JP3243109B2 - スペクトラム拡散無線通信方式 - Google Patents
スペクトラム拡散無線通信方式Info
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Description
スペクトラム拡散無線通信方式に関する。
信方式としてスペクトラム拡散通信があり、処理利得を
一定にしたまま情報伝送速度を高速にする方法として複
数の拡散符号でスペクトラム拡散を行う方法が特開昭6
3−283246に開示されている。図9は従来の複数
の拡散符号を用いるスペクトラム拡散通信方式を説明す
る図である。同図において、9Aは無線送信局、9Bは
無線受信局である。まず、無線送信局の構成を説明する
と、9−1は伝送すべき情報信号、9−2は直/並列変
換回路、9−3−1〜9−3−nはスペクトラム拡散回
路、9−4は合成回路、9−5は送信機、9−6は送信
アンテナである。次に無線受信局9Bの構成を説明する
と、9−7は受信アンテナ、9−8は受信機、9−9−
1〜9−9−nはスペクトラム逆拡散回路、9−10−
1〜9−10−nは復調回路、9−11は並/直列変換
回路、9−12は復調信号である。
について説明する。無線送信局9Aでは、情報信号9−
1が直/並列変換回路9−2に入力され、各々同一の情
報量を有しかつ元の信号9−1の1/nの伝送速度を有
するn個の並列な信号S1〜Snに変換される。この直/
並列変換回路9−2のn個の出力信号S1〜Snは、それ
ぞれ、スペクトラム拡散回路9−3−1〜9−3−nに
入力され、各々異なった拡散符号が乗じられ、スペクト
ラム拡散のなされたn個の信号SS1〜SSnに変換され
る。このようにしてスペクトラム拡散のなされたn個の
信号SS1〜SSnは合成回路9−4によって合成された
後、送信機9−5によりアンテナ9−6を介して送信さ
れる。
テナ9−7を介し受信機9−8によって受信され、この
受信信号がn個のスペクトラム逆拡散回路9−9−1〜
9−9−nに入力される。そして、これらのスペクトラ
ム逆拡散回路9−9−1〜9−9−nにより、無線送信
局6Aのスペクトラム拡散回路9−3−1〜9−3−n
において使用したのと同じ拡散符号を用いたスペクトラ
ム逆拡散が行われ、この結果得られるn個の出力信号が
それぞれ復調回路9−10−1〜9−10−nによって
復調される。そして、n個の復調回路9−10−1〜9
−10−nの出力信号は並/直列変換回路9−11に入
力され、この並/直列変換回路9−11では、前記直/
並列変換回路9−2で行われた逆の手順によりn個の並
列な信号が直列な信号に合成され、復調信号9−12と
して出力される。
示す図である。同図において、(a)はスペクトラム拡
散回路9−3−1〜9−3−nの入力信号S1〜Snの
スペクトラム、(b)はスペクトラム拡散回路9−3−
1〜9−3−nの出力信号SS1〜SSnのスペクトラ
ム、(c)は合成回路9−4の出力信号のスペクトラム
である。ここで、直/並列変換されたn個の信号は、ス
ペクトラム拡散される前の周波数帯域幅が等しく、スペ
クトラム拡散された後の周波数帯域幅も等しいので、ス
ペクトラム拡散を行うことによって得られる利得、すな
わち処理利得も等しい。
従来のスペクトラム拡散無線通信方式において、情報信
号を構成する各信号は、各々の所要品質に関係なく同一
条件で伝送される。
求されるビット誤り率、シンボル誤り率、フレーム誤り
率等の所要品質は、伝送すべき情報信号の構成する各信
号の種類によって異なる場合が多々ある。このため、全
ての信号について所要品質を満たした条件で伝送を行う
ことが困難になるといった事態が生じる。
れたものであり、複数の情報信号を各々の所要品質に見
合った形態で伝送するスペクトラム拡散無線通信方式を
提供することを目的としている。
め、本発明では、無線送信局において、複数の情報信号
に対しスペクトラム拡散を施した後、所要の品質に応じ
た電力に調整し、この電力調整のされた信号を合成して
送信する。
散無線通信方式において、無線送信局は、伝送速度がV
1,V2,…,Vn(nは2以上の整数)である異なる所
要品質を有するn個の情報信号に対し、V1・K1=V2
・K2=……=Vn・Knなる条件を満足する拡散率K1,
