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JP3223032B2 - 静電塗装機 - Google Patents

静電塗装機

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JP3223032B2
JP3223032B2 JP01000094A JP1000094A JP3223032B2 JP 3223032 B2 JP3223032 B2 JP 3223032B2 JP 01000094 A JP01000094 A JP 01000094A JP 1000094 A JP1000094 A JP 1000094A JP 3223032 B2 JP3223032 B2 JP 3223032B2
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air
chamber
atomizing head
slit
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下 正 晴 松
田 高 稔 奥
辺 東 一 渡
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Trinity Industrial Corp
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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B3/00Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
    • B05B3/10Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces
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    • B05B3/1092Means for supplying shaping gas

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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアモータの管状回転
軸に挿通された塗料パイプから回転霧化頭に供給された
塗料をその回転霧化頭により霧化して塗装するセンター
フィードタイプの静電塗装機に関し、特にメタリック塗
料を静電塗装するのに適した静電塗装機に関する。
【0002】
【従来の技術】高電圧が印加される回転霧化頭を高速で
回転させて、その回転力と静電気力により塗料を霧化さ
せると同時に、反対極に印加されたワークに塗料を静電
塗着させるように成された静電塗装は、塗着効率が良く
塗料の無駄が少ないだけでなく、均一の塗膜を形成する
ことができるので、自動車ボディなどのように高い塗装
品質が要求される塗装に用いられている。
【0003】この回転霧化式の静電塗装装置としては、
回転霧化頭に塗料を供給する塗料パイプが回転霧化頭の
回転軸から偏心した位置に配されたサイドフィードタイ
プのものと、塗料パイプがエアモータの管状回転軸に挿
通して配されたセンターフィードタイプのものがある。
そして、サイドフィードタイプのものは、回転霧化頭の
背面側に塗料パイプを挿通する環状のスリット又は開口
部か形成されており、高速回転している回転霧化頭に塗
料を供給したときに、そのスリット等から塗料が跳ね返
り、回転霧化頭の背面側に飛び散って塗着効率が低下し
たり、その塗料が霧化されないまま帯電されて被塗物に
付着して塗装不良を生ずるおそれがあるので、最近では
そのようなおそれのないセンターフィードタイプのもの
が普及している。
【0004】ところで、このような回転霧化式の静電塗
装機でメタリック塗料を塗装する場合、メタリック塗料
に含有された箔状のメタル片が静電作用により分極さ
れ、ワーク表面に対しあたかも植毛されるかのように一
定の方向を向いて塗着されてしまうので、その塗膜は見
る方向によって色が変化する玉虫色を呈したり、光線の
具合によって縞模様が浮き出てしまう。このため、メタ
リック塗装を行う場合、従来は、静電作用の比較的弱い
エア霧化タイプの静電塗装機を用いたり、静電作用を全
く用いないエアスプレーガンにより塗装せざるを得なか
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の塗装機を用いた場合の塗着効率は、エア霧化タイプの
静電塗装機でさえせいぜい40〜50%,エアスプレー
ガンに至っては30%と極めて低く、塗着効率が80%
以上もある回転霧化式の静電塗装機に比して、塗料の無
駄が多いだけでなく、ワークに付着しなかった塗料ミス
トを含む汚染空気を排気する際の排気処理にコストがか
かるという問題があった。すなわち、静電作用を強くす
ると塗着効率は向上するものの塗装不良を生じ、静電作
用を弱くすると塗装品質は向上するものの塗着効率が低
下してしまう。
【0006】そこで、本発明は、供給した塗料が回転霧
化頭の背面側から飛び散らないようにエアモータの管状
