JP3235687U - マスク用クリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】手軽に衣服やカバンに装着することができ、容易にマスクを一時的に保管することが可能なマスク用クリップを提供する。
【解決手段】マスク用クリップ1は、本体部10と、第一の折り曲げ部11と、第二の折り曲げ部12と、第一の先端部13と、第二の先端部14と、を備える。本体部は、水平状態に配置された長尺の金属板で、長手方向の両端部が半円状に構成されている。第一の折り曲げ部は、本体部の長手方向の一端部10aから、本体部の長手方向の全長の1/3の位置で、U字状に構成されている。第二の折り曲げ部は、本体部の長手方向の一端部から、本体部の長手方向の全長の2/3の位置で、逆U字状に構成されている。第一の先端部は、本体部の長手方向の他端部10bを下方から斜めに向けて滑らかに曲げられている。第二の先端部は、本体部の長手方向の一端部を上方から斜めに向けて滑らかに曲げられている。
【選択図】図1
【解決手段】マスク用クリップ1は、本体部10と、第一の折り曲げ部11と、第二の折り曲げ部12と、第一の先端部13と、第二の先端部14と、を備える。本体部は、水平状態に配置された長尺の金属板で、長手方向の両端部が半円状に構成されている。第一の折り曲げ部は、本体部の長手方向の一端部10aから、本体部の長手方向の全長の1/3の位置で、U字状に構成されている。第二の折り曲げ部は、本体部の長手方向の一端部から、本体部の長手方向の全長の2/3の位置で、逆U字状に構成されている。第一の先端部は、本体部の長手方向の他端部10bを下方から斜めに向けて滑らかに曲げられている。第二の先端部は、本体部の長手方向の一端部を上方から斜めに向けて滑らかに曲げられている。
【選択図】図1
Description
新規性喪失の例外適用申請有り
本考案は、マスク用クリップに関する。
従来より、ポケットに何かの物品を保持するためのホルダやクリップに関する技術が多種存在する。
例えば、米国特許出願公開第2006/0282993号明細書(特許文献1)には、人の衣服に取り付けられる磁気クリップ装置が開示されている。この磁気クリップ装置では、磁場を利用して磁気クリップ装置をユーザーの衣服に固定し、一方で、器具を磁気クリップ装置に固定する。磁気クリップ装置は、線形の船の可撓性材料で構成され、磁石が両端に組み込まるとともに、本体が折り曲げられている。ユーザーは、磁気クリップ装置の材料を曲げて、両端の磁石を付着させることで、ユーザーの衣服に固定することが出来るとしている。
又、特許第6903213号公報(特許文献2)には、磁石を利用したマグネットクリップが開示されている。このマグネットクリップでは、本体部と、第1磁石と、第2磁石と、第1帯部と、第2帯部と、を備える。本体部は、長手方向の中央を内側に曲げて折り返す折り返し部を有する可撓性とされたシート状である。第1磁石は、本体部の一端側に設けられている。第2磁石は、本体部の他端側に設けられ、本体部を折り返し部で折り曲げた場合に第1磁石と対向した状態で互いに吸着する。第1帯部は、本体部の外側でかつ第1磁石に対応する位置に設けられ、本体部の外側表面に対して指が挿入可能な空間が形成可能である。第2帯部は、本体部の外側でかつ第2磁石に対応する位置に設けられ、本体部の外側表面に対して指が挿入可能な空間が形成可能である。これにより、ユーザは、例えば、第1帯部に親指を挿入し、かつ第2帯部に中指や人差し指を挿入することによって、片手で第1磁石と第2磁石とを接近離間させることができ、したがって、片手による簡便な操作でマスクやハンカチなどの対象物を所定の固定位置に固定できるとしている。
又、実用新案登録第3227261号公報(特許文献3)には、胸ポケットに装着されたポケットチーフの型くずれ又は胸ポケットからの脱落を防止するためのポケットチーフホルダが開示されている。このポケットチーフホルダは、ホルダ本体と、磁性部材とを有する。ホルダ本体は、長手方向における中央部で折り曲げられる帯状である。磁性部材は、ホルダ本体が折り曲げられた場合に形成される一対の折り曲げ片部を互いに吸着接合させるためにホルダ本体に内蔵されている。そして、ホルダ本体は、互いに吸着接合した一対の折り曲げ片部により、中央部において幅方向に沿って円筒部を形成し、円筒部によりポケットチーフを左右方向に沿って把持する。これにより、所望の形に整えたポケットチーフの左右方向に沿って把持させたホルダ本体をポケットチーフと共に胸ポケットの中に収納することにより、ポケットチーフを胸ポケットに簡単に装着することができるとしている。