K2,…,Kn (≠1)を各々有する各拡散符号を各々乗
じることによりスペクトラム拡散のなされたn個の信号
(SS 1 〜SS n )を各々生成し、これらのスペクトラム
拡散のなされた各信号(SS 1 〜SS n )の電力を、前記
所要品質が高い信号は高い送信電力を有し前記所要品質
が低い信号は低い送信電力を有するように調整し、この
電力の調整された各信号(SA 1 〜SA n )を合成し同一
周波数帯の無線信号として送信する。そして、無線受信
局は、前記無線送信局から受信した無線信号に対し、前
記複数の拡散符号を用いたスペクトラム逆拡散を各々施
す。
線通信方式において、無線送信局は、伝送すべき情報信
号を伝送速度がV1,V2,…,Vnである異なる所要品
質を有するn個(nは2以上の整数)の情報信号に分割
し、この分割された各情報信号に対し、相互に異なった
n種類の拡散符号であって、V1・K1=V2・K2=……
=Vn・Knなる条件を満足する拡散率K1,K2,…,K
n (≠1)を各々有する各拡散符号を各々乗じることに
よりスペクトラム拡散のなされたn個の信号(SS 1 〜
SS n )を各々生成し、これらのスペクトラム拡散のな
された各信号(SS 1 〜SS n )の電力を、前記所要品質
が高い信号は高い送信電力を有し前記所要品質が低い信
号は低い送信電力を有するように調整し、この電力の調
整された各信号(SA 1 〜SA n )を合成し同一周波数帯
の無線信号として送信する。そして、無線受信局は、前
記無線送信局から受信した無線信号に対し、前記複数の
各拡散符号を用いたスペクトラム逆拡散を各々施し、こ
れらのスペクトラム逆拡散の結果得られる各信号を復調
し、この復調により得られた各信号を、前記無線送信局
において前記情報信号を分割した手順と逆の手順に従っ
て合成する。
によれば、無線送信局に供給された異なる所要品質を有
する各情報信号はそれらの伝送速度に反比例した拡散率
でスペクトラム拡散が行われた後、各々の電力が、前記
所要品質が高い信号は高い送信電力を有し前記所要品質
が低い信号は低い送信電力を有するように調整され、こ
の電力の調整された各信号が合成され同一周波数帯の無
線信号として送信される。このスペクトラム拡散無線方
式によれば、送信電力および拡散率の両方を変えること
により、各信号の所要品質に見合った条件での伝送を行
うことができる。
方式によれば、無線送信局に供給された各情報信号は各
々所定の伝送速度V1〜Vnを有する異なる所要品質を有
するn個の情報信号に分割される。そして、分割された
各情報信号は各々の伝送速度に反比例した拡散率でスペ
クトラム拡散が行われた後、各々の電力が、前記所要品
質が高い信号は高い送信電力を有し前記所要品質が低い
信号は低い送信電力を有するように調整され、この電力
の調整された各信号が合成され同一周波数帯の無線信号
として送信される。このスペクトラム拡散無線方式によ
れば、送信電力および拡散率の両方を変えることによ
り、各信号の所要品質に見合った条件での伝送を行うこ
とができる。
説明する。 A.第1実施例 (1)実施例の構成 図1は本発明の第1実施例の構成を示すブロック図であ
る。同図において、1Aは無線送信局、1Bは無線受信
局である。無線送信局1Aにおいて、1−1は伝送すべ
き情報信号、1−2は直/並列変換回路、1−3−1〜
1−3−nはスペクトラム拡散回路、1−4−1〜1−
4−nは送信電力制御回路、1−5は合成回路、1−6
は送信機、1−7は送信アンテナである。また、無線受
信局1Bにおいて、1−9は受信アンテナ、1−10は
受信機、1−10−1〜1−10−nはスペクトラム逆
拡散回路、1−11−1〜1−11−nは復調回路、1
−12は並/直列変換回路、1−13は復調信号であ
る。
わすものであり、同図において、(a)はスペクトラム
拡散回路1−3−1〜1−3−nの各入力信号S1〜Sn
のスペクトラム、(b)はスペクトラム拡散回路1−3
−1〜1−3−nの各出力信号SS1〜SSnのスペクト
ラム、(c)は送信電力制御回路1−4−1〜1−4−
nの出力信号のスペクトラム、(d)は合成回路1−5
の出力信号のスペクトラムである。以下、前掲図1に加