回転軸に挿通した塗料パイプから回転霧化頭内へ塗料を
供給するセンターフィードタイプの静電塗装機を用い
て、メタリック塗料を塗装する場合でも、塗着効率及び
塗装品質の双方を向上させ、その塗膜が玉虫色を呈した
り縞模様が浮き出たりしないようにすることを技術的課
題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本願第一の発明は、エアモータの管状回転軸の先端
に取り付けられた回転霧化頭がその先端面を露出した状
態で機体に内蔵され、前記管状回転軸に挿通された塗料
パイプから回転霧化頭内の塗料室に供給された塗料が、
回転霧化頭の先端周縁部に形成された塗料噴霧スリット
から霧化され、回転霧化頭の外側からシェーピングエア
を噴射して噴霧塗料の拡がりを抑えるように成された静
電塗装機において、前記回転霧化頭には、前記塗料噴霧
スリットから噴霧された塗料に向かって攪拌用空気を噴
射する空気噴射スリットが、塗料噴霧スリットの内側に
沿って環状に形成されると共に、当該空気噴射スリット
に圧縮エアを送給する空気室が前記塗料室に対して回転
霧化頭の先端側に形成されて成り、前記塗料パイプの内
側に挿通されたエアパイプの先端が、空気室と塗料室と
の隔壁に穿設された透孔に非接触状態で挿通され、空気
室内に開口されたことを特徴とする。また、本願第二の
発明は、エアモータの管状回転軸の先端に取り付けられ
た回転霧化頭がその先端面を露出した状態で機体に内蔵
され、前記管状回転軸に挿通された塗料パイプから回転
霧化頭内の塗料室に供給された塗料が、回転霧化頭の先
端周縁部に形成された塗料噴霧スリットから霧化され、
回転霧化頭の外側からシェーピングエアを噴射して噴霧
塗料の拡がりを抑えるように成された静電塗装機におい
て、前記回転霧化頭には、前記塗料噴霧スリットから噴
霧された塗料に向かって攪拌用空気を噴射する空気噴射
スリットが、塗料噴霧スリットの内側に沿って環状に形
成されると共に、前記空気噴射スリットに圧縮エアを送
給する空気室が前記塗料室に対して回転霧化頭の背面側
に形成されて成り、前記管状回転軸の先端が空気室に開
口されて、管状回転軸と塗料パイプの隙間が前記空気室
に圧縮空気を供給する空気供給流路に形成され、前記塗
料パイプの先端が、空気室と塗料室との隔壁に穿設され
た透孔に非接触状態で挿通され、塗料室内に開口された
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、まず、回転霧化頭の管状回転
軸内に挿通された塗料パイプを通って供給された塗料
が、回転霧化頭の回転及び静電気力により霧化され、先
端周縁部に形成された塗料噴霧スリットの外側から噴射
されるシェーピングエアにより拡がりが抑えられて所定
のパターンで噴霧される。このとき、塗料パイプに挿通
されたエアパイプから回転霧化頭の空気室内に供給され
た圧縮空気が、塗料噴霧スリットの内側に沿って形成さ
れた空気噴射スリットから噴霧塗料に向かって噴射さ
れ、その空気流は回転霧化頭の回転により、外側に拡が
る渦巻流となる。
【0009】したがって、メタリック塗料を塗装する場
合、塗料噴霧スリットから噴霧された塗料は、その外側
がシェーピングエアに囲まれて所定の噴霧パターンに維
持されると共に、その内側に形成される渦巻状の空気流
により攪拌され、塗料中に含まれるメタル片の向きが一
定の方向に偏ることなく均一に分散されるので、その塗
膜は、玉虫色を呈したり、縞模様が浮き出ることなく、
均一に仕上がり、しかも、塗料成分は静電気力によりワ
ーク表面に塗着されるので、塗着効率が低下することも
ない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本発明に係る静電塗装機の一
実施例を示す断面図、図2はその要部を拡大して示す正
面図、図3は本発明に係る他の静電塗装機を示す断面
図、図4はそのA−A線断面図である。
【0011】図中1は、高電圧が印加される回転霧化頭
2をエアモータ3の管状回転軸4の先端に取り付けて成
る静電塗装機であって、回転霧化頭2は、その先端面を
露出した状態で機体5内に内蔵され、その先端周縁部に
は、前記管状回転軸4内を通って供給される塗料を静電
霧化させて噴霧する塗料噴霧スリット6が環状に形成さ
れると共に、当該塗料噴霧スリット6から噴霧された塗
料に向かって攪拌用空気を噴射する空気噴射スリット7
が塗料噴霧スリット6の内側に沿って環状に形成されて
いる。
【0012】回転霧化頭2は、その内部に、環状回転軸
4内に非接触状態で挿通支持された塗料パイプ8から塗
料の供給を受ける塗料室9と、当該塗料室9に対して回
転霧化頭2の先端側に位置する空気室10が形成されて
いる。そして、塗料室9は、放射状に形成された塗料通
路9aを介して前記塗料噴霧スリット6に連通され、空
気室10は、放射状に形成された空気通路10aを介し
て前記空気噴射スリット7に連通されている。なお、各
スリット6,7は、スリット幅が偏らないように多数の
溝孔6a,7aを所定間隔で環状に配して形成されてい
るが、連続した一本のスリットを環状に形成する場合で
あってもよい。
【0013】空気室10に圧縮エアを供給するエアパイ
プ11は、塗料パイプ8の内側に挿通されて、塗料パイ
