JP3228768U - スタンド型ペンケース - Google Patents
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Abstract
【課題】ペンケースを開状態にすると、ペンスタンドを傾けることができ、収納するペン等の中から必要なペンを容易に見つけることができ、見つけたペンを斜めから簡単に取り出すことができるスタンド型ペンケースを提供する。【解決手段】本体1の内部にペン等を収納するペンスタンド2を備え、スライドファスナーのスライダーを引手カバー19により動作させて、蓋部11を前面部17側で開状態にすると、ペンスタンドが、回転軸22を中心に回転し、垂直に立っている状態から前面に向けて斜めに傾き、ストッパーベルト24によって傾きを停止させる。筆記具等を使用する場合は、蓋部を開状態にし、ペンスタンドを手前側に傾けて、収納するペン等の中から必要なペンを容易に見つけて斜めから容易に取り出すことができる。【選択図】図6
Description
本考案は、スタンド型ペンケースに係り、特に、開状態にするとペンスタンドを前面に傾けることができるスタンド型ペンケースに関する。
[先行技術の説明]
従来、スタンド型のペンケースは、立てて使うことができるため、デスク上で場所を取らず、様々の種類のものがある。
ただ、スタンド型のペンケースの場合、ペン等が垂直に立っているので、実際ペンを取り出すときに真上から摘み上げる必要があり、取り出し難い。また、スタンド内に複数のペンがある場合に、その中から目的のペンを探すのも難しい。特に、背の低いペンを見つけるのが困難である。
従来、スタンド型のペンケースは、立てて使うことができるため、デスク上で場所を取らず、様々の種類のものがある。
ただ、スタンド型のペンケースの場合、ペン等が垂直に立っているので、実際ペンを取り出すときに真上から摘み上げる必要があり、取り出し難い。また、スタンド内に複数のペンがある場合に、その中から目的のペンを探すのも難しい。特に、背の低いペンを見つけるのが困難である。
[関連技術]
尚、関連する先行技術としては、実用新案登録第3074100号公報「ペンスタンド」(特許文献1)、実用新案登録第3214771号公報「文具ケース」(特許文献2)、実開昭62−016317号公報「筆記具ケース」(特許文献3)、実開平03−118019号公報「ペンケース」(特許文献4)がある。
尚、関連する先行技術としては、実用新案登録第3074100号公報「ペンスタンド」(特許文献1)、実用新案登録第3214771号公報「文具ケース」(特許文献2)、実開昭62−016317号公報「筆記具ケース」(特許文献3)、実開平03−118019号公報「ペンケース」(特許文献4)がある。
特許文献1には、ペンスタンドにおいて、ケース(基台)内に収められたペンを引き起こして傾斜姿勢にするペン差し体が軸で回転する構成が記載されている。
特許文献2には、文具ケースにおいて、ファスナーを開くと蓋体が前面に降りてくる構成が記載されている。
特許文献2には、文具ケースにおいて、ファスナーを開くと蓋体が前面に降りてくる構成が記載されている。
特許文献2には、筆記具ケースにおいて、ペンケースの蓋を取り外して、本体の支え部材として収納するペンを傾斜姿勢とする構成が記載されている。
特許文献2には、ペンケースにおいて、ペンケースの蓋体を直角に折り曲げて本体の支え部材として収納するペンを傾斜姿勢とする構成が記載されている。
特許文献2には、ペンケースにおいて、ペンケースの蓋体を直角に折り曲げて本体の支え部材として収納するペンを傾斜姿勢とする構成が記載されている。
しかしながら、従来のスタンド型ペンケースでは、ペンケースを開状態にすると、ペンスタンドが現れるが、収納されているペン等は垂直方向に立っているので、取り出しにくく、また、目的のペンを探すことが難しいという問題点があった。
尚、特許文献1〜4には、ペンケースを開状態にすると、ペンスタンドを斜めに傾けることができる構成が記載されていない。
