JP3232041B2 - 複数の締結部材の結合構造およびその方法 - Google Patents
複数の締結部材の結合構造およびその方法Info
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は連結等に使用する複数の締結部材の結合構造およびそ
の方法に関する。
トを用いて緊締する際には、これらボルト・ナットにス
プリングワッシャや平座金を介在させて締結を行なうこ
とが一般的で、これにより緩み止めや座面の拡大により
安定した締結効果が得られるものである。
得るため、これらナットまたはボルトと、スプリングワ
ッシャや平座金とはあらかじめ一体的に仮止めしておく
技術が知られている。
54の座面側に突起56を付設し、平座金55をナット
54の座面に添えた後、突起56を平座金55にかしめ
付けることで一体化させていた。
を行なったときは、突起56のかしめ部が取付部材面に
当たって完全な締め付けが行なえない。
ればならなかったり、突起部の成形あるいはかしめ作業
等の特殊な工程が必要となってコストアップとなる。
と、この両者を容易に分離させることができないので、
締結の変更等が生じて座金を交換するときは、この作業
は全くできないので、この異種のセット品を多数用意し
ておかなければならない。
(b)に示すように、ボルト50にスプリングワッシャ
51を通して熱収縮性フィルム52をボルト50の頭部
53とスプリングワッシャ51との外周部とに被せて、
フィルム52の熱収縮力を利用して一体化させたり、図
9(c)に示すように、ナット54の座面側にスプリン
グワッシャ51と平座金55とを重ねた状態で、これら
の外周部へ熱収縮性フィルム52を被せ、フィルム52
の熱収縮力を利用して一体化させる技術が市場提供され
ている。
1や平座金55の外周部およびその座面へフィルム52
によって包み込むように止め付けているので、このスプ
リングワッシャ51あるいは平座金55における座面に
巻き込んだフィルムが取付部材面に挟まれて、剥そうと
思っても容易に行なえない。
着された状態で、ナット54が回転移動するので、フィ
ルム52にしわができて外観の体裁が悪く商品価値を低
下させる。
5が、ナット54あるいはボルト50の頭部53におけ
る座面へ直接当接して、しかも、これらスプリングワッ
シャ51あるいは平座金55の座面がフィルム52を介
して取付部材面へ当接しているため、ナット54あるい
はボルト50の回転と共に、スプリングワッシャ51あ
るいは平座金55が回転して取付部材面に擦り傷を付け
てしまう。
ナット54あるいはボルト50とスプリングワッシャ5
1,平座金55とを包被してあるため、このフィルム5
2を破らない限り両者を分離することができず、スプリ
ングワッシャ51,平座金55の付け替えや変更あるい
は締結後の両者の着脱を行なうことができないものであ
った。等の様々な問題点を有するものであった。
題点を解決するためになされたもので、一方締結部材へ
保持部材の一端部を係止させ、この保持部材の他端部を
前記一方締結部材の一側部に突出して支持体を形成さ
せ、この支持体の外周部に前記他方締結部材の通孔に通
した後、該支持体の外端部を、少なくとも、前記通孔の
内径より外方へ張り出して止体を設けることにより、一
方および他方締結部材の一体的な仮止めを行なうことが
できると共に、他方締結部材の自由な回転と着脱操作を
行なうことができる複数の締結部材の結合構造およびそ
の方法を提供することを目的としている。
ための本発明の手段は、第一の例による複数の締結部材
の結合構造は、一方締結部材と、所定径の通孔を有する
他方締結部材とを保持部材により仮止めする複数の締結
部材の結合構造にあって、前記一方締結部材へ前記保持
部材の一端部を係止させ、この保持部材の他端部を前記
一方締結部材の一側部に突出して支持体を形成させ、こ
の支持体の外周部に前記他方締結部材の通孔に通した
後、該支持体の外端部を、少なくとも前記通孔の内径よ
り外方へ張り出して止体を設ける。
合構造は、めねじまたはおねじを有する一方締結部材
と、所定径の通孔を有する他方締結部材とを保持部材に
より仮止めする複数の締結部材の結合構造にあって、前
記一方締結部材の外周へ前記保持部材の一端部を係止さ
せ、この保持部材の他端部を前記一方締結部材における
座面側に突出して支持体を形成させ、この支持体の外周
部に前記他方締結部材の通孔に通した後、該支持体の外