プ8を外管としエアパイプ11を内管とする二重管構造
に形成されている。そして、塗料パイプ8の先端が塗料
室9内に開口され、エアパイプ11の先端が、塗料室9
と空気室10の隔壁12に穿設された透孔13に非接触
状態で挿通され、空気室10内に開口されている。
【0014】また、機体5には、回転霧化頭2の外周に
沿って、塗料噴霧スリット6から噴霧された塗料に向か
ってその外側から圧縮空気を噴射して噴霧パターンを整
えるシェーピングエア噴射スリット14が環状に形成さ
れている。そして、このスリット14も、スリット幅が
偏らないように多数の溝孔14aを所定間隔で環状に配
して形成されているが、連続した一本のスリットを環状
に形成する場合であってもよい。
【0015】以上が本発明の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。まず、回転霧化頭2に高電圧
を印加しながら環状回転軸4を回転させると同時に、環
状回転軸4内に挿通された塗料パイプ8から塗料を供給
すると、塗料は塗料室9から塗料通路9aを通って塗料
噴霧スリット6の先端に達し、その回転力及び静電気力
によって霧化される。
【0016】このとき、塗料パイプ8内に挿通されたエ
アパイプ11から圧縮空気を供給すると、圧縮空気は空
気室10から空気通路10aを通って空気噴射スリット
7の先端に達し、その回転力により渦流となって、塗料
噴霧スリット6から噴霧された塗料に向かってその内側
から塗料を攪拌するように噴射される。また、これと同
時にシェーピングエア噴霧スリット14からシェーピン
グエアを噴射させると、塗料噴霧スリット6の外側及び
内側の双方から圧縮空気が噴射されることとなり、塗料
は回転力,静電気力だけでなく、その空気圧によっても
霧化されるので、回転数を多少低下させても塗料を微粒
化して噴霧することができ、回転霧化頭2の高速回転に
よるメタル片の変形に起因する塗装不良を防止すること
ができる。
【0017】また、霧化された塗料は、その外側にシェ
ーピングエアが噴射されているので、遠心力による拡が
りが抑えられて所定のパターンで噴霧されると同時に、
内側から噴射された攪拌用空気の渦流により攪拌され
て、塗料中に含まれるメタル片の向きが一定の方向に偏
ることなく均一に分散される。そして、塗料中の塗料成
分はそのまま静電塗着され、メタル片はその向きが均一
に分散されて塗着されるので、その塗膜は、玉虫色を呈
したり、縞模様が浮き出ることなく、均一に仕上がり、
塗着効率が低下することもない。
【0018】図3は本発明に係る他の静電塗装機を示す
断面図であって、図4はそのA−A線断面図である。な
お、図1及び図2と重複する部分については同一符号を
付して詳細説明は省略する。
【0019】本例では、空気噴射スリット7に圧縮エア
を送給する空気室20が塗料室21に対して回転霧化頭
2の背面側に形成されて成り、管状回転軸4の先端が空
気室20内に開口するように接続され、圧縮エアが、管
状回転軸4とその内部に挿通された塗料パイプ22との
隙間に形成された空気供給流路4aを介して前記空気室
20に供給されるように成されている。
【0020】塗料室21に塗料を供給する塗料パイプ2
2は、環状回転軸4内に非接触状態で挿通され、その先
端が空気室20と塗料室21の隔壁23に穿設された透
孔24に非接触状態で挿通され、塗料室21内に開口さ
れている。そして、塗料室21は、放射状に形成された
塗料通路21aを介して前記塗料噴霧スリット6に連通
され、空気室20は、前記塗料通路21aと交差しない
ように形成された空気通路20aを介して前記塗料室2
1の前方に形成された環状の副空気室25に接続され、
当該副空気室25が空気噴射スリット7に連通されてい
る。
【0021】そして、空気噴射スリット7とシェーピン
グエア噴射スリット14からシェーピングエアを噴射さ
せながら塗装すると、塗料噴霧スリット6の外側及び内
側の双方から圧縮空気が噴射されることとなり、塗料は
回転力,静電気力だけでなく、その空気圧によっても霧
化されて微粒化を促すことができ、霧化された塗料は、
シェーピングエアにより所定のパターンで噴霧されると
同時に、内側から噴射された攪拌用空気の渦流により攪
拌されるので、塗料中に含まれるメタル片の向きが一定
の方向に偏ることなく均一に分散され、その塗膜は、玉
虫色を呈したり、縞模様が浮き出ることなく、均一に仕
上がり、塗着効率が低下することもない。
【0022】また、本例では、圧縮エアが、管状回転軸
4とその内部に挿通された塗料パイプ22との隙間に形
成された空気供給流路4aを介して前記空気室20に供
給され、管状回転軸4内には塗料パイプ22のみを挿入
すればよく、別途エアパイプを設ける必要がないので、
図1に示す静電塗装機1のように塗料パイプ8内にエア
パイプ11を配したものに比して、構造が非常に簡単に
なる。
【0023】なお、実施例の説明では、シェーピングエ
ア噴射スリット14を機体5に形成した場合について説
明したが、回転霧化頭2を収納する機体5内を陽圧にし
て、回転霧化頭2と機体5との隙間からシェーピングエ
アを噴射させるようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、メ
タリック塗料を回転霧化頭の回転及び静電気力により静
