JP3240408B2 - ヒートシンク - Google Patents
ヒートシンクInfo
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- H01L23/34—Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
- H01L23/36—Selection of materials, or shaping, to facilitate cooling or heating, e.g. heatsinks
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- H01L23/3672—Foil-like cooling fins or heat sinks
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- H01L23/34—Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
- H01L23/40—Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CPUやペルチェ素
子等の発熱する電子部品の放熱面に取り付けてその熱を
吸収し、空気中に放熱するヒートシンクに関するもので
ある。
子等の発熱する電子部品の放熱面に取り付けてその熱を
吸収し、空気中に放熱するヒートシンクに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のヒートシンクは、アルミニウムを
押し出し成形して製造されたものであった。
押し出し成形して製造されたものであった。
【0003】そのため、冷却フィンの高さを高くするこ
とができないだけでなく、その間隔も狭くすることがで
きず、放熱効果を高くすることができないという問題点
があった。
とができないだけでなく、その間隔も狭くすることがで
きず、放熱効果を高くすることができないという問題点
があった。
【0004】また、電子部品の放熱面に従来のヒートシ
ンクを接着剤を使用して接着すると、放熱面とヒートシ
ンクの熱膨張率の差により電子部品が割れて破損すると
いうという問題点があった。
ンクを接着剤を使用して接着すると、放熱面とヒートシ
ンクの熱膨張率の差により電子部品が割れて破損すると
いうという問題点があった。
【0005】そこで、電子部品の放熱面にヒートシンク
を添着すると、電子部品の放熱面は一見すると平滑なよ
うに見えるが、微妙なうねりがあり、ヒートシンクとの
間に隙間が生じて、放熱効果が悪くなるという問題点が
あった。
を添着すると、電子部品の放熱面は一見すると平滑なよ
うに見えるが、微妙なうねりがあり、ヒートシンクとの
間に隙間が生じて、放熱効果が悪くなるという問題点が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
前記従来のヒートシンクが有する問題点を解決し、放熱
効果が高いだけでなく、熱膨張率の差による電子部品の
割れの問題がなく、しかも簡単に製造できるヒートシン
クを提供することを課題とする。
前記従来のヒートシンクが有する問題点を解決し、放熱
効果が高いだけでなく、熱膨張率の差による電子部品の
割れの問題がなく、しかも簡単に製造できるヒートシン
クを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明で
は、金属板の下端を折り曲げてL字形に形成し、折り曲
げた部分を集熱部とした複数の冷却フィンと、冷却フィ
ンと冷却フィンの間に設けられ、冷却フィンどうしの間
隔を保つと共に冷却フィンの集熱部を電子部品の放熱面
に押圧する複数のスペーサとを有し、前記冷却フィンと
前記スペーサがこれらを重ねた部分を貫通する連結棒に
より連結されたヒートシンクとした。
は、金属板の下端を折り曲げてL字形に形成し、折り曲
げた部分を集熱部とした複数の冷却フィンと、冷却フィ
ンと冷却フィンの間に設けられ、冷却フィンどうしの間
隔を保つと共に冷却フィンの集熱部を電子部品の放熱面
に押圧する複数のスペーサとを有し、前記冷却フィンと
前記スペーサがこれらを重ねた部分を貫通する連結棒に
