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JP3246998U - ガウン - Google Patents

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JP3246998U
JP3246998U JP2024001066U JP2024001066U JP3246998U JP 3246998 U JP3246998 U JP 3246998U JP 2024001066 U JP2024001066 U JP 2024001066U JP 2024001066 U JP2024001066 U JP 2024001066U JP 3246998 U JP3246998 U JP 3246998U
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JP2024001066U
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English (en)
Inventor
美紀 田中
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Abstract

【課題】医療や介護の現場において着衣を迅速かつ簡便に交換する。【解決手段】本考案に係るガウン2は、着用者の胴体正面に配される正面胴体部8、及び当該着用者の腕が通される袖部12,14と有する前身頃4と、前記正面胴体部8に対して着脱可能であり、前記着用者の背面に配される後身頃6と、を備え、前記袖部12,14は、前記着用者の腕の正面側に配される正面部22,26と、前記着用者の腕の背面側に配される背面部24,28と、を有し、前記正面部22,26と前記背面部24,28は、各々の上縁部において繋がっており、各々の下縁部に設けられた留め具によって着脱可能であることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本考案は、医療や介護において用いられるガウンに関するものである。
従来より、病院で入院している患者や、介護施設に入っている被介護者は、ガウンを着用している。当該ガウンには種々のものが知られているが、例えば特許文献1には、次のような上衣が記載されている。
特許文献1の上衣は、前身頃と後身頃を切り離し、その切り離した前身頃と後身頃の縁部に面ファスナーを設けるとともに、前身頃を左右に分離可能に設けたものである。当該病衣によれば、前身頃と後身頃の袖部分が切り離されているため、当該袖部分のみを展開することで、腕を袖から引き抜かずに脱がす、前身頃側と後身頃側を展開させた状態から被せた後、面ファスナーを接続し、腕を袖に通さずに着用するものである。
実用新案登録3062291号公報
ところで、医療や介護の現場では着衣を迅速かつ簡便に交換することが求められている。しかし、上記特許文献1の上衣は、左右の前身頃と後身頃の合計3つの部品によって構成されているため、迅速かつ簡便に交換することが困難であった。
上記問題を解決するため、本考案のガウンは、着用者の胴体正面に配される正面胴体部、及び当該着用者の腕が通される袖部を有する前身頃と、前記正面胴体部に対して着脱可能であり、前記着用者の背面に配される後身頃と、を備え、前記袖部は、前記着用者の腕の正面側に配される正面部と、前記着用者の腕の背面側に配される背面部と、を有し、前記正面部と前記背面部は、各々の上縁部において繋がっており、各々の下縁部に設けられた留め具によって着脱可能であることを特徴とする。
また、本考案のガウンにおいて、前記正面胴体部と前記後身頃は、各々の下縁部に設けられた留め具によって着脱可能であることを特徴とする。
さらに、本考案のガウンにおいて、前記留め具は、スナップボタンであることを特徴とする。
本考案のガウンは、迅速かつ簡便に交換することができる。
本考案の実施形態に係るガウンの前身頃を示す図である。 上記ガウンの後身頃を示す図である。
以下、図面に基づいて本考案の実施形態に係るガウンを説明する。
<ガウンの概要>
本実施形態のガウン2は、代表的には、寝たきりの者、傷病者、要介護者、又は、肩関節が固くなり関節可動域に制限がある者(以下、これらの者をまとめて「着用者」という。)が、自宅や病院、介護施設において着用するガウン2である。当該ガウン2は、代表的には、布製であり、前身頃4と、後身頃6と、を備えている。
<前身頃4>
前身頃4は、着用者の正面側に配置される部分であり、正面胴体部8と、右袖部12と、左袖部14と、を備えている。
<前身頃4の正面胴体部8>
正面胴体部8は、着用者の胴体の正面側に配置される部分である。当該正面胴体部8は、着用者の肩部分から足首部分にかけて延在する略方形状に形成されており、部分的に重畳配置された左右一対の布体36,34が、当該重畳部分を縫い合わされて構成される。当該布体の一方34(右側)は、着用者の足首部分から腹部にかけて延在する方形部分と、当該方形部分から着用者の肩にかけて幅寸法が漸減するように延在する台形状部分と、から構成されている。布体の他方36(左側)は、布体の一方34と対称的な形状であるため、ここでの説明は省略する。上記一対の布体36,34は、少なくとも方形部分の一部が重畳的に配置されて縫い合わされる。
上記の正面胴体部8には、着用者の肩部分に配されることとなる肩部10と、着用者の首元に配されることとなる襟部18と、襟部18から左右に延在し、着用者の胸部分に配されることとなる胸部20と、胸部20から下方に延在し、着用者の腹部分に配されることとなる腹部16と、腹部16から下方に延在し、着用者の足部分に配されることとなる足部38と、が形成されることとなる。
