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JP3231793U - ランドセル - Google Patents

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JP3231793U
JP3231793U JP2021000121U JP2021000121U JP3231793U JP 3231793 U JP3231793 U JP 3231793U JP 2021000121 U JP2021000121 U JP 2021000121U JP 2021000121 U JP2021000121 U JP 2021000121U JP 3231793 U JP3231793 U JP 3231793U
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光展 依田
光展 依田
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ナース鞄工株式会社
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Abstract

【課題】副収容室のマチ幅可変に伴い前締ベルトの長さ調節を容易にするランドセルを提供する。【解決手段】教科書、ノートなどの各種教材を収容する主収容室3と副収容室5と前ポケット部7を有するランドセル本体2と、該ランドセル本体の上部を開閉可能に覆う蓋板9とからなるランドセル1において、主収容室3と副収容室5の左右両マチ部から副収容室5の正面側にそれぞれ回装した前締めベルト11の一方ベルト部11aに取付けた差込連結板17と、他方ベルト部11bに取付けた保持体25とを着脱可能に連結する連結具15を取付ける。【選択図】図1

Description

本考案は、ランドセルの主収容室および副収容室の形状維持と奥行幅を調節することのできるランドセルの改良に関する。
従来、ランドセルは、教科書やノートなどを収納する主収容室と、各種教材を収容する副収容室と、小物を収容する前ポケットなどを、前後方向に連設して形成されており、また、ランドセルの主収容室と副収容室のマチ部分には型崩れを防止するため、いわゆる前締めベルトが取付けられている。この前締めベルトは左右マチ部から副収容室の正面側に回装し、正面に位置した左右のベルトを着脱可能にして調節するバックル型の連結具が取付けられている。
しかし、バックル型の連結具は、着脱操作には時間がかかり面倒であることから使われなくなり形骸化し、その多くは装飾化して左右マチ部から副収容室の正面で固定連結したものや正面側にホックで着脱可能に取付けられているものが知られている(特許文献1、2)。
実用第3197300号 特開2015−6233号
しかし、昨今のランドセルは、A4判ファイルや連絡ノートなどを収容するため主収容室は大型化し、ランドセルに収納する教科書やノート、クリアファイル、筆箱、算数教材などの他、電子機器や嵩張る体操着、給食袋または水筒などを持ち運ぶ必要がある。そのため、主収容室は勿論の他、副収容室に収納するものは多様化し、教材、体操着袋や給食袋だけでなく、電子機器などを収容しなければならなくなった。
そのため、副収容室は収容する量に応じてマチ幅を拡幅することができる機能が要求されることから、前締めベルトも一定幅に固定した形骸化した前締めベルトではなく、副収容室の拡幅に応じて伸縮可能な前締めベルトが要求される。しかし、従来からあるものは、前記したごとく、主収容室と副収容室のマチ部分の型崩れを防止するために取付けられているバックル型の連結具は、着脱操作に時間がかかり面倒であるという問題点を有している。
そこで、本考案はランドセルの副収容室のマチ幅を伸縮させて拡幅した場合に、前締めベルトの長さ調節を簡単な操作のワンタッチで行うことができる連結具を提供すると共に、特に低学年の児童にとって面倒な長さ調節を簡単に行うことを目的とする。
