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JP3243736B2 - ベルトのカバー巻き機 - Google Patents

ベルトのカバー巻き機

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Publication number
JP3243736B2
JP3243736B2 JP30968292A JP30968292A JP3243736B2 JP 3243736 B2 JP3243736 B2 JP 3243736B2 JP 30968292 A JP30968292 A JP 30968292A JP 30968292 A JP30968292 A JP 30968292A JP 3243736 B2 JP3243736 B2 JP 3243736B2
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JP
Japan
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cover
belt
seam
cover cloth
cloth
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JP30968292A
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English (en)
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JPH06137382A (ja
Inventor
一男 佐藤
貞彦 赤松
尚秋 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
Priority to JP30968292A priority Critical patent/JP3243736B2/ja
Publication of JPH06137382A publication Critical patent/JPH06137382A/ja
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Publication of JP3243736B2 publication Critical patent/JP3243736B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラップドVベルト等の
製造過程でベルトの表面にカバー布(キャンバスなどを
素材とする帆布)を巻くカバー巻き機に関し、とくにそ
のうちのカバー布の供給部分の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ベルトのカバー巻き機は、ベルトの表面
を帯状のカバー布で包む作業をベルトの一周長にわたっ
て施し、布の端部同士を重ねて継ぎ合わせる。このよう
な工程を自動的に行うカバー巻き機にカバー布を供給す
るには、カバー布自体にも所どころ継目(布を重ねて継
ぎ合わせたジョイント部)があることに注意しなければ
ならない。カバー布は、長尺の帯状のものでありながら
繊維が斜めに通っているいわゆるバイアス布である必要
があるため、製造上このような継目(以下、素材継目と
いう)をなくすことは難しいが、この素材継目が、ベル
トに巻き付けられた一周長の端部同士の継目(以下、巻
き継目という)に重なり、または近くなりすぎると、両
継目が接近したその付近では屈曲性などが他の部分と大
幅に異なることになり、ベルトの品質上、好ましくない
からである。
【0003】したがって、カバー巻き機のうちカバー布
の供給部分には、のちにカット(切断)される予定の位
置(カット予定位置。あるベルトへの巻き終わりとその
次のベルトへの巻き始めとの境目の箇所で、ベルトに巻
かれたとき巻き継目となる)の直前・直後の部分に素材
継目がないかどうかを、検知する装置が設けられる。
【0004】そのような継目検知装置として、特開昭6
2−99099号公報には、厚さ検知用のセンサーを含
む二枚の板でカバー布を挟みつけるものが開示されてい
る。また、特公昭51−39292号公報には、リミッ
トスイッチをじかにカバー布に当てて検知させる装置が
記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の継
目検知装置は、とくに精度のすぐれた高級なセンサー類
(スイッチを含む)を使用しない限り(あるいは使用し
ても)、必ずしも確実な検知能力を発揮することはでき
なかった。それは、カバー布の厚さが通常0.5〜0.