近年、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染症の世界的大流行によって、マスクの利用が増加している。ここで、ユーザーが食事をする時や一人で作業をする時にマスクを外すことがあるため、マスクの一時保管用のグッツが登場してきている。
グッツとして、例えば、マスクを入れるためのマスク用クリアケース、マスクを首から下げるためのマスク用ネックレス等を挙げることが出来る。
しかしながら、例えば、マスク用クリアケースでは、常時、持ち歩く必要があり、マスクを入れる手間が掛かるという課題がある。又、マスク用ネックレスでは、マスクを首から吊り下げた見た目が悪いという課題がある。更に、特許文献1-3に記載の技術では、磁石を必要とするとともに、クリップを装着するのに手間が掛かる等の課題がある。
又、ユーザーがグッツを所有していない場合、ユーザーは、外したマスクをポケットや机の上に置くため、不衛生であったり、マスクを置き忘れたりするという課題がある。
そこで、本考案は、上述の課題を解決するためになされたものであり、手軽に衣服やカバンに装着することが出来るとともに、容易にマスクを一時的に保管することが可能なマスク用クリップを提供することを目的とする。
本考案に係るマスク用クリップは、本体部と、第一の折り曲げ部と、第二の折り曲げ部と、第一の先端部と、第二の先端部と、を備える。本体部は、水平状態に配置された長尺の金属板で構成され、長手方向の両端部が半円状に構成されている。第一の折り曲げ部は、前記本体部の長手方向の一端部から、前記本体部の長手方向の全長の1/3の位置で、上方から、前記本体部の短手方向に沿って180度折り曲げて、U字状に構成されている。第二の折り曲げ部は、前記本体部の長手方向の一端部から、前記本体部の長手方向の全長の2/3の位置で、下方から、前記本体部の短手方向に沿って180度折り曲げて、逆U字状に構成されている。第一の先端部は、前記第一の折り曲げ部に対向する前記本体部の長手方向の他端部を下方から斜めに向けて滑らかに曲げることで構成されている。第二の先端部は、前記第二の折り曲げ部に対向する前記本体部の長手方向の一端部を上方から斜めに向けて滑らかに曲げることで構成されている。本考案は、前記第一の折り曲げ部と前記第一の先端部との間にポケットの先端が挿入され、前記第二の折り曲げ部と前記第二の先端部との間にマスクの一部が挿入される。
又、本考案に係るマスク用クリップは、本体部と、第一の折り曲げ部と、第二の折り曲げ部と、第三の折り曲げ部と、第一の先端部と、第二の先端部と、を備える。第一の折り曲げ部は、前記本体部の長手方向の一端部から、前記本体部の長手方向の全長の1/4の位置で、下方から、前記本体部の短手方向に沿って180度折り曲げて、逆U字状に構成される。第二の折り曲げ部は、前記本体部の長手方向の一端部から、前記本体部の長手方向の全長の1/2の位置で、上方から、前記本体部の短手方向に沿って180度折り曲げて、U字状に構成される。第三の折り曲げ部は、前記本体部の長手方向の一端部から、前記本体部の長手方向の全長の3/4の位置で、下方から、前記本体部の短手方向に沿って180度折り曲げて、逆U字状に構成される。第一の先端部は、前記第二の折り曲げ部に対向する前記本体部の長手方向の他端部を下方から斜めに向けて滑らかに曲げることで構成される。第二の先端部は、前記第二の折り曲げ部に対向する前記本体部の長手方向の一端部を下方から斜めに向けて滑らかに曲げることで構成される。本考案は、前記第二の折り曲げ部と前記第一の先端部との間にポケットの先端が挿入され、前記第二の折り曲げ部と前記第二の先端部との間、又は、前記第一の折り曲げ部と前記第三の折り曲げ部との間にマスクの一部が挿入される。
本考案によれば、手軽に衣服やカバンに装着することが出来るとともに、容易にマスクを一時的に保管することが可能となる。
以下に、添付図面を参照して、本考案の実施形態について説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
<本考案の第一の実施形態>