端部を、少なくとも前記通孔の内径より外方へ張り出し
て止体を設けて、前記一方締結部材の座面に前記保持部
材に対して切り込みを与える突体を設ける。
合構造は、めねじを有する一方締結部材と、所定径の通
孔を有する他方締結部材とを保持部材により仮止めする
複数の締結部材の結合構造にあって、前記一方締結部材
の外周へ前記保持部材の一端部を係止させ、この保持部
材の他端部を、前記一方締結部材における座面側に突出
して円筒状の支持体を形成させ、この支持体の外周部に
前記他方締結部材の通孔に通した後、該支持体の外端部
を、少なくとも前記通孔の内径より外方へ張り出して止
体を設けて、前記支持体は、その内径を締結に際して挿
嵌するおねじ体のおねじ外径より小径に形成させる。
所定径の通孔を有する他方締結部材とを保持部材により
仮止めする複数の締結部材の結合方法にあって、前記一
方締結部材の外周へ前記保持部材の一端部を係止させ、
この保持部材の他端部を、前記一方締結部材における座
面側に突出して円筒状の支持体を形成させ、この支持体
の外周部に前記他方締結部材の通孔に通した後、該支持
体の外端部を、少なくとも前記通孔の内径より外方へ張
り出して止体を設けて、複数の締結部材の結合構造を成
形し、この複数の締結部材の結合構造による締結に際し
て、前記一方締結部材の外周へ被着させた前記保持部材
を、一方締結部材の座面付近において締結の回転力によ
り切除させる複数の締結部材の結合方法にある。
構造およびその方法の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
複数の締結部材の結合構造で、取付部材等の物品bの組
み立て、あるいは、連結等に利用されるものであって、
一方締結部材1と、他方締結部材2と、保持部材3とに
より基本的に構成され、一方締結部材1と、所定径の通
孔4を有する他方締結部材2とを保持部材3により仮止
めする。
ば、例示的に挙げるとすれば、図1(a),(b),
(c),(d),(e)に示すように、ナット等の各種
めねじ体1aや、図1(f)に示すように、ボルト等の
各種おねじ体1bや、図1(g),(h)に示すよう
に、各種の座金やパッキン等やパネルなどの平板状材1
c等が、あるいは、図4(b)に示すように、コイルス
プリング1d等が用いられるものであって、取付部材等
の物品bの組み立て、あるいは、連結等に利用されるも
のであれば任意の締結部材が採用される。
ば、例示的に挙げるとすれば、図1(a),(b)に示
すように、スプリングワッシャ2aや、図1(b),
(f),(h)に示すように、平座金2bや、図1
(c)に示すように、皿ばね座金2cや、図1(e),
(g)に示すように、板材や物品bの構成材等の部材2
d等、あるいは、図示してないが、丸や角状のパイプな
ど、更には、図4(c)に示すように、コイルスプリン
グ2e等が用いられるもので、この他方締結部材2は、
図1(a)等のように単品か、あるいは、図1(b)等
のように、複数品の組み合わせに構成される。
ねじ体5が挿通する通孔4が形成されているものであ
り、この通孔4は、円形以外も楕円状や長孔状更には多
角形状等任意の形状が挙げられるもので、取付部材等の
物品bの組み立て、あるいは、連結等に利用されるもの
であれば任意の締結部材が採用される。
への収縮率の大きい熱収縮性を有する合成樹脂材等によ
り所定厚さの薄厚に形成されるもので、フィルム状のも
のが適しており、必要に応じて、図4(a)に示すよう
に、軸方向や円周方向の一方または両方へミシン目1
2,13を施して、一方締結部材1の外周に密着した部
分を割れやすくすることもあり、一端部7には、つまみ
17を付設することもある。
で、一方締結部材1等の錆び止めになり、更に、無色透
明のものが使用しやすいが、当然着色してあっても構わ
ないもので、これにより一方締結部材1の位置の確認
や、装飾効果を発揮する。
結合構造Aは、一方締結部材1へ保持部材3の一端部7
を係止させ、この保持部材3の他端部を一方締結部材1
の一側部に突出して支持体8を形成させ、この支持体8
の外周部に他方締結部材2の通孔4に通した後、該支持
体8の外端部を、少なくとも通孔4の内径より外方へす
なわち、直径方向へ張り出して止体9を設けてある。
にあっては、図2(a)に示すように、一方締結部材1
の外周部より大径を有する筒状フィルム3aを、該一方
締結部材1へ被せ、慣用の熱風送気手段(図示せず)に
