JP3240246B2 - 車両用油圧作動式変速機の油圧制御装置 - Google Patents
車両用油圧作動式変速機の油圧制御装置Info
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Description
機の油圧制御装置に関し、より詳しくはスロットル開度
から機関出力の変動が大きい運転状態を検出し、そのよ
うな際には変速機入力軸の回転変化が目標の変化となる
ようなクラッチ圧制御などを中止するようにしたものに
関する。
は特開平2−89861号公報に記載されている如く、
変速時に回転変化を生じる部材、例えば変速機入力軸の
回転数の変化が目標の変化となるように、クラッチ、ブ
レーキなどの摩擦係合要素(以下「クラッチ」と略称す
る)の係合油圧をリニアソレノイドやデューティソレノ
イドなどを用いて制御する技術が、知られている。
ラッチの係合油圧は、機関出力に基づいて設定される。
前記した従来技術においても、目標の変化割合ないしは
目標の変化となるように設定されるクラッチの作動油圧
は、機関出力を反映して設定するべく、スロットル開度
(アクセル開度)などの機関負荷に基づいて設定されて
いる。
御において、ドライバがアクセルペダルを極めて急激に
踏み込んだ場合、機関出力がそのスロットル開度に見合
う値にまで立ち上がるにはある程度の時間を要する。ま
た極めて急激にアクセルペダルを戻したときも、機関は
それまでの慣性力で回転を続けることから、スロットル
開度に比して実際の機関出力が高い場合が生じ得る。
であって機関出力がスロットル開度変化に追従している
場合でも、スロットル開度は変速の開始時点とその後の
変速の途中とでは異なってくる。前記したクラッチ圧制
御においては、スロットル開度に応じて目標の回転変化
や油圧変化を設定することから、上記のようにスロット
ル開度変化に機関出力が追従していない場合、ないしは
変速の途中から変速の進行具合が変化する場合などに
は、予期しない変速ショックが生じる恐れがある。
した欠点を解消することにあり、変速過渡における変速
進行の目標値である目標の回転変化やそれを達成するた
めの目標油圧を決定する、機関負荷を示す車両操作状態
の変速過渡における変化を検知し、それが変動するとき
は目標の回転変化となるように行うクラッチ圧制御を中
止するようにした車両用油圧作動式変速機の油圧制御装
置を提供することにある。
ためにこの発明においては、以下のように構成した。後
述する符号を付して説明すると、請求項1項にあって
は、複数の摩擦係合要素(クラッチC1,C2,C3お
よびC4R)を備え、前記摩擦係合要素の係合状態を車
両の走行状態に応じて選択的に切り換えることにより変
速を行うものであって、変速時に回転変化を生じる部材
(メインシャフトMS、カウンタシャフトCS)の回転
速度NM 、Nc に基づき前記回転変化が目標の変化とな
るように前記摩擦係合要素の作動油圧を制御する作動油
圧制御手段(ECU、入力軸回転速度センサS3、出力
軸回転速度センサS4、油圧制御回路O,S20,S2
8,S36,S42)と、および前記目標の変化を車両
の操作状態により設定する目標変化設定手段(ECU、
スロットル開度センサS1)とを備える車両用油圧作動
式変速機Tの油圧制御装置において、前記作動油圧制御
手段は、前記部材の回転速度比(ギヤ比Gr)が所定値
(Ga)以上と判断されるまで、前記回転変化が目標の
変化となるように前記摩擦係合要素の作動油圧をフィー
ドバック制御を行い、前記部材の回転速度比が所定値以
上と判断されるとき、前記フィードバック制御で制御さ
れていた作動油圧を保持するフィードバック制御を行う
と共に、前記変速時に前記車両の操作状態が変動すると
き、前記操作状態の変動が終了するまで、前記フィード
バック制御を中止し、その間、変速比ごとに前記車両の
操作状態に応じて設定される非変速時の特性に従って前
記作動油圧をオープンループ制御する(ECU,S1
0,S12,S22,S26,S28,S30,S3
4,S36)如く構成した。