本考案の第一の実施形態に係るマスク用クリップ1は、図1に示すように、本体部10と、第一の折り曲げ部11と、第二の折り曲げ部12と、第一の先端部13と、第二の先端部14と、を備える。
本考案の第一の実施形態に係るマスク用クリップ1は、図1に示すように、本体部10と、第一の折り曲げ部11と、第二の折り曲げ部12と、第一の先端部13と、第二の先端部14と、を備える。
本体部10は、水平状態に配置された長尺の金属板で構成され、長手方向の両端部(一端部10a、他端部10b)が半円状に構成されている。第一の折り曲げ部11は、本体部10の長手方向の一端部10aから、本体部10の長手方向の全長の1/3の位置で、上方から、本体部10の短手方向に沿って180度折り曲げて、U字状に構成されている。第二の折り曲げ部12は、本体部10の長手方向の一端部10aから、本体部10の長手方向の全長の2/3の位置で、下方から、本体部10の短手方向に沿って180度折り曲げて、逆U字状に構成されている。
第一の先端部13は、第一の折り曲げ部11に対向する本体部10の長手方向の他端部10bを下方から斜めに向けて滑らかに曲げることで構成されている。第二の先端部14は、第二の折り曲げ部12に対向する本体部10の長手方向の一端部10aを上方から斜めに向けて滑らかに曲げることで構成されている。
そして、本考案は、図2-図4に示すように、第一の折り曲げ部11と第一の先端部13との間にポケットPの先端P1が挿入され、第二の折り曲げ部12と第二の先端部14との間にマスクMの一部M1が挿入される。
これにより、手軽に衣服やカバンに装着することが出来るとともに、容易にマスクMを一時的に保管することが可能となる。即ち、本考案は、第一の折り曲げ部11と第一の先端部13との間に衣服やカバンのポケットPの先端P1を挿入することで、衣服やカバンに手軽に装着することが可能となる。カバンでは、ポケットPの他に、カバンの先端や縁部に本考案のマスク用クリップ1を装着しても良い。又、本考案は、第二の折り曲げ部12と第二の先端部14との間にマスクMの一部M1を挿入することで、容易にマスクMを一時的に保管することが可能となる。そのため、ユーザーは、持ち運びも便利であるとともに、外したマスクをポケットや机の上に置く必要が無く、衛生的にマスクMを一時的に保管することが出来る。又、ユーザーは、外したマスクMを身に着けて保存することで、マスクMの置き忘れを防止することが可能となる。
ここで、一端部10aと他端部10bとを半円状に構成しているため、本考案は、ポケットPやマスクMを装着し易くするとともに、見た目も良好で、アクセサリーとして利用することが出来る。又、第一の先端部13を斜めに向けて曲げることで、第一の折り曲げ部11と第一の先端部13との間にポケットPの先端P1を挿入し易くすることが出来る。同様に、第二の先端部14を斜めに向けて曲げることで、第二の折り曲げ部12と第二の先端部14との間にマスクMの一部M1を挿入し易くすることが出来る。更に、本考案では、長尺の金属板を二回折り曲げることで製造することが出来るため、加工が簡単で量産することが可能である。
ここで、本体部10を構成する金属の種類に特に限定は無いが、例えば、鉄、ステンレス、銅、アルミ等を挙げることが出来る。又、本体部10を構成する金属板の長手方向の寸法に特に限定は無いが、例えば、10cm~30cmの範囲内に設定することが出来る。本体部10を構成する金属板の短手方向の寸法に特に限定は無いが、例えば、1cm~5cmの範囲内に設定することが出来る。本体部10の厚みに特に限定は無いが、例えば、1mm~9mmの範囲内に設定することが出来る。又、一端部10aと他端部10bの半円状に特に限定は無いが、例えば、半真円状でも半楕円状でも構わない。又、本体部10の表面に文字やロゴ、装飾部を設けても構わない。
又、第一の折り曲げ部11における本体部10の長手方向の全長の1/3の折り曲げ位置に特に限定は無いが、例えば、本体部10の長手方向の全長の1/4.0~1/2.5の範囲内で設定することが出来る。第一の折り曲げ部11におけるU字状に特に限定は無いが、例えば、V字状でもコの字状でも構わない。
又、第二の折り曲げ部12における本体部10の長手方向の全長の2/3の折り曲げ位置に特に限定は無いが、例えば、本体部10の長手方向の全長の2/3.5~2/2.5の範囲内で設定することが出来る。第二の折り曲げ部12における逆U字状に特に限定は無いが、例えば、逆V字状でも逆コの字状でも構わない。
