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JP3227117U - 着物の下衣及び着物の上衣 - Google Patents

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JP3227117U
JP3227117U JP2020001480U JP2020001480U JP3227117U JP 3227117 U JP3227117 U JP 3227117U JP 2020001480 U JP2020001480 U JP 2020001480U JP 2020001480 U JP2020001480 U JP 2020001480U JP 3227117 U JP3227117 U JP 3227117U
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有希子 仲川
有希子 仲川
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有希子 仲川
有希子 仲川
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Abstract

【課題】所有しながら着ることのなかった着物や、丈が短くて着用できなかった着物を有効に利用して、気軽に、短時間で着用でき、既存の一つなぎの着物と同様の外観とすることができるとともに、用具の容量と数が少なく、持ち歩いて移動することが容易な着物を提供する。【解決手段】上衣及び下衣に分離した着物の下衣において、上方に左右方向に延びるおはしょり30と、分離していない着物のおはしょりと同じ外観にするための擬似おはしょり31を左右方向端部に備える。【選択図】図3

Description

本考案は、上下二つに分けた着物に関する。
着物を着る際は、着付けの技能が必要である。そのため、着付けの技能がない場合には、たとえ自分の着物を所有していても気軽に着ない、というケースがよく見られる。
また、着付けの技能が不十分であるために、おはしょりを見栄えよく処理できなかったり、着ている最中に着崩れが起きたりするケースがよく見られる。
また、着物を着るためには、着物、長襦袢、数本の腰ひも、伊達締め、帯、等、多くの用具が必要で、例えば旅先で着る場合等、荷物が多くなることが煩わしかった。
特許文献1には、上衣と下衣に分かれたツーピース型の二部式着物について記載があるが、この着物ではおはしょりが除かれている。
特許文献2には、上衣と下衣に分離されたセパレート着物について記載がある。また、おはしょりは下衣の本体布地に縫着されている。しかし、着衣時におはしょりの端をみえなくするという思想についてはなんら記載がない。
特許文献3には、所蔵している古い着物をリフォームして一人で簡単に着ることができるリフォーム着物について記載がある。しかし、おはしょりは上衣部の下端に設けており、また、着衣時におはしょりの端をみえなくするという思想については何ら記載がない。
特開2018−131725 特開2019−104994 実用新案登録第3178189
所有しながら着ることのなかった着物を有効に利用して、気軽に着ることのできる着物を提供することを課題とする。
着付けの技能なしに着ることができ、かつ既存の一つなぎの着物と同様の外観とすることができる着物を提供することを課題とする。
着付けの技能が不十分であっても、着物の持つ優雅さを失わずに着ることができ、着崩れしない着物を提供することを課題とする。
用具の容量と数が少なく、持ち歩いて移動することが容易な着物を提供することを課題とする。
短時間で着たり脱いだりできる着物を提供することを課題とする。
既存の着物の着丈が短く着用できない場合に、着用できる着物に変更可能な手段を提供することを課題とする。
[1]上衣及び下衣に分離した着物の下衣であって、上方に、左右方向に延びるおはしょりを備え、分離していない着物のおはしょりと同じ外観にするための擬似おはしょりを備えた、着物の下衣によって課題を解決する。