えてこの図2を参照し、本実施例の動作を説明する。
/並列変換回路1−2によって伝送速度が等しいn個の
情報信号S1〜Snに分割される。これらの情報信号S1
〜Snは、各々の伝送速度が等しいので同じ周波数帯域
幅を有する。各情報信号S1〜Snは、各々、スペクトラ
ム拡散回路1−3−1〜1−3−nに入力され、相互に
異なる拡散符号を用いたスペクトラム拡散が行われる。
ここで、各拡散符号は拡散率の等しいものが用いられる
ため、各スペクトラム拡散回路1−3−1〜1−3−n
から、全く同一の周波数帯域幅にスペクトラム拡散され
た信号SS1〜SSnが得られる。
のなされたn個の信号SS1〜SSnは送信電力制御回路
1−4−1〜1−4−nによって各々の電力が制御され
る。この結果、所要品質の高い信号(例えば図2では信
号SS1)は高い送信電力を有する信号(例えば信号S
A1)となって出力され、所要品質の低い信号(例えば
図2では信号SSn)は低い送信電力を有する信号(例
えば信号SAn)となって出力される。そして、送信電
力制御回路1−4−1〜1−4−nの各出力信号が合成
回路1−5によって合成された後、送信機1−6に供給
され、送信アンテナ1−7から同一周波数帯の無線信号
として送信される。
n個の逆拡散回路1−10−1〜1−10−nに入力さ
れ、これらの逆拡散回路では無線送信局1Aと同じ拡散
符号で逆拡散が行われ、この結果得られるn個の出力信
号は各々復調回路1−11−1〜1−11−nに入力さ
れる。そして、復調回路1−11−1〜1−11−nの
各出力信号は、並/直列変換回路1−12によって直列
信号に変換され、復調信号として出力される。
る。同図において、3Aは無線送信局、3Bは無線受信
局である。無線送信局3Aにおいて、3−1は伝送すべ
き情報信号、3−2は信号分割回路、3−3−1〜3−
3−nはスペクトラム拡散回路、3−4−1〜3−4−
nは送信電力制御回路、3−5は合成回路、3−6は送
信機、3−7は送信アンテナである。また、無線受信局
3Bにおいて、3−9は受信アンテナ、3−10は受信
機、3−10−1〜3−10−nはスペクトラム逆拡散
回路、3−11−1〜3−11−nは復調回路、3−1
2は信号合成回路、3−13は復調信号である。本実施
例の構成は以下の点において上記第1実施例のものと異
なっている。
1−2および並/直列変換回路1−12が信号分割回路
3−2および信号合成回路3−12に置き換えられてい
る点。 b.スペクトラム拡散回路3−3−1〜3−3−nにお
いて、必要に応じて拡散率の異なった拡散符号を使用す
るようにした点。
における信号分割回路3−2が行う信号分割処理を説明
する図である。この信号分割処理では、一定時間毎に、
その時間内に入力された情報信号(図4(a))を複数
の情報信号D1〜Dnに分割する(図4(b))。そし
て、これらの情報信号D1〜Dnを各々の情報量に拘わら
ず一定時間内に出力する(図4(c))。従って、分割
された各情報信号のうち情報量の多い情報信号は高い伝
送速度で出力され、情報量の少ない情報信号は低い伝送
速度で出力されることとなる。本実施例における信号分
割回路3−2は以上のような処理を行うことにより情報
信号3−1を各々伝送速度がV1〜Vnである複数の情報
信号S1〜Snに分割するものである。
成例を示す。同図において、5−1は直/並列変換回
路、5−2は合成回路である。伝送速度が3a(bp
s)で表される信号を2a(bps)である信号とa
(bps)で表される信号とに分割する場合を示す。情
報信号は直/並列変換回路5−1に入力され、伝送速度
がa(bps)で表される3つの信号に変換され、その
3つの信号のうち2つの信号は合成回路5−2に入力さ
れ、伝送速度が2a(bps)で表される信号に合成さ
れる。
わすものであり、同図において、(a)はスペクトラム
拡散回路3−3−1〜3−3−nの各入力信号S1〜Sn
のスペクトラム、(b)はスペクトラム拡散回路3−3
−1〜3−3−nの各出力信号SS1〜SSnのスペクト
ラム、(c)は送信電力制御回路3−4−1〜3−4−
nの出力信号のスペクトラム、(d)は合成回路3−5
の出力信号のスペクトラムである。以下、前掲図3に加
えてこの図6を参照し、本実施例の動作を説明する。