7mmとごく薄いことが主たる理由である。つまり検知
装置は、継目(素材継目)の部分で布の厚さが倍になっ
ていることを検知するが、継目でない部分との差が1m
mに満たないために、従来、しばしば誤った検知をなす
のである。また、そのように厚さの差が小さいと、動作
部分等にわずかなガタが存在するだけで精度が大幅に低
下する、といったことも不都合の理由である。
【0006】そのほか、従来の検知装置では、素材継目
がカット予定位置よりも前(供給先より)にあるか後ろ
にあるかを検知することはできなかった。前にあるとき
は、たとえばカバー布の先端を、素材継目と巻き継目と
の間にとる必要のある所定寸法(a)だけ切除すればよ
いが、後ろにあるときは、同じように所定寸法(a)だ
けを切除したのでは、素材継目を巻き継目から十分には
引き離せない(カット予定位置のすぐ前に素材継目があ
るのと同じになる)。ところが、素材継目が上記のカッ
ト予定位置よりも前にあるか後ろにあるかを検知できな
いと、切除量を多めに(常に寸法(2a)分を切除する
など)せざるを得ず、製品にならない無駄なカバー布の
増加につながっていた。
【0007】本発明の目的は、とくに高級なセンサーを
必要とせずに高い検知能力を発揮するなど、上記の不都
合を解消する継目検知装置を有するカバー巻き機を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のベルトのカバー
巻き機は、カバー布の供給部分に、素材継目の検知装置
として以下の構成をなしたものである。すなわち、 a) カバー布の供給経路に、カバー布上のカット予定位
置およびその前後(直前・直後の部分)を広げて当てる
平坦面を配置し、 b) その平坦面上のカバー布に押し付けられ得る転がり
ローラをスイングアームの中ほどに設け、そのアーム
は、基端部分をピン支持するとともにスプリングを介し
てブラケット上に取り付け、さらにアームの揺動端付近
とブラケットとの間に変位センサー(たとえば近接スイ
ッチやリミットスイッチ)を設けたうえ、 c) そのブラケットをローラおよびスイングアームごと
平坦面に沿って平行移動する移動手段を配置した。
【0009】このカバー巻き機についてはさらに、請求
項2に記載したように、 d) 上記c)の移動手段に移動量の検出手段を設ける、と
よい。
【0010】
【作用】本発明のカバー巻き機では、ベルトへ向けて供
給するカバー布のうちカット予定位置の前後に素材継目
がないかどうかを、上記の検知装置がつぎのように検知
する。
【0011】1) 上記a)の平坦面上に、カット予定位置
を含むその前後のカバー布を広げて当てる。この「前
後」の部分としては、製品たるベルトにおいて巻き継目
と素材継目との間にとるべき所定の最小距離(通常は数
十ミリ〜百数十ミリ)以上の範囲を、カット予定位置の
前後にとるとよい。
【0012】2) 上記平坦面上のカバー布に、b)に記載
した転がりローラを押し付ける。上記のとおり、このロ
ーラはスイングアームの中ほどに設けられており、その
アームは、基端部分のピンを中心に、かつスプリングの
作用で位置の復元性を保ちながら、揺動可能にブラケッ
ト上に取り付けられている。
【0013】3) c)の移動手段を用い、平坦面に沿って
ブラケットを平行移動する。これにより上記のローラは
平坦面上のカバー布(つまりカット予定位置付近)の上
を転がるが、基端のピンを中心にスイングアームが揺動
可能であり、ローラはそのアームのうちにあるので、カ
バー布に凹凸があるとアームが揺動変位を起こすことに
なる。
【0014】4) スイングアームの揺動変位をb)の変位
センサーによって検出し、一定量の(布の厚さに対応す
る)変位があったときには、そこに(つまりカット予定
位置付近のうちに)素材継目があると判断する。ローラ
はアームの中ほどにあり、ピン支持された基端部分から
離れたアーム揺動端の付近にセンサーがあるので、アー
ムのそのレバー比によって、センサー位置でのアームの
揺動変位はローラ位置での揺動変位が増幅されたものに
なっている。言いかえると、このカバー巻き機の継目検
知装置では、継目上を転がるローラの変位そのものでは
なく、それがアームのレバー比にて増幅された変位をセ
ンサーが検出する。そのため、とくに高精度のセンサー