より外側から加熱すると、図2(b)に示すように、熱
収縮して一方締結部材1の外側に密着し、一端部1aが
軸方向への移動を妨げる位置へ、例えば、一方締結部材
1がナットの場合はその座面他側面に係止する。
8は、この筒状フィルム3aにより形成されるもので、
該筒状フィルム3aの熱収縮限度に達した際に成形され
るものであり、筒状フィルム3aが座面に密着し、他端
部が所定径の円筒状となる。このとき、図2(c)に示
すように、治具25をめねじ1s内へまたはめねじ1s
付近まで通し、筒状フィルム3aを熱収縮させることも
あるもので、支持体8の成形にあって、内径寸法の一定
化が計れると共に、より軸心方向の成形精度が向上し、
歪みや変形がない。
材2の通孔4の内径より小径で、一方締結部材1がナッ
トの場合は、そのめねじ1sの谷径より大径に形成する
ことが好ましいが、図3(a)に示すように、ナット1
のめねじ1sの谷径より小径の寸法pを有するように形
成することもあるもので、この場合、図2(b)に示す
ように、このナット1とボルト5を用いて取付部材10
を締結した際に、前記した支持体8の内周面がおねじ5
a面に密着して、ナット1およびボルト5の戻り(緩
み)止め作用等を発揮する。
ねじ体5のおねじ5aに螺合させるとき、その開始時に
置いて該支持体8がおねじ5aに嵌り込んで仮止めされ
るため、あやまって、結合構造Aを落下させることがな
い。
通孔4の内径より外方へ張り出し、その張出形状が維持
(戻ったり崩れたりしない)される手段であれば任意の
手段が用いられるもので、例えば、図2(d)に示すよ
うに、支持体8内径より大径の円錐棒状治具11を該支
持体8内へ挿嵌して、熱風送気手段(図示せず)により
外側から加熱して塑性変形(硬化)させたり、あらかじ
め所定温度に加熱した円錐棒状治具11を該支持体8内
へ挿嵌して塑性変形させたりする。
(e)に示すように、一方締結部材1側から治具26を
挿入して、その先端部を支持体8内の途中において位置
させた状態で、熱風送気手段により熱変形させると、支
持体8内に供給された熱風力によりその端縁部が外方へ
広がり、該止体9が成形される。
材2の座面へ密着する必要はなく、また、この他方締結
部材2も多少の遊動できる程度のゆとりをもった保持形
態でもよい。
材2との間には保持部材3を介して所定の隙間を形成さ
せて連結されているため、この複数の締結部材の結合構
造Aを用いて取付部材10の締結を行なうとき、両部材
1,2は共回りを生じないので、取付部材10面に他方
締結部材2の擦り傷を与えない。
結部材1のみが回転することで、該一方締結部材1の外
周に被着した保持部材3が引き千切られ、締結を行なっ
た旨の確認が行なわれる。
は、保持部材3に薄厚の合成樹脂フィルムを採用してい
るため、一方締結部材1と他方締結部材2との分離は、
両者1,2を軸方向へ引っ張ることで容易にその仮止め
を解除させることができるもので、一旦、止体9が形成
された後でも、他方締結部材2の通孔4へ挿し入れて、
再び一体化させることもできるものであって、その挿入
が困難であれば、熱風送気手段等により加熱しつつ行な
えば比較的円滑に行なえる。
(b)に示すように、一方締結部材であるナット1a
に、両面取りナットを採用したときは、取付部材10の
締結時に座面側において保持部材3が引きちぎれにくい
ため、該保持部材3自体の離脱が妨げらて、分離による
保持部材がゴミとなることがない。
合構造Aの第二の例による締結方法を説明する。
方締結部材1と、所定径の通孔4を有する他方締結部材
2とを保持部材3により仮止めする複数の締結部材の結
合構造Aにあって、一方締結部材1の外周へ保持部材3
の一端部7を係止させ、この保持部材3の他端部を一方
締結部材1における座面側に突出して支持体8を形成さ
せ、この支持体8の外周部に他方締結部材2の通孔4に
通した後、該支持体8の外端部を、少なくとも通孔4の
内径より外方へ張り出して止体9を設けて、一方締結部
材1の座面に保持部材3に対して切り込みを与える突体
16を設けた構成のものである。
Aに突体16を付設した構成であって、例えば、一方締
結部材1である図5(a)に示すナット1aや、また
は、図5(b)に示すボルト1aの座面20に刃状や、
各締結部材の成形時のバリ等からなる突体16を形成す
ることで、締結時に保持部材3がこの突体16により切
断されて、一方締結部材1に対する保持部材3の密着が