より連結されたヒートシンクとした。
【0008】前記構造とすれば、電子部品の放熱面にう
ねりがあっても、その状態に応じてヒートシンクが変形
でき、放熱面に馴染むので、冷却フィンの集熱部が電子
部品の放熱面に添うようになる。
ねりがあっても、その状態に応じてヒートシンクが変形
でき、放熱面に馴染むので、冷却フィンの集熱部が電子
部品の放熱面に添うようになる。
【0009】請求項2記載の発明のように、請求項1記
載の構成に加え、冷却フィンの放熱部に、突起を形成す
ることが好ましい。
載の構成に加え、冷却フィンの放熱部に、突起を形成す
ることが好ましい。
【0010】前記のように冷却フィンの放熱部に突起を
形成すれば、空気との接触面が増えて、放熱効果が高く
なるだけでなく、例え冷却フィンが熱により反って変形
しても冷却フィンどうしの間隔を保てるようになる。
形成すれば、空気との接触面が増えて、放熱効果が高く
なるだけでなく、例え冷却フィンが熱により反って変形
しても冷却フィンどうしの間隔を保てるようになる。
【0011】請求項3記載の発明のように、請求項1又
は2記載の構成に加え、スペーサの側面に凸部を形成
し、冷却フィンの前記スペーサの凸部と対応する位置
に、前記スペーサの凸部が嵌入する孔を形成することが
好ましい。
は2記載の構成に加え、スペーサの側面に凸部を形成
し、冷却フィンの前記スペーサの凸部と対応する位置
に、前記スペーサの凸部が嵌入する孔を形成することが
好ましい。
【0012】前記構造とすれば、スペーサと冷却フィン
が固定され、スペーサにかかる押圧力がそのまま冷却フ
ィンにかかるようになり、より一層冷却フィンの集熱部
が電子部品の放熱面に添うようになる。
が固定され、スペーサにかかる押圧力がそのまま冷却フ
ィンにかかるようになり、より一層冷却フィンの集熱部
が電子部品の放熱面に添うようになる。
【0013】請求項4記載の発明では、請求項1,2又
は3記載の構成に加え、スペーサを弾性部材を介して取
付具で電子部品側に押圧し、冷却フィンの集熱部を電子
部品の放熱面に添わせるようにしたものとした。
は3記載の構成に加え、スペーサを弾性部材を介して取
付具で電子部品側に押圧し、冷却フィンの集熱部を電子
部品の放熱面に添わせるようにしたものとした。
【0014】前記構造とすれば、どのスペーサにも万遍
なく押圧力がかかるようになり、冷却フィンの集熱部が
電子部品の放熱面に添いやすくなる。
なく押圧力がかかるようになり、冷却フィンの集熱部が
電子部品の放熱面に添いやすくなる。
【0015】請求項5記載の発明では、請求項1,2又
は3記載の構成に加え、連結棒の下に弾性部材を設け、
連結棒を取付具で押圧することによりスペーサを弾性部
材を介して押圧し、冷却フィンの集熱部を電子部品の放
熱面に添わせるようにしたものとした。
は3記載の構成に加え、連結棒の下に弾性部材を設け、
連結棒を取付具で押圧することによりスペーサを弾性部
材を介して押圧し、冷却フィンの集熱部を電子部品の放
熱面に添わせるようにしたものとした。
【0016】前記構造とすれば、どのスペーサにも万遍
なく押圧力がかかるようになり、冷却フィンの集熱部が
電子部品の放熱面に添いやすくなる。
なく押圧力がかかるようになり、冷却フィンの集熱部が
電子部品の放熱面に添いやすくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図5に基づき説明する。
1〜図5に基づき説明する。
【0018】尚、図1〜図3は、この発明の第1実施例
を示しており、図4及び図5は、この発明の第2実施例
を示している。
を示しており、図4及び図5は、この発明の第2実施例
を示している。
【0019】先ず、第1実施例について説明する。図1
は電子部品であるペルチェ素子に、この発明のヒートシ
ンクを取り付けた状態を示す正面図であり、図2は側面
図である。さらに、図3はこの発明のヒートシンクの分
解斜視図である。
は電子部品であるペルチェ素子に、この発明のヒートシ
ンクを取り付けた状態を示す正面図であり、図2は側面
図である。さらに、図3はこの発明のヒートシンクの分
解斜視図である。
【0020】この実施例では、冷却する電子部品として
ペルチェ素子を使用した例で説明するが、他の発熱する