<前身頃4の右袖部12>
右袖部12は、着用者の右腕が通される部分である。当該右袖部12は、上記正面胴体部8の胸部20右側に設けられており、浴衣の袖状に形成されている。当該右袖部12は、右腕の正面側に配される右袖正面部22と、右腕の背面側に配される右袖背面部24と、を備えている。当該右袖正面部22と右袖背面部24は、各々の上端において連続(布体が一続き)であり、各々の下端は、スナップボタン40(留め具)で着脱可能となっている。当該スナップボタン40が係脱されると、右袖部12は、袖口から腋窩まで開放されることとなる。
<前身頃4の左袖部14>
左袖部14は、着用者の左腕が通される部分である。当該左袖部14は、上記正面胴体部8の胸部20左側に設けられており、浴衣の袖状に形成されている。当該左袖部14は、左腕の正面側に配される左袖正面部26と、左腕の背面側に配される左袖背面部28と、を備えている。当該左袖正面部26と左袖背面部28は、各々の上端において連続(布体が一続き)であり、各々の下端は、スナップボタン40(留め具)で着脱可能となっている。当該スナップボタン40が係脱されると、左袖部14は、袖口から腋窩まで開放されることとなる。
<後身頃6>
後身頃6は、着用者の背面に配置される部分であり、着用者の足首部分から肩部分にかけて延在する方形状の布体である。
ここで、本実施形態のガウン2は、前身頃4に対して後身頃6が着脱可能となっている。具体的には、前身頃4における肩部10の上縁部分、及び前身頃4の体側部分(胸部20、腹部16および足部38の側方縁部分)の各々に、留め具である複数のスナップボタン30(以下、「前身頃スナップボタン30」という。)が設けられている。また、後身頃6の肩部50の上縁部分、及び後身頃6の体側部分(側方縁部分52)には、留め具である複数のスナップボタン44(以下、「後身頃スナップボタン44」という。)が設けられている。前身頃スナップボタン30の各々と、後身頃スナップボタン44の各々は、互いに対応する位置に設けられている。これにより、後身頃6は、前身頃4に着脱可能となっている。
また、前身頃4の下端部分中央にはスナップボタン42(留め具)が設けられている。また、後身頃6の下端部分中央にはスナップボタン46(留め具)が設けられている。これらスナップボタン42,46は互いに着脱可能となっている。
また、前身頃4の襟部18には、複数のスナップボタン48(留め具)が設けられており、襟部分において、重畳配置された一対の布体が開閉可能となっている。当該スナップボタン48が係脱されると、前身頃4は、下腹部まで開放することとなる。
従来のガウンでは寝たきり状態や肩関節が硬くなり関節可動域に制限があると、更衣動作に身体的な負担を強いていた。本考案では着用者の前面から前身頃4を被せ、各袖部12,14のスナップボタン40を係脱すると装着できるため、肩の関節可動域に制限があっても安楽に着脱できる。後身頃6は、着用者が左右どちらか側臥位を取り、後身頃6の左右を半分ずつ敷き、前身頃4のスナップボタン30,42と後身頃6のスナップボタン44,46を互いに取り付けることで完全に着用できる。寝たきり状態になると背部の観察は日常的に重要であるが、この形状により袖を脱がさなくても、肩部10,50のスナップボタン30,44を係脱すると背部の観察や処置が行えるため、着用者、介助者の負担を劇的に軽減することができる。
従来のガウンでは上肢に点滴が留置してあると、袖を着脱する際、点滴ボトルや管の管理が煩雑であった。しかし本考案では袖部12,14のスナップボタン40が係脱できるため、上肢に点滴が留置してあっても安楽に着脱ができる。
従来のガウンでは胸部モニターを装着していると胸元が開けていた。しかし本考案では襟部18のスナップボタン48および体側部34,36のスナップボタン30が装着されているため、これらの部分からモニターコードを出すことで胸元が開けることはない。またこの形状により胸腹部のドレーンや胃ろう、膀胱留置カテーテルの管理も同様である。
従来のガウンは臥床しているだけで裾が開けやすかった。車椅子に移乗する際や移乗している際はさらに裾が開けていた。しかし本考案では足部38にスナップボタン42(留め具)を装着しているため、裾がはだけたりめくれることが軽減できる。
以上、本考案のガウンの実施形態を説明したが、上記実施形態に種々の変形を加えた態様であっても構わない。
2 ガウン
4 前身頃
6 後身頃
8 正面胴体部
12 右袖部
14 左袖部
22 右袖正面部
24 右袖背面部
26 左袖正面部
28 左袖背面部

Claims (3)

  1. 着用者の胴体正面に配される正面胴体部、及び当該着用者の腕が通される袖部を有する前身頃と、
    前記正面胴体部に対して着脱可能であり、前記着用者の背面に配される後身頃と、
    を備え、
    前記袖部は、
    前記着用者の腕の正面側に配される正面部と、
    前記着用者の腕の背面側に配される背面部と、
    を有し、
    前記正面部と前記背面部は、各々の上縁部において繋がっており、各々の下縁部に設けられた留め具によって着脱可能であることを特徴とする、ガウン
  2. 前記正面胴体部と前記後身頃は、各々の下端部に設けられた留め具によって着脱可能であることを特徴とする、請求項1に記載のガウン。
  3. 前記留め具は、スナップボタンであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のガウン。

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