を使用しなくとも、確かな検出能力が発揮されるのであ
る。
【0015】5) カット予定位置の付近に素材継目があ
ると分かれば、カバー巻き機は、カバー布の先端などを
適当量だけ切除することにより、巻き継目の位置(カッ
ト予定位置に相当)から素材継目が離れるようにする。
【0016】請求項2のカバー巻き機では、カバー布の
素材継目に対応するスイングアームの一定量の揺動変位
を変位センサーが検出したとき、その瞬間のブラケット
の移動量(位置)を上記d)の検出手段によって知ること
ができる。この移動量は、カバー布上を転がるローラの
位置をおしえるものに外ならず、結果として、上記4)で
検知した素材継目がカット予定位置よりも前にあるか後
ろにあるかが分かる。本カバー巻き機は、この結果に応
じてカバー布の切除等を行うことにより、素材の無駄を
最小限にするなど適切な処置をとることができる。
【0017】
【実施例】図1〜図3に本発明の一実施例を示す。図1
および図2は、カバー巻き機1の要部、すなわちカバー
布Aの供給部分における素材継目の検知装置10につい
ての正面図および下方視図(図1のII−II矢視図)であ
り、図3はカバー巻き機1のほぼ全体を示す正面図であ
る。
【0018】カバー巻き機1は、図3のように一対のプ
ーリー2・3に掛けた未加硫のVベルトBの表面に、キ
ャンバス製のカバー布Aをかぶせる設備である。ベルト
Bを掛けるプーリー2・3のうち下側のプーリー3は、
図示仮想線のように上下に位置を変えることができ、上
方のプーリー2との間にベルトBを掛けやすく、かつ掛
けたベルトBに適当な張力を与え得るようになってい
る。プーリー2・3間に掛けられて張力を付与されたベ
ルトBには、外側からカバー布Aの先端を付着させ、そ
のうえでプーリー2・3を回してベルトBを循環させ
る。ベルトBの循環にともなってカバー布Aも引き出さ
れるが、そのカバー布Aを、巻き重ねロール4・4aな
どがベルトBの全表面上に圧着して巻き付けるのであ
る。カバー布Aは、図の左方よりプーリー9やロール7
を経由させて供給する。図において符号5は、布Aの逆
戻りを防ぐための板バネ製の止め具で、同6は、布Aを
カットする切断刃である。
【0019】ベルトBの一周長にわたって巻いたカバー
布Aの端部同士は、数ミリ〜十数ミリだけ重ね合わせて
巻き継目とするが、その継目は、帯状のカバー布Aに元
々備わっている素材継目J(図1参照)とは少なくとも
規定寸法aだけ離れていなければならない。そこでこの
カバー巻き機1には、巻き継目となるカット予定位置
(つまり次にベルトBの巻き付けが終わったときカット
されるはずの位置)から寸法aの範囲内にある前後部分
に素材継目Jがないかどうかを検知する継目検知装置1
0を配置している。以下、この装置10について説明す
る。
【0020】継目検知装置10は、図1および図2に示
す本体部分と図3に示す位置調整部分とから主として構
成している。本体部分は、後述するようにカバー布A上
の一定の距離範囲内(寸法2aの範囲内)で素材継目J
の有無を検知するが、位置調整部分は、検知対象である
上記範囲の位置を、カバー布Aにおける次回のカット予
定位置に合わせるよう調整する機能をもつ。すなわち位
置調整部分とは、図3のように鉛直のガイドロッド27
(手前と向こう側とに二本ある)と、それらと平行に掛
けた長尺のシンクロベルト28、およびその駆動手段
(図示せず)などからなり、本体部分を組み付けたベー
ス24を、ガイド部24aにおいて昇降自在にガイドロ
ッド27に係合させるとともに、係合部24bでベルト
28の一部に留めたものである。ベルト28を駆動すれ
ば、ベース24は、装置10の本体部分とともにガイド
ロッド27に沿って昇降する。
【0021】継目検知装置10の本体部分は、図1・図
2に示すもので、つぎのように構成している。まず、カ
バー布Aの供給経路の一部となる上記のベース24上
に、平らな板を貼って鉛直の平坦面11を形成する。こ
の平坦面11の上にカバー布Aの検知対象部分を広げ、
そこに素材継目Jがないかどうかを下記の転がりローラ
12によって調べるので、平坦面11の上下への長さは
前記の寸法aの2倍以上とする。なお、カバー布Aを伸
ばして広げる目的で、前述(図3)のロール7に羽根7
