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JP3243542U - ピンの固定による挟み込み式盗難防止用センサ - Google Patents

ピンの固定による挟み込み式盗難防止用センサ Download PDF

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JP3243542U JP2023001697U JP2023001697U JP3243542U JP 3243542 U JP3243542 U JP 3243542U JP 2023001697 U JP2023001697 U JP 2023001697U JP 2023001697 U JP2023001697 U JP 2023001697U JP 3243542 U JP3243542 U JP 3243542U
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JP2023001697U
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保裕 野間
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MIGHTY CUBE CO., LTD.
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MIGHTY CUBE CO., LTD.
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Abstract

【課題】布等の商品に、商品価値を下げることなく確実に取り付けられる盗難防止用センサを提供する。【解決手段】本考案は、商品49を挟み込む動作を平行移動として確実に商品を固定するとともに、ピンとボールロックを使用することにより商品の厚みに合わせて最適な位置で固定できる盗難防止用センサであって、取り付ける商品を検出するためのセンサスイッチ36を備えたセンサ本体部と、センサ本体部に嵌合して、センサスイッチ面に対して平行に移動するヘッド部で構成されている。【選択図】図11

Description

本考案は、布等の商品へ盗難防止用センサを取り付ける方法に関するものである。
布等へ盗難防止用センサを取り付ける方法は、例えば特許文献1に記載したピン式が多く採用されている。ピン式の場合、商品にピンを刺す必要があるため防水加工された製品では穴を開けてしまうことにより商品として成り立たなくしてしまう場合がある。また靴等の革製品もピンを刺すことが敬遠される商品である。非特許文献1はピン式タグの例である。商品にピンを刺すことなく取り付けできる盗難防止用センサの要望に対して特許文献2のようにクリップ式があるが、クリップの開度に制限があり、厚手の商品に対応できないことがあった。非特許文献2はクリップ式タグの例である。また、特許文献3のように磁石による固定する案もあるが、商品の厚みが厚くなると磁力が弱くなってしまい取り付け強度が低下するという課題があった。アタッチメントを交換して布製品に対応できる例として非特許文献3もあるが、アタッチメントの移動が段階的であり、取り付ける商品の厚みに対して最適な位置で固定することができずに挟み込む力が不十分となり商品から外れやすいことがあった。商品に穴を開けることなく薄手から厚めの布地等に対しても同じように確実に取り付けが可能な盗難防止用センサが望まれている。
特開2002-74527号 公報 特願2014―508915号 公報 実願2023-000082号 公報
マイティキューブ株式会社 ホームページ 自鳴式タグ カタログ TISビジネスサービス ホームページ 防犯タグ販売のページ マイティキューブ株式会社 ホームページ 防犯タグ販売のページ
布地等の取り付ける商品の商品価値を下げてしまう恐れのあるピンの貫通穴を開けることなく、商品の厚みに影響されない方法にて確実に取り付け可能な盗難防止用センサを提供することである。
本考案は、クリップ式のように布地等の商品を挟み込む方法とすることにより商品にピン貫通の穴を開けることなくセンサを固定する方法であるが、挟み込む商品の厚さにより固定状態が影響されることがないように支点を持った円弧状の移動で挟み込む方法ではなく、挟み込む面がお互いに平行を保った状態で商品を挟み込む構造としている。商品を挟み込んだ状態の保持にはピンとボールロックのロック機構により、段階的ではなく商品の厚みにあわせた最適な位置で固定できるようにして商品の厚みの違いに対応している。また、ピンヘッドがピンを中心に回転しないように回り止めを設けている。商品が外された時にはセンサスイッチが動作して検出する。
上述のように本考案のセンサでは、商品にピンを刺す必要がないため商品価値を下げてしまう恐れがなく靴等の革製品にも取り付けが可能であり、より広範囲な商品への取り付けを可能としている。ピンヘッドはボールロック機構で固定するために商品の厚みに合わせて最適な位置で固定することが可能であり、このことも取り付け可能な商品の拡大に貢献する。ピンヘッドの回転防止を設けることにより、使用中にピンヘッドがピンを中心に回転してしまうことによる商品からのセンサ外れやセンサスイッチが誤検出してしまうことを回避することにより誤アラームの発生を軽減できる。商品を本考案のセンサから無理やり引き抜いた場合にはピンヘッドにあるセンサスイッチの逃げによりセンサスイッチが確実に動作し、商品が外されたことを検出できる。