本考案は上記実状に鑑みて為されたもので、ペンケースを開状態にすると、ペンスタンドを傾けることができ、ペンスタンドの開口部が使用者に向くことになるため、ペン等を見つけるのが容易になり、収納するペン等を斜めから簡単に取り出すことができるスタンド型ペンケースを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本考案は、スタンド型ペンケースであって、蓋部を備える本体の内部にペンスタンドを収納し、ペンスタンドが、蓋部を開状態にすると、垂直に立っている状態から斜めに傾けられる機構を備えることを特徴とする。
本考案は、上記スタンド型ペンケースにおいて、機構が、本体の側面の内側にペンスタンドを回転させる回転軸を備え、回転軸でペンスタンドを回転させてペンスタンドを傾けられるものであることを特徴とする。
本考案は、上記スタンド型ペンケースにおいて、本体が、ペンスタンドが傾くのを特定の位置で止めるストッパーを備えることを特徴とする。
本考案は、上記スタンド型ペンケースにおいて、ストッパーが、本体の背面の内側とペンスタンドの背面とを接続するベルトであることを特徴とする。
本考案は、上記スタンド型ペンケースにおいて、ペンスタンドが、内部に仕切り部を有することを特徴とする。
本考案は、上記スタンド型ペンケースにおいて、本体の蓋部が、本体の両側面部に沿って形成される2つのスライドファスナーによって開閉されることを特徴とする。
本考案は、上記スタンド型ペンケースにおいて、本体の背面の内側上部に、小物を収納するポケット部を設けたことを特徴とする。
本考案は、上記スタンド型ペンケースにおいて、本体の蓋部の先端に第1のマグネット部を内蔵し、前記蓋部が閉状態で当該第1のマグネット部が接触する本体の前面部の位置に第2のマグネット部を内蔵し、前記蓋部が開状態で前記第1のマグネット部が接触する本体の背面部の位置に第3のマグネット部を内蔵したことを特徴とする。
本考案によれば、蓋部を備える本体の内部にペンスタンドを収納し、ペンスタンドが、蓋部を開状態にすると、垂直に立っている状態から斜めに傾けられる機構を備えるスタンド型ペンケースとしているので、ペンスタンドを傾けて、収納するペン等の中から必要なペンを容易に見つけることができ、見つけたペンを斜めから容易に取り出すことができる効果がある。
本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本考案の実施の形態に係るスタンド型ペンケース(本ペンケース)は、本体の内部にペンを収納し、蓋部を開状態にすると、ペンスタンドが、垂直に立っている状態から前面に向けて斜めに傾く機構を備えるものとしているので、ペンスタンドを傾けて、収納するペン等の中から必要なペンを容易に見つけることができ、見つけたペンを斜めから容易に取り出すことができるものである。
[実施の形態の概要]
本考案の実施の形態に係るスタンド型ペンケース(本ペンケース)は、本体の内部にペンを収納し、蓋部を開状態にすると、ペンスタンドが、垂直に立っている状態から前面に向けて斜めに傾く機構を備えるものとしているので、ペンスタンドを傾けて、収納するペン等の中から必要なペンを容易に見つけることができ、見つけたペンを斜めから容易に取り出すことができるものである。
[本ペンケース:図1〜6]
本ペンケースについて図1〜6を参照しながら説明する。図1は、本ペンケースの正面図であり、図2は、本ペンケースの背面図であり、図3は、本ペンケースの左側面図であり、図4は、本ペンケースの底面図であり、図5は、本ペンケースの平面図であり、図6は、本ペンケースの蓋部を開いた状態の左側面図である。尚、図6においては、ペンスタンドの状況が分かるように内部構成を示している。
本ペンケースは、図1〜6に示すように、基本的には、本体1と、ペンスタンド2とから構成されている。
本ペンケースについて図1〜6を参照しながら説明する。図1は、本ペンケースの正面図であり、図2は、本ペンケースの背面図であり、図3は、本ペンケースの左側面図であり、図4は、本ペンケースの底面図であり、図5は、本ペンケースの平面図であり、図6は、本ペンケースの蓋部を開いた状態の左側面図である。尚、図6においては、ペンスタンドの状況が分かるように内部構成を示している。