又、第一の先端部13における曲げの角度に特に限定は無いが、例えば、5度~30度の範囲内で設定することが出来る。又、第二の先端部14における曲げの角度に特に限定は無いが、例えば、5度~30度の範囲内で設定することが出来る。
又、ポケットPの種類に特に限定は無く、例えば、衣服やカバン、ハンドバック、リュックサック等、どのようなポケットであっても採用することが出来る。衣服は、例えば、スーツや上着、ワイシャツ等のポケットを有する衣服を挙げることが出来る。又、第二の折り曲げ部12と第二の先端部14との間に挿入されるマスクMの一部M1の種類に特に限定は無く、図3-図4に示すように、マスクMの一部M1は、マスクMの本体の一部であっても、マスクMの紐の一部であっても構わない。例えば、第二の折り曲げ部12と第二の先端部14との間に、マスクMの紐を引っ掛ける形態で、マスクMの一部M1を挿入しても構わない。
<本考案の第二の実施形態>
本考案の第二の実施形態に係るマスク用クリップ2は、図5に示すように、本体部20と、第一の折り曲げ部21と、第二の折り曲げ部22と、第三の折り曲げ部23と、第一の先端部24と、第二の先端部25と、を備える。
本考案の第二の実施形態に係るマスク用クリップ2は、図5に示すように、本体部20と、第一の折り曲げ部21と、第二の折り曲げ部22と、第三の折り曲げ部23と、第一の先端部24と、第二の先端部25と、を備える。
本体部20は、水平状態に配置された長尺の金属板で構成され、長手方向の両端部20a、20bが半円状に構成されている。
又、第一の折り曲げ部21は、本体部20の長手方向の一端部20aから、本体部20の長手方向の全長の1/4の位置で、下方から、本体部20の短手方向に沿って180度折り曲げて、逆U字状に構成されている。第二の折り曲げ部22は、本体部20の長手方向の一端部20aから、本体部20の長手方向の全長の1/2の位置で、上方から、本体部20の短手方向に沿って180度折り曲げて、U字状に構成されている。第三の折り曲げ部23は、本体部20の長手方向の一端部20aから、本体部10の長手方向の全長の3/4の位置で、下方から、本体部20の短手方向に沿って180度折り曲げて、逆U字状に構成されている。
又、第一の先端部24は、第二の折り曲げ部22に対向する本体部20の長手方向の他端部20bを下方から斜めに向けて滑らかに曲げることで構成されている。第二の先端部25は、第二の折り曲げ部22に対向する本体部20の長手方向の一端部20aを下方から斜めに向けて滑らかに曲げることで構成されている。
そして、本考案は、図6-図9に示すように、第二の折り曲げ部22と第一の先端部24との間にポケットPの先端P1が挿入され、第二の折り曲げ部22と第二の先端部25との間、又は、第一の折り曲げ部21と第三の折り曲げ部23との間にマスクMの一部M1が挿入される。
これにより、上述と同様に、手軽に衣服やカバンに装着することが出来るとともに、容易にマスクMを一時的に保管することが可能となる。
ここで、本考案では、図6に示すように、第二の折り曲げ部22と第一の先端部24との間に衣服やカバンのポケットPの先端P1を挿入することで、衣服やカバンに手軽に装着することが可能となる。又、図7に示すように、第二の折り曲げ部22と第二の先端部25との間にマスクMの一部M1を挿入することで、上述と同様に、マスクMを上方から挿入して、容易にマスクMを一時的に保管することが可能となる。図7では、不織布のマスクに比べて重量がある布マスクの紐を引っ掛けて吊り下げている場合を示す。
更に、図8、図9に示すように、第一の折り曲げ部21と第三の折り曲げ部23との間にマスクMの一部M1を挿入することで、今度は、マスクMを下方から挿入して、一時的に保管することが可能となるため、ユーザーは、マスクMを上方と下方のいずれか一方から挿入することが出来るようになり、ユーザーの利便性を向上させる。
又、本考案では、更に、長尺の金属板を三回折り曲げることで製造することが出来るため、加工が簡単で量産することが可能となる。
ここで、本考案の第二の実施形態に係るマスク用クリップ2の各部の構成のうち、本考案の第一の実施形態に係るマスク用クリップ1の各部の構成と共通する部分については、本考案の第一の実施形態に係るマスク用クリップ1の各部と同様である。