態が、機関負荷(スロットル開度θTH)に相当するも
のである如く構成した。
圧制御装置においては、変速時に回転変化を生じる部材
の回転速度に基づき前記回転変化が目標の変化となるよ
うに摩擦係合要素の作動油圧を制御すると共に、前記目
標の変化を車両の操作状態により設定するものにおい
て、前記車両の操作状態が変動するとき、前記操作状態
の変動が終了するまで、前記作動油圧のフィードバック
制御を中止すると共に、その間、変速比ごとに前記車両
の操作状態に応じて設定される非変速時の特性に従って
前記作動油圧をオープンループ制御する如く構成したの
で、予期しない変速ショックの発生を防止することがで
きる。
に機関出力を反映させるべくスロットル開度などの機関
負荷に基づいて設定されるパラメータに応じて変速機入
力軸の回転の変化が目標の回転変化となるように行われ
るため、機関負荷を示すパラメータが正しく機関出力を
示していない場合にその制御を行うと、かえって制御特
性が悪化して予期しない変速ショックが生じる恐れがあ
る。
すパラメータが正しく機関出力を示していない状況、即
ち、車両の操作状態が変動するときは、かかる制御を中
止するようにした。尚、ここで「摩擦係合要素」とはク
ラッチ、ブレーキなどを意味する。
態が、機関負荷に相当するものである如く構成したの
で、機関負荷を示すパラメータが正しく機関出力を示し
ていない状況を的確に検知することができ、予期しない
変速ショックの発生を確実に防止することができる。
すパラメータであれば良いので、アクセル開度、スロッ
トル開度、吸気圧力、吸入空気量などであっても良い。
説明する。
変速機の油圧制御装置を全体的に示す概略図である。
は、内燃機関Eのクランクシャフト1にロックアップ機
構Lを有するトルクコンバータ2を介して接続されたメ
インシャフトMSと、このメインシャフトMSに複数の
ギヤ列を介して接続されたカウンタシャフトCSとを備
える。
3、メイン2速ギヤ4、メイン3速ギヤ5、メイン4速
ギヤ6、およびメインリバースギヤ7が支持される。ま
た、カウンタシャフトCSには、メイン1速ギヤ3に噛
合するカウンタ1速ギヤ8、メイン2速ギヤ4と噛合す
るカウンタ2速ギヤ9、メイン3速ギヤ5に噛合するカ
ウンタ3速ギヤ10、メイン4速ギヤ6に噛合するカウ
ンタ4速ギヤ11、およびメインリバースギヤ7にリバ
ースアイドルギヤ13を介して接続されるカウンタリバ
ースギヤ12が支持される。
回転自在に支持されたメイン1速ギヤ3を1速用油圧ク
ラッチC1でメインシャフトMSに結合すると、1速変
速段が確立する。1速用油圧クラッチC1は、2速〜4
速変速段の確立時にも係合状態に保持されるため、カウ
ンタ1速ギヤ8は、ワンウェイクラッチCOWを介して
支持される。
されたメイン2速ギヤ4を2速用油圧クラッチC2でメ
インシャフトMSに結合すると、2速変速段が確立す
る。カウンタシャフトCSに相対回転自在に支持された
カウンタ3速ギヤ10を3速用油圧クラッチC3でカウ
ンタシャフトCSに結合すると、3速変速段が確立す
る。
持されたカウンタ4速ギヤ11をセレクタギヤSGでカ
ウンタシャフトCSに結合した状態で、メインシャフト
MSに相対回転自在に支持されたメイン4速ギヤ6を4
速−リバース用油圧クラッチC4RでメインシャフトM
Sに結合すると、4速変速段が確立する。
持されたカウンタリバースギヤ12をセレクタギヤSG
でカウンタシャフトCSに結合した状態で、メインシャ
フトMSに相対回転自在に支持されたメインリバースギ
ヤ7を前記4速−リバース用油圧クラッチC4Rでメイ
ンシャフトMSに結合すると、後進変速段が確立する。
上記において、クラッチC1,C2,C3,C4Rが、
前記した摩擦係合要素に相当する。
ファイナルドライブギヤ14およびフィイナルドリブン
ギヤ15を介してディファレンシャルDに伝達され、そ
れから左右のドライブシャフト16,16を介して駆動
輪W,Wに伝達される。
に配置されたスロットル弁(図示せず)の付近には、そ
の開度θTHを検出するスロットル開度センサS1が設け