号分割回路3−2によって伝送速度がV1,V2,…,V
n で表されるn個の情報信号S1〜Snに分割される。こ
れらの情報信号S1〜Snは、各々の伝送速度に応じた周
波数帯域幅を有する。例えば図6(a)においては、情
報信号S1は低い伝送速度で出力されたものであり、こ
のため周波数帯域幅が狭くなっている。これに対し、情
報信号Snは高い伝送速度で出力されたものであり、こ
のため周波数帯域幅が広くなっている。
信号S1〜Snは、各々、スペクトラム拡散回路3−3−
1〜3−3−nに入力される。そして、各信号S1〜Sn
に対し、相互に異なる拡散符号を用いたスペクトラム拡
散が行われるのであるが、伝送速度が高く、周波数帯域
幅の広い情報信号(例えば図6では信号Sn)に対して
は拡散率の低い拡散符号を使用したスペクトラム拡散が
なされる。これに対し、伝送速度が低く、周波数帯域幅
の狭い情報信号(例えば図6では信号S1)に対しては
拡散率の高い拡散符号を使用したスペクトラム拡散がな
される。より厳密に述べると、伝送速度V1〜Vnを有す
る各情報信号S1〜Snに対し、上記条件V1×K1=V2
×K2=…=Vn×Knを満足する拡散率K1〜Knの拡散
符号を用いたスペクトラム拡散がなされる。この結果、
各スペクトラム拡散回路3−3−1〜3−3−nから、
全く同一の周波数帯域幅にスペクトラム拡散された信号
SS1〜SSnが得られる。
ム拡散された信号SS1〜SSnの伝送速度は拡散される
前の信号S1〜Snの伝送速度V1〜Vnと各々に適用され
る拡散率K1〜Knの積として表される。従って、スペク
トラム拡散された後の信号SSiの伝送速度はVi×Ki
と表されるが、V1×K1=V2×K2=…=Vn×Knであ
るのでn個のスペクトラム拡散回路3−3−1〜3−3
−nの出力信号SS1〜SSnの伝送速度は全て等しくな
る。
のなされたn個の信号SS1〜SSnは、上記第1実施例
と同様、送信電力制御回路3−4−1〜3−4−nによ
って各々の電力が制御される。図6においては、信号S
S1が高い送信電力を有する信号SA1として出力され、
信号SSnが低い送信電力を有する信号SAnとして出力
される様子が例示されている。そして、送信電力制御回
路1−4−1〜1−4−nの各出力信号が合成回路1−
5によって合成された後、送信機1−6に供給され、送
信アンテナ1−7から同一周波数帯の無線信号として送
信される。
n個の逆拡散回路3−10−1〜3−10−nに入力さ
れ、これらの逆拡散回路では無線送信局3Aと同じ拡散
符号で逆拡散が行われ、この結果得られるn個の出力信
号は各々復調回路3−11−1〜3−11−nに入力さ
れる。そして、復調回路3−11−1〜3−11−nの
各出力信号は、信号合成回路3−12に入力され、この
信号合成回路3−12では、前記信号分割回路3−2で
行われた逆の手順で信号が合成され、復調信号として出
力される。
力の調整と拡散率の設定を併用することにより各信号を
各々の所要品質を満たす形態で送信するものである。 C.第3実施例 (1)実施例の構成 図7は本発明の第3実施例の構成を示すブロック図であ
る。同図において、7Aは無線送信局、7Bは無線受信
局である。無線送信局7Aにおいて、7−1−1〜7−
1−nは各々伝送すべき情報信号、7−2−1〜7−2
−nは直接拡散回路、7−3−1〜7−3−nは送信電
力制御回路、7−4は合成回路、7−5は送信機、7−
6は送信アンテナである。また、無線受信局7Bにおい
て、7−7は受信アンテナ、7−8は受信機、7−9−
1〜7−9−nは逆拡散回路、7−10−1〜7−10
−nは復調回路、7−11−1〜7−11−nは各々復
調信号である。
トラム拡散を行ったが、本実施例において、無線送信局
7Aは伝送速度がV1〜Vnである複数の情報信号7−1
−1〜7−1−nを受け付け、これらに対し、各々の伝
送速度に反比例した拡散率の拡散符号を用いたスペクト
ラム拡散を施して伝送する。また、無線受信局7Bは、
無線送信局7Aからの受信信号に無線送信局側と同じ拡
散符号によるスペクトラム逆拡散を施し、復調信号5−
11−1〜5−11−nを出力する。すなわち、送信側
での情報信号の分割および受信側での復調信号の合成を