電子部品に取り付けて実施することも可能である。
ペルチェ素子を使用した例で説明するが、他の発熱する
電子部品に取り付けて実施することも可能である。
【0021】1は、被冷却物を収納した金属製のパッケ
ージであり、図ではパッケージの上面の一部しか示して
いないが、箱状に形成されており、ペルチェ素子2は図
示下側の冷却面がパッケージ1に密着するようにして載
置されている。
ージであり、図ではパッケージの上面の一部しか示して
いないが、箱状に形成されており、ペルチェ素子2は図
示下側の冷却面がパッケージ1に密着するようにして載
置されている。
【0022】3は、この発明のヒートシンクであり、ペ
ルチェ素子2の図示上側の放熱面の上に載置されてい
る。そして、ヒートシンク3は、弾性部材4を介して取
付具5によりペルチェ素子2側に押圧されて取り付けら
れている。
ルチェ素子2の図示上側の放熱面の上に載置されてい
る。そして、ヒートシンク3は、弾性部材4を介して取
付具5によりペルチェ素子2側に押圧されて取り付けら
れている。
【0023】弾性部材4としては、弾性を有し、耐熱性
のあるものより選択することが好ましく、この実施例で
は断面円形の紐状に形成されたウレタンゴムを使用して
いるが、バネ材や紐状に形成されたコルク材に代えて使
用することができる。
のあるものより選択することが好ましく、この実施例で
は断面円形の紐状に形成されたウレタンゴムを使用して
いるが、バネ材や紐状に形成されたコルク材に代えて使
用することができる。
【0024】取付具5は、この実施例では、断面L字形
となった棒状のL形材6と、パッケージ1とL形材6を
貫通するボルト7とボルト7に螺合するナット8を使用
している。
となった棒状のL形材6と、パッケージ1とL形材6を
貫通するボルト7とボルト7に螺合するナット8を使用
している。
【0025】次に、この発明のヒートシンク3の構成に
ついて、図3の基づき詳しく説明する。
ついて、図3の基づき詳しく説明する。
【0026】この発明のヒートシンク3は、冷却フィン
9と、スペーサ10とからなり、冷却フィン9とスペーサ
10は、冷却フィン9とスペーサ10を貫通する連結棒11に
より連結され、連結棒11の両端に設けた止め具12により
止められている。
9と、スペーサ10とからなり、冷却フィン9とスペーサ
10は、冷却フィン9とスペーサ10を貫通する連結棒11に
より連結され、連結棒11の両端に設けた止め具12により
止められている。
【0027】冷却フィン9は、銅、アルミニウム、銀、
等の熱伝導率の高い矩形の金属板の下端を、スペーサ10
の板厚分だけ90°に折り曲げてL字形に形成し、折り
曲げた部分を集熱部9aとすると共に、スペーサ10より上
に突出する部分を放熱部9bとしたものである。冷却フィ
ン9のスペーサ10と重なる部分には、スペーサ10に形成
された突起10a が嵌入される位置決め用孔9cと、連結棒
11を挿通する連結棒挿通孔9dが形成されている。さら
に、放熱部9bの表面には、プレス加工により突起9eが形
成され、放熱効果を高めると共に、冷却フィン9どうし
の間隔を保つようになっている。冷却フィン9は、耐候
処理や防錆処理等の表面処理を施しておくこともでき
る。
等の熱伝導率の高い矩形の金属板の下端を、スペーサ10
の板厚分だけ90°に折り曲げてL字形に形成し、折り
曲げた部分を集熱部9aとすると共に、スペーサ10より上
に突出する部分を放熱部9bとしたものである。冷却フィ
ン9のスペーサ10と重なる部分には、スペーサ10に形成
された突起10a が嵌入される位置決め用孔9cと、連結棒
11を挿通する連結棒挿通孔9dが形成されている。さら
に、放熱部9bの表面には、プレス加工により突起9eが形
成され、放熱効果を高めると共に、冷却フィン9どうし
の間隔を保つようになっている。冷却フィン9は、耐候
処理や防錆処理等の表面処理を施しておくこともでき
る。
【0028】スペーサ10は、冷却フィン9と冷却フィン
9の間に設けられ、冷却フィン9どうしの間隔を保つア
ルミニウム製の板材であり、その板厚は2〜3mmであ
る。さらにスペーサ10は、冷却フィン9の位置決め用孔
9cと係合する突起10a をその表面に打ち出しにより設け