られる。またファイナルドリブンギヤ15の付近には、
ファイナルドリブンギヤ15の回転速度から車速Vを検
出する車速センサS2が設けられる。
回転を通じて変速機の入力軸回転速度NM を検出する入
力軸回転速度センサS3が設けられると共に、カウンタ
シャフトCSの付近にはその回転を通じて変速機の出力
軸回転速度Nc を検出する出力軸回転速度センサS4が
設けられる。
レバー(図示せず)の付近には、P,R,N,D4,D
3,2の6種のポジションの中、運転者が選択したポジ
ションを検出するシフトレバーポジションセンサS5が
設けられる。また内燃機関Eのクランクシャフト1の付
近にはその回転を通じて機関回転数を検出する回転速度
センサS6が設けられる。また、機関冷却水通路などの
適宜位置には機関冷却水の温度を検出する水温センサS
7が設けられる。これらセンサS1などの出力は、EC
U(電子制御ユニット)に送られる。
19、入力回路20および出力回路21からなるマイク
ロ・コンピュータから構成され、前記したセンサS1な
どの出力は、入力回路20を介してマイクロ・コンピュ
ータ内に入力される。
7はシフト位置(変速段)を決定し、出力回路21を通
じて油圧制御回路OのシフトソレノイドSL1,SL2
を励磁・非励磁することによって図示しないシフトバル
ブを切り替え、所定の変速段の油圧クラッチを解放・締
結すると共に、制御ソレノイドSL3,SL4を通じて
トルクコンバータ2のロックアップ機構Lの動作を制御
し、更にリニアソレノイドSL5を通じて後述の如く、
クラッチ油圧を制御する。
的に示す説明回路図である。油圧源(図示せず)より供
給されるライン圧(元圧)は、クラッチプレッシャコン
トロールバルブに送られ、上記したリニアソレノイドS
L5により所定のスロットル圧の範囲内で調節され、ア
キュムレータに並列に接続されたクラッチC1,C2,
C3,C4Rに供給される。
U17が、リニアソレノイドSL5によりクラッチプレ
ッシャコントロールバルブを介してライン圧を調節する
ことで、後述のように目標値に制御される。クラッチC
1,C2,C3,C4Rクラッチには図示の如く、遠心
油圧排出用の孔100が穿設され、図示しないチェック
バルブを介して解放時に、残留する遠心油圧が排出され
る。
機の油圧制御装置の動作を示すメイン・フロー・チャー
トであるが、同図の説明に入る前に、図4を参照してそ
の動作を概説する。
ミング・チャートである。この制御においては図示の如
く、変速以外にあっては目標クラッチ圧は、変速比(変
速段)ごとにスロットル開度θTHに応じて予め定められ
た油圧に制御(オープンループ制御)される。
においてはクラッチの遊びを埋めるために作動油を供給
する制御と遊びが埋まった後に作動油を低圧に保持する
制御、およびトルク相における制御が行われる。図に
「応答圧+(低圧準備)」と示す。
に当たり、そこにおいては前記した如く、変速時に回転
変化を生じる部材、例えば変速機入力軸の回転速度(メ
インシャフト回転速度NM )の変化が目標値となるよう
に、クラッチ圧が制御(フィードバック制御)される。
期においては(図に「終期モード」と示す)、特に変速
終了直前のクラッチ圧を保持して滑らかに変速を終了さ
せるべく、クラッチ圧が制御(フィードバック制御)さ
れる。時刻T2 からT3 までの図に「終了モード」と示
す間では、再び変速後の変速比とスロットル開度θTHに
応じて予め定められた油圧に向けて徐々に増加するよう
にクラッチ圧が制御(オープンループ制御)される。
制御にあるのではなく、車両の操作状態、より具体的に
はアクセルペダル操作を通じてのスロットル開度を検出
し、応答圧(低圧準備)から終了モードに至る間におい
て、それが大きく変動するときは図示の制御を中止し、
変速比とスロットル開度θTHに応じて予め定められた油
圧となるようにオープンループ制御するようにしたこと
にある。
施例に係る車両用油圧作動式変速機の油圧制御装置の動
作を説明する。尚、図3フロー・チャートに示すプログ
ラムは所定時間、例えば20msごとに起動される。
