沿ったねじ山セクション22の長さより短い。
これにより、切削溝221は、ねじ山セクション22中のねじ山にぶつかって壊すことはなく、本考案に係る溝付きねじ100は、ねじ山セクション22のねじ山により、スムーズに木製部品中にネジ込まれる。
これにより、本考案に係る溝付きねじ100は、軸線Lと平行に形成した切削溝221(即ち、切削溝221と軸線Lの間の挟角が0度)により、本考案に係る溝付きねじ100を木製部品にネジ込まれる時、効果的に木材繊維を切削して、スムーズに切削屑を排出することができる。これにより本考案に係る溝付きねじ100が木製部品中において偏る状況の発生を回避できる。
さらに、本考案は、溝付きねじ100の切削溝221の数を増やすことで、切削面が増えるので、溝付きねじ100による切削効果及び切削屑の排出効果を高め、より困難な状況(例えば、木製部品中に瘤がある場合、或いは木製部品の材質が高硬度である場合)を克服できる。
上記した記載は本考案の好ましい実施形態を説明したにすぎず、当業者がこの考案の精神および範囲から逸脱することなく様々な変更を加えることができる。
上記の実施形態は、本発明を説明するためにのみ使用され、本考案の範囲を限定することを意図するものではない。
本考案の精神に違反しないすべての修正または変更は、本考案の請求の範囲に含まれる。
上記の実施形態は、本発明を説明するためにのみ使用され、本考案の範囲を限定することを意図するものではない。
本考案の精神に違反しないすべての修正または変更は、本考案の請求の範囲に含まれる。
100 溝付きねじ、
10 頭部、
11 凹槽、
20 ねじ部、
21 接続セクション、
22 ねじ山セクション、
221 切削溝、
L 軸線、
A 間隔挟角、
H 設置長さ。
10 頭部、
11 凹槽、
20 ねじ部、
21 接続セクション、
22 ねじ山セクション、
221 切削溝、
L 軸線、
A 間隔挟角、
H 設置長さ。
Claims (5)
- 溝付きねじであって、頭部とねじ部を有し、
前記ねじ部は接続セクションとねじ山セクションを有し、
前記接続セクションは前記頭部と前記ねじ山セクションの間に連接し、前記ねじ山セクションには切削溝を設置し、前記切削溝は前記ねじ部の軸線と平行である
ことを特徴とする
溝付きねじ。 - 前記切削溝の数は2個であり、前記2個の切削溝は前記軸線に相対して左右対称を呈して設置される
ことを特徴とする
請求項1に記載の溝付きねじ。 - 前記切削溝の数量は3個であり、前記各切削溝は相互に等間隔を開けて設置され、隣り合う2個の切削溝の間には、間隔挟角を有し、前記間隔挟角は110度~130度である
ことを特徴とする
請求項1に記載の溝付きねじ。 - 前記切削溝の数量は4個であり、前記各切削溝は相互に等間隔を開けて設置され、隣り合う2個の切削溝の間には、間隔挟角を有し、前記間隔挟角は80度~100度である
ことを特徴とする
請求項1に記載の溝付きねじ。 - 前記切削溝は、ねじ部の軸線方向に沿った設置長さを有し、前記設置長さは前記ねじ山セクションの軸線方向に沿っての長さより短く、前記切削溝は、概ねV字型を呈する
ことを特徴とする
請求項1に記載の溝付きねじ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW113206594 | 2024-06-21 | ||
TW113206594U TWM660579U (zh) | 2024-06-21 | 2024-06-21 | 割尾螺絲 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3249386U true JP3249386U (ja) | 2024-12-06 |
Family
ID=93610481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024003351U Active JP3249386U (ja) | 2024-06-21 | 2024-10-10 | 溝付きねじ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3249386U (ja) |
TW (1) | TWM660579U (ja) |
-
2024
- 2024-06-21 TW TW113206594U patent/TWM660579U/zh unknown
- 2024-10-10 JP JP2024003351U patent/JP3249386U/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWM660579U (zh) | 2024-09-11 |
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