又、第一の折り曲げ部21における本体部10の長手方向の全長の1/4の折り曲げ位置に特に限定は無いが、例えば、例えば、本体部10の長手方向の全長の1/5.0~1/3.5の範囲内で設定することが出来る。
又、第二の折り曲げ部22における本体部10の長手方向の全長の1/2の折り曲げ位置に特に限定は無いが、例えば、例えば、本体部10の長手方向の全長の1/1.5~1/3の範囲内で設定することが出来る。
又、第三の折り曲げ部23における本体部10の長手方向の全長の3/4の折り曲げ位置に特に限定は無いが、例えば、例えば、本体部10の長手方向の全長の3/4.5~3/5.5の範囲内で設定することが出来る。
又、第一の折り曲げ部21の折り曲げ位置は、第三の折り曲げ部23の折り曲げ位置と同等又はそれ以上の上方に設定されると好ましい。第一の先端部24は、第二の折り曲げ位置22の折り曲げ位置と同等又はそれ以上の上方に設定されると好ましい。第二の先端部25は、第二の折り曲げ位置22の折り曲げ位置と同等又はそれ以下の下方に設定されると好ましい。
さて、本考案では、マスクMに加えて、予備のマスクMを収納するホルダ3を、第二の折り曲げ部12と第二の先端部14との間に挿入しても構わない。
ここで、ホルダ3は、図10、図11に示すように、本体部30と、引っ掛け部31と、上方蓋部32と、下方蓋部33と、左右の蓋部34、35と、を備える。
本体部30は、四角状の板で構成される。引っ掛け部31は、本体部30の上端の中央から板状で四角状に延出され、中央に左右の横長の第一の孔31aを有する。上方蓋部32は、本体部30の上端の左右から板状でコの字状に延出され、本体部30の上端の左右で折り曲げ可能に設けられる。下方蓋部33は、本体部30の下端から板状で四角状に延出され、下端に、引っ掛け部31を挿通可能な左右の横長の第二の孔33aを有し、本体部30の下端で折り曲げ可能に設けられる。左右の蓋部34、35は、本体部30の左右の両端のそれぞれから板状で四角状に延出され、本体部30の左右の両端のそれぞれで折り曲げ可能に設けられる。
これにより、図11に示すように、本体部30の中央に予備のマスクMを置き、左右の蓋部34、35を折り曲げ、下方蓋部33の第二の孔33aに引っ掛け部31を挿通して、上方蓋部32を折り曲げることで、マスクMをホルダ3に収納することが出来る。
ここで、例えば、本考案の第一の実施形態では、引っ掛け部31の第一の孔31aを、第二の折り曲げ部12と第二の先端部14との間に挿入することで、ホルダ3を本考案に装着することが可能となる。又、本考案の第二の実施形態では、引っ掛け部31の第一の孔31aを、第一の折り曲げ部21と第三の折り曲げ部23との間に挿入すれば良い。これにより、ホルダ3を用いて、予備のマスクMを容易に持ち歩くことが可能となる。
又、ホルダ3の本体部30の表面に、名刺入れ用のポケット36を更に設けることで、予備のマスクMに加えて名刺やIDカード等を本考案に装着することが可能となる。
ここで、ホルダ3の各部の素材に特に限定は無いが、例えば、透明性の合成樹脂を挙げることが出来る。又、ホルダ3の寸法等は、適宜設計すれば良い。
本考案の第二の実施形態では、図12に示すように、マスク用クリップ1をポケットPに装着し、マスクMをマスク用クリップ1に挟んで保持したり、ホルダ3をマスク用クリップ1に装着したりすることが出来る。又、ホルダ3を装着したマスク用クリップ1に、更にマスクMを挟むことも出来る。布マスクMでは、紐をマスク用クリップ1に吊り下げると良い。又、ホルダ3を装着したマスク用クリップ1に布マスクMの紐を吊り下げても良い。
又、本考案に係るマスク用クリップの構成に、更に、他の機能や他のデザインを追加しても構わない。例えば、本考案に係るマスク用クリップ1の第一の折り曲げ部11と第一の先端部13との間にポケットPの先端が挿入された際に、マスク用クリップ1がポケットPから滑り落ちることを防止するために、第一の折り曲げ部11と第一の先端部13との間のいずれかの位置に滑り止め部材を設けても構わない。滑り止め部材は、ポケットPと接触すると、滑り止め機能を発揮して、マスク用クリップ1がポケットPに固定される。これにより、マスク用クリップ1がポケットPから滑り落ちることを防止することが出来る。滑り止め部材の種類に特に限定は無いが、例えば、ゴム等の滑り止め製の部材であったり、突起状で、ポケットPに引っ掛かる部材であったりしても構わない。