行わない点のみが上記第2実施例と相違しており、他の
点は上記第2実施例と全く同様である。図8は無線送信
局7Aの各部の信号のスペクトラムを表わすものであ
り、同図において、(a)は情報信号7−1−1〜7−
1−nのスペクトラム、(b)は直接拡散回路7−2−
1〜7−2−nの各出力信号SS1〜SSnのスペクトラ
ム、(c)は送信電力制御回路7−3−1〜7−3−n
の出力信号のスペクトラム、(d)は合成回路7−4の
出力信号のスペクトラムである。
囲はこれに限定されるものではなく、例えば以下のよう
な変形も可能である。
伝送速度がV1〜Vnである複数の情報信号7−1−1〜
7−1−nを受け付け、これらに対し、各々の伝送速度
に反比例した拡散率の拡散符号を用いたスペクトラム拡
散を施して伝送したが、同一の伝送速度で複数の情報信
号を受け取り同一の拡散率でスペクトラム拡散を施し、
送信電力のみを所要品質に合せて調整し送信してもよ
い。 上記各実施例では、スペクトラム拡散回路および逆ス
ペクトラム拡散回路をベースバンド帯で構成する例につ
いて説明したが、中間周波数帯の回路においても同等の
効果が得られる。
スペクトラム拡散後の複数の信号を各々の所要品質を考
慮した送信電力に調整し送信するようにしたので、所要
品質の異なった各情報信号を各々の所要品質に満たすよ
うに伝送することができるという効果がある。
散無線通信方式を説明するブロック図である。
を示す図である。
散無線通信方式を説明するブロック図である。
る図である。
す図である。
を示す図である。
散無線通信方式を説明するブロック図である。
を示す図である。
説明する図である。
において各部の信号のスペクトラムを表わす図である。
信アンテナ、 1−8……受信アンテナ、1−9……受信機、 1−10−1〜1−10−n……逆拡散回路、 1−11−1〜1−11−n……復調回路、 1−12……並/直列変換回路、1−13……復調信
号。
Claims (2)
- 【請求項1】 無線送信局は、 伝送速度がV1,V2,…,Vn(nは2以上の整数)で
ある異なる所要品質を有するn個の情報信号に対し、 V1・K1=V2・K2=……=Vn・Kn なる条件を満足する拡散率K1,K2,…,Kn (≠1)
を各々有する各拡散符号を各々乗じることによりスペク
トラム拡散のなされたn個の信号(SS 1 〜SS n )を各
々生成し、 これらのスペクトラム拡散のなされた各信号(SS 1 〜
SS n )の電力を、前記所要品質が高い信号は高い送信
電力を有し前記所要品質が低い信号は低い送信電力を有
するように調整し、 この電力の調整された各信号(SA 1 〜SA n )を合成し
同一周波数帯の無線信号として送信し、 無線受信局は、 前記無線送信局から受信した無線信号に対し、前記複数
の拡散符号を用いたスペクトラム逆拡散を各々施すこと
を特徴とするスペクトラム拡散無線通信方式。 - 【請求項2】 無線送信局は、 伝送すべき情報信号を伝送速度がV1,V2,…,Vnで
ある異なる所要品質を有するn個(nは2以上の整数)
の情報信号に分割し、 この分割された各情報信号に対し、相互に異なったn種
類の拡散符号であって、 V1・K1=V2・K2=……=Vn・Kn なる条件を満足する拡散率K1,K2,…,Kn (≠1)
を各々有する各拡散符号を各々乗じることによりスペク
トラム拡散のなされたn個の信号(SS 1 〜SS n )を各
々生成し、 これらのスペクトラム拡散のなされた各信号(SS 1 〜
SS n )の電力を、前記所要品質が高い信号は高い送信
電力を有し前記所要品質が低い信号は低い送信電力を有
するように調整し、 この電力の調整された各信号(SA 1 〜SA n )を合成し
同一周波数帯の無線信号として送信し、 無線受信局は、 前記無線送信局から受信した無線信号に対し、前記複数
の各拡散符号を用いたスペクトラム逆拡散を各々施し、 これらのスペクトラム逆拡散の結果得られる各信号を復
調し、 この復調により得られた各信号を、前記無線送信局にお
いて前記情報信号を分割した手順と逆の手順に従って合
成することを特徴とするスペクトラム拡散無線通信方
式。
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