上衣と下衣に分離した着物は従来よりみられる。着物を上衣と下衣に分離し、かつ着物の持つ優雅さを失わず、既存の一つなぎの着物と同様の外観にするためには、おはしょりをどのようにするかが、大きな課題である。本願では、おはしょりを下衣に設ける。既存の一つなぎの着物にあっては、おはしょりの下端は切れ目のない輪になっている。このため、例えば左前みごろが右前みごろの外側に重なる通常の着物では、おはしょりを下衣に設けた場合、左前みごろ(正確には左衿)の左端のおはしょり部の扱いが問題になる。左前みごろの左端でおはしょりの輪が途切れるため、既存の一つなぎの着物と異なる外観となってしまうためである。
そこで、本願では、擬似おはしょりを設ける。本願において、上衣及び下衣に分離した着物は、既存の着物を切り分けて得ることに限らず、既存の着物を経ずに、当初から分離された上衣と下衣を裁縫して得るのでも構わない。
[2]前記擬似おはしょりを、前記左右方向に延びるおはしょりの左右方向端部に備えたことを特徴とする[1]に記載の着物の下衣によって課題を解決する。
擬似おはしょりを左右方向端部に設けることによって、着用時に、分離していない一つなぎの着物のおはしょりと同じ外観にすることができる。分離していない着物では、おはしょりは外観上、通常、左前みごろの身体側に入り込むようにして収まっている。このため、左右方向端部に擬似おはしょりを設けることによって、分離していない一つなぎの着物のおはしょりと同様の外観とすることができる。一般的には女性のきものは左前みごろが右前みごろの外側に重なるため、ここにいう左右方向端部とは、例えば、下衣の左前みごろ側の端部である。また、擬似おはしょりは、例えば、左前みごろの身体側から発する外観となるように取り付ける。左前みごろの端部から発した擬似おはしょりを、おはしょりと重ねて身体に沿わせて右方向に巻き付け、擬似おはしょりの端部は帯の身体側に挟み入れる。この結果、擬似おはしょりの端部は外部から見えない。
[3]前記擬似おはしょりを、前記左右方向に延びるおはしょりの脇縫い線に取り付けて備えたことを特徴とする[1]に記載の着物の下衣によって課題を解決する。
擬似おはしょりを左右方向に延びるおはしょりの脇縫い線に取り付けることによって、分離していない一つなぎの着物のおはしょりと同じ外観にすることができる。通常、女性の着物は左前みごろが右前みごろの外側に重なるため、この場合には脇縫い線とは例えば右前みごろと右後みごろとの脇縫い線である。脇縫い線に縫い込むように取り付けたおはしょりを、右前みごろに重ねて身体に沿わせて左方向に巻き付け、擬似おはしょりの端部は左前みごろの衿の身体側に挟み入れる。この結果、擬似おはしょりの端部は外部から見えない。
[4]上衣及び下衣に分離した着物の上衣であって、上方に、左右方向に延びるおはしょりを備え、分離していない着物のおはしょりと同じ外観にするための擬似おはしょりを備えた下衣を備えた、着物の上衣によって課題を解決する。
上記上衣と下衣によって、外観上一つなぎの着物となる。
[5]既存の一つなぎの着物を上下二つに分離して得た[1]から[3]のいずれかに記載の着物の下衣によって課題を解決する。
上衣と下衣を、既存の一つなぎの着物を上下二つに分離することによって得ることができる。これにより、所有していながら着用していなかった着物をいわゆるリフォームによって活かし、着用することができる。
[6]既存の一つなぎの着物を上下二つに分離して得た[4]に記載の着物の上衣によって課題を解決する。
[7]着衣時に帯でかくれる位置に別布を足したことを特徴とする[4]又は[6]に記載の上衣によって課題を解決する。
着衣時に帯で隠れる位置に別布を足すことによって、身丈が短いために着用できなかった着物であっても身丈に足りるようになり、着ることができる。
既存の一つなぎの着物を切り分けて裁縫するのでなく、当初から分離した上衣と下衣を裁縫して得る場合であっても、上衣の帯で隠れる位置に別布を用いることによって、布の有効利用ができる。
所有しながら着ることのなかった着物を有効に利用して、気軽に着ることができ、着付けの技能なしに、外観が既存の着物と同様の着物を短時間で着ることができる。着付けの技能が不十分であっても、華麗に着ることができ、着崩れしない着物を得ることができる。用具の容量と数が少なく、持ち歩いて移動することが容易な着物を得ることができる。丈が短くて着用できなかった既存の着物を、着用可能な着物に変えることができる。
実施例1と実施例2に係る、既存の着物の切り分けラインを示す。 実施例1と実施例2に係るおはしょりを示す。 実施例1に係る擬似おはしょりを示す。 実施例2に係る擬似おはしょりを示す。