解除される、あるいは、一方締結部材1から離脱して締
結されたことが確認できる。
に、座面20へ複数箇所またはその全周に設けるもの
で、一方締結部材1の製造に際して、その工程途中にお
いてプレス機等により成形される。
うに、所定の角度θをなす鋭角の刃状に形成することも
あるもので、例えば、その角度は20〜40°程度に成
形する。
締め付け力により、図6(b)に示すように、外方へ広
がるため、その結果が目視により確認できて、締め付け
トルクの管理が行なえる。
図6(c)に示すように、この突体16によりナットで
ある一方締結部材1の座面付近において、保持部材3が
切断され、該一方締結部材1の外方(軸方向)へ抜け出
させることができるもので、ソケット式の締付工具(図
示せず)により締め付ければ、このソケット内に納まっ
て一方締結部材1から引き抜くとき一緒に取り外すこと
ができて、その始末が簡単となる。
Aは、一方締結部材1に対する保持部材3の一端部7の
係止位置は、あるいはその態様は任意に設定できるもの
で、図1(d)に示すように、一方締結部材1がフラン
ジ付きナット1aを用いたときは、そのフランジ部18
に施すことができる。
すように、他端部に形成された支持体8の他側に、おね
じ体5のおねじ5aが係合する係止部19を熱風供給手
段等による熱収縮作用により円筒状に形成してあるもの
で、少なくともおねじ5a外径よりその内径を小径に形
成してある。
10を締結したとき、係止部19がおねじ体5のおねじ
5aに密着してダブルナット効果を発揮し、一方締結部
材1およびおねじ体5の緩み止めが奏される。
において、一方締結部材であるナット1aの座面側にめ
ねじ1sに延長される不完全ネジ部や、めねじ1sに形
成されたへこみ等の凹部1rが設けられていれば、図8
(a)に示すように、この不完全ネジ1rに保持部材3
における一端部7を係止させることができるものであ
る。
給手段等による熱収縮作用を与えてもよい。
締結部材の結合構造は、一方締結部材に取り付けられた
保持部材の支持体に、他方締結部材がその通孔において
支持されるため、これら両締結部材の仮止めすなわち一
体化を簡単かつ確実に行なうことができる。
ず、また、該他方締結部材が軸方向および円周方向へ移
動可能となり、締結に際して、一方締結部材と共回りす
ることがないので、締結する取付部材に擦り傷を与えな
い。
外すことで、任意にその他方締結部材を交換することが
できる。
て切り込みを与える突体を設けることにより、締結に際
して、一方締結部材の外周に被着した保持部材が剥離あ
るいは分離して、締結を行なった確認を外観からの目視
により行なうことができるので、一方締結部材の締め忘
れの防止になる。
は、突体によりナットである一方締結部材の座面付近に
おいて、締結による回転移動により保持部材が切断され
るので、この保持部材は該一方締結部材の外方へ抜け出
させることができるもので、締結の有無の確認を目視で
行なうことができると共に、保持部材の始末が簡単とな
る。等の格別の効果を奏するものである。
一実施例の各例を示す断面図である。
形過程を示す断面図である。
の各例を示すもので、(a)はその断面図を、(b)は
締結状態の断面図を示す。
他の例を示す正面図である。
二実施例の各例を示す断面図である。
を示す説明図である。
に他の例を示す取付状態の断面図である。
他の各実施例を示す断面図である。
明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 一方締結部材と、所定径の通孔を有する
他方締結部材とを保持部材により仮止めする複数の締結
部材の結合構造にあって、 前記一方締結部材へ前記保持部材の一端部を係止させ、
この保持部材の他端部を前記一方締結部材の一側部に突
出して支持体を形成させ、この支持体の外周部に前記他
方締結部材の通孔に通した後、該支持体の外端部を、少
なくとも前記通孔の内径より外方へ張り出して止体を設
けたことを特徴とする複数の締結部材の結合構造。 - 【請求項2】 めねじまたはおねじを有する一方締結部
材と、所定径の通孔を有する他方締結部材とを保持部材
により仮止めする複数の締結部材の結合構造にあって、 前記一方締結部材の外周へ前記保持部材の一端部を係止
させ、この保持部材の他端部を前記一方締結部材におけ
る座面側に突出して支持体を形成させ、この支持体の外
周部に前記他方締結部材の通孔に通した後、該支持体の