本ペンケースは、図1〜6に示すように、基本的には、本体1と、ペンスタンド2とから構成されている。
[本ペンケースの各部]
次に、本ペンケースの各部について具体的に説明する。
[本体1]
本体1は、蓋部11と、背面部12と、底面部13と、左側面部14と、右側面部15と、前面部17とを備えている。
そして、本体1は、これらの面により中空の四角柱の形状となっている。但し、左側面部14と右側面部15の上部角部の正面側を、角を丸めた形状としている。これは蓋部11の開閉を容易にするための形状である。
次に、本ペンケースの各部について具体的に説明する。
[本体1]
本体1は、蓋部11と、背面部12と、底面部13と、左側面部14と、右側面部15と、前面部17とを備えている。
そして、本体1は、これらの面により中空の四角柱の形状となっている。但し、左側面部14と右側面部15の上部角部の正面側を、角を丸めた形状としている。これは蓋部11の開閉を容易にするための形状である。
[蓋部11]
蓋部11は、図1,5に示すように、本体1の正面(前面)と平面(上面)を覆うように形成され、左側面部14と右側面部15の端部に沿って設けられた2つのスライドファスナー(ダブルファスナー)16a,16bによって開閉を行う。
また、蓋部11の先端には、マグネット(第1のマグネット部)11aが内蔵されており、後述するように、蓋部11の開閉を固定するために使用されている。
蓋部11は、図1,5に示すように、本体1の正面(前面)と平面(上面)を覆うように形成され、左側面部14と右側面部15の端部に沿って設けられた2つのスライドファスナー(ダブルファスナー)16a,16bによって開閉を行う。
また、蓋部11の先端には、マグネット(第1のマグネット部)11aが内蔵されており、後述するように、蓋部11の開閉を固定するために使用されている。
尚、スライドファイスナー16a,16bのスライダーが正面下側にある時は、蓋部11は閉状態で、スライダーが上面の背面部12側にある時は、蓋部11は開状態である。
また、スライダーの穴には引手カバー19が取り付けられており、2つのスライダーを連結している。この引手カバー19を操作することでダブルファスナーを同時に動かすことができる。
また、スライダーの穴には引手カバー19が取り付けられており、2つのスライダーを連結している。この引手カバー19を操作することでダブルファスナーを同時に動かすことができる。
[背面部12]
背面部12は、図2に示すように、蓋部11、底面部13、左側面部14及び右側面部15の一端に接続している。
また、背面部12の底面部13側の端部には、マグネット部(請求項における第3のマグネット部)が内蔵されており、蓋部11が背面部12側に折り返されると、蓋部11の先端に内蔵した第1のマグネット部11aが当該第3のマグネット部に密着して固定される。尚、第3のマグネット部は、鉄板の小片でもよい。
尚、背面部12と蓋部11との境には、持ち手となるループ18が形成されている。
背面部12は、図2に示すように、蓋部11、底面部13、左側面部14及び右側面部15の一端に接続している。
また、背面部12の底面部13側の端部には、マグネット部(請求項における第3のマグネット部)が内蔵されており、蓋部11が背面部12側に折り返されると、蓋部11の先端に内蔵した第1のマグネット部11aが当該第3のマグネット部に密着して固定される。尚、第3のマグネット部は、鉄板の小片でもよい。
尚、背面部12と蓋部11との境には、持ち手となるループ18が形成されている。
[底面部13]
底面部13は、図4に示すように、背面部12、左側面部14、右側面部15及び前面部17の一端に接続している。
底面部13は、図4に示すように、背面部12、左側面部14、右側面部15及び前面部17の一端に接続している。
[左側面部14,右側面部15]
左側面部14は、図3に示すように、右上の角を丸めた形状となっており、また、右下に後述する回転軸22が形成されている。
右側面部15も、左側面部14と同様な形状であるが、左上の角を丸め、左下に回転軸22が形成されている。