ピン式盗難防止用センサ(自鳴式タグ)例の図である。 クリップ式盗難防止用センサ(自鳴式タグ)例の図である。 マグネットロック式盗難防止用センサ(自鳴式タグ)例の図である。 アタッチメント式盗難防止用センサ(自鳴式タグ)例の図である。 クリップ式の商品取り付け動作の説明図である。 本考案の商品取り付け動作の説明図である。 ボールロック機構の動作説明図である。 本考案のピン固定挟み込み式センサ例の図である。 ピンを中心にピンヘッドが回転してしまう状況の説明図である。(上面図) 本考案のピン固定挟み込み式センサ例の構成図である。(側面断面図) 本考案のピン固定挟み込み式センサ例の商品取り付け図である。(側面断面図) 本考案のピン固定挟み込み式センサ例のセンサスイッチが動作した時の図である。(側面断面図) 本考案を係留式盗難防止用センサに使用した例の図である。 本考案をワイヤタイプ盗難防止用タグのアタッチメントとした例の図である。 本考案を自鳴式盗難防止用タグと一体化してピン固定挟み込み式の自鳴式タグとした例の図である。
本考案のピン固定挟み込み式センサは、筐体に商品を検出するセンサスイッチとピンを固定するためのボールロック機構が納められているセンサ本体と、商品を挟み込み固定するためのピンを持つピンヘッドから構成される。商品を挟み込む部分にはゴム等の滑り止めを取り付けるとともに、より密着度を強くするためにセンサ本体表面に凸を設けて商品を抜けにくくしている。本考案のピン固定挟み込み式センサは、自鳴式タグとして一体化する形態やケーブルにて他機と接続する形態とすることが可能である。また、取り付ける商品の厚みに幅広く対応するためにピンヘッドのピンの長さを変更することも可能である。
以下、添付図面に従って実施例を説明する。図1はピン式盗難防止用センサ(ここでは自鳴式タグ)の構成であり、ピン式盗難防止用自鳴式タグ1に布等の商品を貫通させたピン2を取り付けて商品を固定する。
図2はクリップ式盗難防止用センサ(ここでは自鳴式タグ)の構成であり、盗難防止用自鳴式タグ3にクリップ機構部4が取り付けられており、商品挟み込み部5の間に商品を挟むため商品に穴を開けることなく固定できる。
図3はマグネットロックタグ式盗難防止用センサ(ここでは自鳴式タグ)の構成であり、マグネットロック式盗難防止用自鳴式タグ6と固定部9の間に商品を挟み、磁力により吸着させるので商品に穴を開けることなく固定できる。
図4はアタッチメント式盗難防止用センサ(ここでは自鳴式タグ)の構成であり、自鳴式タグ10にアタッチメントを取り付けるホルダー11が取り付けられている。アタッチメント12をホルダー11へ取り付けて自鳴式タグ10とアタッチメント12で商品を挟み込むが、アタッチメント12の位置固定はラチェット13の歯の間隔により決まるため、自由な位置ではなく段階的な固定となってしまう。
図5はクリップ式の動作説明図であり、支点14を中心にしてクリップ固定側15に対してクリップ可動側16が円弧動作で挟み込むため、挟み込む商品の厚みにより挟んでいる時の状態が変化してしまう。薄手の商品17に対して厚手の商品18の場合には商品固定箇所19から商品を押し出す力20が大きくなり商品が外れやすくなったり、クリップ機構の構造によってはクリップ機構自体が変形してしまい動作不良となってしまうことがある。
図6は本考案のピン固定挟み込み式センサの動作説明図であり、商品の挟み込み動作は挟み込む商品の厚みに関係なく商品固定箇所19全体で平行移動となるため、商品を押し出す力は発生せず、厚みの異なる商品でも同じ状態で固定することが可能である。
図7はボールロックの動作である。ボールロック自体は本考案ではないがピンを最適な位置で固定するために重要な役割を担っているため、最適な位置で固定できる動作を説明する。「ピンなし」の状態ではスプリング25により可動部24が可動部に加わる力の方向29に示す矢印の方向に押されており金属ボール23は金属ボールに働く力27の矢印の方向に押されて固定部26に接している。「ピン挿入時」にはピンを動かす方向30の矢印方向にピン28が動くことにより金属ボール23が金属ボール
に働く力27の方向に押され可動部24もスプリング25を圧縮しながら可動部に加わる力の方向29に示す矢印の方向に移動しピン28が挿入できる。ピンが最適な位
置で停止すると「ピン取り付け(固定)時」の状態となり、スプリング25で可動部24を可動部に加わる力の方向29に示す矢印の方向に押すことにより金属ボールが固定部26に沿って上昇し金属ボールに働く力27の矢印の方向に押されてピンを締める方向に動き金属ボールを固定している箇所31によりピン28が抜けないように金属ボール23がピン28を締めるように維持している。ピンを抜く時は解除用磁石32を用いて「ピン解除時」の状態にする。解除用磁石32により金属ボール23を吸着して金属ボール23が磁石により吸着される方向29に示す矢印の方向に移動することにより可動部24もスプリング25を圧縮しながら一緒に動く。この動作により金属ボールが稼働できるスペース34が発生し、ピン28は金属ボール23による固定がなくなりピンを動かす方向30に抜くことが可能となる。これらの一連の動作により本考案のピンヘッドを商品の厚みに対して最適(自由)な位置で固定することが可能となっている。