aを付けるとともに、それに向けて、ロール7を布Aの
逆戻し向きに回すよう圧縮エアの吹き出し口8を設けて
いる。
【0022】図1のようにローラ12は、上部の基端部
付近をピン14で支持されたスイングアーム13の上下
中央付近に取り付け、このアーム13を、そのピン14
を介して揺動可能にブラケット16上に設けるととも
に、圧縮スプリング15により図の左方へ付勢する。ブ
ラケット16の上部にはボルト18の頭部を突出させて
ストッパーとするので、それとスプリング15との関係
でアーム13は図の状態から右方(ピン14を中心とし
て反時計方向)にのみ、復元可能に揺動する。ピン14
とブラケット16との間には図2のとおり軸受14aを
嵌めたので、アーム13の揺動は極めてスムーズであ
る。また、ブラケット16の下方端部付近には、アーム
13の揺動端付近の接近を検出する近接スイッチ17
を、変位センサーとして取り付ける。このアーム13で
は、このスイッチ17に面する部分からピン14までの
寸法が、ローラ12からピン14までの寸法のちょうど
二倍(つまりレバー比が2:1)になるようにしてい
る。そして、以上のようにローラ12やアーム13など
を設けたこのブラケット16を、水平案内棒21および
エアシリンダ20を介して移動フレーム19内に組み込
み、それにてローラ12を水平移動可能にして平坦面1
1上に接触・分離し得るようにする。
【0023】平坦面11を設けた前記のベース24上に
鉛直軌道22を固定し、移動フレーム19は、スライド
ベース19aを介してその軌道22上にスライド可能に
係合させたうえ、エアシリンダ25の伸縮端25aと連
結する。シリンダ25は、基部をベース24上に止めて
鉛直に配置する。こうすることにより、フレーム19
は、転がりローラ12やスイングアーム13・ブラケッ
ト16などとともに、軌道22やシリンダ25を移動手
段として鉛直方向に往復移動することができる。シリン
ダ25の伸縮ストロークは、前記の寸法aの二倍(2
a)以上とする。なお、シリンダ25の外側には、スト
ロークの中央点とそれより寸法aだけ上下に離れた二
点、および最下点の合計四箇所に、ピストン位置を知っ
てブラケット16等の移動量を検出する手段であるマグ
ネットセンサー26(四個のうち三個のみを図示)を設
けている。
【0024】以上のように構成したこの継目検知装置1
0は、カバー布A上の次回カット予定位置(ベルトBの
品種が変わらない限りこの位置は一定である)に平坦面
11の上下中央点Xが来るよう、位置調整部分によって
本体部分の高さを合わせておけば、各カット予定位置付
近でのカバー布A上に素材継目Jがないかどうかをつぎ
のようにして検知する。
【0025】1) ベルトBが一周の回転をしてその表面
にカバー布Aを巻き終わったとき、そのベルトBが取り
外されて次のベルトBがセットされるまでの間、平坦面
11上には、図1のようにカット予定位置を中央点Xに
重ねてその前後のカバー布Aが当て広げられる。止め具
5で下端付近を止めているうえ、羽根7aおよびエアの
作用でロール7に逆戻り向きの回転が生じるので、布A
は、平坦面11上でシワや弛みのないように伸ばされ
る。
【0026】2) エアシリンダ20を伸ばすことにより
ブラケット16などを図1の左方へ動かし、平坦面11
上のカバー布Aに転がりローラ12を押し付ける。この
ときシリンダ20は一定位置(ストローク端)まで伸ば
すものとし、スプリング15がわずかに縮むようにす
る。
【0027】3) ローラ12やブラケット16を含むフ
レーム19を、エアシリンダ25を縮めることにより軌
道22に沿わせて上方へ平行移動する。これにより、ロ
ーラ12は平坦面11上のカバー布Aの上を転がり、布
A上に素材継目Jがあれば、図の右方に変位してスイン
グアーム13を反時計方向に揺動変位させる。
【0028】4) スイングアーム13の揺動変位が一定
量以上であれば、近接スイッチ17がONになり、カバ
ー布A上の、次回カット予定位置である中央点Xをはさ
む寸法2aの範囲のうちに素材継目Jがあるとの信号を
発する。布Aの厚さがたとえば0.6ミリであれば、継
目上を越えるときローラ12は0.6ミリのみ変位する
が、この装置10では、アーム13における前記レバー