電霧化させて塗装する場合に、噴霧塗料の外側がシェー
ピングエアで規制されると共に、塗料中のメタル片が、
噴霧塗料の内側に形成される攪拌用空気の渦流により攪
拌され、塗料中に含まれるメタル片の向きが一定の方向
に偏ることなく均一に分散され、その塗膜は、玉虫色を
呈したり、縞模様が浮き出ることなく、均一に仕上が
り、しかも、塗料成分は静電気力により被塗装物の表面
に効率良く塗着されるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静電塗装機の一例を示す断面図。
【図2】その要部を拡大して示す正面図。
【図3】本発明に係る他の静電塗装機の一例を示す断面
図。
【図4】そのA−A線断面図。
【符号の説明】
1・・・静電塗装機 2・・・回転霧化頭 3・・・エアモータ 4・・・管状回転軸 5・・・機体 6・・・塗料噴霧ス
リット 7・・・空気噴射スリット 8・・・塗料パイプ 9・・・塗料室 10・・・空気室 11・・・エアパイプ 12・・・隔壁 13・・・透孔 20・・・空気室 21・・・塗料室 22・・・塗料パイ
プ 23・・・隔壁 24・・・透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−131159(JP,A) 特開 平2−152568(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 5/00 - 5/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアモータ(3)の管状回転軸(4)の
    先端に取り付けられた回転霧化頭(2)がその先端面を
    露出した状態で機体(5)に内蔵され、前記管状回転軸
    (4)に挿通された塗料パイプ(8)から回転霧化頭
    (2)内の塗料室(9)に供給された塗料が、回転霧化
    頭(2)の先端周縁部に形成された塗料噴霧スリット
    (6)から霧化され、回転霧化頭(2)の外側からシェ
    ーピングエアを噴射して噴霧塗料の拡がりを抑えるよう
    に成された静電塗装機において、前記回転霧化頭(2)
    には、前記塗料噴霧スリット(6)から噴霧された塗料
    に向かって攪拌用空気を噴射する空気噴射スリット
    (7)が、塗料噴霧スリット(6)の内側に沿って環状
    に形成されると共に、当該空気噴射スリット(7)に圧
    縮エアを送給する空気室(10)が前記塗料室(9)に対
    して回転霧化頭(2)の先端側に形成されて成り、前記
    塗料パイプ(8)の内側に挿通されたエアパイプ(11)
    の先端が、空気室(10)と塗料室(9)との隔壁(12)
    に穿設された透孔(13)に非接触状態で挿通され、空気
    室(10)内に開口されたことを特徴とする静電塗装機。
  2. 【請求項2】 エアモータ(3)の管状回転軸(4)の
    先端に取り付けられた回転霧化頭(2)がその先端面を
    露出した状態で機体(5)に内蔵され、前記管状回転軸
    (4)に挿通された塗料パイプ(22)から回転霧化頭
    (2)内の塗料室(21)に供給された塗料が、回転霧化
    頭(2)の先端周縁部に形成された塗料噴霧スリット
    (6)から霧化され、回転霧化頭(2)の外側からシェ
    ーピングエアを噴射して噴霧塗料の拡がりを抑えるよう
    に成された静電塗装機において、前記回転霧化頭(2)
    には、前記塗料噴霧スリット(6)から噴霧された塗料
    に向かって攪拌用空気を噴射する空気噴射スリット
    (7)が、塗料噴霧スリット(6)の内側に沿って環状
    に形成されると共に、前記空気噴射スリット(7)に圧
    縮エアを送給する空気室(20)が前記塗料室(21)に対
    して回転霧化頭(2)の背面側に形成されて成り、前記
    管状回転軸(4)の先端が空気室(20)に開口されて、
    管状回転軸(4)と塗料パイプ(22)の隙間が前記空気
    室(20)に圧縮空気を供給する空気供給流路(4a)に形
    成され、前記塗料パイプ(22)の先端が、空気室(20)
    と塗料室(21)との隔壁(23)に穿設された透孔(24)
    に非接触状態で挿通され、塗料室(21)内に開口された
    ことを特徴とする静電塗装機。
JP01000094A 1994-01-31 1994-01-31 静電塗装機 Expired - Fee Related JP3223032B2 (ja)

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JP2012081435A (ja) * 2010-10-13 2012-04-26 Honda Motor Co Ltd 回転霧化式塗装装置
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CN108273672B (zh) * 2017-01-05 2020-10-20 都林安川机器人有限公司 涂料喷射装置用喷嘴
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