図8は本考案のピン固定挟み込み式センサの実施例である。センサ本体35にはセンサスイッチ36とピン挿入口38とピンヘッドの回転防止用のリブ39または段差43があり、挟み込む商品を抜けにくくするための滑り止め40が取り付けられている。ピンヘッド41にはピン42が簡単に抜けないように取り付けられている。
図9はピンヘッド41がピン42を中心に回転してしまうことを示した図であり、センサ本体35からずれることにより取り付けていた商品が外れたり誤アラームが発生したりする。悪意のある者がアラームを発生させずに商品を抜き取ることを容易にさせてしまう恐れがあるのでピンヘッドの回転防止策が必要となる。
図10は本考案のピン固定挟み込み式センサの側面の断面図である。センサ本体は筐体46にボールロック21とセンサスイッチ36が実装された基板37が納められており、外部の防犯機器と接続するためのケーブル48がある。ピンヘッドの回転防止として回転防止リブ39を設けている例と筐体46に回転防止用段差43を設けている例である。ピンヘッド41にはセンサスイッチの逃げ45があり、ピン42が容易に抜けないように取り付けられている。ピンヘッド側の回転防止対応は回転防止リブ39と嵌合する溝47を持つか回転防止用段差43にてピンヘッドの回転を防止している。また、商品を挟み込む部分には商品が抜けにくくなるように滑り止め40が凸44の上に取り付けてある。
図11は本考案のピン固定挟み込み式センサに商品を取り付けた時の側面断面図である。商品49によりセンサスイッチ36が押された状態を保持することにより接続された外部の盗難防止装置へ商品が取り付けられたことを知らせる。
図12は取り付けられた商品49を引き抜いた時の側面の断面図であり、センサスイッチ36がピンヘッド41のセンサスイッチ逃げ45により動作し、接続された盗難防止装置へ商品が外されたことを知らせる。
図13は本考案のピン固定挟み込み式センサを商品49に取り付けている状態図である。ケーブルは係留式盗難防止装置に取り付けるため、ケーブル先端をミニプラグ50とした例である。
図14は本考案のピン固定挟み込み式センサを商品49に取り付けている状態図である。取り付けケーブルはワイヤタイプの自鳴式タグに取り付け可能なように先端がワイヤピン51となっており、ワイヤタイプの自鳴式タグに直接取り付け可能にした例である。
図15は本考案のピン固定挟み込み式センサを自鳴式タグと一体化した例である。自鳴式タグ51はスイッチ検出タイプのタグであり、ピンヘッドのピンを固定する機構が納められている。自鳴式タグが監視開始(セット)後に商品が抜かれる等でセンサスイッチが動作した場合と防犯ゲートの呼び掛け信号を受信した時に自鳴式タグ51自体がアラームを発生する。
1 ピン式盗難防止用自鳴式タグ
2 ピン
3 クリップ式盗難防止用自鳴式タグ
4 クリップ機構部
5 商品挟み込み部
6 マグネットロック式盗難防止用自鳴式タグ
7 センサスイッチ
8 固定部吸着用金属板(タグ筐体内)
9 固定部
10 アタッチメント式自鳴式タグ
11 アタッチメント用ホルダー
12 挟み込み用アタッチメント
13 固定用ラチェット
14 支点
15 クリップ固定側
16 クリップ可動側
17 薄手の商品
18 厚手の商品
19 商品固定箇所
20 商品を押し出す力
21 ボールロック
22 ピン
23 金属ボール
24 可動部
25 スプリング
26 固定部
27 金属ボールに働く力
28 ピン
29 可動部に加わる力の方向
30 ピンを動かす方向
31 金属ボールを固定している箇所
32 解除用磁石
33 金属ボールが磁石により吸着される方向
34 磁石の吸着により発生した金属ボールが可動できるスペース
35 センサ本体
36 センサスイッチ
37 基板
38 ピン挿入穴
39 ピンヘッド回り止めリブ
40 滑り止め
41 ピンヘッド
42 ピン
43 位置決め用段差
44 凸
45 センサスイッチ逃げ
46 筐体(センサ本体)
47 回り止め用リブ嵌合溝
48 接続ケーブル
49 商品
50 係留式盗難防止装置接続プラグ
51 自鳴式盗難防止用タグ接続用ワイヤピン
52 自鳴式盗難防止用タグ

Claims (5)

  1. 布、革等の商品を挟み込むことにより取り付ける構造であり、挟み込むお互いの面が平行を保った状態で移動し、商品の厚みに応じて連続する自由な位置で固定できることを特徴とする盗難防止用センサ。
  2. 商品を挟み込んだ状態の保持にピンとボールロックを使用することを特徴とする 請求項1に記載の盗難防止用センサ。
  3. ピンヘッドがピンを中心に回転してしまうことを防止する手段を持つことを特徴とする請求項1に記載の盗難防止用センサ。
  4. 挟み込んだ商品をスイッチにて検出することを特徴とする請求項1に記載の盗難防止用センサ。
  5. ピンヘッドにスイッチの逃げがあることを特徴とする請求項1に記載の盗難防止用センサ。
JP2023001697U 2023-05-18 2023-05-18 ピンの固定による挟み込み式盗難防止用センサ Active JP3243542U (ja)

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