比(2:1)の関係により、スイッチ17の位置におい
てアーム13に約1.2ミリの変位が生じる。したがっ
て、素材継目Jの存在はこのスイッチ17により誤りな
く検知される。
【0029】5) 四個のマグネットスイッチ26は、エ
アシリンダ25の伸縮位置を検出しているので、上記4)
のようにスイッチ17がONになったときのローラ12
の位置についても、それが平坦面11の中央点Xより下
(前すなわち先端より)の寸法a内であるか上(後ろ)
の寸法a内であるかを知ることができる。
【0030】継目検知装置10が以上の1)〜5)によって
素材継目Jの存在を検知したとき、カバー巻き機1はつ
ぎのように動作する。たとえば、次回カット予定位置の
直前(中央点Xより下の寸法a内)に存在継目Jがある
と分かったときには、次のベルトBへのカバー巻きに先
だってカバー布Aの先端を長さaだけ切除することによ
り、その継目Jの位置をカット予定位置からずらせてお
く。また、次回カット予定位置のすぐ後ろ(上の寸法a
内)に継目Jがあったときには、次のベルトBへのカバ
ー巻き(および布Aのカット)ののちに、先端にきた部
分を長さaだけ切除する。なお、それぞれの場合におい
て、切除のために布Aを長さaだけ切断刃6(図3)の
先に引き出すには、この例では、布Aの先端をベルトB
に付着させてプーリー2・3を回している。また、カバ
ー巻きの終わったベルトBについては、プーリー2・3
間の距離を縮めて張力をなくしたうえで取り外し、加硫
機(図示せず)へ送る。
【0031】
【発明の効果】本発明のカバー巻き機では、カバー布上
を転がるローラの変位がスイングアームによって増幅さ
れ、その増幅された変位をセンサーが検出するので、高
級なセンサーを使用しなくとも、カバー布上に素材継目
があるかどうかの検出が高い精度で行われる。
【0032】請求項2のカバー巻き機によると、さら
に、素材継目がカット予定位置の直前にあるか直後にあ
るかが分かるので、それぞれの場合に応じて最適な処置
をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるカバー巻き機1のう
ち、カバー布Aの供給部分における素材継目の検知装置
10を示す正面図である。
【図2】図1の検知装置10を下方から見た図(図1の
II−II矢視図)である。
【図3】上記のカバー巻き機1についてほぼ全体を示す
正面図である。
【符号の説明】
A カバー布 B ベルト 1 カバー巻き機 2・3 プーリー 10 継目検知装置 11 平坦面 12 転がりローラ 13 スイングアーム 14 ピン 15 スプリング 16 ブラケット 17 近接スイッチ(変位センサー) 25 エアシリンダ(移動手段の一部) 26 マグネットスイッチ(移動量検出手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−99099(JP,A) 特公 昭51−39292(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16G 1/00 - 9/02 B26D 5/00 - 5/26 B29D 29/00 - 29/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトの表面にカバー布を巻くカバー巻
    き機であって、 カバー布の供給経路に、カバー布上のカット予定位置お
    よびその前後を広げて当てる平坦面を配置し、 その平坦面上のカバー布に押し付けられ得る転がりロー
    ラをスイングアームの中ほどに設け、そのアームは、基
    端部分をピン支持するとともにスプリングを介してブラ
    ケット上に取り付け、さらにアームの揺動端付近とブラ
    ケットとの間に変位センサーを設けたうえ、 そのブラケットをローラおよびスイングアームごと上記
    平坦面に沿って平行移動する移動手段を配置したことを
    特徴とするベルトのカバー巻き機。
  2. 【請求項2】 上記の移動手段に移動量の検出手段を設
    けた請求項1に記載のベルトのカバー巻き機。
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