左側面部14は、図3に示すように、右上の角を丸めた形状となっており、また、右下に後述する回転軸22が形成されている。
右側面部15も、左側面部14と同様な形状であるが、左上の角を丸め、左下に回転軸22が形成されている。
[前面部17]
前面部17は、図1に示すように、正面の下側に部分的に形成されている。
そして、蓋部11の先端で、第1のマグネット部11aが内蔵する部分が接触する前面部17の位置には、マグネット部(請求項における第2のマグネット部)が埋め込まれており、蓋部11の先端が前面部17に接触すると、第1のマグネット部11aと第2のマグネット部により密着して固定されるようになっている。尚、第2のマグネット部は、鉄板の小片でもよい。
前面部17は、図1に示すように、正面の下側に部分的に形成されている。
そして、蓋部11の先端で、第1のマグネット部11aが内蔵する部分が接触する前面部17の位置には、マグネット部(請求項における第2のマグネット部)が埋め込まれており、蓋部11の先端が前面部17に接触すると、第1のマグネット部11aと第2のマグネット部により密着して固定されるようになっている。尚、第2のマグネット部は、鉄板の小片でもよい。
[ペンスタンド2]
次に、ペンスタンド2について具体的に説明する。
ペンスタンド2は、図6に示すように、スタンド型ペンケースの本体1内に収納可能な大きさのサイズであり、スタンド本体21と、回転軸22と、仕切り部23と、ストッパーベルト24とを備えている。
次に、ペンスタンド2について具体的に説明する。
ペンスタンド2は、図6に示すように、スタンド型ペンケースの本体1内に収納可能な大きさのサイズであり、スタンド本体21と、回転軸22と、仕切り部23と、ストッパーベルト24とを備えている。
[スタンド本体21]
スタンド本体21は、正面、背面、底面、左右側面を備え、上面を開口し、正面と背面の底面に接する部分は角を丸くした形状となっている。角を丸みのある形状とすることで、スタンド本体21を回転しやすくするものである。上面の開口した部分を開口部と呼ぶ。
その丸みは、約R(半径)15.0mmである。
尚、丸みがあるのは、スタンド本体21の前面から底面、底面から背面にかけてであり、側面は丸みのない平面となっている。側面を平面とすることで、ペン等が底面の中央に寄るのを防止して、収容面積を広くできる。
スタンド本体21は、正面、背面、底面、左右側面を備え、上面を開口し、正面と背面の底面に接する部分は角を丸くした形状となっている。角を丸みのある形状とすることで、スタンド本体21を回転しやすくするものである。上面の開口した部分を開口部と呼ぶ。
その丸みは、約R(半径)15.0mmである。
尚、丸みがあるのは、スタンド本体21の前面から底面、底面から背面にかけてであり、側面は丸みのない平面となっている。側面を平面とすることで、ペン等が底面の中央に寄るのを防止して、収容面積を広くできる。
[回転軸22]
回転軸22は、スタンド本体21の側面において、下側で前面寄りに設けられており、左右側面に形成されている。
回転軸22の位置をスタンド本体21の側面で下側の前面寄りとすることで、テコの原理からスタンド本体21を引き出しやすく、押し込みやすいものとしている。
回転軸22は、スタンド本体21の側面において、下側で前面寄りに設けられており、左右側面に形成されている。
回転軸22の位置をスタンド本体21の側面で下側の前面寄りとすることで、テコの原理からスタンド本体21を引き出しやすく、押し込みやすいものとしている。
この回転軸22は、本体1の左側面部14と右側面部15を貫通して設けられる。回転軸22は、スタンド本体21内を貫通して形成してもよいが、ペン等の収納に邪魔になるため、スタンド本体21の側面と本体1の側面部とを接続するものとしている。
そして、スタンド本体21は、当該回転軸22を中心に回転可能であり、スタンド本体21の上部を正面(前面)に引くと、垂直に立っている状態から前面に傾くよう動作するものである。
そして、スタンド本体21は、当該回転軸22を中心に回転可能であり、スタンド本体21の上部を正面(前面)に引くと、垂直に立っている状態から前面に傾くよう動作するものである。