上記課題を達成するため、教科書、ノートなどの各種教材を収容する主収容室3と副収容室5と前ポケット部7を有するランドセル本体2と、該ランドセル本体の上部を開閉可能に覆う蓋板9とからなるランドセル1において、前記主収容室3と副収容室5の左右両マチ部から副収容室5の正面側にそれぞれ回装した前締めベルト11の一方ベルト部11aに取付けた差込連結板17と、他方ベルト部11bに取付けた保持体25とを着脱可能に連結する連結具15を取付けてなることを特徴とする。また、前記連結具15は、差込連結板17を保持体25の挿入口51から挿通して先端を出口52側から出すことにより、前記差込連結板17のロック部20を保持体25のロック機構Sにより所定位置にロックされ、前記保持体25に設けたロック機構Sの操作アーム41を操作して可動部34の作動凸部35を押圧して可動部34を下方に撓ませることにより、作動凸部35の係止爪部38が差込連結板17のロック部20から離脱し、差込連結板17を保持体25から引き抜き可能とし、または、差込連結板17のロック位置を移動可能にしてなることを特徴とする。さらには、前記連結具15の差込連結板17は、差込部18の一端に前締ベルト11の一方ベルト部11aを連結するベルト連結部19を設け、差込部18の裏面長手方向中央に片山型でのこぎり状に形成したロック部20を設けてなることを特徴とする。さらにはまた、前記保持体25は、前記差込連結板17のロック部20をロック・アンロックするロック機構Sを内蔵した基枠26と、前記差込連結板17の差込部18を挿入ガイドする挿入口51と出口52を有した蓋体50とからなり、前記基枠26の上面に蓋体50を取付けてなることを特徴とする。また、前記基枠26は、一端に前記前締ベルト11の他方ベルト部11bを連結する連結部27を設け、長手方向の両端に開口部29と、幅方向両端に操作開口部30をそれぞれ形成し、上面部28の略中央に篏合孔28aと幅方向両端に係止鍔部31を設け、下面部32には、周縁の三辺を切り欠いた切溝部33を介して可撓可能に形成した可動部34を設け、該可動部の上面に前記差込連結板17をロック・アンロックするロック機構Sを設けてなることを特徴とする。さらには、前記基枠26のロック機構Sは、前記基枠26の可動部34の上面で、前記差込連結板17のロック部20をロック・アンロックする係止爪部38を有した作動凸部35と、前記基枠26の操作開口部30に作動凸部35を作動させて前記差込連結板17のロック部20をアンロックさせる操作アーム41とからなることを特徴とする。さらにはまた、前記ロック機構Sの操作アーム41は、基枠26の操作開口部30側に押圧部42を対向させて位置し、該押圧部の一側に設けた軸部43の一端を操作開口部30の一側端に可撓可能に支持し、前記押圧部42の互いに対向する内側に設けた作動軸44の先端を前記作動凸部35の左右側面に当接させて位置し、前記左右押圧部42を作動凸部35方向に押圧して作動軸44の先端を作動凸部35の傾斜面に押圧すると、作動軸44の押圧力で作動凸部35が下方に摺動して撓んだことにより前記差込連結板17のロック部20から係止爪部38が外れてアンロックさせ、差込連結板17を保持体25から引き抜き、または、所定箇所にロック可能にしてなることを特徴とする。また、前記作動凸部35は、幅方向を山型に形成した左右対称の傾斜部36と、前後方向の一方を裾野が長いガイド斜面部37に形成し、該ガイド斜面部の反対斜面を切り欠いて切断部39を設け、該作動凸部の頂部には差込連結板17のロック部20と歯合する係止爪部38を一体に設けてなることを特徴とする。さらには、前記蓋板50は、長手方向の両端面に前記差込連結板17の差込部18を挿入ガイドする挿入口51と出口52をそれぞれ設け、蓋板50の中央下面に前記基枠26に取付ける篏合突起53を設け、幅方向両端に前記基枠26の上面部28の操作開口部30に設けた係止鍔部31と着脱可能に嵌合する係止段部55を設けてなることを特徴とする。
したがって、ランドセル1の副収容室5を伸縮させる場合、前締めベルト11のそれぞれ一方ベルト部11aと他方ベルト部11bそれぞれ一端を連結した保持体25と差込連結板17とからなる連結具15を操作することでワンタッチで簡単に前締ベルト11を伸縮させることができる。また、連結具15の着脱操作が簡単であるため低学年の学童でも操作することができ、便利である。さらに、連結具15の連結操作は、保持体25の挿入口51から出口52側に差込連結板17を挿通させるだけで差込連結板17の裏面に設けた細かく距離を刻んだロック部20が保持体25に内蔵したロック機構Sにより係止ロックされるのでベルトの長さが緩すぎたり締めすぎたりするのを防止することができる。さらには、前締ベルト11を適正な長さで締着することにより、マチ部の強度を補強することができるので、副収容室5に収納する収容物の重量でマチ部が広がったりすることなく原形を維持させて型崩れを防止することができる。
かぶせ蓋を開いたランドセルの正面図である。 ランドセル本体の側面図である。 連結具の拡大正面図である。 差込連結板の拡大裏面図である。 図4のA−A線断面図である。 保持体の拡大平面図である。 保持体の裏面図である。 保持体の右側面図である。 保持体の正面図である。 図8のB―B線断面図である。 図9のC―C線断面図である。 図10のD―D線断面図である。 蓋体の中央縦断面図である。 保持体に差込連結板がロックした状態を示す断面図である。 ロック機構の操作アームで可動部の作動凸部を押圧して作動凸部の係止爪部が差込連結板のロック部から離脱したアンロック状態を示す断面図である。
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1はかぶせ蓋を開いたランドセルの正面図、図2はランドセル本体の側面図、図3は連結具の拡大正面図、図4は差込連結板の拡大裏面図、図5は図4のA−A線断面図、図6は保持体の拡大平面図、図7は保持体の裏面図、図8は保持体の右側面図、図9は保持体の正面図、図10は図8のB―B線断面図、図11は図9のC―C線断面図、図12は図10のD―D線断面図である。ランドセル1は、皮革または合成皮革などで形成したランドセル本体2と、ランドセル本体2の上部に開口部分全体を覆う蓋板9と、ランドセル1を学童が背負う背負いベルト(図示せず)により構成されている。
ランドセル本体2は、図2に示すごとく、教科書やノートまたは筆箱など教材をそれぞれ分けて収容するもので、上方を開口した主収容室3と、その他の学習用具などを入れる上方を開口した副収容室5と、上面をジッパーで開閉可能に形成した袋状の前ポケット部7を連続して設けてある。
前記副収容室5は、収納物の量によりマチ幅を前後動させる伸縮可能にした拡幅機能を有し、マチ部分をつづら折に折り曲げて形成した折目部を設けたものや、マチ部分を二重にし、内側マチ部をひだ状に形成して伸縮可能形成し外側マチ部に分離連結可能なスライドファスナーをそれぞれ取付けた拡幅機能Yを有した副収容室5を有したランドセルである。
このランドセル1には、主収容室3と副収容室5の型崩れを防止し、また、マチ側のベルトにナス環を取付けて学童が授業で使用する体操着や給食当番が使用する白衣や帽子などが入った袋を吊り下げることができる前締めベルト11を取付けてある。
この前締めベルト11は、図1に示すごとく、左右両マチ部から副収容室5の正面側にそれぞれ回装して副収容室5側の正面に位置し、左右の一方ベルト部11aと他方ベルト部11bの一端に、該ベルト部を伸縮させて長さを調節する連結具15を取付けてある。
この連結具15は、一方ベルト部11aの一端に差込連結板17を取付け、他方ベルト部11bの一端に保持体25を取付け、該保持体の挿入口51から差込連結板17を着脱可能に挿通して所定長さに装着可能に形成してある。
前記差込連結板17は、図3から5に示すごとく、帯状に形成した扁平な差込部18の一端に前締ベルト11の一方ベルト部11aの一端を連結するベルト連結部19を設け、前記差込部18の裏面長手方向中央に先端側を傾斜させて片山型状に形成したロック部20を設けてある。このロック部20をのこぎり歯状に形成したことにより差込連結板17の長さを細かく刻んで微調整をすることができる。
この差込連結板17と一方ベルト部11aとの連結は、差込部18のロック部20を裏側(副収容室)にしてベルト連結部19に一方ベルト部11aを連結してある。このロック部20を裏側にして差込連結板17を連結したことにより、正面側から差込連結板17を含め連結具15全体をきれいに見せることができる。
前記連結具15を構成する保持体25は、図6から12に示すごとく、前記差込連結板17のロック部20をロック・アンロックするロック機構Sを内蔵した基枠26と、前記差込連結板17の差込部18を挿入ガイドする挿入口51と出口52を有した蓋体50とからなり、前記基枠26の上面部28に設けた嵌合孔28aと係止鍔部31に、前記蓋体50の係止突起53と係止段部55をそれぞれ嵌合して取付けてある。
前記保持体25の基枠26は、図7、8、9、10に示すごとく、全体を矩形に形成し、一端に前記前締ベルト11の他方ベルト部11bを連結する連結部27を設け、上面部28の中央に蓋体50を取付ける嵌合孔28aを設け、幅方向の両端辺に係止鍔部31を設け、長手方向の両端面に広く開口した開口部29と、幅方向両端面に操作アーム41が位置する操作開口部30をそれぞれ設けてある。
前記基枠26の下面部32は、図7に示すごとく、操作開口部30側と連結部27側の三辺を切り欠いて切溝部33を設けて可撓可能な可動部34を形成し、該可動部の裏面基部側に可動部34をスムースに撓ませるための溝部40を幅方向に設け、この可動部34の上面には前記差込連結板17をロック・アンロックするロック機構Sを設けてある。
前記基枠26の可動部34に設けたロック機構Sは、図7、8、9に示すごとく、可動部34の上面に設けた作動凸部35と、該作動凸部を可撓させる操作アーム41とからなり、前記作動凸部35は、幅方向で山型に形成した左右対称の傾斜部36と、前後方向の一方を裾野が長いガイド斜面部37を形成し、該ガイド斜面部の反対斜面を切り欠いて切断部39を設け、該作動凸部の頂部には前記した係止爪部38を一体に設けてある。
前記操作アーム41は、図7、9、11に示すごとく、基枠26の操作開口部30に押圧部42を互いに対向させて位置し、該押圧部の長手方向一側に設けた軸部43を操作開口部30の挿入口側に支持させて押圧部42を可撓可能に形成し、前記操作アーム41の互いに対向する押圧部42の内面直角方向で互いに対向して作動軸44を設け、該作動軸の先端を作動凸部35の左右側面に当接させて位置させてある。
この操作アーム41と可動部34に設けた作動凸部35からなるロック機構Sは、操作アーム41の押圧部42を互いに内側方向に押圧すると、作動軸44の先端が作動凸部35の傾斜部36と同角度の当接部45を斜面に当設し、さらに操作アーム41の押圧力で傾斜部36が下方に摺動させて撓ませることにより、前記作動凸部35を有した可動部34が下方に撓み、差込連結板17のロック部20から係止爪部38が離脱してアンロックさせることができる。
差込連結板17のロック部20から係止爪部38が外れることにより、差込連結板17を保持体25から簡単に引き抜くことができ、また、差込連結板17を前後動させて所定箇所に再度ロックさせることもできる。
前記蓋板50は、図13に示すごとく、断面門型で長手方向の一端面に前記差込連結板17の差込部18を挿入ガイドする挿入口51を設け、他端面に差込連結板17の差込部18を出す出口52をそれぞれ同じ位置に設け、挿通させた差込連結板17の差込部の高さが違わないように位置し、また、蓋板50の中央下面に前記基枠26の上面部28に設けた嵌合孔28aに取付ける篏合突起53と、幅方向両端に基枠26の上面部28に設けたに係止鍔部31と着脱可能に嵌合する係止段部55をそれぞれ設けてある。
前記基枠26と蓋板50とを嵌合する場合、図10、11に示すごとく、蓋板50の裏面に設けた篏合突起53を基枠26の上面部28の中央に設けた嵌合孔28aに篏合すると共に、蓋板50の係止段部55を基枠26の上面部28の操作開口部側に設けた係止鍔部31にそれぞれ嵌合して取付ける。また、この蓋板50の挿入口51と出口52は、基枠26の開口部29の上半分以上に位置し、差込部18のロック部20とロック機構Sの係止爪部38とが合致する位置に設けてある。
前記連結具15の操作は、図8、14に示すごとく、保持体25の一側に設けた挿入口51から差込連結板17の差込部18を挿入して出口52側から先端を出すと、挿入口51と出口52の位置がロック機構Sの係止爪部38が差込部18の裏面に設けたロック部20と歯合する位置に合致する。このロック部20は先端側が平坦でロック部側が高いのこぎり歯型に形成してあるため、スムースに挿入はできるが引き抜くときはロック部20に係止爪部38が歯合し引き抜くことができない。