ると共に、連結棒11を挿通する連結棒挿通孔10b を側面
に設けている。さらに、スペーサ10の両端には、弾性部
材4が載る段部10c が形成されている。
9の間に設けられ、冷却フィン9どうしの間隔を保つア
ルミニウム製の板材であり、その板厚は2〜3mmであ
る。さらにスペーサ10は、冷却フィン9の位置決め用孔
9cと係合する突起10a をその表面に打ち出しにより設け
ると共に、連結棒11を挿通する連結棒挿通孔10b を側面
に設けている。さらに、スペーサ10の両端には、弾性部
材4が載る段部10c が形成されている。
【0029】連結棒11は、冷却フィン9の連結棒挿通孔
9dと、スペーサ10の連結棒挿通孔10b を貫通し、冷却フ
ィン9とスペーサ10を連結する金属製の細い棒であり、
真鍮、銅、アルミニウム等の比較的柔らかい金属より選
択される。
9dと、スペーサ10の連結棒挿通孔10b を貫通し、冷却フ
ィン9とスペーサ10を連結する金属製の細い棒であり、
真鍮、銅、アルミニウム等の比較的柔らかい金属より選
択される。
【0030】止め具12は、手前側しか図示していないが
連結棒11の両端に設けられており、バネ鋼で形成され、
内側に形成された爪で連結棒11を把持するようにしたも
のである。
連結棒11の両端に設けられており、バネ鋼で形成され、
内側に形成された爪で連結棒11を把持するようにしたも
のである。
【0031】以上のように構成されたこの発明のヒート
シンク3は、冷却フィン9をスペーサ10を介して連結棒
11により連結されたものであり、少し捩じって動かすこ
とができるようになっている。
シンク3は、冷却フィン9をスペーサ10を介して連結棒
11により連結されたものであり、少し捩じって動かすこ
とができるようになっている。
【0032】このヒートシンク3をペルチェ素子2の上
に乗せ、パッケージ1とヒートシンク3の間にペルチェ
素子2を挟むようにして取付具5で取り付けると、冷却
フィン9の集熱部9aがペルチェ素子2の発熱面に押しつ
けられる。さらに、取付具5のL形材6とスペーサ10の
段部10c との間に弾性部材4が設けられているので、ど
のスペーサ10にも万遍なく押圧力がかかり、ペルチェ素
子2の発熱面が多少変形してうねっていても冷却フィン
9の集熱部9aが発熱面に添うようになる。
に乗せ、パッケージ1とヒートシンク3の間にペルチェ
素子2を挟むようにして取付具5で取り付けると、冷却
フィン9の集熱部9aがペルチェ素子2の発熱面に押しつ
けられる。さらに、取付具5のL形材6とスペーサ10の
段部10c との間に弾性部材4が設けられているので、ど
のスペーサ10にも万遍なく押圧力がかかり、ペルチェ素
子2の発熱面が多少変形してうねっていても冷却フィン
9の集熱部9aが発熱面に添うようになる。
【0033】そして、ペルチェ素子2の発熱面の熱は、
冷却フィン9の集熱部9aから放熱部9bに伝わり、放熱部
9bから空気中に放熱されて冷やされる。
冷却フィン9の集熱部9aから放熱部9bに伝わり、放熱部
9bから空気中に放熱されて冷やされる。
【0034】以上がこの発明の第1実施例であり、次に
図4及び図5に基づきこの発明の第2実施例について説
明する。
図4及び図5に基づきこの発明の第2実施例について説
明する。
【0035】第2実施例は、ヒートシンクをペルチェ素
子に押圧するための構造を変えた実施例であり、冷却フ
ィンの下端がL字形に折り曲げられて集熱部となってい
る点や冷却フィンと冷却フィンの間にスペーサを設けて
いる点、冷却フィンとスペーサを重ねて連結棒により連
結している点等は第1実施例と同一の構成であるので、
説明を省略し、第1実施例と構成の異なる部分だけ説明
する。
子に押圧するための構造を変えた実施例であり、冷却フ
ィンの下端がL字形に折り曲げられて集熱部となってい
る点や冷却フィンと冷却フィンの間にスペーサを設けて
いる点、冷却フィンとスペーサを重ねて連結棒により連
結している点等は第1実施例と同一の構成であるので、
説明を省略し、第1実施例と構成の異なる部分だけ説明
する。
【0036】1は、被冷却物を収納した金属製のパッケ
ージであり、ペルチェ素子2の冷却面がパッケージ1に
密着するようになっている。
ージであり、ペルチェ素子2の冷却面がパッケージ1に
密着するようになっている。