[仕切り部23]
仕切り部23は、スタンド本体21内を仕切るもので、スタンド本体21の前面に平行に仕切るようにする方が、スタンド本体21を傾けたときに、筆記具等を取り出しやすくできる。
仕切り部23は、一つ設けているが、前面に平行に2以上設けてもよい。
また、スタンド本体21内に、前面に直交する(側面に平行となる)仕切り部を設けて、筆記具等を細かく整理できるようにしてもよい。
尚、仕切り部23は、予め固定とはせず、仕切りパーツの樹脂版で、後から中にセットする仕様としてもよい。
仕切り部23は、スタンド本体21内を仕切るもので、スタンド本体21の前面に平行に仕切るようにする方が、スタンド本体21を傾けたときに、筆記具等を取り出しやすくできる。
仕切り部23は、一つ設けているが、前面に平行に2以上設けてもよい。
また、スタンド本体21内に、前面に直交する(側面に平行となる)仕切り部を設けて、筆記具等を細かく整理できるようにしてもよい。
尚、仕切り部23は、予め固定とはせず、仕切りパーツの樹脂版で、後から中にセットする仕様としてもよい。
[ストッパーベルト24]
ストッパーベルト24は、一端が本体1の背面部12の内側面に接続されて固定され、他端がスタンド本体21の背面上部に接続されて固定されている。図6では、他端はスタンド本体21の開口部で背面の上端に接続している。
このストッパーベルト24は、回転軸22を中心にスタンド本体21が傾くのを特定の角度で停止させるものである。本ペンケースでは、垂直から約30.0°傾く(開く)ようにストッパーベルト24の長さ、取り付け位置を調整している。
ストッパーベルト24は、一端が本体1の背面部12の内側面に接続されて固定され、他端がスタンド本体21の背面上部に接続されて固定されている。図6では、他端はスタンド本体21の開口部で背面の上端に接続している。
このストッパーベルト24は、回転軸22を中心にスタンド本体21が傾くのを特定の角度で停止させるものである。本ペンケースでは、垂直から約30.0°傾く(開く)ようにストッパーベルト24の長さ、取り付け位置を調整している。
[ポケット部25]
また、図6に示すように、本体1の背面部12の内側で上部に消しゴム等の小物を収納するポケット部25を設けている。
ポケット部25は、ストッパーベルト24が取り付けられた位置より上側に設けられるもので、小物を挿入する開口部は上側を向いている。この位置であれば、スタンド本体21の動作に影響を及ぼすことがない。更に、本体1を立てた時に、蓋部11の真下にポケット部25が位置することになるため、蓋部11を閉じればポケット部25に収納した小物が飛び出してしまうことがない。
また、図6に示すように、本体1の背面部12の内側で上部に消しゴム等の小物を収納するポケット部25を設けている。
ポケット部25は、ストッパーベルト24が取り付けられた位置より上側に設けられるもので、小物を挿入する開口部は上側を向いている。この位置であれば、スタンド本体21の動作に影響を及ぼすことがない。更に、本体1を立てた時に、蓋部11の真下にポケット部25が位置することになるため、蓋部11を閉じればポケット部25に収納した小物が飛び出してしまうことがない。
[本ペンケースの使用方法:図7]
次に、本ペンケースの使用方法について図7を参照しながら説明する。図7は、本ペンケースの使用例を示す説明図である。
まず、本ペンケースに、筆記具等がスタンド本体21内に収納されて、蓋部11が閉じられた状態とする。
図7に示すように、本ペンケースを使用する場合、引手カバー19を持って、スライドファスナー16a,16bのスライダーを底面部13側から上面に向けて引き上げて、蓋部11を開状態にする。
次に、本ペンケースの使用方法について図7を参照しながら説明する。図7は、本ペンケースの使用例を示す説明図である。
まず、本ペンケースに、筆記具等がスタンド本体21内に収納されて、蓋部11が閉じられた状態とする。
図7に示すように、本ペンケースを使用する場合、引手カバー19を持って、スライドファスナー16a,16bのスライダーを底面部13側から上面に向けて引き上げて、蓋部11を開状態にする。