示すシフト信号が指令されているか否か判断する。図4
においては2速から3速へのアップ方向のシフト信号が
指令された場合を例示している。
前記した如く、変速比(例の場合には2速)に応じて予
め決められた特性に従って検出したスロットル開度θTH
に対応する値となるように、クラッチ圧をオープンルー
プ制御し、一旦プログラムを終了する。
ms後に再び起動され、図4タイミング・チャートで変
速と示す時点以降にあるときはS10の判断は肯定され
てS14に進み、ギヤ比Gr に変化が発生したか否か判
断する。ここでギヤ比Gr は、 Gr =出力回転速度NC /入力回転速度NM で求める。
r に変化が発生したか否か判断し、否定されるときはS
16に進んで時刻T0 が経過したか否か判断する。そし
てS16で時刻T0 が経過していないと判断されるとき
はS18に進んでスロットル開度θTHの変動が大である
か否か判断する。
度θTHについて今回検出値と前回検出値との1階差分値
を求め、適宜設定した基準値と比較することで行う。前
述した如く、実施例に係る制御においては、スロットル
開度変化に機関出力が追従できない場合などの不都合を
解消することを目的とすることから、基準値としては、
そのような不都合を来すほどのスロットル開度変化を検
出するに足る値を適宜選択する。
が大であると判断されるときはS12に進み、今述べた
理由から非変速時におけると同様に、変速比に応じて予
め決められた特性に従って検出したスロットル開度θTH
に対応する値となるように、クラッチ圧をオープンルー
プ制御し、プログラムを一旦終了する。
く、本来的に機関出力を反映させるべくスロットル開度
などの機関負荷に基づいて設定されるパラメータに応じ
て行われるため、スロットル開度が実際の機関負荷を正
しく示していない場合にはかえって制御特性が悪化して
変速ショックが生じる恐れがある。そこで、この実施例
においては、スロットル開度の変動が大きい場合には、
非変速時のクラッチ圧制御を行うことで、上述の不都合
を解消するようにした。
きいと判断されない場合にはS20に進み、応答モード
に従ってクラッチ圧をオープンループ制御する。即ち、
図4タイミング・チャートにおいて、変速から時刻T0
までの間の応答圧+(低圧準備)と示す処理を行う。
6で時刻T0 経過と判断されるときは、S22に進んで
ギヤ比Gr が所定値Ga (図4に示す)以上か否か判断
し、否定されるときはS24に進んで時刻T1 が経過し
たか否か判断する。S24で否定されるときはS26に
進んでその時点で検出したスロットル開度θTHの変動が
大か否か前述した手法で判断し、肯定されるときはS1
2に進んで先に示した理由から非変速時の制御を行って
プログラムを一旦終了する。
トル開度θTHの変動が大ではないと判断されるときはS
28に進み、フィードバック制御を行う。即ち、図4タ
イミング・チャートにイナーシャモードと示した、変速
機入力回転速度NM の変化率が目標値、例えば一定値と
なるようにクラッチ圧、例で言えばより具体的には係合
側のクラッチC3の作動油圧をフィードバック制御す
る。
グ・チャートを参照して説明すると、変速が開始した
後、暫時の間ギヤ比Gr は2速に対応した値となってい
る筈であるが、変速指令に応じて2速クラッチC2への
作動油供給が停止されると、2速クラッチが滑り始めて
2速に対応したギヤ比から徐々に変化を開始する。この
変化開始点をギヤ比GR から検知する。
「システムタイマ」と示す)を備えていることから、こ
の時点を変速開始からの経過時間T0 を計測することで
も検知することができる。図3フロー・チャートではギ
ヤ比と経過時間の双方から検知するようにした。その意
味で、S14でギヤ比Gr 変化発生と判断できるときは
S16の時間経過確認ステップをスキップするようにし
た。
2で肯定、即ちギヤ比Gr が所定値Ga 以上と判断され
るときはS30に進んでギヤ比が変速終了ギヤ比Gr に
達したか否か判断する。図4に示す如く、変速終了ギヤ
比Gr は、行先段の3速のギヤ比に相当する値である。