【0037】13は、この発明の第2実施例のヒートシン
クであり、ペルチェ素子2の放熱面の上に載置されてい
る。
クであり、ペルチェ素子2の放熱面の上に載置されてい
る。
【0038】そして、ヒートシンク13は、冷却フィン17
とスペーサ18を重ねた部分を貫通する連結棒16により連
結されており、連結棒16の下側には弾性部材14を設けて
いる。さらに、連結棒16は、連結棒16の両端に掛止した
取付具15により、ペルチェ素子2側に押圧されて取り付
けられている。
とスペーサ18を重ねた部分を貫通する連結棒16により連
結されており、連結棒16の下側には弾性部材14を設けて
いる。さらに、連結棒16は、連結棒16の両端に掛止した
取付具15により、ペルチェ素子2側に押圧されて取り付
けられている。
【0039】弾性部材14としては、弾性を有し、耐熱性
のあるものより選択することが好ましく、この実施例で
は断面円形の紐状に形成されたウレタンゴムを使用して
いるが、バネ材や紐状に形成されたコルク材に代えて使
用することができる。
のあるものより選択することが好ましく、この実施例で
は断面円形の紐状に形成されたウレタンゴムを使用して
いるが、バネ材や紐状に形成されたコルク材に代えて使
用することができる。
【0040】取付具15は、この実施例では、引っ張りコ
イルバネを使用している。連結棒16の両端には、フック
形状に形成されたコイルバネの端部15a を掛止する掛止
穴16a を形成している。
イルバネを使用している。連結棒16の両端には、フック
形状に形成されたコイルバネの端部15a を掛止する掛止
穴16a を形成している。
【0041】この発明のヒートシンク13の、冷却フィン
17とスペーサ18の連結棒挿通孔は、弾性部材14と連結棒
16を挿通可能な大きさとなっている。
17とスペーサ18の連結棒挿通孔は、弾性部材14と連結棒
16を挿通可能な大きさとなっている。
【0042】以上のように構成されたこの発明のヒート
シンク13は、冷却フィン17をスペーサ18を介して重ねら
れ、冷却フィン17とスペーサ18を貫通する連結棒16によ
り連結されたものであり、冷却フィン17が少し捩じれて
動くだけでなく、少し上下に動くことができるようにな
っている。
シンク13は、冷却フィン17をスペーサ18を介して重ねら
れ、冷却フィン17とスペーサ18を貫通する連結棒16によ
り連結されたものであり、冷却フィン17が少し捩じれて
動くだけでなく、少し上下に動くことができるようにな
っている。
【0043】このヒートシンク13をペルチェ素子2の上
に乗せ、パッケージ1とヒートシンク13の間にペルチェ
素子2を挟むようにして取付具15で取り付けると、冷却
フィン17の集熱部がペルチェ素子2の発熱面に押しつけ
られる。さらに、連結棒16とスペーサ18との間に弾性部
材14が設けられているので、どのスペーサ18にも万遍な
く押圧力がかかり、発熱面が多少変形してうねっていて
も冷却フィン17の集熱部が発熱面に添うようになる。
に乗せ、パッケージ1とヒートシンク13の間にペルチェ
素子2を挟むようにして取付具15で取り付けると、冷却
フィン17の集熱部がペルチェ素子2の発熱面に押しつけ
られる。さらに、連結棒16とスペーサ18との間に弾性部
材14が設けられているので、どのスペーサ18にも万遍な
く押圧力がかかり、発熱面が多少変形してうねっていて
も冷却フィン17の集熱部が発熱面に添うようになる。
【0044】そして、ペルチェ素子2の発熱面の熱は、
冷却フィン17の集熱部から放熱部に伝わり、放熱部で空
気中に放熱されて冷やされる。
冷却フィン17の集熱部から放熱部に伝わり、放熱部で空
気中に放熱されて冷やされる。
【0045】以上が実施例の説明であり、冷却フィン
9,17の間隔を2〜3mmとした例を示したが、20mmま
で広げて実施することができる。このときは、スペーサ
10,18の素材はプラスチック等の他のものに変更するこ
とができる。
9,17の間隔を2〜3mmとした例を示したが、20mmま
で広げて実施することができる。このときは、スペーサ
10,18の素材はプラスチック等の他のものに変更するこ
とができる。
【0046】この発明のヒートシンクは、ファンを使用