スライドファスナー16a,16bのスライダーを上面の背面部12側まで移動させ、蓋部11を背面部12側に折り返すと、蓋部11の第1のマグネット部11aの作用により背面部12の埋め込まれた第3のマグネット部に接着し、蓋部11が安定して固定される。
次に、本体1内のスタンド本体21の開口部を持って前面(正面)側に引き出すと、スタンド本体21が回転軸22を中心に回転し、垂直に立っている状態から前面に傾くようにして出てくる。
但し、ストッパーベルト24が引っ張られた状態になって、スタンド本体21の傾きを停止させる。垂直方向から約30°傾くよう設計されている。
但し、ストッパーベルト24が引っ張られた状態になって、スタンド本体21の傾きを停止させる。垂直方向から約30°傾くよう設計されている。
スタンド本体21内は、仕切り部23で仕切られているので、図7に示すように、筆記具等が分類されて区分けられた状態となり、スタンド本体21が傾いて開口部が手前(前面)側の斜めに向いているので、筆記具等を取り出しやすい。
筆記具等の使用後は、筆記具等をスタンド本体21内に収納する。その場合、筆記具等は、仕切り部23によって分類して収納する。
そして、スタンド本体21を本体1内に押し込むと、回転軸22を中心にスタンド本体21が回転(引き出した時とは反対方向に回転)し、ストッパーベルト24が背面部12の内側で折り畳まれて、スタンド本体21が垂直に立っている状態となる。
そして、スタンド本体21を本体1内に押し込むと、回転軸22を中心にスタンド本体21が回転(引き出した時とは反対方向に回転)し、ストッパーベルト24が背面部12の内側で折り畳まれて、スタンド本体21が垂直に立っている状態となる。
蓋部11を背面部12から引き離し、本体1の正面に折り返す。そして、引手カバー19を持ってスライドファスナー16a,16bのスライダーを正面下側まで移動させて蓋部11を閉じる。
蓋部11の先端に内蔵した第1のマグネット部11aが前面部17に内蔵された第2のマグネット部に接着し、蓋部11が完全に閉じられる。
このようにして、本ペンケースは使用される。
蓋部11の先端に内蔵した第1のマグネット部11aが前面部17に内蔵された第2のマグネット部に接着し、蓋部11が完全に閉じられる。
このようにして、本ペンケースは使用される。
[実施の形態の効果]
本ペンケースによれば、本体1の内部にペン等を収納するペンスタンド2を備え、蓋部11を開状態にすると、ペンスタンド2が、垂直に立っている状態から前面に向けて斜めに傾く機構を備えるものとしているので、筆記具等を使用する場合は、蓋部11を開状態にし、ペンスタンド2を手前側に傾けて、収納するペン等の中から必要なペンを容易に見つけることができ、見つけたペンを斜めから容易に取り出すことができる効果がある。
尚、上述のペンスタンド2が傾く機構は一例であり、本考案の技術的思想は、種々の傾く機構を含むものである。
本ペンケースによれば、本体1の内部にペン等を収納するペンスタンド2を備え、蓋部11を開状態にすると、ペンスタンド2が、垂直に立っている状態から前面に向けて斜めに傾く機構を備えるものとしているので、筆記具等を使用する場合は、蓋部11を開状態にし、ペンスタンド2を手前側に傾けて、収納するペン等の中から必要なペンを容易に見つけることができ、見つけたペンを斜めから容易に取り出すことができる効果がある。
尚、上述のペンスタンド2が傾く機構は一例であり、本考案の技術的思想は、種々の傾く機構を含むものである。
本考案は、ペンケースを開状態にすると、ペンスタンドを傾けることができ、収納するペン等の中から必要なペンを容易に見つけることができ、見つけたペンを斜めから簡単に取り出すことができるスタンド型ペンケースに適している。
1…本体、 2…ペンスタンド、 11…蓋部、 11a…第1のマグネット、 12…背面部、 13…底面部、 14…左側面部、 15…右側面部、 16a,16b…スライドファスナー、 17…前面部、 18…ループ、 19…引手カバー、 21…スタンド本体、 22…回転軸、 23…仕切り部、 24…ストッパーベルト、 25…ポケット部