以上のように、本考案に係るマスク用クリップは、衣服はもちろん、ポケットを有するカバン等に適用されるマスク用クリップとしてとして有用であり、手軽に衣服やカバンに装着することが出来るとともに、容易にマスクを一時的に保管することが可能なマスク用クリップとして有効である。
1 マスク用クリップ
10 本体部
11 第一の折り曲げ部
12 第二の折り曲げ部
13 第一の先端部
14 第二の先端部
10 本体部
11 第一の折り曲げ部
12 第二の折り曲げ部
13 第一の先端部
14 第二の先端部
Claims (2)
- 水平状態に配置された長尺の金属板で構成され、長手方向の両端部が半円状に構成された本体部と、
前記本体部の長手方向の一端部から、前記本体部の長手方向の全長の1/3の位置で、上方から、前記本体部の短手方向に沿って180度折り曲げて、U字状に構成された第一の折り曲げ部と、
前記本体部の長手方向の一端部から、前記本体部の長手方向の全長の2/3の位置で、下方から、前記本体部の短手方向に沿って180度折り曲げて、逆U字状に構成された第二の折り曲げ部と、
前記第一の折り曲げ部に対向する前記本体部の長手方向の他端部を下方から斜めに向けて滑らかに曲げることで構成された第一の先端部と、
前記第二の折り曲げ部に対向する前記本体部の長手方向の一端部を上方から斜めに向けて滑らかに曲げることで構成された第二の先端部と、
を備え、
前記第一の折り曲げ部と前記第一の先端部との間にポケットの先端が挿入され、前記第二の折り曲げ部と前記第二の先端部との間にマスクの一部が挿入される、
マスク用クリップ。 - 水平状態に配置された長尺の金属板で構成され、長手方向の両端部が半円状に構成された本体部と、
前記本体部の長手方向の一端部から、前記本体部の長手方向の全長の1/4の位置で、下方から、前記本体部の短手方向に沿って180度折り曲げて、逆U字状に構成された第一の折り曲げ部と、
前記本体部の長手方向の一端部から、前記本体部の長手方向の全長の1/2の位置で、上方から、前記本体部の短手方向に沿って180度折り曲げて、U字状に構成された第二の折り曲げ部と、
前記本体部の長手方向の一端部から、前記本体部の長手方向の全長の3/4の位置で、下方から、前記本体部の短手方向に沿って180度折り曲げて、逆U字状に構成された第三の折り曲げ部と、
前記第二の折り曲げ部に対向する前記本体部の長手方向の他端部を下方から斜めに向けて滑らかに曲げることで構成された第一の先端部と、
前記第二の折り曲げ部に対向する前記本体部の長手方向の一端部を下方から斜めに向けて滑らかに曲げることで構成された第二の先端部と、
を備え、
前記第二の折り曲げ部と前記第一の先端部との間にポケットの先端が挿入され、前記第二の折り曲げ部と前記第二の先端部との間、又は、前記第一の折り曲げ部と前記第三の折り曲げ部との間にマスクの一部が挿入される、
マスク用クリップ。
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Country Status (1)
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JP (1) | JP3235687U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7542864B2 (ja) | 2022-01-24 | 2024-09-02 | 株式会社華陽テクノ・プラザ | クリップホルダ及びその製造方法 |
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2021
- 2021-10-26 JP JP2021004123U patent/JP3235687U/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7542864B2 (ja) | 2022-01-24 | 2024-09-02 | 株式会社華陽テクノ・プラザ | クリップホルダ及びその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20211026 |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3235687 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |