JP3229017U - マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】長時間快適に着用可能であり、運動時における利便性を兼ね備えたマスクを提供する。【解決手段】口元を覆う本体部1及び耳に係止される装着紐3によって構成されたマスクであって、本体部は、その下縁が頤近傍に位置し且つ装着紐を耳に係止して本体部で口元を覆った場合に、本体部の下縁と顎との間に隙間ができるように顎紐2が設けられている。【選択図】図2
Description
本考案は、良好な通気性及び換気機能を有するマスクに関する。
従来、運動時の着用に適したマスクとして、例えば下記特許文献1に示すマスク(以下、従来例という。)が提案されている。
従来例では、マスク本体部の一部に網目素材を使用することで一般的なマスクと比較して通気性が良く、運動時の使用に適したマスクとなる。
しかしながら、従来例は、他者と正面から向き合った場合、咳やくしゃみによる飛沫が網目素材で構成された部位を介して直接相手に届くことになり、逆に相手から排出される飛沫の流入を防ぐこともできない。つまり、飛沫感染を防止する効果は不十分であると言わざるを得ない。
また、たとえ運動時の使用に適しているとしても、運動時に欠かすことのできない水分補給を行う際にはその都度、耳に掛けてある紐を外してマスクをとる必要があり、極めて煩わしい。
本考案はこのような事情に鑑み、正面部を通じた空気の出入りを遮断しながらも運動に適した通気性能を発揮し、水分補給の度に取り外す必要がない実用的なマスクを提供するものである。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
口元を覆う本体部1及び耳に係止される装着紐3によって構成されたマスクであって、前記本体部1は、その下縁が頤近傍に位置し且つ前記装着紐3を耳に係止して前記本体部1で口元を覆った場合において、前記本体部1の下縁と顎との間に隙間Lができるように構成されていることを特徴とするマスクに係るものである。
また、請求項1記載のマスクにおいて、前記本体部1の左右下端部間には顎に係止される顎紐2が架設され、前記装着紐3を耳に係止して前記本体部1で口元を覆った場合において、前記顎紐2は前記本体部1の下縁と間隔Sを介して顎に係止されるように構成されていることを特徴とするマスクに係るものである。
また、請求項1,2いずれか1項に記載のマスクにおいて、前記装着紐3を耳に係止して前記本体部1を口元で覆った場合、側面視において、前記本体部1の中程を頂点にして下側は、顔面に徐々に近接するなだらかな円弧形状に形成されていることを特徴とするマスクに係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載のマスクにおいて、前記本体部1は伸縮性を有する素材で構成され、前記顎紐2の全長は前記本体部1の下縁全長より短く設定されていることを特徴とするマスクに係るものである。
また、請求項1〜4いずれか1項に記載のマスクにおいて、前記本体部1及び前記顎紐2の素材はポリエステルであることを特徴とするマスクに係るものである。
本考案は上述のように構成したから、良好な通気性と運動時における利便性を兼ね備えたマスクとなる。
好適と考える本考案の実施形態を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。
本考案は正面方向に対して気密性を有していることから、通常のマスクと同様に、正面部を介した飛沫の放出及び侵入を防止することができると同時に、装着紐3を耳に掛けて装着した際、本体部1の下縁と顎との間に隙間Lができるため、通気性及び換気性が向上し、運動時に使用しても息苦しさが軽減される。
また、通常のマスクを使用する場合、水分補給するためには装着紐を耳から外してマスクをとる必要があるが、本考案のマスクでは、前記本体部1の下縁と顎の間に前記隙間Lが存在するため、前記本体部1の下縁を捲って、マスクを装着したままでの水分補給が容易に可能となる。
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、口元を覆う本体部1及び耳に係止される装着紐3によって構成されたマスクであって、前記本体部1は、その下縁が頤近傍に位置し且つ前記装着紐3を耳に係止して前記本体部1で口元を覆った場合において、前記本体部1の下縁と顎との間に隙間Lができるように構成されているマスクである。
ここでの頤とは、下顎の頂点の部位を指す。
尚、前記装着紐3は帯状のものを含むものである。
また、前記本体部1の左右下端部間には顎に係止される顎紐2が架設されており、マスク装着時に前記本体部1及び前記顎紐2の間に一定の間隔(間隔S)が生じるように構成されている。具体的には、この顎紐2の全長は前記本体部1の下縁の全長と比較して短くなるように設定されている。即ち、この顎紐2があるため、前記本体部1の下縁と顎との間に前記隙間Lができるように構成しても、前記本体部1は適度に口元を覆うことになる。
また、マスク装着時における前記本体部1の形状の特徴として、この本体部1の中程を頂点に、下側は側面視においてなだらかな円弧を描く形状に形成されている。勿論、前記本体部1の中程を頂点に、下側を側面視直線状としても前記隙間Lが確保できれば良い。
また、本実施例のマスクは、前記本体部1及び前記顎紐2の素材として適度な伸縮性及び通気性を有するポリエステルを使用している。
以下に各構成を具体的に説明する。
本実施例のマスクは、口元を覆う本体部1,耳に係止してマスクを装着するために使用される装着紐3及び前記本体部1の左右下端部間に設けられた顎紐2によって構成されている。前記本体部1は通気性を確保するためメッシュ構造にしている。
前記本体部1における下辺から上辺までの長さは、両端部と比較して中央部が長くなるように設定されている。具体的には、両端部から中央部にかけて次第に幅広くなるように形成しており、装着時に前記本体部1により鼻が完全に被覆される。
また、前記本体部1は、装着紐3を耳に係止して前記本体部1で口元を覆った場合、前記本体部1の下縁がマスク装着者の頤近傍に位置し、前記本体部1の下縁と顎との間に隙間Lが生じるように構成されている。具体的には、前記本体部1の中程(鼻先に当る部分)を頂点に、下側は側面視においてなだらかな円弧を描く形状に形成されているため、マスク装着者の頤近傍では前記本体部1の下縁が顎に接しない構成になっている。
また、前記本体部1の左右下端部間には顎に係止される顎紐2が架設されている。具体的には、前記顎紐2の端部4,5が前記本体部1における下角部6,7にそれぞれ接合されており、マスク装着時に前記本体部1と前記顎紐2とが互いに分離し、間隔Sが生じるように構成されている。
より具体的には、前記顎紐2の長さが前記本体部1の下縁の長さよりも短く設定されており、前記顎紐2の前記端部4,5を前記下角部6,7へそれぞれ接合すると、その長さの違いから前記本体部1と前記顎紐2との間には、装着時に顕著となる間隔Sが生じる。
前記装着紐3は、前記本体部1の上辺に沿う形で縫い付けられており、さらに、前記装着紐3の両端部は、前記顎紐2の両端部(前記端部4,5)と同様に、前記下角部6,7に縫い付けられている。
本実施例は上記のように構成したから次の作用効果を有する。
側面視において、前記本体部1の下縁近傍の形状はなだらかな円弧形状であり、前記本体部1の下縁近傍と顎との間に隙間Lが生じるため、マスクと顎の間の空間が確保される。
また、前記顎紐2の長さが、前記本体部1の下縁の長さと比較して短めに設定されているため、前記本体部1の下縁と前記顎紐2との間の間隔Sが適切に維持され、よって前記隙間Lが確実に確保される。
仮に前記顎紐2が長過ぎてマスク装着時に弛みが生じてしまうと、顎に対して適切に係止されなくなり、前記本体部1を顔面にフィットさせることが困難となるが、前記顎紐2がマスク装着時に顎に係止する際に弛みが生じない長さに設定されていていることから、前記本体部1を捲り上げてもマスクが脱落してしまう心配はない。
このように前記本体部1の下縁と顎の間に生じた前記隙間Lが換気口としての役割を果たすため通気性が良好となることで呼吸がし易くなり、激しい運動時でもマスク着用時特有の息苦しさが抑制される。
また、前記本体部1の下端を捲るだけで口が露出するため、前記装着紐3を耳から外すことなく水分補給が可能となる。通常のマスクにおいて同様にマスクの下縁を捲ると、前記装着紐3に対して手前に引っ張られる力により口を露出する前にマスクが外れる(前記装着紐3が耳から外れる)可能性あるが、本実施例は、前記顎紐2が顎に係止されているため、前記本体部1が脱落することはなく、したがって、容易に前記本体部1を捲ることができ、吸水動作を妨げることはない(図5を参照。)。
また、本実施例におけるマスクは素材としてポリエステルを採用していることから、吸水機能及び速乾機能に優れており、マスクの内側が蒸れにくく、快適に使用することが可能である。さらに洗って繰り返し使用できるため、使い捨てマスクと比べて経済的である。
また、本体部1はメッシュ構造をしているため軽量であり、ストレスなく長時間着用することができる。
本実施例におけるマスク使用時の外観は、一般的に市販されているマスクとほぼ同様であることから、運動時だけに限らず日常的にも違和感なく使用できると共に、通気性及び換気性に優れており、着用時の息苦しさからマスクの着用を好まない人にとっても使用し易い不快感を低減したマスクとなる。
尚、本考案は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜決定し得るものである。
1 本体部
2 顎紐
3 装着紐
L 隙間
S 間隔
2 顎紐
3 装着紐
L 隙間
S 間隔
Claims (5)
- 口元を覆う本体部及び耳に係止される装着紐によって構成されたマスクであって、前記本体部は、その下縁が頤近傍に位置し且つ前記装着紐を耳に係止して前記本体部で口元を覆った場合において、前記本体部の下縁と顎との間に隙間ができるように構成されていることを特徴とするマスク。
- 請求項1記載のマスクにおいて、前記本体部の左右下端部間には顎に係止される顎紐が架設され、前記装着紐を耳に係止して前記本体部で口元を覆った場合において、前記顎紐は前記本体部の下縁と間隔を介して顎に係止されるように構成されていることを特徴とするマスク。
- 請求項1,2いずれか1項に記載のマスクにおいて、前記装着紐を耳に係止して前記本体部を口元で覆った場合、側面視において、前記本体部の中程を頂点にして下側は、顔面に徐々に近接するなだらかな円弧形状に形成されていることを特徴とするマスク。
- 請求項1〜3いずれか1項に記載のマスクにおいて、前記本体部は伸縮性を有する素材で構成され、前記顎紐の全長は前記本体部の下縁全長より短く設定されていることを特徴とするマスク。
- 請求項1〜4いずれか1項に記載のマスクにおいて、前記本体部及び前記顎紐の素材はポリエステルであることを特徴とするマスク。
Priority Applications (1)
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JP2020003485U JP3229017U (ja) | 2020-08-18 | 2020-08-18 | マスク |
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