上記従来例の問題点を解決するための本考案は、スタンド型ペンケースであって、蓋部を備える本体の内部にペンスタンドを収納し、ペンスタンドが、本体の側面の内側に設けられた支点を中心に回転する機構を備え、蓋部を開状態にすると、垂直に立っている状態から斜めに傾くものであることを特徴とする。
本考案によれば、蓋部を備える本体の内部にペンスタンドを収納し、ペンスタンドが、本体の側面の内側に設けられた支点を中心に回転する機構を備え、蓋部を開状態にすると、垂直に立っている状態から斜めに傾くスタンド型ペンケースとしているので、ペンスタンドを傾けて、収納するペン等の中から必要なペンを容易に見つけることができ、見つけたペンを斜めから容易に取り出すことができる効果がある。
Claims (8)
- スタンド型ペンケースであって、
蓋部を備える本体の内部にペンスタンドを収納し、
前記ペンスタンドが、前記蓋部を開状態にすると、垂直に立っている状態から斜めに傾けられる機構を備えることを特徴とするスタンド型ペンケース。 - 機構は、本体の側面の内側にペンスタンドを回転させる回転軸を備え、前記回転軸で前記ペンスタンドを回転させて前記ペンスタンドを傾けられるものであることを特徴とする請求項1記載のスタンド型ペンケース。
- 本体は、ペンスタンドが傾くのを特定の位置で止めるストッパーを備えることを特徴とする請求項1又は2記載のスタンド型ペンケース。
- ストッパーは、本体の背面の内側とペンスタンドの背面とを接続するベルトであることを特徴とする請求項3記載のスタンド型ペンケース。
- ペンスタンドは、内部に仕切り部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のスタンド型ペンケース。
- 本体の蓋部は、本体の両側面部に沿って形成される2つのスライドファスナーによって開閉されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のスタンド型ペンケース。
- 本体の背面の内側上部に、小物を収納するポケット部を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載のスタンド型ペンケース。
- 本体の蓋部の先端に第1のマグネット部を内蔵し、前記蓋部が閉状態で当該第1のマグネット部が接触する本体の前面部の位置に第2のマグネット部を内蔵し、前記蓋部が開状態で前記第1のマグネット部が接触する本体の背面部の位置に第3のマグネット部を内蔵したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載のスタンド型ペンケース。
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---|---|---|---|
JP2020002078U JP3228768U (ja) | 2020-06-02 | 2020-06-02 | スタンド型ペンケース |
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---|---|---|---|
JP2020002078U JP3228768U (ja) | 2020-06-02 | 2020-06-02 | スタンド型ペンケース |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7075153B1 (ja) * | 2021-09-29 | 2022-05-25 | 香 江熊 | 物品の開閉構造及びそれを用いた鞄 |
-
2020
- 2020-06-02 JP JP2020002078U patent/JP3228768U/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7075153B1 (ja) * | 2021-09-29 | 2022-05-25 | 香 江熊 | 物品の開閉構造及びそれを用いた鞄 |
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