以下、本考案の好適な実施の形態について、図面を参照し説明する。実施例1と実施例2はいずれも、既存の着物を上下に切り分けて下衣を得る例である。実施例1と実施例2は、擬似おはしょりを設ける位置が異なる。実施例3は、既存の着物を上下に切り分けた後、布を足して上衣と下衣と得る例である。
実施例1では、1.既存の着物を上下に切り分ける、2.下衣におはしょりを作り、擬似おはしょりを取り付ける、3.諸調整の後、上衣と下衣の適切な場所に面ファスナーを取り付ける、という流れで既存の着物を上下に分けて上衣と下衣からなる着物を得る。順を追って説明する。
1.既存の着物を上下に切り分ける。
図1を参照して、既存の着物1を切り分けるにあたり、まず、切り分けライン20を定める。上下に切り分けた後、上側は上衣となり下側は下衣となり、着衣者は、上衣を着た後、上方におはしょりを設けた下衣を巻きスカートのように身体に巻いて身に着け、その後外側から帯を巻く。切り分けた後の上衣と下衣のこのような仕様を考慮し、切り分けラインは、次のように決める。
図1の(a)は、既存の一つなぎの着物を前方から見た図である。前方から見ると、着物1は右前みごろ12、右おくみ(図1になし)9、左前みごろ10、左おくみ11を備える。前みごろとおくみにかけて衿16が取り付けてある。
図1(a)に示す通り、切り分けライン20は、前方から見ると左右方向に一つの直線を成す。切り分けライン20は次のように決める。切断対象の着物を、着衣者に着せ、着衣者の身長に応じた見栄えの良いおはしょり位置を定める。あとでおはしょりを作る際に位置がわかるように、おはしょり位置に縫い糸等で印をつけておく。おはしょりの下端から前裾13までの長さA(cm)を測る。前みごろの切り分けラインと前裾13との距離を符号25で示す。
符号25で示す長さの計算式は次の通りである。
Acm+16cm(おはしょりの上下方向長さ)+[3cm×2](おはしょりの折り返し)=Acm+22cm
図1の(b)は、既存の一つなぎの着物を後方から見た図である。後方から見ると、着物1は、右後みごろ17、左後身ごろ18、を備える。右前みごろと右後みごろ、左前みごろと左後みごろは、それぞれ、脇縫い線15で縫い止められている。
図1(b)に示す通り、切り分けライン20は、後方から見ると背縫い線19を頂点とする円弧形状を成す。切り分けライン20は、次のように決める。通常、着物を身につける際、足の厚みを考慮して、着物の裾に関し、着衣者の後ろ中心(着衣者の背中の左右方向中心)が着衣者の前中心よりも3cmほど下がるように着るのが好ましい。また、女性の下半身は、ヒップのふくらみにより、前側よりも後ろ側の方が布を多く使う。これらを考慮して、下衣の後側は、後ろ中心が下衣の前側のこれに対応する位置よりも約6cm長くなるような切り分けラインとする。すなわち、背縫い線19では、切り分けラインは後ろ裾14から次の長さ(符号26)に達する位置である必要がある。すなわち、後方から見た切り分けライン20は、左右の脇縫い線15と交差する位置では、裾(13,14)から符号25(図1(a))で示す長さ上方の位置から発し、背縫い線19と交差する位置では符号26(図1(b))で示す長さ上方の位置に向けてなだらかにカーブするラインである。なお、着物のサイズとの比較で着衣者が痩せていたり太っていたりする場合、余った身幅や足りない身幅を調節しつつ見栄えよく着るために、背縫い線19が着衣者の後ろ中心と一致しないケースがよくある。ずれが生じるのは数cmであり、ずれが生じることは、着衣者の体形とその着衣者が着る個々の着物との関係であらかじめ判明している。このため、着衣者の後ろ中心と背縫い線とが一致しない場合には、切り分けラインのカーブの頂点は、背縫い線19上ではなく、後ろ中心上に設ける。
符号26で示す長さの計算式は次の通りである。
Acm+16cm(おはしょりの上下方向長さ)+[3cm×2](おはしょりの折り返し)+6cm=Acm+28cm
2.下衣におはしょりを作り、擬似おはしょりを取り付ける。
おはしょり位置を決める際に付けた印をもとに、おはしょり位置に、おはしょり30を作る。具体的には、図2に示すとおり、3cmの折り返し35を設けて、おはしょりの端部の、鉛直方向下方に向いた輪36を作る。