したがって、差込連結部17を保持体25に挿通後、一方ベルト部11aが緊張する位置まで差込部18を引くことにより、ワンタッチで一方ベルト部11aの長さ調整とベルト部の連結を簡単に行うことができる。
前締めベルト11の連結具15である保持体25からの差込連結部17の離脱、または、長さ調節をするための移動は、図15に示すごとく、基枠26の左右に設けた操作アーム41の押圧部42を互いに作動凸部35方向に押し込むと、押圧部42の作動軸44の先端に設けた当接部45と傾斜部36が当接し、さらに作動軸44の押込力で傾斜部36が摺動しながら先端側が下方に撓んで頂部に設けた係止爪部38をロック部20から離脱させて簡単にアンロックすることができる。
次いで、操作アーム41の押圧部42を押した状態で差込連結部17を挿入口51方向に引き抜くことにより保持体25から差込連結部17を離脱させることができ、また、差込連結部17を前後動させて位置を変えることによりワンタッチで簡単に長さ調整を行うことができる。
以下、本考案の実施の形態の作用について説明すると、副収容室5のマチ部をワイド幅Yにすることができるランドセル1において、前締めベルト11の長さ調節を一方ベルト部11aと他方ベルト部11bを伸縮させるだけで調節することができる連結具15を取付けることにより、主収容室3と副収容室5の型崩れを容易に防止することができる。
この連結具15は、一方ベルト部11aの一端に差込連結板17を取付け、他方ベルト部11bの一端に保持体25を取付け、該保持体の挿入口51から出口52側に差込連結板17を挿通するだけのワンタッチで簡単に所定長さに調節可能に取付けてある。
したがって、低学年の学童でも簡単に操作が可能である。また、差込連結板17の裏面に設けたロック部20は、各段をのこぎり歯状に形成してあるため、短い距離でも長さ調整が可能であることから前締めベルト11の緩みを防止することができる。
連結具15の連結は、保持体25の一側に設けた挿入口51から差込部18を挿入して出口52側から先端を出すことにより、ロック機構Sの係止爪部38が差込部18のロック部20と歯合して連結する。このロック部20は先端側が平坦でロック部側が高いのこぎり歯型に形成してあるため、挿入はスムースに挿入はできるが、引き抜くときはロック部20がロック機構Sの作動凸部35に設けた係止爪部38に歯合してあるためロックされ引き抜くことができない。
したがって、保持体25に差込連結部17を挿通後、一方ベルト部11aと他方ベルト部11bが緊張する位置まで差込部18を差し込むことにより、ワンタッチで一方ベルト部11aと他方ベルト部11bの長さ調整とベルト部の連結操作を簡単に行うことができる。
前締めベルト11の保持体25からの差込連結部17の離脱、または、長さ調節をするための移動は、図14、15に示すごとく、基枠26の左右に設けた操作アーム41の押圧部42を互いに作動凸部35方向に押し込むと押圧部42の作動軸44の先端が傾斜部36と当接し、さらに作動軸44の押込力で傾斜部36が下方に摺動して作動凸部35の先端側が下方に撓んで作動凸部35の頂部に設けた係止爪部38を差込連結部17のロック部20から離脱させることにより簡単にアンロックすることができる。
前記操作アーム41は、押圧部42を押したままの状態で差込連結部17を挿入口51側に引き抜くことにより保持体25から離脱させることができるが、押圧部42を押したままの状態で差込連結部17を前後動させて位置を調整することもワンタッチで簡単に行うことができる。
1 ランドセル
2 ランドセル本体
3 主収容室
5 副収容室
7 前ポケット
9 蓋板
11 前締ベルト
11a 一方ベルト部
11b 他方ベルト部
15 連結具
17 差込連結板
18 差込部
19 連結部
20 ロック部
25 保持体
26 基枠
27 連結部
28 上面部
29 開口部
30 操作開口部
31 係止鍔部
32 下面部
33 切溝部
34 可動部
35 作動凸部
36 傾斜部
37 ガイド傾斜部
38 係止爪部
39 切断部
40 溝部
41 操作アーム
42 押圧部
43 軸部
44 作動軸
45 当接部
50 蓋体
51 挿入口
52 出口
53 嵌合突起
55 係止段部
S ロック機構

Claims (9)