従って、S30での判断は、3速クラッチC3が係合し
た時点(図4にT2 と示す)に達したか否か判断する作
業を意味する。
していないと判断されるときはS32に進み、念のため
にシステムタイマの値から変速終了ギヤ比到達時刻T2
に達したか否かを判断し、否定されるときはS34に進
んでその時点で検出したスロットル開度θTHの変動が大
か否か前述した手法で判断し、肯定されるときはS12
に進んで先に示した理由から非変速時の制御を行ってプ
ログラムを一旦終了する。
THの変動が大ではないと判断されるときはS36に進
み、図4に関して先に説明した終期モードの制御を行っ
てプログラムを一旦終了する。
0で変速終了ギヤ比に達した、ないしはS32で時刻T
2が経過したと判断されるときはS38に進み、時刻T
3 が経過したか否か判断し、否定されるときはS40に
進んでその時点で検出したスロットル開度θTHの変動が
大か否か前述した手法で判断し、肯定されるときはS1
2に進んで先に示した理由から非変速時の制御を行って
プログラムを一旦終了すると共に、否定されるときはS
42に進んで図4に関して先に説明した終了モードのク
ラッチ圧制御を行う。
されるときは変速が終了したと判断し、S12に進んで
非変速時制御に戻る。
θTHの変動が大であるか否か判断し、肯定されるときは
変速比に応じて予め決められた特性に従って検出したス
ロットル開度θTHに対応する値となるようにクラッチ圧
をオープンループ制御する非変速時の制御を行うように
したので、スロットル開度が実際の機関負荷を正しく示
していない場合にも変速ショックが生じることがない。
タをスロットル開度から検出したが、アクセル開度から
検出しても良く、更には吸気圧力、吸入空気量などから
検出しても良い。
とって説明してきたが、他の型式の自動変速機にも応用
可能である。
機の油圧制御装置においては、予期しない変速ショック
の発生を防止することができる。
ョックの発生を確実に防止することができる。
制御装置を全体的に示す説明図である。
回路図である。
トである。
ング・チャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の摩擦係合要素を備え、前記摩擦係
合要素の係合状態を車両の走行状態に応じて選択的に切
り換えることにより変速を行うものであって、 a.変速時に回転変化を生じる部材の回転速度に基づき
前記回転変化が目標の変化となるように前記摩擦係合要
素の作動油圧を制御する作動油圧制御手段と、 および b.前記目標の変化を車両の操作状態により設定する目
標変化設定手段と、 を備える車両用油圧作動式変速機の油圧制御装置におい
て、前記作動油圧制御手段は、前記部材の回転速度比が
所定値以上と判断されるまで、前記回転変化が目標の変
化となるように前記摩擦係合要素の作動油圧をフィード
バック制御を行い、前記部材の回転速度比が所定値以上
と判断されるとき、前記フィードバック制御で制御され
ていた作動油圧を保持するフィードバック制御を行うと
共に、前記変速時に前記車両の操作状態が変動すると
き、前記操作状態の変動が終了するまで、前記フィード
バック制御を中止し、その間、変速比ごとに前記車両の
操作状態に応じて設定される非変速時の特性に従って前
記作動油圧をオープンループ制御することを特徴とする
車両用油圧作動式変速機の油圧制御装置。 - 【請求項2】 前記車両の操作状態が、機関負荷に相当
するものであることを特徴とする請求項1項記載の車両
用油圧作動式変速機の油圧制御装置。
Priority Applications (2)
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JP06875395A JP3240246B2 (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | 車両用油圧作動式変速機の油圧制御装置 |
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