このようなおはしょりを備えた下衣を、着衣者の身体に巻きつけた場合、着丈方向に延びる左おくみの左端の端部で、おはしょりの端部の、鉛直方向下方に向いた輪36が途切れる。一方、上衣と下衣に分けない既存の一つなぎの着物では、おはしょりの端部の鉛直方向下方に向いた箇所は、人体を一周する360度、全て途切れのない輪となっている。着物を着る際、左前みごろは右前みごろの外側に重なるところ、上衣と下衣に分けない着物では左前みごろを右前みごろの外側に重ねて左右を合体させた後におはしょりを作るので、おはしょりの箇所では途切れのない輪となっている。
従って、上衣と下衣を分けた着物は、上衣と下衣に分けていない既存の着物と比べて、下衣を身体に巻きつけた際の前みごろの端部において、おはしょりの端部の鉛直方向下方に向いた輪が途切れてしまう、という違いが生じる。そこで、そのようなおはしょりの端部に擬似おはしょりを設けて、そのような違いがないような外観にするのが、本願の特徴である。
具体的には、図3に示す通りである。図3(a)は、下衣6を着衣者が身に付けた状態を、帯40と共に上から見た図として模式的に示す。図3(b)は、着衣者が身に付ける前の広げた状態の下衣6を模式的に示す。
下衣6の上端は実際には背縫い線19との交点を頂点とする円弧形状を呈しているが、ここでは円弧形状を省略し、上端を直線で示している。図3(a)と図3(b)において、下衣6の上端と背縫い線19との交点を星記号で現し、下衣6の上端と脇縫い線15との交点を白丸記号で現し、下衣6の上端と前みごろ(10、12)とおくみ(11、9)を縫い止めた線との交点を黒丸記号で現し、下衣6の上端と下衣6の左右端との交点を二重丸記号で現す。疑似おはしょり31がない場合のおくみ30の左端は、衿16である。
擬似おはしょり31は、衿16の端部に衿16の内側から発するような形態で取り付けてある。図3では、この位置に、擬似おはしょり31をとりつける。着衣時、図3(a)に示す通り、左前みごろと左おくみを右おくみと右前みごろの外側で身体に沿わせ、擬似おはしょり31の端部を帯40の身体側に回し入れて隠す。
擬似おはしょりは、右前みごろの衿の下方の布等、取り除いても外観に影響を与えない場所の布を利用する。また、擬似おはしょりの材料として着物を仕立てた際の余り布を利用しても良い。
実施例1の擬似おはしょり31は、着衣者の体形との関係で着物の身幅が充分に大きく、着衣時に左みごろの端部が右前みごろの脇縫い線まで達する場合に適している(図3(a))。左みごろの端部は衿なので、衿幅が広い場合には、ほぼ常に、着衣時に左みごろの端部は右前みごろの脇縫い線を超える。図3に示すのは、この、衿幅の広い場合の例である。着衣時に左みごろの端部が右前みごろの脇縫い線まで達する場合、後述の実施例2のような、脇縫い線から発して擬似おはしょりを腹側に向けて身体に沿わせる擬似おはしょりは適さない。腹側に向けて身体に沿わせるスペースがないからである。また、衿幅が太く、着衣時に衿が右前みごろの脇縫い線を覆い隠す場合も、同様である。
3.諸調整の後、上衣と下衣の適切な場所に面ファスナーを取り付ける(図示せず)。
下衣の上方の身体側に、外部から見えないような位置にベルト通しを付けるとよい。下衣を自然な立体形状にすることと、着衣者の身に確実に着せることのためである。また、上衣のだぶつきを見栄えよくまとめ、帯をした際に見栄えの良いしわが寄るように、上衣にタックを設けるのが良い。タックは帯でかくれて見えなくなる位置に、左右対称になるように設ける。上衣には衿と長襦袢の袖を取り付ける。
上衣と下衣のそれぞれに、外側から見えないように面ファスナーを取り付ける。上衣にあっては、着衣者の体形・年齢・好みに合わせて衿の開き具合や衣紋の形を決め、見栄えがよくなるよう、二つの前みごろが合わさる位置に数か所、面ファスナーを取り付ける。下衣にあっては、着衣者の体形に合わせて、後ろ中心の下がり具合や前方での二つの前みごろの重なり具合が見栄えよくなるよう、二つの前みごろが合わさる位置と腰回りに数か所、面ファスナーを付ける。これによって、着衣者は面ファスナーを取り付けるのみで、上衣と下衣からなる着物を見栄えよく身につけることができる。
実施例2は、擬似おはしょりを取り付ける位置のみが実施例1と異なる。
実施例2では、擬似おはしょり32を、おはしょり30の右前みごろの脇縫い線15に取り付ける。具体的には、図4に示す通りである。図4(a)は、着衣者が下衣6を身に付けた状態を、帯40と共に模式的に示す。図4(b)は、着衣者が身に付ける前の広げた状態の下衣6を、模式的に示す。