外端部を、少なくとも前記通孔の内径より外方へ張り出
して止体を設けて、前記一方締結部材の座面に前記保持
部材に対して切り込みを与える突体を設けたことを特徴
とする複数の締結部材の結合構造。 - 【請求項3】 めねじを有する一方締結部材と、所定径
の通孔を有する他方締結部材とを保持部材により仮止め
する複数の締結部材の結合構造にあって、 前記一方締結部材の外周へ前記保持部材の一端部を係止
させ、この保持部材の他端部を、前記一方締結部材にお
ける座面側に突出して円筒状の支持体を形成させ、この
支持体の外周部に前記他方締結部材の通孔に通した後、
該支持体の外端部を、少なくとも前記通孔の内径より外
方へ張り出して止体を設けて、 前記支持体は、その内径を締結に際して挿嵌するおねじ
体のおねじ外径より小径に形成させたことを特徴とする
複数の締結部材の結合構造。 - 【請求項4】 めねじを有する一方締結部材と、所定径
の通孔を有する他方締結部材とを保持部材により仮止め
する複数の締結部材の結合方法にあって、 前記一方締結部材の外周へ前記保持部材の一端部を係止
させ、この保持部材の他端部を、前記一方締結部材にお
ける座面側に突出して円筒状の支持体を形成させ、この
支持体の外周部に前記他方締結部材の通孔に通した後、
該支持体の外端部を、少なくとも前記通孔の内径より外
方へ張り出して止体を設けて、複数の締結部材の結合構
造を成形し、 この複数の締結部材の結合構造による締結に際して、前
記一方締結部材の外周へ被着させた前記保持部材を、一
方締結部材の座面付近において締結の回転力により切除
させることを特徴とする複数の締結部材の結合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05025998A JP3232041B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 複数の締結部材の結合構造およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP05025998A JP3232041B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 複数の締結部材の結合構造およびその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11247826A JPH11247826A (ja) | 1999-09-14 |
JP3232041B2 true JP3232041B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=12853991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05025998A Expired - Lifetime JP3232041B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 複数の締結部材の結合構造およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3232041B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102580243B1 (ko) * | 2021-12-16 | 2023-09-18 | 황인성 | 옆면 잠 베개 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021017966A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | 信越ポリマー株式会社 | ナットの緩み防止構造、及びその形成方法 |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP05025998A patent/JP3232041B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102580243B1 (ko) * | 2021-12-16 | 2023-09-18 | 황인성 | 옆면 잠 베개 |
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