  1. 教科書、ノートなどの各種教材を収容する主収容室3と副収容室5と前ポケット部7を有するランドセル本体2と、該ランドセル本体の上部を開閉可能に覆う蓋板9とからなるランドセル1において、前記主収容室3と副収容室5の左右両マチ部から副収容室5の正面側にそれぞれ回装した前締めベルト11の一方ベルト部11aに取付けた差込連結板17と、他方のベルト部11bに取付けた保持体25とを着脱可能に連結する連結具15を取付けてなることを特徴とするランドセル。
  2. 前記連結具15は、差込連結板17を保持体25の挿入口51から挿通して先端を出口52側から出すことにより前記差込連結板17のロック部20を保持体25のロック機構Sにより所定位置にロックされ、前記保持体25に設けたロック機構Sの操作アーム41を操作して可動部34の作動凸部35を押圧して可動部34を下方に撓ませることにより、作動凸部35の係止爪部38が差込連結板17のロック部20から離脱し、差込連結板17を保持体25から引き抜き可能とし、または、差込連結板17のロック位置を移動可能にしてなることを特徴とする請求項1記載のランドセル。
  3. 前記連結具15の差込連結板17は、差込部18の一端に前締ベルト11の一方ベルト部11aを連結するベルト連結部19を設け、差込部18の裏面長手方向中央に片山型でのこぎり状に形成したロック部20を設けてなることを特徴とする請求項1または2記載のランドセル。
  4. 前記保持体25は、前記差込連結板17のロック部20をロック・アンロックするロック機構Sを内蔵した基枠26と、前記差込連結板17の差込部18を挿入ガイドする挿入口51と出口52を有した蓋体50とからなり、前記基枠26の上面に蓋体50を取付けてなることを特徴とする請求項1または2記載のランドセル。
  5. 前記基枠26は、一端に前記前締ベルト11の他方ベルト部11bを連結する連結部27を設け、長手方向の両端に開口部29と、幅方向両端に操作開口部30をそれぞれ形成し、上面部28の略中央に篏合孔28aと幅方向両端に係止鍔部31を設け、下面部32には、周縁の三辺を切り欠いた切溝部28を介して可撓可能に形成した可動部34を設け、該可動部の上面に前記差込連結板17をロック・アンロックするロック機構Sを設けてなることを特徴とする請求項4記載のランドセル。
  6. 前記基枠26のロック機構Sは、前記基枠26の可動部34の上面で、前記差込連結板17のロック部20をロック・アンロックする係止爪部38を有した作動凸部35と、前記基枠26の操作開口部30に作動凸部35を作動させて前記差込連結板17のロック部20をアンロックさせる操作アーム41とからなることを特徴とする請求項2または5記載のランドセル。
  7. 前記ロック機構Sの操作アーム41は、基枠26の操作開口部30側に押圧部42を対向させて位置し、該押圧部の一側に設けた軸部43の一端を操作開口部30の一側端に可撓可能に支持し、前記押圧部42の互いに対向する内側に設けた作動軸44の先端を前記作動凸部35の左右側面に当接させて位置し、前記左右押圧部42を作動凸部35方向に押圧して作動軸44の先端を作動凸部35の傾斜面に押圧すると、作動軸44の押圧力で作動凸部35が下方に摺動して撓んだことにより前記差込連結板17のロック部20から係止爪部38が外れアンロックさせ、差込連結板17を保持体25から引き抜き、または、所定箇所にロック可能にしてなることを特徴とする請求項2または6記載のランドセル。
  8. 前記作動凸部35は、幅方向を山型に形成した左右対称の傾斜部36と、前後方向の一方を裾野が長いガイド斜面部37に形成し、該ガイド斜面部の反対斜面を切り欠いて切断部39を設け、該作動凸部の頂部には差込連結板17のロック部20と歯合する係止爪部38を一体に設けてなることを特徴とする請求項2、6ないし7のいずれか1記載のランドセル。
  9. 前記蓋板50は、長手方向の両端面に前記差込連結板17の差込部18を挿入ガイドする挿入口51と出口52をそれぞれ設け、蓋板50の中央下面に前記基枠26に取付ける篏合突起53を設け、幅方向両端に前記基枠26の上面部28の操作開口部30に設けた係止鍔部31と着脱可能に嵌合する係止段部55を設けてなることを特徴とする請求項4記載のランドセル。
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