下衣6の上端は実際には背縫い線19との交点を頂点とする円弧形状を呈しているが、ここでは円弧形状を省略し、上端を直線で示している。図4(a)と図4(b)において、下衣6の上端と背縫い線19との交点を星記号で現し、下衣6の上端と脇縫い線15との交点を白丸記号で現し、下衣6の上端と前みごろ(10、12)とおくみ(11、9)を縫い止めた線との交点を黒丸記号で現し、下衣6の上端と下衣6の左右端との交点を二重丸記号で現す。
擬似おはしょり32は、右前みごろと右後みごろの間に挟むように縫い止められている。疑似おはしょり32は、脇縫い線15から発するような外観を呈している。図4(a)に示す通り、疑似おはしょり32を、右前みごろの外側で身体に沿わせ、擬似おはしょり32の端部を左前みごろのおはしょりに入れ込んで隠す。
着衣者の体形との関係で着物の身幅が小さい場合、図4(a)に示す通り、着衣時に左前みごろの端部(正確には左衿)が右前みごろの脇縫い線まで到達しない。そのような場合に、実施例2のような右前みごろの脇縫い線に取り付ける擬似おはしょりが適している。着衣時に左前みごろの端部が右前みごろの脇縫い線まで到達しない場合であっても、実施例1のような、左前みごろの端部(左衿の端部)から発するおはしょりに相当する擬似おはしょりとすることもできる。しかし、その場合、擬似おはしょりは背側の帯のある位置までの長さの長い布を確保する必要が生じる。また、擬似おはしょりに右前みごろ脇線に相当する擬似継ぎ目を作る必要が生じる。このため、実施例3のような疑似おはしょりが適している。
実施例3では、既存の着物を上下に切り分けた後、切り分けたものに布を足して上衣と下衣と得る(図示しない)。これにより、着衣者にとって切り分ける前の着物の身丈が短い、という場合に、上衣と下衣に分けることによりその着物を着ることができる、という効果がある。
本願に係る実施例では、おはしょりの折り返しは3cmであり、おはしょりの折り返しのための着丈方向の布は6cmである。一方、既存の一つなぎの着物では、着衣時に締めた腰ひもを外側から隠すように折り返しておはしょりを作るため、おはしょりの折り返しのための着丈方向の布は短くても10cm必要である。このため、本願に係る上衣と下衣に分けた着物では、下衣に関し、おはしょりの折返しの布地が少ない分で、着丈方向に使える布を得ている。
実施例3では、これに加えて、上衣の、上から帯を締めた際に隠れる箇所について別布を足し、着丈方向に使える布地を得る。加える際に用いる布地は、帯に隠れて見えない箇所に用いるので、もとの着物と同じである必要がない。
1 既存の一つなぎの着物
6 下衣
9 右おくみ
10 左前みごろ
11 左おくみ
12 右前みごろ
13 前裾
14 後裾
15 脇縫い線
16 衿
17 右後みごろ
18 左後みごろ
19 背縫い線
20 切り分けライン
25 下衣に必要な前みごろの上下方向長さ
26 下衣に必要な背縫い線の上下方向長さ
30 おはしょり
31 擬似おはしょり
32 擬似おはしょり
35 折り返し
36 輪
40 帯

Claims (7)

  1. 上衣及び下衣に分離した着物の下衣であって、
    上方に、左右方向に延びるおはしょりを備え、
    分離していない着物のおはしょりと同じ外観にするための擬似おはしょりを備えた、着物の下衣。
  2. 前記擬似おはしょりを、前記左右方向に延びるおはしょりの左右方向端部に備えたことを特徴とする請求項1に記載の着物の下衣。
  3. 前記擬似おはしょりを、前記左右方向に延びるおはしょりの脇縫い線に取り付けて備えたことを特徴とする請求項1に記載の着物の下衣。
  4. 上衣及び下衣に分離した着物の上衣であって、
    上方に、左右方向に延びるおはしょりを備え、分離していない着物のおはしょりと同じ外観にするための擬似おはしょりを備えた下衣を備えた、着物の上衣。
  5. 既存の一つなぎの着物を上下二つに分離して得た請求項1から請求項3のいずれかに記載の着物の下衣。
  6. 既存の一つなぎの着物を上下二つに分離して得た請求項4に記載の着物の上衣。
  7. 着衣時に帯でかくれる位置に別布を足したことを特徴とする請求項4又は請求項6に記載の上衣。
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