して強制的に冷却しても良いし、自然な空気の流れによ
り冷却するようにしても良い。
して強制的に冷却しても良いし、自然な空気の流れによ
り冷却するようにしても良い。
【0047】また、この発明のヒートシンクは、電子部
品の冷却用に発明されたものであるが、他の発熱体の冷
却用にも流用することができる。
品の冷却用に発明されたものであるが、他の発熱体の冷
却用にも流用することができる。
【0048】
【発明の効果】この発明のヒートシンクでは、上述のと
おりに構成されており、放熱面が多少うねっていても冷
却フィンの集熱部が電子部品の放熱面に添うようになる
ので、放熱効果が高いという効果がある。
おりに構成されており、放熱面が多少うねっていても冷
却フィンの集熱部が電子部品の放熱面に添うようになる
ので、放熱効果が高いという効果がある。
【0049】さらに、冷却フィンを数ミリ間隔で設ける
ことができるので、冷却フィンを多く設けることがで
き、放熱効果が高くなるという効果がある。
ことができるので、冷却フィンを多く設けることがで
き、放熱効果が高くなるという効果がある。
【0050】さらに、電子部品が熱膨張により変形して
も、この発明のヒートシンクは電子部品とは接着してい
ないので、電子部品を壊すことがないという効果があ
る。
も、この発明のヒートシンクは電子部品とは接着してい
ないので、電子部品を壊すことがないという効果があ
る。
【0051】またさらに、この発明のヒートシンクは、
簡単な設備で製造でき、設備費が少なくて済むだけでな
く、特別な製造技術も必要ないという効果もある。
簡単な設備で製造でき、設備費が少なくて済むだけでな
く、特別な製造技術も必要ないという効果もある。
【図1】この発明のヒートシンクの使用状態を示す正面
図である。
図である。
【図2】この発明のヒートシンクの使用状態を示す側面
図である。
図である。
【図3】この発明のヒートシンクの分解斜視図である。
【図4】この発明のヒートシンクのもう一つの実施例の
使用状態を示す正面図である。
使用状態を示す正面図である。
【図5】この発明のヒートシンクのもう一つの実施例の
使用状態を示す側面図である。
使用状態を示す側面図である。
1 パッケージ 2 電子部品 3 ヒートシンク 4 弾性部材 5 取付具 9 冷却フィン 9a 集熱部 9b 放熱部 9c 孔 9e 突起 10 スペーサ 10a 凸部 11 連結棒 14 弾性部材 15 取付具 16 連結棒 17 冷却フィン 18 スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−331177(JP,A) 特開 平10−22668(JP,A) 特開 平7−297331(JP,A) 特開 平11−150220(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/34 - 23/473
Claims (5)
- 【請求項1】 金属板の下端を折り曲げてL字形に形成
し、折り曲げた部分を集熱部とした複数の冷却フィン
と、冷却フィンと冷却フィンの間に設けられ、冷却フィ
ンどうしの間隔を保つと共に冷却フィンの集熱部を電子
部品の放熱面に押圧する複数のスペーサとを有し、前記
冷却フィンと前記スペーサがこれらを貫通する連結棒に
より連結されていることを特徴とするヒートシンク。 - 【請求項2】冷却フィンの放熱部に、突起を形成したこ
とを特徴とする請求項1記載のヒートシンク。 - 【請求項3】スペーサの側面に凸部を形成し、冷却フィ
ンの前記スペーサの凸部と対応する位置に、前記スペー
サの凸部が嵌入する孔を形成したことを特徴とする請求
項1又は2記載のヒートシンク。 - 【請求項4】スペーサを弾性部材を介して取付具で電子
部品側に押圧し、冷却フィンの集熱部を電子部品の放熱
面に添わせるようにしたことを特徴とする請求項1,2
又は3記載のヒートシンク。 - 【請求項5】連結棒の下に弾性部材を設け、連結棒を取
付具で押圧することによりスペーサを弾性部材を介して
押圧し、冷却フィンの集熱部を電子部品の放熱面に添わ
せるようにしたことを特徴とする請求項1,2又は3記
載のヒートシンク。
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